JPH09237421A - 記録再生装置および方法 - Google Patents

記録再生装置および方法

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JPH09237421A
JPH09237421A JP8044408A JP4440896A JPH09237421A JP H09237421 A JPH09237421 A JP H09237421A JP 8044408 A JP8044408 A JP 8044408A JP 4440896 A JP4440896 A JP 4440896A JP H09237421 A JPH09237421 A JP H09237421A
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component
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recording
data
mark
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Shoei Kobayashi
昭栄 小林
Ritsu Takeda
立 武田
Tamotsu Yamagami
保 山上
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウォブルアドレスと同期マークを正確に再生
する。 【解決手段】 トラックの方向に2分割されている受光
素子61Aの出力と61Bの出力を、加算器64で加算
し、減算器65で減算する。割算器66において減算器
65の出力を加算器64の出力で割算することにより、
減算器65の出力を正規化する。バンドパスフィルタ6
7により、比較的高い周波数帯域の同期マーク成分を抽
出し、バンドパスフィルタ68により、比較定期低い周
波数帯域のウォブルアドレス成分を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置およ
び方法に関し、特に、アドレス情報または同期情報を、
より正確に検出することができるようにした、記録再生
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクのトラック上の所定の位置にデ
ータを記録し、記録されたデータのうち所定の位置のも
のを読み出すことができるようにするには、トラックの
位置を示すアドレス情報をトラックに記録する必要があ
る。一部の光ディスクにおいては、このアドレス情報
が、プリグルーブとして予め形成されたトラックをアド
レス情報に対応してウォブリングすることで記録されて
いる。所望の位置にアクセスするとき、このウォブリン
グにより記録されたアドレス情報を再生してその位置を
特定する。
【0003】さらに一部の光ディスクにおいては、デー
タの記録再生に必要なクロックを生成するために、プリ
グルーブ上に所定の数の同期マークが予め形成されてい
る。この同期マークは、一定の周期で形成されているた
め、これを再生し、これに同期して、データの記録また
は再生に必要なクロックを生成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、プリグル
ーブに予め形成されたアドレス情報や同期情報は、ディ
スクにレーザ光を照射したとき、その反射率の変化とし
て検出される。従って、再生モード時においては、一定
の強度のレーザ光をディスクに照射して、その反射光か
らデータを再生するので、比較的容易にアドレス情報と
同期情報をレベルの変化として検出することができる。
【0005】しかしながら記録モード時においては、ピ
ットあるいはマーク(以下単にマークと称する)をトラ
ック上に形成するとき、レーザ光の強度を大きくし、マ
ークを形成しない位置においては、レーザ光の強度を再
生モード時における場合と同一の強度にまで低下させ
る。その結果、記録モード時におけるディスクからの反
射光の強度は、記録データ(マーク形成位置)に対応し
て変化する。従って、特に記録モード時において、アド
レス情報や同期情報を正確に再生することが困難になる
課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、再生モード時はもとより、記録モード時に
おいても、アドレス情報や同期情報を正確に再生するこ
とができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録再
生装置は、トラックの主に左側の成分と主に右側の成分
をそれぞれ検出する第1の検出手段と、左側の成分と右
側の成分の差を演算する第1の演算手段と、検出手段に
