JPH11164041A - 音声メールサーバー装置 - Google Patents

音声メールサーバー装置

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JPH11164041A
JPH11164041A JP9329351A JP32935197A JPH11164041A JP H11164041 A JPH11164041 A JP H11164041A JP 9329351 A JP9329351 A JP 9329351A JP 32935197 A JP32935197 A JP 32935197A JP H11164041 A JPH11164041 A JP H11164041A
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voice
mail
answering machine
message
file
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JP9329351A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kawasaki
秀秋 川崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 留守番電話に録音された伝言をパーソナルコ
ンピュータ上で再生する。 【構成】 留守番電話機に発呼して録音内容を呼び出す
手順により留守番電話機の録音内容を呼び出し、呼び出
した音声メッセージのアナログ電気信号を所定の手順で
デジタル電気信号に変換し、さらにバイナリデータに変
換するとともに電子メール管理情報を附加して、1つの
電子メール形式のファイルに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールシステムに
関係するものであり、特に音声メールの処理に関係す
る。
【0002】
【従来の技術】
【0003】留守番電話は着信時に本人が不在でも発呼
者は簡単な伝言を残す事ができる利便性により、一般家
庭のみならず広く事務所などでも使用されている。一
方、近年はインターネットやパソコン通信等による電子
メールも広く用いられるようになった。電子メールは、
音声による意思伝達はできないが、自分宛に受信した電
子メールを後で取り出せる点で留守番電話の使い方に共
通したものがある。このような電子メールを専門に扱う
システムでは電子メールを管理する電子メール専用のサ
ーバーを設け、この電子メール専用のサーバーに対して
通信回線やLANを介して接続された端末装置からID
を認証させる操作を行い、自分宛の電子メールの有無を
確認することができる。ところで、留守番電話に録音さ
れているメッセージは留守番電話機の音声再生装置を使
って再生させることができる。通常この操作は留守番電
話機に対して直接行うものである。このとき他の人が操
作して勝手にメッセージを読み出せないように音声を再
生させるためのID(個人認証情報)を設定するのが一
般的である。また留守番電話機の拡張機能として、外出
先から録音されている伝言を電話機を通して聴くことが
できるようにしたものがある。このように、音声又はメ
ールでのメッセージについては一定の操作により後で取
り出すことができる。留守番電話に関しては特開平6ー
121024でDTMF信号により、留守録用音声メモ
リを制御するものや、特開平7ー66862で伝言が録
音されたことを、外出中の相手に知らせるものなどが知
られている。これらの技術を用いれば、外出先から音声
メッセージを聞き出すことは可能であるしかし、電話機
に対しては、LAN上の端末から留守番電話のメッセー
ジの有無を確認することは行われていない。また、留守
番電話のメッセージを直接LAN上の端末装置で再生す
る事も行われていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】留守番電話の音声メッ
セージをLANに接続された端末で扱えるようにするた
めには、留守番電話の音声メッセージを読み出し、その
音声メッセージを電子メールとしてLANで認識される
ように電子メールの形式に変換してメールサーバーへ送
出する必要がある。また、LAN上の端末装置からは通
常の電子メールの読み出し手順にしたがって変換された
電子メール形式の音声メッセージを読み出し、音声に再
生させる必要がある。このような手順が可能であれば、
LANに接続された端末装置から留守番電話の録音メッ
セージを聴くことができるようになる。従来の留守番電
話や、電子メールシステムではこれらの手順を行うこと
はできない。本発明は、上記課題を解決するために留守
番電話の音声メッセージを、電子メールの形式で管理す
ることが可能なメールサーバー装置を提供するものであ
る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
【作用】留守番電話機に発呼して録音内容を呼び出した
音声メッセージのアナログ電気信号を所定の手順でデジ
タル電気信号に変換し、さらにバイナリデータに変換す
