JP2000056358A - 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ - Google Patents

銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ

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JP2000056358A
JP2000056358A JP10221748A JP22174898A JP2000056358A JP 2000056358 A JP2000056358 A JP 2000056358A JP 10221748 A JP10221748 A JP 10221748A JP 22174898 A JP22174898 A JP 22174898A JP 2000056358 A JP2000056358 A JP 2000056358A
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camera
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silver halide
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JP10221748A
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Atsushi Maruyama
淳 丸山
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手の良好な多重露出モードを備えた銀
塩撮影および電子撮像兼用カメラを提供すること。 【解決手段】 被写体像を銀塩フィルムに露光する露光
動作とこの露光動作に同期して該被写体像を撮像素子で
撮像し記憶素子に記憶する撮像動作とを有する銀塩撮影
および電子撮像兼用カメラ100は、多重露光モードを
設定するための多重露光モード設定手段52と、この多
重露光モードが設定された状態で露光動作を複数回行っ
たときその撮像動作で撮像された複数の画像データを合
成する画像合成手段(22)と、この画像合成手段で合
成された画像データを表示する表示手段23を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を電気的
に撮像する電子撮像素子を有する電子撮像装置と、被写
体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置の両方の機
能を有する、銀塩撮影および電子撮像兼用カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子カメラの分野において、例え
ば、特開平1−114169号公報に開示されたもの
は、シャッタと連動するミラーによって被写体光束の方
向を変えて結像した光学系に対応する画像信号を撮像素
子を介して送出することにより、一眼レフカメラに確認
機能が付与されたものである。また、特開平5−191
717号公報には、多重露光モードを備えた電子スチル
カメラが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術には次のような不具合があった。一眼レフカメ
ラを提案した特開平1−114169号公報には多重露
出については言及されおらず考慮されていない。また、
電子スチルカメラを提案した特開平5−191717号
公報には多重露出撮影後のモニタ表示について言及され
ておらず考慮されていない。
【0004】一方、市販されている銀塩フィルムを使用
するカメラの中には、多重露出機能は搭載されているも
のも多いが、多重露出撮影を行った後、どの画像を合成
したのかを事前に確認することはできない。また、合成
された後の画像もプリントするまでは事前確認できず不
便であると共に、プリント代等の運用費用の無駄も生じ
易い。また現在でも、銀塩撮影と電子撮像で兼用できる
カメラは少なく、多重露出が可能なものは認識する限り
において皆無である。よって、多重露出撮影の駒に関す
る編集(確認、選択、保存、等)の機能を有するカメラ
が求められている。そこで本発明の目的は、使い勝手の
良好な多重露出モードを備えた銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するために本発明は次の手段を講じている。被
写体像を銀塩フィルムに露光する露光動作とこの露光動
作に同期して該被写体像を撮像素子で撮像し記憶素子に
記憶する撮像動作とを有するカメラにおいて、多重露光
モードを設定するための多重露光モード設定手段と、こ
の多重露光モードが設定された状態で露光動作を複数回
行ったときに、その撮像動作で撮像された複数の画像デ
ータを合成する画像合成手段と、この画像合成手段で合
成された画像データを表示する表示手段とを備えた銀塩
撮影および電子撮像兼用カメラを提案する。
【0006】また同様なカメラにおいて、上記撮像動作
によって撮像した複数の撮像画像を合成して上記表示手
段に表示することを特徴とする銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラを提案する。また同様なカメラにおいて、上
記多重露光モードが設定された状態で上記露光動作を行
ったときには、この状態で露光したことを示す所定情報
