JPH0955791A - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JPH0955791A
JPH0955791A JP22704995A JP22704995A JPH0955791A JP H0955791 A JPH0955791 A JP H0955791A JP 22704995 A JP22704995 A JP 22704995A JP 22704995 A JP22704995 A JP 22704995A JP H0955791 A JPH0955791 A JP H0955791A
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message
telephone number
answering machine
party
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JP22704995A
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Hisashi Nakamura
久 中村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は伝言メッセージを受信者が再生したこ
とを伝言メッセージを送ってきた送信先に通知する留守
番電話装置を提供する。 【解決手段】伝言メッセージの再生が指示されて、伝言
メッセージの再生を完了すると(ステップS10〜S1
2)、伝言メッセージの録音時に取得した相手先電話番
号をメモリから読み出すとともに、伝言メッセージを再
生した旨の確認メッセージをメモリから取り出して、当
該相手先に発呼し(ステップS13〜S15)、相手先
が応呼すると、確認メッセージを送出して、通信を終了
する(ステップS16〜S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守番電話装置に
関し、詳細には、伝言メッセージが再生されたかどうか
を相手方に自動的に通知できる留守番電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の留守番電話装置は、留守番モード
にセットしておくことにより、相手先からの着呼を自動
的に受け、その伝言メッセージを記憶し、留守中に着信
があったことをユーザに知らせるとともに、ユーザの再
生ボタン操作によって記憶した伝言メッセージを再生す
るようになっている。
【0003】ところが、このような従来の留守番電話装
置にあっては、伝言メッセージを単に記憶して、再生す
るだけであったため、留守中に受けた伝言メッセージの
送信者をユーザが特定するためには、その伝言内に名称
や電話番号等の必要最小限の内容が含まれていなければ
ならない。すなわち、送信者が名称等を名乗らずに伝言
してしまった場合、ユーザは留守中に着信があったこと
だけしか確認できず、相手先を確認するための情報が得
られないため、相手先に電話をかけなおすこともできな
いという問題があった。
【0004】そこで、従来、発信者に連絡先の電話番号
等の発信を依頼し、その連絡先を記憶して、表示するこ
とにより、伝言メッセージの相手先が特定できる不在時
着信呼処理装置が提案されている(特開昭64−471
57号公報参照)。
【0005】また、従来、留守中に用件録音を行うと、
予め設定された転送先に自動ダイヤルして、録音した用
件メッセージを転送する留守番電話装置が提案されてい
る(特開平3−273739号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の留守番電話装置にあっては、相手先の電話番
号を記憶したり、メッセージを転送するようになってい
たため、伝言メッセージを録音した相手先が誰であるか
やその用件を転送先で確認することはできるが、伝言メ
ッセージを録音した本人にとっては、伝言メッセージが
再生されて聞かれたかどうか確認することができず、確
実に伝言メッセージが相手先に伝わったかどうか不安で
あった。
【0007】そこで、本発明は、伝言メッセージが再生
されると、伝言メッセージの送信者に伝言メッセージが
再生された旨の確認メッセージを送信することにより、
伝言メッセージが再生されたことが伝言メッセージの送
信者に分かるようにして、利用性の良好な留守番電話装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の留