る。このバイナリデータに電子メール管理情報を附加し
て、1つの電子メール形式のファイルに変換して送信す
る。
【0006】受信側では電子メールの受信確認を行い、
音声メールの受信を確認した時は該当する電子メールフ
ァイルの転送を音声メールサーバーに対して要求し該音
声メール呼出して電子メールファイルを音声電気信号に
変換する。
【0007】留守番電話機に発呼して該留守番電話機の
録音内容を呼び出し、その録音内容をアナログ音声電気
信号として取得し、該アナログ音声電気信号を所定の手
順でデジタル音声電気信号に変換し、該デジタル音声電
気信号を情報記憶媒体に記録可能なバイナリデータに変
換しするとともに電子メール管理情報を作成して、前記
バイナリデータと一対ににして電子メール形式のファイ
ルに変換して電子メールを作成する。
【0008】
【実施例】図1はこの発明によるメール蓄積装置1の概
略を示す説明図である。ここでメール蓄積装置1は、留
守番電話からの音声メッセージを電子メールの形式に変
換する処理を行う音声メール作成装置2と、音声メール
作成装置2で変換した電子メール形式の音声メッセージ
(以降音声メールと呼称する)をメール記憶装置6に格
納したりLAN7に接続されたユーザー端末装置12へ
音声メールの受信通知や配信を行うメールサーバー処理
装置4とから構成される。メール蓄積装置1は扱う電子
メールが音声メールである点を除けば、一般に使われて
いる電子メールサーバーと同一の構成を有するものであ
る。したがって、LAN7を介して接続されているユー
ザー端末装置12の使用者は、通常の電子メールの送受
信と同じ操作を用いてユーザー端末装置12へ音声メー
ルを読み出すことができる(具体的には、ユーザー端末
装置12の記憶装置に音声メールを格納する)。また、
メール蓄積装置1は構内回線網9と接続に接続されてい
る電話機10と、留守番電話装置11に発呼して音声メ
ールを呼出すことができる。
【0009】図2は、メール蓄積装置1のメールサーバ
ー処理装置4の構成について説明するブロック図であ
る。ここで、メールサーバー処理装置4は音声メール作
成装置2とのインターフェース処理を行うインターフェ
イス回路40と、メールサーバー処理装置4全体の動作
を制御するCPU37と、CPU37が実行するプログ
ラムやシステムの各種パラメータ等を記憶するメモリ3
8と音声メールを格納するメール記憶装置6の制御を行
うHDD制御回路39と、音声メールの格納等の動作記
録等を作成する際に必要となる日付、時刻を計数してい
る時計機構3と、LAN7へ情報を送出したり受信した
りするための一連の処理を実行するネットワークインタ
ーフェイス回路5とから構成される。
【0010】図3は、メール蓄積装置1が管理する音声
メールの基になる伝言メッセージが録音されている留守
番電話装置11の構成を説明するブロック図である。こ
こで留守番電話装置11は全体の制御を行う制御回路2
1と、制御に必要なプログラムやパラメータ等の各種情
報を記憶する記憶装置22と、電話番号や装置の状態等
を表示する表示装置23と、留守番電話モードや短縮ダ
イアル登録等の入力操作を行うための操作入力装置24
と、音声電気信号を各ブロックに伝える処理を行う音声
信号処理回路26と、留守番電話モードになっている時
に通話者の音声メッセージを記録する音声メッセージ記
憶装置27と、相手の音声を再生したりや会話の内容を
電気信号に変換する処理を行うハンドセット25と、音
声電気信号を回線に送出したり音声信号処理回路26に
伝えたりする場合に信号の切替を行うスピーチネットワ
ーク31と、着信時にリングトーン信号を検出するリン
ガ検出回路28と、DTMF信号を検出しその内容を制
御回路21に伝えるDTMF検出回路29と、発信時に
相手先電話番号を交換機に伝えるダイヤラ回路30と、
制御回路21の指示にしたがってDTMF信号を形成し
て送出するDTMF形成回路34と、電話回線とのオフ
フック、応答検出、着信検出などの制御を行なうNCU
32とから構成される。また、音声メッセージ記憶装置
27は一般にオーディオカッセットテープ駆動装置等で
構成されている。
【0011】(留守番電話モードでの動作)ここで、留
守番電話の動作について説明する。留守番電話装置11
は通常は一般の電話機と同じ動作もするが、本発明では
通常の電話機の動作についてとくに新たな技術を開示す
るものではないので、その説明を省略する。留守番電話
装置11を使用者が留守番電話として使う場合は、始め
に操作入力装置24から留守番電話モードの指定を入力
操作により行う。この入力に対して制御回路21はその
内容を解析して、記憶装置22に留守番電話モードの記
録を行う。また、表示装置23に留守番電話モードが設
定された旨の表示を行う。次に、留守番電話モード状態
でNCU32を介して呼出し信号が届くとリンガ検出回
路28がそれを検出して制御回路21に伝える。このと
き制御回路21は留守番電話モードになっていることを
記憶装置22の記録内容から知ることができる。通常は
図示していない鳴動装置を鳴動させて電話機の着信を知
らせるが、留守番電話モードが設定されているので、鳴
