JPH07169129A - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

Info

Publication number
JPH07169129A
JPH07169129A JP5311513A JP31151393A JPH07169129A JP H07169129 A JPH07169129 A JP H07169129A JP 5311513 A JP5311513 A JP 5311513A JP 31151393 A JP31151393 A JP 31151393A JP H07169129 A JPH07169129 A JP H07169129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
beam splitter
magneto
optical head
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5311513A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakuni Yamamoto
昌邦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5311513A priority Critical patent/JPH07169129A/ja
Publication of JPH07169129A publication Critical patent/JPH07169129A/ja
Priority to US08/594,326 priority patent/US5777974A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/13Optical detectors therefor
    • G11B7/131Arrangement of detectors in a multiple array
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10532Heads
    • G11B11/10541Heads for reproducing
    • G11B11/10543Heads for reproducing using optical beam of radiation
    • G11B11/10545Heads for reproducing using optical beam of radiation interacting directly with the magnetisation on the record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1356Double or multiple prisms, i.e. having two or more prisms in cooperation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部品点数を削減し、小型化及び軽量化の
可能な光磁気情報再生用の光ヘッドを提供する。 【構成】 半導体レーザ1からの光ビームを光磁気ディ
スク8にスポット照射し、光磁気ディスク8の光磁気効
果によって生ずる光と光磁気ディスク8に照射される光
ビームをスポット状に絞るための対物レンズ6の曲面で
の回折によって生ずる光とを干渉させ、その干渉光を2
分割光検出器9で検出することにより、記録情報を再生
する光ヘッドにおいて、半導体レーザ1からの光ビーム
を光磁気ディスク8の方へとほぼ90度偏向させる手段
としてP偏光透過率がほぼ100%の偏光ビームスプリ
ッタ4を用い、光磁気ディスク8からの反射光のうちの
偏光ビームスプリッタ4を透過した光を2分割光検出器
9を用いて検出することにより、光磁気ディスク8の記
録情報を再生する様にしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体の記録
情報を再生する光ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明の背景】図5は、従来の光磁気記
録再生装置の光ヘッドの概略構成図である。図5におい
て、光源たる半導体レーザ19から射出された発散光束
は、コリメータレンズ20で平行化され、ビーム整形プ
リズム21で断面楕円形状の平行光束とされる。この光
束は、P偏光として偏光ビームスプリッタ22に入射す
る。この偏光ビームスプリッタ22の特性は、例えば、
P偏光透過率60%、P偏光反射率40%、S偏光透過
率0%、S偏光反射率100%である。偏光ビームスプ
リッタ22を透過したP偏光光束は、対物レンズ23に
より集光され、光磁気ディスク24の磁性層上に光スポ
ットを形成する。また、この光ビームスポット位置に対
し、磁気ヘッド25から磁界が印加され、磁性層上に情
