JPH09311674A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09311674A
JPH09311674A JP8144851A JP14485196A JPH09311674A JP H09311674 A JPH09311674 A JP H09311674A JP 8144851 A JP8144851 A JP 8144851A JP 14485196 A JP14485196 A JP 14485196A JP H09311674 A JPH09311674 A JP H09311674A
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JP
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image
information
memory
data
unit
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JP8144851A
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English (en)
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Masayuki Otani
雅之 大谷
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像に各種情報を付加して印字出力するとき、
印字速度が遅くなってしまう。 【解決手段】画像情報以外の情報の文字ファントを格納
した文字フォント用メモリ205はセレクタ213を介
してCPU201に接続されているとともに印字処理部
215に接続されている。画像情報を出力するときに、
セレクタ213は文字フォント用メモリ205の接続を
CPU201から印字処理部215に切り換え、印字処
理部215で文字フォント用メモリ205に格納された
文字情報を画像情報に付加して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、形成した画像に
各種情報を付加して出力する画像形成装置、特に、処理
速度の迅速化と価格の低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平7−283953号公報や特開平
5−136977号公報等に示されているように、形成した画
像に日時情報や手書きサインや捺印等の各種情報を付加
して印字出力する画像形成装置が使用されている。この
ように形成した画像に各種情報を付加して印字出力する
ために、例えば特開平1−234262号公報に示すように、
画像形成装置に文字印字用のフォント及びスタンプ印字
用の専用のROMと印字出力するときのワ−クエリアや
ユ−ザ登録用スタンプのデ−タを格納するためのRAM
を設けている。そして操作部に表示するための文字フォ
ントを格納した別のROMを独立して設けたり、あるい
は、形成した画像に各種情報を付加して印字出力すると
きは印字用のROMから表示用の文字フォントをぺ−ジ
メモリに展開してから印字出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように印字用の
ROMとRAMとは別に表示用のROMを持っている
と、ROMが2種類必要になり、明らかにコストアップ
になってしまう。また、画像に各種情報を付加して印字
出力するとき、表示用の文字フォントをペ−ジメモリに
展開する場合は、CPUが印字用のROMから表示用の
フォントデ−タを読みだしペ−ジメモリに展開後、画像
処理部でペ−ジメモリの内容を読み出して印字出力する
ため印字速度が非常に遅くなってしまうなどの不具合が
あった。
【0004】この発明はかかる不具合を解消し、安価で
より高速な印字機能を実現することができる画像形成装
置を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、読取手段によって読み取った画像情報に画像情
報以外の情報を付加する印字処理手段と、印字用の文字
フォントデ−タを格納する書込み読出し可能あるいは読
み出し専用の文字フォント用メモリと、操作部の制御や
シ−ケンス制御及び画像処理制御を行うCPU及びバス
切換手段を有し、バス切換手段は文字フォント用メモリ
の接続先をCPUバスまたは印字処理用バスに切り換
え、印字処理手段から文字情報を付加した情報を出力す
ることを特徴とする。
【0006】この発明に係る第2の画像形成装置は、読
取手段によって読み取った画像情報に画像情報以外の情
報を付加する印字処理手段と、操作部に表示する文字情
報を格納する読み出し専用の文字情報用メモリと、書込
み読出し可能な文字フォント用メモリと、操作部の制御
やシ−ケンス制御及び画像処理制御を行うCPU及びバ
ス切換手段を有し、バス切換手段は、電源投入後に読み
出し専用の文字フォント用メモリとCPUバスを接続
し、読み出し専用の文字情報用メモリ内の文字情報を書
込み読出し可能な文字フォント用メモリに複製し、画像
情報を出力するときに書込み読出し可能な文字フォント
用メモリに印字処理用バスに切り換え、印字処理手段か
ら複製した文字情報に基づき文字情報を付加した情報を
出力することを特徴とする。
【0007】また、上記CPUは文字フォント用メモリ
に格納された文字情報を読み出し操作部に表示すると良
い。
【0008】さらに上記文字フォント用メモリを着脱自
在な記録媒体で形成すると良い。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明においては、画像情報以
外の情報の文字ファントを格納した文字フォント用メモ
リはバス切換手段を介してCPUに接続されているとと
もに印字処理手段に接続されている。そして画像情報を
出力するときに、バス切換手段は文字フォント用メモリ
の接続先をCPUバスから印字処理用バスに切り換え、
印字処理手段から画像情報に文字フォント用メモリに格
納された文字情報を付加して出力し、高速で印字する。
【0010】また、文字フォント用メモリとして読み出
し専用の文字情報用メモリを使用したとき、バス切換手
段は、電源投入後に読み出し専用の文字フォント用メモ
リとCPUバスを接続し、読み出し専用の文字情報用メ
モリ内の文字情報を書込み読出し可能な文字フォント用
メモリに複製する。そして画像情報を出力するときに、
バス切換手段は書込み読出し可能な文字フォント用メモ
リをCPUバスから印字処理用バスに切り換え、印字処