を上記銀塩フィルムの磁気記録層に記録する記録手段を
更に備えたことを特徴とする銀塩撮影および電子撮像兼
用カメラを提案する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、関連する図面を参照して本
発明の複数の実施形態についてを説明する。図1には、
本発明に係わるカメラシステムの構成をブロック図で示
す。被写体像を結像させるための撮影レンズは、正レン
ズ1と負レンズ3で構成され、この撮影レンズ中に、絞
り機構2が配置され、この絞り機構2は絞り駆動回路1
2によって駆動制御されている。負レンズ3の後方に
は、ハーフミラー4が設けられており、前記ハーフミラ
ー4で反射した被写体光の一部は、結像レンズ系14を
通してエリアセンサ15に結像する。
【0008】電子画像素子としてのエリアセンサ15は
エリアセンサ駆動回路13によって制御され、結像され
た被写体像をアナログ映像信号に変換し、画像合成手段
としての信号処理回路22に出力する。この信号処理回
路22は上記アナログ映像のデジタル信号への変換を含
む既知のカメラとして必要な所定の信号処理を行う。こ
の信号処理回路22はビデオメモリ21および液晶(L
CD)モニタ23に接続されると共に、データバス24
を介して記憶素子としてのEEPROM等の不揮発性メ
モリ26等に接続されている。
【0009】信号処理回路22は上記処理済み信号をビ
デオメモリ21および不揮発性メモリ26に転送し、ビ
デオメモリ21に記憶された電子画像はLCDで成るモ
ニタ23に表示される。不揮発性メモリ26は、カメラ
本体に対して装着自在であり、電気的に書換ができ、カ
メラ本体の電源がオフしても電子画像の記憶が保持され
るので、電子画像の記録に用いられる。また、エリアセ
ンサ15のアナログ信号を利用して被写体の輝度を計測
し、このアナログ信号は信号処理回路22によってデジ
タル化された後、データバス24を介して制御手段とし
てのCPU27に送信される。
【0010】また、この信号処理回路22は、CPU2
7から指示された複数の画像を不揮発性メモリ26から
読み出して合成表示する機能を有している。この合成表
示は、本発明のカメラが有している多重合成プリント作
成機能に付随するもので複数の駒に撮影された被写体像
を現像所やラボショップで合成してプリントするにあた
り、事前にチェックするための機能である。さらに、C
PU27から送られたデータをモニタ画面上に「スーパ
ーインポーズ」する機能も有している。
【0011】さらに、ハーフミラー4の後方には、ほぼ
中央部分がハーフミラーとなっている可動ミラー5が設
けられており、この可動ミラー5の中央背面部分にサブ
ミラー32が、下方に被写体光を反射するように設けら
れている。このサブミラー32の反射光軸方向であって
図面垂直方向には、2つの光学系からなる2像分離のた
めのセパレータ光学系16が配置されている。このセパ
レータ光学系16による被写体像の結像位置にはライン
センサ17が配置され、このラインセンサ17はライン
センサ駆動回路19に接続されている。これらのサブミ
ラー32、セパレータ光学系16、ラインセンサ17等
によって、既知の位相差法による焦点検出装置が構成さ
れており、CPU27はラインセンサ駆動回路19を介
して入力した信号に基づいて二像の間隔を求め、合焦位
置に駆動するための撮影レンズの駆動量を演算する。
【0012】上記撮影レンズの各レンズ1,3には、ピ
ント調節動作用およびズーミング動作用の駆動源を制御
するズーム・ピント駆動回路11が設けられている。そ
して、このズーム・ピント駆動回路11は、上記各レン
ズ1,3の移動に応じて信号を発生する図示しないエン
コーダを有し、上記CPU27は、上記演算された駆動
量とエンコーダ出力とに基づいてズーム調節・ピント調
節を行う。
【0013】上記可動ミラー5の反射光路上には、焦点
板29、ペンタプリズム30およびファインダ接眼光学
系31が配置されている。なお、被写体のモニタ用とし
てLCDで成るモニタ画面23に加えて上記光学ファイ
ンダを設けている理由は、カメラ操作者が、このモニタ
画面23を見ながら撮影を行うよりも光学ファインダを
覗きながら撮影を行った方が、カメラのホールディング
性能が向上し、手ぶれを発生し難い故である。
【0014】上述の可動ミラー5はミラー駆動回路18
によって駆動され、また、シャッタ6はシャッタ駆動回
路20によって駆動される。可動ミラー5が上昇しシャ
ッタ6が開放状態となると、銀塩フィルム7上に被写体
像が形成され、露光される。なお、信号処理回路22か
ら出力される被写体輝度値、図示しないフィルム感度検
出回路によって検出されたフィルム感度に基づいて、適
正露光の得られる絞り2の絞り値およびシャッタ速度を
CPU27が演算し、シャッタ6は演算されたシャッタ
速度で駆動制御される。
【0015】銀塩フィルム7上には、磁気記録層が形成
されており、この磁気記録層と接するように記録手段と
しての磁気ヘッド8が配置されている。この磁気ヘッド
8は種々の情報を磁気記録することと、フィルムに磁気
記録された情報を読み出す機能を合わせもち、磁気ヘッ
ド駆動回路9によって書込みと読出しの制御が行われ
る。また、カメラ本体内には、フィルム駆動回路10が
設けられており、上記フィルム7をカメラに装填したと
きの頭出しのための巻き上げ動作や、1駒撮影の終了時
に行う上記フィルム7の巻上げ動作と、上記フィルム7
の全駒撮影後または強制巻戻しボタン(不図示)が操作
されたときの巻戻し動作に関わる給送全体の制御を行