守番電話装置は、電話をかけてきた相手先からの伝言メ
ッセージをメッセージ記憶手段に記憶して、必要に応じ
て再生する留守番機能を有した留守番電話装置におい
て、前記相手先からの前記伝言メッセージを記憶すると
き、前記相手先の電話番号を取得して、電話番号記憶手
段に記憶し、前記メッセージ記憶手段に記憶された前記
伝言メッセージが再生されると、前記電話番号記憶手段
に記憶した相手先の電話番号に発呼して、前記伝言メッ
セージが再生された旨を通知する確認メッセージを送出
することにより、上記目的を達成している。
【0009】ここで、伝言メッセージを記憶するメッセ
ージ記憶手段としては、音声をそのまま記憶する磁気テ
ープ等であってもよいし、音声をデジタル変換して、デ
ジタル信号として記憶するRAM(Random Access Memo
ry)等であってもよい。
【0010】相手先の電話番号は、相手先オペレータが
操作したダイヤルトーンを取得してもよいし、現在企画
中である発信電話番号通知サービスを提供する回線網か
ら通知される電話番号を取得してもよい。
【0011】電話番号記憶手段は、読み/書き可能なメ
モリであれば、どのようなものであってもよい。
【0012】確認メッセージは、予め留守番電話装置の
所定のメモリに記憶されており、伝言メッセージを送っ
てきた相手先に伝言メッセージが再生されたことを通知
する内容であれば、どのような内容であってもよい。
【0013】上記構成によれば、伝言メッセージを記憶
すると、当該伝言メッセージの相手先の電話番号を取得
して記憶し、伝言メッセージが再生されると、相手先の
電話番号に発呼して、伝言メッセージが再生された旨の
確認メッセージを送出することができ、伝言メッセージ
を送ってきた相手先は、伝言メッセージが受信側のオペ
レータに伝わったことを確認することができる。
【0014】その結果、伝言メッセージを送ってきたオ
ペレータの伝言メッセージが相手側に伝わったかどうか
の不安を解消することができ、留守番電話装置の利用
性、便宜性を向上させることができる。
【0015】請求項2記載の発明の留守番電話装置は、
電話をかけてきた相手先からの伝言メッセージをメッセ
ージ記憶手段に記憶して、必要に応じて再生する留守番
機能を有した留守番電話装置において、前記相手先から
の前記伝言メッセージを記憶するとき、該伝言メッセー
ジに所定の識別情報を付加して、前記メッセージ記憶手
段に記憶するとともに、前記相手先の電話番号を取得し
て、前記識別情報に対応させて電話番号記憶手段に記憶
し、前記メッセージ記憶手段に記憶された前記伝言メッ
セージが再生されると、前記識別情報に基づいて前記電
話番号記憶手段から当該伝言メッセージに対応する相手
先の電話番号を読み出して発呼し、前記伝言メッセージ
が再生された旨を通知する確認メッセージを送出するこ
とにより、上記目的を達成している。
【0016】ここで、識別情報は、メッセージ記憶手段
に記憶する伝言メッセージと電話番号記憶手段に記憶す
る当該伝言メッセージの送信先の電話番号とを関連づけ
て、特定できるものであれば、どのようなものであって
もよく、例えば、数値、記号等が利用できる。
【0017】上記構成によれば、伝言メッセージに識別
情報を付加して記憶するとともに、相手先の電話番号を
取得して、識別情報に対応させて記憶し、伝言メッセー
ジが再生されると、当該再生された伝言メッセージの相
手先の電話番号を識別情報に基づいて取り出して、発呼
し、伝言メッセージが再生された旨の確認メッセージを
送出することができ、複数の伝言メッセージが記憶され
ている場合においても、再生された伝言メッセージの送
信先にのみ、確認メッセージを送出することができる。
【0018】その結果、伝言メッセージを送ってきたオ
ペレータは、自分の伝言メッセージが伝わったことをよ
り一層正確に確認することができ、留守番電話装置の利
用性、便宜性をより一層向上させることができる。
【0019】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記相手先の電話番号は、前記相手先
から送られてくるトーン信号により取得してもよい。
【0020】このトーン信号は、送信側オペレータが送
信側電話装置により、確認メッセージの送信先の電話番
号を入力操作することにより、送信側電話装置から送ら
れてくる。
【0021】したがって、送信側オペレータは、送信側
電話装置の電話番号を入力してもよいし、他の電話装
置、例えば、出先の電話装置の電話番号を入力してもよ
