JPS6328671Y2 - - Google Patents

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JPS6328671Y2
JPS6328671Y2 JP1982085705U JP8570582U JPS6328671Y2 JP S6328671 Y2 JPS6328671 Y2 JP S6328671Y2 JP 1982085705 U JP1982085705 U JP 1982085705U JP 8570582 U JP8570582 U JP 8570582U JP S6328671 Y2 JPS6328671 Y2 JP S6328671Y2
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JP
Japan
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seat
bag
seat bag
seat back
package tray
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JP1982085705U
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JPS58186935U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリヤシートのシートバツクを後方に
倒して、シートクツシヨンの上面とシートバツク
の前面とをフルフラツトに展開可能にした自動車
のリヤシートに関するものである。
第6図に示す自動車のシートにおいて、フロン
トシート20のシートバツク21は、これを仮想
線Cで示すように後方に倒して、シートクツシヨ
ン22とシートバツク21とをフルフラツトに展
開し得ることは周知であり、この場合には図中
で示す長さのフラツト面を得ることができるけ
れど、上記2は車種によつて多少の差があつて
も、約1500mm前後であるため、大人が下肢をのば
した状態で横臥できない欠点がある。
大人が下肢をのばした状態で横臥できるよう
に、リヤシート23のシートバツク24を後方に
倒して、シートクツシヨン25とシートバツク2
4をフルフラツトに展開したいけれど、実際上、
自動車の車室26とトランクルーム27はリヤシ
ート23のシートバツク24とリヤパツケージト
レイ28によつて仕切られており、リヤシート2
3のシートバツク24の上端部がリヤパツケージ
トレイ28よりも高所に延出しているから、リヤ
パツケージトレイ28が干渉して後方に倒すこと
ができない。
一方、実公昭48−5766号および実公昭48−5767
号において、リヤシートのシートバツクを上下に
分割したものが開示されているけれど、前者はシ
ートバツクの上側シートバツクを上方に反転させ
て、シートバツクに開口を形成し、また、後者は
上下に分割したシートバツクを平行リンクで連結
し、上側シートバツクを前方に引くことで、シー
トバツクの本体部、つまり下側シートバツクの前
面に重ね合せて、シートバツクに開口を形成する
ように構成されている。
即ち、上記両者は開口を介して自動車の後部座
席からトランクルームに荷物の出し入れができる
ようにしたものであり、シートバツクを後方に倒
してフルフラツトに展開することができない問題
がある。
この考案は上記従来の欠点と問題に鑑みなされ
たもので、リヤシートのシートバツクを後方に倒
してフルフラツトに展開し得るようにした自動車
のリヤシートを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本考案にあつて
は、シートクツシヨンと該シートクツシヨンに対
して起倒動可能なシートバツクとからなり、車室
とトランクルームとを仕切ると共にリヤパツケー
ジトレイよりも前側に位置し、前記シートバツク
が起立動したときには該シートバツクの上端部が
前記リヤパツケージトレイよりも上方に突出する
自動車のリヤシートであつて、 前記シートバツクは、上下に分割されて上側シ
ートバツクと下側シートバツクとで構成され、 前記上側シートバツクと前記下側シートバツク
とはヒンジ部材を介して折りたたみ可能に連結さ
れ、 前記シートバツクは、該シートバツクが倒伏さ
れると共に前記上側シートバツクが前記下側シー
トバツクに対して折りたたまれたとき、該上側シ
ートバツクの上端部を前記リヤパツケージトレイ
よりも下方に位置するようにして、前記トランク
ルーム内に傾倒させることができるように設定さ
れている、構成としてある。
この考案の実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図において、1はフロントシート、2はリ
ヤシートを示し、これら両シート1,2はそれぞ
れシートクツシヨン1a,2aとシートバツク1
b,2bとで構成され、フロントシート1のシー
トバツク1bは、従来周知の手段によつて仮想線
Aで示すように後方に倒して、フロントシート1
をフルフラツトに展開できるようになつている。
リヤシート2は第2図で示すように、そのシー
トバツク2bが上側シートバツク2b1と下側シー
トバツク2b2に分割され、これら両シートバツク
2b1,2b2とリヤパツケージトレイ3とで車室4
とトランクルーム5とが仕切られ、上側シートバ
ツク2b1の上端部はリヤパツケージトレイ3より
も上方に位置している。
上記上側シートバツク2b1と下側シートバツク
2b2それぞれの裏面には、綱板製のバツクパネル
6が取付けられ、バツクパネル6に固定したヒン
ジ部材7によつて両者2b1,2b2が前方向に折た
たみ可能に連結されている。
下側シートバツク2b2の下端部の両側外方に
は、ヒンジピン8が延出され、このヒンジピン8
は第3図に示すように車体9のサイドパネル10
に取付けられているブラケツト11のL形係止溝
11aに回動自在に係合され、ブラケツト11の
上端開口11bからクリツプ部材12を嵌合し、
クリツプ部材12の切欠溝12a内に上記ヒンジ
ピン8の端部を嵌入することで、ヒンジピン8が
ブラケツト11から抜け出るのを防止している。
したがつて、下側シートバツク2b2は上記ヒンジ
ピン8を支点に前後方向に回動自在に車体9に支
持されている。
上側シートバツク2b1には、第4図に示すよう
に、その一側面に突没可能な係止ピン13が設け
られ、この係止ピン13は上側シートバツク2b1
に埋め込まれたアウタチユーブ14内に挿通され
たワイヤ部材15を介して、上側シートバツク2
