JPH08214056A - 留守番機能付電話装置 - Google Patents

留守番機能付電話装置

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JPH08214056A
JPH08214056A JP1902295A JP1902295A JPH08214056A JP H08214056 A JPH08214056 A JP H08214056A JP 1902295 A JP1902295 A JP 1902295A JP 1902295 A JP1902295 A JP 1902295A JP H08214056 A JPH08214056 A JP H08214056A
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Katsuhiko Onozuka
勝彦 小野塚
Masakazu Oyamada
昌和 小山田
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発信者を識別して対応するメッセージを自動
的に再生することができる留守番機能付電話装置を提供
する。 【構成】 留守番動作時には、着信に応じて交換機側か
ら通知された発信者電話番号が、リレーRL、コンデン
サC2、トランスTLを介してモデム13で受信され
る。この発信者番号は、予めメモリ12登録されている
所有者番号および登録者番号とCPU1により比較さ
れ、発信者が所有者または登録者であると確認された場
合には、それぞれ発信者に対応する用件または伝言が自
動的に再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番機能付電話装置
に関し、特に音声メッセージの記録/再生機能を利用す
ることにより所定の相手との間で用件をやり取りする留
守番機能付電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、留守番電話機などの留守番機能
を有する電話装置には、着信に自動応答して音声メッセ
ージの記録/再生を行う機能を利用して、その装置を所
有する所有者と、所有者により許可された特定の相手、
すなわち登録者との間で、用件や伝言をやり取りする機
能を有するものがある。従来、このような留守番機能付
電話装置では、プライバシーを保護するため、発信者に
対して予め付与されている識別情報、例えば暗証番号の
入力を求め、発信者から送出された暗証番号と登録され
ている暗証番号とを比較し、その一致に応じて所有者あ
るいは登録者を認識して、用件や伝言の再生を許可する
ものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来の留守番機能付電話装置では、用件や伝言の再生
を指示する前に発信者が暗証番号を入力する必要があ
り、また暗証番号を暗記し、あるいはメモを見ながら入
力する必要があるため操作がわずらわしく、さらに暗証
番号や操作手順を忘れてしまった場合には、大切な用件
が伝わらなくなるという問題点があった。また、用件を
伝えたい登録者を変更したい場合には、暗証番号や操作
手順を教える必要があり、新たな登録者の操作不慣れに
よりうまく用件を伝えられないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、
発信者を識別して対応する用件/伝言を自動的に再生す
ることができる留守番機能付電話装置を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による留守番機能付電話装置は、着信
時に交換機側から通知される発信者電話番号を受信する
番号受信手段と、発信者を識別するための電話番号を記
憶する記憶手段と、留守番動作時には、着信に応答後、
番号受信手段により受信された発信者電話番号と記憶手
段内に記憶されている電話番号とを比較し、その一致に
応じて電話番号に対応するメッセージを発信者側に再生
する制御手段とを備えるものである。
【0005】また、記憶手段は、所有者を識別するため
の所有者番号を記憶し、制御手段は、留守番動作時に
は、着信に応答後、番号受信手段により受信された発信
者電話番号と所有者番号とを比較し、その一致に応じて
任意の発信者により記録されている用件メッセージを再
生するようにしたものである。また、記憶手段は、所有
者が選択した特定の利用者を識別するための登録者番号
を記憶し、制御手段は、留守番動作時には、着信に応答
後、番号受信手段により受信された発信者電話番号と登
