JPH09245366A - 光記録再生方法及びその装置 - Google Patents

光記録再生方法及びその装置

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JPH09245366A
JPH09245366A JP8050481A JP5048196A JPH09245366A JP H09245366 A JPH09245366 A JP H09245366A JP 8050481 A JP8050481 A JP 8050481A JP 5048196 A JP5048196 A JP 5048196A JP H09245366 A JPH09245366 A JP H09245366A
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JP
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light
optical recording
recording medium
reproducing
light beam
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JP8050481A
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English (en)
Inventor
Toshinori Dobashi
寿昇 土橋
Takanari Tanabe
隆也 田辺
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接トラックからのクロストークを低減で
き、記録されたデータを高精度で再生できる光記録再生
方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】 レーザ1から出射された光をビーム整形
部2、ビームスプリッタ3及び対物レンズ4を介して集
光して光記録媒体Aに照射し、その反射光から記録情報
を再生する際、該反射光の中心部分、即ち隣接トラック
からのクロストークの影響が大きい部分を分光素子6に
よって光吸収素子9の方向へ進行させて吸収させ、残り
の隣接トラックからのクロストークの影響が少ない部分
の光を集光レンズ7で集光し、光検出器8で検出して記
録情報を再生することにより、隣接トラックからのクロ
ストークを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の光
記録媒体を用いた光記録再生方法及びその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の光記録再生方法は、特開
平1−245433号公報等に示される通り、半導体レ
ーザ等の光源から出射された光を光学系を介して光記録
媒体上のトラックの一点に絞り込んで照射し、その一点
からの反射光を前記光学系を介して集光し、光検出器に
導き、該反射光の光強度や偏光方向の変化を検出して、
前記トラック上の一点に記録された情報を再生するもの
であった。
【0003】しかしながら、このような従来の方法で
は、トラック密度を高くすると光記録媒体からの反射光
ビームに含まれる隣接トラックの情報の影響(クロスト
ーク)が大きくなり、精度良く情報再生できなくなるた
め、トラック密度を向上するのが困難であった。
【0004】前述したクロストークを抑圧してトラック
密度を向上する方法として、日本応用物理学会の論文J
pn.J.Appl.Phys.、第32巻、199
3、High−Density Land/Groov
e Recording for Digital V
ideo File System、P5449〜54
50、に開示された方法がある。これは3つの光ビーム
を光記録媒体上の一のトラック及びその両側の隣接トラ
ックにそれぞれ照射し、一のトラック上に照射した光ビ
ームにより得られるメイン信号と、隣接トラック上に照
射した光ビームにより得られる2つのサブ信号とをクロ
ストークキャンセル回路に入力してクロストークを除去
し、再生信号を得るものである。
【0005】しかしながら、この方法では、3つの光ビ
ームを発生させるために特性の揃った半導体レーザ等の
光源が3つ必要となり、その分、高価となり、また、そ
れらのレーザビームで形成されるビームスポット間隔に
起因する再生信号の位置ずれを補償する複雑な再生回路
系が必要になるという問題があった。
【0006】また、媒体構成によりトラック密度を向上
する方法として、日本応用物理学会の論文Jpn.J.
Appl.Phys.、第32巻、1993、Land
and Groove Recording for
High Track Density on Ph
ase−Change Optical Disks、
P5324〜5328、に開示された方法がある。この