い。
【0022】このようにすると、簡単な回路で、電話番
号を正確に取得することができる。
【0023】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記相手先の電話番号は、前記相手先からの電話番
号を通知する音声を認識することにより取得してもよ
い。
【0024】ここで、音声認識は、電話番号を通知する
音声から電話番号を適切に認識できるものであれば、ど
のようなものであってもよく、また、認識した電話番号
が電話番号として適切な番号であるかを判別する手段を
含んでいてもよい。
【0025】この電話番号判別手段は、認識した番号が
電話番号としての構成、例えば、桁数、番号構成等が電
話番号として適切かどうかを判別する。
【0026】このようにすると、送信側のオペレータ
は、いちいち電話装置で電話番号を入力することなく、
音声で電話番号を通知することができ、便宜性が向上す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0028】尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の
好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の
限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明に
おいて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これ
らの態様に限られるものではない。
【0029】図1〜図3は、本発明の留守番電話装置の
第1の実施の形態を示す図である。
【0030】図1は、本発明の留守番電話装置の第1の
実施の形態の留守番電話装置1の回路ブロック図であ
る。
【0031】図1において、留守番電話装置1は、シス
テム制御部2、メモリ3、録音/再生部4、スピーカ
5、DTMF検出部6、回線インターフェイス(I/
F)7、通話回路8、マイク9及びレシーバ10等を備
えている。
【0032】システム制御部2は、CPU(Central Pr
ocessing Unit )、ROM(Read Only Memory)及びR
AM(Random Access Memory)等を備え、ROM内に
は、留守番電話装置1としての基本プログラム、留守録
モード処理及び後述する留守録モード時に電話がかかっ
てきたときに相手先からの伝言メッセージの録音及び相
手先からの電話番号の取得を行う録音処理プログラムや
留守録モード処理において録音した伝言メッセージが再
生されたか否かを検出して、再生されたときに上記取得
した相手先に伝言メッセージが再生された旨の確認メッ
セージを送出する再生・通知処理プログラム等の各種プ
ログラムと、これらのプログラムを実行するのに必要な
各種データやシステムデータ等が格納されている。
【0033】システム制御部2は、そのCPUがROM
内のプログラムに基づいて、RAMをワークメモリとし
て使用して、留守番電話装置1の各部を制御し、留守番
電話装置1としての処理、特に、留守録モード処理及び
上記録音処理や再生・通知処理を行う。
【0034】メモリ(電話番号記憶手段)3は、留守録
モード時に電話があった際、相手先に通知する応答メッ
セージ、上記録音処理で取得した電話番号及び上記再生
・通知処理により相手先に通知する確認メッセージを記
憶し、システム制御部2により管理される。
【0035】録音/再生部(メッセージ記憶手段)4
は、例えば、記憶媒体としての磁気テープ及びこの磁気
テープに音声等を録音/再生する録音/再生機構部等で
構成されており、システム制御部2の制御下で動作し
て、留守録モード時に受信した相手先からの伝言メッセ
ージやその他の情報を録音し、また、図示しない操作部
での再生指示に応じて、録音した伝言メッセージを再生
する。
【0036】録音/再生部4及びシステム制御部2は、
伝言メッセージの再生が行われたことを認識する。例え
ば、録音/再生部4は、システム制御部2から各伝言メ
ッセージの区切り毎(例えば、各伝言メッセージの最
後)に伝言メッセージの区切り(例えば、伝言メッセー
ジの最後)であることを示す所定のマーク信号が入力さ
れると、このマーク信号を記憶して、再生時に、マーク
信号の再生処理を行う。システム制御部2は、再生時
に、録音/再生部4によりマーク信号が再生されると、
当該メッセージが確実に再生されたことを認識する。