より検出された成分の大きさを演算する第2の演算手段
と、左側の成分と右側の成分の差を正規化する演算を行
う第3の演算手段と、第3の演算手段により正規化され
た後の左側の成分と右側の成分の差を利用して、アドレ
ス情報または同期情報を検出する第2の検出手段とを備
えることを特徴とする。
【0008】請求項7に記載の記録再生方法は、トラッ
クの主に左側の成分と主に右側の成分をそれぞれ検出す
る第1のステップと、左側の成分と右側の成分の差を演
算する第2のステップと、検出された成分の大きさを演
算する第3のステップと、左側の成分と右側の成分の差
を正規化する演算を行う第4のステップと、正規化され
た後の左側の成分と右側の成分の差を利用して、アドレ
ス情報または同期情報を検出する第5のステップとを備
えることを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の記録再生装置および請求
項7に記載の記録再生方法においては、検出された左側
の成分と右側の成分の差が、成分の大きさに対応して正
規化される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記録再生装置に
おいてデータが記録再生される光ディスクの構成例を示
している。同図に示したように、ディスク(光ディス
ク)1には、プリグルーブ2がスパイラル状に内周から
外周に向かって予め形成されている。もちろん、このプ
リグルーブ2は、同心円状に形成することも可能であ
る。
【0011】また、このプリグルーブ2は、図1におい
てその一部を拡大して示したように、その左右の側壁
が、アドレス情報に対応してウォブリングされ、周波数
変調波に対応して蛇行している。1つのトラックは、複
数のウォブリングアドレスフレームを有している。
【0012】図2は、ウォブリングアドレスフレームの
構成(フォーマット)を示している。同図に示したよう
に、ウォブリングアドレスフレームは48ビットで構成
され、最初の4ビットは、ウォブリングアドレスフレー
ムのスタートを示す同期信号(Sync)とされる。次の4
ビットは、複数の記録層のうちいずれの層であるかを表
すレイヤー(Layer)とされている。次の20ビットは
トラックアドレス(トラック番号)とされる。さらに次
の4ビットは、アドレスフレームのフレーム番号を表す
ようになされている。その後の14ビットは、誤り検出
符号(CRC)とされ、同期信号(Sync)を除いたデータ
に対するエラー検出符号が記録される。最後の2ビット
(Reserved)は、将来のために予備として確保されてい
る。
【0013】ウォブリングアドレスフレームは、1トラ
ック(1回転)につき例えば、8アドレスフレーム分、
ディスクの回転角速度が一定のCAVディスク状に記録
されている。従って、図2のフレーム番号としては、例
えば0乃至7の値が記録される。
【0014】図3は、図2に示すフォーマットのアドレ
スフレームに対応して、プリグルーブ2をウォブリング
させるためのウォブリング信号を発生するウォブリング
信号発生回路の構成例を表している。発生回路11は、
115.2kHzの周波数の信号を発生する。発生回路
11が発生する信号は、割算回路12に供給され、値
7.5で割算された後、周波数15.36kHzのバイ
フェーズクロック信号としてバイフェーズ変調回路13
に供給されている。バイフェーズ変調回路13にはま
た、図2に示すフレームフォーマットのADIP(Ad
dress InPre−groove)データが供給
されている。
【0015】バイフェーズ変調回路13は、割算器12
より供給されるバイフェーズクロックを、図示せぬ回路
から供給されるADIPデータ(アドレスデータ)でバ
イフェーズ変調し、バイフェーズ信号をFM変調回路1
5に出力している。FM変調回路15にはまた、発生回
路11が発生した115.2kHzの信号を、割算器1
4により値2で割算して得られた周波数57.6kHz
のキャリアが入力されている。FM変調回路15は、こ
の割算器14より入力されるキャリアを、バイフェーズ
変調回路13より入力されるバイフェーズ信号で周波数
変調し、その結果得られる周波数変調信号を出力する。
ディスク1のプリグルーブ2の左右側壁は、この周波数
変調信号に対応して形成(ウォブリング)される。
【0016】図4と図5は、バイフェーズ変調回路13
が出力するバイフェーズ信号の例を表している。この実
施例においては、先行するビットが0であるとき、図4
に示すように、同期パターン(SYNC)として、“1
1101000”が用いられ、先行するビットが1であ
るとき、同期パターンとして、図5に示すように、図4
に示す場合と逆相の“00010111”が用いられ
る。SYNCは変調では現れない規則外のユニークパタ