録者番号とを比較し、その一致に応じて予め記録されて
いる伝言メッセージを再生するようにしたものである。
【0006】さらに、制御手段は、伝言メッセージ再生
後、登録者からの用件メッセージを記録するようにした
ものである。また、記憶手段は、所有者を識別するため
の所有者番号、および所有者が選択した特定の利用者を
識別するための登録者番号をそれぞれ記憶し、制御手段
は、留守番動作時には、着信に応答後、番号受信手段に
より受信された発信者電話番号と所有者番号および登録
者番号とを比較し、発信者番号と所有者番号との一致に
応じて任意の発信者により記録されている用件メッセー
ジを再生し、発信者電話番号と登録者番号との一致に応
じて予め記録されている伝言メッセージを再生するよう
にしたものである。
【0007】
【作用】したがって、留守番動作時には、着信に応答
後、番号受信手段により受信された発信者電話番号と記
憶手段内に記憶されている電話番号とが比較され、その
一致に応じて電話番号に対応するメッセージが発信者側
に再生される。また、発信者電話番号と記憶手段内の所
有者番号とが比較され、その一致に応じて任意の発信者
により記録されている用件メッセージが再生される。ま
た、発信者電話番号と記憶手段内の登録者番号とが比較
され、その一致に応じて予め記録されている伝言メッセ
ージが再生される。さらに、伝言メッセージ再生後、登
録者からの用件メッセージが記録される。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である留守番電話装置のブ
ロック図であり、以下、留守番電話装置を用いた場合を
例に説明する。なお本発明は、留守番電話装置に限らず
留守番機能を有する多機能電話装置やボタン電話装置な
どでも同様に実施可能である。
【0009】同図において、1は留守番電話装置の各部
を制御するCPU(制御手段)、2はダイヤル信号を発
生させるダイヤル回路、Q1,Q2はダイヤル回路2の
出力またはフックスイッチHS2の動作に応じて、ダイ
オードブリッジDB1を介して外線L1,L2を終端す
るトランジスタ、3は交換機側からのビジートーン(B
T)を検出するビジートーン検出回路、6は送話器Tお
よび受話器Rによる通話を実現する通話回路、7は音声
を音声データとして録再IC8内に記録しこれを再生す
る音声録再回路、SPは増幅器9に入力された音声を出
力するスピーカ、11は利用者のリモコン操作などによ
る外線L1,L2からのPB信号を受信するPBレシー
バである。
【0010】12はCPU1の処理に必要な制御情報、
ダイヤル番号などを記憶するメモリ(記憶手段)、RL
はコンデンサC2およびトランスTLの一次側を外線L
1,L2間に接続するリレー、13はトランスTLの二
次側に接続され、外線L1,L2からのモデム信号を受
信するモデム(番号受信手段)であり、リレーRL、コ
ンデンサC2、トランスTLおよびモデム13で発信者
電話番号を受信する番号受信回路を構成している。
【0011】14はコンデンサC1、ダイオードブリッ
ジDB2を介して外線L1,L2からの着信信号(16
Hz信号)を検出するとともに、ブザーBZを駆動して
着信音を出力する16Hz検出回路、PCは16Hz検
出回路14の出力を絶縁し着信信号としてCPU1に出
力するフォトカプラである。HS1はフックスイッチH
S2と一致動作しフックの状態をCPU1に出力するフ
ックスイッチ、17はダイヤルキー、19は所有者およ
び登録者を識別するための電話番号として所有者番号お
よび登録者番号をメモリ12内に登録する登録キーであ
る。
【0012】次に、図3を参照して、本発明の動作とし
て、所有者および登録者を登録する利用者登録処理につ
いて説明する。図3は、本発明の利用者登録処理を示す
フローチャートである。所有者による所定操作に応じ
て、利用者登録処理が開始される。CPU1により、ダ
イヤルキー17のダイヤル「0」の押下が検出され(ス
テップ30)、ダイヤル「0]の押下が検出された場合
(ステップ30:YES)には、所有者を識別するため
の所有者番号の登録処理に移行する。
【0013】まず、メモリ12内に格納されている所有
者番号の消去可否を示す消去フラグをセットして消去可
とし(ステップ31)、ダイヤルキー17の押下を検出
する(ステップ32)。ここでいずれかのダイヤルキー
17の押下が検出された場合(ステップ32:YES)
には、消去フラグをクリアして消去不可とした後(ステ
ップ33)、検出されたダイヤル番号を新たな所有者番
号としてメモリ12内に格納し(ステップ34)、前述
