JPH06141166A - ディジタル複写機 - Google Patents

ディジタル複写機

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JPH06141166A
JPH06141166A JP4284509A JP28450992A JPH06141166A JP H06141166 A JPH06141166 A JP H06141166A JP 4284509 A JP4284509 A JP 4284509A JP 28450992 A JP28450992 A JP 28450992A JP H06141166 A JPH06141166 A JP H06141166A
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image
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JP4284509A
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Inventor
Masayuki Otani
雅之 大谷
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿画像とファクシミリの受信画像やワード
プロセッサ等からの外部入力画像を合成して印刷する。 【構成】 感光体40上に原稿画像と外部入力画像の一
方がレーザダイオード20により書き込まれ、他方がL
EDアレイ73により書き込まれ、それぞれが現像器4
2a、42bにより現像されて1枚の記録用紙上で重畳
されて合成される。現像器42a、42bには異なる色
のトナーが充填される。原稿画像と外部入力画像が画像
処理ユニット208によりビットマップメモリ207上
で合成された場合には、合成画像がレーザダイオード2
0またはLEDアレイ73により書き込まれ、現像器4
2aまたは42bにより現像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部からの入力画像を
印刷可能なディジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル複写機では、原稿画
像を光電変換して読み取り、ディジタル画像データを処
理した後レーザプリンタ等で記録用紙に印刷することが
できるので、画像処理回路やプリンタを兼用することに
よりファクシミリ機能や、ワードプロセッサやパーソナ
ルコンピュータ等の外部装置のプリンタ機能を合わせ持
つ複合装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな複合装置では、複写機の基本機能として原稿読み取
り機能を有するにもかかわらず、原稿画像とファクシミ
リの受信画像やワードプロセッサ等からの外部入力画像
を合成して印刷することができないという問題点があ
る。例えば原稿画像と外部入力画像の一方をプレゼンテ
ーション用のOHP原稿の枠やロゴのような定形フォー
マットとし、他方を定形フォーマット内に挿入されるデ
ータ等として合成して印刷することができない。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、原稿画
像とファクシミリの受信画像やワードプロセッサ等から
の外部入力画像を合成して印刷することができるディジ
タル複写機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、原稿画像を読み取る原稿読み取り手段
と、外部からの画像情報を入力する外部画像入力手段
と、前記外部画像入力手段を介して入力した少なくとも
1ページ分の画像情報を記憶可能な外部画像記憶手段
と、前記原稿読み取り手段により読み取られた原稿画像
と前記外部画像記憶手段に記憶された外部入力画像の一
方を記録用紙に印刷し、他方をその記録用紙に重畳して
印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】第2の手段は、原稿画像を読み取る原稿読
み取り手段と、前記原稿読み取り手段により読み取られ
た少なくとも1ページ分の原稿画像を記憶可能な原稿画
像記憶手段と、外部からの画像情報を入力する外部画像
入力手段と、前記原稿画像記憶手段に記憶された原稿画
像と前記外部画像入力手段を介して入力した外部入力画
像の一方を記録用紙に印刷し、他方をその記録用紙に重
畳して印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】第3の手段は、原稿画像を読み取る原稿読
み取り手段と、前記原稿読み取り手段により読み取られ
た少なくとも1ページ分の原稿画像を記憶可能な原稿画
像記憶手段と、外部からの画像情報を入力する外部画像
入力手段と、前記外部画像入力手段を介して入力した少
なくとも1ページ分の画像情報を記憶可能な画像記憶手
段と、前記原稿画像記憶手段に記憶された原稿画像と前
記外部画像記憶手段に記憶された外部入力画像を合成す
る合成手段と、前記合成手段により合成された画像を印
刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】第4の手段は、第3の手段において前記合
成手段が前記原稿画像記憶手段上で合成することを特徴
とする。
【0009】第5の手段は、第3の手段において前記合
成手段が外部画像記憶手段上で合成することを特徴とす
る。
【0010】第6の手段は、第1、第3ないし第5の手
段において前記外部画像記憶手段に記憶される外部入力
画像の開始ページまたはページ数が予め設定可能である
ことを特徴とする。
【0011】第7の手段は、第2ないし第5の手段にお
いて前記原稿画像記憶手段に記憶される原稿画像の開始
ページまたはページ数が予め設定可能であることを特徴
とする。
【0012】第8の手段は、第1、第2、第6または第
7の手段において前記印刷手段が原稿画像と外部入力画
像をそれぞれ記録用紙の表裏に印刷することを特徴とす
る。第9の手段は、第1、第2、第6ないし第8の手段
において前記印刷手段が原稿画像と外部入力画像を異な
る色で印刷することを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の手段では上記構成により、外部入力画像
が記憶されて原稿読み取り手段により読み取られた原稿
画像に対して記録用紙上で合成されるので、原稿画像と
ファクシミリの受信画像やワードプロセッサ等からの外
部入力画像を合成して印刷することができる。
【0014】第2の手段では、原稿読み取り手段により
読み取られた原稿画像が記憶されて外部入力画像に対し
て記録用紙上で合成されるので、原稿画像とファクシミ
リの受信画像やワードプロセッサ等からの外部入力画像
を合成して印刷することができ、また、プリントアウト
時間を短縮することができるとともに外部入力画像をフ
ァクシミリ受信する場合の通話料金を安価にすることが
できる。
【0015】第3の手段では、原稿読み取り手段により
読み取られた原稿画像と外部入力画像の両方が記憶され
て記憶手段上で合成されるので、原稿画像とファクシミ
リの受信画像やワードプロセッサ等からの外部入力画像
を合成して印刷することができ、また、プリントアウト
時間を短縮することができるとともに外部入力画像をフ
ァクシミリ受信する場合の通話料金を安価にすることが
できる。
【0016】第4の手段では、原稿記憶手段上で合成さ
れるので、原稿画像とファクシミリの受信画像やワード
プロセッサ等からの外部入力画像を合成して印刷するこ
とができ、また、プリントアウト時間を短縮することが
できるとともに外部入力画像をファクシミリ受信する場
合の通話料金を安価にすることができる。
【0017】第5の手段では、外部入力画像記憶手段上
で合成されるので、原稿画像とファクシミリの受信画像
やワードプロセッサ等からの外部入力画像を合成して印
刷することができ、また、プリントアウト時間を短縮す
ることができるとともに外部入力画像をファクシミリ受
信する場合の通話料金を安価にすることができる。
【0018】第6の手段では、記憶される外部入力画像
の開始ページまたはページ数が予め設定可能であるの
で、複数ページの外部入力画像と原稿画像を合成するこ
とができる。
【0019】第7の手段では、記憶される原稿画像の開
始ページまたはページ数が予め設定可能であるので、複
数ページの原稿画像と外部入力画像を合成することがで
きる。
【0020】第8の手段では、原稿画像と外部入力画像
をそれぞれ記録用紙の表裏に印刷するので、用途に応じ
て合成印刷と表裏印刷を選択することができる。