う。上記磁気ヘッド8による磁気記録は、この給送動作
中に実行される。カメラには、被写体照明用のストロボ
回路25が設けられており、被写体輝度が所定輝度より
低いとCPU27が判断した場合に、補助光として発光
動作する。スイッチ入力ブロック28は、不図示の操作
スイッチやメカニカル機構動作の検出スイッチなどの複
数のスイッチから構成される。具体的には、レリーズ釦
の半押しに連動した1st.SW、全押しに連動した2
nd.SW、モード設定部材52に連動したメインS
W、多重露光モードSW、確認表示釦53に連動した確
認SW、合成表示釦54に連動した合成SW(但し、第
2実施形態例のみに具備される)、フィルム装填操作に
連動した装填SW等からこのスイッチ入力ブロック28
は構成される。
【0016】以上説明した磁気ヘッド駆動回路9、フィ
ルム駆動回路10、ズーム・ピント駆動回路11、絞り
駆動回路12、ミラー駆動回路18、ラインセンサ駆動
回路19、シャッタ駆動回路20、ビデオメモリ21、
信号処理回路22、ストロボ回路25、不揮発性メモリ
26、CPU27等は、データバス24によって接続さ
れデータの授受を行っている。また、これらの駆動回路
の動作を制御手段としてのCPU27が後述するプログ
ラムによって統括的に制御している。
【0017】(第1実施形態例)例示するカメラ100
は、通常の多重露光を行なう機能に加え、2回の露光が
終了したらそれぞれの露光時に撮像した画像データを合
成してメモリ記憶し、所望によりその合成画像が確認で
きる機能を有するような銀塩撮影および電子撮像兼用カ
メラである。図2には、本発明に係わる第1実施形態例
としてのカメラの外観が示されている。カメラ100の
後面には表示手段としてLCDで成るモニタ画面23が
設けられている。
【0018】図示しない1st.、2nd.レリーズS
Wに連動するレリーズ釦51が、上面右側前方に設けら
れている。図示しないメインSWとモードSWに連動す
るモード設定部材52(多重露光モード設定手段)が、
上面左側前方に設けられている。図示の如く、このモー
ド設定部材は3ポジションスライドスイッチであり、そ
の1つの電源OFFポジションと、モードとしての通常
露光動作するEXポジションと、「多重(二重)露光」
動作するD・EXポジションとから構成されている。
【0019】また、図示しない確認SWに連動する確認
表示釦53が、後面左側上方に設けられている。この釦
53を押すことで既に撮影された画像が順次にモニタ画
面に表示され確認できるようになっている。そして画像
中の多重露光された駒もそのまま出力される。
【0020】以下、第1実施形態例のカメラの動作手順
について詳しく説明する。図3には、カメラのメインフ
ローチャートを示す。カメラは電池の装填によりSTA
RTし(S1)、カメラ内の各電気回路のリセット等の
イニシャライズ処理を行う(S2)。ステップS3にお
いては、CPUの低消費電力モードの1つで最も消費電
流が少ないSTOP状態を維持する。この状態はメイン
SWの操作もしくはフィルム装填操作が行なわれたとき
のみ、通常状態に復帰するが、クロックを停止させるた
め通常状態に復帰するまでにはクロックが安定する間待
たなければならない(S3)。
【0021】このSTOP状態から復帰すると、まずは
フィルム装填操作が行われたか否か、つまり、フィルム
を装填するためのふたが開けられ、カートリッジが装填
された後、ふたが閉じられたか否かを判定し(S4)、
否であればステップS6に移行するが、正しく装填され
ふたが閉じられればフィルムの空送りを行い、第1駒目
まで巻き上げ、駒数カウンタを1にセットして上記ステ
ップS3に戻る。
【0022】ステップS6においては、アドレスカウン
タに上記駒数カウンタの値を代入する。このアドレスカ
ウンタは、銀塩フィルムの駒数カウンタに対応する電子
画像用のカウンタであり、基本的には両者の値は等価で
ある。なお、撮像した画像データはこのアドレスカウン
タの値に関連付けられてメモリ内に記憶される。次にH
ALT状態となり、スイッチ操作まで待機する(S1
0)。この状態は、CPUの低消費電力モードの1つで
あるが、クロックを停止させない分、前述のSTOP状
態よりも消費電流が多い。ただし、通常状態への復帰は
速く、何らかのスイッチが操作されるとこの状態から復
帰する。復帰後はまず、メインSWがOFF操作された
か否かを判定し(S11)、OFFポジションに切り替
わるとステップS3に戻ってSTOP状態から繰り返
す。
【0023】レリーズの1st.SWがON操作された
か否かを判定し(S12)、ON操作された場合は、後
述するサブルーチン「レリーズ処理」をコールして実行
した後(S13)、フィルムの巻戻しが完了しているか
否かを判定し(S14)、完了している場合はステップ
S3に戻る。まだ完了していない場合はステップS6に
戻る。確認SWがON操作されたか否かを判定し(S1
5)、否の場合はステップS6に戻るが、ON操作され
た場合は、後述するサブルーチン「確認表示」をコール
し実行してから(S16)、ステップS6に戻る。な
お、この確認表示では撮影した画像を確認したり、多重
露光結果を確認する。
【0024】図4には、サブルーチン「レリーズ処理」
(S100)の動作手順を示す。所定の測光・露光量演
算(S110)を行う。詳しくは、エリアセンサのアナ
ログ信号から被写体の輝度を測定し、フィルムISO感
度情報から、露光動作におけるシャッタ速度値と絞り値