動装置を鳴動させること無く留守番電話処理に入る。例
えば、音声メッセージ記憶装置27が録音可能状態にあ
るか、音声により留守番モードになっている事を相手先
に知らせるためのメッセージの再生の準備ができている
かといった事前の処理が開始される。このような処理に
はある程度時間を要するので、その間交換機に対して応
答信号を出さないようにする。これにより、発信者にま
だ通話が確立されていない状態である事を知らせること
ができる。制御回路21が事前に行なう処理を終了する
と留守番電話の処理が開始される。始めに制御回路21
は交換機に対して端末応答信号の送出をNCU32に指
示するので、発呼側には呼出し音が消えて無音状態レベ
ルの音声が聞こえる。続いて記憶装置22に格納されて
いる音声メッセージデータを読み出し、音声電気信号に
変換して音声信号処理回路26へ送出する。このとき発
呼側にはこの変換された音声電気信号が伝わるので、そ
れが音声に再生されスピーカー又はハンドセットから
「発信音が終了したら続いて伝言を話してください」と
いう内容のメッセージが流れることになる。このとき制
御回路21は音声メッセージ記憶装置27に対して録音
状態の指示を与えているので、発信音を相手側に送出し
た後は、所定時間録音状態が続く。所定時間音声メッセ
ージ記憶装置27の録音状態が続けば制御回路21は録
音動作を終了させるとともに、オンフック状態と同じ回
線切断の処理を行う(交換機に対して終了信号を出すよ
うにNCU32へ指示する)。以上で留守番電話モード
での録音動作が終了する。
【0012】(音声メッセージの取得動作)次に音声メ
ッセージを外部の電話から呼び出す場合の動作について
説明する。ここで、留守番電話装置11の音声メッセー
ジ記憶装置27には既に数件の音声メッセージが録音さ
れているという前提で説明を行う。初めに、外部の電話
機から発呼することで呼び出し信号が留守番電話装置1
1に到達する。このとき留守番電話装置11は留守番電
話モードに設定されているので、前述した留守番電話モ
ードの処理が開始される。このとき、外部の電話機から
発呼しているのは留守番電話装置11に留守番電話モー
ドを設定した本人であるので、音声メッセージの録音が
開始される前(例えば、録音開始を告げる発信音等が聞
こえてくる前)にハンドセットのテンキーから「#5」
といった入力を行う。このような入力は、予め音声メッ
セージの再生処理を開始するものであるということは留
守番電話装置11でプログラムされている。つまり、音
声メッセージの録音が開始される前は、DTMF検出回
路29でDTMF信号の検出が可能な状態になってい
る。このとき、「#5」という入力があれば、それが制
御回路21に割り込み信号として伝えられる。
【0013】このような場合(音声メッセージの録音が
開始される前で、#5のDTMF信号を検出したとき)
は、所定のプログラムとして音声メッセージの再生処理
を行う。次に、安全を確かめるために発呼側から一定期
間内(例えば、3秒以内)にパスワードの入力を行う。
ここで、発呼側からDTMF信号により「#1123」
というような入力が行われる。この「#1123」は音
声メッセージを再生させるときに本人であることを確認
するための識別コードである。このパスワードはDTM
F検出回路29を介して制御回路21に伝えられ、記憶
装置22に登録されているパスワードとの照合が行われ
る。一致した場合は、制御回路21の指示で音声メッセ
ージ記憶装置27に録音されている音声メッセージが再
生される。再生された音声電気信号はスピーチネットワ
ーク31とNCU32を介して、発呼側に伝えられる。
【0014】(音声メッセージを音声メールに変換する
場合)音声メッセージを音声メールに変換する場合は、
留守番電話装置11からのアナログ電気信号をデジタル
変換する。この処理は音声信号処理装置15が行う。図
4は、音声メッセージをデジタル変換する処理を行う音
声信号処理装置15について説明するブロック図であ
る。音声信号処理装置15は、電話回線に接続されて留
守番電話装置11から音声電気信号を取得するものであ
るから構成の一部は留守番電話装置11の構成と同じで
ある。つまり、音声信号処理回路26、NCU32、D
TMF形成回路34、DTMF検出回路29、ダイヤラ
回路30は留守番電話装置11の各ブロックと同じ働き
をする。また、D/A変換処理回路35はデジタル信号
をアナログ信号(ここでは、音声電気信号)に変換する
処理を行い、A/D変換処理回路36は逆に音声電気信
号をデジタル信号に変換する処理を行う。さらに、制御
回路21はこれらの各ブロックの処理全体を制御してい
る。ここで、音声信号処理装置15は音声メール作成装
置2の一部を構成するものであり、音声メール作成装置
2はその外に電子メール形式の音声メールを作成する処
理等を行うCPU37、とメモリ38の処理プログラム
や各種パラメータを記憶するメモリ38と、音声メール
を一時的に格納する音声メッセージ記憶装置27とから
構成される。
【0015】また音声メール作成装置2は、インターフ
ェイス回路40を介してメールサーバー処理装置4と接