【0037】また、システム制御部2は、必要に応じ
て、システム制御部2内に有している日時を計時する計
時部から現在日時を取得して、録音/再生部4に出力
し、伝言メッセージを録音した日時情報を録音する。
【0038】さらに、今回録音した伝言メッセージが、
例えば、留守録モードにセットされてから何件目である
かをカウントして、そのカウント結果を録音/再生部4
に出力し、録音/再生部4に当該伝言メッセージが何件
目であるかの情報を録音する。
【0039】なお、上記日時情報や何件目であるか等の
情報は、メモリ3あるいはシステム制御部2のRAM等
に記憶してもよい。
【0040】録音/再生部4は、再生した伝言メッセー
ジの音声信号をスピーカ5に出力し、スピーカ5は、録
音/再生部4から入力される伝言メッセージの音声信号
を拡声出力する。
【0041】DTMF検出部6は、回線インターフェイ
ス7を介して入力されるダイヤルトーンパルスを検出し
て、その検出結果をシステム制御部2に出力する。
【0042】システム制御部2は、DTMF検出部6の
検出結果により相手先から送られてきた電話番号を認識
し、メモリ3に記憶する。
【0043】回線インターフェイス7には、回線L、例
えば、公衆電話回線が接続されており、回線インターフ
ェイス7は、回線Lを利用した通信のネゴシエーション
を行うとともに、呼の設定処理を行う。
【0044】通話回路8は、増幅回路や信号変換回路等
を備え、回線インターフェイス7を介して受信した音声
信号をレシーバ10を介して拡声出力させるとともに、
マイク9で取得した音声を音声信号として回線インター
フェイス7を介して回線Lに送出する。
【0045】レシーバ10は、ハンドセット等のスピー
カであり、通話回路8から入力される音声信号を音声と
して拡声出力する。
【0046】マイク9は、ハンドセット等のマイクであ
り、オペレータ(ユーザ)の発生した音声を音声信号に
変換して、通話回路8に出力する。
【0047】なお、図1には、図示しないが、留守番電
話装置1を使用して電話をかけるときに必要なテンキー
や各種キーを備えた操作部を備えており、操作部には、
特に、留守録モードに設定する留守録モードキー、留守
録モード時に受信した伝言メッセージを再生する再生キ
ー等の各種キーが設けられている。
【0048】また、操作部には、通常の留守録モードを
備えた留守番電話装置と同様に、伝言メッセージの有無
を検出して、留守録モードでの伝言メッセージの有無を
オペレータに通知するための機能、例えば、伝言メッセ
ージの有無をランプ表示することにより通知する機能等
を有している。
【0049】次に、作用を説明する。
【0050】上記留守番電話装置1は、留守録モード時
に、電話がかかってくると、自動着呼して、相手先から
の伝言メッセージを録音するとともに、相手先の電話番
号を取得して、伝言メッセージが再生されると、当該相
手先に発呼して、伝言メッセージが再生された旨の確認
メッセージを通知するところに特徴がある。
【0051】すなわち、留守番電話装置1が留守録モー
ドにセットされると、システム制御部2は、図2に示す
ように、着呼があるかチェックし(ステップS1)、着
呼があると、メモリ3から応答メッセージ(留守録メッ
セージ)を読み出して、回線インターフェイス7を介し
て相手先に送出する(ステップS2)。
【0052】この応答メッセージには、従来の通常の応
答メッセージと同様の内容のメッセージとともに、応答
メッセージに対する確認メッセージの通知先の電話番号
の送り方をガイドするメッセージ等が含まれている。
【0053】システム制御部2は、応答メッセージの送
出を完了すると、録音/再生部4を駆動して、伝言メッ
セージの録音を開始(スタート)し(ステップS3)、
所定時間伝言メッセージの録音を行うと、録音を終了し
て(ステップS4)、所定のPB信号が送られてくるか
チェックする(ステップS5)。
【0054】このとき、システム制御部2は、伝言メッ
セージの区切り信号を録音/再生部4に出力して、録音
/再生部4が複数の伝言メッセージを記憶しても、伝言
メッセージの区切りを認識できるようにしている。ま
た、システム制御部2は、必要に応じて、当該伝言メッ
セージの録音日時情報や何件目であるかの情報等を録音
/再生部4に記録する。
【0055】ステップS5で、所定のPB信号が送られ
てくると、システム制御部2は、電話番号の送出がある
と判断して、その後に相手先から送出されてくるダイヤ
ルトーンをDTMF検出部6で検出し、その検出結果か
