JP3795761B2 - 音声情報送受信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報端末を用いて行う音声メールに関し、詳細には、情報端末間で行うメール通信を音声メールとして行う音声メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から行われている最も一般的で普及された情報伝達として、音声情報を伝達する電話システムが有った。そして電話システムで行われる音声情報は、電話回線を用いて情報の授受を行っていた。即ち、電話端末からは、通話したい電話端末を特定する識別情報である電話番号を、電話回線のうちの音声チャンネルに送信し、交換機によって相手の電話端末と回線を接続し、通話していた。
【0003】
一方、近年においては、情報通信網に情報端末を接続し、情報端末には夫々異なるアドレス情報を付与しておき、各情報端末が文章情報(以下、文章情報をメールという。)を送受信可能である文章情報システムがあった。このシステムは、文章に使用される各文字を文字毎に異なるコードに符号化してデジタル情報として送信可能なテキスト情報とし、送受信側で共有する情報通信網を経由して伝送するメールシステムとして実現されている。
【0004】
以下に、これを代表する、インターネット通信網を用いて行われるインターネットメールシステムを例として説明すると、インターネット通信網には、夫々の情報端末と共に情報端末が属するサーバシステムが接続されている。そして、各情報端末は、夫々独立したメールアドレスを有し、このアドレスを指定して所望するテキストメールを送信していた。
【0005】
送信されたテキストメールは、情報端末の属するサーバシステムに記憶される。そして、各情報端末は、自身の属するサーバシステムに記憶された自身へのメール情報を受信して閲覧可能であった。
そして、このメール情報には、発信者及びタイトルが付されてサーバシステムに記憶され、閲覧する際には、記憶された自身への複数のメールの発信者及びタイトルを確認することが可能であった。
そして、現在では、同一の情報端末からこれら2つの情報伝送システムを使用可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電話システムでは、発信側が発信すると、受信側がそのときに受信して通話しないと会話できない。又、発信側の都合のよい時間ではあるが受信者側には都合の悪い時間、例えば食事中等に受信して通話してしまうと受信者の迷惑になる場合があり、発信者は遠慮して発信できない場合があった。そこで、電話システムでは、受信側が不在の場合には、受信できない或は受信しない時にかけられた不在電話をサーバシステムに録音しておき、受信側の電話から録音された音声情報を聞くことが可能である留守番電話のサービスがあった。しかしながら、留守番電話のサービスでは、留守番電話として録音した内容が誰からのものであるかを受信側で判断できる情報が電話番号のみであり、どの様な件に関する情報が録音されているかを判断する情報が無かった。例えば、複数の電話番号から複数録音されている留守番電話の録音から早急に聞かなければならないか否かを判断することが出来ないという問題点を有した。同様に、同一の電話番号から複数留守番電話として録音されている場合、どの録音が所望する要件の録音かを判断できないという問題点を有した。
【0007】
一方、メールシステムでは、受信端末が受信した情報を自由な時間に閲覧可能なため、電話システムによるような都合の悪い時間帯を気にすることなく送信可能であり、又、送信したメールには、タイトルを付して送信することが出来るので、電話システムの有する問題は解消される。しかしながら、メールシステムでは、文章による意思伝達となるので、音声による微妙なニュアンスを伝達することが難しいという問題点を有した。
又、メールシステムでは、テキストメールの入力を行う際には、携帯電話のような携帯情報端末では操作性が悪く入力が困難であり、音声情報のように手軽に発信することが困難であるという問題点を有した。特に、お年寄りや若年者には不向きであった。
【0008】
更に又、留守番電話サービスではメールシステム同様に、受信者が都合のよいときに受信可能であるが、留守番電話サービスによって録音されているメッセージがあるという情報とメールシステムによってメッセージが送られてきているという情報とを同時に閲覧できないという問題点を有した。
この発明は、これら問題点に鑑み、情報入力の簡便な音声による情報でありながら、メールシステムのように情報にタイトルを付すことが可能な音声による情報伝達を可能にすることを課題とする。又、受信した音声によるメッセージがあるという情報も、メールを受信したという情報と共に閲覧可能にすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は
【0010】
音声通信網に接続される音声メールサーバと、音声通信網及びデータ通信網に接続可能な携帯情報端末とからなり、
音声メールサーバは、携帯情報端末から、音声情報を識別する認証情報及び音声情報からなる音声メールを受信すると、認証情報と対応させて音声情報を記憶し、携帯情報端末から認証情報に対応して記憶される音声情報の送信請求を行う送信請求情報を受信すると、送信請求情報が請求する音声情報を送信し、
携帯情報端末は、音声メールサーバへ音声通信網を経由して音声メールを送信すると共に音声メールを受信させる携帯情報端末へはデータ通信網を経由して認証情報を含むデータメールを送信可能であり、且つ、データ通信網からデータメールを受信し、受信したデータメールに含まれる認証情報から、音声メールサーバに認証情報と対応させて記憶された音声情報の送信請求を行う送信請求情報を生成して音声メールサーバへ送信し音声情報を受信可能であることを特徴とする音声情報送受信システム、