続されている。音声メール作成装置2からはインターフ
ェイス回路40を介して電子メール形式の音声メールを
受け取るので、特別な電子メールの処理を要しない。つ
まり他の電子メール(LAN7を介して送受信される電
子メール)と区別する必要が無い。そのために、音声メ
ールを作成する処理は音声メール作成装置2の内部の処
理のみで完了する。
【0016】次に、音声メール作成装置2で音声メール
が作成されるまでの処理について説明する。図9と図1
1は音声メールが作成されるまでのメール蓄積装置1と
留守番電話装置11間で送受信される信号の説明図であ
る。以下図9、図11の内容に沿って説明する。音声メ
ールの作成は、メール管理手順にしたがって行われる。
メール管理手順はメール蓄積装置1で電子メールの管理
をするために予めプログラムされた手順としてメールサ
ーバー処理装置4のメモリ38に登録されている。CP
U37はメール管理手順にしたがって時計機構3の計数
する時間を監視しており、所定の時刻になると音声メー
ルの取得動作の開始する。CPU37は、割込みの種別
を解析して音声メール取得の処理が起動されたことを知
る。次に、HDD制御回路39を駆動してメール記憶装
置6内のデーター容量に十分な余裕があるか調べる。音
声メールの格納に十分であると判断すると、インターフ
ェイス回路40を介して音声メール作成装置2に対して
音声メールを作成する指示を通知する。さらに、音声メ
ールを取得する対象となる留守番電話の情報である留守
番電話操作手順情報50が伝えられる。留守番電話操作
手順情報50は、留守番電話の番号、伝言メッセージを
呼び出すためのパスワード(又はユーザーID)等のユ
ーザーID管理情報51から構成されている。
【0017】ここで、伝言メッセージを取り出す手順は
留守番電話のメーカー毎に異なるものであるから、その
取り出す操作手順も通常は各留守版電話機ごとに異なっ
ている。本発明によるメール蓄積装置1ではこれらの情
報も留守番電話操作手順情報50、ユーザーID管理情
報51に予め登録してある。この後メールサーバー処理
装置4は音声メール受信待ちの動作に入る。
【0018】一方、メールサーバー処理装置4から音声
メールの作成指示を受けた音声メール作成装置2は、イ
ンターフェイス回路40を介してその通知を受け取り図
4に示すCPU37へ伝える。CPU37は指示の内容
を解析して音声メール作成の処理動作に入る。このと
き、留守番電話の情報も同時に伝えられる。これらは、
図4のメモリ38に記憶される。続いて、CPU37は
音声信号処理装置15に対して、メモリ38に記憶され
ている留守番電話の情報に基づいて、音声メッセージを
取得するための動作を指示する。音声信号処理装置15
はCPU37からの音声メッセージ取得動作指示を受け
て処理を開始する。始めに、留守番電話装置11に発呼
するために制御回路21はメモリ38に格納されている
留守番電話操作手順情報50を読み出す。この中に、最
初に発呼する留守番電話装置11の電話番号が格納され
ているので、制御回路21はその番号へのダイアル操作
を開始する(S901)。ダイヤラ回路30は制御回路
21からの指示にしたがってダイアル信号を発する。ダ
イアル信号はNCU32を介して回線上に送出される。
ダイアル信号は交換機等を介して目的の留守番電話装置
11に到達する。呼出しを受けた留守番電話装置11
は、留守番モードに設定されているので、続いてDTM
F信号による留守番電話機能選択信号が送信される(S
902)。これを受けて留守番電話装置11は伝言メッ
セージ読み出し処理を開始する(S911)。
【0019】続いて留守番電話装置11に対してパスワ
ードが送信されれる(S903)。このパスワードを受
けて留守番電話装置11で確認の処理に入る(S91
2)。パスワードの確認が終了すると音声信号処理装置
15にパスワードの応答信号が返される。続いて本実施
例の留守番電話装置11では伝言メッセージの再生処理
先立ちDTMF信号を送信する使用になっている(S9
14)。これは、発呼側に音声メッセージの再生を開始
する通知としての意味がある。音声信号処理装置15は
この通知を待つ状態になっている(S905)。この通
知を行った後留守番電話装置11側では伝言メッセージ
の再生処理が開始される(S914)。ダイヤラ回路3
0では通知があったので終了信号を受信するまで音声の
録音処理が続けられる(S906)。
【0020】(音声の録音処理)ここで、音声信号処理
装置15では音声の録音処理が行われる。音声は回線上
を電気音声信号として伝わってくる。この音声電気信号
はNCU32を通り音声信号処理回路26に取り込まれ
A/D変換処理回路36で逐次デジタル信号に変換され
る。このデジタル信号は一定期間制御回路21でデジタ
ル情報として保持される。1つの音声メッセージの記録
時間は留守番電話装置11の機種毎に決められており、
その情報も留守番電話操作手順情報50に取り込まれて
いる。したがって制御回路21で、音声信号から変換し
たデジタル信号を保持する期間も予め決められている。
その時間に達した時は、1メッセージ分の音声メッセー
ジとして、音声メッセージ記憶装置27へ転送される。