報磁区が記録される。
【0003】光磁気ディスク24からの反射光は、対物
レンズ23を介して偏光ビームスプリッタ22に戻り、
ここで反射光の一部が分離されて再生光学系27へと進
行する。再生光学系27へ入射した光束は、先ず、偏光
ビームスプリッタ26で更に2つに分離される。この偏
光ビームスプリッタ26の特性は、例えば、P偏光透過
率20%、P偏光反射率80%、S偏光透過率0%、S
偏光反射率100%である。
【0004】偏光ビームスプリッタ26を透過した光束
は、集光レンズ35を介してビームスプリッタ36へと
導かれ、ここで2つに分離され、一方がトラッキングエ
ラー検出用光検出器37に導かれ、他方がナイフエッジ
38を介してフォーカシングエラー検出用光検出器39
に導かれる。そして、これらの制御光学系により、光ビ
ームスポットのオートトラッキングやオートフォーカシ
ングのためのエラー信号が生成される。
【0005】再生光学系27において、偏光ビームスプ
リッタ26で反射された光束は、1/2波長板28を通
過して偏光方向を45°回転せしめられ、集光レンズ2
9により集光せしめられ、偏光ビームスプリッタ30に
到達する。この偏光ビームスプリッタ30の特性は、例
えば、P偏光透過率20%、P偏光反射率80%、S偏
光透過率0%、S偏光反射率100%である。偏光ビー
ムスプリッタ30により2つに分割された光束はそれぞ
れ光検出器31,32に入射する。これら光検出器の検
出信号は差動アンプ33で差動増幅され、再生信号34
が生成される。
【0006】垂直磁化の向きとして情報が記録された光
磁気記録媒体に直線偏光を照射すると、その反射光の偏
光方向は磁化の向きに応じて右回りまたは左回りのいず
れかに回転する。例えば、光磁気記録媒体に入射する直
線偏光の偏光方向を、図6に示す様に、P方向とする
と、下向き磁化の場合の反射光の偏光方向は角度+θK
回転してR+ となり、上向き磁化の場合の反射光の偏光
方向は角度−θK 回転してR- となる。そこで、図6に
示す様に検光子の方向を設定すると、該検光子を透過す
る光は、R+ の場合はAとなり、R- の場合はBとな
る。これを光検出器で検出すると、光強度の差として情
報を得ることができる。図5の例では、偏光ビームスプ
リッタ30が検光子の役目をしており、分離する一方の
光束に対してP方向から+45度の方向の検光子となり
他方の光束に対してP方向から−45度の方向の検光子
となる。従って、光検出器31と光検出器32では、得
られる信号成分は逆相となるので、これらの信号を差動
増幅し検出することで、ノイズの軽減された再生信号を
得ることができる。
【0007】ところで、近年、記憶容量を大きくするた
めに、情報ピットの中心位置間隔に意味をもたせるマー
ク間記録方式から、情報ピットの長さに意味をもたせる
マーク長記録方式へと移行しつつある。このマーク長記
録された情報の再生は、従来、光ヘッドで光学的に得ら
れるピットの信号を電気的に微分等の処理を施して、情
報ピットのエッジ部を検知することにより行われてい
た。これに対し、光学的に直接ピットエッジを検出する
再生方式が提案されている(特願平4−47789
号)。この方式について、以下、図7〜図10を参照し
ながら説明する。
【0008】図7には、この再生方式に用いる光ヘッド
の構成図が示されている。この図において、上記図5に
おけると同様の機能を有する部材には同一の符号が付さ
れている。対物レンズ23は、NAが0.55程度のも
ので、大きな曲率の曲面をもつ。この曲面に半導体レー
ザ19からの直線偏光が入射すると、曲面の各位置で異
なる方向に偏光面のわずかな回転が生ずる。その結果、
入射直線偏光の方向に直交する方向の偏光成分をみる
と、後述する様に、四葉のクローバ状の回折像が得られ
る。半導体レーザ19からの光束はP偏光であり、対物
レンズ23を経て光磁気ディスク24に照射される。こ
の時のP偏光光束の偏光方向は、光磁気ディスク24の
トラックと平行または垂直となる様に設定されている。
【0009】光磁気ディスク24に入射した光束が反射
される際には、光磁気効果(カー効果やファラデー効
果)により、S偏光成分を生ずる。反射光束は、再び対
物レンズ23を通って平行光束となる。この平行光束に
は、光磁気ディスク24の光磁気効果により生じたS偏
光の他に、対物レンズ23の曲面で生じたS偏光が含ま
れている。
【0010】この光磁気ディスク24からの反射光束の
一部は、偏光ビームスプリッタ22で反射され、偏光ビ
ームスプリッタ40に導かれる。この偏光ビームスプリ
ッタ40の特性は、例えば、P偏光透過率100%、P
偏光反射率0%、S偏光透過率0%、S偏光反射率10
0%である。これにより、P偏光光束は、偏光ビームス
プリッタ40を透過して制御光学系へと導かれ、オート
フォーカシング及びオートトラッキング用のエラー信号
が生成される。一方、S偏光光束は、偏光ビームスプリ
ッタ40で反射されて、再生光学系の集光レンズ41へ