【0011】
及び、
【0012】
音声通信網に接続される音声メールサーバと、音声通信網及びデータ通信網に接続可能な携帯情報端末とからなり、
音声メールサーバは、携帯情報端末から、音声情報を識別する認証情報及び音声情報からなる音声メールを受信すると、認証情報と対応させて音声情報を記憶し、携帯情報端末から認証情報に対応して記憶される音声情報の送信請求を行う送信請求情報を受信すると、送信請求情報が請求する音声情報を送信し、
携帯情報端末は、音声メールの認証情報を自動生成すると共に音声メールサーバへ音声通信網を経由して音声メールを送信すると共に音声メールを受信させる携帯情報端末へはデータ通信網を経由して認証情報を含むデータメールを送信可能であり、且つ、データ通信網からデータメールを受信し、受信したデータメールに含まれる認証情報から、音声メールサーバに認証情報と対応させて記憶された音声情報の送信請求を行う送信請求情報を生成して音声メールサーバへ送信し音声情報を受信可能であることを特徴とする音声情報送受信システム、
【0013】
を提供する。そして、この発明の作用は以下の通りである。
即ち、携帯情報端末は、音声メールサーバへ音声通信網を経由して、音声情報を識別する認証情報及び音声情報からなる音声メールを送信する。同時に、音声メールを受信させたい携帯情報端末へは、認証情報を含むデータメールをデータ通信網を経由して送信する。
【0014】
音声メールサーバでは、携帯情報端末から送信された音声メールを受信する。そして、受信した音声メールは、音声メールサーバに認証情報と対応させて記録される。
音声メールを受信させたい携帯情報端末では、他の携帯情報端末から認証情報を含むデータメールを受信する。そして、該携帯情報端末では、受信したデータメールによって指示された音声メールを受信するために、受信したデータメールに含まれた認証情報から音声メールサーバに認証情報と対応させて記憶された音声情報の送信請求を行う送信請求情報を生成し、音声通信網によって音声メールサーバへ送信する。
【0015】
音声メールサーバでは、送信請求情報を受信すると、送信請求情報によって指示される認証情報と対応させて記憶した音声情報を、送信請求情報を送信した携帯情報端末へ送信する。
送信請求情報を送信した携帯情報端末では、音声メールサーバから送信請求情報によって指示した音声情報を受信する。
携帯情報端末が音声メールを送信する際に音声メールの認証情報を自動生成する構成では、音声メール毎に音声メールを識別可能な認証情報を生成し、音声情報及び認証情報で音声メールを構成し、音声メールサーバへ音声通信網を経由して音声メールを送信する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施の形態の構成を表す説明図であり、図2は音声メール及び告知メールNTを送信する場合のフローチャートであり、図3は音声メールを受信する場合のフローチャートである。
【0017】
1は、この発明の実施の形態の音声情報送受信システムである音声メールシステムである。音声メールシステム1は、音声メールサーバである音声メールサーバ2と、携帯情報端末である携帯電話3とからなる。そして、音声メールサーバ2及び携帯電話3は、音声メールサーバ2及び携帯電話3が接続可能な音声通信網、及び、携帯電話3が接続可能なデータ通信網を具備する通信網NETに、夫々接続されてなる。通信網NETは、携帯電話通信網からなり、電話による音声通信が可能な音声通信網である音声チャネルTNETと、画像データやインターネットメール等のデジタルデータを通信可能なデータ通信網であるデータチャネルDNETとからなる。従って、この実施の形態では、音声チャネルTNETは、通常の携帯電話3による通話を行う通信網であり、データチャネルDNETは、携帯電話3から電子メールの送受信を行えるインターネット通信網である。但し、データチャネルDNETでは、携帯電話3が携帯電話回線を通じてインターネット通信と接続することとなるが、この実施の形態では、携帯電話3が電話回線のデータチャネルからインターネット通信網に接続する詳細は説明しないものとする。尚、この実施の形態では、音声チャネルTNET及びデータチャネルDNETは、共に携帯電話3を提供する電話会社の同一の携帯電話回線のうちの各チャネルとしたが、夫々独立した通信網であってもよく、この場合には、携帯電話3は夫々の通信網と接続可能に形成される。
【0018】
音声メールサーバ2は、携帯電話3から通話される音声メールMLを受信可能であり、受信する音声メールMLを記憶可能な音声レコード記憶部21を有し、受信する音声メールMLを記憶可能である。そして、音声メールサーバ2は、音声レコード記憶部21に音声メールMLを記憶させるように制御し、又、音声レコード記憶部21に記憶された音声メールMLを検索して出力させるよう制御する制御部22を有する。この制御部22は、音声メールサーバ2を利用して音声レコードを記憶させる際に発生するサービス登録課金機能を有するが、詳細な説明は省略する。
【0019】
携帯電話3は、この実施の形態では、音声チャネルTNETによる通話機能を有すると共に、電子メールを送信可能であるインターネット通信機能を有する。そして、携帯電話3は、音声チャネルTNETによる通常の通話機能を有すると共にデータチャネルDNETによるインターネット通信機能を有する。
更に、携帯電話3は、これら機能に加え、音声チャネルTNETによって音声メールサーバ2へ音声メールMLを送信し記憶させる機能を有すると共に、音声メールMLを聞かせたい他の携帯電話3へデータチャネルDNETによって音声メールMLを送信した旨を告知する告知メールNTを送信可能である。更に、インターネット通信によって他の携帯電話3から音声メールサーバ2へ音声メールMLを記録した旨の告知メールNTを受信した際には、告知メールNTによって指示される音声メールMLを音声チャネルTNETから受信するように音声メールサーバ2に指示する音声受話情報RCVを送信可能である。
