JPH0951551A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0951551A
JPH0951551A JP7199895A JP19989595A JPH0951551A JP H0951551 A JPH0951551 A JP H0951551A JP 7199895 A JP7199895 A JP 7199895A JP 19989595 A JP19989595 A JP 19989595A JP H0951551 A JPH0951551 A JP H0951551A
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image pickup
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signal processing
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JP7199895A
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Etsuro Suzuki
悦郎 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステレオ撮影時のファインダを見易いものと
する。 【解決手段】 スチルカメラ部102とビデオカメラ部
103とが一体化され、選択的に用いるようにした複合
カメラにおいて、ステレオアダプタが装着されたことが
検出されると、信号処理部105はCCDからの視差を
持つ左右の画像信号を処理して左又は右のみの画像を電
子ファインダの表示部106に表示させる。 【効果】 従来のようにファインダ内で左右の画像がい
っぺんに見えてしまうようなことをなくし、フレーミン
グ等が行いやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビューファイ
ンダを有する撮像装置に関し、特にステレオ撮影を行う
場合の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCD等の撮像素子で撮影し
た画像を磁気テープに記録するビデオカメラと、光学画
像を銀塩フィルムに記録するスチルカメラとを同一筺体
内に一体的に収納して成る複合カメラが種々提案されて
いる。例えば、米国特許3,546,375号公報に
は、撮影用対物レンズの光路中に可動ミラーを配し、こ
の可動ミラーの位置を選択的に切り換えることにより、
静止画と動画とをそれぞれ異る記録媒体に記録可能とし
たものが開示されている。また、実開昭57−9644
4号公報には、ビデオカメラ本体部に、銀塩フィルムへ
の撮影を行う光学撮影部を一体又は別体に着脱自在に設
けたものが開示されている。
【0003】さらに特開平1−185533号公報に
は、複合カメラにおいて、撮像素子から得られる銀塩フ
ィルムに結像する画像に対応する画像信号を電子ビュー
ファインダでモニタ表示する技術が開示されている。一
般的に単体のスチルカメラに電子ビューファインダを設
けるとコストが高くなる等の問題があるが、上記のよう
に複合カメラの場合は、電子ビューファインダをスチル
カメラ用のファインダとして容易に利用できるという利
点がある。
【0004】上述のような複合カメラによれば、スチル
カメラとビデオカメラとを持ち歩く煩わしさがなくな
り、動画の撮影中又はスチル撮影中に任意のタイミング
で、スチル撮影又は動画撮影に簡単に切り替えることが
できる。
【0005】一方、従来より被写体に対して視差を持っ
た複数の画像を撮影し、鑑賞時にこれらを左右の目でそ
れぞれ見ることにより、撮影された被写体像を立体的に
見ることができるいわゆるステレオ写真が知られてい
る。例えば、特開昭53−1530号公報及び特開昭6
2−215938号公報に開示されたステレオカメラ
は、2組の撮影レンズと2組のミラー光学系とを用いて
左右方向で視差のある2つの被写体像を左右入れ換えて
から写真フィルム上に記録するようにしている。このよ
うに写真フィルム上で左右を入れ換えた状態で撮影して
おくことによって、プリント処理時に、従来のプリント
システムをそのまま用い、写真フィルム上の2つのネガ
像をそのまま同時に1枚の印画紙に並べてプリントすれ
ば、立体視用の2枚のプリント写真が1枚のシートとし
て作成される。これによって1枚のプリントを鑑賞する
ことで左右の画像の置き違い等の不具合が無く、簡単に
立体視が可能となる。
【0006】ここで1枚のフィルム駒に視差を有する左
右の画像を写すので、立体視できる合成された画像の画
角はフィルム駒又は撮像素子の横方向に半分に減少する
ことになる。以下、このことについて図13を用いて説
明する。図13は2組のミラー302、303と30
4、305を撮影レンズ301の前方に配置してフィル
ム306の1駒に視差を持った左右の画像を写し込むタ