方法では、光記録媒体上のランド部とグルーブ部とに情
報を記録するため、光記録媒体は各部に記録した情報が
ほぼ同じ信号振幅で再生できるように設計されている。
また、隣按トラックからのクロストークが最も低減でき
るようにグルーブの深さが予め調節されている。これに
より、狭トラック記録された情報を精度良く再生でき
る。
【0007】しかしながら、この方法では、光記録媒体
の構造を大幅に変更する必要があるという問題があっ
た。
【0008】また、一つの光ビームのみを用いてクロス
トークを低減しトラック密度を向上する方法として、特
開平7−50030号公報に開示された方法がある。こ
の方法では、光記録媒体上に記録された情報列方向に対
し直角方向に分割された領域を持つホログラム素子を用
いて光記録媒体からの再生光を各領域で回折し、各回折
光を独立に検出することによって得られた信号に重み付
き加算を行うことによってクロストークを低減してい
る。
【0009】しかしながら、この方法では、ホログラム
素子や分割検出器を用いる必要があり、光ピックアップ
の構造が複雑で高価になるという問題があった。
【0010】また、遮光帯を設けることによって記録密
度を向上させる方法として、特開平2−12624号公
報、特開平4−324129号公報、特開平4−337
530号公報、特開平7−129962号公報、特開平
7−141684号公報に開示された方法がある。これ
らの方法では、照射光学系にトラックと垂直方向に遮光
帯を置くことによって超解像スポットを光記録媒体上に
形成し、これにより記録された情報を再生している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超解像
スポットは大きなサイドローブを持つことから、再生光
学系においてスリット等を設けたり、等価回路を用いて
信号処理を施したり、サイドローブを別に検出する等し
て、サイドローブによる影響を低減する必要があった。
これらの開示された方法において、遮光帯はクロストー
クの低減について述べたものではなく、また、クロスト
ークを低減できるものはなかった。
【0012】本発明の目的は、隣接トラックからのクロ
ストークを低減でき、記録されたデータを高精度で再生
できる光記録再生方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、光記録媒体に記録された情報を光ビー
ムを用いて再生する光記録再生方法において、光記録媒
体上に光ビームを照射し、該光記録媒体からの光の中心
部分の進行方向を他の部分とは別の方向に変化させ、該
他の部分の光のみを集光して検出し、記録情報を再生す
るようになした。
【0014】また、光記録媒体に記録された情報を光ビ
ームを用いて再生する光記録再生装置において、光記録
媒体上に光ビームを照射する光照射手段と、光記録媒体
からの光の中心部分の進行方向を他の部分とは別の方向
に変化させる分光素子と、該分光素子を通過した他の部
分の光のみを集光して検出し、記録情報を再生する情報
再生手段とを備えた。
【0015】これによって、隣接トラックからのクロス
トークの影響が大きい光記録媒体からの光の中心部分を
取り除くことができ、隣接トラックからのクロストーク
を低減することが可能になるとともに、検出しない中心
部分の光が迷光となり、ノイズを増加させることを防ぐ
ことができる。
【0016】また、本発明では、光記録媒体に記録され
た情報を光ビームを用いて再生する光記録再生方法にお
いて、光記録媒体上に光ビームを照射し、該光記録媒体
からの光の中心部分を減光し、通過した光を集光して検
出し、記録情報を再生するようになした。
【0017】また、光記録媒体に記録された情報を光ビ
ームを用いて再生する光記録再生装置において、光記録
媒体上に光ビームを照射する光照射手段と、光記録媒体
からの光の中心部分を減光する減光素子と、該減光素子
を通過した光を集光して光を検出し、記録情報を再生す
る情報再生手段とを備えた。
【0018】これによって、クロストークを低減できる
とともに再生信号の振幅の低下を抑えることができる。
【0019】また、減光する部分の透過率が位置によっ
て異なる減光素子を用いれば、再生光に含まれるクロス
トークの分布特性に合わせてクロストーク成分を除去で
きるため、効率良くクロストークを低減することができ
る。
【0020】さらにまた、分光素子あるいは減光素子を
必要に応じて光記録媒体からの光の光路中に出し入れす
るシャッターを設けたものによれば、隣接トラックから
のクロストークの影響が少ない時、即ちトラック間隔が
十分広く低記録密度である本発明以前の光記録媒体を再
生する際に分光素子あるいは減光素子を取り外すことが
でき、本発明以前の記録方法及び装置との互換性を持た
せることが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。