【0021】続いて、同じ留守番電話装置11に残りの
音声メッセージが記録されていれば、引き続き同じ動作
を繰り返す。留守番電話装置11に音声メッセージが一
つも録音されていない時は、A/D変換処理回路36で
音声信号がゼロレベルの信号に対して変換することにな
るが、このような状態は制御回路21で検出されるので
音声メッセージとして音声メッセージ記憶装置27へは
伝わらないように処理する。1つの留守番電話装置11
に対して、音声メッセージの取得動作が終了すれば、引
き続き次の留守番電話装置11に対して同様の処理を開
始するが、その前に制御回路21が音声メッセージを電
子メール形式のファイルに変換する。
【0022】電子メール形式のファイルとは、電子メー
ルの管理を行なうプログラム等が電子メールとして認識
できる形式のファイルという事である。例えばインター
ネットのメール管理を行なうSMTPサーバー機能やP
OPサーバー機能を有するメールサーバー等で支障なく
扱えるデータ構造を持った形式のファイルである。本発
明の音声メールサーバー装置は、インターネットと直接
メールを交換する機能を有している必要はないが、その
様な機能を有するSMTPサーバーと共存することも可
能である。つまり、インターネットとの接続はルーター
を介して行われるが、これらはLAN7に接続される装
置なので、メールサーバー処理装置4がLAN7の制御
の一つとしてSMTPサーバーとして動作する事も可能
である。要するに、管理するO/Sの機能のひとつとし
て音声メールの管理も、インターネットのメールの管理
も実現できるからである。
【0023】従って、本発明においてユーザー端末装置
12がメール蓄積装置1に対して、自端末宛の電子メー
ルが届いているか定期的に問合わせをする手順としての
POPサーバー機能もメールサーバー処理装置4が有し
ている。その結果、ユーザーは、メール蓄積装置1に対
して自分のIDとパスワードをユーザー端末装置12か
ら入力してログインすれば、上記の電子メール管理手順
により、自己に送られてきた電子メールの確認と取得が
可能になる。本実施例では、音声メールも電子メールの
形式になっているので、ユーザーは簡単に使用中のユー
ザー端末装置12へ音声メールを取り出すことができ
る。
【0024】本実施例では、音声メールというときは実
際には、テキストの部分と音声データの部分は夫々別の
ファイルとして扱われる。つまり、音声メールはテキス
ト部分の音声メール情報ファイルとその添付ファイルと
して扱われる。そのため、ユーザー端末装置12では電
子メール管理ソフトとして添付ファイルが扱える事が必
要になる。
【0025】音声メッセージ記憶装置27には、1メッ
セージ単位にデジタル情報が格納されている。制御回路
21からは音声信号の情報以外にも、留守番電話装置1
1の電話番号、パスワード等の情報も伝えられている。
CPU37は、これらの情報を全てまとめられて、1メ
ッセージ単位に1つのファイルを作成する。1メッセー
ジ単位に1つのファイルが作成されると、制御回路21
は、更に各種情報を附加して電子メール形式のファイル
を作成する。各種情報とは、前述した電話番号等の他
に、ファイルの作成情報や、LAN上で管理されている
ユーザーID、デジタル情報を再生する時のパラメータ
等である。
【0026】これらの情報を附加した電子メール形式の
ファイルが作成されると、CPU37はインターフェイ
ス回路40を介してメールサーバー処理装置4に対して
音声メールを転送する。メールサーバー処理装置4は音
声メール受信待ちの動作に入っているので、通常の電子
メールの受信と同じようにメール記憶装置6へ音声メー
ルファイル41として格納する。音声メールファイル4
1は、登録電話番号43、留守番電話管理情報45、音
声メール作成情報46、セキュリティ管理情報47、デ
ジタル音声データ48から成る電子メール形式のファイ
ルである。
【0027】(音声メールを読み出す手順)音声メール
をユーザー端末装置12の使用者が読み出す時の手順に
ついて図6と図8に基づいて説明する。ここでユーザー
端末装置12は、LAN7に接続されて電子メール等の
情報を相互に伝達し、またユーザー端末装置12自身で
も情報を処理するためのアプリケーションプログラムを
実行できる装置である。アプリケーションプログラムの
一つに、メール蓄積装置1から自分宛の電子メールをユ
ーザー端末装置12へ読み出す処理を行うものも含まれ
る。ユーザー端末装置12は、LAN7とインターフェ
ースを取るネットワークインターフェイス回路5と、装
置全体の制御や、アプリケーションプログラムを実行す
る21と、音声デジタル情報を音声電気信号に変換する
処理を行う音声データ処理回路49と、画像表示を制御
する画像制御装置16と、各種情報を格納できるマイク
ロフォン18と、入出力の処理を制御する入出力制御回
路52から構成される。また、周辺装置として、マイク
ロフォン18、スピーカー19、表示装置20、操作入
力装置53等も接続することができる。
【0028】続いて、メール蓄積装置1から音声メール
を取り出すときは、始めに操作入力装置53から電子メ
ール管理プログラムをユーザー端末装置12で使用でき