のステップ32に戻る。ダイヤルキー17の押下が検出
されない場合(ステップ32:NO)には、登録キー1
9押下による登録終了が検出されるまでこのダイヤル入
力処理を繰り返し実施する(ステップ35:NO)。
【0014】登録キー19の押下が検出された場合(ス
テップ35:YES)には、消去フラグを確認し(ステ
ップ36)、その消去可に応じてメモリ12内の所有者
番号を消去して(ステップ37)、一連の処理を終了す
る。また、消去フラグの消去不可に応じて(ステップ3
6:NO)、一連の処理を終了する。これにより、利用
者登録処理開始後に、ダイヤル「0」が押下された場合
には所有者番号登録が実行され、ダイヤルキー17の押
下に応じてそのダイヤル番号が所有者番号として順次登
録され、ダイヤルキー17の押下なしでの登録キー19
押下により登録されている所有者番号が消去される。
【0015】一方、利用者登録処理開始後に、ダイヤル
「0」が検出されなかった場合には、ダイヤル「1」〜
「9」の押下が検出され(ステップ40)、ダイヤル
「1」〜「9」の押下が検出されなかった場合(ステッ
プ40:NO)には、登録処理を終了する。また、ダイ
ヤル「1」〜「9」の押下が検出された場合(ステップ
40:YES)には、登録者登録処理に移行する。
【0016】まず、メモリ12内に格納されている登録
者番号であって押下されたダイヤル番号に対応する登録
者番号の消去可否を示す消去フラグをセットして消去可
とし(ステップ41)、ダイヤルキー17の押下を検出
する(ステップ42)。ここでいずれかのダイヤルキー
17の押下が検出された場合(ステップ42:YES)
には、消去フラグをクリアして消去不可とした後(ステ
ップ43)、検出されたダイヤル番号を新たな登録者番
号としてメモリ12内に格納し(ステップ44)、前述
のステップ42に戻る。
【0017】ダイヤルキー17の押下が検出されない場
合(ステップ42:NO)には、登録キー19押下によ
る登録終了が検出されるまでこのダイヤル入力処理を繰
り返し実施する(ステップ45:NO)。登録キー19
の押下が検出された場合(ステップ35:YES)に
は、消去フラグを確認し(ステップ36)、その消去可
に応じてメモリ12内の登録者番号を消去して(ステッ
プ37)、一連の処理を終了する。また、消去フラグの
消去不可に応じて(ステップ36:NO)、一連の処理
を終了する。
【0018】これにより、利用者登録処理開始後に、ダ
イヤル「1」〜「9」が押下された場合には、そのダイ
ヤル番号に応じた登録者番号の登録が実行され、ダイヤ
ルキー17の押下に応じてそのダイヤル番号がその登録
者番号として順次登録され、ダイヤルキー17の押下な
しでの登録キー19押下により登録されている登録者番
号が消去される。なお、前述の説明では、ダイヤル
「0」に対応して1つの所有者番号を登録し、ダイヤル
「1」〜「9」に対応して複数種の登録者番号を登録で
きるようにした場合について説明したが、必要に応じて
所有者番号を複数設定するようにしてもよく、また登録
者番号を1つのみ登録するようにしてもよい。
【0019】次に、図4を参照して、本発明の動作とし
て留守番動作時の着信処理について説明する。図4は、
留守番着信処理を示すフローチャートである。今、所有
者により留守番動作が設定されているものとする。この
とき、交換機側(図示せず)から外線L1,L2を介し
て送られてきた着信信号(16Hz信号)は、コンデン
サC1、DB2を介して16Hz検出回路14で検出さ
れ、フォトカプラPCを介してCPU1に入力される。
これによりCPU1は留守番着信処理を開始する。
【0020】まずCPU1の制御により、前述の番号受
信回路による発信者電話番号の受信が行われる(ステッ
プ50)。ここで、図2を参照して、発信者電話番号の
受信動作について説明する。図2は発信者電話番号の受
信動作を示すタイミングチャートであり、21は交換機
側から外線L1,L2間に送出される信号、22はフォ
トカプラPCの出力、23はCPU1から出力されるリ
レーRLの駆動信号、24はモデム13からの出力信号
である。
【0021】通常、交換機側からの着信信号は、1秒間
の16Hz信号送出期間と2秒間のオフ期間との繰り返
しで構成されている。また交換機側では、課金情報や発
信者からの通知により発信者電話番号を認識しており、
ここでは、交換機から発信者電話番号DNが、最初の1
6Hz信号RG1と次の16Hz信号RG2と間のオフ
期間に送出される場合について説明する。まず、RG1
の検出に応じてフォトカプラPCの出力22は「L」レ
