JPH09323356A - 装飾シート材の製造方法及び装飾シート材、装飾用紙 、装飾板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 押葉を内部に熱溶着樹脂で固定し、立体感が
得られる装飾シート材の製造方法。 【解決手段】 透明あるいは半透明な合成樹脂シートの
ラミネート面に熱溶着樹脂をコーティングして熱溶着樹
脂シートを形成する熱溶着樹脂シート形成工程と、和紙
のラミネート面に熱溶着樹脂をコーティングして熱溶着
和紙を形成する熱溶着和紙形成工程と、熱溶着樹脂シー
トあるいは熱溶着和紙のいずか一方のラミネート面に押
葉あるいは半乾燥状態の押葉を配置する押葉配置工程
と、この押葉配置工程後に押葉に熱を加えて押圧して完
全に乾燥させてラミネートするとともに他方の熱溶着和
紙あるいは熱溶着樹脂シートでラミネート可能に押葉を
覆い熱を加えて押圧して熱溶着和紙と熱溶着樹脂シート
とが重なりあうようにラミネート加工するラミネート加
工工程とで装飾シート材の製造方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は障子紙、壁紙、ふす
ま紙等の装飾シート材の製造方法及び装飾シート材、カ
ード、はがき、用箋等の装飾用紙および額縁等に取付け
られる装飾板に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の障子紙、壁紙、ふすま紙等は着色
したシート材に図柄をプリントして構成されている。ま
た、カード、はがき、用箋等の装飾用紙等は用紙に絵、
文字、罫線等をプリントして構成されており、額縁等に
取付けられる装飾板は台紙に絵や装飾をプリントしたり
取付けて構成している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の装飾シート、装
飾用紙、装飾板はシート材、用紙や台紙に絵や文字等を
プリントするものであるため、平坦で特徴がなく、プリ
ントする絵や文字等に苦労するという欠点があった。

【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
押葉を内部に熱溶着樹脂で固定した立体感が得られ、か
つ押葉の乾燥や酵素の活性化を阻止するとともに汚れや
脱落を確実に阻止することができる装飾シート材の製造
方法及び装飾シート材、装飾用紙、装飾板を提供するこ
とを目的としている。

【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は透明あるいは半透明な合成樹脂シートのラ
ミネート面に熱溶着樹脂をコーティングして熱溶着樹脂
シートを形成する熱溶着樹脂シート形成工程と、この熱
溶着樹脂シート形成工程で形成された熱溶着樹脂シート
にラミネートされる和紙のラミネート面に熱溶着樹脂を
コーティングして熱溶着和紙を形成する熱溶着和紙形成
工程と、前記熱溶着樹脂シートあるいは前記熱溶着和紙
のいずか一方のラミネート面に押葉あるいは半乾燥状態
の押葉を配置する押葉配置工程と、この押葉配置工程後
に押葉に熱を加えて押圧して完全に乾燥させてラミネー
トするとともに他方の熱溶着和紙あるいは熱溶着樹脂シ
ートでラミネート可能に押葉を覆い熱を加えて押圧して
熱溶着和紙と熱溶着樹脂シートとが重なりあうようにラ
ミネート加工するラミネート加工工程とで装飾シート材
の製造方法を構成している。

【０００７】本発明は透明あるいは半透明な合成樹脂シ
ートのラミネート面に熱溶着樹脂がコーティングされた
熱溶着樹脂シートと、この熱溶着樹脂シートの熱溶着樹
脂に熱を加えて押圧して完全に乾燥させてラミネートさ
れた押葉と、この押葉と前記熱溶着樹脂シートを覆い熱
を加えて押圧してラミネートされたラミネート面に熱溶
着樹脂がコーティングされた熱溶着和紙とで装飾シート
材を構成している。

【０００８】本発明はラミネート面に熱溶着樹脂がコー
ティングされた熱溶着紙と、この熱溶着紙の熱溶着樹脂
上に配置され熱を加えて押圧してラミネートされた押葉
と、この押葉と前記熱溶着紙を覆い熱を加えて押圧して
完全に乾燥させてラミネートされたラミネート面に熱溶
着樹脂がコーティングされた熱溶着和紙とで装飾用紙を
構成している。

【０００９】本発明はラミネート面に熱溶着樹脂がコー
ティングされた防湿材製の熱溶着台紙と、この熱溶着台
紙の熱溶着樹脂上に配置され熱を加えて押圧して完全に
乾燥させてラミネートされた押葉と、この押葉と前記熱
溶着台紙を覆い熱を加えて押圧してラミネートされたラ
ミネート面に熱溶着樹脂がコーティングされた防湿透明
あるいは半透明な熱溶着合成樹脂シートとで装飾板を構
成している。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。