【0022】(第1の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態を示すもので、図中、1は光源、ここではレー
ザ、2はビーム整形部、3はビームスプリッタ、4は対
物レンズ、5は分光素子搭載部、6は分光素子、7は集
光レンズ、8は光検出器、9は光吸収素子、Aは光記録
媒体である。
【0023】以下、本例の動作を説明する。
【0024】レーザ1から出力された光はビーム整形部
2で平行光に整形され、ビームスプリッタ3を介して、
対物レンズ4に照射され、該対物レンズ4によって光記
録媒体A上に集光される。この光記録媒体A上からの反
射光は対物レンズ4によって平行光10となり、ビーム
スプリッタ3によりその偏光方向を変えられ(方向を変
えるためには、周知の1/4波長板を挿入したり、PB
Sを用いる等しても良い。)、分光素子搭載部5の分光
素子6に向かう。
【0025】ここで、分光素子6は、図2(b)に示す
ように上面において光記録媒体上のビームの進行方向に
平行な2本の直線で囲まれた長方形のミラーからなり、
同図(a)に示すように側面において光ビーム方向に対
して45度の角度をなして分光素子搭載部5に組み込ま
れている。
【0026】ここで、本例ではミラーを再生光ビーム1
0の進行方向に対して45度傾けているが、0度より大
きく90度以下であればビームを分光できるので、この
範囲内にあれば良い。
【0027】図3はこの分光素子6を通過する領域11
aと分光素子6によって取り除かれる再生光ビームの領
域11bとを表しており、さらに分光素子通過直後の再
生光ビームの強度分布も併せて示している。このように
再生光ビームは、光記録媒体A上のビーム進行方向に対
し、分光素子6の形状に従い直線の分割境界線をもっ
て、トラック幅方向に分光素子を通過する領域11aと
分光素子によって取り除かれる領域11bとに分割され
る。また、通過直後の光強度分布は、再生光ビームの中
心付近が遮光されたものになっている。
【0028】分光素子6によって進行方向を変えられた
領域11bの光は光吸収素子9に当たって吸収される。
分光素子6を通過する領域11aの光は集光レンズ7に
よって光検出器8に集光され、再生信号が出力される。
【0029】つまり、光記録媒体上のフーリエ変換面で
ある分光素子6が存在するところに位置する再生光ビー
ムの進行方向と垂直な平面上における光強度分布は、光
記録媒体上の記録マーク列による回折パターンと媒体面
上に集光された光の強度分布のファーフィールドパター
ンのコンボリューションで与えられる。そして、クロス
トークの有無により図4(a)に示すように変化する。
【0030】図4(a)に示すように光ビームの中心付
近はクロストークにより光強度分布が大きく滅少し、外
側は増加していることがわかる。よって、図4(b)に
示すように前述した方法で、再生ビームの中心付近を分
光素子を用いて取り除き通過した光のみを検出すれば、
クロストークによって光強度分布が変化したとしても光
検出器によって検出される光のエネルギーは変化しな
い。これにより再生信号はクロストークによる変動を受
けない。よって、クロストークによる光強度の減少が大
きい再生光の中心付近を分光素子により取り除いておく
ことで、隣接トラックの記録マークの影響を抑圧して媒
体上に記録された信号を精度良く再生できる。
【0031】図5に分光素子によって取り除かれる領域
の幅w(%)とクロストークとの関係をシミュレーショ
ンによって求めた結果を示す。ここで、wは再生光ビー
ムの直径に対する割合で示した。また、w=0%は分光
素子を入れない場合を表している。図5からwが0%よ
りも大きく50%よりも小さい場合にクロストークが低
減できており、シミュレーションにおいてはw=30%
の時に最もクロストークが低減できることがわかる。ま
た、20%から43%においてクロストークの目安であ
る−26dB以下になっている。
【0032】この結果をもとにw=25%として本例に
基づいた光記録再生装置を試作し、記録再生実験を行っ
た結果を図6に示す。図6(a)は光記録媒体上の一の
トラックのみに記録マークを記録し再生した時の信号
を、分光素子がある場合とない場合とについて測定した
結果である。また、図6(b)は光記録媒体上の一のト
ラックの両側の隣接トラックにも記録マークを記録し、
該一のトラックを再生した時の隣接トラックからの漏れ
込み信号(クロストーク)を分光素子がある場合とない
場合とについて測定した結果である。
【0033】これらの測定結果から、分光素子を挿入す
ることによってクロストークを1/2以下に低減できる
ことが実験的に明らかとなった。なお、実際の信号の検
出に必要なフォーカス信号、トラッキング信号は図示し
ないビームスプリッタで分離された光から検出される
が、周知の検出方法で良く、ここでは説明を省略する。
【0034】また、再生光ビームの中心部分を取り除く
手段として図1、2に示した分光素子及び分光素子搭載
部の代わりに、図7に示すような、長方形のミラーの長