【0020】
そこで、携帯電話3が送信可能な音声メールMLを詳説する。音声メールMLは、音声チャネルTNETを経由して送受信可能な情報であり、自身を識別するための認証情報である音声レコード認証情報IDと、音声情報である通話メッセージ情報MEとからなり、通話メッセージ情報MEは音声レコード認証情報IDに続けて送信される情報である。音声レコード認証情報IDは、音声メールMLが携帯電話3から音声チャネルTNETを経由して送信されるので、携帯電話3に備えるトーンダイヤルによるトーンの差によって識別可能とする。具体的には、予め定める桁数のトーンダイヤルを押下することで各ダイヤル番号毎に異なるトーンの列として形成する。又、通話メッセージ情報MEは、予め定める桁数によって形成された音声レコード認証情報IDのトーン以後に続く信号として形成する。この実施の形態では、音声レコード認証情報IDを予め定める桁数としたが、音声レコード認証情報IDと通話メッセージ情報MEとの境を定めるプッシュダイヤルキーを、例えば「#」のように予め定めることで、「#」キーのトーンを境に以後は通話メッセージ情報MEであると識別するように形成してもよい。この場合には、通話メッセージ情報MEの通話を先に行い、その後に「#」キーを押下し、以後を音声レコード認証情報IDとして認識するように実施することも可能であり、音声メールMLにおいては、通話メッセージ情報MEと音声レコード認証情報IDとの順序はどちらでも実施可能である。
【0021】
このように形成される音声メールMLは、携帯電話3によって送信されて音声メールサーバ2へ記憶されることとなる。従って、携帯電話3では、通常の音声チャネルTNETによる通話同様に、音声メールサーバ2の電話番号へダイヤルし、音声メールサーバ2と接続させ、音声レコード認証情報IDをダイヤルキー入力した後に音声による通話メッセージ情報MEを送信することで、音声メールMLを音声メールサーバ2へ記憶させる。携帯電話3は、音声メールMLを送信可能であると共に、音声メールMLを聞かせたい宛先に対し、音声メールサーバ2に記憶した音声メールMLを聞かせるための告知メールNTをデータチャネルDNETを経由して送信可能である。以下、告知メールNTを詳説すると、告知メールNTは、告知する携帯電話3がタイトルを表示可能なタイトル情報TYと、告知内容をテキストメールとして表示可能なヘッダ情報HEと、告知した音声メールMLを識別させる音声レコード認証情報IDとからなる。又、タイトル情報TYは、受信した携帯電話3が告知メールNTであることを識別可能な情報である。
【0022】
そして、携帯電話3では、このように形成される告知メールNTを受信すると、他のインターネットメール同様にタイトル情報TYを表示する。従って、タイトル情報TYは他のインターネットメール同様に扱う。但し、タイトル情報TYを表示すると共に、告知メールNTであることが携帯電話3利用者に一目で分かるよう、例えばタイトル情報TYの前に「@」を表示する等して「サイン」を同時に表示する。従って、告知メールNTは、「サイン」を表示させることで他のインターネットメールとは異なることを表示させ、更に、他のインターネットメール同様、内容を表示させる(以後、開くという。)ことでヘッダ情報HEを表示可能である。更には、告知メールNTのヘッダ部を表示した状態、或は、選択した状態(一般的には、反転表示である)で、予め定める所定キーを押下することで、音声受話情報RCVを自動的に生成し、予め設定された音声メールサーバ2の電話番号へダイヤルして送信可能である。
【0023】
音声受話情報RCVは、音声メールサーバ2に対し、音声メールサーバ2に記憶されている所望の通話メッセージ情報MEを音声チャネルTNET経由で再生させる情報であり、告知メールNTに含まれる音声レコード認証情報ID及び再生指示情報を含み、携帯電話3によって自動生成されて送信される。尚、この実施の形態では、音声受話情報RCVを送信する音声メールサーバ2のダイヤル番号は、携帯電話3に予め設定するように形成したが、音声メールサーバ2のダイヤル番号の情報を告知メールNTに含めて携帯電話3へ送信するよう形成し、更に、携帯電話3が音声受話情報RCVを生成して音声メールサーバ2へ送信する際にも、音声メールサーバ2のダイヤル番号を、告知メールNTから生成して自動的にダイヤルするように形成してもよい。
【0024】
そして、音声メールサーバ2では、このように生成され携帯電話3から受信する音声メールMLを、制御部22が音声レコード認証情報IDと通話メッセージ情報MEとに分割し、通話メッセージ情報MEを音声レコード認証情報IDに対応させて音声レコード記憶部21へ記憶可能である。更に、音声メールサーバ2では、携帯電話3から受信する音声受話情報RCVの再生指示情報によって、記憶されている通話メッセージ情報MEの再生を指示され、音声受話情報RCVによって読み出される音声レコード認証情報IDと一致する音声レコード認証情報IDに対応して記録された通話メッセージ情報MEを、再生指示された携帯電話3へ音声チャネルTNETから送信可能である。
【0025】
従って、音声メールシステム1では、特定の携帯電話3に聞かせたい音声メールMLの通話メッセージ情報MEが、音声メールサーバ2の音声レコード記憶部21に、音声メールMLで送信される音声レコード認証情報IDに対応して記憶される一方で、この通話メッセージ情報MEを聞かせたい携帯電話3には、音声メールMLを音声メールサーバ2へ記憶した旨を知らせると共に通話メッセージ情報MEを音声メールサーバ2が特定するための音声レコード認証情報IDを含む告知メールNTが送信される。更に、音声メールシステム1では、通話メッセージ情報MEの再生を希望する携帯電話3から音声メールサーバ2へ、携帯電話3が受信した告知メールNTから、再生希望する通話メッセージ情報MEを特定するための音声レコード認証情報IDを読み取り、読み取った音声レコード認証情報IDを含み通話メッセージ情報MEを再生させる手続を指示する音声受話情報RCVを送信することで、記憶された通話メッセージ情報MEを再生する。