ら電話番号を取得する(ステップS6)。
【0056】システム制御部2は、電話番号を取得する
と、取得した電話番号をメモリ3に記憶した後、回線を
切断して、録音処理を終了する(ステップS7)。
【0057】上記ステップS5で、PB信号を検出しな
いときには、システム制御部2は、その後電話番号が送
出されてこない、すなわち、確認メッセージの通知が不
要であると判断して、そのまま回線を切断して、録音処
理を終了する(ステップS7)。
【0058】その後、留守番電話装置1のオペレータ
が、戻ってきて、再生操作を行うと、留守番電話装置1
は、伝言メッセージを再生するとともに、相手先への確
認メッセージの通知処理を行う。
【0059】すなわち、システム制御部2は、所定時間
毎に、再生キーが投入されたかチェックし(ステップS
10)、再生キーが投入されると、録音/再生部4を駆
動して、留守録モード時に録音/再生部4に録音された
伝言メッセージを順次再生して、スピーカ5から拡声出
力する(ステップS11)。
【0060】なお、このとき、録音日時情報や何件目で
あるか等の情報が記憶されているときには、これらの情
報もスピーカ5から出力させる。
【0061】全ての伝言メッセージの再生を完了する
と、システム制御部2は、メモリ3から伝言メッセージ
の相手先の電話番号を読み出し(ステップS13)、ま
た、メモリ3から確認メッセージを読み出して(ステッ
プS14)、当該電話番号先に発呼する(ステップS1
5)。
【0062】相手先が応呼すると、システム制御部2
は、伝言メッセージが再生されたことを通知するための
確認メッセージを相手先に送出し(ステップS16)、
確認メッセージの送出を完了すると、通信を終了して、
再生・通知処理を終了する(ステップS17)。
【0063】なお、メモリ3に複数の相手先の電話番号
が記憶されているときには、当該複数の相手先に順次発
呼して、確認メッセージの送出を行う。
【0064】このように、本実施の形態によれば、留守
録モード時に伝言メッセージを録音すると、当該伝言メ
ッセージの相手先の電話番号を取得して、伝言メッセー
ジが再生されると、当該相手先の電話番号に発呼して、
伝言メッセージが再生された旨の確認メッセージを送出
することができ、伝言メッセージを録音した相手先は、
伝言メッセージが受信側のオペレータに伝わったことを
確認することができる。
【0065】その結果、留守録モードで伝言メッセージ
を録音したオペレータが伝言メッセージが相手側に伝わ
ったかどうかの不安を解消することができ、留守番電話
装置1の利用性、便宜性を向上させることができる。
【0066】また、上記実施の形態においては、確認メ
ッセージの不要なオペレータは、所定のPB信号の送出
を行わないことで、対応することができ、上記確認メッ
セージの通知処理の柔軟性を向上させることができる。
【0067】図4及び図5は、本発明の留守番電話装置
の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、
各伝言メッセージ毎に再生されたことを確認した後、当
該再生された伝言メッセージの相手先に確認メッセージ
を送出するものである。
【0068】なお、本実施の形態は、上記図1の留守番
電話装置1と同様の留守番電話装置に適用したものであ
り、上記図1で用いた符号をそのまま用いて、以下、説
明する。
【0069】本実施の形態の留守番電話装置1は、録音
/再生部4に伝言メッセージを録音するが、当該伝言メ
ッセージの送信側を特定するための所定の識別情報(以
下、送信側情報という。)を伝言メッセージに関連づけ
て、例えば、伝言メッセージの先頭(ヘッダ)に送信側
情報を付加したり、あるいは、伝言メッセージの後尾に
付加して記録する。
【0070】この送信側情報は、送信側を特定できるも
のであれば、どの様なものであってもよく、例えば、数
値、記号等を用いることができる。
【0071】また、メモリ3には、上記録音/再生部4
に記録する送信側情報に対応づけて送信側の電話番号を
記憶する。例えば、システム制御部2は、伝言メッセー
ジを録音/再生部4に録音して送信側電話番号を取得す
る毎に、送信側情報を録音/再生部4に記録させるとと
もに、同じ送信側情報を付与して送信側電話番号をメモ
リ3に記憶させる。
【0072】すなわち、図3に示すように、システム制
御部2は、着呼すると(ステップP1)、上記実施の形
態と同様に、留守録メッセージ(応答メッセージ)を送
出した後(ステップP2)、伝言メッセージの録音を開