【0021】第9の手段では、原稿画像と外部入力画像
を異なる色で印刷するので、例えば原稿画像と外部入力
画像の一方を黒で印刷し、他方を他の色で印刷すること
により、定形フォーマット内にデータ等を挿入する場合
に見栄えを向上することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係るディジタル複写機の一実施例
の全体構成を示す側面図、図2は図1の書き込み部の詳
細な構成を示す平面図、図3は図2の書き込み部を示す
側面図、図4は図1のディジタル複写機の制御ユニット
を示すブロック図、図5は図4の制御ユニットを有する
電装制御部の全体構成を示すブロック図、図6は図1の
イメージスキャナ部の詳細な構成を示すブロック図、図
7は図6のイメージプロセスユニットの詳細な構成を示
すブロック図、図8は図7のデータ深さ切換回路の動作
を示す説明図、図9は図4のページメモリと図7のイメ
ージプロセスユニットを備えたメモリシステムを示すブ
ロック図、図10は図9のメモリシステムにおける画像
データの流れを示す説明図、図11は図9のメモリシス
テムにおける画像データの他の流れを示す説明図、図1
2は他のメモリシステムを示すブロック図、図13は図
12のメモリユニットの詳細な構成を示すブロック図、
図14は図13のメモリユニットの入力データを示す説
明図、図15は他のメモリシステムを示すブロック図、
図16は図5の外部記憶装置の詳細な構成を示すブロッ
ク図、図17は他のメモリシステムを示すブロック図、
図18は図5におけるアプリケーションシステムの詳細
な構成を示すブロック図、図19は図18における表示
ユニットの表示/操作パネルを示す説明図、図20は図
19のアプリケーションシステムが接続される複写機の
イメージスキャナ部を示すブロック図、図21は図20
のイメージプロセスユニットの詳細な構成を示すブロッ
ク図、図22は図18のファクシミリユニットの詳細な
構成を示すブロック図、図23は図18のアプリケーシ
ョンシステムにおける画像処理回路を示す機能ブロック
図、図24は原稿画像を記憶して外部入力画像と合成す
る処理を示すフローチャート、図25は外部入力画像を
記憶して原稿画像と合成する処理を示すフローチャー
ト、図26は外部入力画像と原稿画像の両方を記憶して
外部入力画像のメモリ上で合成する処理を示すフローチ
ャート、図27は外部入力画像と原稿画像の両方を記憶
して原稿画像のメモリ上で合成する処理を示すフローチ
ャート、図28は原稿画像を記憶して2色印刷で合成す
る処理を示すフローチャート、図29は外部入力画像を
記憶して2色印刷で合成する処理を示すフローチャー
ト、図30は複数ページの外部入力画像と原稿画像を合
成する処理を示すフローチャートである。
【0023】図1を参照して本実施例のディジタル複写
機の全体構成を説明すると、このディジタル複写機は、
複写機本体(I)と、自動原稿送り装置(ADH)(I
I)と、ソータ(III)と両面反転ユニット(IV)の4つ
のユニットにより概略的に構成されている。複写機本体
(I)は、スキャナ部と、書き込み部と、感光体部と、
現像部と、給紙部等を備えており、以下、詳細に説明す
る。
【0024】スキャナ部は、反射鏡1と、光源3と第1
ミラー2が装着されて一定の速度で副走査方向に移動す
る第1スキャナと、第2ミラー4と第3ミラー5が装着
されて第1スキャナの1/2の速度で副走査方向に移動
する第2スキャナを有する。この第1スキャナと第2ス
キャナによりコントタクトガラス9上の原稿(図示せ
ず)が光学的に走査され、その反射光が色フィルタ6と
レンズ7を介して一次元固体撮像素子8の受光面に結像
される。
【0025】なお、このスキャナ部の解像度としては、
例えば主走査方向に15.4ドット/mm、副走査方向
に15.4ライン/mm(400ドット/インチ)に設
定されている。この解像度はファクシミリ装置の標準的
な解像度(主走査方向が3.85ドット/mm、副走査
方向が7.7ライン/mm)に対して、主走査方向が2
倍、副走査方向が4倍であり、高解像度のものに対して
は主走査方向および副走査方向共2倍である。
【0026】光源3としては蛍光灯やハロゲンランプ等
が用いられるが、波長が安定していて寿命が長い等の理
由により蛍光灯が一般的に用いられる。なお、この実施
例では1本の光源3に対して反射鏡1が用いられている
が、2本以上の光源3を用いることもある。また、固体
撮像素子8が所定のサンプリングクロックを有するの
で、蛍光灯はこのクロックより高い周波数で点灯しない
と画像に悪影響を与える。
【0027】また、固体撮像素子8としては一般に、C
CDが用いられる。固体撮像素子8により読み取られた
画像信号は、アナログであるのでA/D変換され、画像
処理基板10に実装された処理回路により2値化、多値
化階調処理、変倍処理、編集等の各種処理が施される。
なお、色フィルタ6はカラー信号を得るために光路から
出し入れ自在に配置されるが、この色フィルタ6は、原
稿の走査に合わせて光路から出し入れされて多重転写、
両面コピー等の多種多様なコピーが行われる。また、3
ラインのCCD等を用い、RGBの3つの色情報を同時
に得ることによりカラー原稿を読み取る場合もある。
【0028】後述するように画像処理された画像情報
は、図2および図3に詳しく示すような書き込み部のレ
ーザ光のラスタ走査により、光の点の集合の形式で感光
体40上に書き込まれる。半導体レーザ20から出射し
たレーザ光は、コリメータレンズにより平行な光束に整
形され、アパーチャを通過して一定形状の光束に整形さ
れ、次いで、第1シリンダレンズ22により副走査方向
に圧縮されてポリゴンミラー24の反射面に入射する。
【0029】ポリゴンミラー24は、正確な多角形で形
成され、ポリゴンモータ25により所定の方向に一定の
速度で回転する。なお、この回転速度は、感光体40の
回転速度と、書き込み密度とポリゴンミラー24の面数
により決定される。ポリゴンミラー24の反射面に入射
したレーザ光は、等角速度偏向され、次いで、f−θレ
ンズ26a、26bにより、感光体40上で等速度走査
するようにかつ最小光点になるように補正される。尚、
f−θレンズ26a、26bは、面倒れ補正機能も有す
る。
【0030】f−θレンズ26a、26bにより補正さ
れたレーザ光は、画像域外で同期検知ミラー29により
同期検知板30に導かれ、光ファイバによりセンサに導
かれる。そして、この検出信号に同期した主走査方向の
頭出し信号から所定の時間後に、1ライン分の画像デー
タが出力され、以下、この動作を繰り返すことにより二
次元の画像の静電潜像が感光体40上に形成される。
【0031】感光体40の周面には、静電潜像を形成す
るための感光体層が形成されている。波長が780nm
の半導体レーザに対して感度を有する感光体層として
は、有機感光体(OPC)や、α−SiやSe−Te等
が知られているが、本実施例では有機感光体(OPC)
が用いられている。ここで、半導体レーザ20により書
き込む場合、画像部に光を照射するネガ/ポジ(N/
P)プロセスと、地肌部に光を照射するポジ/ポジ(P
/P)プロセスの2通りが知られているが、本実施例で
はN/Pプロセスにより書き込みが行われる。
【0032】図1に示す帯電チャージャ41は、感光体
40側にグリッドを有するスコロトロン方式が用いら
れ、感光体40の表面を均一に(−)に帯電する。そし
て、図2および図3に示す書き込み部により画像形成領
域にレーザ光を照射してその領域の電位を低下させる
と、感光体40上の原稿地肌領域の電位が−750〜−
800Vになり、他方、原稿画像領域の電位が−500
V程度になるので、静電潜像が感光体40の表面に形成
される。
【0033】現像器42a、42bは、現像ローラに−
500〜−600Vのバイアス電圧が印加され、(−)
に帯電したトナーを感光体40の画像領域に付着させて
静電潜像を可視像化する。本実施例の現像部は、主現像
器42aと副現像器42bの2つを備え、主現像器42
aに対応するトナー補給器43aに黒のトナーを充填
し、副現像器42bに対応するトナー補給器43bにカ
ラーのトナーを充填し、1色の現像中に他色の現像器の
主極位置を変更等することにより選択に現像することが
できる。なお、黒一色で現像する場合には、副現像器4
2bとトナー補給器43bが取り外される。
【0034】そして、主現像器42aの上流には第2の
書き込み系としてLEDアレイ72が設けられている。
このLEDアレイ72は例えば1インチ当たり400ド
ットのピッチでLEDが主走査方向に配列され、各LE
Dを画像データに応じて選択的にオン、オフすることに