【００１１】図１ないし図７の本発明の第１の実施の形
態において、１は図２に示すように透明あるいは半透明
な合成樹脂シート２のラミネート面２ａに熱溶着樹脂３
をコーティングして熱溶着樹脂シート４を形成する熱溶
着樹脂シート形成工程で、この熱溶着樹脂シート形成工
程１は合成樹脂シート２に熱溶着樹脂３を塗布あるいは
吹き付け塗布等により行なう。なお、熱溶着樹脂３がコ
ーティングされた熱溶着樹脂シート４が市販されている
場合には、これを用いてもよい。

【００１２】５は前記熱溶着樹脂シート４にラミネート
される熱溶着和紙６を形成する熱溶着和紙形成工程で、
この熱溶着和紙形成工程５は図３に示すように和紙７の
ラミネート面７ａに熱溶着樹脂３を塗布あるいは吹き付
け塗布等によってコーティングして熱溶着和紙６を形成
する。なお、熱溶着樹脂３がコーティングされた熱溶着
和紙６が市販されている場合には、これを用いてもよ
い。

【００１３】８は前記熱溶着樹脂シート４のラミネート
面２ａに図４に示すように押葉９あるいは半乾燥状態の
押葉を配置する押葉配置工程で、この押葉配置工程８で
用いる押葉９あるいは半乾燥状態の押葉はトウモロコシ
等の植物の葉や葉を含む茎、花等を用いて一般に行なわ
れている方法で形成したものが使用され、その配置はき
れいに見えるように配置する。

【００１４】１０は前記押葉配置工程８後に図５に示す
ように前記押葉９にアイロン２２等によって熱を加えて
該押葉９の完全な乾燥や酵素の不活性化を図り、押圧し
て熱溶着固定させた後、該押葉９や熱溶着樹脂シート４
を図６に示すように前記熱溶着和紙６でラミネート可能
に覆い、アイロン等によって熱を加えて押圧してラミネ
ート加工するラミネート加工工程で、このラミネート加
工工程１０で押葉９に熱が加えられ乾燥されるととも
に、酵素の活性化が阻止される。また、熱溶着樹脂シー
ト４および熱溶着和紙６の熱溶着樹脂３、３によって熱
溶着樹脂シート４および熱溶着和紙６に挟まれた状態で
溶着固定される。

【００１５】上記のように製造された装飾シート材１１
は熱溶着樹脂シート４と熱溶着和紙６との間に押葉９が
介装され、これらが熱溶着樹脂３、３で溶着固定されて
いるため、押葉９が移動したり脱落することがなく、障
子紙、壁紙、ふすま紙として使用することができる。

【００１６】なお、押葉配置工程８は本実施の形態では
熱溶着樹脂シート４のラミネート面２ａに押葉９を配置
するものについて説明したが、本発明はこれに限らず、
熱溶着和紙６のラミネート面７ａに押葉９を配置しても
よい。

【００１７】

【発明の異なる実施の形態】次に、図８ないし図２０に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。

【００１８】図８ないし図１０の本発明の第２の実施の
形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異
なる点は、熱溶着樹脂をコーティングしない和紙形成工
程５Ａを用いた和紙７を使用してラミネート加工工程１
０Ａを行なった点で、このようにして装飾シート材１１
Ａを製造してもよい。

【００１９】なお、この実施の形態では和紙７で覆われ
る押葉９の面に熱溶着樹脂を塗布してラミネート加工工
程１０Ａを行なってもよい。また、熱溶着和紙６を用い
るとともに、熱溶着樹脂がコーティングされていない合
成樹脂シート２を用いてもよい。

【００２０】図１１ないし図１３の本発明の第３の実施
の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に
異なる点は、熱溶着樹脂シート４Ａを不透明なシート材
１２を用いて形成する熱溶着樹脂シート形成工程１Ａを
用いた点で、このような熱溶着樹脂シート形成工程１Ａ
で形成した熱溶着樹脂シート４Ａを用いて製造した装飾
シート材１Ｂは、壁紙やふすま紙として使用することが
できる。

【００２１】図１４ないし図１６の本発明の第４の実施
の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に
異なる点は、カード、はがき、用箋等に使用することが
できる用紙１３のラミネート面１３ａに熱溶着樹脂３を
コーティングして熱溶着紙１４を形成する熱溶着紙形成
工程１５を行ない、該熱溶着紙形成工程１５で形成され
た熱溶着紙１４のラミネート面１３ａに押葉９あるいは
半乾燥状態の押葉を配置し、押葉９に熱を加えて押圧し
て完全に乾燥させてラミネートするとともに熱溶着紙１
４と同じ大きさの熱溶着和紙６で覆い熱溶着紙１４と熱
溶着和紙６とが重なりあうようにラミネート加工するラ
ミネート加工工程１０Ｂを行なった点で、このようにし
て形成された装飾用紙１６は用紙１３の選択によりカー
ド、はがき、用箋等にできる。また、熱溶着和紙６に罫
線や文字等をプリントしたものを使用してもよい。

