JPH1159240A - 自動車用シート装置の施蓋構造 - Google Patents

自動車用シート装置の施蓋構造

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JPH1159240A
JPH1159240A JP9244779A JP24477997A JPH1159240A JP H1159240 A JPH1159240 A JP H1159240A JP 9244779 A JP9244779 A JP 9244779A JP 24477997 A JP24477997 A JP 24477997A JP H1159240 A JPH1159240 A JP H1159240A
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JP
Japan
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seat
rail
hinge
cover body
movable
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JP9244779A
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Shoji Hashimoto
章二 橋本
Kazuo Ebimoto
和雄 戎本
Kenji Tsumura
憲司 津村
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室フロアに対しシートを移動自在、かつ、
回動自在に支持させた場合に、上記シートが上記したい
ずれの動作をとったとしても、車室の見栄えが良好に保
たれるようにし、かつ、上記シートを前方に向って往回
動させた場合、このシートの後側の空間に、荷物を安定
した載置状態で収納できるようにする。 【解決手段】 シート10がシートクッション16から
下方に向って突出する縦長の前、後脚19,20を備
え、上記前脚19の下端部を上記可動レール14に枢支
させるヒンジ23を設ける。上記前、後脚19,20の
長手方向の各中途部をそれぞれ貫通させると共に前後に
延びるスリット29,30を備えて上記シートクッショ
ン16の下側で上記レール手段9とヒンジ23とをその
上方から覆うカバー体26を設ける。上記上段部5aと
カバー体26の各上面を互いにほぼ面一とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを前後に移
動自在に支持させるレール手段と、上記シートを回動自
在に枢支させるヒンジとをカバー体で覆うようにした自
動車用シート装置の施蓋構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用シート装置には、第1の従来の
技術として、次のものがある。
【0003】即ち、車室下部の車室フロアがその後側よ
りも前側が段差状に低くされて上記後側が上段部、前側
が下段部とされている。この下段部にレール手段を介し
てシートが前後に移動自在に支持され、上記レール手段
は上記下段部に取り付けられる固定レールと、この固定
レールに前後に移動自在に支承される可動レールとを備
えている。一方、上記シートは上記可動レールの上側に
位置するほぼ水平姿勢のシートクッションと、このシー
トクッションの後端部から上方に向って突出するシート
バックとを備えている。
【0004】そして、上記シートを上記レール手段によ
り前後所望位置に移動させて、そこで保持させることに
より、このシートにより、着座者が所望の着座姿勢をと
ることができることとされている。
【0005】また、第2の従来の技術として、実開平3
‐61438号公報に示されるものがある。
【0006】これによれば、車室に着座可能な姿勢のシ
ートが設けられている。このシートのシートクッション
の前部を車室フロアに枢支させるヒンジが設けられ、こ
のヒンジを中心として上記シートが前方に向って往、復
回動自在とされている。
【0007】上記シートクッション上にシートバックを
折り畳んで、このシートを折り畳み姿勢とさせ、この姿
勢のシートを上記ヒンジを中心として前方に向って往回
動させると、上記シートが収納姿勢にされると共に、上
記シートの往回動に連動するカバー体が上記ヒンジを上
方から覆うこととされている。
【0008】そして、上記のように往回動して収納姿勢
とされた上記シートの後側で、かつ、上記車室フロアと
カバー体の各上側の空間が、物置き空間として利用でき
ることとされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1、
第2の従来の技術の寄せ集めとして、上記シートをヒン
ジにより上記可動レールの前端部に枢支させた場合で、
上記ヒンジを中心として、シートを往回動させたとする
と、上記レール手段は車室内に向って露出された状態と
なり、よって、車室の見栄えが低下すると共に、上記レ