手方向の両側に固定用の取っ手を付けた分光素子12を
用いても良い。また、同図において、分光素子12は再
生光ビームの取り除かれる中心部分の光が再生光ビーム
方向とは逆の方向に進むようにビーム方向と垂直な平面
内、即ちビーム方向と90度の角度をなして配置されて
いる。ここで、分光素子は前述したように再生光ビーム
の取り除きたい部分の方向を変えることが目的であるの
で、ビーム方向との角度を0度より大きく90度以下と
すれば良く、例えば図8に示すようにビーム方向と45
度の角度をなして配置されても良い。この分光素子によ
れば、分光素子搭載部が不要となり、低コストで前記形
態と同様にクロストークを低減できる。
【0035】また、図1、2に示した分光素子のように
平板ミラーを用いる代わりに、図9に示すようにプリズ
ムによる分光素子13を用いて再生光ビームの中心付近
の光の進行方向を変化させて取り除く方法も考えられ
る。この方法では既に広く用いられているプリズムを利
用できるため実現が容易である。
【0036】また、再生光ビームの中心部分を取り除く
手段として、図10に示すように、分光素子の代わりに
1/2波長板14と偏光ビームスプリッタ15とを用い
ることもできる。この方法では、分光素子を分光素子搭
載部に組み込む必要がなくなり、従来の光ディスク装置
に用いられている部品を用いることができ、低コストで
高トラック密度化を実現できる。
【0037】また、再生光ビームの中心部分を取り除く
手段として、図11に示すように分割集光素子16を用
いて、再生光を取り除きたい領域の光と検出したい領域
の光とに分け、取り除きたい領域の光は光検出器17に
光検出素子17aとともに組み込んだ光吸収素子17b
によって吸収する。この方法では、使用する部品の点数
を減らすことができるので、省スペースでの実現が可能
となる。
【0038】また、図2においては分光素子の両側を2
つの三角柱状のガラスで挟み込んで固定して分光素子搭
載部5を構成していたが、図12(a)に示すようにガ
ラスの平板上に三角柱状の突起を付けた分光素子搭載部
18に分光素子を固定しても良い。また、図12(b)
に示すようにガラスの平板に三角柱状の切り込みを設け
た分光素子搭載部19のその斜面に分光素子を固定して
も良い。さらにまた、図12(c)に示すようにガラス
の平板上にプリズムを固定して再生光ビームの中心付近
の進行方向を光吸収素子の方向に変えるようになした分
光素子20を用いても良い。
【0039】(第2の形態)次に、図13を参照して本
発明の第2の実施の形態を説明する。本形態と第1の形
態との相違点は、分光素子として用いられるミラーの透
過率にある。即ち全反射ミラーを用いる代わりに減光素
子、つまりハーフミラーを用いている。本形態の他の構
成は第1の形態のものと同様であるため説明を省略す
る。
【0040】減光素子21は、図13(b)に示すよう
に上面において光記録媒体上のビームの進行方向に平行
な2本の直線で囲まれた長方形のハーフミラーからな
り、同図(a)に示すように側面において再生光ビーム
と垂直な平面内、即ち光ビーム方向に対して90度の角
度をなして減光素子搭載部22に組み込まれている。
【0041】ここで、減光素子は再生光ビームの減光し
たい部分の光の一部を反射してその方向を変え、残りを
通過させることが目的であるので、ビーム方向との角度
を0度より大きく90度以下とすれば良く、例えば図1
4に示すように減光素子搭載部24によりビーム方向と
45度の角度をなして配置されても良い。
【0042】再生光ビームは、図15に示すように減光
素子21の形状に従い直線の分割境界線をもって、トラ
ック幅方向に減光素子を通過する領域23aと減光素子
によって減光される領域23bとに分割される。図15
の右側の図は減光素子21を通過した直後の再生光ビー
ムのx軸に沿った光強度分布を表している。ここに示す
ように、通過直後の光強度分布は、再生光ビームの中心
付近が減光されたものになっている。
【0043】図16は減光素子の幅と透過率とクロスト
ークとの関係を表している。減光素子の幅は再生光ビー
ムの直径で規格化してある。図中、白い部分が最もクロ
ストークが少ないことを表しており、黒くなるにつれて
クロストークが多くなることを表している。図面から、
遮光素子の幅に関しては、再生光ビームの直径の30%
から70%の時が透過率のマージンが広く確保できるた
め良好な範囲であり、55%の時に最も透過率のマージ
ンが広くなる最適値であることがわかる。また、透過率
に関しては、クロストークが−30dB以下となる範囲
が現れるのは、35%以下の時であることから、これが
望ましい範囲である。
【0044】図17は透過率が0%(遮光と等価),2
0%,30%の時の減光素子の幅とクロストークとの関
係を示している。図面から、最適な減光素子の幅におけ
るクロストークの値がわずかに増加しているものの、減
光素子の透過率が30%に近づくにつれて減光素子の幅