【００２２】図１７ないし図２０の本発明の第５の実施
の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に
異なる点は、防湿処理が施された原紙や合成樹脂板等の
台紙１７のラミネート面１７ａに熱溶着樹脂３をコーテ
ィングして熱溶着台紙１８を形成する熱溶着台紙形成工
程１９と、防湿透明あるいは半透明な合成樹脂シート２
Ａのラミネート面２ａに熱溶着樹脂３をコーティングし
て熱溶着樹脂シート４Ｂを形成する熱溶着樹脂シート形
成工程１Ｂとで形成された熱溶着台紙１８に押葉９ある
いは半乾燥状態の押葉を配置し、押葉９に熱を加えて押
圧して完全に乾燥させてラミネートするとともに熱溶着
樹脂シート４Ｂを重ねて熱溶着台紙１８と熱溶着樹脂シ
ート４Ｂとが重なりあうようにラミネート加工するラミ
ネート加工工程１０Ｃを行なった点で、このようにして
形成された装飾板２０は額縁２１等に収納して飾りとし
て使用することができる。

【００２３】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。

【００２４】（１）透明あるいは半透明な合成樹脂シー
トのラミネート面に熱溶着樹脂をコーティングして熱溶
着樹脂シートを形成する熱溶着樹脂シート形成工程と、
この熱溶着樹脂シート形成工程で形成された熱溶着樹脂
シートにラミネートされる和紙のラミネート面に熱溶着
樹脂をコーティングして熱溶着和紙を形成する熱溶着和
紙形成工程と、前記熱溶着樹脂シートあるいは前記熱溶
着和紙のいずか一方のラミネート面に押葉あるいは半乾
燥状態の押葉を配置する押葉配置工程と、この押葉配置
工程後に押葉に熱を加えて押圧して完全に乾燥させてラ
ミネートするとともに他方の熱溶着和紙あるいは熱溶着
樹脂シートでラミネート可能に押葉を覆い熱を加えて押
圧して熱溶着和紙と熱溶着樹脂シートとが重なりあうよ
うにラミネート加工するラミネート加工工程とからなる
ので、押葉を熱溶着樹脂シートと熱溶着和紙内に封入す
ることができる。したがって、押葉が汚れたり、脱落す
るのを確実に防止することができる。

【００２５】（２）前記（１）によって、和紙と透明あ
るいは半透明な合成樹脂シートを用いているので、内部
に封入した押葉を両面より見ることができる。

【００２６】（３）前記（１）によって、内部に封入さ
れた押葉で立体感を与えることができる。したがって、
装飾性の向上を図ることができる。

【００２７】（４）前記（１）によって、押葉を用いる
ので、容易に模様の異なる装飾シートの製造ができる。

【００２８】（５）前記（１）によって、ラミネート加
工工程で、まず、熱溶着樹脂シートあるいは前記熱溶着
和紙のいずか一方のラミネート面に押葉あるいは半乾燥
状態の押葉を配置して押葉を加熱押圧してラミネートす
るため、押葉が完全に乾燥されるとともに、酵素の活性
化が阻止され、しかる後に他方の熱溶着和紙あるいは熱
溶着樹脂シートでラミネート可能に押葉を覆い熱を加え
て押圧して熱溶着和紙と熱溶着樹脂シートとが重なりあ
うようにラミネート加工するため、熱溶着和紙と熱溶着
樹脂シート内に封入された押葉は長期間変色や退色する
のを効率よく防止することができる。

【００２９】（６）請求項２、３、４、５も前記（１）
〜（５）と同様な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態の工程図。