を決定する。測距・焦点調節(S120)を行う。つま
り、焦点検出部の出力を基にして撮影レンズを合焦位置
へ移動させる。
【0025】ステップS130において、2nd.SW
がON操作されたか否かを判定し(S130)、否の場
合は、1st.SWがON操作されたか否かを判定する
(S135)。否の場合は、ステップS195に移行し
て、このルーチンからリターンするが、ON操作された
ならば再びステップS130に戻って繰り返す。多重露
光モードであるか否かを判定し(S140)、否の場合
はステップS180に移行する。一方、多重露光モード
の場合は次の処理ステップを実行する。すなわち、所定
の露光補正演算を行う(S150)。詳しくは、1駒に
2回の露光を行うので、1回の露光では0.5EV程度
アンダーにする必要から、シャッタ速度値、および絞り
値の補正を行う。
【0026】サブルーチン「露光・撮像」をコールして
実行した後(S160)、多重露光の第1回目で撮影し
ようとしているか否かを判定し(S170)、否の場合
はステップS190に移行する。一方、一回目の撮影で
あればステップS195に移行して、このルーチンから
リターンする。
【0027】ステップS180において、サブルーチン
「露光・撮像」(S180)をコールして実行する。ス
テップS190においては、サブルーチン「巻上げ・磁
気記録」をコールして多重露光したことを表わす情報の
記録を実行する(S190)。ステップS195では、
この処理がコールされたルーチンステップにリターンす
る(S195)。
【0028】図5には、上記サブルーチン「露光・撮
像」(S200)による瞬時の動作手順を詳しく示す。
露光秒時用のタイマのリセットスタートを行う(S20
5)。ミラーアップし(S210)、絞り込み(S22
0)、シャッタを開ける(S230)。エリアセンサか
ら撮像データを取り込んでデジタルデータに変換するよ
うに信号回路に指示を出すことで画像取り込みを行う
(S240)。
【0029】ステップS245において、演算したシャ
ッタ速度に相当する時間を基に、適正秒時が経過したか
否かを判定し(S245)、経過するまで繰り返す。シ
ャッタを閉じ(S250)、絞りを開放し(S26
0)、ミラーダウンする(S270)。ここで、多重露
光モードであるか否かを判定し(S275)、否であれ
ばステップS290に移行する。一方、多重露光モード
の場合は次の処理ステップを実行する。すなわち、1回
目であるか否かを判定し(S276)、1回目であれば
その画像を一時記憶して(S277)、ステップS29
5に移行する。一方、否、即ち2回目の場合は、一時記
憶されている1回目の撮像データとこの2回目の撮像デ
ータとを加算して画像合成し(S280)、続くステッ
プS290に移行する。
【0030】ステップS290においては、信号処理回
路に不揮発性メモリのデータ記憶アドレスを送ると共
に、そのアドレスへ撮像した画像データを記憶するよう
に指示して画像記憶する(S290)。なお、この記憶
アドレスはアドレスカウンタの値に対応付けられてい
る。ステップS295では、コールされたルーチンステ
ップにリターンする。
【0031】図6には、サブルーチン「巻上げ・磁気記
録」(S300)の動作手順を示す。まず、フィルム巻
上げモータを稼動させる(S310)。このフィルムの
所定磁気領域に所定データ、例えば多重露光した画像デ
ータであることを表わす情報の磁気記録を開始する(S
320)。巻上げ完了した否かを判定し(S330)、
これが完了するまで繰り返す。
【0032】フィルム巻上げモータの動きを停止させる
(S340)。駒数カウンタを1駒分だけインクリメン
トする(S350)。このカウンタ値に基づき最終駒で
あるか否かの判定を行い(S360)、否であればその
ままステップ390へ移行する。一方、最終駒であれ
ば、このフィルムは使用済であるので巻き戻す(S37
0)。そして、ステップS390では、コールされたル
ーチンステップにリターンする(S390)。
【0033】図7には、サブルーチン「確認表示」(S
400)の動作手順を示す。この確認表示では撮影した
画像を確認したり、多重露光結果を確認するためのもの
である。まずステップS410において、駒を1つさか
のぼるのでアドレスカウンタを1駒分デクリメントする
(S410)。
【0034】アドレスカウンタが0になったか否かを判
定し(S420)、0であれば、ステップS470に移
行する。一方、否であれば次の処理ステップから順次実
行する。すなわち、このアドレスカウンタに対応する画
像を読み出しそれをモニタ画面に表示する(S43
0)。ここで確認SWがOFFされるまで待機し(S4
40)。
【0035】1st.SWがON操作されたか否かを判
定し(S450)、ON操作されればステップS470
に移行する。一方、否である場合は、再びここで確認S
WがONされるか否かを判定し(S460)、否の場合
はステップS450に戻るが、もしONされたならばス
テップS410に戻ってはじめから同様な処理ステップ
を繰り返す。ステップS470においては、モニタ表示
をOFFにして(S470)、コールされたルーチンス
テップにリターンする(S490)。
【0036】図8(a)〜(c)には、第1実施形態例
のカメラで確認表示できるモニタ表示画像を例示する。
図8(a)のように1人の被写体を写した通常露光(E
X)の撮影シーンが第2駒目で確認でき、さらに確認釦
を押すことにより、図8(b)のように画面の右と左に
それぞれ1人の被写体を撮影した2つの駒を1枚に合成
