JP3430044B2 - 狭トラック光ディスクのための光ピックアップ - Google Patents

狭トラック光ディスクのための光ピックアップ

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JP3430044B2 JP35518498A JP35518498A JP3430044B2 JP 3430044 B2 JP3430044 B2 JP 3430044B2 JP 35518498 A JP35518498 A JP 35518498A JP 35518498 A JP35518498 A JP 35518498A JP 3430044 B2 JP3430044 B2 JP 3430044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は狭トラックを有する
光学的データ貯蔵媒体のための光ピックアップに係り、
より詳しくは光学的データ貯蔵媒体における信号率の目
標とするピット列及びそれに隣接するピット列間の距離
を短くする場合もこの貯蔵媒体に貯蔵された情報を読み
出せる光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】ビームスポットの大きさは光学的データ
貯蔵媒体(optical data storage medium)に記録され
るマーク(mark)の大きさ(size)に直接に関わる。従
って、光学的データ貯蔵媒体におけるデータ貯蔵容量を
増やすためには、できるだけ最小大きさのビームスポッ
トを獲得することが必要である。小さなビームスポット
を得るために、短波長の光源及び開口数(numerical ap
erture:NA)の大きい対物レンズを使用する光学的デ
ータ貯蔵媒体の開発が進行しつつある。このような開発
と共に、物理的な最小記録単位のピットの大きさを小さ
くして光学的データ貯蔵媒体のデータ貯蔵容量を増やす
方法も研究されてきた。その結果、波長780nmの赤
外線光源及び開口数0.45を有する対物レンズを使用
するCDにおいて、波長650nmの赤外線光源及び開
口数0.6の対物レンズを使用するDVDへまで、光学
的データ貯蔵媒体の発展がなされつつある。そして、ト
ラックピッチもCDからDVDへの仕様変化と共に非常
に縮まっている。
【0003】今後の一層大きい貯蔵容量のためには更に
縮まったトラックピッチを有する光学的データ貯蔵媒体
の使用が前提されるべきである。この場合、隣接するト
ラックの間の信号干渉により再生信号の劣化が激しくな
る。光学的データ貯蔵媒体において、トラッククロスト
ーク(track cross-talk)は目標とするトラックに記録
された信号が隣接トラックに貯蔵された信号に応じて劣
化される程度を計量(measure)するために使われ、R
OM形態のディスクの場合、−30dB以下の値が要求
されている。このような要求を満たす従来の光ピックア
ップを図1を参照して説明する。
【0004】図1に示した光ピックアップは光ディスク
6に貯蔵された情報を再生するために三つの光ビームを
利用する。この光ピックアップはレーザーダイオードよ
りなる光源1、回折格子(diffraction grating)2、
ビーム分割器(beam splitter)3、反射鏡4、対物レ
ンズ5、受光レンズ7及び光検出器8を備える。回折格
子2は光源1から出てくる光ビームを回折させ、三つの
光ビームに分割させる。三つの光ビームはビーム分割器
3により反射鏡4側に反射される。反射鏡4は入射する
三つの光ビームを対物レンズ5側に進行するように反射
させ、対物レンズ5は入射する三つの光ビームを光ディ
スク6の情報記録面に集束させる。その結果、三つの光
ビームは隣接する三つのトラック上に三つのビームスポ
ットに集束される。図2は目標トラック及びこれに隣接
する二つのトラック上に形成されるビームスポットを円
形に示す。図2において、目標トラック、左側トラック
及び右側トラックは図1の光ピックアップが進行する方
向を基準にして定めたものである。
【0005】隣接する三つのトラックから反射された光
ビームは対物レンズ5を通過し、反射鏡4で反射された
後、ビーム分割器3側に進行される。ビーム分割器3は
反射鏡4から反射された三つの光ビームを受光レンズ7
側に進行させる。受光レンズ7はビーム分割器3から入
射する三つの光ビームを光検出器8に集束させる。光検
出器8は三つの光ビームに個別的に対応する三つのフォ
トダイオードを備える。三つのフォトダイオードの光学
的表面に形成されたビームスポットは図3で示した。図
3において、目標トラックに形成された主スポットは第