ベルとなり、RG1の終了に応じて出力22が「H」レ
ベルとなる。これに応じてCPU1は発信者電話番号D
Nを検出するため、駆動信号23を「L」レベルに制御
してリレーRLを動作させる。
【0022】これにより外線L1,L2間の信号21が
リレーRL、C2およびトランスTLを介してモデム1
3に供給されて、発信者電話番号DNが受信され、モデ
ム13からの出力信号24によりその内容がCPU1に
出力されて、メモリ12内の所定のエリアに一時的に格
納される。続いて、RG2が前述と同様にCPU1で検
出された場合、CPU1は駆動信号23を「H」レベル
に制御してリレーRLを復帰させ、これによりモデム1
3が外線L1,L2から切り離され、発信者電話番号の
受信動作が終了する。
【0023】なお、前述の説明では、発信者電話番号D
Nが最初と次の16Hz信号(RG1,RG2)間のオ
フ期間に送出される場合を例に説明したが、他のオフ期
間であってもCPU1でオフ期間をカウントすることに
より、所定のオフ期間に送出される発信者電話番号DN
を前述と同様に検出することが可能である。また、モデ
ム13により受信するように説明したが、交換機側から
通知される発信者電話番号DNの信号形式に応じた信号
受信回路によりモデム13を構成して受信するようにし
てもよい。
【0024】さらに、前述の説明では、外線L1,L2
がアナログ回線である場合について説明したが、外線L
1,L2がISDN回線の場合には、CPU1により交
換機側との間で所定の着呼プロトコル処理が実施され
て、交換機側から送出された呼処理メッセージ内の発ア
ドレスに含まれる発信者電話番号や識別情報が受信さ
れ、前述と同様に、メモリ12の所定のエリアに格納さ
れる。
【0025】このようにして、図4のステップ50にお
いて、交換機側からの発信者電話番号が受信されて、メ
モリ12に一時的に格納される。続いて、CPU1によ
りその格納エリアがチェックされて発信者電話番号が受
信されているか否か判断される(ステップ51)。発信
者電話番号が受信されていない場合(ステップ51:N
O)には、着信に応答せず着信処理を終了する。
【0026】また、発信者電話番号が受信されている場
合(ステップ51:YES)には、CPU1からダイヤ
ル回路2が制御され、その出力によりトランジスタQ
2,Q1が導通する。これにより直流ループが形成され
て外線L1,L2が捕捉され、着信に対して自動応答す
る(ステップ52)。次に、前述のステップ50で受信
された発信者電話番号と、前述の利用者登録処理の登録
者登録により予めメモリ12内に登録されている各登録
者番号とが比較される(ステップ53)。
【0027】ここで、発信者電話番号と登録者番号のい
ずれかとが一致した場合(ステップ53:YES)に
は、発信者が登録者であると判断され、登録者に対する
応答処理が実施される。まず、所有者などにより各登録
者に対する伝言メッセージが登録されているか否か確認
され(ステップ54)、登録されている場合(ステップ
54:YES)には、その伝言メッセージに対応する音
声データが録再IC8から読み出されて音声録再回路7
で再生され、増幅器9および通話回路6を介して外線L
1,L2、すなわち登録者側に送出される。
【0028】続いて、伝言メッセージ再生と同様に所定
の応答メッセージを再生し(ステップ56)、これに応
じて発信者から送出された音声メッセージを用件メッセ
ージとして、前述の再生とは逆のルートで録再IC8に
記録する(ステップ57)。用件メッセージ記録終了あ
るいはビジートーン検出回路3による交換機側からのビ
ジートーン検出に応じて終話を検出し(ステップ58:
YES)、CPU1からダイヤル回路2を介してトラン
ジスタQ2,Q1が制御されて直流ループが切断され、
外線L1,L2が開放されて(ステップ59)、一連の
着信処理が終了する。
【0029】また、ステップ53において、発信者電話
番号が登録者番号のいずれにも一致しない場合(ステッ
プ53:NO)には、この発信者電話番号と前述の利用
者登録処理の所有者登録により予めメモリ12内に登録
されている所有者番号とが比較される(ステップ6
0)。ここで、発信者電話番号と所有者番号とが一致し
た場合(ステップ60:YES)には、発信者が所有者
であると判断され、所有者に対する応答処理が実施され
る。
【0030】まず、任意の発信者からの用件メッセージ
が登録されているか否か確認し(ステップ61)、登録
されている場合(ステップ61:YES)には、前述と
同様に用件メッセージを再生し(ステップ62)、再生