と導かれ、2分割光検出器42の各検出面で検出され
る。これら各検出面の検出信号を差動アンプ43で差動
増幅することにより、再生信号44が生成される。尚、
2分割光検出器42の分割線は光磁気ディスク24のト
ラックに平行に設けてある。2分割光検出器42に入射
する光は、光磁気効果により生じたS偏光光束及び対物
レンズ23の曲面で生じたS偏光の光束である。
【0011】光磁気効果により生ずるS偏光光束は、図
6からもわかる様に、上向き磁化で反射したS+ の光束
と下向き磁化で反射したS- の光束であり、両者の位相
差はπである。つまり、光スポット内に上向き磁化と下
向き磁化との境界(エッジ部)が入ってくると、深さλ
/4のピットの場合のエッジ部と同様な光の回折が生ず
る。このことについては、後述する。
【0012】また、対物レンズ23の曲面で生ずるS偏
光光束については、次の様になる。図8において、42
−1,42−2は2分割光検出器42の検出面を示し、
矢印Aは光学的に対応する情報トラックの方向を示す。
また、図8の(a)は光磁気効果によって生ずるS+
光の分布を示し、図8の(b)は対物レンズ23の曲面
で生ずるS偏光回折光の分布を示している。図8(b)
では四葉状の分布となり、それぞれ対向する葉の光の位
相は同一であり、隣り合う葉の位相差はπである。この
(b)の分布は、光磁気ディスク24上の磁化の向きに
関係なく、2分割光検出器42上に現れる。
【0013】図9は、図8(b)のB−B’,C−C’
における断面での光の振幅を示したものである。図9の
(a)はB−B’における断面での光の振幅を示し、図
9の(b)はC−C’における断面での光の振幅を示
す。
【0014】図10を用いて、この再生方式を更に詳細
に説明する。
【0015】図10の(a)は再生用の光ビームスポッ
トと磁区との関係を示す図であり、45は情報トラック
であり、46は磁界変調方式で記録された磁区である。
尚、記録方式は、光変調方式であってもよい。また、光
磁気ディスク24は、初期状態において全面にわたって
下向きに磁化されていたものとする。従って、磁区46
の磁化は上向きである。光ビームスポット47は、この
様に磁区46が記録された情報トラック45上を、4
8,49,50,51の様にA方向に走査する。図10
の(b)は図10の(a)の光スポットの各位置におけ
る光磁気効果により生じたS偏光の2分割光検出器42
上の分布を示した図である。42−1,42−2は2分
割光検出器42の各検出面を示す。光ビームスポットの
47及び51の位置では、スポット内の磁化の向きは全
て下向きであるので、光の回折は生じておらず、2分割
光検出器42上の分布は円形となる。光ビームスポット
の48及び50の位置では、スポット内に磁区46のエ
ッジが位置し、上向き磁化と下向き磁化とが混在してい
るため、トラック45に平行方向に光が回折され、2分
割光検出器42上では図示する様な光分布が得られる。
この時の左右の2つの分布領域の光の位相差はπである
が、光ビームスポットの48の位置と50の位置とで
は、左右の領域の位相関係は逆転している。また、光ビ
ームスポットの49の位置では、スポット内の磁化は殆
ど上向きであるので、光の回折は実質上生じておらず、
図示する様な光分布が得られる。尚、この光ビームスポ
ットの49の位置の位相と光ビームスポットの47及び
51の位置の位相とではπの差がある。
【0016】図10の(c)は、図10の(b)のD−
D’線での断面の光の振幅を各光ビームスポット位置で
示したものである。図10の(d)及び(e)は、それ
ぞれ図10の(b)に示した光の分布と図8の(b)に
示した光の分布とを2分割光検出器42上で干渉させた
結果の光強度分布を示した図であり、図10の(d)
は、B−B’線における強度分布であり、図10の
(e)はC−C’線における強度分布である。これら図
10の(d)及び(e)の分布でみると、光ビームスポ
ットの47,49及び51の位置では、2分割光検出器
42上で左右の分布はそれぞれ非対称となるが、検出面
42−1と42−2とで光量は同一である。これに対
し、磁区46のエッジ位置に対応する光ビームスポット
の48及び50の位置では、2分割光検出器42上で左
右の分布はそれぞれ対称となるが、検出面42−1と4
2−2とで光量に差が生ずる。従って、検出面42−1
と42−2との出力を差動アンプ43で差動増幅する
と、図10の(f)に示す様に、検出面42−1と42
−2とで光量が同一である47,49,51のスポット
位置では再生信号は0であるのに対し、検出面42−1
と42−2とで光量に差が生ずる48,50のスポット
位置では、正または負の方向にピークをもつ再生信号が
得られる。従って、この再生信号の正負のピークの位置
を検出することで、磁区46のエッジを直接検出するこ
とができる。
【0017】かくして、磁区のエッジを直接的に検出す
ることができるとともに、図7に示されるように、光ヘ
ッドの特に再生光学系の構成を幾分簡単化することがで
