JPH09311378A - 銀塩・スチル写真両用カメラ - Google Patents

銀塩・スチル写真両用カメラ

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JPH09311378A
JPH09311378A JP8128525A JP12852596A JPH09311378A JP H09311378 A JPH09311378 A JP H09311378A JP 8128525 A JP8128525 A JP 8128525A JP 12852596 A JP12852596 A JP 12852596A JP H09311378 A JPH09311378 A JP H09311378A
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JP
Japan
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image
optical system
camera
silver salt
monitor
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Application number
JP8128525A
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English (en)
Inventor
Masao Akiyama
雅夫 秋山
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Nitto Optical Co Ltd
Original Assignee
Nitto Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影しようとする画像や撮影した画像を撮影
中や撮影後に容易に確認できるコンパクトな銀塩・スチ
ル写真両用カメラを提供する。 【解決手段】 銀塩・スチル写真両用カメラ本体1にお
いて、銀塩フィルムに被写体像を露光する露光手段の光
学系2と、前記被写体像に対応する画像を固体撮像素子
上に結像しその固体撮像素子から出力される画像信号を
記録する画像信号記録手段の光学系3とが別々に構成さ
れ、光学系2を構成するレンズ2aと、光学系3を構成
するレンズ3aが、カメラ本体1に対して上下にレイア
ウトされている。カメラ本体1には、前記画像信号に基
づく画像を表示するためのモニターが設けられ、さらに
前記モニターに表示される画像範囲が前記銀塩フィルム
に露光される被写体像と同じになるように、被写体像と
の距離に応じて前記画像信号を処理する画像信号処理手
段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩・スチル写真
両用カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀塩フィルム上に被写体像を
露光するように構成されたカメラ(以下、銀塩カメラと
呼ぶ)が数多く知られている。しかし、この銀塩カメラ
によれば、高品質の画質のプリントが得られるという利
点はあるが、プリントになるまで撮影した画像を確認で
きず、焼き増しもプリントあるいは現像されたものを見
てから注文することになり不便であった。また、撮影後
に画像を修正するのが難しいという欠点を有していた。
【0003】また、被写体像に対応する画像をCCD固
体撮像素子上に形成し、得られた画像信号を記録媒体に
記録するように構成されたスチルカメラも普及しつつあ
る。このスチルカメラによれば、撮影後に画像信号を任
意にパソコンにより加工等することができる点で銀塩カ
メラよりも優れているが、撮影した画像をその場で見ら
れない点については銀塩カメラと同様の欠点を有し、さ
らには、画質の点で銀塩カメラよりも劣るという欠点を
有していた。
【0004】そこで、近年、銀塩カメラとスチルカメラ
の利点を兼ね備えた銀塩・スチル写真両用カメラが開発
されている。この銀塩・スチル写真両用カメラによれ
ば、撮影の目的に応じて、画質の良い銀塩写真にした
り、撮影後の画像信号の加工等が容易なスチル写真にし
たりすることができるので、上記の銀塩カメラ、スチル
カメラ単独のものより利用範囲が広いという利点があ
る。この種のカメラについては、例えば、特開平5−1
13599号公報に記載の銀塩・スチル写真両用カメラ
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この公報に記載のカメ
ラは、一眼レフのファインダー光学系から分光された光
による被写体像をCCD固体撮像素子上に結像するよう
にしたものであるが、銀塩写真用の光学系及びスチル写
真用の光学系の他、ファインダー光学系を備えているた
