JP2004141409A - アームレスト構造 - Google Patents

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Masuo Yoshida
吉田 眞素夫
Masaru Takeuchi
竹内 勝
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

【課題】左右のシートが独立して前後にスライドするシート構造において、アームレスト上面の保護材をコンパクトに収納して、アームレストスルーを可能とするアームレスト構造を提供する。
【解決手段】左右に並設した自動車シート1を独立して前後にスライド可能とし、その左右の自動車シート1のいずれかのシートバック9に前倒部10を形成し、その前倒部10を前倒してアームレスト3として使用し、また、前倒によって生じるシートバック開口12をスルー積載部として使用するアームレスト構造において、前記アームレスト3の上面片側の表皮を二枚とし、中央部分から折り返し可能とし、アームレスト3上に荷物を積載する際に、上面の表皮4を反転させて保護カバーとする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアームレスト構造に関し、特に、左右のシートが独立して前後にスライドするシート構造において、アームレスト上面の保護材をコンパクトに収納して、アームレストスルーを可能とするアームレスト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、スポーツやレジャーの多様化に伴い、自動車も多くの荷物を積載できるタイプのものが多数出回ってきた。そして、このようなタイプの車として、車室後方にラゲッジルームと称する荷室を備えた車両がある。
一方、車室内のシートには、一般に、肘掛けとしてアームレストが設けられている。例えばリヤシートにあっては、シートバック中央部分にアームレストを収納し、必要時にアームレストをシート前方に前倒して肘掛けとして使用する構成となっている。
そして、アームレストを前倒した際に、前倒によってシートバックに開口が生じるが、この開口をラゲッジルームと連通させることによって、長尺物の収納スペースを確保することができる。
【0003】
このようないわゆるアームレストスルーを採用した例としては、図3に示すように、リアシートバックのアームレスト50を前倒させて車室51とトランクルーム52とを連通させるスルー開口53を形成したものがある。そして、アームレスト50の上面はアームレストトレー54によって覆ってその保護をしている。
また、前記アームレストスルーに関する技術として特開2001−277922号公報記載の技術が知られている。
【特許文献1】
特開2001−277922号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シート55が左右に分割されて独立して前後にスライドする座席の場合では、前記従来のアームレストスルー機構を採用すると、シート55の前後位置が左右でズレている場合、図4に示すようにアームレスト50を前倒すると、アームレストトレー54のみが起立した状態で車室51内に残ってしまい、乗員に対して邪魔となってしまう。
本発明は係る従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、左右のシートが独立して前後にスライドするシート構造において、アームレスト上面の保護材をコンパクトに収納して、アームレストスルーを可能とするアームレスト構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための手段として本発明請求項1記載の発明では、左右に並設した自動車シートを独立して前後にスライド可能とし、その左右の自動車シートのいずれかのシートバックに前倒部を形成し、その前倒部を前倒してアームレストとして使用し、また、前倒によって生じるシートバック開口をスルー積載部として使用するアームレスト構造において、前記アームレストの上面片側の表皮を二枚とし、中央部分から折り返し可能とし、アームレスト上に荷物を積載する際に、上側の表皮を反転させて保護カバーとする構成とした。
【0006】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記アームレストの上面の一端に陥没した小物入れを形成し、上面の表皮を反転させることによって、小物入れ部分も同時に保護する構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】
請求項1記載のアームレスト構造においては、左右に並設した自動車シートを独立して前後にスライド可能とし、その左右の自動車シートのいずれかのシートバックに前倒部を形成し、その前倒部を前倒してアームレストとして使用し、また、前倒によって生じるシートバック開口をスルー積載部として使用するアームレスト構造において、前記アームレストの上面片側の表皮を二枚とし、中央部分から折り返し可能とし、アームレスト上に荷物を積載する際に、上側の表皮を反転させて保護カバーとするので、アームレストスルーとして使用するときは上側を折り返すのみで、全体を被覆保護することができ、アームレスト表皮の汚れを防止することができる。
また、アームレストを保護するアームレストトレー等を別途備える必要が無く、アームレスト使用時、アームレストトレーが車室内で邪魔にならない。
さらに、アームレストトレーを設ける必要がないので製造コストを低減することができる。
【0008】
請求項2記載のアームレスト構造においては、表皮を反転させて小物入れの部分も同時に覆うことができるので、長尺物をアームレスト上に積載した場合に、小物入れの傷付、損傷を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のアームレスト構造を適用した後部座席の全体図、図2はアームレストの表皮を反転させる場合の説明図である。
本発明のアームレスト構造は図1に示すように、車両後部の左右のシート1と、そのシート1の後方に配置されたラゲッジフロア2と、そのシート1の中央部分に配置された回動自在のアームレスト3と、そのアームレスト3の上面片側に重ねられた上側の表皮4を主要な構成としている。
【0010】
前記車両は車室と連続したラゲッジフロア2を有し、車室の後方に荷室の空間が連続している。