ール手段の存在により、その上側の空間を物置き空間と
しては利用できないという問題がある。
【0010】また、上記第2の従来の技術のカバー体の
上面は前記下段部の上面とほぼ面一となるが、上記上段
部と下段部との間の段差はそのまま残るため、上記シー
トの後側の空間で、上記上段部の上面から上記カバー体
の上面にまで跨るような大きい荷物を載置させた場合に
は、上記段差により、荷物が不安定な載置状態になっ
て、がたつき等の不都合が生じるおそれがある。
【0011】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、車室フロア上にレール手段とヒンジとに
よりシートを前後に移動自在、かつ、前方に向って往、
復回動自在に支持させた場合に、上記シートが上記した
いずれの動作をとったとしても、車室の見栄えが良好に
保たれるようにし、かつ、上記シートを前方に向って往
回動させた場合、このシートの後側の空間に、荷物を安
定した載置状態で収納できるようにすることを課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車用シート装置の施蓋構造は、車室フロ
ア2の後側を上段部5a、前側をそれより低い下段部5
bとし、この下段部5bにレール手段9を介してシート
10を前後に移動自在に支持させ、上記レール手段9が
上記下段部5bに取り付けられる固定レール13と、こ
の固定レール13に前後に移動自在に支承される可動レ
ール14とを備え、上記シート10が上記可動レール1
4の上側に位置するほぼ水平姿勢のシートクッション1
6と、このシートクッション16の前、後部下面からそ
れぞれ下方に向って突出する縦長の前、後脚19,20
とを備え、上記前脚19の下端部を上記可動レール14
に枢支させるヒンジ23を設ける一方、上記後脚20の
下端部を上記可動レール14に接離自在に支持させ、上
記ヒンジ23を中心として上記シート10を前方に向っ
て往、復回動自在とさせた自動車用シート装置におい
て、
【0013】上記前、後脚19,20の長手方向の各中
途部をそれぞれ貫通させると共に前後に延びるスリット
29,30を備えて上記シートクッション16の下側で
上記レール手段9とヒンジ23とをその上方から覆うカ
バー体26を設け、
【0014】上記上段部5aとカバー体26の各上面を
互いにほぼ面一としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0016】図1、2において、符号1は自動車の車体
で、矢印Frは、この自動車の前方を示している。
【0017】上記車体1は板金製の車室フロア2を有
し、この車室フロア2の上側の空間が車室3とされてい
る。上記車室フロア2の後部5のうち、その後側よりも
前側が段差状に低くされて上記後側が上段部5a、前側
が下段部5bとされ、これら上段部5aから下段部5b
への遷移部が段差部5cとなっている。また、上記車室
フロア2の前部6は、上記下段部5bよりも更に段差状
に低くされて他の下段部となっている。
【0018】上記車室フロア2の後部5上に同乗者用の
シート装置8が設けられている。このシート装置8は、
上記下段部5bにレール手段9を介して前後に移動自在
に支持されるシート10を有している。このシート10
の後側における車室3の部分は荷室11とされている。
【0019】上記レール手段9は、前後に延びて上記下
段部5bに前後締結具12,12により取り付けられる
左右一対の固定レール13と、前後に延びてこれら各固
定レール13にそれぞれ前後にのみ移動自在に支承され
る可動レール14と、これら可動レール14を前後の所
望位置で上記固定レール13に係脱自在に係止させてそ
の位置に保持可能とする不図示のシート係止具とを備え
ている。
【0020】上記シート10は、上記左右可動レール1
4の上側近傍に位置するほぼ水平姿勢のシートクッショ
ン16と、このシートクッション16の後端部の上方に
設けられて起立姿勢とされるシートバック17と、上記
シートクッション16の後端部に上記シートバック17
を前方に向って往、復回動自在に枢支させるヒンジ18
と、上記シートクッション16の前部下面から下方に向
って突出させられる左右一対で縦長の前脚19,19
と、上記シートクッション16の後部下面から下方に向
って突出させられる左右一対で縦長の後脚20,20と
を備えている。
【0021】上記の場合、シートクッション16、シー
トバック17、およびヒンジ18が上記シート10のシ
ート本体21を構成している。また、上記各前脚19は
車幅方向の厚さが薄い板金製棒材(フラットバー)で形
成され、各後脚20は車幅方向の径寸法が小さくて済む
金属製の中実丸棒で形成されている。また、上記ヒンジ
18は、上記シートバック17を所望の回動姿勢で上記
シートクッション16に係脱自在に係止させる不図示の
係止具を備えている。
【0022】上記各前脚19の下端部を上記各可動レー
ル14の前端部にそれぞれ枢支させるヒンジ23が設け