きる。
【0018】一方、光ヘッドを小型化する技術として、
図11に示す様に、オートフォーカシング及びオートト
ラッキングに用いるエラー信号の検出を、半導体レーザ
内に設けた光検出器で行うものが提案されている。図1
1において、半導体レーザチップ53から射出された光
ビームは、ホログラムが形成されているカバー54を透
過し、記録媒体側へと導かれる。記録媒体で反射された
光ビームは同じ光路をたどって半導体レーザ52へと戻
ってくる。戻ってきた光の一部はカバー54のホログラ
ムにより偏向せしめられ、多分割光検出器55へと導か
れる。カバー54のホログラムは格子周波数の異なる複
数の領域からなっており、各領域から対応する光検出面
へと光ビームが導かれる。これにより、例えば、フォー
カシングエラー信号はフーコー法により得られ、トラッ
キングエラー信号はプッシュプル法により得られる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
様な四葉状の回折光束を利用した再生方式の光ヘッドの
例では、更なる小型化が要求されている。また、以上の
様なエラー信号検出機能を備えた半導体レーザでは、光
磁気情報信号は再生できないため、図5で示した従来の
再生光学系を用いており、再生系の小型化が十分でない
という問題があった。
【0020】本発明は、この様な技術的背景において、
構成部品点数を削減し、小型化及び軽量化の可能な光磁
気情報再生用の光ヘッドを提供することを目的とするも
のである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、光源からの光ビームを光磁気
記録媒体にスポット照射し、その反射光に基づき前記光
磁気記録媒体の記録情報を再生する光ヘッドであって、
前記光磁気記録媒体の光磁気効果によって生ずる光と前
記光磁気記録媒体に照射される光ビームをスポット状に
絞るためのレンズの曲面での回折によって生ずる光とを
干渉させ、その干渉光を光検出器で検出することによ
り、記録情報を再生する光ヘッドにおいて、前記光源か
らの光ビームを前記光磁気記録媒体の方へと偏向させる
手段として偏光ビームスプリッタを用いてなることを特
徴とする光ヘッド、が提供される。
【0022】本発明の一態様においては、前記光磁気記
録媒体からの反射光のうちの前記偏光ビームスプリッタ
を透過した光を分割光検出器を用いて検出することによ
り、前記光磁気記録媒体の記録情報を再生する様にして
なる。
【0023】本発明の一態様においては、前記偏光ビー
ムスプリッタによる偏向角は、ほぼ90度である。
【0024】本発明の一態様においては、前記偏光ビー
ムスプリッタは、P偏光に対する透過率が0%ではなく
且つS偏光に対する反射率がほぼ100%である。その
一態様においては、前記偏光ビームスプリッタは、P偏
光に対する透過率がほぼ100%である。
【0025】本発明の一態様においては、前記偏光ビー
ムスプリッタへは前記光源側からS偏光成分を含む光が
入射せしめられる。
【0026】本発明の一態様においては、前記偏光ビー
ムスプリッタへは前記光源側からP偏光成分を含む光が
入射せしめられ、そのうちの前記偏光ビームスプリッタ
を透過した光を光検出器で検出して前記光源の出力をモ
ニタする様にしてなる。
【0027】本発明の一態様においては、前記偏光ビー
ムスプリッタは、S偏光に対する透過率が0%ではなく
且つP偏光に対する反射率がほぼ100%である。その
一態様においては、前記偏光ビームスプリッタは、S偏
光に対する透過率がほぼ100%である。
【0028】本発明の一態様においては、前記偏光ビー
ムスプリッタへは前記光源側からP偏光成分を含む光が
入射せしめられる。
【0029】本発明の一態様においては、前記偏光ビー
ムスプリッタへは前記光源側からS偏光成分を含む光が
入射せしめられ、そのうちの前記偏光ビームスプリッタ
を透過した光を光検出器で検出して前記光源の出力をモ
ニタする様にしてなる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0031】図1は本発明による光ヘッドの第1の実施
例を示す概略構成図である。
【0032】図1において、1は光源としての半導体レ
ーザであり、ここから射出される光ビームはビームスプ
リッタ2に入射する。このビームスプリッタ2の特性
は、透過率80%で反射率20%である。ビームスプリ
ッタ2を透過した光は、コリメータレンズ3を経て平行
光とされ、偏光ビームスプリッタ4に導かれる。この偏
向ビームスプリッタ4に入射する光ビームはS偏光の偏
光面に対してわずかに傾いた偏光面をもつ直線偏光であ
る。この偏光ビームスプリッタ4の特性は、P偏光透過
率100%、P偏光反射率0%、S偏光透過率0%、S
偏光反射率100%である。偏光ビームスプリッタ4に
入射する平行光はS偏光からわずかに回転した偏光面の
直線偏光であるから、そのわずかな一部のP偏光成分光
は、偏光ビームスプリッタ4を透過し、光検出器5で検