め、カメラが大型化してしまうという欠点がある。ま
た、このカメラによれば、ファインダー光学系から分光
した光をCCD固体撮像素子上に被写体像として結像す
るようにしているため、被写体からCCD固体撮像素子
までの光路長が長く、しかも、多くの光学素子を介して
CCD固体撮像素子に結像するようになっているため、
コントラストが劣るという問題があった。さらに、撮影
した画像をその場で見られない点については銀塩カメラ
およびスチルカメラと同様の欠点を有していた。
【0006】この発明の目的は、銀塩写真と、従来と比
べてよりクリアなスチル写真とを撮ることができ、しか
も、撮影しようとする画像や撮影した画像を撮影中や撮
影後に容易に確認できるコンパクトな銀塩・スチル写真
両用カメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の銀塩・ス
チル写真両用カメラは、銀塩フィルムに被写体像を第1
の光学系を介して露光する露光手段と、前記被写体像に
対応する画像を第2の光学系を介して固体撮像素子上に
結像しその固体撮像素子から出力される画像信号を記録
する画像信号記録手段とを有する銀塩・スチル写真両用
カメラにおいて、前記第1の光学系と前記第2の光学系
とが別々に構成されると共に、前記第1の光学系を構成
するレンズと、前記第2の光学系を構成するレンズとが
カメラ本体に対して上下にレイアウトされ、また、前記
カメラ本体には、前記画像信号に基づく画像を表示する
ためのモニターが設けられ、さらに、前記カメラ本体に
は、前記モニターに表示される画像範囲が前記銀塩フィ
ルムに露光される被写体像と同じになるように、被写体
像との距離に応じて前記画像信号を処理する画像信号処
理手段が設けられていることを特徴とする。
【0008】請求項1記載のカメラによれば、銀塩フィ
ルムに露光されている被写体像と同じ画像を表示するモ
ニターをファインダーとして利用することができること
から、ファインダー光学系を別途設ける必要はなく、そ
の分、光学系がシンプルなものとなる。
【0009】加えて、固体撮像素子に結像される被写体
像は、一眼レフの光学系から分光された光ではなく、画
像信号記録手段の光学系にダイレクトに入射した光によ
って形成されることから、よりクリアな画像をモニター
に表示させることができる。
【0010】なお、このカメラにおいては、ファインダ
ー光学系として機能する画像信号記録手段の光学系と露
光手段の光学系が別に設けられていることから、パラ補
正が必要とされるが、モニターに表示される画像範囲が
前記銀塩フィルムに露光される被写体像と同じになるよ
うに、被写体との距離に応じて前記画像信号を処理して
いるので、容易にパラ補正が行えることとなるととも
に、銀塩写真撮影の時には、モニターに表示された画像
をファインダー画像として確認しながら構図の設定を行
うことが容易であり、また、撮影後においては、撮影し
た銀塩フィルムに露光された被写体像に対応する画像を
呼出しフレーミングミス等を確認することができる。
【0011】また、請求項2記載の銀塩・スチル写真両
用カメラは、画像信号記録手段が、銀塩フィルム取り出
し後において、当該銀塩フィルムに露光された任意の被
写体像と同じ画像を選択的に前記モニターに表示するこ
とができるように、バックアップメモリー機能を有する
ことを特徴とする。
【0012】これにより、フィルムを取り出した後にそ
のフィルムに撮影した画像を正確に知ることができ、同
じ被写体を撮影するミスを防いだり、連続物の撮影の場
合にはどこから撮影したら良いかが明らかになる。
【0013】請求項3記載の銀塩・スチル写真両用カメ
ラは、カメラ背面部に設けられたモニターに、撮影画像
の他に撮影情報を表示することを特徴とする。
【0014】これにより、撮影時の各種モード、コマ
数、デート等を表示することができ、液晶モニターを有
効に使えることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る銀塩・スチ
ル写真両用カメラの実施の形態を図1〜図8に基づいて
説明する。
【0016】まず、構成について説明する。
【0017】図1は、この発明の実施の一形態である両
用カメラの正面図である。図2は背面図、図3は上面
図、図4は右側面図、図5は右方から見た状態の縦断面
図である。図6は両用カメラの撮影可能範囲を模式的に
示したものである。
【0018】図1および図5に示すように、この両用カ
メラにおいて、カメラ本体1には銀塩写真撮影用の光学
系2が設けられ、この光学系2のすぐ下にはスチル写真
撮影用の別の光学系3が設けられている。つまり、この
両用カメラにおいては、光学系2と光学系3とはそれぞ
れ別々に構成され、光学系2を構成するレンズ2aはフ
ィルム4の前方に配置され、光学系3を構成するレンズ
3aはフィルム4よりも下側に配置されている固体撮像
