JP2806835B2 - 補助シート - Google Patents

補助シート

Info

Publication number
JP2806835B2
JP2806835B2 JP7221859A JP22185995A JP2806835B2 JP 2806835 B2 JP2806835 B2 JP 2806835B2 JP 7221859 A JP7221859 A JP 7221859A JP 22185995 A JP22185995 A JP 22185995A JP 2806835 B2 JP2806835 B2 JP 2806835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary
seat
tray
auxiliary sheet
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7221859A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0958316A (ja
Inventor
典 更岡
Original Assignee
セントラル自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セントラル自動車株式会社 filed Critical セントラル自動車株式会社
Priority to JP7221859A priority Critical patent/JP2806835B2/ja
Publication of JPH0958316A publication Critical patent/JPH0958316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2806835B2 publication Critical patent/JP2806835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられる
補助シートに関する。
【0002】
【従来の技術】車には、乗員が座るシートの下部に収納
部を形成し、この収納部へ小物を入れるトレーを収納し
たものがある。
【0003】しかしながら、図7に示すトレー60で
は、着座部62を開放して小物を取り出さなければなら
ず、乗員が着座部62に座ったままでは利用できない。
【0004】また、図8に示すトレー64では、引き出
し方向が一方向であるため、使い勝手が余り良くない。
【0005】一方、フラットフロアタイプの車では、フ
ロントシートの後方がフラットなラゲッジ用のスペース
とされ、荷物等を載せることができるようになっている
が、このフロアを乗員が座れるように適時変更できれ
ば、車の使用形態のバリエーションが向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、小物を入れるトレーの使い勝手を良くし、同時
に、車のフロアを簡単に乗員が座れるようにすることが
できる補助シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の補助シ
ートでは、収納部がフロントシートの下部に形成されて
いる。この収納部には、補助シートが収納されている。
また、補助シートの下面には、係合手段が形成されてお
り、この係合手段は、フロントシートの後方へ延びるレ
ール手段とスライド可能に係合しており、補助シートが
スムーズにスライドできるようになっている。このた
め、必要なときだけ、補助シートを引き出して着座し、
使用しないときは、収納部に補助シートを収納しておけ
ば、フロントシートの後方をラゲッジスペースとして広
く使用できる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】請求項2に記載の補助シートでは、枠体を
備えており、この枠体の上方は開口し、側面には引出口
が形成されている。枠体の中には、トレーが収納されて
おり、引出口から引き出すことができる。また、枠体の
上方の開口は開閉自在な着座部で覆われ、乗員が着座す
ることができるようになっている。
【0012】従って、引出口を車両前後側及び車両の中
央側の3か所に形成すれば、補助シートに座ったままで
も、3方向からトレー内に収納された小物等を取り出す
ことができる。また、着座部を開放すれば、上方向から
の取り出しも可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、フロン
トシート10は、フロアパネルPに固定され車両後方側
に開口部12が形成された枠状の台座14に取付けられ
ている。この台座14とフロアパネルPとが構成する空
間が、本形態に係る補助シート18の収納部16とな
る。
【0014】補助シート18は、矩形状の枠体20を備
えている。この枠体20は、車両前後側及び車両の中央
側の3か所の側面が開口されており、図4に示すよう
に、この開口が引出口22、24、26とされている。
また、上方も開口され枠体20内へ納められた箱状のト
レー28に収納された小物の取出口30となっている。
【0015】このトレー28の車両前後側の側面積は、
引出口22、24の開口面積より若干小さくされ、ま
た、中央側の側面積は、引出口26の開口面積より若干
小さくされている。これによって、トレー28を引出口
22、24、26の3方からスムーズに引き出すことが
できる。
【0016】さらに、枠体20の下側には、図5に示す
ように、底板32が設けられており、引出口22、2
4、26の開口縁と面一となっている。これによって、
トレー28を、引出口22、24、26の開口縁に引っ
掛かけることなくスムーズに引き出すことができる。な
お、トレー28は、枠体20の肉厚分だけ内側へ引っ込
んでいるので、上縁部には、乗員が指を掛けることがで
きるように把手34が設けられている。
【0017】一方、枠体20の取出口30は、矩形状の
クッション36で覆われ、乗員が着座することができる
ようになっている。このクッション36は、ヒンジ(図
示省略)で開閉可能となっており、必要に応じて取出口
30を開放できるようになっている。また、枠体20に
は、図示しないラチェットロック機構で折り畳み可能な
背もたれ38が設けられている。この背もたれ38は、
補助シート18が収納部16へ収納されるときは折り畳
まれ、引き出されたときには起伏されて使用される。
【0018】さらに、フロアパネルPには、収納部16
からフロントシート10の後方に亘って2条のレール4
0が敷設されている。このレール40には、枠体20の