前記シート1は左右それぞれが独立して前後にスライド可能であり、シート1の下にはスライドレール5が配設されて、スライドレバー6を引くと、それぞれ左右のスライドレール5上を前後へスライドするようになっている。
図中符号7はリクライニングデバイスであり、これを操作してシートバック9の傾きを調整する。
左右のシート1はそれぞれ座部8とシートバック9から形成され、右シート1の座部8及びシートバック9は横幅が広く、右シートは2人掛け、左シートは一人掛けとなっている。そして、その横幅の広い右シートバック9の中央側端部は縦割り分割され、独立して前倒可能な前倒部10となっている。
【0011】
前記前倒部10は、周囲をシート1の表皮と同一の表皮に覆われた直方体の形状であり、下端に回動支軸11が挿通されて右シートバック9に連結され、この回動支軸を中心に前方へ略90度回動して、シートバック9とアームレスト3を兼ねるようになっている。
前倒部10を前倒させて水平にすると左右のシートを仕切るアームレスト3が形成され、前倒部10を起立させるとシートバック9として2人掛けが可能となる。
前倒部10を前倒させると、それによってシートバック9の中央部分に開口12が生じるが、この開口12は長尺物を通過させて積載するスルー積載部として使用することができる。
【0012】
前記アームレスト3の上面の先端には陥没した樹脂製のカップホルダ13(小物入れ)が配置されている。そして、樹脂製のカップホルダ13を除いたアームレスト3の外周はシート1の表皮と同一の表皮、すなわちシートクロスで覆われている。
また、アームレスト3の上面の表皮は後方半分が二枚に重ねられ、中央を境として、折り返し可能となっている。そして上側の表皮4はアームレストの後ろ側周囲にファスナー14によって留められている。
ファスナー14を開くと、上側の表皮4が剥がれて、中央部分から折り返し可能となる。折り返して反対側へ被せることにより、剥がれた部分が露出すると共に、上側のシートの裏が露出してアームレスト3の上面を保護することになる。そして、同時にカップホルダ13の樹脂部分も保護する。この保護面16は塩化ビニールシート等によって構成されて、汚れの付着防止、傷付き難い表面処理がなされている。
【0013】
次に本実施の形態の作用を説明する。
長尺物を積載する場合には、前倒部10を前倒して後部シート1のシートバック9の中央部分に開口12を形成する。
この開口12をスルー積載部として長尺物をラゲッジフロア2との間に通して積載する。
また、前倒部10を前倒させることによりアームレスト3が形成されるが、このアームレスト3上面には長尺物が載るので、アームレスト3のファスナー14を開き、上側の表皮4を剥がして裏返して前方に被せる。
この上側の表皮4を裏返して前方に被せることにより、剥がれた部分及び上側の表皮4の裏が露出してアームレスト3の上面を保護することになる。この保護面16は塩化ビニールシート等によって構成されているので、汚れの付着防止、傷付防止処理がなされる。
同時にアームレスト3の表面にあるカップホルダ13の樹脂部分も保護する。
【0014】
長尺物を積載しない通常の走行では、上側の表皮4を元に戻してファスナー14で止着する。これにより、アームレスト3はシートクロスによって覆われ、アームレスト3またはシートバック9として使用することができる。
本実施の形態では、上側の表皮4を裏返して被せるのみでアームレスト3を保護するので、従来のように、アームレストトレーを設ける必要がなく、特に、左右のシート1をスライドさせて前後した場合に、アームレストトレーが突起して車室空間の障害となることはない。
【0015】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態で説明した上側の表皮4を留める構成は、ファスナー14の代わりとしてホック、デュアルロック等を使用することもできる。
また、前記実施の形態では後部シートに適用するアームレストについて説明したが、運転席等のアームレストに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】アームレスト構造を適用した後部座席の全体図である。
【図2】アームレストの表皮を反転させる場合の説明図である。
【図3】従来例に係るアームレストの説明図である。
【図4】従来例に係るシートが前後にスライドした状態のアームレストの説明図である。
【符号の説明】
1 シート
2 ラゲッジフロア
3 アームレスト
4 上側の表皮
5 スライドレール
6 スライドレバー
7 リクライニングデバイス
8 座部
9 シートバック
10 前倒部
11 回動支軸
12 開口
13 カップホルダ
14 ファスナー
16 保護面

Claims (2)

  1. 左右に並設した自動車シートを独立して前後にスライド可能とし、その左右の自動車シートのいずれかのシートバックに前倒部を形成し、その前倒部を前倒してアームレストとして使用し、また、前倒によって生じるシートバック開口をスルー積載部として使用するアームレスト構造において、
    前記アームレストの上面片側の表皮を二枚とし、中央部分から折り返し可能とし、アームレスト上に荷物を積載する際に、上側の表皮を反転させて保護カバーとすることを特徴とするアームレスト構造。
  2. 前記アームレストの上面の一端に陥没した小物入れを形成し、上面の表皮を反転させることによって、小物入れ部分も同時に保護することを特徴とする請求項1記載のアームレスト構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004055635A1 (de) * 2004-11-12 2006-06-01 Sitech Sitztechnik Gmbh Wendekissen für eine klappbare Armlehne
CN106585447A (zh) * 2016-12-30 2017-04-26 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 一种可伸缩的后排中央扶手
CN106740324A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 一种可伸缩的长度可调的后排中央扶手
CN106740325A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 一种可伸缩的封闭式后排中央扶手

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