られ、一方、上記各後脚20の下端部は上記各可動レー
ル14の後端部に上下方向で接離自在に支持させられて
いる。これら各前、後脚19,20と、ヒンジ23とに
よって、上記シート本体21が上記各可動レール14に
支持されている。
【0023】図1、2の実線で示したシート10は、こ
れに着座者を着座可能とさせる「着座可能な姿勢」とさ
れている。上記シート10はその「着座可能な姿勢」の
ままで、上記可動レール14と共に固定レール13に対
し前後移動自在とされ、かつ、前記したシート係止具に
より、所望位置に保持可能とされ、このシート10によ
り、着座者が所望の着座姿勢をとることができることと
されている。
【0024】なお、図1、2は、シート10を最も前方
に移動させた状態を示し、図3は、シート10を最も後
方に移動させた状態を示し、いずれもそれ以上の移動
は、上記レール手段9に設けられた不図示のストッパで
阻止されるようになっている。
【0025】図1において、上記ヒンジ18を中心とし
て、上記シートバック17を前方に向って往回動させる
と(矢印A)、上記シートクッション16上にシートバ
ック17が折り畳み可能とされ(二点鎖線)、これによ
り、シート10がコンパクトな「折り畳み姿勢」とされ
る。
【0026】上記シート10をその「折り畳み姿勢」の
ままで、上記ヒンジ23を中心として、前方に向って往
回動させると(矢印B)、上記シート10が上記下段部
5bの前端近傍で上記車室フロア2の前部6上に起立姿
勢とされて収納され(一点鎖線)、これにより、シート
10が「収納姿勢」とされる。
【0027】なお、上記シート10の「収納姿勢」か
ら、前記した「着座可能な姿勢」に戻す場合には、上記
と逆の手順によればよく、つまり、上記ヒンジ18,2
3を中心として上記シート10や、シートバック17を
復回動(矢印A,Bと逆方向)させればよい。
【0028】前記シート本体21のシートクッション1
6の下側で、上記レール手段9とヒンジ23とをその上
方から一体的に覆う板金製のカバー体26が設けられ、
このカバー体26は不図示の締結具で車室フロア2側に
着脱自在に支持されている。このカバー体26は、上下
方向で、シートクッション16の下面と、レール手段9
およびヒンジ23との間に位置してほぼ水平、かつ、平
坦に延びるカバー体本体27と、このカバー体本体27
の前端縁から下方に向って一体的に延出し上記レール手
段9とヒンジ23とをその前方から覆う延出板28とを
備えている。
【0029】上記カバー体26には、上記前、後脚1
9,20の長手方向の各中途部をそれぞれ貫通させると
共に前後に延びるスリット29,30が形成されてい
る。
【0030】上記スリット29,30のうち、前側のス
リット29は、上記シート10が前後に移動するときの
前脚19の移動を許容すると共に、上記シート10が上
記ヒンジ23を中心として往、復回動するときの上記前
脚19の回動を許容する。また、後側のスリット30
は、シート10が前後に移動するときの後脚20の移動
を許容する。
【0031】上記構成によれば、上記車室フロア2上に
レール手段9とヒンジ23とによりシート10を前後に
移動自在、かつ、前方に向って往、復回動自在に支持さ
せた場合に、上記シート10が上記したいずれの動作を
とったとしても、上記レール手段9やヒンジ23は上記
カバー体26により常時覆われて、外観上容易に見える
ことは防止されるため、車室3の見栄えは良好に保たれ
る。
【0032】しかも、上記の場合、カバー体26の外部
からスリット29,30を通して上記レール手段9やヒ
ンジ23は見通せる可能性はあるが、上記スリット2
9,30は縦長の前、後脚19,20の長手方向の中途
部を貫通させたものであって、幅の狭いもので足りるこ
とから、上記レール手段9やヒンジ23が外観上見通せ
ることは確実に抑制され、よって、上記したように車室
3の見栄えは良好に保たれる。
【0033】また、上記上段部5aとカバー体26のカ
バー体本体27の各上面は前後で互いに近接させられる
と共に、互いにほぼ面一とされている。
【0034】このため、上記ヒンジ23を中心としてシ
ート10を前方に向って往回動させた場合、このシート
10の後側では、上記上段部5aと、カバー体26のカ
バー体本体27との各上面によって、荷物載置用の広い
平坦な載置面が得られることとなる。
【0035】よって、上記シート10の後側の空間で、
上記上段部5aの上面から上記カバー体26の上面にま
で跨るような大きい荷物を載置させた場合、上記各上面
に対し、荷物を安定した載置状態で収納させることがで
きる。
【0036】なお、以上は図示の例によるが、上記前、
後脚19,20は前後、もしくは左右に多少傾いていて
もよい。また、後脚20も車幅方向の厚さが薄い板金製
棒材で成形し、これに伴い、上記各スリット29,30
の幅寸法をより小さくさせるようにしてもよい。
【0037】また、上記カバー体26は樹脂製でもよ
く、また、このカバー体26を各スリット29,30等