始する(ステップP3)。
【0073】システム制御部2は、所定時間伝言メッセ
ージの録音を行うと、録音を終了して(ステップP
4)、所定のPB信号を検出するかチェックし(ステッ
プP5)、PB信号を検出すると、確認メッセージの通
知を必要としていると判断して、送信側情報を伝言メッ
セージのヘッダとして付加する(ステップP6)。
【0074】その後、システム制御部2は、送信側電話
番号を上記同様に取得して、メモリ3に記憶するが、こ
のとき、伝言メッセージに付加した送信側情報と同じ送
信側情報に対応づけて送信側電話番号をメモリ3に記憶
する(ステップP7)。
【0075】システム制御部2は、送信側電話番号のメ
モリ3への記憶を完了すると、回線を切断して、伝言メ
ッセージ録音処理を終了する(ステップP8)。
【0076】その後、留守番電話装置1のオペレータ
が、戻ってきて、再生操作を行うと、留守番電話装置1
は、伝言メッセージを再生するとともに、伝言メッセー
ジの再生された相手先への確認メッセージの通知処理を
行う。
【0077】すなわち、システム制御部2は、所定時間
毎に、再生キーが投入されたかチェックし(ステップP
10)、再生キーが投入されると、録音/再生部4を駆
動して、留守録モード時に録音/再生部4に録音された
伝言メッセージを順次再生して、スピーカ5から拡声出
力する(ステップP11)。
【0078】伝言メッセージの再生を完了すると、シス
テム制御部2は、再生した伝言メッセージの送信側情報
を録音/再生部4から取得して、当該送信側情報に対応
してメモリ3に記憶されている伝言メッセージの相手先
の電話番号を読み出し(ステップP13)、また、メモ
リ3から確認メッセージを読み出して(ステップP1
4)、当該電話番号先に発呼する(ステップP15)。
【0079】相手先が応呼すると、システム制御部2
は、伝言メッセージが再生されたことを通知するための
確認メッセージを相手先に送出し(ステップP16)、
確認メッセージの送出を完了すると、通信を終了して、
再生・通知処理を終了する(ステップP17)。
【0080】なお、録音/再生部4に複数の伝言メッセ
ージが記憶されており、そのうちの所定数の伝言メッセ
ージを再生したときには、当該複数の伝言メッセージの
うち再生した相手先の電話番号のみをメモリ3から読み
出して、順次発呼し、再生した伝言メッセージの相手先
にのみ確認メッセージの送出を行う。
【0081】このように、本実施の形態によれば、留守
録モード時に伝言メッセージを録音するとともに、相手
側情報を記憶して、伝言メッセージが再生されると、当
該再生された伝言メッセージの送信側情報に基づいて当
該再生された伝言メッセージの送信側電話番号に発呼し
て、伝言メッセージが再生された旨の確認メッセージを
送出することができ、複数の伝言メッセージが録音/再
生部4に録音されている場合に、再生された伝言メッセ
ージの送信側にのみ、確認メッセージを送出することが
できる。
【0082】その結果、複数の伝言メッセージが録音/
再生部4に録音されている場合においても、伝言メッセ
ージを録音した相手先は、自分の伝言メッセージが受信
側のオペレータに確実に伝わったことを確認することが
でき、留守番電話装置1の利用性、便宜性をより一層向
上させることができる。
【0083】図6は、本発明の留守番電話装置の第3の
実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、送信側か
らの音声による電話番号の通知を音声認識して、取得す
るものである。
【0084】本実施の形態は、上記第1の実施の形態の
留守番電話装置1と同様の留守番電話装置に適用したも
のであり、図1で用いた符号をそのまま用いて、以下、
説明する。
【0085】本実施の形態の留守番電話装置1は、図示
しないが、音声認識部を備えており、この音声認識部
は、音声による電話番号を認識可能なものであれば、ど
の様なものであってもよく、既知の音声認識回路を利用
することができる。
【0086】また、システム制御部2は、音声認識部の
認識した結果が電話番号であるか否かを確認するための
電話番号確認処理プログラム及び電話番号確認処理に必
要なデータ、例えば、電話番号の番号構成データをその
ROM等に記憶している。
【0087】電話番号構成データとしては、例えば、電
話番号の桁数、国内/国外の電話番号の判定データ、国
内/国外の電話番号の数値構成等である。
【0088】そして、システム制御部2は、上記各実施
の形態の場合と同様に、留守録モード時、着呼して、伝