理手段から画像情報に複製した文字情報に基づく各種情
報を付加して出力する。
【0011】このように画像情報に付加する文字情報を
文字フォント用メモリから読み出して操作部に表示する
こにより、文字情報の内容を正確に確認することができ
る。
【0012】さらに、文字フォント用メモリを着脱自在
なICカ−ド等で形成して、外部に拡張できるように
し、本体価格の低減を図る。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のデジタル複写機
全体の構成図である。図に示すように、デジタル複写機
は複写機本体600と自動原稿送り装置(ADF)70
0と、ステ−プラ付きのソ−タ−であるソ−タ−ステ−
プラ800と両面反転ユニット900の4つのユニット
から構成されている。
【0014】複写機本体600は、スキャナ部601と
書き込み部602と転写部603と現像部604及び給
紙部605などを有する。スキャナ部601は光源1と
反射鏡2と第1ミラ−3とを有し、一定の速度で移動す
る第一スキャナと、第2ミラ−4と第3ミラ−5を有
し、第一スキャナの1/2の速度で、第一スキャナに追
従して移動する第二スキャナとを備えている。そして第
一スキャナと第二スキャナにより、コンタクトガラス9
上の原稿(図示せず)を光学的に走査し、その反射像を
色フィルタ6を介してレンズ7に導き固体撮像素子8上
に結像させる。光源1には蛍光灯やハロゲンランプなど
が使用されており、波長が安定していて寿命が長いなど
の理由から、一般的に蛍光灯が使用されている。この実
施例では1本の光源1に反射鏡1が取り付けられている
が、2本以上の光源1を使用することもある。また、固
体撮像素子8は一定のサンプリングクロックを持ってい
るため、光源1として使用する蛍光灯はそれより高い周
波数で点灯しないと画像に悪影響を与える。固体撮像素
子8としては一般的にCCDが用いられている。固体撮
像素子8で読み取った画像信号はアナログ値であるの
で、アナログ/デジタル変換され、画像処理基板10に
て2値化、多値化、階調処理、変倍処理、編集処理など
の種々の画像処理が施される。色フィルタ6はカラ−の
画像情報を得るために、必要色の情報だけを透過する。
また、R(レッド)、G(グリ−ン)、B(ブル−)の
3つの情報を同時に得るために3ラインのCCD等を用
いて、カラ−原稿の読み取りを行う場合もある。
【0015】画像処理後の画像情報は、書き込み部60
2においてレ−ザ−光のラスタ−走査にて光の点の集合
の形で感光体ドラム40上に書き込まれる。図2、図3
は書き込み部を示す平面図及び側面図である。半導体レ
−ザ−20から発せられたレ−ザ−光はコリメ−トレン
ズ21で平行な光束に変えられ、アパ−チャ−32によ
り一定形状の光束に整形される。整形されたレ−ザ−光
は第1シリンダ−レンズ22により副走査方向に圧縮さ
れた形でポリゴンミラ−24に入射する。ポリゴンミラ
−24は一定方向に一定の速度で回転している。この回
転速度は感光体ドラム40の回転速度と書き込み密度と
ポリゴンミラ−24の面数により決定される。ポリゴン
ミラ−24に入射されたレ−ザ−光は、その反射光がポ
リゴンミラ−24の回転により偏向される。偏向された
レ−ザ−光はレンズ保持ユニット31で保持されたfθ
レンズ26a,26bに順次入射する。fθレンズ26
a,26bは角度一定の走査光を感光体ドラム40上で
等速走査するように変換し、感光体ドラム40上で最小
光点となるように結像し、さらに面倒れ補正機構も有し
ている。fθレンズ26a,26bを通過したレ−ザ−
光は、画像領域外で同期検知ミラ−29により同期検知
入光部(同期検知板)30に導かれ光ファイバ−により
センサ部に伝搬され、主走査方向の頭出しの基準となる
同期検知を行い同期信号を出す。同期信号が出てから一
定時間後に画像デ−タがミラ−27を介して1ライン分
出力され、以下これを繰り返すことにより1つの画像を
形成する。
【0016】転写部604の感光体ドラム40の周面に
は感光層が形成されている。半導体レ−ザ(波長780
nm)に対して感度のある感光層として有機感光体(O
PC)、α−Si,Se−Teなどが知られており、本
実施例では有機感光体(OPC)を使用している。一般
にレ−ザ書き込みの場合、画像部に光を当てるネガ/ポ
ジ(N/P)プロセスと、地肌部に光を当てるポジ/ポ
ジ(P/P)プロセスの2通りがあり、本実施例では前
者のN/Pプロセスを採用している。帯電チャ−ジャ4
1は感光体ドラム40側にグリッドを有するスコロトロ
ン方式のもので、感光体ドラム40の表面を均一にマイ
ナスに帯電し、画像形成部にレ−ザ光及びLED光を照
射してその部分の電位を落とす。そうすると感光体ドラ
ム40の表面の地肌部が−750〜−800V、画像部
が−500V程度の電位となって、感光体ドラム40の
表面に静電潜像が形成される。これを現像部42a、4
2bで現像ロ−ラに−500〜−600Vのバイアス電
圧を与え、マイナスに帯電したトナ−を付着して静電潜
像を顕像化する。
【0017】現像部604は主現像器42aと副現像器
42bの2つの現像器を備えている。黒一色の場合は、
副現像器42bとトナ−補給器43bを取り外すように
なっている。現像器を2つ使用して、主現像器42aと
対になるトナ−補給器43aに黒トナ−を入れ、副現像
器42bと対になるトナ−補給器43bにカラ−トナ−
を入れることにより、同時に2色の印刷をすることがで
きる。このような現像部604を用い、スキャナ部60
1の色フィルタ6を切り換えることにより色情報の読み
取りと、紙搬送系の多重転写、両面複写機能等を組み合
わせることによって多機能なカラ−コピ−、カラ−編集
が可能になる。3色以上の現像は感光体ドラム40の周
囲に3つ以上の現像器を並べる方法、3つ以上の現像器
を回転して切り換えるリボルバ−方式などによって達成
できる。現像器42a,42bで顕像化された画像は、
感光体ドラム40に同期して送られた記録紙の裏面から
転写チャ−ジャ44によりプラスの電荷がかけられて転
写される。転写された記録紙は、転写チャ−ジャ44と
一体に保持された分離チャ−ジャ45にて交流除電され
感光体ドラム40から分離される。記録紙に転写されず
に感光体ドラム40に残ったトナ−はクリ−ニングブレ
−ド47により感光体ドラム40から掻き落とされて付
属のタンク48に回収される。さらに、感光体ドラム4
0に残っている電位のパタ−ンは除電ランプにより光を
照射して消去される。現像がなされた直後の位置にフォ
トセンサ50が設けられている。このフォトセンサ50
は発光素子と受光素子とのペアからなり、感光体ドラム