ーンとされる。
【0017】アドレスデータ(ADIPデータ)のデー
タビット(Data Bits)のうち、“0”は、バイフェー
ズ変調され、“11”(前のチャンネルビットが0のと
き)または“00”(前のチャンネルビットが1のと
き)のチャンネルビット(Channel Bits)に変換され
る。また、“1”は、“10”(前のチャンネルビット
が0のとき)または“01”(前のチャンネルビットが
1のとき)のチャンネルビットに変換される。2つのパ
ターンのいずれに変換されるかは、前の符号に依存す
る。すなわち、図4と図5の「Wave Form」
(波形)は、チャンネルビットの1,0のパターンを、
1を高レベル、0を低レベルの信号として表したもので
あるが、この波形が連続するように、2つのパターンの
いずれかが選択される。
【0018】FM変調回路15は、図4または図5に示
したようなバイフェーズ信号に対応して、割算器14よ
り供給されるキャリアを図6に示すように周波数変調す
る。
【0019】すなわち、チャンネルビットデータ(バイ
フェーズ信号)が0であるとき、FM変調回路15は、
1データビットの半分の長さに対応する期間に、3.5
波のキャリアを出力する。この3.5波のキャリアは、
正の半波または負の半波から始まるものとされる。
【0020】これに対して、チャンネルビットデータ
(バイフェーズ信号)が1であるとき、1データビット
の半分の長さに対応する期間に、4波のキャリアが出力
される。この4波のキャリアも正の半波から始まるキャ
リアまたは負の半波から始まるキャリアとされる。
【0021】従って、FM変調回路15は、データ0に
対応してチャンネルデータビット00が入力されると、
データビットの長さに対応する期間に、7波(=3.5
+3.5)の周波数変調波を出力し、チャンネルデータ
ビット11が入力されると、8波(=4+4)の周波数
変調波を出力する。また、データ1に対応してチャンネ
ルデータビット10または01が入力されると、7.5
波(=4+3.5=3.5+4)の周波数変調波が出力
される。
【0022】FM変調回路15に入力される57.6k
Hzのキャリアは、7.5波に対応しており、FM変調
回路15は、データに対応して、この7.5波のキャリ
ア、またはこれを±6.67%(=0.5/7.5)ず
らした7波または8波の周波数変調波を生成する。
【0023】上述したように、チャンネルデータ0とチ
ャンネルデータ1に対応する、それぞれ正の半波から始
まるキャリアと負の半波から始まるキャリアは、前の信
号と連続する方が選択される。
【0024】図7は、このようにして、FM変調回路1
5より出力される周波数変調波の例を表している。この
例においては、最初のデータビットが0とされており、
そのチャンネルデータビットは00とされている。最初
のチャンネルデータビット0に対して、始点から正の半
波で始まる3.5波のキャリアが選択されている。その
結果、そのキャリアの終点は、正の半波で終了する。そ
こで次のチャンネルデータビット0に対して、負の半波
から始まる3.5波が選択され、データビット0に対し
て、合計7波の周波数変調波とされる。
【0025】このデータビット0の次には、データビッ
ト1(チャンネルビット10)が続いている。前のデー
タビット0に対応するチャンネルデータビット0の3.
5波は、負の半波で終了しているため、データビット1
に対応する最初のチャンネルデータビット1の4波のキ
ャリアとしては、正の半波から始まるものが選択され
る。このチャンネルデータビット1の4波は負の半波で
終了するので、次のチャンネルデータビット0の4波
は、正の半波から始まるものが選択される。
【0026】以下同様にして、データビット1(チャン
ネルデータビット10),データビット0(チャンネル
データビット11),データビット0(チャンネルデー
タビット00)に対応して、7.5波、8波、7波のキ
ャリアが、データビットの境界部(始点と終点)におい
て連続するように形成出力される。
【0027】図7に示すように、この実施例において
は、チャンネルビットの長さは、7波、7.5波、また
は8波のキャリアのいずれの場合においても、キャリア
の波長の1/2の整数倍の長さとされている。すなわ
ち、チャンネルビットの長さは、7波のキャリア(周波
数変調波)の波長の1/2の7倍の長さとされ、かつ、
8波のキャリア(周波数変調波)の1/2の8倍の長さ
とされている。そして、チャンネルビットの長さは、
7.5波のキャリアの波長の1/2の7倍(チャンネル
ビットが0のとき)、または8倍(チャンネルビットが
1のとき)とされる。
【0028】さらに、この実施例においては、バイフェ
ーズ変調されたチャンネルビットの境界部(終点または