るように起動操作を入力する(S801)。この操作に
より電子メール管理プログラムが起動すると、ネットワ
ークインターフェイス回路5を介してLAN7に接続さ
れているメール蓄積装置1へユーザーIDを伝える。メ
ール蓄積装置1では、メール記憶装置6のユーザーID
管理情報51に一致するユーザーIDが存在するか検索
する(S811)。ここで、一致したユーザーIDが見
つかると接続応答がユーザー端末装置12へ返される。
続いてユーザー端末装置12からパスワードが入力され
る(S802)。このパスワードを受けるとメール蓄積
装置1では、IDとパスワードからメール蓄積装置1で
の使用が許可された者からのアクセスであることを確認
できる。
【0029】続いて、ユーザー端末装置12から音声メ
ール読み出しの操作(S803)が行われる。メール蓄
積装置1では、この指示を受けて、ユーザー端末装置1
2のユーザー宛ての音声メールを受信しているかメール
記憶装置6の音声メール42を検索する。この検索の方
法について図7に基づいて説明する。ユーザー端末装置
12はユーザーIDとパスワードにより特定されてい
る。ここで、ユーザー端末装置12からはすでにユーザ
ーIDを取得しているので、メール蓄積装置1はメール
記憶装置6のユーザーID管理情報51のユーザーID
を調べる。このユーザーIDに対して、電話番号が1対
1に登録電話番号が対応している。この電話番号が存在
すれば、続いて音声メール42内を同一の電話番号があ
るか調べる。ここで同一の電話番号がついた音声メール
42が見つかれば、それがユーザー端末装置12のユー
ザー宛ての音声メッセージとなる。
【0030】ここで、音声メール42が見つかればメー
ル蓄積装置1からユーザー端末装置12に対して、音声
メッセージが格納されている旨が伝えられる(S81
3)。このとき音声メール受信状況通知がユーザー端末
装置12へ送られる。ユーザー端末装置12では、音声
メール受信状況通知から表示装置20に音声メッセージ
が到達していることを知らせる表示をおこなう。このと
きメール蓄積装置1からは、登録電話番号43、留守番
電話管理情報45、音声メール作成情報46の情報が1
音声メッセージ毎に転送されている。音声メールが複数
あるときは、その全てを表示装置20に表示する。使用
者は自分宛の音声メールが受信されていることを知る
と、操作入力装置53から所望の音声メールを例えば、
表示されている番号等で指定する(S804)。更に、
留守番電話装置11で音声メッセージを読み出す時のパ
スワードを入力する。このパスワードは、メール蓄積装
置1へ伝えられる。メール蓄積装置1はこのパスワード
がユーザーID管理情報51の一部として記憶されてい
るので、対応する音声メッセージのパスワードと照合を
行う。その結果一致すれば、デジタル音声データ48の
部分のデータをパスワードの入力があったユーザー端末
装置12に転送する(S815)。
【0031】ユーザー端末装置12は、デジタル音声デ
ータ48の部分を受信すると、その旨を表示装置20に
表示し、受信確認応答(S806)を行う。メール蓄積
装置1はこの応答を受けて処理を終了する(S81
6)。使用者は、音声を再生させるために操作入力装置
53から所定の入力を行う。この入力に対して制御回路
21は、受信したファイルを音声データ処理回路49に
渡す。音声データ処理回路49は、デジタル音声データ
48をアナログの音声電気信号に変換する。そしてその
電気信号はスピーカー19で音声に再生される。音声に
再生する方法については後述の内容で行う。
【0032】(音声処理を行う装置)ここで、音声デー
タ処理回路49のような音声処理を行う回路や装置は一
般にマルチメディアパソコンと呼ばれるシステムに標準
で用いられているものでよい。本発明に固有の仕様を持
つ必要はない。つまり、本発明では一般に用いられてい
る音声処理の方式に合わせて音声メールを作成するもの
である。音声メール作成装置2ではユーザー端末装置1
2で処理可能な音声メールを個別に作成する事も可能で
ある。つまり、音声メール作成装置2の音声信号処理装
置15の制御回路21が行う制御やCPU37とメモリ
38で実行されるプログラムの種類をかえれば音声処理
の方法を簡単に替えられる。そのため、システムの設計
時にこのような音声処理の仕様を決定しておけばよい。
また、その後の変更があってもほとんどの場合は音声メ
ール作成装置2のシステムプログラムの変更程度で対応
できる。
【0033】また、このような音声処理の標準的なもの
として、米クリエイティブ・ラボ社(シンガポールに本
社を置くクリエイティブ・テクノロジーズ社の米国法
人)が開発したサウンド・ボードで、PCM音源、FM音
源,MIDI、マイクロホン、音声出力のインタフェースを
装備するサウンドブラスター(SoundBlaster)が知られ
ている。このサウンドボードと互換性があるものも含め
てユーザー端末装置12で使用することが可能である。
したがって、本発明による音声メールをこのような標準
的な音声処理に合わせて作成すれば、留守番電話の音声
メッセージを電子メールの形式でユーザー端末装置12