【0026】
次いで、実施の形態の作用を説明する。
音声メールMLを送信するために携帯電話3によって音声メールMLを作成するが、この実施の形態では、携帯電話3は音声メールMLを作成すると共に告知メールNTの作成も行う。
そこで、携帯電話3の所定キーを操作し、図2に表す音声メール送信モード4に切換え、メール入力ステップ4aを実行する。
【0027】
メール入力ステップ4aは、音声メールMLと共に送信する告知メールNTの作成に必要な情報を入力するステップである。携帯電話3では、通常の電子メール送信機能も有しているため、メール入力ステップ4aでは、通常の電子メールの生成に必要な宛先メールアドレス及び表題情報の入力が行われ、告知メールNT及び通常の電子メールの送信相手を特定すると共にメールの表題を入力する。従って、携帯電話3で音声メールMLを送信する際には、音声メールMLと共に送信される告知メールの生成に必要な情報の入力が行われることとなり、入力される宛先メールアドレスが告知メールNTを送信する相手先の宛先メールアドレスであり、同様に表題情報が告知メールNTのタイトル情報TYである。このように、告知メールNTは、メールとしては通常の電子メール同様に扱われる。以下、通常の電子メールと告知メールNTとを合わせて表す場合にはテキストメールと記載する。
【0028】
メール入力ステップ4aで情報入力を完了すると、音声メール生成判断ステップ4bが実行される。音声メール生成判断ステップ4bでは、「音声メールMLの生成」、或は、通常の電子メールである「テキストメールの生成」が入力されて判断される。音声メール生成判断ステップ4bで、音声メールMLを生成すると判断した場合には、続けて音声メール生成送信処理5が実行され、音声メールMLを生成しない場合には、特に告知メールNTとする処理を行わずに通常の電子メールを生成するテキストメール生成ステップ4dが実行される。
音声メール生成送信処理5では、テキスト保持ステップ5a、認証情報自動生成ステップ5b、音声メールサーバ呼出ステップ5c、認証情報自動送出ステップ5d、通話メッセージ送信ステップ5eを順次実行し、テキストメール生成ステップ4dに続けてテキスト保持ステップ5aが実行される。
【0029】
テキスト保持ステップ5aでは、告知メールNTを生成するためのテキストメール生成過程を、音声メール送信後に自動的に開始できるよう保存しておくと共にメール作成の画面を保持する。
次いで、認証情報自動生成ステップ5bが実行される。認証情報自動生成ステップ5bでは、音声レコード認証情報IDを自動生成する。この実施の形態では、携帯電話3は、送信する音声メールML及び告知メールNTの音声レコード認証情報IDを音声メールML送信者及び告知メールNT受信者が自身で入力することなく自動生成するよう形成するので、音声レコード認証情報IDは、携帯電話3が音声メールMLを送信する都度新たな音声レコード認証情報IDを自動的に生成して送信する。しかしながら、音声レコード認証情報IDそのものを意味のある情報として告知メールNT受信者に知らせるようにしたい場合には、音声レコード認証情報IDを自身で意味のある情報として入力するように形成してもよい。
【0030】
認証情報自動生成ステップ5bで音声レコード認証情報IDを自動生成すると、続けて音声メールサーバ呼出ステップ5cが実行される。
音声メールサーバ呼出ステップ5cでは、携帯電話3を音声チャネルTNETに接続して音声メールサーバ2のダイヤル番号を自動的にダイヤルし、音声メールサーバ2を呼出し接続する。尚、この実施の形態では、音声メールサーバ2は、通話メッセージ情報MEの記憶を受付けるダイヤル番号と、通話メッセージ情報MEの再生を受付けるダイヤル番号とを異ならせ、ダイヤルされてきた音声チャネルTNETによって通話メッセージ情報MEの記憶要求なのか再生要求なのかを判断するよう形成するが、音声レコード認証情報IDを送信すると共に記憶要求なのか再生要求なのかを指示する情報を送信用に形成してもよく、この場合には、音声メールサーバ2の受付けダイヤルを共通にできる。
【0031】
音声メールサーバ2では、携帯電話3から呼出しを受けると記憶処理6を実行する。記憶処理6は、携帯電話3から送信される情報によって、記憶コール受付ステップ6a、認証情報コード化ステップ6b、通話メッセージ受信ステップ6c、音声メール登録ステップ6dの各ステップを実行し、携帯電話3から呼出しを受けたので、記憶コール受付ステップ6aを実行する。
記憶コール受付ステップ6aでは、携帯電話3との音声チャネルTNETでの接続を維持し、音声レコード認証情報IDを受付できる待機状態とし、携帯電話3へ受付待機状態である信号を送信する。尚、この実施の形態では、音声メールサーバ2は、通話メッセージ情報MEの記憶を受付けるダイヤル番号と、通話メッセージ情報MEの再生を受付けるダイヤル番号とを異ならせ、ダイヤルされてきた音声チャネルTNETによって通話メッセージ情報MEの記憶要求なのか再生要求なのかを判断するよう形成するが、音声レコード認証情報IDを送信すると共に記憶要求なのか再生要求なのかを指示する情報を送信用に形成された場合には、音声メールサーバ2は記憶要求なのか再生要求なのかを自動的に判断し、該当する記憶処理6或いは読取り処理9を適宜実行する。
【0032】
携帯電話3では、音声メールサーバ呼出ステップ5cが、音声メールサーバ2から接続を完了し音声レコード認証情報IDを受信可能な状態である信号を受信したので、認証情報自動送出ステップ5dを実行する。