40表面の反射濃度を検出している。これは書き込み部
で一定のパタ−ン、例えば真っ黒または網点のパタ−ン
をフォトセンサ読み取り位置に対応した位置に書き込
み、これを現像した後のパタ−ン部の反射率とパタ−ン
部位外の感光体ドラム40の反射率の比から画像濃度を
判断し、薄い場合はトナ−補給信号を出す。また、補給
後も濃度が上がらないことを利用してトナ−残量不足を
検知することもできる。
【0018】給紙部605は複数のカセット60a,6
0b,60cを有し、1度転写した紙を再給紙ル−プ7
2を通し、両面コピ−または再給紙が可能になってい
る。複数のカセット60a,60b,60cのうちから
1つのカセットが選択された後、スタ−トボタンが押さ
れると、選択されたカセットの近傍にある給紙コロ61
が回転し、紙の先端がレジストロ−ラ62に突き当たる
まで給送される。レジストロ−ラ62はこのとき止まっ
ているが、感光体ドラム40に形成された画像位置とタ
イミングをとって回転を開始し、感光体ドラム40の周
面に対して記録紙を送る。その後、記録紙は転写部20
4でトナ−像の転写が行われ、分離搬送部63にて吸引
搬送されて、ヒ−トロ−ラ64と加圧ロ−ラ65の対か
らなる定着ロ−ラによって、転写されたトナ−像が定着
される。このようにして転写された記録紙は通常のコピ
−時は、切換爪67によりソ−タ400側の排紙口へ導
かれる。一方、多重コピ−時は、切換爪68、69によ
り方向を変えられソ−タ400側に排出されることなく
下側の再給紙ル−プ72を通過して、再度レジストロ−
ラ62へ導かれる。両面コピ−の場合は切換爪67で下
方に導かれた記録紙は次の切換爪69で再給紙ル−プ7
2よりさらに下のトレ−70へ導かれる。そしてロ−ラ
71の反転により逆方向に再度送られ、切換爪69の切
り換えにより再給紙ル−プ72へ導かれてレジストロ−
ラ62に給送される。
【0019】原稿自動送り装置700の原稿テ−ブル1
00の上に載せられた原稿は、呼び出しロ−ラ−104
により呼び出される。呼び出された原稿は互いに圧接す
るプルアウトロ−ラ−105,106及びプルアウトロ
−ラ−105に巻掛けられる分離ベルト107の作用に
より重送が防止され、1枚ずつガイド108に沿って送
られる。ガイド板108に沿って送られる原稿はベルト
搬送装置125によりコンタクトガラス9の上を所定の
露光位置まで送られ停止する。
【0020】ソ−タ−ステ−プラ800は複写機本体2
00から排出された記録紙を複数の排紙トレイ111a
〜111xに仕分ける。
【0021】上記のように構成されたデジタル複写機の
電装制御部の構成を図4と図5に示し、図4は装置全体
の制御ブロック図、図5はメイン制御部のブロック図で
ある。図に示すように、電装制御部にはメイン制御部2
20,給紙制御部221,ソ−タ制御部222,両面制
御部223及びADF制御部224等を有する。メイン
制御部220は2つのCPU200,201を有してお
り、CPU200はシ−ケンス関係の制御、CPU20
1はオペレ−ション関係の制御をそれぞれ行っている。
CPU200とCPU201とはシリアルインタ−フェ
−ス(RS232C)によって接続されている。このメ
イン制御部220には画像制御回路部202や画像処理
ユニット203,メモリユニット204,文字フォント
メモリ205,カレンダIC206,ワ−クメモリとし
て使用されるRAM212等を有し、操作部207やエ
ディタ208やスキャナ制御回路209,アプリケ−シ
ョンユニット210,レ−ザビ−ムスキャナユニット2
11に接続されている。
【0022】そしてシ−ケンス関係の制御を行うCPU
200は紙の搬送のタイミング及び作像に関する条件設
定出力を行っており、紙サイズセンサ,排紙検知やレジ
スト検知など紙搬送に関するセンサと両面ユニットと高
圧電源ユニットとリレ−,ソレノイド,モ−タなどのド
ライバ−とソ−タユニットとレ−ザユニット及びスキャ
ナユニットなどが接続されている。センサ関係からは給
紙カセットに装着された紙のサイズ及び向きを検知し、
検知結果に応じた電気信号を出す紙サイズセンサ、レジ
スト検知や排紙検知など紙搬送に関するセンサ、オイル
エンドやトナ−エンドなどのサプライの有無を検知する
センサ及びドアオ−プン,ヒュ−ズ断など機械の異常を
検知するセンサなどからの入力がある。また、両面ユニ
ットには紙の幅を揃えるためのモ−タや給紙クラッチ、
搬送経路を変更するためのソレノイド、紙の有無検知セ
ンサ、紙の幅を揃えるためのサイドフェンスホ−ムポジ
ションセンサ、紙の搬送に関するセンサなどがある。高
圧電源ユニットは、帯電チャ−ジャ、転写チャ−ジャ、
分離チャ−ジャ、現像バイアス電極の出力をPWM制御
によって得られたデュ−ティだけそれぞれ所定の高圧電
力を印加する。PWM制御はそれぞれの高圧電力の出力
のフィ−ドバック値をA/D変換することによって、デ
ジタル値にして、目標値と等しくなるように制御されて
いる。ドライバ−関係は給紙クラッチ、レジストクラッ
チ、カウンタ−、モ−タ、トナ−補給ソレノイド、パワ
−リレ−、定着ヒ−タなどがある。ソ−タユニットはシ
リアルインタ−フェ−スで接続されており、シ−ケンス
からの信号により所定のタイミングで紙を搬送し、各ビ
ンに排出されている。アナログ入力には、定着温度、フ
ォトセンサ入力、レ−ザダイオ−ドのモニタ入力、レ−
ザダイオ−ドの基準電圧、各種高圧電源からの出力値フ
ィ−ドバック値等が入力されている。定着部にあるサ−
ミスタからの入力により、定着部の温度が一定になるよ
うにヒ−タのオン/オフ制御もしくは位印相制御が行わ
れる。フォトセンサ入力は所定のタイミングで作られた
フォトパタ−ンをフォトトランジスタにより入力し、パ
タ−ンの濃度を検知することにより、トナ−補給のクラ
ッチをオン.オフ制御してトナ−濃度の制御を行ってい
る。また、この濃度によりトナ−エンドの検知も行う。
【0023】レ−ザビ−ムスキャナユニット211は、
レ−ザダイオ−ドのパワ−を一定にするためにCPU2
00のアナログ入力が使用される。すなわち、レ−ザダ
イオ−ドを点灯したときのモニタ電圧と予め設定された
基準電圧が一致するように制御されている。
【0024】オペレ−ション関係を制御するメインCP
U201は複数のシリアルポ−トとカレンダ−IC20
6を制御する。複数のシリアルポ−トにはシ−ケンス制
御用のCPU200の他に操作部207,エディタ−2
08,スキャナ制御回路部209,アプリケ−ションユ
ニット210などが接続されている。操作部207は操
作者のキ−入力及び複写機の状態を表示する表示器を有
し、キ−入力の情報をメインCPU201にシリアル通
信により知らせる。メインCPU201はこの情報によ