処理すれば、多重露光(D・EX)の画像が得られるこ
とがわかる。この第1駒目の確認後、さらに確認釦の押
し下げにより、残る駒が無いので図8(c)のようにモ
ニタ画面がOFFになり、表示機能が終了する。
【0037】(作用効果1)第1実施形態例では次の作
用及び効果を奏する。すなわち、 a. モード設定部材をOFFの位置にしておくとカメ
ラはHALT状態であり非動作状態となる。また、露光
モード(EX)の位置にすると撮影可能になる。更に多
重露光モード(D.EX)の位置にすると多重露光撮影
が可能になる。
【0038】b. 確認表示釦を1回押すと、前回撮影
した画像がモニタ画面上に表示される。更に押せば、さ
かのぼって過去の画像が順次表示される。そして、1s
t.SWの操作がされると通常状態に復帰する。 c. 多重露光モードにおいては、2回撮像されていれ
ば、初めて巻き上げされ、多重化(合成)された状態で
1つのメモリアドレスに記録される。確認釦の操作でモ
ニタ画面に表示する。
【0039】このように、例示したカメラ100によれ
ば、通常の多重露光を行なうカメラ機能に加えて、都合
2回の銀塩フィルム面上への露光動作が終了した場合に
限り1回目及び2回目のそれぞれ露光時に撮像した画像
データを合成処理してメモリ内に一時記憶しておけるの
で、その合成した画像は選択的にモニタ画面に再生で
き、プリントする前に確認できることがわかる。また、
多重露光モード設定手段により、通常露光モード(E
X)と共に多重露光モード(D・EX)をカメラのメイ
ンSWと兼用する露光モードSWの操作で選択的に行な
え、2回の露光動作の後に、メモリアドレスに一時記憶
されている合成処理済みの画像データを、確認釦の操作
でモニタ画面上で簡単に順次確認可能となる。
【0040】(第2実施形態例)次に例示するカメラ1
00’は、銀塩フィルム面上に実際に多重露光を行なう
のではなく、撮影はあくまで通常通り1枚ずつ行い、多
重露光モード(D・EX)で撮った複数画像と共に、多
重合成したいことを表わす合成対象データを記録してお
き、後でこれらのデータに基づいて合成プリントできる
ような銀塩撮影および電子撮像兼用カメラである。つま
り、ラボに合成したい駒の情報を磁気記録情報で与える
事で、合成されたプリントをラボによって作成してもら
えるようにするものである。
【0041】図9は、本発明に係わる第2実施形態例と
してのカメラの外観を示す。カメラ100’の後面にも
表示手段としてLCDで成るモニタ画面23が設けら
れ、上面右側前方には1st.、2nd.レリーズSW
(不図示)に連動するレリーズ釦51が設けられてい
る。また、カメラ100’の上面左側前方にはメインS
WとモードSW(不図示)に連動するモード設定部材5
2が設けられている。このモード設定部材は図示の如く
3ポジションスライドスイッチであり、その1つの電源
OFFポジションと、モードとしての通常露光動作する
EXポジションと、「多重(二重)露光」動作するD・
EXポジションとがある。
【0042】また、カメラ100’の後面左側上方には
確認SW(不図示)に連動する確認表示釦53が設けら
れている。この釦53を押すことで既に撮影された画像
が順次にモニタ画面に表示され確認できるようになって
いる。そして画像中の多重露光された駒もそのまま出力
される。更にまた、この確認表示釦53に隣接する下方
には、合成SW(不図示)に連動する合成表示釦54を
備えており、多重露光モードでの撮影が終了していれ
ば、複数の駒が合成された画像がモニタ表示できるよう
になっていることに特徴がある。
【0043】以下、第2実施形態例のカメラ100’の
動作手順について詳しく説明する。図10は、本第2実
施形態例のカメラの動作手順を示すメインルーチン(S
1’)である。ただし、ステップS1’〜S16までは
第1実施形態例の図3に同じであるので、その部分の説
明は省略する。ステップS17において、合成SWがO
N操作されたか否かを判定し(S17)、否の場合は、
前述のステップS6に戻り、一方、ONされた場合は、
後述するサブルーチン「合成表示」(S400’)をコ
ールしてモニタ画面に所望の合成された画像を表示し
(S18)、その後ステップS6に戻る。
【0044】図11には、サブルーチン「レリーズ処
理」(S100’)の動作手順を示す。ただし、ステッ
プS110〜S135までは第1実施形態例の図4と同
じであるのでその部分の説明は省略する。多重合成モー
ドであるか否かを判定し(S140)、否の場合は、ス
テップS148に移行して多重合成データを16進数
の”00”にセットした後、ステップS160に移行す
る。一方、多重合成モードの場合は次の処理ステップを
実行する。すなわち、この駒が1駒目であるか2駒目で
あるかを判定し(S145)、1駒目であれば、多重合
成データを16進数の”01”にセットした後、ステッ
プS160に移行する。一方、2駒目であれば、多重合
成データを16進数の”10”にセットした後、ステッ
プS160に移行する。
【0045】ステップS160において、サブルーチン
「露光・撮像」をコールして実行する(S160)。ス
テップS190においては、サブルーチン「巻上げ・磁
気記録」をコールして実行する(S190)。そしてス
テップS195では、この処理がコールされたルーチン
ステップにリターンする(S195)。
【0046】図12には、サブルーチン「露光・撮像」
(S200’)の動作手順を示す。露光秒時用のタイマ
のリセットスタートを行う(S205)。ミラーアップ