を通る割線で、分割可能とさせることにより、上記車室
フロア2側に容易に着脱できるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、車室フロアの後側を上
段部、前側をそれより低い下段部とし、この下段部にレ
ール手段を介してシートを前後に移動自在に支持させ、
上記レール手段が上記下段部に取り付けられる固定レー
ルと、この固定レールに前後に移動自在に支承される可
動レールとを備え、上記シートが上記可動レールの上側
に位置するほぼ水平姿勢のシートクッションと、このシ
ートクッションの前、後部下面からそれぞれ下方に向っ
て突出する縦長の前、後脚とを備え、上記前脚の下端部
を上記可動レールに枢支させるヒンジを設ける一方、上
記後脚の下端部を上記可動レールに接離自在に支持さ
せ、上記ヒンジを中心として上記シートを前方に向って
往、復回動自在とさせた自動車用シート装置において、
【0039】上記前、後脚の長手方向の各中途部をそれ
ぞれ貫通させると共に前後に延びるスリットを備えて上
記シートクッションの下側で上記レール手段とヒンジと
をその上方から覆うカバー体を設けてある。
【0040】このため、車室フロア上にレール手段とヒ
ンジとによりシートを前後に移動自在、かつ、前方に向
って往、復回動自在に支持させた場合に、上記シートが
上記したいずれの動作をとったとしても、上記レール手
段やヒンジは上記カバー体により常時覆われて、外観上
容易に見えることは防止されるため、車室の見栄えは良
好に保たれる。
【0041】しかも、上記の場合、カバー体の外部から
スリットを通して上記レール手段やヒンジは見通せる可
能性はあるが、上記スリットは縦長の前、後脚の長手方
向の中途部を貫通させたものであって、幅の狭いもので
足りることから、上記レール手段やヒンジが外観上見通
せることは確実に抑制され、よって、上記したように車
室の見栄えは良好に保たれる。
【0042】また、上記上段部とカバー体の各上面を互
いにほぼ面一としてある。
【0043】このため、上記ヒンジを中心としてシート
を前方に向って往回動させた場合、このシートの後側で
は、上記上段部と、カバー体との各上面によって、荷物
載置用の広い平坦な載置面が得られることとなる。
【0044】よって、上記シートの後側の空間で、上記
上段部の上面から上記カバー体の上面にまで跨るような
大きい荷物を載置させた場合、上記各上面に対し、荷物
を安定した載置状態で収納させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート装置の側面図で作用説明を兼ねた図であ
る。
【図2】シート装置の斜視図である。
【図3】シート装置の側面図で他の作用説明を兼ねた図
である。
【符号の説明】
1 車体 2 車室フロア 3 車室 5 後部 5a 上段部 5b 下段部 5c 段差部 8 シート装置 9 レール手段 10 シート 13 固定レール 14 可動レール 16 シートクッション 17 シートバック 19 前脚 20 後脚 21 シート本体 23 ヒンジ 26 カバー体 29,30 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室フロアの後側を上段部、前側をそれ
    より低い下段部とし、この下段部にレール手段を介して
    シートを前後に移動自在に支持させ、上記レール手段が
    上記下段部に取り付けられる固定レールと、この固定レ
    ールに前後に移動自在に支承される可動レールとを備
    え、上記シートが上記可動レールの上側に位置するほぼ
    水平姿勢のシートクッションと、このシートクッション
    の前、後部下面からそれぞれ下方に向って突出する縦長
    の前、後脚とを備え、上記前脚の下端部を上記可動レー
    ルに枢支させるヒンジを設ける一方、上記後脚の下端部
    を上記可動レールに接離自在に支持させ、上記ヒンジを
    中心として上記シートを前方に向って往、復回動自在と
    させた自動車用シート装置において、 上記前、後脚の長手方向の各中途部をそれぞれ貫通させ
    ると共に前後に延びるスリットを備えて上記シートクッ
    ションの下側で上記レール手段とヒンジとをその上方か
    ら覆うカバー体を設け、 上記上段部とカバー体の各上面を互いにほぼ面一とした
    自動車用シート装置の施蓋構造。
JP9244779A 1997-08-25 1997-08-25 自動車用シート装置の施蓋構造 Pending JPH1159240A (ja)

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KR1019980033184A KR100285863B1 (ko) 1997-08-25 1998-08-07 자동차용 시트장치의 커버구조물

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