出される。この検出信号は、半導体レーザ1の出力のモ
ニタに利用される。残りの大部分のS偏光成分光は、偏
光ビームスプリッタ4で反射され、光磁気ディスクの8
の方へと90°偏向せしめられる。偏向光ビームは対物
レンズ6により微小光スポットとして光磁気ディスク8
の情報トラック上に照射される。7はオートフォーカシ
ング及びオートトラッキングを行うための対物レンズ駆
動コイルである。
【0033】光磁気ディスク8からの反射光は対物レン
ズ6を経て再びほぼ平行光とされ、偏光ビームスプリッ
タ4に戻る。図7〜10に関し前述した様に、この反射
光は、光磁気ディスク8の光磁気効果で生じたP偏光と
対物レンズ6の曲面で生じたP偏光回折光とが含まれて
いる。これらのP偏光は、偏光ビームスプリッタ4を透
過し、2分割光検出器9により検出される。この2分割
光検出器9の分割線の方向は、光照射位置での光磁気デ
ィスク8の情報トラックの方向と光学的に対応してい
る。この2分割光検出器9による光磁気情報の再生は、
図7〜10に関し前述したと同様な方法で行われる。
【0034】光磁気ディスク8からの反射光のうちのS
偏光成分は、偏光ビームスプリッタ4で反射され、コリ
メータレンズ3を経てビームスプリッタ2に戻る。ビー
ムスプリッタ2で反射され光は、シリンドリカルレンズ
10、ミラー11を経て多分割光検出器12で検出さ
れ、エラー信号が出力される。ここでは、非点収差法を
用いてフォーカシングエラー信号を得、プッシュプル法
を用いてトラッキングエラー信号を得ているが、他の方
法であってもよいことはもちろんである。尚、オートフ
ォーカシング及びオートトラッキング用のエラー信号を
検出するために必要な光量に応じて、ビームスプリッタ
2の特性を設定すればよい。
【0035】以上の様に、本実施例では、対物レンズに
よる四葉状の回折光を利用した再生方式を利用する光ヘ
ッドにおいて偏光ビームスプリッタ4を用いることで、
図7に示した光ヘッドに比べて再生系の構成が格段に簡
素化されている。
【0036】図2は本発明による光ヘッドの第2の実施
例を示す概略構成図である。本図において、上記図1に
おけると同様の機能を有する部材には同一の符号が付さ
れている。
【0037】本実施例においては、半導体レーザ13か
ら射出された光の一部は、ビームスプリッタ2により反
射され、光検出器14で検出される。ここでは、半導体
レーザ13の出力のモニタは光検出器14により行う。
この場合、半導体レーザ13から射出される光ビームは
S偏光としてよく、偏光ビームスプリッタ4での光量損
失はほとんどなくなる。
【0038】図3は本発明による光ヘッドの第3の実施
例を示す概略構成図である。本図において、上記図1及
び図2におけると同様の機能を有する部材には同一の符
号が付されている。
【0039】本実施例においては、半導体レーザ15と
して、図11に関し説明したエラー信号検出機能付きの
半導体レーザが用いられている。この半導体レーザ15
から射出された光ビームは、図1の実施例と同様に、S
偏光の偏光面からわずかに回転した偏光面をもつ直線偏
光である。オートフォーカシング及びオートトラッキン
グ用のエラー信号の検出は半導体レーザ15内の検出系
で行われるので、図1の実施例で用いたビームスプリッ
タ2、シリンドリカルレンズ10、ミラー11及び光検
出器12は不要となり、その分更に小型化される。
【0040】図4は本発明による光ヘッドの第4の実施
例を示す概略構成図である。本図において、上記図1〜
図3におけると同様の機能を有する部材には同一の符号
が付されている。
【0041】本実施例では、コリメータレンズを使用し
ておらず、いわゆる有限系の光ヘッドである。対物レン
ズ16は、駆動コイル17により他の光学素子と一体的
に制御される。もちろん、対物レンズのみを駆動する様
にしてもよい。
【0042】以上の第2〜第4の実施例で第1の実施例
と同様の効果が得られることはもちろんである。
【0043】尚、本発明には、上記実施例の記載におけ
るP偏光及びS偏光をそれぞれS偏光及びP偏光と読み
替えた実施例も含まれる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ヘッド
によれば、構成部品点数を少なくでき、一層の小型化及
び軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ヘッドの第1の実施例を示す概
略構成図である。
【図2】本発明による光ヘッドの第2の実施例を示す概
略構成図である。
【図3】本発明による光ヘッドの第3の実施例を示す概
略構成図である。
【図4】本発明による光ヘッドの第4の実施例を示す概
略構成図である。
【図5】従来の光磁気記録再生装置の光ヘッドの概略構
成図である。
【図6】光磁気信号検出の説明図である。
【図7】対物レンズの曲面で回折する光を利用して再生
信号を得る再生方式に用いる光ヘッドの構成図である。
【図8】光検出器上での光の分布を示す図である。