し(S210)、絞り込み(S220)、シャッタを開
ける(S230)。
【0047】エリアセンサから撮像データを取り込んで
デジタルデータに変換するように信号回路に指示を出す
ことで画像取り込みを行う(S240)。ステップS2
45において、演算したシャッタ速度に相当する時間を
基に、適正秒時が経過したか否かを判定し(S24
5)、経過するまで繰り返す。
【0048】シャッタを閉じ(S250)、ミラーダウ
ンする(S270)。ステップS290においては、信
号処理回路に不揮発性メモリのデータ記憶アドレスを送
ると共に、そのアドレスへ撮像した画像データを記憶す
るように指示して画像記憶する(S290)。なお、こ
の記憶アドレスはアドレスカウンタの値に対応付けられ
ている。そしてステップS295では、コールされたル
ーチンステップにリターンする。
【0049】図13は、サブルーチン「巻上げ・磁気記
録」(S300’)の動作手順を示すフローチャート。
フィルム巻上げモータを稼動させる(S310)。ラボ
に参考情報として伝えるため、このフィルムの所定磁気
領域に例えば多重合成データ(16進数で”00”,”
01”又は”10”)の磁気記録を開始する(S32
0)。
【0050】巻上げが完了した否かを判定し(S33
0)、これが完了するまで繰り返す。フィルム巻上げモ
ータの動きを停止させる(S340)。駒数カウンタを
1駒分だけインクリメントする(S350)。このカウ
ンタ値に基づき最終駒であるか否かの判定を行い(S3
60)、否であればそのままステップ390へ移行す
る。一方、最終駒であれば、このフィルムは使用済であ
るので巻き戻す(S370)。そしてステップS390
では、コールされたルーチンステップにリターンする
(S390)。
【0051】図14は、サブルーチン「確認表示」(S
400’)の動作手順を示すフローチャートである。ス
テップS410において、駒を1つさかのぼるので、ア
ドレスカウンタを1駒分デクリメントする(S41
0)。
【0052】アドレスカウンタが0になったか否かを判
定する(S420)。もし、0であれば、まだ1枚も撮
影又は撮像されていないことを意味しているので、ステ
ップS470に移行する。一方、否であれば既に1枚以
上は撮影又は撮像されているので、次の処理ステップか
ら順次実行する。すなわち、確認SWをもう一度OFF
からON操作すると、その1つ前に記憶された画像が選
択的に表示される。つまり、このアドレスカウンタに対
応する画像を読み出しそれをモニタ画面に表示する(S
430)。
【0053】ここで確認SWがOFFされるまで待機し
(S440)。1st.SWがON操作されたか否かを
判定し(S450)、ON操作されればステップS47
0に移行する。一方、否である場合は、再びここで確認
SWがONされるか否かを判定し(S460)、否の場
合はステップS450に戻るが、もしONされたならば
ステップS410に戻ってはじめから同様な処理ステッ
プを繰り返す。ステップS470においては、モニタ表
示をOFFにして(S470)、コールされたルーチン
ステップにリターンする(S490)。つまり、以前の
画像を見る必要がなく、確認表示が不要な場合は、レリ
ーズ釦を半押し(即ち1st.レリーズ操作)すれば通
常ルーチンに復帰してHALT状態になる。
【0054】図15には、サブルーチン「合成表示」
(S500)の動作手順を示す。多重合成データが16
進数で”10”であるか否かを判定し(S505)、否
である場合は、ステップS590に移行する。2回の撮
像が終了しているので、次からの処理ステップを順次実
行する。すなわち、直前に撮像した画像データを読み出
すため、アドレスカウンタを1つデクリメントし(S5
10)、その画像データを読み出す(S515)。この
画像データを合成編集のためのメモリ領域に一時記憶す
る(S520)、。1つ前の画像データを読み出すため
に、アドレスカウンタを1つデクリメントし(S53
0)、その画像データを読み出す(S535)。
【0055】合成編集のためのメモリ領域において画像
合成処理を指示する(S540)。合成された画像イメ
ージをモニタ画面に表示出力する(S50)。合成SW
がOFF操作されるまで待機する(S560)。
【0056】また、合成SWがON操作されるまで待機
する(S570)。合成SWが再びON操作されると、
表示されたモニタ画像をOFFする(S580)。つま
り、合成表示を終了させたい場合は合成表示釦を再操作
すればよい。そして、ステップS590では、コールさ
れたルーチンステップにリターンする(S590)。
【0057】図16(a)〜(c)には、上述したモニ
タ画面の表示例が示されている。図16(a)と図16
(b)の駒の左上には、これらの駒に対応する駒番号の
数字がそれぞれスーパーインポーズされていることがわ
かる。
【0058】図17(a)〜(c)には、合成画像につ
いての表示例が示されている。図17(a)に示された
駒の画像は、前回と今回撮影・撮像した1人が被写体の
それぞれ2つの駒を基にして1枚に合成された画像であ
り、この合成画像自体は表示のためだけに表示編集用の
メモリ中に存在するものである。
【0059】図17(b)は合成表示釦の再操作でモニ
タ画面がOFFされたことを示している。また図17
(c)に例示された画面レイアウトは、本実施形態例の
一変形例として、前回と今回撮影・撮像した2つの駒と
共に、同一の画面中に1つの合成画像が表示されている