イプの構成図である。図13において、被写体307、
308のうち被写体307の撮影を行うと、ミラー30
2、303により折り曲げられた右側の画像は撮影レン
ズ301を通してフィルム306の左側部306Rに結
像する。また、左側の画像はミラー304、305を介
してフィルム306の右側部306Lに結像する。
【0007】このようにして撮影レンズ301の撮影画
角を約半分づつに分割して撮影することにより、フィル
ムの1駒に左右の画像を写すことができる。また、この
2組のミラー302、304と304、305を、撮影
レンズ301に着脱可能に構成したケース309に収納
したステレオアダプタ300を用いることにより、一般
的なスチルカメラやビデオカメラを用いて簡単にステレ
オ撮影を行うことができる。
【0008】図14は撮影されたフィルム306の1駒
を示しており、同一の駒の左側部306Rと右側部30
6Lとにそれぞれ同一の被写体307が視差を持って写
されている。
【0009】図15はステレオアダプタ300が装着可
能なスチルカメラやビデオカメラの表示用ファインダの
表示例を示したものである。前述した通り、スチルカメ
ラやビデオカメラの撮影レンズ301の横方向の画角を
約2分割してステレオ撮影するので、スチルカメラやビ
デオカメラのファインダ表示は撮影レンズを直接通さな
い光学的なファインダの場合は、ステレオ撮影用の撮影
範囲指示枠310を表示するのが一般的である。従っ
て、通常の撮影では写る被写体308はステレオ写真で
は写らないが、撮影範囲指示枠310の外側に視認され
たままとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した図13のよう
に左右の画像をフィルムの1駒に写すようにしたステレ
オアダプタ300を一眼レフカメラやビデオカメラに用
いてステレオ撮影を行う場合、一眼レフカメラのファイ
ンダは、レンズからの光学画像を直接表示するように成
され、ビデオカメラの電子ビューファインダは、撮像素
子からの電気的な画像信号を表示するように成されてい
るので、撮影者がファインダを覗いて被写体を確認しよ
うとすると、ファインダには左右の画像がいっぺんに表
示されているので、非常に見にくく、構図を決めたり、
被写体を追っかけたりすることが困難になるという問題
があった。
【0011】そこで、一般的な光学ファインダの場合に
ファインダ内にマスクを挿入することによりステレオ撮
影される画角のみを表示することが考えられるが、コス
トがかかる上にファインダ部の小型化に不利である。ま
た、一眼レフカメラやビデオカメラの場合にもファイン
ダ内部にマスクを挿入しても右半分もしくは左半分を覆
う必要があり、このためマスクの移動量も大きくなって
これもコストがかかると共にファインダ部分の小型化に
さらに不利である。
【0012】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、ステレオ撮影を行なう際に、フ
ァインダ部を大型化することなく、ステレオ撮影される
画角のみを表示し、余分な画像を表示しないようにした
撮像装置を提供することを第1の目的とする。また、第
2の目的としては、ステレオ撮影を行うときに被写体像
の立体感をファインダを覗いて確認できる撮像装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、光学像を電気的な画像信号に変換する撮像手段と、
上記撮像手段がその撮像面に左右の視差を持った光学像
を結像させてステレオ撮影を行ったときにこの撮像手段
から得られる左右の画像信号を処理して左側又は右側の
みの画像信号を出力する信号処理手段と、上記信号処理
手段から出力される上記左側又は右側のみの画像信号を
表示する表示手段とを設けている。
【0014】請求項2の発明においては、光学像を電気
的な画像信号に変換する撮像手段と、上記撮像手段がそ
の撮像面に左右の視差を持つ光学像を結像させてステレ
オ撮影を行ったときにこの撮像手段から得られる左右の
画像信号を処理して左側と右側の画像信号を各々独立に
出力する信号処理手段と、上記信号処理手段から出力さ
れる上記左側の画像信号を表示する第1の表示手段と上
記信号処理手段から出力される上記右側の画像信号を表
示する第2の表示手段とを設けている。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、ステレオ撮影が行わ
れると、左右何れかの画像のみがファインダ内に表示さ
れるので、見易いものとなる。
【0016】請求項2の発明によれば、ステレオ撮影が
行われると、左右の画像が別々の表示手段で表示される
ので、撮影者はファインダを見ながら被写体の立体感を
確認することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を前述したスチルカ
メラとビデオカメラとを一体化した複合カメラに適用
し、かつこの複合カメラに前述したステレオアダプタ3