より上記レーザ書き込み系と同様に、潜像を感光体40
上に形成することができる。
【0035】また、このような現像方法を用いるととも
に、スキャナの色フィルタ6を切り替えて各色の情報を
読みとり、また、紙搬送系の多重転写や両面複写機能等
を組み合わせることにより、多機能のカラーコピーやカ
ラー編集が可能となるが、この種のコピーは3以上の現
像器を配置する方法や、3以上の現像器を回転して切り
替えるリボルバ方式によっても実現することができる。
【0036】転写紙は、感光体40に同期して転写チャ
ージャ44の位置まで搬送され、現像器42a、42b
により可視像化されたトナー像は、転写チャージャ44
が転写紙の裏面を(+)に帯電することにより転写紙に
転写される。トナー像が転写された転写紙は、分離チャ
ージャ45により交流除電されて感光体40から分離さ
れる。感光体40上の残存トナーは、クリーニングブレ
ード47により除去され、タンク48内に回収される。
また、感光体40上の残存電荷は、除電ランプ49が感
光体40上を照射することにより除電される。
【0037】尚、現像器42a、42bの下流には、感
光体40上の反射濃度を検出するためのフォトセンサ5
0が設けられ、このフォトセンサ50は、上記書き込み
部により形成されて現像された例えば真っ黒又は網点等
のパターンの濃度とこのパターン以外の濃度を読み取
り、トナー像の濃淡を検出して薄い場合にトナー補給信
号を出力したり、トナー残量不足信号を出力する。
【0038】給紙部は、複数のカセット60a〜60c
を有し、また、一旦転写された紙を再給紙ループ72を
介して転写位置に導くことにより、両面コピーや再給紙
を行うように構成されている。このカセット60a〜6
0cの1つが選択された後コピースタートボタンが押さ
れると、対応する給紙コロ61a〜61cの1つが回転
し、転写紙は、先端がレジストローラ62に当接するま
で搬送される。そして、レジストローラ62は、感光体
40上のトナー像と転写紙が同期するように回転を開始
し、前述した転写が行われる。
【0039】感光体40から分離された転写紙は、分離
搬送部63により吸引されて搬送され、定着ローラ6
4、65によりトナー像が定着される。そして、この転
写紙は、通常の片面コピーの場合にはソータ(III )側
の排紙口に導かれ、多重コピーや後述するようなメッセ
ージ付加モードの場合には、切り換え爪68、69によ
りコピー面が変更することなく下方の再給紙ループ72
を介してレジストローラ62の位置に戻る。また、両面
コピーの場合には、複写機本体(I)又は両面反転ユニ
ット(IV)によりコピー面が反転される。前者の場合、
切り換え爪68、69、71により再給紙ループ72の
下のトレー70に導かれ、ローラ71の反転により逆方
向に戻され、切り換え爪69の切り換えにより再給紙ル
ープ72に導かれて反転され、レジストローラ62の位
置に戻る。
【0040】ADF(II)は原稿を1枚ずつコンタクト
ガラス9上に導き、スキャナによる読み取り後に排出す
る動作を自動的に行う。すなわち、原稿給紙台100上
に載置された原稿束は、サイドガイド101により幅方
向が揃えられた後、給紙コロ104により1枚ずつ分離
して取り込まれ、搬送ベルト102の回転によりコンタ
クトガラス9上の所定の読み取り位置まで搬送されて位
置決めされる。そして、所定の枚数のコピーが終了した
原稿は、搬送ベルト102の回転により排紙トレイ10
3上に排出される。なお、サイドガイド101の位置と
原稿の送り時間により原稿サイズを検出することができ
る。
【0041】ソータ(III) は、複写機本体(I)から排
出された転写紙を例えばページ順、ページ毎、又は予め
設定されたビン111a〜111xに選択的に排出す
る。この場合、転写紙は、モータ110により回転する
複数のローラにより搬送され、各ビンの入口近傍に配置
された切り換え爪によりビン111a〜111xに選択
的に導かれる。
【0042】両面反転ユニット(IV)は、複数の転写紙
の表裏を反転して両面コピーを行う場合に用いられる。
この場合、複写機本体(I)内の転写紙は、排紙コロ6
6により下方に導かれて次の切り換え爪68により両面
反転ユニット(IV)に導かれる。そして、排紙ローラ1
20によりトレー123上に集積され、また、送りロー
ラ121と側面揃えガイド122により縦横が揃えられ
る。トレー123上に集積された転写紙は、再給紙コロ
124により複写機本体(I)内に戻され、切り換え爪
69により直接再給紙ループ72に導かれる。なお、符
号27はミラー、28は防塵ガラス、31はレンズ保持
ユニット、46は分離爪、80はメインモータ、81は
ファンモータである。
【0043】次に、図4および図5を参照して複写機本
体(I)の制御部と全体の回路構成を説明する。図4に
示す制御ユニットは、シーケンス関係の制御を行うCP
U601と、オペレーション関係の制御を行うメインC
PU602を有し、CPU601、602はシリアルイ
ンタフェース(RS232C)により接続されている。
シーケンス関係の制御を行うCPU601は、紙の搬送
タイミングや作像に関する条件設定、出力を行い、特に
紙サイズセンサや、排紙検知やレジスト検知等の紙の搬
送に関するセンサ603と、両面反転ユニット(IV)や
高圧電源ユニット(図示省略)と、リレー、ソレノイ
ド、モータ等のドライバ606と、ソータユニット(II
I )と、図3および図4に示すようなレーザビームスキ
ャナユニット608と画像制御回路609等が接続され
ている。レーザビームスキャナユニット608は、画像
制御回路609からの画像データにより書き込みを行
う。センサ603は、給紙カセット60a〜60cに装
着された転写紙のサイズと向きを検出し、また、排紙検
知やレジストの他に、オイルエンドやトナーエンド等の
サプライの有無や、ドアオープン、ヒューズ断等の機械
的な異常を検知する。更に、両面反転ユニット(IV)
は、紙の幅の揃えるためのモータとサイドフェンスホー
ムポジションセンサや、給紙クラッチや、搬送径路を変
更するためのソレノイドや、紙の有無検知センサの他、
紙の搬送に関するセンサを有する。
【0044】高圧電源ユニットは、図1に示す帯電チャ
ージャ41、転写チャージャ44、分離チャージャ4
5、現像器42a、42bのバイアス電極に対して、P
WM制御により得られたデューティの時間所定の高圧電
力を印加する。ドライバ606は、給紙クラッチ、レジ
ストクラッチ、カウンタ、モータ、トナー補給ソレノイ
ド、パワーリレー、定着ヒータ等により構成されてい
る。ソータユニット(III)は、CPU601に対して
シリアルインタフェースを介して接続され、CPU60
1からの制御信号により所定のタイミングで紙を搬送
し、各ビンに排出する。
【0045】CPU601に入力するアナログ信号とし
ては、定着温度、濃度検出用のフォトセンサ50の検出
信号、レーザダイオード20のモニタ電流や基準電圧が
入力する。定着温度は、定着機構(ローラ64、65)
のサーミスタにより検出され、一定になるようにヒータ
がオン、オフ制御又は位相制御される。濃度検出用のフ
ォトセンサ50の検出信号は、所定のタイミングで感光
体40上に形成されたパターンをフォトトランジスタに
より読み取ることにより検出され、トナー補給用のクラ
ッチがオン、オフ制御され、また、トナーエンドが検知
される。レーザダイオード20のモニタ電流は、基準電
圧(例えば3mW)と一致するように制御される。
【0046】次に、オペレーション関係の制御を行うメ
インCPU602について説明すると、このメインCP
U602は、複数のシリアルポート(SCI)と、カレ
ンダIC610と画像処理ユニット621等を制御し、
複数のシリアルポートには、上記CPU601の他に、
操作部ユニット611と、スキャナ制御回路612と、
アプリケーション部613と、エディタユニット614
等が接続されている。アプリケーション部(システム)
613は、ファクシミリや外部プリンタ等の外部機器と
メインCPU602の間のインタフェース処理を行い、
所定の情報をやり取りする。また、図4に示すエディタ
ユニット614は、操作者が入力したマスキング、トリ
ミング、イメージソフト等の画像編集データをシリアル
通信でメインCPU602に送信する。カレンダIC6
10は、現在の日付と時間を記憶して随時メインCPU
602に知らせ、したがって、操作部ユニット611の
表示器に現在時刻を表示したり、複写機のオン時間やオ
フ時間をタイマで制御することができる。
【0047】つぎに、図4における画像データの流れに
ついて説明すると、スキャナ制御回路612の制御によ
り読み取られた画像データは、そのままゲートアレイ6