の設計マージンが広くなっていくことがわかる。
【0045】本形態によれば、減光素子を用いることに
より、クロストークを低減できるとともに、遮光素子に
おいては過剰に取り除かれていた信号を確保できるた
め、S/N比の低下も防ぐことができる。また、減光素
子の幅及び透過率の設計マージンを広くすることができ
る。
【0046】また、図13のような長方形の減光素子を
用いる代わりに、図18に示すような形状を持つ減光素
子25を用いても良い。図18に示す減光素子は、上面
において同一曲線の2曲線で囲まれた流線型の形状をし
たハーフミラーからなり、その幅広面がビームの軸方向
と直交しかつ流線型の長手方向が光記録媒体上の光ビー
ムの進行方向と同一面内に存在するように組み込まれて
いる。
【0047】また、減光素子によって減光される領域の
光のうち、反射される光は再生光ビームの進行方向以外
の方向に進めば良いので、例えば図19に示すように減
光素子搭載部24により幅広面とビームの軸方向とのな
す角が45度となるように配置し、減光素子25によっ
て減光される領域の光のうち反射された方の光の進行方
向が再生光ビームの進行方向と90度をなすようにして
も良い。
【0048】再生光ビームは、図20に示すように光記
録媒体A上のビーム進行方向に対し、減光素子25の形
状に従い曲線の分割境界線をもって、トラック幅方向に
減光素子を通過する領域26aと減光素子によって減光
される領域26bとに分割される。図20の右側の図は
減光素子25を通過した直後の再生光ビームのx軸に沿
った光強度分布を表している。
【0049】この減光素子を用いれば、再生光の減光領
域はトラック方向の±1次回折光と0次回折光とが重な
り合う領域に一致し、クロストークによる変動が最も多
く現れる部分であるため、この領域を減光することによ
り効率良く隣接トラックからのクロストークの影響を低
減できる。
【0050】(第3の形態)次に、図21を参照して本
発明の第3の実施の形態を説明する。本形態と第2の形
態との相違点は、減光素子として用いられているハーフ
ミラーの透過率分布にある。即ち、第2の形態ではハー
フミラーの透過率は場所に依らず一定であったが、本形
態においてはハーフミラーの透過率が場所により異な
る。本形態の他の構成は第1の形態のものと同様である
ため説明を省略する。
【0051】減光素子27は、図21(b)に示すよう
に中心部が最も光の透過率が低く、光記録媒体上のビー
ムの進行方向と直交する方向(トラック幅方向)に沿っ
て外側になるにつれ、透過率が連続的に増加している
(但し、図面では作図上の問題から3種類程度の段階表
現とした。)。また、減光素子27は減光素子搭載部2
8にビーム方向と垂直に組み込まれている。
【0052】ここで、減光素子によって減光される領域
の光のうち反射される光は再生光ビームの進行方向以外
の方向に進めば良いので、例えば図22に示すようにビ
ームの軸方向とのなす角が45度となるように配置して
も良い。光記録媒体上のビームの進行方向に関しては同
じ透過率である。また、同図(a)に示すように側面に
おいて再生光ビームの進行方向と45度の角度をなして
減光素子搭載部30に組み込まれている。
【0053】図23はこの光の透過率が連続的に変化す
る減光素子27によって減光される再生光ビームの減光
素子通過直後の光強度分布を表している。図に示すよう
に、x軸方向に関しては中心付近で最も減光される割合
が高く、外側にいくにつれて低くなっており、y軸方向
に関しては減光される割合は同じである。
【0054】また、減光素子の遮光率分布の例を図24
に示す。図に示すように、(a)においては再生光ビー
ムの中心が最も遮光率が高く、外側にいくにつれて直線
的に遮光率が低下しており、(b)においてはガウシア
ンに近似した形で遮光率が低下している。
【0055】図25は図24(a),(b)において示
した遮光率分布を持つ減光素子を用いた場合の減光され
る領域の幅とクロストークとの関係を、遮光素子を用い
た場合と併せて示している。図から、ガウシアン及び線
形の遮光率分布を持つ減光素子を用いた場合、−26d
Bを満足する減光素子の設計マージンは遮光素子を用い
た場合に比べて広くなっていることがわかる。また、ク
ロストークが最も低減できる最適幅におけるクロストー
クの値は、遮光素子を用いた場合と同等以上に低い値と
なっている。
【0056】本形態によれば、クロストークの低減とS
/N比の確保を共に高い次元で実現できる。また、減光
素子の透過率分布を設計することによって、記録再生特
性に合わせてクロストークの低減とS/Nの確保を最適
化することができる。これにより光記録再生装置の設計
マージンが広がり、様々な方式を用いた特性の異なる同
一種の光記録再生装置に対して幅広く適用して狭トラッ
ク記録された情報を再生することができ、しかも出力さ
れる信号の特性をほぼ一様にすることもできる。
【0057】また、図21において示した透過率が連続