ものである。このレイアウトにより、2つの被合成画像
と合成結果が一覧でき確認が容易で便利になることがわ
かる。
【0060】(作用効果2)第2実施形態例では次の作
用及び効果を奏する。すなわち、 a. モード設定部材をOFFの位置にしておくとカメ
ラはHALT状態であり非動作状態となる。また、露光
モード(EX)の位置にすると撮影可能になる。更に多
重露光モード(D.EX)の位置にすると多重露光撮影
が可能になる。
【0061】b. 確認表示釦を1回押すと、前回撮影
した画像がモニタ画面上に表示される。更に押せば、さ
かのぼって過去の画像が順次表示される。そして、1s
t.SWの操作がされると通常状態に復帰する。 c. 多重露光モードにおいては、2回撮像されていれ
ば、初めて巻き上げされ、多重化(合成)された状態で
1つのメモリアドレスに記録される。確認釦の操作でモ
ニタ画面に表示する。 d. 更に合成表示釦を押すと、多重露光撮影が終了し
ていれば合成された画像イメージがモニタ画面に表示す
る。
【0062】このように、例示したカメラによれば、多
重露光モードでは、都合2回の撮像動作が終了した場合
に限り1回目及び2回目のそれぞれ露光時に撮像した画
像データを合成しメモリ内に一時記憶しておけるので、
その合成した画像は選択的にモニタ画面に再生でき、プ
リントする前に確認できることがわかる。また、多重露
光モード設定手段により、通常露光モード(EX)と共
に多重露光モード(D・EX)をカメラのメインSWと
兼用する露光モードSWの操作で選択的に行なえ、2回
の露光動作の後に、メモリアドレスに一時記憶されてい
る合成処理済みの画像データを、確認釦の操作でモニタ
画面上で簡単に順次確認可能となる。
【0063】更に、本実施形態例によれば、多重合成モ
ードでは撮像した画像データを合成処理自体は行わず、
その代わりに、1枚ずつ撮影が行なわれた合成対象の駒
の磁気記録部に合成対象駒であることを示す所定多重合
成データを記録しておけるので、多重合成プリントを作
成したいときは、ラボのDPE機器がその磁気情報に基
づき多重露光したと等価な合成プリントを自動的にプリ
ント出力してくれる。
【0064】よって、従来の如く銀塩フィルム面上に実
際に行なうのではなく、あくまでも1枚ずつ撮影・撮像
が行なわれた駒を基に多重露光したと等価な合成画像を
モニタ表示でき確認することができる。つまりラボで
「多重合成」プリントする前と後の画像イメージを事前
に確認できる利点があることがわかる。
【0065】(変形例)第1及び第2実施形態例では2
回(即ち2駒)の多重露光の一例を示したが、より多く
の駒を合成できるように変形してもよい。ただし、所定
の最大多重露光回数よりも少ない露光で良い場合(例え
ば、5回の露光が可能だが、3回で良い場合)には、途
中でモード解除が可能にしておく等の考慮は必要であろ
う。(その他の変形例)この他にも本発明の要旨の範囲
内では種々の変形実施が可能である。
【0066】以上、複数の実施形態例とその変形例に沿
って説明したが、本明細書中には次の発明が含まれる。
例えば、 (1) 銀塩フィルムに被写体像を記録する銀塩撮影手
段と、上記銀塩撮影手段の動作に同期して、被写体像を
撮像素子で撮像し、記憶素子に記憶する撮像手段と、多
重露光モードを設定するための多重露光モード設定手段
と、上記多重露光モードにおいて、複数回の撮影動作を
行なった際に、上記撮像手段で撮像された複数の画像デ
ータを合成する画像合成手段と、上記画像合成手段で合
成された画像を表示するモニタ手段と、を具備すること
を特徴とするカメラ。
【0067】(2) 複数回の撮影動作を行ない、それ
ぞれの撮影動作で撮影された被写体像を合成することに
よって合成写真を作成するためのカメラであって、上記
撮影動作に同期して、撮像素子で上記被写体像を撮像
し、この撮像画像を合成してモニタ画面上に表示して上
記合成写真の事前確認を行えることを特徴とするカメ
ラ。 (3) 上記多重露光モードが設定された状態で、上記
露光動作を所望の回数行うとこの多重露光モードが自動
解除されることを特徴とする(1)又は(2)に記載の
カメラ。 (4) 上記多重露出モードで撮影を行った場合は、各
撮影に対応する複数の画像と、これらを合成した1つの
画像を対応して同一のモニタ画面に表示することを特徴
とする(1)又は(2)に記載のカメラ。 (5) 上記多重露出モードで撮影を行った場合、この
2回以上の撮影に対応する画像を合成処理してその合成
画像を新たな1駒としてメモリに記憶保持することを特
徴とする(1)に記載のカメラ。
【0068】(6) 上記多重露出モードで撮像されし
かも合成指定された画像は、対応する磁気記録領域に合
成指定を示す合成指定情報を有し、この合成指定情報は
プリントされる際にラボDPE機器によって参照され、
この情報に基づいて合成写真が作られることを特徴とす
る(2)に記載のカメラ。 (7) 上記モニタ表示手段には、駒番号がスーパーイ
ンポーズされることを特徴とする(1)又は(2)に記
載のカメラ。
【0069】
【発明の効果】このように本発明によれば、使い勝手の
良好な多重露出モードを備えた銀塩撮影および電子撮像
兼用のカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係わるカメラシステムの構成
を示すブロック図。
【図2】図2は、本発明に係わる第1実施形態例として
のカメラの外観を示す斜視図。
【図3】図3は、本第1実施形態例のカメラの動作手順
を示すメインフローチャート。