15に流れる場合と、ページメモリ620上で処理され
た後ゲートアレイ615に流れる場合で切り替えられ、
ページメモリ620に記憶された画像データは、画像処
理ユニット621からの指示にしたがって種々の画像処
理が施される。
【0048】ゲートアレイ615は、メインCPU60
2からのセレクト信号により画像データをスキャナ制御
回路612(またはページメモリ620)から画像制御
回路609へ、スキャナ制御回路612(またはページ
メモリ620)からアプリケーション部613へ、又は
アプリケーション部613から画像制御回路609へ選
択的に出力する。スキャナ制御回路612またはページ
メモリ620から画像制御回路609へ出力される場合
には、スキャナからの8ビットデータ(4ビット、1ビ
ットの場合もある)の画像データがレーザビームスキャ
ナユニット608からの同期信号PMSYNCに同期し
て伝送される。
【0049】また、スキャナ制御回路612またはペー
ジメモリ620からアプリケーション部613へ出力さ
れる場合には、スキャナからの8ビットデータ(4ビッ
ト、1ビットの場合もある)の画像データのパラレル信
号が出力され、アプリケーション部613から画像制御
回路609へ出力される場合には、8ビットデータ(4
ビット、1ビットの場合もある)の画像データがレーザ
ビームスキャナユニット608からの同期信号PMSY
NCに同期して伝送される。なお、外部からのデータが
1ビットや4ビットの場合には8ビットに変換されて画
像制御回路609に出力される。
【0050】つぎに、図6を参照してイメージスキャナ
部の詳細な構成を説明する。CCDイメージセンサ8か
ら出力されるアナログの画像信号は、イメージプリプロ
セッサ(IPP)451〜453内の信号処理回路45
1により増幅および光量補正され、A/D変換器452
によりディジタルの多値信号に変換され、シェーディン
グ補正回路453によりシェーディング補正され、図7
に詳しく示すようなイメージプロセスユニット(IP
U)454に印加される。
【0051】IPU454では図7に示すように、画像
データはまず、MTF回路501により高域が強調さ
れ、変倍回路502により電気的に変倍され、γ変換回
路503により入力特性に応じてγが補正される。そし
て、このγ変換回路503により補正された画像データ
は、スイッチSW1、SW2、回路504〜506によ
り所望のデータ深さに応じて4段階の量子化レベルで選
択的に出力される(出力データDATA0〜DATA
7)。
【0052】4ビット化回路504は図8(a)に示す
ような8ビットデータを、図8(b)に示すような上位
4ビットデータで出力し、2値化回路505は、図8
(a)に示すような8ビットデータと閾値を比較するこ
とにより、図8(c)に示すような1ビットで出力す
る。ディザ回路506は1ビットデータで面積階調処理
を施し、2値化回路505またはディザ回路506から
のデータは、スイッチSW2、SW1を介して出力され
る。
【0053】図6に戻り、スキャナ制御回路612はメ
インCPU602からの制御にしたがって蛍光灯3の光
量を安定するためのランプ制御回路458と、タイミン
グ制御回路459と、IPU454内の電気変倍回路5
02とスキャナ駆動モータ(M)465を制御する。ラ
ンプ制御回路458はスキャナ制御回路612の制御に
より、蛍光灯3をオン、オフしたり、光量制御を行う。
スキャナ駆動モータ465の駆動軸にはロータリエンコ
ーダ466が連結され、また、位置センサ462はスキ
ャナの副走査方向の基準位置を検出する。なお、電気変
倍回路502はスキャナ制御回路612により設定され
る倍率に応じて画像を主走査方向に変倍する。
【0054】タイミング制御回路459はスキャナ制御
回路612からの指示にしたがって各種信号を出力し、
例えばスキャナが読み取りを開始すると、CCDイメー
ジセンサ8に対しては1ライン分のデータをシフトレジ
スタに転送する転送信号と、シフトレジスタのデータを
1ビットずつ出力するためのシフトクロックパルスを出
力する。なお、この実施例では、CCDイメージセンサ
8は1ライン当たり4800ビットの有効データを出力
する。タイミング制御回路459はまた、像再生系に対
しては画素同期クロックパルスCLKと、主走査同期パ
ルスLSYNCと、主走査有効期間信号LGATEを出
力する。
【0055】画素同期クロックパルスCLKは、CCD
イメージセンサ8に印加されるシフトクロックパルスと
ほぼ同一の信号であり、主走査同期パルスLSYNC
は、前述した画像書き込み部のビームセンサが出力する
主走査同期信号PMSYNCとほぼ同一の信号である
が、画素同期クロックパルスCLKに同期して出力され
る。主走査有効期間信号LGATEは、画像データDA
TA0〜DATA7が有効なデータとみなされるタイミ
ングでハイレベルになる。
【0056】また、スキャナ制御回路612はメインC
PU602からの読み取り開始指示を受けると、蛍光灯
8を点灯させ、スキャナ駆動モータ465の駆動を開始
させ、また、タイミング制御回路459を駆動すること
によりCCDイメージセンサ8に読み取りを開始させる
が、この場合に副走査有効期間信号FGATEをハイレ
ベルに設定する。そして、この副走査有効期間信号FG
ATEは、スキャナの副走査方向の最大読み取り長さ
(例えばAサイズ長手方向の寸法)を走査する時間が経
過するとロウレベルになる。
【0057】図9は図7に詳しく示すIPU454と図
4に示すページメモリ(MEM)620を備えたメモリ
システムを示す。CCDイメージセンサ8により読み取
られた画像信号は、前述したようにシェーディング補正
と、黒レベル補正と光量補正の各機能を有するIPP4
51〜453により処理された後8ビットデータとして
このメモリシステムに入力する。このデータは通常の場
合には、マルチプレクサMUX1により選択され、前述
したように空間周波数高域強調(MTF補正)と、速度
変換(変倍)機能と、γ変換機能とデータ深さ変換機能
を有するIPU454により処理された後、図10に示
すようにマルチプレクサMUX3により選択されて書き
込み部(プリンタ部PR)に出力される。
【0058】他方、ページメモリ620上で画像処理を
行う場合には、図11に示すようにIPU454により
処理された画像データがマルチプレクサMUX2により
選択されてページメモリ620に記憶され、前述した画
像処理ユニット621により認識、加工、編集され、必
要なときに読み出されてマルチプレクサMUX3により
選択され、書き込み部に出力される。なお、この構成で
は、1枚の原稿を複数部コピーする場合、原稿を1回読
み取ってメモリシステムに格納することにより1回の読
み取りで複数部コピーすることができる。
【0059】また、このメモリシステムではマルチプレ
クサMUX1〜MUX3により、図11に示すような画
像データの流れを実現することができる。すなわち、例
えばスキャナの1回の走査で複数コピーのパラメータを
変更して出力する場合、まずマルチプレクサMUX1の
入力端子A、マルチプレクサMUX2の入力端子B、マ
ルチプレクサMUX3の入力端子Aを選択して1枚の画
像データを書き込み部に出力し、また、IPU454に
より処理されない生データをページメモリ620に格納
する。
【0060】そして、2枚目以降を出力する場合には、
マルチプレクサMUX1の入力端子Bを選択し、ページ
メモリ620に格納された生データを読み出してIPU
454により処理し、コピーごとにIPU454のパラ
メータを変更し、このIPU454により処理された画
像データを書き込み部に出力する。
【0061】また、1ビットデータのようなコンパクト
なデータを保持する場合には、マルチプレクサMUX2
の入力端子Aを選択し、IPU454により処理された
画像データをページメモリ620に格納することができ
る。そして、外部からのデータを保持、出力する場合に
は、それぞれマルチプレクサMUX2の入力端子C、マ
ルチプレクサMUX3の入力端子Bが選択される。
【0062】図12は圧縮器(COMP)701と伸長
器(EXP)702をそれぞれ、図13に詳しく示すメ
モリユニット700の前後に設け、マルチプレクサMU
X4、MUX5により実データ以外に圧縮データを格納
するようにした場合を示す。なお、この構成では圧縮器
701はスキャナの速度に合わせて、また伸長器702
はプリンタPRの速度に合わせて動作しなければならな
い。
【0063】メモリユニット700では図13に詳しく
示すように、図14に示すような3種類のデータと圧縮
データであるコードデータをそれぞれ処理するためのデ
ータ幅変換器711、712が16ビット幅のメモリブ