00を着脱可能に用いてステレオ撮影を行う場合につい
て説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態を示す。
図において、101は全体を制御する制御部、102は
スチルカメラ部、103はビデオカメラ部、104はこ
のカメラ本体にステレオアダプタ300(図示せず)が
装着されてステレオ撮影が行われることを検出するステ
レオ撮影検出部、105は信号処理部である。106は
ファインダとしての表示部で、ここではビデオカメラ部
103の撮像素子であるCCD(図示せず)で撮像した
画像信号を制御部101を通じて信号処理部105で後
述するように処理された画像信号を表示する電子ビュー
ファインダを用いるものとする。尚、この複合カメラの
詳細な構成については後述する。
【0019】次に動作について図2のフローチャートを
用いて説明する。撮影者が電源を入力する(ステップS
1)と、制御部101はカメラ本体にステレオアダプタ
が装着されているか否かをステレオ撮影検出部104か
らの情報によりチェックし、装着されている場合と装着
されていない場合とで、フラッグのナンバーNを変える
(ステップS2〜S4)。次に、撮影者は被写体に向け
てカメラを構え、スチルカメラ部102又はビデオカメ
ラ部103によって撮像を行う(ステップS5)。この
時もしステレオ撮影を行う場合には、あらかじめモード
選択ダイヤルによってステレオ画像の右側もしくは左側
どちらの画像をファインダ表示するかを選択することが
可能であり、この選択が無い場合には自動的に右側(も
しくは左側)の画像を表示する。制御部101はステレ
オアダプタの装着状態をフラッグナンバーから判別し、
さらに表示する左右どちらかの画像の指定の状態を判別
し、ステレオアダプタが装着されていれば表示部106
である電子ビューファインダに表示を行う(S6〜S
9)。一方、ステレオアダプタが装着されていない場合
には、通常の全画像表示を行う(ステップS10)。
【0020】図3は電子ビューファインダを覗いた時に
見られるステレオ画像の表示状態を示した図である。ス
テレオ撮影された右側もしくは左側の画像を表示面10
6aの略中央に配置している。この場合、表示面106
aの両側における全画面に対する1/4づつの領域10
6b、106cを黒枠として画像を見やすくしている。
【0021】図4は上記図3の表示を行なうための信号
処理部105の構成を示すブロック図である。図4にお
いて、CCD115により撮像された画像信号はCDS
回路116によって低周波ノイズを除去され、さらにA
GC回路117によってゲインコントロールされた後、
A/D変換されてDSP回路118に入力される。DS
P回路118はデジタルの信号処理回路であり、ここで
信号処理された情報は一旦フィールドメモリ119へ蓄
えられる。
【0022】DSP回路118はステレオ撮影が行われ
ている場合には、メモリ119から読み出す際に、まず
1/4Hの時間は黒の単一信号を送出し、次に右側(又
は左側)の画像情報を読み出して1/2H分送出する。
次に残りの1/4Hの時間は再び黒の単一信号を送出す
る。
【0023】これを一画面分について順次行い、この情
報をD/A変換器120でアナログビデオ信号に変換し
た後、出力することにより、右側(又は左側)の画像情
報を図3のように表示部106の略中央に表示すること
ができる。
【0024】次に本発明に用いられる複合カメラの構成
について図5、図6、図7を参照して説明する。尚、図
5、図7はステレオアダプタ300を装着した状態を示
し、図6はステレオアダプタ300を装着しない状態を
示している。
【0025】図5は複合カメラの左側側面断面図で、1
は複合カメラの外装カバー、2は銀塩フィルムに像を取
り込むためのレンズユニット、3はレンズユニット2を
保持しレンズユニット2を構成するための鏡筒、4は静
止画撮影用の絞り、5は銀塩フィルムである。レンズユ
ニット2はズームレンズであり、自動もしくは手動のズ
ーム操作に連動して光軸上を移動可能な変倍レンズエレ
メント群および自動焦点調節装置(図示せず)からの情
報により、駆動される合焦レンズエレメント群を有して
いる。
【0026】6は銀塩フィルム5の直前に配置されるシ
ャッタ装置で、支持部6bで支持されたシャッタ幕6a
の開閉によって銀塩フィルム5を露光する。7はレンズ
ユニット2から射出した被写体像を形成する光束を銀塩
フィルム5側と後述する固体撮像素子13側とに振り分
けるための半透明薄膜ミラーである。7aはレンズユニ
ット2から射出される光軸、7bは上記半透明薄膜ミラ
ー7を透過して銀塩フィルム5に到達する光軸、7c、
7dは上記半透明薄膜ミラー7によって反射され、固体
撮像素子13に到達する光軸を示す。8a、8bはレン
ズユニット2の射出瞳と、縮小レンズユニット10の入
射瞳との瞳合わせを行うためのフィールドレンズ、9は
撮影光軸7cを偏向するための反射ミラー、10は光軸