1フォトダイオードで検出され、目標トラックの右側ト
ラックに形成された右側スポットは第2フォトダイオー
ドで検出され、目標トラックの左側トラックに形成され
た左側スポットは第3フォトダイオードで検出される。
【0006】光検出器8に連結された電子回路(図示せ
ず)は、三つのフォトダイオードに形成されたビームス
ポットに対応する電気信号を利用して、目標トラックか
ら読み出した信号に入っている隣接するトラックから混
入された信号を検出する。従って、電子回路は目標トラ
ックから読み出した信号から隣接するトラックから混入
された信号が除去された信号、即ち、目標トラックに貯
蔵された情報を正確に得ることができる。
【0007】しかし、このような従来のシステムは目標
トラックに隣接する二つのトラックから信号を得るため
に対物レンズ5に入射する光ビームを三つの光ビームに
分割すべきである。従って、目標トラックから情報を得
るのに用いられる光強さが減少し、結局光利用効率が落
ちる。そして、回折格子2により分割された三つの光ビ
ームが隣り合う三つのトラックに正確に集束できるよう
に、回折格子2の光学的な軸を正確に調整することが求
められる。のみならず、隣接する二つのトラックから混
入された信号を除去するための前述したような別の電子
回路を必要とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したの問題点を解
決するための本発明の目的は、目標とするトラックから
読み出した信号に隣接するトラックからの信号混入がな
いように光ピックアップを構成する。この光ピックアッ
プは隣接トラックにより発生するトラッククロストーク
を減らすことができる。従って、光ピックアップにより
検出された信号を処理する回路を簡単化しつつ目標とす
るトラックから情報を正確に読み出せる。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の目的を
達成するための、光ディスクにデータを記録及び/また
は再生するための光ピックアップは、光源と、入射する
光ビームを光ディスクの情報記録面にビームスポットに
集束させる対物レンズと、光検出器と、前記光源から出
てくる光ビームを前記対物レンズに伝達し、前記対物レ
ンズから入ってくる光ビームを前記光検出器に伝達する
光経路変更手段と、前記光源及び前記光ディスク間の光
経路上に位置し、前記情報記録面における目標トラック
に光ビームが集束される場合に前記目標トラックに隣接
するトラックで実質的に0になる光強さを持つように、
前記光源から前記光ディスク側に進行する光ビームの一
部を遮蔽させる光遮蔽手段を含む。
【0010】光遮蔽手段は前記目標トラックに集束され
たビームスポットが前記目標トラックで最大光強さにな
り、前記目標トラックに最隣接するトラックのピット位
置で0の光強さとなる光強さ分布を持つように前記光源
から前記光ディスクに進行する光ビームの一部を遮蔽さ
せる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明を具現した実施の形態を詳細に説明する。本発明は
光源から出射される光ビームのうち一部を遮蔽させた
後、光貯蔵媒体に集束させる。本発明によるこのような
光ビーム遮蔽は、光ディスク上の目標トラック及びこれ
に隣接するトラックに対し、目標トラックに隣接するト
ラックから読み出した信号を利用しないながらも目標ト
ラックに貯蔵された情報を読み出せるようにする光強さ
分布を持たせる。光ビームを遮蔽する光遮蔽部の有する
幅及び位置は目標トラックから読み出した信号がこの読
み出した信号から目標トラックに貯蔵された情報を検出
できるトラッククロストークを有するかに基づいて決定
される。従って、このような条件を満たす限り、光遮蔽
部の形状は同心円、四角帯などのような多様な形状を持
つことができる。
【0012】図4は本発明の望ましい第1実施形態にと
もなう狭トラック光ディスクから情報を読み出す光ピッ
クアップの光学系を示す。図4に示された光ピックアッ
プは図1に示したものと同じ参照番号及び光学的機能を
有する光源1、ビーム分割器3、反射鏡4、対物レンズ
5及び受光レンズ7を具備する。加えて、図4の光ピッ
クアップは本発明の具現のための光遮蔽板42及び光検
出器48を具備する。
【0013】図4に示された光遮蔽板42は光源1及び
ビーム分割器3間の光経路上に位置し、図4の光ピック
アップを利用して情報を読み出そうとする光ディスク6
によりその幅及び位置が決定される光遮蔽部を備える。
図5は図4に示された光遮蔽板42に形成された光遮蔽
部を示す。第1実施形態において、光遮蔽部は光遮蔽板