ロック710の入出力側に設けられている。そして、ダ
イレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)71
3、714はそれぞれ、パックされたデータ数とメモリ
ブロック710のデータ幅に応じてデータをメモリブロ
ック710の所定のアドレスに書き込み、読み出す。
【0064】ここで、通常のスキャナからのイメージデ
ータの速度と、プリンタへのイメージデータの速度は、
8ビットデータ、4ビットデータ、1ビットデータにか
かわらず一定であり、1ピクセルの周期は装置において
固定されている。図12ないし図14に示す例では、8
本のデータラインの最上位ビットMSB側から1ビット
データ、4ビットデータ、8ビットデータのように最上
位ビットMSB詰めで定義し、データ幅変換器711、
712によりそれぞれ、メモリブロック710のデータ
幅にパック、アンパックする。したがって、このメモリ
システムではデータをパックすることにより、データ深
さに応じてメモリブロック710を有効に利用すること
ができる。
【0065】図15は上記圧縮器701と伸長器702
の代わりに、ピクセルプロセスユニット(PPU)72
0をメモリユニット700の外側に設けた例を示す。P
PU720は入力データとメモリユニット700の出力
データ間のロジカル演算(例えばAND、OR、EXO
R、NOT)を行ってプリンタに出力する機能を有し、
この切り換えはマルチプレクサMUX6、MUX7によ
り行われる。この機能は一般的に、画像合成のために用
いられ、例えばメモリユニット700に予めオーバレイ
データを格納し、スキャナにより読み取られたデータに
このオーバレイデータをかぶせることにより合成するこ
とができる。
【0066】図16は外部記憶装置を用いてイメージデ
ータを保存する例を示す。イメージデータ(図示EXT
OUT)をフロッピディスク721に保存する場合に
は、インタフェース(I/F)722、フロッピディス
クコントローラ(FDC)723、フロッピディスクド
ライブ装置(FDD)724を介してフロッピディスク
721に記憶され、また、フロッピディスクコントロー
ラ(FDC)723はファイルコントローラ725によ
り制御される。ファイルコントローラ725はまた、ハ
ードディスクコントローラ(HDC)726とハードデ
ィスクドライブ装置(HDD)727を制御することに
よりイメージデータをハードディスクに保存することが
できる。なお、ハードディスクには、使用頻度が高いフ
ォーマットデータやオーバレイデータを予め格納し、必
要に応じて読み出すことができる。図17は上記圧縮器
701と伸長器702の処理速度が間に合わない場合に
リカバリする例を示す。メモリユニット700にはスキ
ャナの走査と同時に圧縮データと生データが入力する。
圧縮データと生データはメモリユニット700の別のエ
リアに格納され、圧縮データはそのまま伸長器702に
より伸長されて出力される。そして、1ページのデータ
が全てメモリユニット700に入力するまでに、圧縮器
701と伸長器702の処理が間に合って正常に終了し
た場合には圧縮データのみがメモリユニット700内に
残り、生データは消去される。他方、圧縮器701また
は伸長器702の処理が間に合わない場合にはエラー検
出器731により検出され、直ちに圧縮データが取り消
され、生データが採用される。メモリ管理ユニット(M
MU)730はメモリユニット700に対して、2つの
入力データと1つの出力データが同時に入出力するよう
に制御する。したがって、この例では圧縮と伸長を監視
することにより、データの高速性と確実性を確保するこ
とができ、また、メモリユニット700のエリアを有効
に利用することができる。なお、この例ではメモリ管理
ユニット(MMU)730により1つのメモリユニット
700のエリアをダイナミックに割り当てるようにした
が、圧縮データと生データ用の2つのメモリユニット7
00を用いてもよい。このメモリシステムは電子ソーテ
ィングのように、複数のページデータを格納してリアル
タイムでプリンタに出力する場合に格納ページ数とプリ
ント速度を両立させなければならない用途に好適であ
る。
【0067】図18はアプリケーション部613を有す
るシステム例を示し、このシステムはベースユニット8
10と、ファイルユニット(APL1)830と、ファ
クシミリユニット(APL2)840と、オンライン、
オフラインプリンタユニット(APL3)850と、L
ANユニット(APL4)860と表示ユニット870
を有する。
【0068】ベースユニット810はこのシステムの基
本制御を行い、エンジンI/F811は図20および図
21に示すような複写機の回路からシリアルで送られて
くるイメージデータ(図示EXTOUT)をパラレルに
変換してページメモリ812に格納し、また、ページメ
モリ814のパラレルデータをシリアルに変換して上記
複写機に送り出す(図示EXTIN)。上記複写機との
間の制御信号は、シリアルであり、エンジンI/F81
1、SCI(シリアルコミュニケーションインタフェー
ス)815を介してシステムバス816に接続される。
【0069】ページメモリ812は例えばA3サイズを
1ページ分記憶するサイズを有し、BITイメージに変
換するとともに、入出力データEXTOUT、EXTI
Nのデータ速度とCPU817の処理速度の調停を行
う。変倍回路813はページメモリ812上のデータを
拡大または縮小し、また、DMAC814を用いてCP
U817を介することなく高速処理を行う。
【0070】回転制御部818は縦用紙1ページ分の画
像情報を90度回転して横用紙の画像情報に変換した
り、逆に横用紙の画像情報を90度回転して縦用紙の画
像情報に変換する。すなわち、例えばファクシミリ送信
において送り原稿がA4縦であって受けがA4横の場
合、この回転を行わないと自動的に71%に縮小して送
信して受信側で見にくくなるが、送信原稿を90度回転
してA4横に変換し、等倍で送信することができる。ま
た、ファクシミリ受信において受信サイズがA4横であ
ってカセットのサイズと方向がA4縦の場合には、A4
横をA4縦に回転することによりカセットの方向を区別
する必要がなくなる。
【0071】CEP819はイメージデータの圧縮、伸
長、スルーする機能を有し、バスアービタ820はオ
ン、オフプリンタユニット(APL3)850のAGD
C(アドバンストグラフィックスディスプレイコントロ
ーラ)851からのデータをイメージバスやシステムバ
ス816に送り出す処理を行う。タイマ821は所定の
クロックを発生する機能を有し、RTC822は時計で
あって現在の時刻を発生する。
【0072】コンソール823は制御用の端末であり、
この端末823によりシステム内部のデータの読み出し
や書き込みを行う。なお、この端末823はまた、シス
テム内部のOS(オペレーティングシステム)の1機能
であるデバッグツールを用いてソフトウエアを開発する
ことができるように構成されている。ROM824には
予め、OS等の基本プログラムが格納され、RAM82
5は主にCPU817のワーキング用として用いられ
る。
【0073】つぎに、ファイルユニット(APL1)8
30の構成を説明すると、SCSI831はHDDや、
ODD(光ディスクドライブ装置)やFDD用のインタ
フェースであり、ROM832には予め、SCSI83
1を介してHDDや、ODDやFDDを制御してファイ
リングシステムとして機能するためのソフトウエアが格
納されている。
【0074】ファクシミリユニット(APL2)840
は図22に詳しく示すようなG4FAXコントローラ8
41と、G3FAXコントローラ842等を有する。G
4FAXコントローラ841はG4用の通信プロトコル
を制御し、G4のクラス、1、2、3をサポートする。
このコントローラ841はまた、ISDN(総合サービ
スディジタル網)をサポートし、NET64においては
2B+1D(64KB×2+16KB)チャネルの回線
に対し、G4/G4、G4/G3、G3/G3、G4の
み、G3のみのいずれかを選択することができる。
【0075】G3FAXコントローラ841はアナログ
回線におけるG3用の通信プロトコルを制御し、また、
ディジタル信号をアナログ信号に変換するモデムを有す
る。NCU(ネットワークコントロールユニット)84
3はアナログ交換機に対して自動着信したり、回線を閉
結してダイヤル等する機能を有する。
【0076】SAF(ストアアンドフォワード)メモリ
844はファクシミリ送信、受信時に画像データ(イメ
ージデータの他コードデータ等を含む。)を蓄積する。
ROM845には予め、ファクシミリユニット(APL