7d上に設けられた縮小レンズユニットで、内部に動画
撮影用のビデオ絞りユニット11をふ含む。12は光学
ローパスフィルター、13はCCD等の固体撮像素子
(図4のCCD115に相当)である。50は銀塩フィ
ルム5と等価な位置に結像された空中像であり、上記縮
小レンズユニット10を介して固体撮像素子13上に再
結像される。
【0027】14は上記半透明薄膜ミラー7の後方に配
され静止画撮影時に退避可能なサブミラーであり、撮影
光の一部を焦点検出装置15へと導光する。焦点検出装
置15は、従来より知られている位相差検出方式を用い
ており、撮影レンズの異なる2つの領域を通過した光束
により生じる2つの像の位置(位相)を検出し、その位
相からフィルム面上でのデフォーカス量と方向を演算す
るものである。
【0028】16は上記半透明薄膜ミラー7を透過した
光束からシャッター6aを保護し、光線もれを防止する
ための遮光板であり、フィルム露光時には退避する。1
7は銀塩フィルム5を装てん時に保持する背蓋ユニット
であり、フィルムの取り出し及び装てん時には開閉する
ようになっている。18は表示部106としての電子ビ
ューファインダユニットで、上記固体撮像素子13から
の映像信号をモニタするために、映像を小型液晶79に
出力し、反射ミラー20と接眼レンズ21とを介して観
察する。この電子ビューファインダユニット18は回転
軸22を支軸として回動可能となっている。
【0029】本例においては、動画撮影時には、静止画
撮影用の絞り4は常に開放状態に維持され、後述する静
止画撮影用のレリーズスイッチが押し込まれた時に所定
の絞り値まで絞り込まれる。従って、動画撮影時には、
縮小レンズユニット10の中のビデオ絞りユニット11
のみで露出制御され、必要に応じて固体撮像素子13の
蓄積時間や信号処理系のゲインを変えて適正レベルの映
像信号を得るようにしている。
【0030】次に23は複合カメラの下部に着脱可能に
取り付けられる2次電池で、各部に電力を供給する電源
である。この外、レンズユニット3の前板には、ストロ
ボ24を組み込んだ、開閉自在のバリヤ25が配設され
ると共に、動画撮影時の音声記録のためのマイクロフォ
ン26、テレビやステレオ装置等の外部装置とのインタ
フェースとしての外部端子27等が設けられている。3
11、312はステレオアダプタ300に設けられた光
束折り返しミラー、313はステレオアダプタ300に
設けられた導電片であり、これについては後述する。
【0031】図6は複合カメラの上図面であり、28は
銀塩フィルム5のパトローネ室、29は銀塩フィルム5
を巻き取るためのスプール室である。本例ではフィルム
を装てん時に、あらかじめ最終駒までスプールに巻き上
げ、撮影時には露光済みの撮影駒を順次パトローネ内に
巻き戻していくプリワイド方式を採用している。
【0032】30、31は撮影レンズのズーム駆動用モ
ータとフォーカス駆動用モータである。32は撮影者の
右手で操作可能な位置に配置されたズームボタンであ
り、33は電源スイッチを兼ねた主モード選択スイッチ
であり、34は動画撮影用のトリガボタン、35は銀塩
フィルム5による静止画撮影用のレリーズボタンであ
る。上記の各操作部と反対側には、プログラム露出モー
ドや開放絞り多用のポートレートモード、シャッタ速度
優先のスポーツモード、逆光補正モード等の動画撮影と
静止画撮影の双方に共通して選択使用すると共に、左側
又は右側の画像の表示を選択する撮影モード選択ダイヤ
ル36を配設されている。
【0033】本例においては、測光は固体撮像素子13
の出力信号レベルとビデオ絞りユニット11の絞り値と
から被写体の輝度を算出する。固体撮像素子13は電気
的エリア分割されており、それぞれの分割エリアの輝度
信号から逆光検知を行うようにしている。
【0034】次に37は、レンズユニットの右側方に配
置されたビデオテープカセット収納部であり、本例で
は、テープ幅が8mmのビデオテープを記録媒体として
使用しているが、他の記録媒体を用いてもよい。このカ
セット収納部37は、磁気ヘッドシリンダー、キャプス
タン、ピンチローラ等からなる記録、再生機構を有し、
その上面にはビデオテープの記録再生等の操作を行うた
めのコントロールパネル38、ビデオテープの取り出
し、装てん操作を行うためのイジェクトボタン39が配
置されている。
【0035】図7は複合カメラの外観を示すもので、前
述した外装カバー、電子ビューファインダユニット1
8、ズームボタン32、動画撮影用トリガボタン34、
静止画撮影用レリーズボタン35、撮影モード選択ダイ
ヤル36等が示されている。また、ストロボ24を設け
たバリヤ25が開かれ、ステレオアダプタ300が装着
されている。
【0036】図8はステレオ撮影検出部104の一部の
構成を示す。図示のように、ステレオアダプタ300の
内側に導電片313が設けられると共に、鏡筒3の外側
面に一対の導電パターン3a、3bが設けられている。
上記構成によれば、バリヤ25を開けた後、ステレオア