素子(例えば、CCD固体撮像素子)5の前方に配置さ
れている。
【0019】また、この両用カメラにおいては、図6に
示すように被写体の遠近に関係なく、銀塩写真の撮影可
能範囲よりもスチル写真の撮影可能範囲の方が常に広く
なるように設定されている。また、図1においては光学
系2のすぐ下に光学系3が設けられているが、光学系2
の上に光学系3が設けられていてもよい。
【0020】図2は両用カメラの背面図で、画像を表示
する液晶モニター6を有している。現在市販されている
液晶及びCCD固体撮像素子の光受容範囲の縦横比は
3:4であるが、本発明に係るカメラの場合、液晶モニ
ターに銀塩写真のフィルム画面サイズ(縦横比9:1
6)と同じ範囲を表示することから、上下領域が空くこ
ととなる。そこで、本発明ではそれらの領域を有効に活
用し、撮影時は通常、画面上にモード、コマ数、デート
の表示、画面下にフラッシュ等の撮影条件(AUTO、
SLOW、強制発光、発光停止、セルフ、赤目防止等)
が表示されるようになっている。
【0021】液晶モニターの右側には、固体撮像素子5
を経てリアルタイムに表示される画像と記録されている
データによる画像とを切り換えるファンクションスイッ
チ7、左側に液晶モニターに表示される画像のクローズ
アップ機能を制御するズームボタン8などのディスプレ
イ操作関連の各種ボタンが設けられている。また銀塩カ
メラの撮影範囲を、ハイビジョンサイズ(H)、パノラ
マサイズ(P)、クラシカルサイズ(C)に切り換える
PAR切換レバー9が設けられている。
【0022】図3は両用カメラの上面図で、本発明に係
る両用カメラは、スチル写真撮影手段を併用する銀塩写
真撮影を行う銀塩写真モードと、スチル写真撮影のみで
きるスチル写真モードとを有しているため、それらを切
り換えるためのカメラモードスイッチ10が設けられて
いる。また、日付の設定を操作するデートセットボタン
11、デートセレクトボタン12、デートモードボタン
13及び撮影途中の銀塩フィルムを巻き戻すマニュアル
Uターンボタン14、セルフタイマー15、フラッシュ
操作ボタン16がそれぞれ設けられている。
【0023】図4は、両用カメラの右側面図である。画
像のパソコン処理用のデジタル出入力端子17、画像を
ビデオアウトするためのビデオ出力端子18が設けられ
ている。さらに、外部電源端子19を有することから、
カメラ内部の電池とACアダプターを使った外部電源の
併用ができる。
【0024】以上の構成により、本発明の両用カメラは
スチル写真撮影用の光学系をファインダー光学系として
用いることができることから従来の両用カメラと比較し
て光学系がシンプルなものとなり、コンパクトな小型カ
メラとなる。
【0025】加えて、上記のような光学系を構成すれ
ば、スチル写真側の画像の被写体光が、一眼レフの光学
系から分光された光ではなく、ダイレクトに入射した光
であることから、よりクリアな画像を得ることができ
る。
【0026】次に作用について説明する。
【0027】図7は本発明に係るカメラの内部回路のブ
ロック図であり、図8はカメラ本体1の背面部に設けら
れている液晶モニター6の表示例で、カメラ本体1のメ
インスイッチ20を入れると、光学系3のレンズ3aを
通った被写体光の画像がそのまま表示される。
【0028】まず、スチル写真撮影手段を併用する銀塩
写真撮影を行う銀塩写真モードについて説明する。
【0029】本発明の両用カメラに銀塩フィルムが装填
された後、目標の被写体像にカメラを向けて、レリーズ
ボタン21を半押しする。このレリーズボタン21の半
押しにより被写体までの測距(赤外線アクティブ方式)
が行われ(図1に投光窓・受光窓1aを示している)、
その測距の結果に基づいて光学系2のレンズ2aの一部
が動作して銀塩写真側のピント合わせが行われる。
【0030】あらかじめCPUに連絡するROMには、
レンズ2aとレンズ3aの光学特性から、被写体への距
離に応じて、光学系3から入った被写体光による画像が
フィルム撮影された被写体像と同じ範囲になるようにデ
ータが入力されている。従って、測距信号のデータがC
PUに入ると、レンズ3を通った画像がフィルムに映さ
れる画像と同じ範囲(図6のa部分)になるように画像
トリミング回路により自動的に決定される。
【0031】決定された画像は、画像合成回路、スーパ
ーインポーズを経て液晶モニター6に表示される。
【0032】このように、液晶モニター6に表示される
画像範囲はフィルム撮影される被写体像と同じ範囲にな
ることから、ファインダーとして利用することができ
る。これまでの銀塩写真用カメラのように、ファインダ
ーに目を近づけることなく、構図の設定・確認をするこ
とができる。
【0033】シャッターを切ると、フィルム撮影する
が、撮影後はフラッシュメモリー機能によりフィルムに
撮影された画像に対応する画像データが記録部1に記録