2)840を制御するためのプログラムが格納され、R
AM846はワーキング用として用いられ、また、電池
によりバックアップされて相手先の電話番号や、相手先
名や、ファクシミリ機能を制御するためのデータ等を記
憶する。なお、RAM846内のデータは、表示ユニッ
ト870(タッチスイッチT/S、LCD)を用いて設
定される。
【0077】オンライン、オフラインプリンタユニット
(APL3)850におけるFDC852は、フロッピ
ディスク853を制御し、また、SCCIやST506
インタフェースをサポートする。SCI854とセント
ロI/F855は、ホストコンピュータとの接続に用い
られる。エミュレーションカード856は各メーカのホ
ストコンピュータおよびソフトウエアに対応させるため
に、ホストコンピュータに対して見かけ上そのプリンタ
として動作するように用いられる。
【0078】前述したAGDC851はホストコンピュ
ータから送られてきたコードデータに応じてCG(キャ
ラクタジェネレータ)ROM857またはCGカード8
58内のフォントデータを高速でページメモリ812上
で展開するために用いられる。なお、CGROM857
とCGカード858には予め、コードデータに応じたア
ウトライン形式等のフォントデータが格納され、CGカ
ード858は外付けである。ROM859には予め、こ
のオンライン、オフラインプリンタユニット(APL
3)850を制御するためのプログラムが格納されてい
る。
【0079】LANユニット(APL4)860は、現
在稼働中の例えばイーサーネット、オムニ、スタートラ
ン等のLAN(ローカルエリアネットワーク)を制御す
る。なお、このLANユニット(APL4)860とフ
ァクシミリユニット(APL2)840は、他のユニッ
ト810、830、850、870が動作中の場合にも
バックグラウンドで動作するように構成されている。
【0080】表示ユニット870はタッチスイッチT/
SとLCDを制御するために用いられ、タッチスイッチ
T/SとLCDは2層で構成されてタッチスイッチT/
SのキーのサイズとLCDのキーの枠が対応している。
LCDはグラフィックとキャラクタを表示可能であり、
LCD内のCGには予め、ANK、漢字の第2水準のコ
ードが内蔵されている。タッチスイッチT/SがX、Y
方向の格子で分けられ、タッチスイッチコントローラ
(TSC)872により制御される。なお、オペレータ
が使用する際のタッチスイッチT/Sのサイズは、タッ
チスイッチコントローラ(TSC)872により1つの
キーに対応する格子の数を決定することにより自由に設
定することができる。
【0081】図19を参照してキーおよび表示例を説明
すると、固定キーとしてはコピー枚数等を設定するため
のテンキー430と、コピー等をスタートさせるための
スタートキー431と、ユーザが機能を任意に設定可能
なファンクションキー432、433、434が設けら
れ、例えばキー432にはソートモード、キー433に
はステープルモード、キー434には両面モードを設定
することができる。固定表示としてはコピー枚数表示部
435とセット枚数表示部436が設けられ、その他の
表示はLCD410により行われる。LCD410上に
はタッチスイッチT/Sが設けられ、LCD410によ
り表示されたオブジェクトを押下することによりモード
が選択される。
【0082】つぎに、アプリケーション部613の動作
について説明する。まず、ファクシミリ動作を説明する
と、このファクシミリユニット840はMF、G2、G
3、G4の各機能を有し、3.85、7.7、15.4
本/mmの送信密度と、G4用として200、240、3
00、400dpi の画素密度をサポートし、また、変倍
機能を使用してお互いに密度変換を行うことができる。
また、SAFメモリ844を使用してメモリ送受信、中
継、親展受信、ポーリング等を実現することができ、さ
らに送信原稿をSAFメモリ844の蓄積中にメモリ送
信、メモリ受信、受信出力を同時に行うことができる。
【0083】送信動作について説明すると、原稿がセッ
トされた状態でスタートキー431が押下されると、R
AM846に予め記憶された相手先にダイヤルして呼び
出し、相手側がファクシミリであることを認識すると原
稿の読み取りを開始する。なお、原稿がセットされてい
ない状態でスタートキー431が押下されると、原稿の
セットを促す表示を行う。
【0084】原稿の読み取りを開始すると、スキャナに
より読み取られた画像信号が図20に示す回路において
出力端子EXTOUTに出力される。この場合、マルチ
プレクサMUX1、MUX3を選択することにより、図
21に詳しく示すIPU454を使用するか否かを選択
することができ、また、IPU454を選択した場合に
はIPU454の各機能をプログラムで選択することが
できる。この出力信号は図18に示すエンジンI/F8
11に入力し、ページメモリ812に対してそのビット
サイズに応じて記憶される。なお、エンジンI/F81
1に入力する信号は1画素が8ビットの多値データであ
り、ページメモリ812は16ビットで構成されてい
る。
【0085】ページメモリ812から読み出された画像
データは、圧縮された後SAFメモリ844に蓄積さ
れ、相手側に送信される。ここで、スキャナの読み取り
がAサイズ1枚当たり約2秒であって、G3により送信
時間がAサイズ1枚当たり約9秒の場合には送信時間が
読み取り時間の約4.5倍であるが、本実施例のように
複写機と、ファクシミリとプリンタの複合機ではファク
シミリ送信中に次の人がコピーを行う場合に、SAFメ
モリ844に蓄積することにより見かけ上の送信時間を
短縮することができる。また、送信途中でエラーが発生
して再送を要求されたり、回線が切断された場合に再発
呼、再送することができる。
【0086】つぎに、ファクシミリ受信について説明す
る。受信画像データは図22に詳しく示すように、モデ
ム848によりディジタル信号に変換され、DCR84
7により伸長され、再度圧縮されてSAFメモリ844
に蓄積される。この理由は、受信データは通常回線上の
エラーを含み、そのままSAFメモリ844に蓄積する
とハードのエラーかデータのエラーかを区別することが
できなくなるからである。なお、再圧縮する場合にはメ
モリ効率が良い方式を採用する。SAFメモリ844に
蓄積された画像データは、ページ毎にプリントアウトさ
れるが、モード設定により1ファイル分を蓄積した後ペ
ージ毎にプリントアウトされる。
【0087】ここで、SAFメモリ844を使用する場
合には、他のアプリケーションユニットが図18に示す
ページメモリ812を使用しておらず、さらに複写機が
使用中でないことが必要になる。これらの条件が揃う
と、SAFメモリ844のデータをCEP819を介し
て生データに戻しながら、ページメモリ812上で展開
し、展開が終了すると最適な紙サイズを選択する。
【0088】このときページメモリ812のデータがA
4縦サイズであって最適な用紙がA4横サイズの場合に
は、回転制御によりページメモリ812のデータを90
度回転して出力することにより最適に出力することがで
き、また、無駄な余白も防止することができる。また、
この機能は受信時のみならず、送信時にも相手先に応じ
て回転することができる。例えば送信原稿がA4横であ
って受信側がA4縦の場合には、71%の縮小率で送信
することなく等倍で送信することができるので、受信側
では見易い画像を得ることができる。
【0089】なお、SAFメモリ844の代わりに、H
DDを使用する場合にはSAFメモリ844をバッファ
として用いることにより、ファイルユニット(APL
1)830のSCSIインタフェース831を介してH
DDをドライブすることができる。
【0090】つぎに、ベースユニット810の動作を説
明すると、このユニットにおける画像処理機能をブロッ
ク化すると図23で表すことができ、画像処理ユニット
208は各種画像処理コマンド501に応じてビットマ
ップページメモリ207をアクセスすることができる。
なお、ビットマップページメモリ207は元の原稿画像
を残すために、最大複写可能な原稿サイズの2枚分の容
量を有することが望ましい。すなわち、図23において
エリアAには元の画像データを、エリアBには加工画像
データが記憶される。
【0091】画像データバス500は8ビットであり、
1画素毎に8ビットすなわち256の濃度階調データを
伝送する。また、画像処理コマンド501は図4に示す
CPU602からシステムバスを介して入力する。コマ
ンドデータは画像処理の機能毎のコードで構成され、例
えば画像シフトの場合にはシフトコードと、シフト方向
とシフト寸法により構成されている。また、変倍の場合