認証情報自動送出ステップ5dでは、自動生成された音声レコード認証情報IDを音声メールサーバ2へ送信する。
音声メールサーバ2では、携帯電話3から音声レコード認証情報IDを受信したので、認証情報コード化ステップ6bが実行される。
認証情報コード化ステップ6bでは、音声チャネルTNETによってトーン信号として送信されてくる音声レコード認証情報IDを、デジタル信号として処理可能にコード化して保持する。
【0033】
次いで、通話メッセージ受信ステップ6cを実行し、接続している携帯電話3に対し、通話メッセージ情報MEを記憶可能な状態である信号を送信すると共に通話メッセージ情報MEの送信を開始するように音声ガイドを送信する。音声ガイドを送信すると、通話メッセージ情報記憶待機状態になる。通話メッセージ受信ステップ6cでは、通話メッセージ情報MEを記憶できる待機状態を維持し、「#」キーのトーン信号を受信すると通話メッセージ情報MEの記憶を終了する。
【0034】
この時、携帯電話3では、音声メールサーバ2が録音可能な状態である信号を受信したので、通話メッセージ送信ステップ5eを実行し、受信した音声ガイドの指示に従って通話メッセージ情報MEを入力する。即ち、受話口に通話メッセージを喋る。そして、通話メッセージ終了後には、通話者自身が「#」キーを押圧して「#」キーのトーン信号を送信する。
すると、音声メールサーバ2では、実行されている通話メッセージ受信ステップ6cが「#」キーのトーン信号を受信する。通話メッセージ受信ステップ6cでは、「#」キーのトーン信号を受信したので、続けて音声メール登録ステップ6dを実行する。音声メール登録ステップ6dでは、受信した通話メッセージ情報MEにヘッダーとして音声レコード認証情報IDを付して音声レコード記憶部21へ記憶すると共に、記憶終了を通知する信号を携帯電話3へ送信する。そして、音声メールサーバ2での音声メール記憶処理を終了する。
【0035】
携帯電話3では、音声メールMLの送信が終了し音声メールサーバ2から記憶終了の信号を受信したので、音声チャネルTNETの接続を解除し、続いて次のステップである告知メール生成ステップ4cを実行する。
告知メール生成ステップ4cでは、次いで実行されるテキストメール生成ステップ4dで生成するテキストメールを、告知メールNTとして他の携帯電話3へデータチャネルDNETを経由して送信するために、音声メールサーバ2のダイヤル番号及び自動生成した音声レコード認証情報IDを、生成するテキストメールの本文に自動的に付加する。そして、付加される音声メールサーバ2のダイヤル番号及び自動生成した音声レコード認証情報IDは、コード化された情報である。
【0036】
この付加作業が終了すると、続けてテキストメール生成ステップ4dが実行される。テキストメール生成ステップ4dでは、テキスト保持ステップ5aで保存していたテキストメール生成過程を続行し、テキストメールの入力が行われる。即ち、告知メールNTのヘッダ情報HEが入力されて告知メールNTが生成される。従って、テキストメール生成ステップ4dで生成された告知メールNTには、本文中に既に音声メールサーバ2のダイヤル番号及び音声レコード認証情報IDが付加されている。
【0037】
次いで、ファイル添付ステップ4eが実行される。ファイル添付ステップ4eは、生成したテキストメールに所望のファイルを添付するステップであり、添付ファイルがない場合には、携帯電話3に表示させた次のステップを実行する「次へ」が選択されて次のステップの実行を指示する。添付するファイルがある場合には、所望のファイルを添付するよう指示してファイル添付作業を行い、続けて次のステップを実行する「次へ」を選択して次のステップの実行を指示する。
ファイル添付ステップ4eに次いでテキストメール送信ステップ4fを実行する。テキストメール送信ステップ4fは、テキストメールを送信するステップであり、この説明では生成したテキストメールが告知メールNTなので、告知メールを送信する。
【0038】
即ち、携帯電話3をデータチャネルDNETと接続し、メール入力ステップ4aで入力された宛先メールアドレスに宛てて告知メールNTを送信し、メールが受信されたことを確認してデータチャネルDNETとの接続を終了する。
このように、音声メールML及び告知メールNTは、音声メール送信4、音声メール生成送信処理5、及び、記憶処理6によって夫々送信される。
携帯電話3が音声メールMLを受信する際には、図3に表す音声メール受信処理7によって行われる。
【0039】
即ち、携帯電話3では、テキストメールを受信するので所定のキー入力操作によって音声メール受信処理7をスタートさせる。すると、メール一覧表示ステップ7aが実行され、携帯電話3をデータチャネルDNETに接続し、携帯電話3へデータチャネルDNET経由で送信されたテキストメールの宛先メールアドレス、表題情報、及び、テキストメールに添付された添付ファイルのリストを、インターネットメールサーバ10を参照して一覧表示すると共に、表示されたテキストメールの一つを選択可能とし、選択されるのを待つ。従って、メール一覧表示ステップ7aでは、携帯電話3に対して音声メールサーバ2に音声メールMLが記憶されている場合には、告知メールNTもテキストメール一覧に表示する。
【0040】
そこで、利用者は、携帯電話3の所定キーを操作して、所望のテキストメールを選択する。この説明では、告知メールNTを選択する場合を説明する。