下面に凹設されたレール溝42がスライド可能に係合し
ている。また、レール40の端部には、ストッパー44
が形成されており、補助シート18が抜け出さないよう
になっている。
【0019】さらに、フロアパネルPには、図2及び図
3に示すように、2つの係止孔46、48が穿設されて
いる。この係止孔46、48へは、枠体20の下部に設
けられた止めピン50が挿入され、補助シート18を収
納位置と使用位置とで固定することができるようになっ
ている。
【0020】図6に示すように、この止めピン50は、
枠体20の下部に穿設された貫通孔52へ挿入されるよ
うになっている。貫通孔52の上部孔縁は、枠体20の
長手方向に沿って凹設され長溝54となっている。この
長溝54には、操作板56が枠体20の表面から突出し
ないように収納されている。操作板56の一端は起伏可
能に軸支されており、他端には止めピン50が回動可能
に取付けられている。
【0021】次に、本形態に係る補助シートの作用を説
明する。図2に示すように、補助シート18が収納部1
6に収納されているときには、係止孔46(図3参照)
へ止めピン50が挿入され、不用意に補助シート18が
迫り出すことがないようになっている。このとき、小物
が入れられたトレー28は、車両後方側の引出口22か
ら引き出すことができる。また、操作板56は、長溝5
4内へ収納されているので、トレー28の下面が引っ掛
かることもない。さらに、フロントシート10の後方は
ラゲッジスペースとして広く使用できる(図1参照)。
【0022】補助シート18を使用するときは、操作板
56の他端に指を掛け、操作板56を持上ながら係止孔
46から止めピン50を抜き出す。次に、図3に示すよ
うに、レール40に沿って補助シート18をスライドさ
せ、ストッパー44が機能する位置まで、収納部16か
ら引き出す。ここで、係止孔48へ止めピン50を挿入
して、補助シート18を固定し、図4に示すように、背
もたれ38を起こして乗員が着座可能とする。
【0023】この状態では、乗員が着座したままで、車
両前後側の引出口22、24及び車両の中央側の引出口
26の3方向からトレー28を引き出すことができる。
また、図4に示すように、クッション36を開放すれ
ば、取出口30からトレーの中の小物を取り出すことも
できる。
【0024】なお、本形態では、レールをフロアパネル
の上に突設したが、逆にフロアパネルを凹設して溝状の
レールとして、このレールと係合する凸部を枠体に設け
てもよい。これによって、補助シートを収納したとき、
フロアパネルの使い勝手がさらに良くなる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、小物を入
れるトレーの使い勝手が良くなり、同時に、車のフロア
を簡単に乗員が座れるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る補助シートがフロントシートの下
部から引き出された状態を示す平面図である。
【図2】本形態に係る補助シートからトレーを引き出し
た状態を示す斜視図である。
【図3】本形態に係る補助シートを引き出した状態を示
す斜視図である。
【図4】本形態に係る補助シートの着座部を開放した状
態を示す斜視図である。
【図5】本形態に係る補助シートのトレーを引き出した
状態を示す斜視図である。
【図6】本形態に係る補助シートのストッパー機構を示
す斜視図である。
【図7】従来のフロントシートの下部に収納されたトレ
ーを示す断面図である。
【図8】従来のフロントシートの下部に収納されたトレ
ーを示す断面図である。
【符号の説明】
14 収納部 18 補助シート 20 枠体 22 引出口 24 引出口 26 引出口 28 トレー 36 クッション(着座部) 38 背もたれ 40 レール(スライド手段) 42 レール溝(スライド手段) 46 係止孔(ストッパー手段) 48 係止孔(ストッパー手段) 50 止めピン(ストッパー手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取付けられたフロントシートの下
    部に形成された収納部と、前記収納部に収納される補助
    シートと、前記フロントシートの後方へ延びるレール手
    段と、前記補助シートの下面に形成され前記レール手段
    とスライド可能に係合する係合手段と、を有する補助シ
    ート。
  2. 【請求項2】 前記補助シートが、上方が開口し側面に
    引出口が形成された枠体と、前記枠体の中へ前記引出口
    から引き出し可能に収納されたトレーと、前記開口を覆
    い乗員が着座する開閉自在な着座部と、で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の補助シート。
JP7221859A 1995-08-30 1995-08-30 補助シート Expired - Lifetime JP2806835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7221859A JP2806835B2 (ja) 1995-08-30 1995-08-30 補助シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7221859A JP2806835B2 (ja) 1995-08-30 1995-08-30 補助シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0958316A JPH0958316A (ja) 1997-03-04
JP2806835B2 true JP2806835B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=16773315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7221859A Expired - Lifetime JP2806835B2 (ja) 1995-08-30 1995-08-30 補助シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2806835B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107826046A (zh) * 2017-10-31 2018-03-23 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种储物座椅总成及其汽车