的に変化する減光素子を用いる代わりに、図26に示す
ように幅の異なる細い遮光素子を並べた遮光帯群を用い
ることもできる。
【0058】ここで、同図(a)に示すように、遮光帯
群31はビーム方向と垂直な平面内に遮光帯の長手方向
が光記録媒体上のビーム進行方向と平行になるように遮
光帯搭載部32に組み込まれている。また、遮光帯にミ
ラーを用いた場合、その反射光の軸が再生光ビームとず
れるようにするには、例えば図27に示すように、側面
において遮光帯群31の遮光帯の並び方向が光ビームの
進行方向と45度の角度をなすように遮光帯群搭載部3
4に組み込むようにしても良い。
【0059】図28の左側の図は、再生光ビーム断面3
3のうち、遮光帯群を通過する領域群33aと遮光帯群
によって部分的に遮光される領域群33bとを示してお
り、右側の図は遮光帯群を通過した直後の光強度分布を
表している。図に示すように、x軸方向に関しては中心
付近の遮光される領域の幅が広く、外側にいくにつれて
遮光される領域の幅が狭くなっている。
【0060】この減光素子を用いれば、減光素子の透過
率を連続的に変化させるための高度な製作技術を要求し
ないので低コスト化が可能であり、かつ透過率が連続的
に変化する減光素子を用いた場合と同等にクロストーク
を低減できる。
【0061】また、図26に示した遮光帯群を用いる代
わりに、図29に示すように光記録媒体上のビーム進行
方向と平行な複数の直線と垂直な複数の直線によって分
割された微小な複数の領域のいくつかに微小な遮光帯を
配置した遮光素子群35を遮光帯群搭載部36に組み込
んで用いても良い。また、図27と同様に、図30に示
すように側面において遮光帯群35の遮光帯の並び方向
が光ビームの進行方向と45度の角度をなすように遮光
帯群搭載部38に組み込むようにしても良い。
【0062】この減光素子を用いれば、微小な遮光素子
を2次元的に配列することができるため、隣接トラック
の記録マークによる光強度分布の変動の影響を2次元的
に細かく制御することができ、2次元的に透過率が変化
する減光素子と同等にクロストークを低減できる。
【0063】また、光の透過率が連続的に変化する減光
素子の例として、図31に示すように、透過率を光記録
媒体上のビームの進行方向に対しても中心から外側にむ
けて連続的に増加させる方法がある。ここで、同図
(a)に示すように、減光素子39はビーム方向と垂直
な平面内に存在するように減光素子搭載部40に組み込
まれている。
【0064】また、減光素子からの反射光の軸が再生光
ビームとずれるようにするには、例えば図32に示すよ
うに、側面において減光素子39が光ビームの進行方向
と45度の角度をなすように遮光帯群搭載部42に組み
込むようにしても良い。
【0065】図31、32に示す例においては減光素子
上の光ビームの中心軸が通過する点が最も透過率が低
く、そこからビームの半径方向に同心円状に連続的に外
側に向かって透過率が増加している(但し、図面では作
図上の問題から3種類程度の段階表現とした。)。
【0066】この減光素子39によって減光された光
は、図33に示すように減光素子を通過する領域41a
と減光素子によって減光される領域41bとに分けら
れ、減光される領域41bにおいては光ビームの中心付
近が最も光強度の減少率が大きくなり、外側に行くに連
れて減少率が小さくなっている。
【0067】この減光素子を用いれば、隣接トラックか
らのクロストークが低減できるだけでなく、線記録密度
も増加させることができる。これは、減光素子の位置に
おける光ビームの強度分布は光記録媒体上で反射した光
ビームのフーリエ変換で与えられるため、中心付近を多
く減光することは光記録媒体上の情報の空間周波数分布
の高域を強調することに等しくなるためである。
【0068】(第4の形態)次に、図34を参照して本
発明の第4の実施の形態を説明する。本形態と第1乃至
第3の形態との相違点は、分光(遮光)素子または減光
素子をシャッターに搭載し、遮光素子または減光素子を
必要に応じて再生光ビーム中に挿入したり取り除いたり
することにある。また、このシャッターは光検出器から
の出力信号を参照してシャッター制御部により制御され
る。
【0069】図中、1はレーザ、2はビーム整形部、3
はビームスプリッタ、4は対物レンズ、7は集光レン
ズ、8は光検出器、51は遮光または減光素子、52は
シャッター、53はシャッター制御部、Aは光記録媒体
である。
【0070】以下、本例の動作を説明するが、レーザ1
から出力された光がシャッター52に組み込まれた遮光
または減光素子51に到達するまでは第1の形態と同様
であるため説明を省略する。
【0071】シャッター52はその初期状態において遮
光または減光素子51が再生光ビームに照射されない状
態を保持する。シャッター制御部53は光検出器8から
の信号を参照することによって、光記録媒体Aが高記録
密度の媒体か低記録密度の媒体かを判断し、本発明で用