言メッセージを録音すると、図6に示すように、音声に
よる電話番号通知であることを示す特定のPB信号を受
信するかチェックし(ステップQ1)、特定のPB信号
を受信しないときには、ダイヤルトーンによる電話番号
通知であると判断して、音声認識処理を終了して、上記
図2あるいは図4と同様の処理によりPB信号による電
話番号の取得処理を行う。
【0089】ステップQ1で、特定のPB信号を受信す
ると、音声による電話番号通知であると判断して、音声
認識部を動作させて、相手側から送られてくる音声の音
声認識を開始し(ステップQ2)、所定のPB信号を検
出すると、電話番号の音声による通知の終了であると判
断して、音声認識処理を終了する(ステップQ3)。
【0090】次に、音声認識した内容から電話番号デー
タを抽出し(ステップQ4)、抽出した電話番号データ
が、電話番号として正しいデータであるかどうか、すな
わち、電話番号の抽出が完了したかどうかチェックする
(ステップQ5)。
【0091】電話番号の抽出が完了していないときに
は、すなわち、抽出した電話番号データが電話番号とし
ての構成となっていないときには、メモリ3に予め記憶
されている音声による電話番号の再入力を依頼する音声
再入力メッセージを読み出して、送信側に送出し(ステ
ップQ5)、ステップP2に戻る。
【0092】この音声再入力メッセージに応じて、音声
による電話番号が送られてくると、上記同様の音声認識
処理及び電話番号抽出処理を行って、電話番号を取得し
(ステップP2〜P5)、ステップQ5で、正しい電話
番号データであるときには、電話番号の音声認識処理を
終了する。
【0093】このように、本実施の形態によれば、送信
側から音声により入力される電話番号を音声認識して、
取得することができ、留守番電話装置1の利用性をより
一層向上させることができる。
【0094】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0095】例えば、上記各実施の形態においては、伝
言メッセージの録音媒体として磁気テープを用いた録音
/再生部4を使用しているが、伝言メッセージの録音媒
体としては、これに限るものではなく、例えば、RAM
等であってもよく、RAMを使用すると、伝言メッセー
ジのアドレス管理や送信側情報の管理を簡単に行うこと
ができる。
【0096】また、上記各実施の形態においては、留守
番電話装置1が直接回線Lに接続されている場合につい
て説明したが、これに限るものではなく、留守番機能を
備えた携帯電話装置やPHS(Personal Handy Phone S
ystem )の電話装置等の無線電話装置にも同様に適用す
ることができる。
【0097】
【発明の効果】請求項1記載の発明の留守番電話装置に
よれば、伝言メッセージを記憶すると、当該伝言メッセ
ージの相手先の電話番号を取得して記憶し、伝言メッセ
ージが再生されると、当該相手先の電話番号に発呼し
て、伝言メッセージが再生された旨の確認メッセージを
送出することができ、伝言メッセージを送ってきた相手
先は、伝言メッセージが受信側のオペレータに伝わった
ことを確認することができる。
【0098】その結果、伝言メッセージを送ってきたオ
ペレータの伝言メッセージが相手側に伝わったかどうか
の不安を解消することができ、留守番電話装置の利用
性、便宜性を向上させることができる。
【0099】請求項2記載の発明の留守番電話装置によ
れば、伝言メッセージに識別情報を付加して記憶すると
ともに、相手先の電話番号を取得して、識別情報に対応
させて記憶し、伝言メッセージが再生されると、当該再
生された伝言メッセージの相手先の電話番号を識別情報
に基づいて取り出して、発呼し、伝言メッセージが再生
された旨の確認メッセージを送出することができ、複数
の伝言メッセージが記憶されている場合においても、再
生された伝言メッセージの送信先にのみ、確認メッセー
ジを送出することができる。
【0100】その結果、伝言メッセージを送ってきたオ
ペレータは、自分の伝言メッセージが伝わったことをよ
り一層正確に確認することができ、留守番電話装置の利
用性、便宜性をより一層向上させることができる。
【0101】上記各場合において、請求項3に記載する
ように、相手先の電話番号を、相手先から送られてくる
トーン信号により取得するようにすると、簡単な回路
で、電話番号を正確に取得することができる。
【0102】また、請求項4に記載するように、相手先
の電話番号を、相手先からの電話番号を通知する音声を