される。コマ指定+ボタン22及びコマ指定−ボタン2
3を操作することにより撮影後記録された画像を呼び出
して、液晶モニター6により随時確認ができるため、撮
影し忘れることがなく、手振れによるフレーミングミス
等の撮影上のミスもその場で確認することができる。メ
モリー容量は80コマ分であり、通常はフィルム1本分
(40コマ分)を取り終え、新しいフィルムを入れる時
まで保持される。従って、しばらく使用していなかった
カメラ内のフィルムに何が映っているかを確認すること
もできる。
【0034】また、図8に示すように、ファインダーと
して被写体像をモニターするとき及び撮影直後はディス
プレイの表示は1コマ表示であるが、一度記録された画
像はモードボタン24を操作することにより、多分割の
マルチ画面に表示にすることができる。4分割、9分割
の画面表示が可能であり、記録されている任意の画像を
取り出し、表示させ、画像の比較等に利用できる。
【0035】また、液晶モニターに表示される画像は、
リアルタイムの画像または記録されているデータによる
画像のいずれであってもカメラ本体1のズームボタン8
を押圧することで、クローズアップされ細部を確認する
ことができる。
【0036】さらに、フィルム入れ替え時に、あらかじ
め、任意のコマについて最高40コマ分の容量を有する
バックアップメモリー機能に記録すればフィルム取り出
し後も記録しておくことができる。1コマ表示におい
て、ディスプレイボタン25により液晶画面右下に[M
EM]マークを表示しておき、プロテクトボタン26を
押圧すれば銀塩フィルムの任意のコマにおける被写体像
と同じ画像がバックアップメモリー(記録部2)に記録
される。記録されたコマ数が40コマ分に満たなけれ
ば、さらに次のフィルムを入れ替える際に同じ操作を繰
り返すことによりバックアップメモリーに記録すること
ができるので、結果的に銀塩フィルム数本分に相当する
画像信号の中から必要な画像信号のみをピックアップし
記録しておくことが可能となる。これにより、後から、
前に撮影した画像を正確に知ることができ、同じ被写体
を撮影するミスを防いだり、連続物の撮影の場合にはど
こから撮影したらよいか明らかになる。また、不要にな
ればデリートボタン27を操作することにより記録され
たデータ画像を消去することができる。
【0037】撮影終了後は、撮影画像を確認しながらプ
リント選択及び焼き増し枚数を銀塩フィルムに書き込む
ことができる。最終コマ撮影後に、プリント枚数指定ボ
タン28を操作すると、カメラ内のフィルムの画像と同
じデジタル画像を液晶画面に次々に表示し、液晶画面左
下のプリント枚数指定箇所に希望のプリント枚数を入力
することができる。全て入力すると自動的に巻き戻しを
開始し、その情報をフィルムの余白に磁気書き込みをす
る。これにより、通常現像後、ネガフィルム等を見るこ
とによってプリントしたり焼き増しするコマを決めてい
た作業が不要になりユーザーの利便性が高まることとな
る。
【0038】プリント枚数の指定を選択しない場合は、
そのまま巻き戻しされる。
【0039】銀塩フィルムによる撮影が必要でない場合
は、カメラモードスイッチ10を切り替えることにより
スチル写真カメラとしてのみ機能する。スチル写真カメ
ラとして使用する場合は、画質切換スイッチ29を操作
して画質をエコノミー、ノーマル、ハイレゾの3段階に
切換可能である。
【0040】スチル写真の撮影の場合は、画像は液晶表
示されるとともにバックアップメモリーに記録される。
【0041】銀塩写真モード、スチル写真モードいずれ
でも、メモリー(フラッシュメモリー、バックアップメ
モリー)に記録されているデータは、ビデオ出力端子1
8をビデオに接続すればビデオ映像として取り出すこと
ができるし、デジタル出力端子17を接続してパソコン
に入力すれば、他の画像や文章等と合成・編集すること
ができる。そして、これらの映像や画像は付属のプリン
ターを用いればいつでもプリントアウトすることができ
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、銀塩フィ
ルムに露光された被写体像と同じ画像を表示するモニタ
ーをファインダーとして利用することができることか
ら、ファインダー光学系を別途設ける必要はなく、その
分、光学系がシンプルなものとなる。
【0043】加えて、固体撮像素子に結像される被写体
像は、一眼レフの光学系から分光された光ではなく、画
像信号記録手段の光学系にダイレクトに入射した光によ
って形成されることから、よりクリアな画像をモニター
に表示させることができる。
【0044】なお、このカメラにおいては、ファインダ
ー光学系として機能する画像信号記録手段の光学系と銀
塩写真の光学系が別に設けられていることから、パラ補
正が必要とされるが、モニターに表示される画像範囲が
前記銀塩フィルムに露光される被写体像と同じになるよ