すると、音声メール受信判断ステップ7bが実行される。音声メール受信判断ステップ7bは、メール一覧表示ステップ7aによって選択された告知メールNTに対応して音声メールサーバ2に記憶されている音声メールMLの通話メッセージ情報MEを聞くか否かを選択させるステップであり、「聞く」と選択した場合には音声メール読取り処理8を実行し、「聞かない」と選択した場合にはテキストメール読取りステップ7cを実行する。従って、メール一覧表示ステップ7aで選択したテキストメールが通常の電子メールであった場合には、「聞かない」と選択することとなり、告知メールNTを選択したが通話メッセージ情報MEを聞かない場合にも「聞かない」と選択する。尚、携帯電話3で受信されるテキストメールが、通常の電子メールなのか告知メールNTなのかを判断可能な状態、即ち、テキストメールを開いたときに告知メールNTであるという情報が携帯電話3によって自動的に判断できる場合には、メール一覧表示ステップ7aで選択されたテキストメールが告知メールNTの場合のみ音声メール受信判断ステップ7bを実行し、選択されたテキストメールが告知メールNTでない場合には、自動的にテキストメール読取りステップ7cを実行するようにしてもよい。この説明では、「聞く」を選択した場合を説明する。
【0041】
音声メール受信判断ステップ7bで「聞く」が選択されたので、次いで音声メール読取り処理8が実行される。音声メール読取り処理8では、テキスト保持ステップ8a、認証情報自動生成ステップ8b、音声メールサーバ呼出ステップ8c、認証情報自動送出ステップ8d、通話メッセージ受信ステップ8e、再受信ステップ8f、保管判断ステップ8g、保管指示ステップ8hを順次実行するので、音声メール受信判断ステップ7bに続けてテキスト保持ステップ8aが実行される。
テキスト保持ステップ8aでは、テキストメールを読取るためのテキストメール読取り前の状態を、通話メッセージ情報ME受信後に自動的に開始できるよう保存しておくと共にメール読取り画面を保持する。
【0042】
次いで、認証情報自動生成ステップ8bが実行される。認証情報自動生成ステップ8bでは、選択された告知メールNTから音声レコード認証情報IDを自動生成する。この実施の形態では、携帯電話3は、音声レコード認証情報IDを自動生成したが、利用者自身が携帯電話3の所定キーを操作して手入力するよう形成してもよい。
認証情報自動生成ステップ8bで音声レコード認証情報IDを自動生成すると、続けて音声メールサーバ呼出ステップ8cが実行される。尚、この実施の形態では、音声メールサーバ2は、通話メッセージ情報MEの記憶を受付けるダイヤル番号と、通話メッセージ情報MEの再生を受付けるダイヤル番号とを異ならせ、ダイヤルされてきた音声チャネルTNETによって通話メッセージ情報MEの記憶要求なのか再生要求なのかを判断するよう形成するが、音声レコード認証情報IDを送信すると共に記憶要求なのか再生要求なのかを指示する情報を送信用に形成してもよく、この場合には、音声メールサーバ2の受付けダイヤルを共通にできる。
【0043】
音声メールサーバ呼出ステップ8cでは、携帯電話3を音声チャネルTNETに接続して音声メールサーバ2のダイヤル番号を自動的にダイヤルし、音声メールサーバ2を呼出し接続する。このとき、データチャネルDNETの接続は維持されている。
音声メールサーバ2では、携帯電話3から呼出しを受けると読取り処理9を実行する。読取り処理9は、携帯電話3から送信される情報によって、読取りコール受付ステップ9a、認証情報情報コード化ステップ9b、検索読取りステップ9c、通話メッセージ送信ステップ9d、再送信判断ステップ9e、保管判断ステップ9f、保管処理ステップ9gの各ステップを実行し、携帯電話3から呼出しを受けたので、読取りコール受付ステップ9aを実行する。
【0044】
読取りコール受付ステップ9aでは、携帯電話3との音声チャネルTNETでの接続を維持し、音声レコード認証情報IDを受付できる待機状態とし、携帯電話3へ受付待機状態である信号を送信する。尚、この実施の形態では、音声メールサーバ2は、通話メッセージ情報MEの記憶を受付るダイヤル番号と、通話メッセージ情報MEの再生を受付けるダイヤル番号とを異ならせ、ダイヤルされてきた音声チャネルTNETによって通話メッセージ情報MEの記憶要求なのか再生要求なのかを判断するよう形成するが、音声レコード認証情報IDを送信すると共に記憶要求なのか再生要求なのかを指示する情報を送信用に形成された場合には、音声メールサーバ2は記憶要求なのか再生要求なのかを自動的に判断し、該当する記憶処理6或いは読取り処理9を適宜実行する。
【0045】
携帯電話3では、読取りコール受付ステップ9aによって、音声メールサーバ2から接続を完了し音声レコード認証情報IDを受信可能な状態である信号を受信したので、認証情報自動送出ステップ8dを実行する。
認証情報自動送出ステップ8dでは、自動生成された音声レコード認証情報IDを音声メールサーバ2へ送信する。
次いで、通話メッセージ受信ステップ8eが実行され、音声メールサーバ2から通話メッセージ情報MEを受信する待機状態となる。通話メッセージ受信ステップ8eは、音声メールサーバ2から送信されてくる通話メッセージ情報MEを受付けるステップであり、音声メールサーバ2からの通話メッセージ情報MEを再生する。即ち、通常の電話における受話状態となる。
【0046】
一方、音声メールサーバ2では、認証情報自動送出ステップ8dによって携帯電話3から音声レコード認証情報IDを受信したので、認証情報コード化ステップ9bが実行される。
認証情報コード化ステップ9bでは、音声チャネルTNETによってトーン信号として送信されてくる音声レコード認証情報IDを、デジタル信号として処理可能にコード化して保持する。
次いで、検索読取りステップ9cが実行される。検索読取りステップ9cでは、コード化ステップ9bでコード化した音声レコード認証情報IDを検索キーとして、音声レコード記憶部21に記憶された通話メッセージ情報MEから音声レコード認証情報IDに対応して記憶されている通話メッセージ情報MEを検索する。そして、所望の通話メッセージ情報MEが検索されると、続けて通話メッセージ送信ステップ9dが実行される。
【0047】