り操作部207の表示器の点灯,消灯,点滅を判断し、
操作部207にシリアル送信する。操作部207のCP
UはメインCPU201からの情報により表示器の点
灯、消灯、点滅を行う。さらに、得られた情報から機械
の動作条件を決定してコピ−スタ−ト時に、シ−ケンス
制御を行っているCPU200にその情報を伝える。
【0025】スキャナ制御回路部209ではスキャナサ
−ボモ−タ駆動制御と画像処理及び画像読み取りに関す
る情報をメインCPU201にシリアル送信処理し、ま
た、ADF制御部224とメインCPU201のインタ
−フェ−ス処理を行う。
【0026】アプリケ−ションユニット210はファク
シミリ,プリンタ−等の外部機器とメインCPU201
のインタ−フェ−スであり、あらかじめ設定されている
情報内容をやりとりする。エディタ−208は編集機能
を入力するユニットであり、操作者の入力したマスキン
グ,トリミング,イメ−ジシフト等の画像編集デ−タを
メインCPU201にシリアル送信する。カレンダ−I
C206は日付と時間を記憶しており、メインCPU2
01にて随時呼び出せるため操作部207の表示器へ現
在時刻の表示や機械のオン時間、オフ時間を設定するこ
とにより、機械の電源のオン.オフをタイマ−制御する
ことを可能にする。
【0027】次に画像デ−タの処理の流れについて説明
する。画像処理ユニット203はメインCPU201か
らのセレクト信号により、スキャナ制御回路部209か
ら画像制御回路部202と、スキャナ制御回路部209
からアプリケ−ションユニット210と、アプリケ−シ
ョンユニット210から画像制御回路部202との3方
向に画像デ−タ(DATAO〜DATA7)と同期信号
を出力する。スキャナ制御回路部209から画像制御回
路部202に送る場合は、スキャナからの8ビットデ−
タ(但し、4ビット、1ビットにもできる)で連送され
る画像信号をレ−ザビ−ムスキャナユニット211から
の同期信号PMSYNCに同期させ、画像制御回路部2
02に出力する。スキャナ制御回路部209からアプリ
ケ−ションユニット210に送る場合には、スキャナか
らの8ビットデ−タ(但し、4ビット、1ビットにでき
る)で連送されてくる画像信号をアプリケ−ションユニ
ット210にパラレル出力する。アプリケ−ションユニ
ット210は入力した画像デ−タを外部に接続されてい
るプリンタ等の出力装置に出力する。アプリケ−ション
ユニット210から画像制御回路部202に送る場合に
は、アピリケ−ションユニット210が外部に接続され
ている入力装置からの8ビットデ−タ(但し、4ビッ
ト、1ビットにできる)で連送される画像信号をレ−ザ
ビ−ムスキャナユニット211からの同期信号PMSY
NCに同期させ、画像制御回路部202に出力する。こ
の場合、外部からの画像信号が1ビット、4ビットの場
合には、8ビットデ−タに変換する処理を行う。
【0028】図6はイメ−ジスキャナ部の構成を示すブ
ロック図である。CCDイメ−ジセンサ250から出力
されるアナログ画像信号は、イメ−ジプリプロセッサ
(IPP)251内部の信号処理回路252で増幅及び
光量補正され、A/D変換器253によってデジタル多
値信号に変換される。この信号はシェ−ディング補正回
路254によって補正処理を受けイメ−ジプロセスユニ
ット(IPU)255に印加される。IPU255に印
加された画像信号は、図7のブロック図に示すように、
MTF補正回路270で高域強調され、変倍回路271
で変倍されてγ変換回路272に印加される。γ変換回
路272は入力特性を機械の特性に合わせて最適にする
ようにする。γ変換回路272から出力された画像信号
は、デ−タ深さ切り換え機構のスイッチSW1で所定の
量子化レベルに変換される。この切り換え機構は、図8
に示すように8ビットデ−タと4ビットデ−タと1ビッ
トデ−タの3つのデ−タタイプに切り換える。すなわ
ち、4ビット化回路273では4ビットデ−タが出力さ
れ、2値化回路274では入力される8ビットの多値デ
−タを予め設定された固定しきい値によって2値デ−タ
に変換し1ビットデ−タを出力する。ディザ回路275
は1ビットデ−タで面積階調を作り出す。そしてスイッ
チSW1は3つのデ−タタイプの1つを選択しDATA
O〜DATA7として出力する。
【0029】スキャナ制御回路部209はメインCPU
201からの指示にしたがって蛍光灯安定器(ランプ制
御回路)256とタイミング制御回路257とIPU2
55の変倍回路271及びスキャナ駆動モ−タ258を
制御する。蛍光灯安定器256はスキャナ制御回路部2
09からの指示により光源1の蛍光灯のオン、オフ及び
光量制御を行う。スキャナ駆動モ−タ258の駆動軸に
はロ−タリ−エンコ−ダ259が連結されており、位置
センサ260は副走査駆動機構の基準位置を検知する。
IPU255の変倍回路271はスキャナ制御回路20
9によって設定される主走査側の倍率に従って電気変倍
処理を行う。タイミング制御回路257はスキャナ制御
回路部209からの指示により各信号を出力する。すな
わち、読み取りを開始すると、CCDイメ−ジセンサ2
50に対しては1ライン分のデ−タをシフトレジスタに
転送する転送信号と、シフトレジスタのデ−タを1ビッ
トずつ出力するシフトクロックパルスとを与える。像再
生系制御ユニットに対しては、画素同期クロックパルス
CLK,主走査同期パルスLSYNC及び主走査有効期
間信号LGATEを出力する。この画素同期クロックパ
ルスCLKは、CCDイメ−ジセンサ250に与えるシ
フトクロックパルスとほぼ同一の信号である。また、主
走査同期パルスLSYNCは、画像書き込みユニットの
ビ−ムセンサが出力する主走査同期信号PMSYNCと
ほぼ同一の信号であり、画素同期クロックパルスCLK
に同期して出力される。主走査有効期間信号LGATE
は、出力デ−タDATAO〜DATA7が有効なデ−タ
であるとみなされるタイミングで高レベルHになる。C
CDイメ−ジセンサ250は、例えば1ラインあたり48
00ビットの有効デ−タを出力する。
【0030】スキャナ制御回路209はメインCPU2
01から読み取り開始指示を受けると、照明用蛍光灯1
を点灯し、スキャナ駆動モ−タ258を駆動開始して、
タイミング制御回路257を制御し、CCDイメ−ジセ
ンサ250の読み取りを開始する。また、副走査有効期
間信号FGATEを高レベルHにセットする。この信号
FGATEは、高レベルHにセットされてから副走査方
向に最大読み取り長さ、例えばAサイズ長手方向の寸法
を走査するに要する時間が経過すると低レベルLとな
る。
【0031】図9はメモリシステムのブロック図であ