うに、被写体との距離に応じて前記画像信号を処理して
いるので、容易にパラ補正が行えることとなるととも
に、銀塩写真撮影前においては、モニターに表示された
画像をファインダー画像として確認しながら構図の設定
を行うことが容易であり、また、撮影後において、撮影
した銀塩フィルムに露光された被写体像に対応する画像
を呼出しフレーミングミス等を確認することができる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、フィ
ルムを取り出した後にそのフィルムに撮影した画像を正
確に知ることができ、同じ被写体を撮影するミスを防い
だり、連続物の撮影の場合にはどこから撮影したら良い
か明らかになる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、撮影時の各
種モード、コマ数、デート等を表示することができ、液
晶モニターを有効に使えることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのカメラ本体の正
面図である。
【図2】本発明を適用した一例としてのカメラ本体の背
面図である。
【図3】本発明を適用した一例としてのカメラ本体の上
面図である。
【図4】本発明を適用した一例としてのカメラ本体の右
側面図である。
【図5】本発明を適用した一例としてのカメラ本体の縦
断面図である。
【図6】本発明の両用カメラの撮影範囲を示した図であ
る。
【図7】本発明の両用カメラの内部回路のブロック図で
ある。
【図8】カメラ本体1の背面部にある液晶モニターの表
示例である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 銀塩写真撮影用光学系 3 スチル写真撮影用光学系 4 銀塩フィルム 5 固体撮像素子 6 液晶モニター 21 レリーズボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩フィルムに被写体像を第1の光学系
    を介して露光する露光手段と、前記被写体像に対応する
    画像を第2の光学系を介して固体撮像素子上に結像しそ
    の固体撮像素子から出力される画像信号を記録する画像
    信号記録手段とを有する銀塩・スチル写真両用カメラに
    おいて、 前記第1の光学系と前記第2の光学系とが別々に構成さ
    れると共に、前記第1の光学系を構成するレンズと、前
    記第2の光学系を構成するレンズとがカメラ本体に対し
    て上下にレイアウトされ、 また、前記カメラ本体には、前記画像信号に基づく画像
    を表示するためのモニターが設けられ、 さらに、前記カメラ本体には、前記モニターに表示され
    る画像範囲が前記銀塩フィルムに露光される被写体像と
    同じになるように、被写体像との距離に応じて前記画像
    信号を処理する画像信号処理手段が設けられていること
    を特徴とする銀塩・スチル写真両用カメラ。
  2. 【請求項2】 前記画像信号記録手段が、銀塩フィルム
    取り出し後において、当該銀塩フィルムに露光された任
    意の被写体像と同じ画像を選択的に前記モニターに表示
    することができるように、バックアップメモリー機能を
    有することを特徴とする請求項1記載の銀塩・スチル写
    真両用カメラ。
  3. 【請求項3】 前記モニターに、撮影画像の他に撮影情
    報を表示することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の銀塩・スチル写真両用カメラ。
JP8128525A 1996-05-23 1996-05-23 銀塩・スチル写真両用カメラ Pending JPH09311378A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6404992B1 (en) 1999-05-31 2002-06-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Hybrid camera
US6421504B1 (en) 1999-05-31 2002-07-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Hybrid camera

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6404992B1 (en) 1999-05-31 2002-06-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Hybrid camera
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