【図9】図8のB−B’線及びC−C’線における光の
振幅を示す図である。
【図10】図7の光ヘッドにおける情報再生方式を説明
する図である。
【図11】エラー信号検出機能付き半導体レーザの概略
構成図である。
【符号の説明】
1,13 半導体レーザ 2 ビームスプリッタ 3 コリメータレンズ 4 偏光ビームスプリッタ 5,14 半導体レーザ出力モニタ用光検出器 6,16 対物レンズ 7,17 駆動コイル 8 光磁気ディスク 9 情報再生用2分割光検出器 10 シリンドリカルレンズ 11 ミラー 12 多分割光検出器 15 エラー信号検出機能付き半導体レーザ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光ビームを光磁気記録媒体に
    スポット照射し、その反射光に基づき前記光磁気記録媒
    体の記録情報を再生する光ヘッドであって、前記光磁気
    記録媒体の光磁気効果によって生ずる光と前記光磁気記
    録媒体に照射される光ビームをスポット状に絞るための
    レンズの曲面での回折によって生ずる光とを干渉させ、
    その干渉光を光検出器で検出することにより、記録情報
    を再生する光ヘッドにおいて、前記光源からの光ビーム
    を前記光磁気記録媒体の方へと偏向させる手段として偏
    光ビームスプリッタを用いてなることを特徴とする光ヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記偏光ビームスプリッタによる偏向角
    は、ほぼ90度であることを特徴とする、請求項1に記
    載の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記光磁気記録媒体からの反射光のうち
    の前記偏光ビームスプリッタを透過した光を分割光検出
    器を用いて検出することにより、前記光磁気記録媒体の
    記録情報を再生する様にしてなることを特徴とする、請
    求項1または2に記載の光ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記偏光ビームスプリッタは、P偏光に
    対する透過率が0%ではなく且つS偏光に対する反射率
    がほぼ100%であることを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれかに記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記偏光ビームスプリッタは、P偏光に
    対する透過率がほぼ100%であることを特徴とする、
    請求項4に記載の光ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記偏光ビームスプリッタへは前記光源
    側からS偏光成分を含む光が入射せしめられることを特
    徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の光ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記偏光ビームスプリッタへは前記光源
    側からP偏光成分を含む光が入射せしめられ、そのうち
    の前記偏光ビームスプリッタを透過した光を光検出器で
    検出して前記光源の出力をモニタする様にしてなること
    を特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の光ヘッ
    ド。
  8. 【請求項8】 前記偏光ビームスプリッタは、S偏光に
    対する透過率が0%ではなく且つP偏光に対する反射率
    がほぼ100%であることを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれかに記載の光ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記偏光ビームスプリッタは、S偏光に
    対する透過率がほぼ100%であることを特徴とする、
    請求項8に記載の光ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記偏光ビームスプリッタへは前記光
    源側からP偏光成分を含む光が入射せしめられることを
    特徴とする、請求項1〜3,8,9のいずれかに記載の
    光ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記偏光ビームスプリッタへは前記光
    源側からS偏光成分を含む光が入射せしめられ、そのう
    ちの前記偏光ビームスプリッタを透過した光を光検出器
    で検出して前記光源の出力をモニタする様にしてなるこ
    とを特徴とする、請求項1〜3,8〜10のいずれかに
    記載の光ヘッド。