【図２】本発明の第１の実施の形態の熱溶着樹脂シート
の説明図。

【図３】本発明の第１の実施の形態の熱溶着和紙の説明
図。

【図４】本発明の第１の実施の形態の押葉配置工程の説
明図。

【図５】本発明の第１の実施の形態の押葉のラミネート
加工の説明図。

【図６】本発明の第１の実施の形態のラミネート加工工
程の説明図。

【図７】本発明の第１の実施の形態の装飾シート材の説
明図。

【図８】本発明の第２の実施の形態の工程図。

【図９】本発明の第２の実施の形態のラミネート加工工
程の説明図。

【図１０】本発明の第２の実施の形態の装飾シート材の
説明図。

【図１１】本発明の第３の実施の形態の工程図。

【図１２】本発明の第３の実施の形態の熱溶着樹脂シー
トの説明図。

【図１３】本発明の第３の実施の形態の装飾シート材の
説明図。

【図１４】本発明の第４の実施の形態の工程図。

【図１５】本発明の第４の実施の形態の熱溶着紙の説明
図。

【図１６】本発明の第４の実施の形態の装飾用紙の説明
図。

【図１７】本発明の第５の実施の形態の工程図。

【図１８】本発明の第５の実施の形態の熱溶着台紙の説
明図。

【図１９】本発明の第５の実施の形態の装飾板の説明
図。

【図２０】本発明の第５の実施の形態の使用状態の説明
図。

【符号の説明】

１、１Ａ、１Ｂ：熱溶着樹脂シート形成工程、 ２、２Ａ：合成樹脂シート、 ３：熱溶着樹脂、 ４、４Ａ、４Ｂ：熱溶着樹脂シート、 ５：熱溶着和紙形成工程、 ５Ａ：和紙形成工程、 ６：熱溶着和紙、 ７：和紙、 ８：押葉配置工程、 ９：押葉、 １０、１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ：ラミネート加工工程、 １１、１１Ａ、１１Ｂ：装飾シート材、 １２：シート材、 １３：用紙、 １４：熱溶着紙、 １５：熱溶着紙形成工程、 １６：装飾用紙、 １７：台紙、 １８：熱溶着台紙、 １９：熱溶着台紙形成工程、 ２０：装飾板、 ２１：額縁、 ２２：アイロン。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｂ２９Ｋ 101:12 711:00 711:12 Ｂ２９Ｌ 9:00

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 透明あるいは半透明な合成樹脂シートの
   ラミネート面に熱溶着樹脂をコーティングして熱溶着樹
   脂シートを形成する熱溶着樹脂シート形成工程と、この
   熱溶着樹脂シート形成工程で形成された熱溶着樹脂シー
   トにラミネートされる和紙のラミネート面に熱溶着樹脂
   をコーティングして熱溶着和紙を形成する熱溶着和紙形
   成工程と、前記熱溶着樹脂シートあるいは前記熱溶着和
   紙のいずか一方のラミネート面に押葉あるいは半乾燥状
   態の押葉を配置する押葉配置工程と、この押葉配置工程
   後に押葉に熱を加えて押圧して完全に乾燥させてラミネ
   ートするとともに他方の熱溶着和紙あるいは熱溶着樹脂
   シートでラミネート可能に押葉を覆い熱を加えて押圧し
   て熱溶着和紙と熱溶着樹脂シートとが重なりあうように
   ラミネート加工するラミネート加工工程とを含むことを
   特徴とする装飾シート材の製造方法。
2. 【請求項２】 透明あるいは半透明な合成樹脂シートあ
   るいは和紙のいずれか一方のラミネート面に熱溶着樹脂
   をコーティングして熱溶着樹脂シートあるいは熱溶着和
   紙を形成する熱溶着樹脂コーティング工程と、この熱溶
   着樹脂コーティング工程後に熱溶着樹脂シートあるいは
   熱溶着和紙のラミネート面か合成樹脂シートあるいは和
   紙のラミネート面のいずれかに押葉あるいは半乾燥状態
   の押葉を配置する押葉配置工程と、この押葉配置工程後
   に押葉に熱を加えて押圧して完全に乾燥させてラミネー
   トするとともに他方の合成樹脂シートあるいは和紙か熱
   溶着樹脂シートあるいは熱溶着和紙で押葉を覆い熱を加
   えて押圧してラミネート加工するラミネート加工工程と
   を含むことを特徴とする装飾シート材の製造方法。
3. 【請求項３】 透明あるいは半透明な合成樹脂シートの
   ラミネート面に熱溶着樹脂がコーティングされた熱溶着
   樹脂シートと、この熱溶着樹脂シートの熱溶着樹脂に熱
   を加えて押圧して完全に乾燥させてラミネートされた押
   葉と、この押葉と前記熱溶着樹脂シートを覆い熱を加え
   て押圧してラミネートされたラミネート面に熱溶着樹脂
   がコーティングされた熱溶着和紙とからなることを特徴
   とする装飾シート材。
4. 【請求項４】 ラミネート面に熱溶着樹脂がコーティン
   グされた熱溶着紙と、この熱溶着紙の熱溶着樹脂上に配
   置され熱を加えて押圧して完全に乾燥させてラミネート
   された押葉と、この押葉と前記熱溶着紙を覆い熱を加え
   て押圧してラミネートされたラミネート面に熱溶着樹脂
   がコーティングされた熱溶着和紙とからなることを特徴
   とする装飾用紙。
5. 【請求項５】 ラミネート面に熱溶着樹脂がコーティン
   グされた防湿材製の熱溶着台紙と、この熱溶着台紙の熱
   溶着樹脂上に配置され熱を加えて押圧して完全に乾燥さ
   せてラミネートされた押葉と、この押葉と前記熱溶着台
   紙を覆い熱を加えて押圧してラミネートされたラミネー
   ト面に熱溶着樹脂がコーティングされた防湿透明あるい
   は半透明な熱溶着合成樹脂シートとからなることを特徴
   とする装飾板。