には変倍コマンドと、X軸変倍率とY軸変倍率により構
成され、同様に回転コマンドには回転角度コードが付加
される。
【0092】つぎに、図24〜図30に示すフローチャ
ートを参照して上記実施例の動作を説明する。図24は
原稿画像をビットマップページメモリ207に記憶し、
記録用紙上で外部入力画像と合成する例を示し、この例
では記憶される原稿画像は1枚である。まず、画像が入
力すると原稿・外部合成モードか否かを判別し(ステッ
プS1)、そのモードでない場合には、画像が既に記憶
されていることを示す記憶済みフラグFGMEM1をリ
セットし(ステップS2)、通常の印刷を行う(ステッ
プS3)。なお、通常の印刷を行わない場合もあるが、
ここでは説明を省略する。
【0093】他方、原稿・外部合成モードでは記憶済み
フラグFGMEM1を判別し(ステップS4)、画像が
記憶されていない場合(FGMEM1=0)には次の入
力が原稿か否かを判別し(ステップS5)、原稿入力の
場合にはメモリ207のエリアA(メモリ「1」)に記
憶し(ステップS6)、記憶済みフラグFGMEM1を
セットする(ステップS7)。なお、ステップS5にお
いて原稿入力でない場合には通常の印刷を行う(ステッ
プS3)。
【0094】ステップS4において画像が記憶されてい
る場合(FGMEM1=1)には、原稿入力であっても
外部入力であっても印刷を行って記録用紙を図1に示す
再給紙ユニットに格納し(ステップS8、S9)、つい
でその記録用紙にメモリ「1」の画像を印刷することに
より合成する(ステップS10)。なお、両面にそれぞ
れ印刷する場合には記録用紙の表裏を反転した後再給紙
ユニットに格納する。原稿と外部入力画像が合成された
記録用紙は排出され(ステップS10)、合成印刷処理
が完了する。
【0095】図25は外部入力画像を記憶して原稿と合
成する処理を示し、したがって、ステップ5aに示す判
別処理のみが図24に示す処理と異なるので、詳細な説
明は省略する。
【0096】図26はメモリ上で原稿画像を外部入力画
像に対して合成する例を示し、ステップS1〜S7にお
いて原稿画像をメモリ1(エリアA)に記憶する処理
は、図24に示す処理と同一である。そして、ステップ
S4において原稿画像が記憶されている場合(FGME
M1=1)には、入力画像をメモリ2(エリアB)に格
納し(ステップS12)、メモリ2の画像にメモリ1の
画像を合成し(ステップS13)、メモリ2の合成画像
を印刷し(ステップS14)、記録用紙を排出する(ス
テップS15)。
【0097】図27はメモリ上で外部入力画像を原稿画
像に対して合成する例を示し、したがって、ステップ5
aに示す判別処理のみが図26に示す処理と異なるの
で、詳細な説明は省略する。
【0098】図28は図1に示すレーザダイオード20
とLED73による各書き込みにより合成する例を示し
ている。すなわち、ステップS1〜S7において原稿画
像をメモリ1(エリアA)に記憶する処理は、図24に
示す処理と同一であり、そして、ステップS4において
原稿画像が記憶されている場合(FGMEM1=1)に
は、入力画像をレーザダイオード20により感光体40
に書き込んで印刷し(ステップS16)、ついで記録用
紙を図1に示す再給紙ユニットに格納してその記録用紙
にメモリ「1」の原稿画像をLED73により印刷する
ことにより合成する(ステップS17、S18)。
【0099】図29は図28に示す場合とは逆に、レー
ザダイオード20とLED73によりそれぞれ原稿画像
と外部入力画像を感光体40に書き込むことにより合成
する処理を示し、ステップ5aに示す判別処理のみが図
28に示す処理と異なるので、詳細な説明は省略する。
【0100】つぎに、図30を参照して記憶枚数と合成
枚数が予め設定された場合の動作を説明する。まず、画
像が入力すると原稿・外部合成モードか否かを判別し
(ステップS21)、そのモードでない場合には画像が
既に記憶されていることを示す記憶済みフラグFGME
M1と、原稿数と外部入力画像数をリセットし(ステッ
プS22)、通常の印刷を行う(ステップS23)。
【0101】他方、原稿・外部合成モードでは記憶済み
フラグFGMEM1を判別し(ステップS24)、画像
が記憶されていない場合(FGMEM1=0)には次の
入力が原稿か否かを判別し(ステップS25)、原稿入
力の場合には原稿枚数を1つインクリメントし(ステッ
プS26)、原稿画像をメモリ207のエリアA(メモ
リ「1」)に記憶する(ステップS27)。そして、ス
テップS28において記憶数が原稿数より大きくない場
合には、記憶済みフラグFGMEM1をセットし(ステ
ップS29)、原稿数をリセットする。なお、ステップ
S25において原稿入力でない場合には通常の印刷を行
う(ステップS23)。
【0102】ステップS24において原稿画像が記憶さ
れている場合(FGMEM1=1)には、外部入力画像
数を1つインクリメントし(ステップS31)、外部入
力画像ののセット数と入力数を比較し(ステップS3
2)、セット数>入力数でない場合にはステップS33
以下に進み、セット数>入力数の場合にはステップS3
5にジャンプする。
【0103】ステップS33以下ではフラグFGMEM
1をリセットし(ステップS33)、外部入力画像のセ
ット数をリセットする(ステップS34)。ついで、外
部入力画像をメモリ2(エリアB)に格納し(ステップ
S35)、メモリ2の画像にメモリ1の画像を合成し
(ステップS36)、メモリ2の合成画像を印刷し(ス
テップS37)、記録用紙を排出する(ステップS3
8)。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、原稿画像を読み取る原稿読み取り手段と、外部か
らの画像情報を入力する外部画像入力手段と、前記外部
画像入力手段を介して入力した少なくとも1ページ分の
画像情報を記憶可能な外部画像記憶手段と、前記原稿読
み取り手段により読み取られた原稿画像と前記外部画像
記憶手段に記憶された外部入力画像の一方を記録用紙に
印刷し、他方をその記録用紙に重畳して印刷する印刷手
段とを備えたので、原稿画像とファクシミリの受信画像
やワードプロセッサ等からの外部入力画像を合成して印
刷することができる。
【0105】請求項2記載の発明は、原稿画像を読み取
る原稿読み取り手段と、前記原稿読み取り手段により読
み取られた少なくとも1ページ分の原稿画像を記憶可能
な原稿画像記憶手段と、外部からの画像情報を入力する
外部画像入力手段と、前記原稿画像記憶手段に記憶され
た原稿画像と前記外部画像入力手段を介して入力した外
部入力画像の一方を記録用紙に印刷し、他方をその記録
用紙に重畳して印刷する印刷手段とを備えたので、原稿
画像とファクシミリの受信画像やワードプロセッサ等か
らの外部入力画像を合成して印刷することができ、ま
た、プリントアウト時間を短縮することができるととも
に外部入力画像をファクシミリ受信する場合の通話料金
を安価にすることができる。
【0106】請求項3記載の発明は、原稿画像を読み取
る原稿読み取り手段と、前記原稿読み取り手段により読
み取られた少なくとも1ページ分の原稿画像を記憶可能
な原稿画像記憶手段と、外部からの画像情報を入力する
外部画像入力手段と、前記外部画像入力手段を介して入
力した少なくとも1ページ分の画像情報を記憶可能な画
像記憶手段と、前記原稿画像記憶手段に記憶された原稿
画像と前記外部画像記憶手段に記憶された外部入力画像
を合成する合成手段と、前記合成手段により合成された
画像を印刷する印刷手段とを備えたので、原稿画像とフ
ァクシミリの受信画像やワードプロセッサ等からの外部
入力画像を合成して印刷することができ、また、プリン
トアウト時間を短縮することができるとともに外部入力
画像をファクシミリ受信する場合の通話料金を安価にす
ることができる。
【0107】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において前記合成手段が前記原稿画像記憶手段上で合
成するので、原稿画像とファクシミリの受信画像やワー
ドプロセッサ等からの外部入力画像を合成して印刷する
ことができ、また、プリントアウト時間を短縮すること
ができるとともに外部入力画像をファクシミリ受信する
場合の通話料金を安価にすることができる。
【0108】請求項5記載の発明は、請求項3記載の発
明において前記合成手段が外部画像記憶手段上で合成す
るので、原稿画像とファクシミリの受信画像やワードプ
ロセッサ等からの外部入力画像を合成して印刷すること
ができ、また、プリントアウト時間を短縮することがで
きるとともに外部入力画像をファクシミリ受信する場合
の通話料金を安価にすることができる。