JP5311513A 1993-12-13 1993-12-13 光ヘッド Pending JPH07169129A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311513A JPH07169129A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 光ヘッド
US08/594,326 US5777974A (en) 1993-12-13 1996-01-30 Optical head and magneto-optical reproducing apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311513A JPH07169129A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 光ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07169129A true JPH07169129A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18018144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5311513A Pending JPH07169129A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 光ヘッド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5777974A (ja)
JP (1) JPH07169129A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5717675A (en) * 1995-05-11 1998-02-10 Canon Kabushiki Kaisha Optical head

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1092046A (ja) * 1996-09-19 1998-04-10 Canon Inc 光磁気情報再生装置
JPH11134732A (ja) 1997-08-29 1999-05-21 Canon Inc 情報記録再生方法
JP2005346843A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Canon Inc 光学的情報記録再生方法及び装置
US7599272B2 (en) * 2004-11-22 2009-10-06 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for recording and reproducing multi-level information
US7804754B2 (en) 2005-08-31 2010-09-28 Canon Kabushiki Kaisha Optical information recording/reproducing method

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282525A (ja) * 1985-10-08 1987-04-16 Toshiba Corp 光学ヘツド
JPH07101523B2 (ja) * 1986-09-12 1995-11-01 キヤノン株式会社 光磁気信号再生装置
JPH073710B2 (ja) * 1987-06-17 1995-01-18 日本電気株式会社 光磁気ディスク装置
US4982393A (en) * 1987-08-31 1991-01-01 Canon Kabushiki Kaisha Information recording and/or reproducing apparatus provided with means for detecting abnormality of tracking servo
US5043960A (en) * 1987-09-25 1991-08-27 Hitachi, Ltd. Overwritable magneto-optic recording and reproducing apparatus
EP0330507A3 (en) * 1988-02-26 1990-07-04 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Magneto-optic recording and regenerating process, device using same and magneto-optic disk
JPH01311428A (ja) * 1988-06-09 1989-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ヘッド装置及びこれを用いた光情報装置
