JP2607431Y2 - クーポン券及びクーポン券シート - Google Patents

クーポン券及びクーポン券シート

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JP2607431Y2
JP2607431Y2 JP1993067821U JP6782193U JP2607431Y2 JP 2607431 Y2 JP2607431 Y2 JP 2607431Y2 JP 1993067821 U JP1993067821 U JP 1993067821U JP 6782193 U JP6782193 U JP 6782193U JP 2607431 Y2 JP2607431 Y2 JP 2607431Y2
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coupon
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秀人 樋口
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商品の購入金額に対し
て一定割合で付加価値の与えられたクーポン券及びクー
ポン券シートに関する。
【0002】
【従来の技術】小売店等で商品を購入した場合、その購
入金額に対して一定の割合で付加価値の与えられたクー
ポン券が消費者に渡される。そして、このクーポン券を
所定の枚数集めると、その枚数に応じて商品との引き換
えが行われる。
【0003】このようなクーポン券は、表面に偽造防止
用の絵柄が印刷されるとともに裏面に再湿性の接着剤が
塗布されている。このクーポン券を渡された消費者は、
所定の冊子に貼り付けて所持することとなる。そして、
クーポン券を冊子に貼り付ける際には、唾液や水等を接
着剤に付着してこの接着剤を再活性化させて貼り付けて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、冊子は、紙
から出来ているので、クーポン券を貼り付ける際に余分
な水分を吸収し、波打った形状となることが多い。又、
唾液をクーポン券に付着させる行為自体が敬遠される。
【0005】一方、クーポン券をラベル化、つまりクー
ポン券に再湿性の接着剤に代えて粘着剤を塗布し、かつ
シリコン等を塗布した剥離紙を用意し、この剥離紙に対
してクーポン券を所定枚数だけ貼り合わせたシート状の
ものがある。
【0006】このようなラベル化されたクーポン券であ
れば、消費者はクーポン券を剥離紙から取外して冊子に
貼り付けることになる。
【0007】このようにラベル化したクーポン券であれ
ば、シート状であることからクーポン券の枚数を間違え
ることは無いが、剥離紙の分だけコストが高くなってし
まう。
【0008】そこで本考案は、貼り付ける際に余分な水
分を吸収して波打った形状となることがなく、かつ唾液
等を付着させなくても手軽に貼り付けられるクーポン券
を提供することを目的とする。
【0009】又、本考案は、貼り付ける際に余分な水分
を吸収して波打った形状となることがなく、かつ唾液等
を付着させなくても手軽に貼り付けられ、そのうえ剥離
紙が無くても枚数を間違えることが無いクーポン券シー
トを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、一方
の面に印刷を施すとともに他方の面に接着剥離に再帰性
を有する接着剤を塗布し、かつ少なくとも2枚接着剤の
塗布された各面同士を重ね合わせた状態にして上記目的
を達成しようとするクーポン券である。
【0011】請求項2によれば、シートの一方の面に複
数のクーポン券用絵柄を印刷するとともに他方の面に接
着剥離に再帰性を有する接着剤を塗布し、各クーポン券
用絵柄の境界には縦横方向にミシン目が入れられ、かつ
少なくとも2枚のシートにおける接着剤の塗布された各
面同士を重ね合わせた状態にして上記目的を達成しよう
とするクーポン券シート
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】請求項1によれば、2枚のクーポン券における
接着剤の塗布された各面同士を合わせた状態にするの
で、他の不必要な部分に貼られることがない。又、クー
ポン券の他方の面に塗布された接着剥離に再帰性を有す
る接着剤によって、例えば冊子に貼り付ける。これによ
り、クーポン券を貼り付ける際に、余分な水分を吸収し
て波打った形状となることがなく、かつ唾液等を付着さ
せなくても手軽に貼り付けできる。
【0015】請求項2によれば、2枚のクーポン券シー
トにおける接着剤の塗布された各面同士を合わせた状態
にするので、剥離紙が無くても枚数を間違えることが無
い。又、シートの他方の面に、接着剥離に再帰性を有す
る接着剤を塗布したクーポン券を、縦横方向のミシン目
を入れたシートから切り離して例えば冊子に貼り付け
る。これにより、クーポン券を貼り付ける際に、余分な
水分を吸収して波打った形状となることがなく、かつ唾
液等を付着させなくても手軽に貼り付けできる。
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0019】(1) 図1はクーポン券シートの構成図であ
って、同図(a) は表面図、同図(b) は裏面図である。
【0020】シート1は、紙により四辺形に形成したも
ので、このシート1の表面にはクーポン券となる各絵柄
2a、2b、…の印刷がクーポン券1枚単位で複数枚分
だけ施されている。
【0021】このシート1の裏面の全面には、接着剥離
に再帰性を有する接着剤3が塗布されている。
【0022】この接着剤3は、スチレン/ブタジエン,
スチレン/イソブレン、及びスチレン/エチレン−ブチ
レンのブロツクコボリマーから選ぶ少なくとも1つのエ
ラストマー系ブロツクコポリマーの20〜80重量部
と、粘着付与物質80〜20重量部とからなるものであ
る。
【0023】又、このシート1には、各クーポン券用絵
柄2a、2b、…の境界に沿って縦横方向に複数のミシ
ン目4が入っている。なお、シート1の裏面にはミシン
目4は省略してある。
【0024】(2) このようなクーポン券シートであれ