る。CCDイメ−ジセンサ250からの画像信号はシェ
−ディング補正と黒レベル補正と光量補正の機能を持つ
イメ−ジプリプロセッサ(IPP)251を通して8ビ
ットデ−タで出力される。このデ−タはマルチプレクサ
280で選択されて、空間周波数高域強調(MTF補
正)機能,速度変換機能(変倍),γ変換機能,デ−タ
深さ変換機能(8ビット/4ビット/1ビット変換)を
持つイメ−ジプロセスユニット(IPU)255で処理
されて、マルチプレクサ282を通してプリンタに出力
される。なお、281はマルチプレクサ、283はメモ
リ装置(MEM)である。
【0032】画像デ−タ用のフレ−ムメモリを持ったシ
ステムでは、図10に示すように、IPU255からの
イメ−ジデ−タを一旦メモリ装置(MEM)283に格
納し、必要なときにメモリ装置(MEM)283から取
り出してプリンタに出力する。また、IPU255から
のイメ−ジデ−タをプリンタに出力しながら、同時にメ
モリ装置(MEM)283に格納して2枚目以降のコピ
−をメモリ装置(MEM)283からのイメ−ジデ−タ
で行う方法も一般的である。さらに、IPU255から
の処理されたデ−タと生のデ−タのどちらもメモリ装置
283に取り込めるように、図11に示すデ−タフロ−
が可能な構成になっている。つまり、図9の3つのマル
チプレクサ280,281,282の切り換えでデ−タ
フロ−を変えられるように構成している。例えば、1回
のスキャナの走査で複数枚のIPU255のパラメ−タ
を変えたコピ−を出力する場合は、次に示す手順で達成
できる。スキャナ走査時にマルチプレクサ280をAに
して、マルチプレクサ281をBにして、マルチプレク
サ282をAにして1枚目を出力する。このとき生デ−
タがマルチプレクサ282を通してメモリ装置283に
入る。また、2枚目以降はマルチプレクサ280をBに
して、メモリ装置283からのデ−タをIPU255に
入れてマルチプレクサ282を通してプリンタに出力す
る。このとき1枚コピ−する毎にIPUパラメ−タを変
更できる。また、1ビットデ−タのようなコンパクトな
デ−タを保持する場合は、マルチプレクサ281をAに
してIPU255の出力をメモリ装置283に取り込
む。この場合はプリンタは2値デ−タ(1ビット)モ−
ドに切り換えてコピ−する。なお、図9において、EX
TINとEXTOUTは外部からのイメ−ジデ−タ入力
信号と外部への出力信号である。
【0033】図12は、圧縮器290と伸長器291を
メモリユニット292の前後に入れて、実デ−タ以外に
圧縮されたデ−タも格納できるようにしたものである。
この構成では圧縮器290はスキャナの速度に合わせて
動作し、伸長器291はプリンタの速度に合わせて動作
する必要がある。実デ−タを格納する場合はマルチプレ
クサ293とマルチプレクサ294をそれぞれAにし、
圧縮デ−タを使う場合はマルチプレクサ293とマルチ
プレクサ294をそれぞれBにする。なお、295はエ
ラ−検知器である。メモリユニット292の構成を図1
3に示す。メモリユニット292は、図14に示す3つ
のイメ−ジデ−タタイプと、圧縮デ−タであるコ−ドデ
−タを扱うためにデ−タ幅変換器300,301をメモ
リブロック302の入出力に持っている。ダイレクトメ
モリコントロ−ラ(DMC)303,304はパックさ
れたデ−タ数とメモリデ−タ幅に応じてメモリブロック
302の所定のアドレスにデ−タを書き込み、読み取り
動作を行う。また、読み込んだ画像デ−タをIPU25
5で縮小しメモリブロック302の所定のアドレスにD
MC303,304によって書き込み、読み出しを行う
ことによって複数枚の原稿の画像デ−タを1枚の用紙に
まとめる集約機能の実現が可能となる。図14はイメ−
ジデ−タのデ−タタイプを示したものである。通常スキ
ャナからのイメ−ジデ−タの速度、またはプリンタへの
イメ−ジデ−タの速度は、8ビットデ−タ、4ビットデ
−タ、1ビットデ−タに関わらず一定である。つまり、
1ピクセルの周期は装置において固定されている。本装
置では、8本のデ−タラインのMSB側から1ビットデ
−タ、4ビットデ−タ、8ビットデ−タとMSB詰めで
定義している。このデ−タをメモリブロック302のデ
−タ幅(16ビット)にパック、アンパックするブロッ
クが入力デ−タ幅変換器300と出力デ−タ幅変換器3
01である。そしてパックすることによってデ−タ深さ
に応じてメモリを使えるようになり、メモリ装置の有効
利用が可能になる。
【0034】図15は圧縮器290と伸長器291の代
わりにピクセルプロセスユニット(PPU)310をメ
モリユニット292の外に配置したものである。PPU
310の機能はイメ−ジデ−タ間の例えば、AND,O
R,EXOR,NOTのロジカル演算を実現するユニッ
トであり、メモリ出力デ−タと入力デ−タを演算してプ
リンタに出力することと、メモリ出力と入力デ−タ(例
えばスキャンデ−タ)を演算してメモリユニット292
に格納することができる。出力先のプリンタとメモリユ
ニット292の切り換えはマルチプレクサ311とマル
チプレクサ312で行う。この機能は一般的には画像合
成に使われ、例えばメモリユニット292にオ−バ−レ
イデ−タを置いてスキャナデ−タにオ−バ−レイをかぶ
せることなどに使用される。
【0035】図16は外部記憶装置を使用してイメ−ジ
デ−タを保存する構成を示したものである。イメ−ジデ
−タをフロッピイ−ディスクに保存するときは、図9の
EXTOUTからインタ−フェイス320を通してファ
イルコントロ−ラ321が制御するフロッピディスクコ
ントロ−ラ(FDC)322に出力し、フロッピ−ディ
スクドライブ(FDD)323上のフロッピ−ディスク
に記憶する。ハ−ドディスクコントロ−ラ(HDC)3
24とハ−ドディスクドライブ(HDD)325はファ
イルコントロ−ラ321により制御され、ハ−ドディス
クの記録媒体にもリ−ド,ライトできるようになってい
る。ハ−ドディスクドライブ(HDD)325は通常よ
く使うフォ−マットデ−タやオ−バ−レイデ−タを記憶
しておき必要に応じて使用できるようにしている。
【0036】図17は圧縮と伸長の処理速度が間に合わ
なかったときに100%リカバリ−できるようにした構成
である。メモリユニット292にはスキャナ走査と同時
に圧縮されたデ−タとイメ−ジデ−タが入る。入ってき
たデ−タはそれぞれ別のメモリエリアに格納されるが、
圧縮デ−タはそのまま伸長器291へ入り伸長される。
1ペ−ジのデ−タが全てメモリユニット292に入るま
でに圧縮器290と伸長器291の処理時間が間に合っ
て正常終了した場合は圧縮デ−タのメモリエリアだけが
残り、生デ−タのエリアは取り消される。もし、エラ−