US5247510A (en) * 1990-06-29 1993-09-21 Digital Equipment Corporation Increasing storage density of optical data media by detecting a selected portion of a light spot image corresponding to a single domain
DE69123523T2 (de) * 1990-09-13 1997-04-24 Canon Kk Optischer Kopf für magnetooptisches Aufzeichnungs-/Wiedergabegerät
DE4135011C2 (de) * 1990-10-23 1996-06-05 Asahi Optical Co Ltd Bildplattengerät
JP2858455B2 (ja) * 1990-11-27 1999-02-17 キヤノン株式会社 光学的情報記録装置
US5218582A (en) * 1990-12-03 1993-06-08 Eastman Kodak Company Magneto-optic readout using a polarization-preserving optical guide
JPH04255947A (ja) * 1991-02-08 1992-09-10 Sony Corp 光磁気記録方法と光磁気記録再生装置
JPH04301245A (ja) * 1991-03-28 1992-10-23 Canon Inc 光磁気記録再生用光ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5717675A (en) * 1995-05-11 1998-02-10 Canon Kabushiki Kaisha Optical head

Also Published As

Publication number Publication date
US5777974A (en) 1998-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4953124A (en) Opto-magnetic signal reproducing apparatus for reading, by differential detection using a magneto-optical effect, information magnetically recorded on a record medium
US5561655A (en) Apparatus and method for differential tracking in a magneto-optic data storage system using mark edge detection
JP3276132B2 (ja) 光ヘッド
JP3626003B2 (ja) 光学的情報記憶装置
EP0457573B1 (en) Optical head
US4682316A (en) Optical information processing apparatus for light beam focus detection and control
US5777974A (en) Optical head and magneto-optical reproducing apparatus using the same
EP0447265B1 (en) Optical information recording/reproducing apparatus
KR100219666B1 (ko) 광자기 기록/재생 장치
US5283772A (en) Optical head
JPH07105549A (ja) 光学的情報記録再生方法及び光学的情報記録再生装置
JPH11176019A (ja) 光学的情報記憶装置
JP2790701B2 (ja) 光学的情報再生方法
JP3144587B2 (ja) 光磁気情報再生装置
JP2935554B2 (ja) 光ヘッド
JP2551129B2 (ja) 光磁気ディスク装置
JP2941518B2 (ja) 光磁気ヘッド装置
JP3360380B2 (ja) 光ピックアップ
JP3144588B2 (ja) 光磁気情報再生装置
EP0555037B1 (en) Magneto-optical information recording/reproducing apparatus
JPH08338904A (ja) 光学素子及び光学的情報記録再生装置
JPS63157341A (ja) 光磁気記録再生ヘツド
JPH0696491A (ja) 光磁気情報再生装置
JPH0836781A (ja) 光学ヘッド
JPS639038A (ja) 光情報光学系