において再生する事が可能である。
【0034】(音声処理ができない端末の場合)音声処
理の機能が無い端末で音声メールを受信する場合につい
て図10に基づいて説明する。先ず音声処理機能がない
ユーザー端末装置12で音声メールを受信する使用者
は、通常の電子メール受信の操作と同じ操作を行う。始
めにユーザーIDでログオンするとメール蓄積装置1が
サーバー接続処理を開始する(S1001)。サーバー
側ではユーザー端末からユーザーIDのログオンが行わ
れたことにより接続処理を開始する(S1011)。ユ
ーザーIDが正しければ接続応答がユーザー端末装置1
2へ返される。使用者はログオンが有効であったことを
知るので続いてパスワードを入力する(S1002)。
メール蓄積装置1ではこのパスワードが登録されている
パスワードと一致すればアクセス許可をユーザー端末装
置12に与える。この後で使用者は自分宛の音声電子メ
ールが届いていないかをメール蓄積装置1に問い合わせ
る操作を行う(S1003)。この問合わせの処理を受
けるとメール蓄積装置1では使用者のIDを手掛かりに
してメール記憶装置6内に当該使用者の音声メールが存
在するか検索を行う(S1012)。
【0035】検索が終わればその結果はユーザー端末装
置12へ音声メール受信状況通知として知らされる(S
1013)。ユーザー端末装置12の使用者はこの通知
の結果により自分宛の音声メールがあることを知る。た
だし、この場合ユーザー端末装置12では音声処理の機
能が存在していないことが予め分かっているので使用者
はメール蓄積装置1に対して音声メールファイルの受信
に代えて、音声によるメールの受信を目的として音声応
答の指示を出す(S1004)。メール蓄積装置1のメ
ールサーバー処理装置4はこの音声応答の指示を受ける
とメール記憶装置6から該当する音声メールファイルを
読み出して音声メール作成装置2へ送ると同時に音声応
答処理を指示する(S1014)。
【0036】また、ユーザー端末装置12に対しては音
声応答をするための使用者の電話番号の問合わせを行
う。使用者は音声応答をさせたい近くの電話装置の電話
番号をメール蓄積装置1へ知らせる(S1005)。こ
れらの応答はユーザー端末装置12の操作入力装置53
を使ってキー入力により行う。これ以降はLAN7を介
して音声メールの送信は行われなくなる。使用者から応
答のあった電話番号はメール蓄積装置1から音声メール
作成装置2へ知らされる。また、音声メールファイルに
付随してユーザーID管理情報51の暗証番号も伝えて
ある。音声メール作成装置2にはこの時点で音声メール
ファイル、使用者が指定した音声応答させる電話装置の
番号、使用者の留守番電話の暗証番号の各データが揃っ
ている。これらの情報はメモリ38と音声メールファイ
ル41(音声メールファイル)に格納される。
【0037】音声メール作成装置2は音声信号処理装置
15の制御回路21に対して音声応答させる電話に発呼
動作するように指示を出す(S1015)。音声信号処
理装置15ではダイヤラ回路30を起動して目的の電話
へ発呼する(S1016)。使用者が指定した電話装置
では呼出信号に応答してリンギングが行われる。使用者
は呼出しのあった電話装置をオフフックする事で着呼動
作を行う。着呼の確認がされると音声信号処理装置15
の制御回路21が音声信号処理装置15のCPU37に
対して音声による案内を行うための音声メッセージデー
タを要求する。これは音声メールと同じ形式のデータで
あり音声信号処理装置15で音声信号に変換可能な構造
をしている。CPU37はメモリ38から該当する音声
メッセージデータを読み出して制御回路21へ送る。
【0038】制御回路21ではこの音声メッセージデー
タをD/A変換処理回路35を介して音声信号処理回路
26へ送る。この時点で音声メッセージデータはデジタ
ル信号からアナログ電気信号に変換される。既に使用者
の指定した電話装置とは呼が接続されているのでアナロ
グ電気信号に変換された音声メッセージは着呼側に送出
される。このメッセージは例えば「これから音声メール
の応答を行います。発信音に続いてプッシュボタンを押
して暗証番号を入力してください。」といった内容であ
る。
【0039】つまり、留守番電話のメッセージを引き出
すのと同様な操作を行う。使用者はこの音声メッセージ
の内容に従いプッシュボタンを押して自己の暗証番号を
入力する。音声信号処理装置15ではプッシュボタンに
より入力された信号をNCU32を介してDTMF検出
回路29で受信しプッシュウボタンに対応した暗証番号
を生成する。制御回路21はDTMF検出回路29で処
理した結果の暗証番号と、メールサーバー処理装置4か
らの暗証番号との比較を行い一致したならば引き続き音
声メールの内容を送出する(S1017)。この場合は
前述した音声メッセージデータの処理と同じである。こ
のようにして音声処理機能のないユーザー端末装置12
の使用者は音声メッセージの内容を知ることが可能にな
る。これらの一連の処理が終了すると回線切断される
(S1006、S1018)。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、留守番電話に記録され