検出器295が圧縮器290又は伸長器291からのエ
ラ−信号を検出した場合は、直ちに圧縮デ−タエリアが
取り消され生デ−タが採用される。メモリ管理ユニット
(MMU)330はメモリユニット292に対して2つ
の入力デ−タと1つの出力デ−タが同時に入出力できる
ようにメモリを制御するユニットである。このリアルタ
イムで圧縮と伸長の検定をすることで、高速性と確実性
とメモリエリアの有効利用が可能となった。このように
構成することにより、電子ソ−ティングのように複数の
ペ−ジを格納し、リアルタイムでプリンタに出力するよ
うな、格納ペ−ジ数とプリント速度を両立させなければ
ならないような用途に適応させることができる。なお、
メモリ管理ユニット330によってメモリエリアのダイ
ナミックなアロケ−ションができるようにしたが、生デ
−タ用と圧縮デ−タ用の2つのメモリユニットを持たせ
てもよい。
【0037】アプリケ−ションユニット210は、図1
8のブロック図に示すように、ベ−ス部BSUと、AP
L1としてファイルユニット、APL2としてFAXユ
ニット、APL3としてオン,オフプリンタユニット、
APL4としてLAN、APL5として画像処理ユニッ
ト及び表示(T/S,LCD)を含んだシステムを有す
る。
【0038】ベ−ス部BSUのエンジンI/F340は
イメ−ジデ−タがシリアルで送られてくるのでここでパ
ラレルに変換する。また、ペ−ジメモリ341のパラレ
ルデ−タはエンジンI/F340でシリアルに変換して
EXTINに送り出す。制御信号はシリアルであり、エ
ンジンI/F340を介してシリアルコミニュケ−ショ
ンインタ−フェイス(SCI)342を介してシステム
バスに接続する。ペ−ジメモリ341は、例えばA3で
1ペ−ジ分のサイズを持ち、ビットイメ−ジに変換する
とともにEXTIN,EXTOUTのデ−タ速度とCP
U352の処理速度の調停も行う。変倍回路343はペ
−ジメモリ341上のデ−タを拡大あるいは縮小の高速
処理を行うためにDMAC344を用いてCPU352
を介さないで高速に処理を行うようになっている。回転
制御部353は、例えばFAX送信で送りの原稿がA4
縦で受信側がA4横の場合、送り側は自動的に71%縮
小して送信してしまい受信側は見づらいものになること
を防止するために、サイズのときは送信原稿を90度回転
させA4横に変換し等倍送信するようにする。また、回
転制御部353は受信出力するとき受信サイズがA4横
でカセットのサイズがA4縦のときは、90度出力イメ−
ジを回転させてA4縦に直して出力する。これによりカ
セットに縦、横の区別がいらなくなる。
【0039】CEP345はイメ−ジデ−タの圧縮,伸
長,スル−の機能を持った回路である。バスア−ビタ3
46はアドバンスト・グラフィック・デスプレイ・コン
トロ−ラ(AGDC)385からのデ−タをイメ−ジバ
スに送ることやシステムバスに送る処理を行う。タイマ
348は所定のクロックを発生する機能を有する。RT
C349は時計であり現在の時刻を発生する。コンソ−
ルは制御用の端末であり、この端末によりシステム内部
のデ−タの読み出し,書換等に加え内部のオペレ−ティ
ングシステムの1機能であるディバッグツ−ルを用いて
ソフトの開発もできるようになっている。ROM350
にはオペレ−ティングシステム等基本機能が入ってい
る。RAM351は主にワ−キング用に使用する。
【0040】ファイルユニットであるAPL1のSCS
I360はハ−ドディスク(HDD)325と光ディス
ク(ODD)361とフロッピディスク(FDD)32
3用のインタフェ−スである。ROM362はSCSI
360を介してHDD325,ODD361,FDD3
23を制御するファイリングシステムとしてのソフトが
入っている。
【0041】FAX制御用のユニットであるAPL2の
G4FAXコントロ−ラ370はG4用のプロトコルを
制御するユニットであり、この部分でG4のクラス1,
クラス2,クラス3をサポ−トする。またISDNもサ
ポ−トしNET64においては2B+1D(64KB×
2+16KB)の回線となるのでG4/G4,G4/G
3,G3/G3,G4のみ,G3のみのいずれかが選択
できる。G3FAXコントロ−ラ371はG3用のプロ
トコルを制御するユニットであり、この部分でアナログ
回線によるG3FAXのプロトコル、デジタル信号をア
ナログ信号に変換するモデムも有する。ネットワ−クコ
ントロ−ルユニット(NCU)372は交換機を使用し
て相手と接続し、相手からの着信を受ける。SAF37
3はFAXの送信、受信を行うときのイメ−ジデ−タ、
コ−ドデ−タ等を含む画像デ−タを蓄積する。このSA
F373は半導体メモリ、又はHDD325,ODD3
61等が使用される。ROM374にはユニット全体を
コントロ−ルするためのプログラムが入っている。RA
M375は電池376で不揮発にしてあり、ワ−ク用の
メモリであるとともに相手先の電話番号,相手先名,F
AX機能を制御するデ−タ等が入っており、表示ユニッ
トのT/S,LCDを用いて容易に設定できるようにな
っている。
【0042】オンラインプリンタ,オフラインプリンタ
の制御ユニットであるAPL3のフロッピ−ディスクコ
ントロ−ラ(FDC)380はフロッピ−ディスク38
1の制御を行う。最近のフロッピはSCSIをサポ−ト
しているものであり、ここではSCSI,ST506イ
ンタ−フェイスをサポ−トする。シリアルコミニュケ−
ションインタ−フェイス(SCI)382はホストコン
ピュ−タとの接続に使用する。セントロI/F383も
SCI382と同様である。オンラインプリンタ,オフ
ラインプリンタは多くのメ−カから発売されており、そ
れぞれは多少仕様がことなる。これらのプリンタの機能
をホストから見て同じになるようにしなければホストで
使用していたソフトが走らなくなることが生じる。この
ような不具合をなくすためにエミュレ−ションカ−ド3
84を付け、この内部に入っているソフトで見かけ上ホ
ストから見たとき各メ−カのプリンタとして動作するよ
うにしている。アドバンスト・グラフィック・デスプレ
イ・コントロ−ラ(AGDC)385はホストより送ら
れてきたコ−ドデ−タによりキャラクタ・ゼネレ−タR
OM(CGROM)386,CGカ−ド387内のフォ
ントイメ−ジを高速にペ−ジメモリ341に展開するも
のである。ROM388はこれらを制御するソフトが入
っている。CGROM386にはコ−ドデ−タに対応し
たフォントデ−タが入っているものである。CGカ−ド
387は外付けであり、内容はCGROM386と同様
である。
【0043】LANを制御するユニットであるAPL4
のLANコントロ−ラ390は、現在稼働中のLANで