42の光学的中心をその中心として有する二つの円によ
り囲まれた同心円(concentric ring)形状を持つ。対
物レンズ5が開口数0.6に対応する口径を有し、ディ
スクのトラックピッチが0.4μmの場合、光遮蔽板4
2に形成される光遮蔽部の有する幅及び位置は、対物レ
ンズ5における0.22から0.26までの範囲の開口
数に対応するように決定される。この光遮蔽部はガラス
板などのような透明な基板上の所望の位置に全反射特性
を有するコーティング物質をコーティングすることによ
って形成される。従って、光源1から出射される光ビー
ムが光遮蔽板42に入射すれば、光遮蔽板42の光遮蔽
部は入射する光ビームを全反射させ、光遮蔽部を除外し
た残り部分は入射する光ビームを透過させる。その結
果、光ディスク6上の目標トラックから反射される光ビ
ームは、図1の光ピックアップにより目標トラックから
反射する光ビームとは違って、目標トラックに隣接する
トラックによる干渉を少なく受けることになる。従っ
て、図4の光ピックアップは図1の光ピックアップに比
べて遥かに少ないトラッククロストークを有する信号を
得ることができることになる。更に正確には、図4の光
ピックアップにより目標トラックから反射された光ビー
ムは目標トラックから反射される単一光ビームから光デ
ィスク6上に貯蔵された情報を得られる。そして、図4
の光ピックアップにおける光検出器48は一つの光ビー
ムを分割されたフォトダイオードで検出するように製作
すべきである。これは、検出される光ビームをトラック
キング及び集束に利用すべきであるからである。
【0014】また、光検出器48としては図1に関連し
て説明された光検出器8をそのまま利用することもでき
る。このような構成を有する図4の光ピックアップ光学
系に関連した説明に先立ち、光遮蔽部が対物レンズの光
学的表面に形成された他の実施の形態の構成を図6を参
照して説明する。
【0015】図6に示された本発明の第2実施形態にと
もなう光ピックアップは、図4に示された光遮蔽板42
を使用しない。その代りに、図6の光ピックアップはそ
の光学的表面に光遮蔽部が形成された対物レンズ65を
具備する。図6の光ピックアップを構成する光学素子は
同じ参照番号を図1または図4の光ピックアップを構成
する光学素子と同じ光学的機能を持つので、その具体的
な説明は省略する。
【0016】第2実施形態において、光遮蔽部は光ディ
スク6と向かい合う表面の反対側に位置した対物レンズ
65の光学的表面に形成される。図7は光遮蔽部が形成
された対物レンズを示す。図7に斜線を引いた領域で表
示された光遮蔽部は同心円形状を持ち、開口数0.22
から0.26までの範囲に対応する対物レンズ65の光
学的表面上に形成される。あるいは、光遮蔽部は対物レ
ンズ65の光ディスク6側の表面に形成される場合もあ
る。このような光遮蔽部を有する対物レンズ65によ
り、対物レンズ65に入射する光ビームはその一部が通
過され、残り一部は全反射により遮蔽される。
【0017】図8は光ディスク6の目標トラック上に集
束されたビームスポットの光強さ分布を示すもので、特
に青色レーザーダイオードを使用する高密度光ディスク
のための仕様、例えばトラックピッチ0.4μm及び最
小ピット長さ0.23μmを有する光ディスク、光波長
420nmの光源、及び開口数0.6を有する対物レン
ズを使用した場合の光強さ分布を示す。図8に示された
光強さ分布は、主スポットの中心が目標トラック上のピ
ットの中心と一致する時、検出器面で検出される光強さ
のうちビームスポットが有する最大光強さの3%以下の
部分だけを示したものである。横軸はビームスポットの
中心を原点とし、この中心からの距離はμm単位で表現
される。縦軸はビームスポット中心からの任意の距離を
有する位置に対応する光強さを表す。実線で表示された
光強さ分布曲線は図4または図6の光ピックアップによ
り集束されたビームスポットにより形成される光強さ分
布を表し、一点鎖線で示された光強さ分布曲線は図4ま
たは図6の光ピックアップが光遮蔽部を持たない時のビ
ームスポットによる光強さ分布を表す。
【0018】図4または図6の光ピックアップによる光
強さが初めて“0”になる位置は、図8に示されたよう
にビームスポットの中心から概略0.4μm距離を持
つ。言い換えれば、光遮蔽部を有する光ピックアップを
使用する場合の光強さが“0”の位置は目標トラックに
隣接するトラックにおけるピットの中心と一致する。一
方、光ピックアップが光遮蔽部を持たない時の光強さが
が“0”になる位置は目標トラックのピット中心から
0.4μmよりはやや遠い距離を持つ。従って、本発明