【図4】図4は、サブルーチン「レリーズ処理」の動作
手順を示すフローチャート。
【図5】図5は、サブルーチン「露光・撮像」の動作手
順を示すフローチャート。
【図6】図6は、サブルーチン「巻上げ・磁気記録」の
動作手順を示すフローチャート。
【図7】図7は、サブルーチン「確認表示」の動作手順
を示すフローチャート。
【図8】図8は、第1実施形態例の確認表示できるモニ
タ画像の表示例を示す説明図。
【図9】図9は、本発明に係わる第2実施形態例として
のカメラの外観を示す斜視図。
【図10】図10は、本第2実施形態例のカメラの動作
手順を示すメインフローチャート。
【図11】図11は、サブルーチン「レリーズ処理」の
動作手順を示すフローチャート。
【図12】図12は、サブルーチン「露光・撮像」の動
作手順を示すフローチャート。
【図13】図13は、サブルーチン「巻上げ・磁気記
録」の動作手順を示すフローチャート。
【図14】図14は、サブルーチン「確認表示」の動作
手順を示すフローチャート。
【図15】図15は、サブルーチン「合成表示」の動作
手順を示すフローチャート。
【図16】図16(a)〜(c)は、第2実施形態例の
確認表示できるモニタ画像の表示例を示す説明図。
【図17】図17(a)〜(c)は、第2実施形態例の
確認表示できる多重合成データの表示例を示す説明図。
【符号の説明】
4…ハーフミラー、 5…可動ミラー、 6…シャッタ、 7…銀塩フィルム、 8…磁気ヘッド(記録手段)、 9…磁気ヘッド駆動回路、 10…フィルム駆動回路、 11…ズーム・ピント駆動回路、 12…絞り駆動回路、 13…エリアセンサ駆動回路、 15…エリアセンサ、 17…ラインセンサ、 18…ミラー駆動回路、 19…ラインセンサ駆動回路、 20…シャッタ駆動回路、 21…ビデオメモリ、 22…信号処理回路(画像合成手段)、 23…モニタ画面(表示手段:LCD)、 24…データバス、 26…不揮発性メモリ(記憶素子:EEPROM)、 27…CPU(制御手段)、 28…スイッチ入力ブロック(1st.SW、2nd.
SW、メインSW、露光モードSW、確認SW、合成S
W、装填SW、等)、 51…レリーズ釦(1st.、2nd.レリーズSWに
連動)、 52…モード設定部材(多重露光モード設定手段:モー
ドSW、メインSWに連動)、 53…確認表示釦(確認SWに連動)、 54…合成表示釦(合成SWに連動)、 100、100’…カメラ。 S1,S1’…カメラシーケンスのメインルーチン、 S100,S100’…レリーズ処理ルーチン、 S200,S200’…露光・撮像処理ルーチン、 S300,S300’…巻上・磁気記録処理ルーチン、 S400,S400’…確認表示処理ルーチン、 S500…合成表示処理ルーチン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を銀塩フィルムに露光する露光
    動作とこの露光動作に同期して該被写体像を撮像素子で
    撮像し記憶素子に記憶する撮像動作とを有するカメラに
    おいて、 多重露光モードを設定するための多重露光モード設定手
    段と、 上記多重露光モードが設定された状態で上記露光動作を
    複数回行ったときに、上記撮像動作で撮像された複数の
    画像データを合成する画像合成手段と、 上記画像合成手段で合成された画像データを表示する表
    示手段と、を具備することを特徴とする銀塩撮影および
    電子撮像兼用カメラ。
  2. 【請求項2】 被写体像を銀塩フィルムに露光する露光
    動作とこの露光動作に同期して該被写体像を撮像素子で
    撮像し記憶素子に記憶する撮像動作とを有するカメラに
    おいて、 上記撮像動作によって撮像した複数の撮像画像を合成し
    て表示手段に表示することを特徴とする銀塩撮影および
    電子撮像兼用カメラ。
  3. 【請求項3】 被写体像を銀塩フィルムに露光する露光
    動作とこの露光動作に同期して該被写体像を撮像素子で
    撮像し記憶素子に記憶する撮像動作とを有するカメラに
    おいて、 多重露光モードを設定するための多重露光モード設定手
    段と、 上記多重露光モードが設定された状態で上記露光動作を
    行ったときには、この状態で露光したことを示す所定情
    報を上記銀塩フィルムの磁気記録層に記録する記録手段
    と、 複数の画像データを合成する画像合成手段と、 合成された画像を表示する表示手段と、を具備すること
    を特徴とする銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ。
JP10221748A 1998-08-05 1998-08-05 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ Withdrawn JP2000056358A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007194986A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Fujifilm Corp 撮影装置
JP2011114815A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Nikon Corp 電子カメラ

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