あるインサ−ネット,オムニ,スタ−ラン等を制御す
る。当然APL2(FAX),APL4(LAN)は他
のAPLが動作中でもバックグランドで働くようになっ
ている。
【0044】上記のように構成されたアプリケ−ション
ユニット210でファクシミリ動作をするとき、ファク
シミリ装置にはMF,G2,G3,G4の各機能を有
し、送信密度は3.85,7.7,15.4本/mm、さらにG4
用として200,240,300,400dpiをサポ−トし変倍機
能を使用してお互いに密度変換を行うことができる。ま
た、SAFメモリを使用してメモリ送受信,中継、親展
受信、ポ−リング等を実現でき、さらに、送信原稿のメ
モリ蓄積中にメモリ送信,メモリ受信,受信出力等を同
時に行うことができる。
【0045】そして、送信するときは、原稿をセット
し、操作部のスタ−トキ−431を押すことで、APL
2のRAM375に入っている相手先へダイアルを行い
相手を呼び出す。相手がファクシミリ装置であることが
判ると原稿の読み取り動作が始まる。もし原稿がない状
態でスタ−トキ−431を押すと、原稿の再セットを促
す表示を行う。原稿読み取り開始動作により、スキャナ
が動作し原稿を読み取り、図9の個々の回路を介して、
EXTOUTの端子にデ−タが出力される。このとき、
マルチプレクサ280,マルチプレクサ282を選択す
ることで、IPU255を使用するかしないかを選択で
き、さらに、IPU255の内部の機能はプログラムで
自由に選択できる。この信号は図18のエンジンI/F
340に入り、ペ−ジメモリ341のビットサイズに合
わせてペ−ジメモリ341に記憶していく。すなわち、
EXTOUTは1画素8ビットの多値で送られてくる。
これに対しペ−ジメモリ341は16ビット対応になっ
ており、ビットの構成が異なるのでここで合わせる。ス
キャナからのデ−タがペ−ジメモリ341に入ると、こ
のデ−タを圧縮しながらAPL2のSAF373へ蓄積
していく。このようにスキャナからのデ−タをSAF3
73に蓄積しながら送信することで、次の特徴が得られ
る。スキャナからの読み取りはA4サイズ1枚を約2秒
で読むことができる。これに対しG3で送信する時間は
A4サイズを約9秒かかって送信する。このように送信
の時間は読み取りの約4.5倍かかっていることになる。
そして、複写機,FAX,プリンタ等と複合して使用で
きる装置においては、例えばファクシミリ送信中に次の
人がコピ−を取りたいときは、ファクシミリ送信を早く
終わりたい。しかし、ファクシミリ送信は相手機の性能
により早く送れたり遅くなることがある。そこで読み取
りデ−タをSAF373へ蓄積しながら送信すること
で、見かけ上の送信速度を上げることができる。また送
信原稿がSAF373に蓄積されているので、送信途中
でエラ−を起こしたとき、回線が切れたとき等に再送,
再発呼して正しく画像を送ることができる。このように
SAF373へ蓄積されたデ−タはシステムバスによ
り、G3ファックスまたはG4ファックスユニットから
アクセス可能となる。図20はIPU255の概略ブロ
ック図であり、図7に示す回路の他多値化回路440、
マ−カ編集回路441、アウトライン回路442、誤差
拡散回路443などを備えている。
【0046】画情報を受信したとき、受信画像デ−タは
モデムでデジタル信号に変換される。これをDCRを介
して生デ−タに直し、さらに圧縮してSAF373に蓄
積する。このときDCRにて生デ−タに戻してから再度
圧縮する理由は、通常受信デ−タには回線上のエラ−が
含まれており、このままSAF373に蓄積すると、ハ
−ドのエラ−か、デ−タのエラ−かの区別がつかなくな
るからである。再圧縮するときは、メモリ効率の良い方
式を採用する。SAF373に蓄積されたデ−タはペ−
ジ毎にプリント出力する。なお、モ−ドの設定により1
ファイル分蓄積してから出力することもできる。SAF
373から出力するには、図18のペ−ジメモリ341
を他のAPLが使用しておらずさらに複写機もあいてい
ることが必要となる。これらの条件が揃うとSAF37
3のデ−タをCEP345を介して生デ−タに戻しなが
らペ−ジメモリ341へ展開していく。展開が終了して
から最適な紙サイズを選択する。ペ−ジメモリ341の
デ−タがA4縦で最適な用紙がA4横のときは、回転制
御によりペ−ジメモリ341のデ−タを90度回転させ選
択された用紙に出力させる。この機能により、今までは
A4横の用紙にA4縦の画像を出し、余白がでていたこ
とが防止できる。この機能は受信出力のみでなく、送信
モ−ドにおいても相手機に合わせて読み取った画情報を
90度回転できるので、例えば送信原稿がA4横で受信側
がA4縦のとき、今までは71%縮小で送っていたが、
90度回転を取り入れることで等倍で送れるようになり受
信側では見やすくなる。ここで、SAF343の代わり
にHDD325を使用するときはSAF343をバッフ
ァにして、APL1のSCSIインタ−フェィスを介し
てHDD325をドライブすることで可能となる。
【0047】次に図21の操作部207の配置図を参照
して表示例を示す。操作部207には固定キ−として、
コピ−枚数等を設定するテンキ−430とコピ−スタ−
トするためのスタ−トキ−431,ソ−トモ−ド選択を
行うソ−トキ−432,両面モ−ドの選択を行う両面キ
−433,倍率の設定を行う変倍キ−434がある。ま
た、用紙を選択するための矢印キ−437も有する。表
示内容としては、コピ−枚数表示435とセット枚数表
示436が固定表示となっている。その他の表示はLC
D410で行い、ファンクションキ−432,433,
434の何れかの押下により、その機能毎の表示を行
う。
【0048】次に、この実施例におけるIPU255の
具体的な処理例を図22を参照して説明する。図に示す
ように、IPU255はスキャナ制御回路部209から
の入力デ−タをシェ−ディング補正,フィルタ,変倍の
各処理を行った後に、印字デ−タに文字フォントメモリ
205に格納された各種情報を付加して画質処理、或は
画質処理した印字デ−タに文字フォントメモリ205に
格納された各種情報を付加してアプリケ−ションユニッ
ト210,メモリユニット204又は画像制御回路部2
02のどれかにを出力する。印字処理部215にはワ−
ク用のRAM212が接続され、かつ印字用フォントが
格納された文字フォントメモリ205がセレクタ213
を介して接続されている。そして印字処理をするときは
文字フォントメモリ205の接続先をセレクタ213に
よってCPU201のバスから印字処理部用バスに切り
換え、印字デ−タに各種情報を付加する。
【0049】また、操作部207の表示を書き換えると