通話メッセージ送信ステップ9dでは、接続された携帯電話3へ音声チャネルTNET経由で検索された通話メッセージ情報MEを送信する。そして、通話メッセージ情報MEの送信を終了すると携帯電話3へ送信終了を指示する情報を送信して終了する。
通話メッセージ送信ステップ9dが終了すると、次いで再送信判断ステップ9eが実行される。
再送信判断ステップ9eでは、携帯電話3から再送信要求があるか否かを判断するステップで、携帯電話3からの指示を待ちその信号によって判断する。音声メールサーバ2では、再送信判断ステップ9eが実行され待機状態となる。尚、音声メールサーバ2では、通話メッセージ情報MEの送信は、繰り返し行い、再生中止要求によって再生を終了し、次のステップを実行するよう形成してもよい。
【0048】
他方、携帯電話3では、音声メールサーバ2から所望の通話メッセージ情報MEが送信されてきたので、通話メッセージ受信ステップ8eが通話メッセージ情報MEを受話状態で再生する。そして、通話メッセージ受信ステップ8eが音声メールサーバ2から再生終了を指示する情報を受信すると再生を終了してステップを終了し、次の再受信ステップ8fを実行する。
再受信ステップ8fは、携帯電話3利用者から再生終了した通話メッセージ情報MEを再び再生するか否かの入力を待ち、指示されることで判断するステップであり、「再生する」と指示された場合には、音声メールサーバ2に対し通話メッセージ情報MEを再送信するよう要求する情報を送信し、再び通話メッセージ受信ステップ8eを繰り返す。又、「再生しない」と指示された場合には、音声メールサーバ2に対し通話メッセージ情報MEを再送信しないよう要求する情報を送信し、次の保管判断ステップ8gが実行される。この説明では「再生しない」と指示した場合を説明する。
【0049】
再受信ステップ8fで「再生しない」と指示されたので、次いで保管判断ステップ8gが実行される。保管判断ステップ8gは、受信した通話メッセージ情報MEを音声メールサーバ2に保管しておくか否かの選択をさせて判断するステップであり、保管判断ステップ8gが実行されると、携帯電話3利用者に保管するか否かの入力を促す。そして、「保管する」と指示された場合には、次のステップである保管指示ステップ8hを実行し、「保管しない」と指示された場合には、保管指示ステップ8hを飛ばしてテキストメール読取りステップ7cを実行する。この説明では、「保管する」と指示した場合を説明する。
保管判断ステップ8gで「保管する」と指示されたので、保管指示ステップ8hが実行される。保管指示ステップ8hでは、メールサーバ2に対し再生された通話メッセージ情報MEを保管するよう要求指示する情報を送信し、次いで、次のステップであるテキストメール読取りステップ7cを実行させる。
【0050】
一方、音声メールサーバ2では、再受信ステップ8fによって「再生しない」と指示されたので、再送信判断ステップ9eを終了し、次の保管判断ステップ9fを実行する。尚、「再生する」と指示された場合には、再び通話メッセージ送信ステップ9dを実行して通話メッセージ情報MEの送信を繰り返す。
保管判断ステップ9fでは、携帯電話3から通話メッセージ情報MEを保管するか否かを指示する情報を受信して判断する待機状態をとり、「保管する」との指示信号を受信すると、再生した通話メッセージ情報MEを削除することなく読取り処理9を終了し、「保管しない」との指示信号を受信すると、次の保管処理ステップ9gを実行する。この説明では、「保管しない」と指示されたので、次に保管処理ステップ9gを実行する。
【0051】
保管処理ステップ9gでは携帯電話3から通話メッセージ情報MEを「保管しない」と指示されたので、再生した通話メッセージ情報MEを音声レコード記憶部21から削除する。その際、通話メッセージ情報MEに対応して記憶されている音声レコード認証情報IDも削除する。
そして、保管処理ステップ9gの実行が終了すると、音声メールサーバ2での読取り処理9を終了する。
【0052】
他方、携帯電話3では、保管指示ステップ8hの実行が終了したので、続いてテキストメール読取りステップ7cが実行される。
テキストメール読取りステップ7cでは、通常行われるテキストメールの読取りを行う。即ち、送信されたテキストメールの本文を表示する。
次いで、添付ファイル読取りステップ7dが実行される。添付ファイル読取りステップ7dでは、テキストメールに添付ファイルがある場合にその添付ファイルを指示することで添付ファイルを表示する。
【0053】
そして、添付ファイル読取りステップ7dが終了すると、携帯電話3は音声メールの受信処理を終了する。尚、メール一覧表示ステップ7a、テキストメール読取りステップ7c、及び、添付ファイル読取りステップ7dは、携帯電話3で普通に行われているインターネットメールの読取りと同様なステップなので、詳述しない。
【0054】
【発明の効果】
この発明によれば、送信したい相手に通話による情報を、音声チャネルとデータチャネルとを併用し、通話による音声メールとデータによる告知メールとで通信するので、音声メールが来ていることを通常の電子メールと合わせて同一画面で表示可能なので、音声による情報伝達を通常の電子メールと同一に扱え、受信する側では都合のよい時に音声メールが有ることを告知メールで知ることができ、更に音声メールも都合のよい時に聞くことが可能となる。
【0055】
又、留守番電話センターによるメッセージとは異なり、音声メールが複数有っても、告知メールによって用件の内容がタイトル情報として他のテキストメールの表題と共に表示されるので、留守番センターによるメッセージの再生のように録音された時間順に再生して聞かなくとも、必要なメッセージから再生して聞くことが可能となる。更には、聞く必要がないと判断する音声メールは再生せずに聞かないことも可能である。
【0056】