いるような高記録密度の媒体であれば、遮光または減光
素子51を挿入して再生光ビームの中心付近を遮光ある
いは減光し、前述した各形態に示したように隣接トラッ
クからのクロストークを低減する。これに対して本発明
以前の記録方法で用いるような低記録密度の媒体であれ
ば、遮光または減光素子51を取り除いたままの状態と
し、再生光をそのまま通過させる。
【0072】この時、予め高密度光記録媒体であること
を示す情報を媒体に記録しておき、それを読み出すこと
によって得られた信号をもとにシャッター制御部53が
媒体を判断しても良いし、光記録媒体上の溝の形状の違
いに起因したトラッキング信号またはフォーカス信号の
変化をもとに媒体の違いを判断しても良い。
【0073】このようにしてシャッター52を通過した
光は集光レンズ7により検出され、再生信号が出力され
る。
【0074】図35にシャッターの詳細を示す。図に示
すように遮光または減光素子51はガイド溝54によっ
て固定され、光記録媒体上のビームの進行方向と平行に
移動できる機構となっている。遮光または減光素子51
を移動するための動力は既に一般的に用いられているも
のを用いることができるため、具体的な説明は省略す
る。
【0075】本形態によれば、クロストークを低減する
ことによって高密度記録を実現できるとともに、本発明
の光記録装置で用いる高密度光記録媒体と、従来から用
いられてきた光記録媒体を共に記録再生することがで
き、これらの媒体に互換性を持たせることが可能とな
る。
【0076】また、図35に示したスライド式のシャッ
ターを用いる代わりに、図36に示すような機構のシャ
ッターを用いても良い。図に示すように遮光または減光
素子55は細長い4角柱状であり、その片側がモータ5
6の回転軸に固定されている。遮光または減光素子の位
置決め治具57は円筒状の形状をなしており、その中心
軸が再生光ビームの中心軸と一致するように固定されて
おり、本発明において用いる高密度光記録媒体の再生時
には遮光または減光素子55を前述した再生光ビームス
ポットの中心付近に固定できるように切り込み57aが
設けられている。
【0077】遮光または減光素子55はモータ56が図
36中で時計回りに回転することによって取り除くこと
ができる。逆に挿入する際にはモータ56を反時計回り
に回転させれば良い。本構成によれば、素子を平行移動
させる必要がないため機構を簡略化でき、省スペースで
シャッター機能を持たせることができる。
【0078】また、遮光素子または減光素子とシャッタ
ーとを用いる代わりに、図37に示すような液晶素子搭
載部58と液晶素子59を用いても良い。従来の光記録
媒体との互換性は、液晶素子制御部60が光検出器8か
らの再生信号を参照して媒体の種類を判断し、液晶素子
59をオン・オフさせることによって実現できる。
【0079】液晶素子59が光を吸収する領域は素子中
の電極形状によって決定されるため、電極形状を遮光ま
たは減光したい領域に合わせておく。また、減光する場
合には液晶が所望の透過率となるように電極に加える電
圧を決定する。
【0080】本構成によれば、遮光帯及び減光帯のオン
・オフを電気的に行うので、高速な切り替えが可能であ
る。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光のレンズによるフーリエ変換作用を利用してクロスト
ークを抑圧でき、光記録媒体上の記録情報を精度良く検
出できる。また、従来の低記録密度の媒体を再生可能
な、互換性を有する光記録再生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図
【図2】図1中の分光素子の詳細を示す図
【図3】図2の分光素子による再生光ビームの分割のよ
うすと光強度分布を示す図
【図4】第1の実施の形態におけるクロストークの再生
光への影響を示す図
【図5】第1の実施の形態における分光素子によって取
り除かれる領域の幅とクロストークとの関係をシミュレ
ーションした結果を示す図
【図6】第1の実施の形態における再生信号波形及び漏
れ込み信号波形図
【図7】分光素子の他の例を示す図2と同様な図
【図8】分光素子のさらに他の例を示す図2と同様な図
【図9】分光素子のさらに他の例を示す図2と同様な図
【図10】本発明の第1の実施の形態の他の構成例を示
す図
【図11】本発明の第1の実施の形態のさらに他の構成
例を示す図
【図12】分光素子のさらに他の例を示す図2と同様な
【図13】本発明の第2の実施の形態の要部を示す図
【図14】減光素子の他の例を示す図13と同様な図
【図15】第2の実施の形態における図3と同様な図
【図16】第2の実施の形態における減光素子の幅と透
過率とクロストークとの関係を示す図
【図17】第2の実施の形態における図5と同様な図
【図18】減光素子のさらに他の例を示す図13と同様
な図
【図19】減光素子のさらに他の例を示す図13と同様
な図