ダプタ300を装着すると、導電片313が導電パター
ン3a、3bに接触してスイッチがオンになることによ
って、ステレオアダプタ300が装着されたことが検出
される。
【0037】図9は複合カメラの電気回路の構成を示す
ブロック図であり、AF、ズームレーズ動作等の制御を
行うカメラマイコン41、カメラ本体のレリーズ操作や
モード設定を受け付け、制御を行うモードマイコン4
2、ビデオテープの記録、再生、サーボメカを駆動制御
するメカマイコン43を核とし、映像信号処理基板4
4、音声信号処理基板45、ストロボ基板46、電源基
板47、及び各種操作スイッチやセンサ等が設けられて
いる。また、1フィールド分の画像を保持するための図
3のメモリ119が設けられている。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態を図1
0、図11について説明する。尚、図10、図11にお
いては、図7、図3と対応する部分には同一符号を付し
て説明を省略する。この第2の実施の形態においては、
ステレオ写真の撮影やステレオビデオの撮影の際に、実
際に撮影される画像の立体感が把握しやすいように左右
の画像情報を各々独立して2つのファインダに送出する
ことができるようにしている。
【0039】図10において、200は立体視を可能に
するように、右目用画像と左目用画像とを各々独立して
表示する表示手段としてのゴーグル型ファインダであ
る。ゴーグル型ファインダ200は右目用の画像を表示
する液晶表示板201Rと左目用の画像を表示する液晶
表示板201Lとを有している。各々の表示板201
R、201Lには、複合カメラの外部端子にコード20
2を介して接続された入力端子203Rと入力端子20
3Lとから左右の映像信号が入力されるようになってい
る。
【0040】図11は各入力端子203R、203Lに
映像信号を送出するためのブロック図である。CCD1
15で撮像された画像情報はCDS回路116、AGC
回路117、DSP回路118で信号処理されて、フィ
ールドメモリ119へ蓄えられる。この画像情報は適宜
読み出されて記録部210で記録される。本実施の形態
においては、右側の画像を表示板201Rの略中央に表
示すると共に、左側の画像を表示板201Lの略中央に
表示するために、第2の信号処理回路としてDSP回路
204を設けている。このDSP回路204は、メモリ
119に蓄えられた画像情報から左側半分の画像情報
〔図12(a)における画像209L〕に対しては、第
1の実施の形態と同様に1/4H時間だけ黒の単一信号
を送出した後、1/2H時間だけこの左側の画像209
Lを送出する。さらに残りの1/4H時間に再び黒の単
一信号を送出する。この画像情報をD/A変換器205
でディジタル化した後、左側出力端子207より出力す
ることにより、図12(a)の画像209Lがゴーグル
型ファインダ200の左側の表示板201Lで見られ
る。
【0041】これと平行してDSP回路204はメモリ
119に蓄えられた画像情報から右側半分の画像情報
〔図12(b)における画像201R〕に対して上記左
側半分と同じように1/4Hの時間だけ黒の単一信号を
送出した後、1/2Hの時間だけ右側の画像201Rを
送出する。そして更に残りの1/4Hの時間に再び黒の
単一信号を送出し、この画像情報をD/A変換器206
でディジタル化した後、右側出力端子208から出力す
ることにより、図12(b)の画像201Rがゴーグル
型ファインダ200の右側の表示板201Rで見られ
る。
【0042】このように、左右の視差を持つ画像を左右
の目に対して各々独立して表示することによって、通常
のスチルカメラ及びビデオカメラでありながら、ファイ
ンダで立体感を確認しながら撮影することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ステレオ画像の左右どちらかのみがファインダ
内で見られるので、ステレオ撮影を行なう際に、従来の
ように、ファインダ内に視差を有する左右の画像がいっ
ぺんに見えてしまい、構図を決めたり、被写体を追いか
けたりする時に邪魔になって見苦しいということがなく
なるという効果が得られる。また、ファインダの視野を
メカニズムを利用したマスクで覆う必要がないので、フ
ァインダの小型化に適しているという効果もある。
【0044】また、請求項2の発明によれば、左右の視
差を有する画像を各々独立して複数の表示手段で表示で
きるので、静止画もしくは動画のステレオ撮影の際にス
テレオ感を確認しながら撮影が行えるという効果が得ら
れる。さらに、請求項3の発明によれば、左右の画像は
表示面の略中央に表示されるので見やすいという効果が
ある。
【0045】請求項4の発明によれば、ビデオ撮影を行
う場合でもスチル撮影を行う場合でも、ステレオ撮影を
行うときには、左又は右側のみの画像を表示したり、あ
るいは左、右の画像を各々独立に表示したりすることが
できる。請求項5の発明によれば、アダプタを装着すれ