そして、文章による表現では表せない音声による微妙なニュアンスを、テキストメール同様自由に聞くことが出来る状態で伝達可能である。更には、音声レコード認証情報を自動的に生成するように構成していれば、告知メールを送信するタイトル情報を携帯電話3へ予め複数登録しておけば、必要なタイトル情報を選択するだけの簡単な操作で告知メールを生成でき、後は受話口に話しかけるだけで音声メールMLを送信可能となり、高齢者、若年者、或は、携帯電話3によるテキストメール送信のための文字入力が不慣れな者等でも、音声メールを簡便に送信可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の構成を表す説明図
【図2】 音声メールを送信する場合のフローチャート
【図3】 音声メールを受信する場合のフローチャート
【符号の説明】
NET 通信網
TNET 音声通信網である音声チャネル
DNET データ通信網であるデータチャネルDNET
ML 音声メール
ID 音声レコード認証情報
ME 通話メッセージ情報
NT 告知メール
TY タイトル情報
HE ヘッダ情報
ID 音声レコード認証情報
RCV 音声受話情報
1 音声メールシステム
2 音声メールサーバ
21 音声レコード記憶部
22 制御部
3 携帯情報端末である携帯電話
4 音声メール送信
4a メール入力ステップ
4b 音声メール生成判断ステップ
4c 告知メール生成ステップ
4d テキストメール生成ステップ
4e ファイル添付ステップ
4f テキストメール送信ステップ
5 音声メール生成送信処理
5a テキスト保持ステップ
5b 認証情報自動生成ステップ
5c 音声メールサーバ呼出ステップ
5d 認証情報自動送出ステップ
5e 通話メッセージ送信ステップ
6 記憶処理
6a 記憶コール受付ステップ
6b 認証情報コード化ステップ
6c 通話メッセージ受信ステップ
6d 音声メール登録ステップ
7 音声メール受信処理
7a メール一覧表示ステップ
7b 音声メール受信判断ステップ
7c テキストメール読取りステップ
7d 添付ファイル読取りステップ
8 音声メール読取り処理
8a テキスト保持ステップ
8b 認証情報自動生成ステップ
8c 音声メールサーバ呼び出しステップ
8d 認証情報自動送出ステップ
8e 通話メッセージ受信ステップ
8f 再受信ステップ
8g 保管判断ステップ
8h 保管指示ステップ
9 読取り処理
9a 読取り処理
9b 認証情報コード化ステップ
9c 検索読取りステップ
9d 通話メッセージ送信ステップ
9e 再送信判断ステップ
9f 保管判断ステップ
9g 保管処理ステップ
10 インターネットメールサーバ

Claims (4)

  1. 音声通信網に接続される録音メッセージサーバと、音声通信網及びデータ通信網に接続可能な携帯情報端末とからなり、
    録音メッセージサーバは、携帯情報端末から、音声情報を識別する認証情報及び音声情報からなる通話メッセージを受信すると、認証情報と対応させて音声情報を録音し、携帯情報端末から、認証情報に対応して録音される音声情報の再生請求を行う再生請求情報を受信すると、再生請求情報が請求する音声情報を再生し、
    携帯情報端末は、録音メッセージサーバへ音声通信網を経由して通話メッセージを送信すると共に音声情報を受信させる他の携帯情報端末へはデータ通信網を経由して認証情報を含むデータメールを送信可能であり、且つ、データ通信網からデータメールを受信し、受信したデータメールに含まれる認証情報から、録音メッセージサーバに認証情報と対応させて録音された音声情報の再生請求を行う再生請求情報を生成して録音メッセージサーバへ送信し音声情報を受信可能であることを特徴とする音声情報送受信システム。
  2. 音声通信網に接続される録音メッセージサーバと、音声通信網及びデータ通信網に接続可能な携帯情報端末とからなり、
    録音メッセージサーバは、携帯情報端末から、音声情報を識別する認証情報及び音声情報からなる通話メッセージを受信すると、認証情報と対応させて音声情報を録音し、携帯情報端末から、認証情報に対応して録音される音声情報の再生請求を行う再生請求情報を受信すると、再生請求情報が請求する音声情報を再生し、
    携帯情報端末は、通話メッセージの認証情報を自動生成すると共に録音メッセージサーバへ音声通信網を経由して通話メッセージを送信すると共に音声情報を受信させる他の携帯情報端末へはデータ通信網を経由して認証情報を含むデータメールを送信可能であり、且つ、データ通信網からデータメールを受信し、受信したデータメールに含まれる認証情報から、録音メッセージサーバに認証情報と対応させて録音された音声情報の再生請求を行う再生請求情報を生成して録音メッセージサーバへ送信し音声情報を受信可能であることを特徴とする音声情報送受信システム。
  3. 音声情報を識別する認証情報および音声情報からなる通話メッセージを送受信可能である、音声通信網及びデータ通信網に接続可能な携帯情報端末であって、
    音声メール送信時には、録音メッセージサーバに対して前記音声通信網を経由して通話メッセージを送信して前記音声情報を録音させると共に前記音声情報を受信させる他の携帯情報端末に対して前記データ通信網を経由して認証情報を含むデータメールを送信可能であり、
    前記データ通信網から前記データメールを受信した場合には、受信した前記データメールに含まれる前記認証情報を用いて、認証情報と対応させて前記録音メッセージサーバに録音された音声情報の再生請求を行うための再生請求情報を生成し、前記録音メッセージサーバへ送信することによって前記音声情報を受信可能である携帯情報端末。
  4. 請求項3に記載の携帯情報端末はさらに、
    前記認証情報を自動生成する携帯情報端末。
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