きには、印字処理部215が印字処理中は表示の書き換
えができない構成となっているため、電源オン時に読み
出し専用の文字フォントメモリ205の内容をRAM2
12にコピ−してから、RAM212に展開されたフォ
ントを使用して印字を行わせると、印字する各種情報を
操作部207の表示により確認することができる。
【0050】また、このRAM212の代わりに、着脱
自在なICカ−ド214を使用して文字フォントメモリ
205の内容を展開すると、印字機能の切り出し(例え
ばオプション化)が可能となり、装置のコストダウンの
実現できる。また、ICカ−ド214をバックアップ付
きのメモリとし、ユ−ザが印字したいフォ−ムをメモリ
に記憶させて印字させることも可能である。この場合、
フォ−ムの内容をCPU201により呼び出し、操作部
207に表示することによりレイアウトの確認もでき
る。
【0051】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、画像情
報を出力するときに、文字フォント用メモリの接続先を
CPUバスから印字処理用バスに切り換え、印字処理手
段から画像情報に文字フォント用メモリに格納された文
字情報を付加して出力するようにしたから、各種情報を
付加した画像情報を高速で出力することができる。
【0052】また、文字フォント用メモリとして読み出
し専用の文字情報用メモリを使用したとき、バス切換手
段は、電源投入後に読み出し専用の文字フォント用メモ
リとCPUバスを接続し、読み出し専用の文字情報用メ
モリ内の文字情報を書込み読出し可能な文字フォント用
メモリに複製し、画像情報を出力するときに、バス切換
手段は書込み読出し可能な文字フォント用メモリをCP
Uバスから印字処理用バスに切り換え、印字処理手段で
画像情報に複製した文字情報に基づく情報を付加して出
力するから、文字情報を付加するための専用のROMが
不要になり、装置のコストダウンを図ることができる。
【0053】さらに、画像情報に付加する文字情報を文
字フォント用メモリから読み出して操作部に表示するこ
により、文字情報の内容を正確に確認することができ、
誤って付加することを防止できる。
【0054】また、文字フォント用メモリを着脱自在な
ICカ−ド等で形成することにより、文字情報の付加機
能を拡張できるとともに本体価格の低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のデジタル複写機の構成図で
ある。
【図2】書き込み部の構成を示す平面図である。
【図3】書き込み部の構成を示す側面図である。
【図4】デジタル複写機全体の制御ブロック図である。
【図5】メイン制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】イメ−ジスキャナ部の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】イメ−ジプロセスユニット(IPU)の構成を
示すブロック図である。
【図8】デ−タ切り換え機構により切り換えられるデ−
タを示す説明図である。
【図9】メモリシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図10】メモリシステムの部分構成を示すブロック図
である。
【図11】メモリシステムの部分構成を示すブロック図
である。
【図12】メモリシステムの他の構成を示すブロック図
である。
【図13】メモリユニットの内部構成を示すブロック図
である。
【図14】イメ−ジデ−タタイプを示す説明図である。
【図15】メモリシステムの他の構成を示すブロック図
である。
【図16】外部記憶装置を使用したメモリシステムの構
成を示すブロック図である。
【図17】メモリシステムの他の構成を示すブロック図
である。
【図18】アプリケ−ションユニットの構成を示すブロ
ック図である。
【図19】メモリシステムの他の構成を示すブロック図
である。
【図20】イメ−ジプロセスユニットの他の構成を示す
ブロック図である。
【図21】操作部の配置図である。
【図22】イメ−ジプロセスユニットの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
201 CPU 205 文字フォントメモリ 212 RAM 213 セレクタ 214 ICカ−ド 215 印字処理部 255 IPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取手段によって読み取った画像情報に
    画像情報以外の情報を付加する印字処理手段と、印字用
    の文字フォントデ−タを格納する書込み読出し可能ある
    いは読み出し専用の文字フォント用メモリと、操作部の
    制御やシ−ケンス制御及び画像処理制御を行うCPU及
    びバス切換手段を有し、バス切換手段は文字フォント用
    メモリの接続先をCPUバスまたは印字処理用バスに切
    り換え、印字処理手段から文字情報を付加した情報を出
    力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 読取手段によって読み取った画像情報に
    画像情報以外の情報を付加する印字処理手段と、操作部
    に表示する文字情報を格納する読み出し専用の文字情報
    用メモリと、書込み読出し可能な文字フォント用メモリ
    と、操作部の制御やシ−ケンス制御及び画像処理制御を
    行うCPU及びバス切換手段を有し、バス切換手段は、
    電源投入後に読み出し専用の文字フォント用メモリとC
    PUバスを接続し、読み出し専用の文字情報用メモリ内
    の文字情報を書込み読出し可能な文字フォント用メモリ
    に複製し、画像情報を出力するときに書込み読出し可能
    な文字フォント用メモリに印字処理用バスに切り換え、
    印字処理手段から複製した文字情報に基づき文字情報を
    付加した情報を出力することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 上記CPUは文字フォント用メモリに格
    納された文字情報を読み出し操作部に表示する請求項1
    又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記文字フォント用メモリを着脱自在な
    記録媒体で形成する請求項1,2又は3記載の画像形成
    装置。
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