でのように、光遮蔽部分を有する光ピックアップを使用
すると、光ディスク6はトラックピッチが0.4μmを
持ち、ビームスポットが目標トラック上のピットの中心
位置に正確に集束される場合、隣接トラック上のピット
中心位置では光強さがほぼ“0”になる。その結果、本
発明の実施の形態の場合、90%以上の光利用効率を提
供する。
【0019】図9は図4または図6の光ピックアップを
使用する場合の同心円形状の光遮蔽部の位置変化にとも
なうトラッククロストークの変化を示す。図9におい
て、横軸は光遮蔽部の内周口径に応ずる開口数(NA)
を示し、縦軸は目標トラックから反射される光ビームに
隣接トラックによりノイズが付加される場合のトラック
クロストークを示す。図9に示されたトラッククロスト
ーク変化曲線は、図8における実線で示された光強さ分
布を得るに使用されたものと同じ仕様を利用し、図5ま
たは図7の同心円形状の光遮蔽部をその内周及び外周間
に一定の幅を維持しながら光遮蔽部の直径を変更するこ
とによって得られるものである。図9から分かるよう
に、開口数0.22に対応する内周直径を有する光遮蔽
部は−50dB以下のトラッククロストークを得ること
が可能である。従って、図4または図6に示された光ピ
ックアップが開口数0.22から0.26までの範囲に
対応する幅を有する同心円形状の光遮蔽部を採用する場
合、−50dB以下のトラッククロストークを有する信
号を光ディスクから読み出せるようになる。言い換えれ
ば、目標トラックに集束及び反射される光ビームの場
合、隣接するトラックからの干渉にともなうトラックク
ロストークが光遮蔽部を使用しない時に比べて遥かに少
なくなる。参考に、開口数0.3以上に対応する内周直
径を有する光遮蔽部が用いられる場合、光ディスク6か
ら読み取られる信号は図4または図6の光ピックアップ
に光遮蔽部を利用しない時に比べて更に大きいトラック
クロストークを持つようになる。
【0020】従来も本発明で提案した同心円光遮蔽部と
同じ形状を有する環状遮蔽を利用する光ピックアップが
あった。この光ピックアップは、開口数0.37に対応
する対物レンズ上の位置に形成される環状遮蔽部を利用
してDVDに最適化された対物レンズを使用してCDを
再生する場合の球面収差を補正する。
【0021】しかし、この従来技術で開示された環状遮
蔽を利用する場合、図9を通じて分かるように、光ディ
スクから読み取られる信号は−30dB以上のトラック
クロストークを発生させる。のみならず、この従来技術
の光ピックアップは波長650nmの光を利用するDV
Dに最適化された対物レンズを使用して波長780nm
の光を利用するCDを再生する時の収差問題を解決する
ためのものである。従って、この従来技術の光ピックア
ップは単一波長の光を利用して狭トラックを有する光デ
ィスクを再生できなくなる。
【0022】
【発明の効果】前述したように、本発明による狭トラッ
ク光ディスクのための光ピックアップは単一光ビームを
光ディスクに集束させて既に設定されたサイズの光遮蔽
部を利用して光ディスクに進行する光ビームの一部を遮
蔽させる。従って、目標とするトラックにおけるビーム
スポットの光強さは目標トラックに隣接するトラックに
おける光強さより遥かに大きい光強さを有する。その結
果、目標トラックから反射される光ビームは隣接トラッ
クに形成されたピットによる干渉をあまり受けなくな
り、再生信号として有効な程度のトラッククロストーク
を持つことになる。従って、本発明は光学的データ貯蔵
媒体の貯蔵容量を増やすためにトラック幅を一層縮める
場合も、目標トラックから反射される単一光ビームから
目標トラックに貯蔵された情報を得ることができるよう
になる。のみならず、本発明による光ピックアップは光
源から出射される光ビームを三つの光ビームに分割させ
ないので、その光利用効率が高くなる。従って、このよ
うな光利用効率を提供する本発明による光ピックアップ
は記録可能な光学的データ貯蔵媒体のための光ピックア
ップでも使用できるようにする。前述したような本発明
による光ピックアップが有する長所は今後商用化予定の
HD−DVD仕様に適用する場合にも優れた性能を提供
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光ピックアップの光学系を示す概略構
成図である。
【図2】 図1に示された光ピックアップにより光ディ
スク上のトラックに集束されるビームスポットを示す図
である。
【図3】 図1の光ピックアップのフォトダイオードの
表面に形成されたビームスポットを示す図である。
【図4】 本発明の望ましい一実施の形態にともなう光
ピックアップの光学系を示す概略構成図である。