ば、自動的に左又は右のみの画像を表示したり、あるい
は左右の画像を各々独立に表示したりすることができ、
アダプタを装着しない場合は、通常のファインダ表示を
行うようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図3】第1の実施の形態のファインダの表示例を示す
構成図である。
【図4】図1の信号処理部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明を適用した複合カメラの側面断面図であ
る。
【図6】複合カメラの平面図である。
【図7】複合カメラの外観斜視図である。
【図8】複合カメラの要部拡大斜視図である。
【図9】複合カメラの電気回路を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す外観斜視図
である。
【図11】第2の実施の形態における信号処理部の構成
を示すブロック図である。
【図12】第2の実施の形態におけるファインダの表示
例を示す構成図である。
【図13】従来のステレオ撮影時における光学系の構成
図である。
【図14】従来のフィルム上に写された画像を示す構成
図である。
【図15】従来のファインダの表示例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
102 スチルカメラ部 103 ビデオカメラ部 104 ステレオ撮影検出手段 105 信号処理部 106 表示部 115 CCD 118 DSP回路 119 メモリ 13 固体撮像素子 18 電子ビューファインダユニット 3a、3b 導電パターン 300 ステレオアダプタ 313 導電片 200 ゴーグル型ファインダ 201L、201R 表示板 204 DSP回路 201L 左側画像 201R 右側画像

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を電気的な画像信号に変換する撮
    像手段と、 上記撮像手段がその撮像面に左右の視差を持った光学像
    を結像させてステレオ撮影を行ったときにこの撮像手段
    から得られる左右の画像信号を処理して左側又は右側の
    みの画像信号を出力する信号処理手段と、 上記信号処理手段から出力される上記左側又は右側のみ
    の画像信号を表示する表示手段とを備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 光学像を電気的な画像信号に変換する撮
    像手段と、 上記撮像手段がその撮像面に左右の視差を持つ光学像を
    結像させてステレオ撮影を行ったときにこの撮像手段か
    ら得られる左右の画像信号を処理して左側と右側の画像
    信号を各々独立に出力する信号処理手段と、 上記信号処理手段から出力される上記左側の画像信号を
    表示する第1の表示手段と、 上記信号処理手段から出力される上記右側の画像信号を
    表示する第2の表示手段とを備えた撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記信号処理手段は、上記表示手段の表
    示面の略中央に画像信号が表示されるように処理を行う
    ようにした請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 動画像情報を第1の記録媒体に記録する
    ビデオカメラ部と静止画情報を第2の記録媒体に記録す
    るスチルカメラ部とを一体的に備えた請求項1又は2記
    載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記撮像手段の撮像面に左右の視差を持
    つ光学像を結像するためのステレオ撮影用のアダプタを
    着脱可能に成されると共に、上記アダプタの装着を検出
    する検出手段を設け、上記信号処理手段は、上記検出手
    段の検出に応じて信号処理を行うようにした請求項1又
    は2記載の撮像装置。
JP7199895A 1995-08-04 1995-08-04 撮像装置 Pending JPH0951551A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002218501A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2002330450A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置

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JP2002218501A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
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