た音声メッセージを電子メール形式でメールサーバに格
納することができるので、メールサーバーに接続される
音声処理機能を有する端末で音声メッセージを再生する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】音声メールシステムの概略図である。
【0042】
【図2】メールサーバー処理装置のブロック図である。
【0043】
【図3】留守番電話装置のブロック図である。
【0044】
【図4】音声メール作成のブロック図である。
【0045】
【図5】メールサーバー装置とユーザー端末装置との関
係を表す説明図である。
【0046】
【図6】メールサーバー装置とメール記憶装置の関係を
表す説明図である。
【0047】
【図7】ユーザーIDと音声メールとの対応関係を表す
図である。
【0048】
【図8】音声メールサーバーとユーザー端末装置間の通
信手順の説明図である。
【0049】
【図9】音声メールサーバーと留守番電話装置間の通信
手順の説明図である。
【0050】
【図10】音声メールサーバーとユーザー端末装置間と
ユーザー指定電話装置間の通信手順の説明図である。
【0051】
【図11】伝言メッセージ取得処理の説明図である。
【0052】
【図12】従来のシステムを表す説明図である。
【符号の説明】
1・・・メール蓄積装置 2・・・音声メール作成装置 3・・・時計機構 4・・・メールサーバー処理装置 5・・・ネットワークインターフェイス回路 6・・・メール記憶装置 7・・・LAN 8・・・端末装置 9・・・構内回線網 10・・電話機 11・・留守番電話装置 12・・ユーザー端末装置 14・・制御装置 15・・音声信号処理装置 16・・画像制御装置 17・・外部記憶装置 18・・マイクロフォン 19・・スピーカー 20・・表示装置 21・・制御回路 22・・記憶装置 23・・表示装置 24・・操作入力装置 25・・ハンドセット 26・・音声信号処理回路 27・・音声メッセージ記憶装置 28・・リンガ検出回路 29・・DTMF検出回路 30・・ダイヤラ回路 31・・スピーチネットワーク 32・・NCU 33・・音声メール受信装置 34・・DTMF形成回路 35・・D/A変換処理回路 36・・A/D変換処理回路 37・・CPU 38・・メモリ 39・・HDD制御回路 40・・インターフェイス回路 41・・音声メールファイル 42・・音声メール 43・・登録電話番号 44・・ユーザーID 45・・留守番電話管理情報 46・・音声メール作成情報 47・・セキュリティ管理情報 48・・デジタル音声データ 49・・音声データ処理回路 50・・留守番電話操作手順情報 51・・ユーザーID管理情報 52・・入出力制御回路 53・・操作入力装置 .
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】留守番電話機に発呼して録音内容を呼び出
    す手順により留守番電話機の録音内容を呼び出す音声メ
    ッセージ呼出手段と、該音声メッセージ呼出手段により
    呼び出した音声メッセージのアナログ電気信号を所定の
    手順でデジタル電気信号に変換するアナログ・デジタル
    信号変換手段と、該アナログ・デジタル信号変換手段に
    より変換されたデジタル信号を、バイナリデータに変換
    するとともに電子メール管理情報を附加して、1つの電
    子メール形式のファイルに変換するファイル変換手段
    と、前記ファイル変換手段により作成した電子メール形
    式のファイルを電子メールを受信した状態で格納する電
    子メールファイル管理手段とを設けたことを特徴とする
    音声メールサーバー装置
  2. 【請求項2】請求項1の音声メールサーバーに対して電
    子メールの受信確認を行い、音声メールの受信を確認し
    た時は該当する電子メールファイルの転送を音声メール
    サーバーに対して要求する音声メール呼出し手段と、該
    音声メール呼出し手段により取得した電子メールファイ
    ルを音声電気信号に変換して音声発生処理を行う音声メ
    ッセージ再生手段とを有することを特徴とする端末装
    置。
  3. 【請求項3】電子メールの受信を確認した端末装置から
    音声メッセージ再生指示を受けたときは、音声メッセー
    ジを、指定された電話機を通して再生することを特徴と
    する音声メールサーバー装置。
  4. 【請求項4】留守番電話機に発呼し、該留守番電話機の
    録音内容を呼び出し、その録音内容をアナログ音声電気
    信号として取得し、該アナログ音声電気信号を所定の手
    順でデジタル音声電気信号に変換し、該デジタル音声電
    気信号を情報記憶媒体に記録可能なバイナリデータに変
    換しするとともに電子メール管理情報を作成して、前記
    バイナリデータと一対ににして電子メール形式のファイ
    ルに変換する電子メール作成方法。
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