【図5】 図4に示す光ピックアップで用いられる光遮
蔽板を説明するための図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態にともなう光ピック
アップの光学系を示す概略構成図である。
【図7】 対物レンズの光学的な表面に形成された光遮
蔽部を説明するための図である。
【図8】 光ビームの遮蔽により変更されるビームスポ
ットの光強さ分布を説明するためのグラフである。
【図9】 同心円形状を有する光遮蔽部の位置変化にと
もなうトラッククロストークの変化を光遮蔽しない場合
と比較説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 光源 3 ビーム分割器 4 反射鏡 5 対物レンズ 6 光ディスク 7 受光レンズ 42 光遮蔽板 48 光検出器 65 対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 哲雨 大韓民国ソウル特別市龍山區二村1洞 (番地なし)現代アパート32棟902戸 (56)参考文献 特開 平5−196896(JP,A) 特開 平9−219035(JP,A) 特開 平7−141683(JP,A) 特開 平7−287860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/135

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクにデータを記録及び/または
    再生するための光ピックアップにおいて、 光源と、 入射する光ビームを光ディスクの情報記録面にビームス
    ポットに集束させる対物レンズと、 光検出器と、 前記光源から出てくる光ビームを前記対物レンズに伝達
    し、前記対物レンズから入る光ビームを前記光検出器に
    伝達する光経路変更手段と、環状の光遮蔽部分を有し、 前記光源及び前記光ディスク
    間の光経路上に位置し、前記情報記録面における目標ト
    ラックに光ビームが集束される場合に前記目標トラック
    に隣接するトラックで実質的に0になる光強さを有する
    ように、前記光源から前記光ディスク側に進行する光ビ
    ームの一部を遮蔽させる光遮蔽手段とを含む光ピックア
    ップ。
  2. 【請求項2】 前記光遮蔽手段は前記目標トラックに集
    束されたビームスポットが前記目標トラックで最大光強
    さになり、前記目標トラックに最隣接するトラックのピ
    ットで最小光強さになる光強さ分布を有するように前記
    光源から前記光ディスクに進行する光ビームの一部を遮
    蔽させる請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記光遮蔽手段は前記対物レンズの口径
    に対応する開口数が0.6でありトラックピッチが0.
    4μmの場合、開口数0.22から0.26までの範囲
    に対応する対物レンズの光学的表面を通過する光ビーム
    を遮蔽させる請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記光遮蔽手段は同心円形態である請求
    項3に記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記光遮蔽手段は四角帯形態である請求
    項3に記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 前記光遮蔽手段は前記光源及び前記光経
    路変更手段の間の光経路上に位置した請求項2に記載の
    光ピックアップ。
  7. 【請求項7】 前記光遮蔽手段は前記対物レンズにおけ
    る光ディスク側の表面に形成された請求項2に記載の光
    ピックアップ。
  8. 【請求項8】 前記光遮蔽手段は前記対物レンズにおけ
    る光ディスクの反対側の表面に形成された請求項2に記
    載の光ピックアップ。
  9. 【請求項9】 前記光検出器は前記光ディスクから反射
    された光ビームを用いたトラックキング及びフォーカシ
    ングを許す複数個のフォトダイオードを備えた請求項1
    に記載の光ピックアップ。
JP35518498A 1998-03-17 1998-12-14 狭トラック光ディスクのための光ピックアップ Expired - Fee Related JP3430044B2 (ja)

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