終了後および用件メッセージが登録されてない場合(ス
テップ61:NO)には、リモコン操作による所有者か
らの指示がPBレシーバ11で受信され、その指示に応
じた処理、例えば用件メッセージの消去、応答メッセー
ジの変更、あるいは伝言メッセージの記録などの処理が
実施される(ステップ63)。
【0031】これら処理は、終話指示まで繰り返し実施
され(ステップ64:NO)、ビジートーン検出回路3
による交換機側からのビジートーン検出あるいはリモコ
ン操作による終話指示に応じて(ステップ64:YE
S)、ステップ59に移行して外線L1,L2を開放し
た後、着信処理を終了する。また、ステップ60におい
て、発信者電話番号が所有者番号とも一致しない場合
(ステップ60:NO)には、一般者からの着信である
と判断して、ステップ56に移行して、前述の用件メッ
セージの記録を実施して処理を終了する。
【0032】なお、以上の説明では、通常、交換機側か
らの発信者電話番号の通知が行われるものとし、発信者
の意思によりその通知が停止できる場合を前提として、
ステップ51で発信者電話番号が受信されない場合(ス
テップ51:NO)には、発信者により通知拒否が行わ
れており、イタズラ電話などの可能性があると判断し
て、不要な着信には応答せずに着信処理を終了するよう
にした場合について説明したが、このような判断をせず
着信に応じてステップ52へ移行し、用件メッセージを
記録するようにしてもよい。
【0033】このように、所有者や登録者を識別するた
めの電話番号を所有者番号および登録者番号として予め
登録しておき、着信時に通知された発信者電話番号とこ
れら番号とを比較することにより、発信者が所有者ある
いは登録者であることを確認し、また確認の結果に応じ
て発信者に対応する伝言あるいは用件を自動的に再生す
るようにしたので、従来のように、発信者が暗証番号を
入力する必要がなく、また用件や伝言の再生を指示する
必要もなく、発信者への操作負担が軽減されるととも
に、再生忘れによる大切な用件の不伝達を回避すること
が可能となる。
【0034】さらに、登録者を変更する場合には、登録
者番号を変更するだけでよく、新たな登録者に対して暗
証番号や操作手順を教える必要がなく、容易に登録者を
変更することが可能となる。また、登録者であると確認
された場合には、伝言の再生処理を行った後、自動的に
用件録音処理を実施するようにしたので、登録者が必要
とする処理が順次実施されるものとなり、さらに登録者
の操作負担を軽減することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、着信時
に交換機側から通知される発信者電話番号を受信する番
号受信手段と、発信者を識別するための電話番号を記憶
する記憶手段とを設けて、留守番動作時には、着信に応
答後、番号受信手段により受信された発信者電話番号と
記憶手段内に記憶されている電話番号とを比較し、その
一致に応じて電話番号に対応するメッセージを発信者側
に再生するようにしたので、従来のように、発信者が暗
証番号を入力する必要がなく、また用件や伝言の再生を
指示する必要もなく、発信者への操作負担が軽減される
とともに、再生忘れによる大切な用件の不伝達を回避す
ることが可能となる。さらに、登録者を変更する場合に
は、登録者番号を変更するだけでよく、新たな登録者に
対して暗証番号や操作手順を教える必要がなく、容易に
登録者を変更することが可能となる。
【0036】また、記憶手段に所有者を識別するための
所有者番号を記憶しておき、受信された発信者電話番号
と所有者番号とを比較し、その一致に応じて任意の発信
者により記録されている用件メッセージを再生するよう
にしたので、従来のように所有者がリモコンなどにより
暗証番号や再生指示操作することなく、応答後、所有者
が通常行うべき用件メッセージの再生が自動的に実施さ
れる。また、記憶手段に所有者が選択した特定の利用者
を識別するための登録者番号を記憶しておき、受信され
た発信者電話番号と登録者番号とを比較し、その一致に
応じて予め記録されている伝言メッセージを再生するよ
うにしたので、従来のように登録者がリモコンなどによ
り暗証番号や再生指示操作することなく、応答後、登録
者が通常行うべき伝言メッセージの再生が自動的に実施
される。さらに、伝言メッセージ再生後、登録者からの
用件メッセージを記録するようにしたので、登録者に必
要とされる処理が順次実施されるものとなり、さらに登
録者の操作負担を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による電話装置のブロック