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016202255A1 (de) * 2016-02-15 2017-08-17 Bombardier Transportation Gmbh Aufbewahrungsvorrichtung für einen Sitz
KR102021721B1 (ko) * 2019-05-31 2019-09-16 이병직 업무 및 휴게 기능을 갖는 특수차량
KR102501242B1 (ko) * 2020-11-18 2023-02-16 케이비아이동국실업 주식회사 슬라이딩형 글로브 박스

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0254645U (ja) * 1988-10-12 1990-04-20

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107826046A (zh) * 2017-10-31 2018-03-23 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种储物座椅总成及其汽车
CN107826046B (zh) * 2017-10-31 2019-12-31 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种储物座椅总成及其汽车

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0958316A (ja) 1997-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3001800B2 (ja) 車両の開閉体
JPWO2019065773A1 (ja) 乗物用シート
EP2030842A2 (en) Storage box structure for vehicle
JP2806835B2 (ja) 補助シート
US6027164A (en) Combination seat and armrest with storage compartments
JP3137892B2 (ja) 自動車用デッキボードの構造
JPH06107073A (ja) 自動車用コンソールボックス
JP2803146B2 (ja) 自動車のコンソールボックス
JPH1159240A (ja) 自動車用シート装置の施蓋構造
JPH06962U (ja) グローブボックス
JP2002067808A (ja) 車両用荷室構造
JP2004067023A (ja) 車体装備品構造
KR100610378B1 (ko) 자동차용 콘솔박스 록킹장치
JP2001301496A (ja) 三人掛けシート
JPH0546588U (ja) 自動車の後部構造
JPH0236751Y2 (ja)
JPH0621785Y2 (ja) 乗用車におけるセンターコンソールボックス
JPS607946Y2 (ja) 車両用後部座席のロック解除装置
JP2004098724A (ja) 車両
JPH07164940A (ja) 車両のシート構造
JPH07164942A (ja) 車両のシート構造
JP2579600Y2 (ja) 自動車のシート
KR0129892Y1 (ko) 활주가능하게 삽설되는 박스를 지닌 암레스트
JP6162000B2 (ja) 4人乗り自動車
JP2005297826A (ja) コンソールボックス