ば、小売店等で消費者が商品を購入した場合、その購入
金額に対して一定の割合の付加価値分のクーポン券が消
費者に渡される。
【0025】このとき、クーポン券は、クーポン券シー
トから所定枚数だけミシン目4に沿って切り取られて消
費者に渡される。
【0026】又、このクーポン券を所定の冊子に貼り付
ける場合、各クーポン券の裏面に、接着剥離に再帰性を
有する接着剤3が塗布されているので、唾液や水等を接
着剤に付着することなく冊子に貼ることができる。
【0027】従って、クーポン券を冊子に貼り付ける際
に、余分な水分を吸収して波打った形状となることがな
く、かつ唾液等を付着させなくても手軽に貼り付けるこ
とができる。
【0028】(3) 一方、このクーポン券シートを実際に
使用する場合は、2枚のシート1のそれぞれ接着剤3の
塗布された各面同士を貼り合わせた、2枚重ね合わせの
状態とする。
【0029】この貼り合わせた状態であれば、他のシー
ト1の表面と貼り合わさることがなく、かつ各クーポン
券の枚数も間違うことがない。
【0030】そして、この2枚重ね合わせた状態で、購
入金額に対して一定の割合の付加価値分のクーポン券を
消費者に渡す場合、クーポン券は、これらクーポン券シ
ートから所定枚数だけミシン目4に沿って切り取られて
消費者に渡される。
【0031】このとき、奇数枚のクーポン券を消費者に
渡す場合は、クーポン券シートからクーポン券を切り離
すとともに2枚重ね合わされた各クーポン券の接着を離
して渡すことになる。
【0032】この場合、クーポン券シートが2枚重ね合
わされていても、その両面にクーポン券絵柄2a、2
b、…が出ているので、クーポン券の枚数を間違えるこ
となく消費者に渡すことができ、かつクーポン券をラベ
ル化した場合の剥離紙は不要となる。
【0033】そして、接着剤3は、接着剥離に再帰性を
有しているので、所定の冊子に対して所定の接着力で貼
ることができる。
【0034】なお、クーポン券を2枚重ね合わせる場
合、シート1同士を重ね合わせてもよいし、クーポン券
を任意の枚数つづ(1枚から)重ね合わせてもよい。
【0035】(4) 次にクーポン券シートの作成方法につ
いて図2に示す作成工程図に従って説明する。
【0036】先ず、シート1の表面にクーポン券絵柄2
a、2b、…が、クーポン券1枚単位で複数枚分だけ印
刷される。この場合、図3に示すようにシート1の中央
ライン部分5には、各クーポン券絵柄2a、2b、…の
印刷は施されない。そして、印刷の後に乾燥が行われ
る。
【0037】次にシート1の裏面に対して接着剥離に再
帰性を有する接着剤3が塗布される。この接着剤3は、
各クーポン券絵柄2a、2b、…の印刷された部分に対
応する部分に塗布され、中央ライン部分5に対応する部
分には塗布されない。
【0038】次にシート1は、裏面が互いに向かい合う
ように、中央ライン部分5に沿って折り曲げられる。こ
のシート1の折り曲げは、例えばピロー折りにより行わ
れる。なお、このピロー折りは、2つの回転ローラを用
い、そのシリンダを支点としてシート1を折り曲げる機
構である。この折り曲げによってシート1の裏面同士が
接着する。
【0039】従って、シート1の裏面同士が接着した状
態であれば、シート1の表面には、中央ライン部分5を
中心軸として左右対称に各クーポン券絵柄2a、2b、
…が印刷されているので、各クーポン券絵柄2a、2
b、…の各位置が対応するものとなる。
【0040】次にこのシート1に対してミシン目5が入
れられる。このミシン目5は、各クーポン券用絵柄2
a、2b、…の境界に沿って縦横方向に複数本入る。
【0041】次に裏面同士が接着したシート1の中央ラ
イン部分5が裁断され、2枚重ね合わされたクーポン券
シートの作成が終了する。
【0042】なお、本考案は、上記一実施例に限定され
るものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してよ
い。
【0043】
【考案の効果】以上詳記したように本考案によれば、
枚のクーポン券における接着剤の塗布された各面同士を
重ね合わせた状態にすることで他の不必要な部分に貼ら
れることがなく、かつ貼り付ける際に余分な水分を吸収
して波打った形状となることがなく、かつ唾液等を付着
させなくても手軽に貼り付けられるクーポン券を提供で
きる。
【0044】又、本考案によれば、2枚のクーポン券シ
ートにおける接着剤の塗布された各面同士を重ね合わせ
た状態にすることで剥離紙が無くても枚数を間違えるこ
とが無く、かつ貼り付ける際に余分な水分を吸収して波
打った形状となることがなく、かつ唾液等を付着させな
くても手軽に貼り付けられ、そのうえ剥離紙が無くても
枚数を間違えることが無いクーポン券シートを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるクーポン券シートの一実施例を
示す構成図。
【図2】クーポン券シートの作成工程を示す図。
【図3】シートの作成を説明するための図。
【符号の説明】
1…シート、2a,2b…絵柄、3…接着剤、4…ミシ
ン目、5…中央ライン部分。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に印刷を施すとともに他方の面
    に接着剥離に再帰性を有する接着剤を塗布し、かつ少な
    くとも2枚前記接着剤の塗布された各面同士を重ね合わ
    せた状態にすることを特徴とするクーポン券。
  2. 【請求項2】 シートの一方の面に複数のクーポン券用
    絵柄を印刷するとともに他方の面に接着剥離に再帰性を
    有する接着剤を塗布し、前記各クーポン券用絵柄の境界
    には縦横方向にミシン目が入れられ、かつ少なくとも2
    枚の前記シートにおける前記接着剤の塗布された各面同
    士を重ね合わせた状態にすることを特徴とするクーポン
    券シート
JP1993067821U 1993-12-20 1993-12-20 クーポン券及びクーポン券シート Expired - Fee Related JP2607431Y2 (ja)

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