図である。
【図2】 発信者電話番号の受信動作の一例を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】 本発明の利用者登録処理を示すフローチャー
トである。
【図4】 本発明の留守番着信処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…CPU(制御手段)、2…ダイヤル回路、DB1,
DB2…ダイオードブリッジ、HS1,HS2…フック
スイッチ、Q1,Q2…トランジスタ、3…ビジートー
ン検出回路、6…通話回路、T…送話器、R…受話器、
7…音声録再回路、8…録再IC、9…増幅器、SP…
スピーカ、10…マイク、11…PBレシーバ、12…
メモリ(記憶手段)、13…モデム(番号受信手段)、
RL…リレー、C1,C2…コンデンサ、TL…トラン
ス、14…16Hz検出回路、PC…フォトカプラ、B
Z…ブザー、17…ダイヤルキー、19…登録キー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番動作時には、着信に対して自動応
    答して発信者側からの任意の用件メッセージを記録する
    とともに、発信者が特定の相手である場合には予め記録
    されている所定のメッセージを発信者側に再生する留守
    番機能付電話装置において、 着信時に交換機側から通知される発信者電話番号を受信
    する番号受信手段と、 発信者を識別するための電話番号を記憶する記憶手段
    と、 留守番動作時には、着信に応答後、前記番号受信手段に
    より受信された発信者電話番号と前記記憶手段内に記憶
    されている電話番号とを比較し、その一致に応じて前記
    電話番号に対応するメッセージを発信者側に再生する制
    御手段とを備えることを特徴とする留守番機能付電話装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の留守番機能付電話装置に
    おいて、 記憶手段は、所有者を識別するための所有者番号を記憶
    し、 制御手段は、留守番動作時には、着信に応答後、前記番
    号受信手段により受信された発信者電話番号と前記所有
    者番号とを比較し、その一致に応じて任意の発信者によ
    り記録されている用件メッセージを再生するようにした
    ことを特徴とする留守番機能付電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の留守番機能付電話装置に
    おいて、 記憶手段は、所有者が選択した特定の利用者を識別する
    ための登録者番号を記憶し、 制御手段は、留守番動作時には、着信に応答後、前記番
    号受信手段により受信された発信者電話番号と前記登録
    者番号とを比較し、その一致に応じて予め記録されてい
    る伝言メッセージを再生するようにしたことを特徴とす
    る留守番機能付電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の留守番機能付電話装置に
    おいて、 制御手段は、伝言メッセージ再生後、登録者からの用件
    メッセージを記録するようにしたことを特徴とする留守
    番機能付電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の留守番機能付電話装置に
    おいて、 記憶手段は、所有者を識別するための所有者番号、およ
    び所有者が選択した特定の利用者を識別するための登録
    者番号をそれぞれ記憶し、 制御手段は、留守番動作時には、着信に応答後、前記番
    号受信手段により受信された発信者電話番号と前記所有
    者番号および前記登録者番号とを比較し、前記発信者番
    号と所有者番号との一致に応じて任意の発信者により記
    録されている用件メッセージを再生し、前記発信者電話
    番号と前記登録者番号との一致に応じて予め記録されて
    いる伝言メッセージを再生するようにしたことを特徴と
    する留守番機能付電話装置。
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KR100334768B1 (ko) * 2000-06-01 2002-05-03 윤종용 발신자에 따른 자동응답모드 전환방법

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