b1の上面に設けた操作摘み15aに連結されてい
る。そのために、操作摘み15aを上方へ引き上
げることで係止ピン13は上側シートバツク2b1
の側面と面一状に没入し、操作摘み15aを下方
へ押し下げることで係止ピン13はシートバツク
2b1の側面から突出し、サイドトリム16の内側
面に取付けられた係止板17の係止孔17aに係
合して上側シートバツク2b1を下側シートバツク
2b2上に安定的に立設保持する。図中18はフロ
アパネルである。
上記構成において、リヤシート2のシートバツ
ク2bを後方に倒して、リヤシート2をフルフラ
ツトに展開する場合には、まず、操作摘み15a
を上方に引き上げて係止ピン13を係止板17の
係止孔17aから抜き出したのち、ヒンジピン8
を支点に下側シートバツク2b2を前方へ倒し、か
つヒンジ部材7を支点に上側シートバツク2b1
後方へ倒した状態、つまり第5a図に示すように
上側シートバツク2b1の上端部をリヤパツケージ
トレイ3よりも下方に位置させる状態に折りたた
み、そののちに、矢印B方向に上側シートバツク
2b1を引張ることで、第5b図で示すようにリヤ
シート2をフルフラツトに展開することができ
る。この場合、フラツト面の長さ1は、車種に
よつて多少の差があつても、約2050mmになるか
ら、大人が下肢をのばした状態で横臥することが
できるとともに、車室4内からトランクルーム5
に品物を出し入れできる。
本考案は以上述べたように、シートバツクを倒
伏させると共に、該シートバツクの上側シートバ
ツクを下側シートバツクに対して折りたためば、
該上側シートバツクの上端部がリヤパツケージト
レイに干渉することがなくなることから、シート
バツクをリヤパツケージトレイに干渉させること
なくトランクルーム内に傾倒させることができる
ことになり、リヤシートをフルフラツトに展開す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るリヤシートを適用した
自動車の車室を示す側面図、第2図はリヤシート
の拡大側面図、第3図はサイドパネルに取付けた
ブラケツトの斜視図、第4図は上側シートバツク
の側面に設けた係止ピンとサイドトリムに取付け
た係止板を示す斜視図、第5a図および第5b図
はリヤシートをフルフラツトにする手順を示す側
面図、第6図は従来のリヤシートを備えた自動車
の車室を示す側面図である。 2……リヤシート、2a……シートクツシヨ
ン、2b……シートバツク、2b1……上側シート
バツク、2b2……下側シートバツク、3……リヤ
パツケージトレイ、4……車室、5……トランク
ルーム、7……ヒンジ部材、9……車体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シートクツシヨンと該シートクツシヨンに対
    して起倒動可能なシートバツクとからなり、車
    室とトランクルームとを仕切ると共にリヤパツ
    ケージトレイよりも前側に位置し、前記シート
    バツクが起立動したときには該シートバツクの
    上端部が前記リヤパツケージトレイよりも上方
    に突出する自動車のリヤシートであつて、 前記シートバツクは、上下に分割されて上側
    シートバツクと下側シートバツクとで構成さ
    れ、 前記上側シートバツクと前記下側シートバツ
    クとはヒンジ部材を介して折りたたみ可能に連
    結され、 前記シートバツクは、該シートバツクが倒伏
    されると共に前記上側シートバツクが前記下側
    シートバツクに対して折りたたまれたとき、該
    上側シートバツクの上端部を前記リヤパツケー
    ジトレイよりも下方に位置するようにして、前
    記トランクルーム内に傾倒させることができる
    ように設定されている、 ことを特徴とする自動車のリヤシート。 (2) 上記ヒンジ部材は、シートバツクの裏面側に
    取付けられている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の自動車のリヤシート。
JP1982085705U 1982-06-08 1982-06-08 自動車のリヤシ−ト Granted JPS58186935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982085705U JPS58186935U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車のリヤシ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982085705U JPS58186935U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車のリヤシ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186935U JPS58186935U (ja) 1983-12-12
JPS6328671Y2 true JPS6328671Y2 (ja) 1988-08-02

Family

ID=30094557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982085705U Granted JPS58186935U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車のリヤシ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58186935U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4734984U (ja) * 1971-05-17 1972-12-19
JPS497763U (ja) * 1972-04-21 1974-01-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4734984U (ja) * 1971-05-17 1972-12-19
JPS497763U (ja) * 1972-04-21 1974-01-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58186935U (ja) 1983-12-12

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