【0109】請求項6記載の発明は、請求項1、3ない
し5記載の発明において前記外部画像記憶手段に記憶さ
れる外部入力画像の開始ページまたはページ数が予め設
定可能であるので、複数ページの外部入力画像と原稿画
像を合成することができる。請求項7記載の発明は、請
求項2ないし5記載の発明において前記原稿画像記憶手
段に記憶される原稿画像の開始ページまたはページ数が
予め設定可能であるので、複数ページの原稿画像と外部
入力画像を合成することができる。
【0110】請求項8記載の発明は、請求項1、2、6
または7記載の発明において前記印刷手段が原稿画像と
外部入力画像をそれぞれ記録用紙の表裏に印刷するの
で、用途に応じて合成印刷と表裏印刷を選択することが
できる。
【0111】請求項9記載の発明は、請求項1、2、6
ないし8記載の発明において前記印刷手段が原稿画像と
外部入力画像を異なる色で印刷するので、例えば原稿画
像と外部入力画像の一方を黒で印刷し、他方を他の色で
印刷することにより、定形フォーマット内にデータ等を
挿入する場合に見栄えを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル複写機の一実施例の全
体構成を示す側面図である。
【図2】図1の書き込み部の詳細な構成を示す平面図で
ある。
【図3】図2の書き込み部を示す側面図である。
【図4】図1のディジタル複写機の制御ユニットを示す
ブロック図である。
【図5】図4の制御ユニットを有する電装制御部の全体
構成を示すブロック図である。
【図6】図1のイメージスキャナ部の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図7】図6のイメージプロセスユニットの詳細な構成
を示すブロック図である。
【図8】図7のデータ深さ切換回路の動作を示す説明図
である。
【図9】図4のページメモリと図7のイメージプロセス
ユニットを備えたメモリシステムを示すブロック図であ
る。
【図10】図9のメモリシステムにおける画像データの
流れを示す説明図である。
【図11】図9のメモリシステムにおける画像データの
他の流れを示す説明図である。
【図12】他のメモリシステムを示すブロック図であ
る。
【図13】図12のメモリユニットの詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図14】図13のメモリユニットの入力データを示す
説明図である。
【図15】他のメモリシステムを示すブロック図であ
る。
【図16】図5の外部記憶装置の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図17】他のメモリシステムを示すブロック図であ
る。
【図18】図5におけるアプリケーションシステムの詳
細な構成を示すブロック図である。
【図19】図18における表示ユニットの表示/操作パ
ネルを示す説明図である。
【図20】図19のアプリケーションシステムが接続さ
れる複写機のイメージスキャナ部を示すブロック図であ
る。
【図21】図20のイメージプロセスユニットの詳細な
構成を示すブロック図である。
【図22】図18のファクシミリユニットの詳細な構成
を示すブロック図である。
【図23】図18のアプリケーションシステムにおける
画像処理回路を示す機能ブロック図である。
【図24】原稿画像を記憶して外部入力画像と合成する
処理を示すフローチャートである。
【図25】外部入力画像を記憶して原稿画像と合成する
処理を示すフローチャートである。
【図26】外部入力画像と原稿画像の両方を記憶して外
部入力画像のメモリ上で合成する処理を示すフローチャ
ートである。
【図27】外部入力画像と原稿画像の両方を記憶して原
稿画像のメモリ上で合成する処理を示すフローチャート
である。
【図28】原稿画像を記憶して2色印刷で合成する処理
を示すフローチャートである。
【図29】外部入力画像を記憶して2色印刷で合成する
処理を示すフローチャートである。
【図30】複数ページの外部入力画像と原稿画像を合成
する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
8 固体撮像素子(CCDイメージセンサ) 20 レーザダイオード 40 感光体 42a,42b 現像器 72 LEDアレイ 207 ビットマップメモリ 208 画像処理ユニット 613 アプリケーション部 810 ベースユニット 830 ファイルユニット 840 ファクシミリユニット 860 LANユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る原稿読み取り手段
    と、 外部からの画像情報を入力する外部画像入力手段と、 前記外部画像入力手段を介して入力した少なくとも1ペ
    ージ分の画像情報を記憶可能な外部画像記憶手段と、 前記原稿読み取り手段により読み取られた原稿画像と前
    記外部画像記憶手段に記憶された外部入力画像の一方を
    記録用紙に印刷し、他方をその記録用紙に重畳して印刷
    する印刷手段と、 を備えたディジタル複写機。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取る原稿読み取り手段
    と、 前記原稿読み取り手段により読み取られた少なくとも1
    ページ分の原稿画像を記憶可能な原稿画像記憶手段と、 外部からの画像情報を入力する外部画像入力手段と、 前記原稿画像記憶手段に記憶された原稿画像と前記外部
    画像入力手段を介して入力した外部入力画像の一方を記
    録用紙に印刷し、他方をその記録用紙に重畳して印刷す
    る印刷手段と、 を備えたディジタル複写機。
  3. 【請求項3】 原稿画像を読み取る原稿読み取り手段
    と、 前記原稿読み取り手段により読み取られた少なくとも1
    ページ分の原稿画像を記憶可能な原稿画像記憶手段と、 外部からの画像情報を入力する外部画像入力手段と、 前記外部画像入力手段を介して入力した少なくとも1ペ
    ージ分の画像情報を記憶可能な画像記憶手段と、 前記原稿画像記憶手段に記憶された原稿画像と前記外部
    画像記憶手段に記憶された外部入力画像を合成する合成
    手段と、 前記合成手段により合成された画像を印刷する印刷手段
    と、 を備えたディジタル複写機。
  4. 【請求項4】 前記合成手段は、前記原稿画像記憶手段
    上で合成することを特徴とする請求項3記載のディジタ
    ル複写機。
  5. 【請求項5】 前記合成手段は、外部画像記憶手段上で
    合成することを特徴とする請求項3記載のディジタル複
    写機。
  6. 【請求項6】 前記外部画像記憶手段に記憶される外部
    入力画像の開始ページまたはページ数が予め設定可能で
    あることを特徴とする請求項1、3ないし5のいずれか
    に記載のディジタル複写機。
  7. 【請求項7】 前記原稿画像記憶手段に記憶される原稿
    画像の開始ページまたはページ数が予め設定可能である
    ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の
    ディジタル複写機。
  8. 【請求項8】 前記印刷手段は、原稿画像と外部入力画
    像をそれぞれ記録用紙の表裏に印刷することを特徴とす
    る請求項1、2、6または7記載のディジタル複写機。
  9. 【請求項9】 前記印刷手段は、原稿画像と外部入力画
    像を異なる色で印刷することを特徴とする請求項1、
    2、6ないし8のいずれかに記載のディジタル複写機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0725530A2 (en) * 1995-02-03 1996-08-07 Eastman Kodak Company Printing and developing apparatus

Cited By (2)

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EP0725530A2 (en) * 1995-02-03 1996-08-07 Eastman Kodak Company Printing and developing apparatus
EP0725530A3 (en) * 1995-02-03 1997-08-20 Eastman Kodak Co Copy and development device

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