認識することにより取得するようにすると、送信側のオ
ペレータは、いちいち電話装置で電話番号を入力するこ
となく、音声で電話番号を通知することができ、便宜性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留守番電話装置の第1の実施の形態の
留守番電話装置の回路ブロック図。
【図2】図1の留守番電話装置による録音処理を示すフ
ローチャート。
【図3】図1の留守番電話装置による再生・通知処理を
示すフローチャート。
【図4】本発明の留守番電話装置の第2の実施の形態の
留守番電話装置による録音処理を示すフローチャート。
【図5】本発明の留守番電話装置の第2の実施の形態の
留守番電話装置による再生・通知処理を示すフローチャ
ート。
【図6】本発明の留守番電話装置の第3の実施の形態の
留守番電話装置による音声認識処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 留守番電話装置 2 システム制御部 3 メモリ 4 録音/再生部 5 スピーカ 6 DTMF検出部 7 回線インターフェイス 8 通話回路 9 マイク 10 レシーバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話をかけてきた相手先からの伝言メッセ
    ージをメッセージ記憶手段に記憶して、必要に応じて再
    生する留守番機能を有した留守番電話装置において、 前記相手先からの前記伝言メッセージを記憶するとき、
    前記相手先の電話番号を取得して、電話番号記憶手段に
    記憶し、 前記メッセージ記憶手段に記憶された前記伝言メッセー
    ジが再生されると、前記電話番号記憶手段に記憶した相
    手先の電話番号に発呼して、前記伝言メッセージが再生
    された旨を通知する確認メッセージを送出することを特
    徴とする留守番電話装置。
  2. 【請求項2】電話をかけてきた相手先からの伝言メッセ
    ージをメッセージ記憶手段に記憶して、必要に応じて再
    生する留守番機能を有した留守番電話装置において、 前記相手先からの前記伝言メッセージを記憶するとき、
    該伝言メッセージに所定の識別情報を付加して、前記メ
    ッセージ記憶手段に記憶するとともに、前記相手先の電
    話番号を取得して、前記識別情報に対応させて電話番号
    記憶手段に記憶し、 前記メッセージ記憶手段に記憶された前記伝言メッセー
    ジが再生されると、前記識別情報に基づいて前記電話番
    号記憶手段から当該伝言メッセージに対応する相手先の
    電話番号を読み出して発呼し、前記伝言メッセージが再
    生された旨を通知する確認メッセージを送出することを
    特徴とする留守番電話装置。
  3. 【請求項3】前記相手先の電話番号は、 前記相手先から送られてくるトーン信号により取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の留守番
    電話装置。
  4. 【請求項4】前記相手先の電話番号は、 前記相手先からの電話番号を通知する音声を認識するこ
    とにより取得することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の留守番電話装置。
JP22704995A 1995-08-11 1995-08-11 留守番電話装置 Pending JPH0955791A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008060885A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Nec Corp 伝言システム、伝言システム制御方法、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060885A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Nec Corp 伝言システム、伝言システム制御方法、及びプログラム
US8422642B2 (en) 2006-08-31 2013-04-16 Nec Corporation Message system for conducting message

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