【図20】図18または図19の減光素子を用いた場合
の図15と同様な図
【図21】本発明の第3の実施の形態の要部を示す図
【図22】減光素子の他の例を示す図21と同様な図
【図23】第3の実施の形態における図3と同様な図
【図24】減光素子の遮光率分布の例を示す図
【図25】第3の実施の形態における図5と同様な図
【図26】遮光帯を用いた減光素子の例を示す図21と
同様な図
【図27】遮光帯を用いた減光素子の他の例を示す図2
1と同様な図
【図28】図26または図27の減光素子を用いた場合
の図23と同様な図
【図29】遮光帯を用いた減光素子のさらに他の例を示
す図21と同様な図
【図30】遮光帯を用いた減光素子のさらに他の例を示
す図21と同様な図
【図31】減光素子のさらに他の例を示す図21と同様
な図
【図32】減光素子のさらに他の例を示す図21と同様
な図
【図33】図31または図32の減光素子を用いた場合
の図23と同様な図
【図34】本発明の第4の実施の形態を示す構成図
【図35】図34中のシャッターの詳細を示す図
【図36】シャッターの他の例を示す図
【図37】本発明の第4の実施の形態の他の構成例を示
す図
【符号の説明】
1…レーザ、2…ビーム整形部、3…ビームスプリッ
タ、4…対物レンズ、5,18,19…分光素子搭載
部、6,12,13,20…分光素子、7…集光レン
ズ、8,17…光検出器、9…光吸収素子、14…1/
2波長板、15…偏光ビームスプリッタ、16…分割集
光素子、21,25,27,39…減光素子、22,2
4,28,30,40,42…減光素子搭載部、31,
35…遮光帯群、32,34,36,38…遮光帯群搭
載部、51,55…遮光または減光素子、52…シャッ
ター、53…シャッター制御部、56…モータ、57…
遮光または減光素子の位置決め治具、58…液晶素子搭
載部、59…液晶素子、60…液晶素子制御部、A…光
記録媒体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体に記録された情報を光ビーム
    を用いて再生する光記録再生方法において、 光記録媒体上に光ビームを照射し、 該光記録媒体からの光の中心部分の進行方向を他の部分
    とは別の方向に変化させ、 該他の部分の光のみを集光して検出し、記録情報を再生
    することを特徴とする光記録再生方法。
  2. 【請求項2】 光記録媒体に記録された情報を光ビーム
    を用いて再生する光記録再生方法において、 光記録媒体上に光ビームを照射し、 該光記録媒体からの光の中心部分を減光し、 通過した光を集光して検出し、記録情報を再生すること
    を特徴とする光記録再生方法。
  3. 【請求項3】 光記録媒体に記録された情報を光ビーム
    を用いて再生する光記録再生装置において、 光記録媒体上に光ビームを照射する光照射手段と、 光記録媒体からの光の中心部分の進行方向を他の部分と
    は別の方向に変化させる分光素子と、 該分光素子を通過した他の部分の光のみを集光して検出
    し、記録情報を再生する情報再生手段とを備えたことを
    特徴とする光記録再生装置。
  4. 【請求項4】 光記録媒体に記録された情報を光ビーム
    を用いて再生する光記録再生装置において、 光記録媒体上に光ビームを照射する光照射手段と、 光記録媒体からの光の中心部分を減光する減光素子と、 該減光素子を通過した光を集光して光を検出し、記録情
    報を再生する情報再生手段とを備えたことを特徴とする
    光記録再生装置。
  5. 【請求項5】 減光する部分の透過率が位置によって異
    なる減光素子を用いたことを特徴とする請求項4記載の
    光記録再生装置。
  6. 【請求項6】 分光素子あるいは減光素子を必要に応じ
    て光記録媒体からの光の光路中に出し入れするシャッタ
    ーを設けたことを特徴とする請求項3乃至5いずれか記
    載の光記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310841B1 (en) 1998-03-17 2001-10-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical pickup for narrow track optical discs
WO2003052756A1 (fr) * 2001-12-14 2003-06-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede de lecture optique d'informations, dispositif a tete optique et unite de traitement optique d'informations

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