始点)が、周波数変調波のゼロクロス点となるようにな
されている。これにより、アドレスデータ(チャンネル
ビットデータ)と周波数変調波の位相が一致し、そのビ
ットの境界部の識別が容易となり、アドレスデータビッ
トの誤検出を防止することができ、その結果、アドレス
情報の正確な再生が容易となる。
【0029】また、この実施例においては、データビッ
トの境界部(始点と終点)と、周波数変調波のエッジ
(ゼロクロス点)が対応するようになされている。これ
により、周波数変調波のエッジを基準としてクロックを
生成することもできる。ただし、この実施例において
は、図9を参照して後述するように、クロック同期マー
クを基準にしてクロックが生成される。
【0030】図8は、プリグルーブを有するディスク1
を製造するための記録装置(ディスク形成装置)の構成
例を表している。ウォブリング信号発生回路21は、上
述した図3に示す構成を有しており、FM変調回路15
が出力する周波数変調信号を合成回路22に供給してい
る。マーク信号発生回路23は、所定のタイミングにお
いてクロック同期マーク信号を発生し、合成回路22に
出力している。合成回路22は、ウォブリング信号発生
回路21が出力する周波数変調信号と、マーク信号発生
回路23が出力するクロック同期マーク信号とを合成
し、記録回路24に出力している。
【0031】合成回路22は、クロック同期マーク信号
が供給されたとき、そのクロック同期マーク(Fine Clo
ck Mark)を、図9に示すように、ウォブリング信号発
生回路21より供給されるキャリアに合成する。記録再
生データの変調を、DVD等のEFM(Eight To Fourt
een Modulation:(8−14)変調)+とした場合、ク
ロック同期マークの長さは、6乃至42T(Tはビット
セルの長さ)の長さとされる。
【0032】すなわち、図9(A)乃至(D)に示すよ
うに、チャンネルビットデータが00(データ0),1
1(データ0),10(データ1)または01(データ
1)であるとき、それぞれのデータの中心(チャンネル
ビットの切り替え点)のキャリアのゼロクロス点におい
て、アドレス情報の変調周波数(57.6kHz)より
高い周波数のクロック同期マークを合成させる。このク
ロック同期マークは、各データビット毎、あるいは所定
の数のデータビット毎に、1つのアドレスフレームに複
数個のクロック同期マークが存在するように記録され
る。
【0033】このように、アドレスデータビットの中心
(チャンネルデータビットの切り替え点)に対応するウ
ォブリング周波数変調波のゼロクロス点にクロック同期
マークを挿入することで、クロック同期マークの振幅変
動が少なくなり、その検出が容易となる。
【0034】すなわち、FM変調回路15において、チ
ャンネルデータビットが0のとき、例えば中心周波数か
ら−5%だけ周波数をずらすように周波数変調し、チャ
ンネルデータビットが1のとき、+5%だけ中心周波数
からずれるように、周波数変調を行うようにした場合、
データビットまたはチャンネルデータビットの境界部と
周波数変調波のゼロクロス点が一致せず、チャンネルデ
ータビット(またはデータビット)を誤検出し易い。ま
た、クロック同期マークの挿入位置は、必ずしもゼロク
ロス点とはならず、周波数変調波の所定の振幅値を有す
る点に重畳される。その結果、クロック同期マークのレ
ベルが、その振幅値の分だけ、増加または減少し、その
検出が困難になる。本実施例によれば、常に、周波数変
調波のゼロクロスの位置にクロック同期マークが配置さ
れるので、その検出(周波数変調波との識別)が容易と
なる。
【0035】記録回路24は、合成回路22より供給さ
れた信号に対応して光ヘッド25を制御し、原盤26に
プリグルーブ(クロック同期マークを含む)を形成する
ためのレーザ光を発生させる。スピンドルモータ27
は、原盤26を一定の角速度(CAV)で回転させるよ
うになされている。
【0036】すなわち、ウォブリング信号発生回路21
が発生した周波数変調信号が、合成回路22においてマ
ーク信号発生回路23より出力されたクロック同期マー
ク信号と合成され、記録回路24に入力される。記録回
路24は、合成回路22より入力された信号に対応して
光ヘッド25を制御し、レーザ光を発生させる。光ヘッ
ド25より発生したレーザ光が、スピンドルモータ27
で一定の角速度で回転されている原盤26に照射され
る。
【0037】原盤26を現像し、この原盤26からスタ
ンパを作成し、スタンパから多数のレプリカとしてのデ
ィスク1を形成する。これにより、上述したクロック同
期マークを有するプリグルーブ2が形成されたディスク
1が得られることになる。
【0038】図10は、このようにして得られたディス
ク1に対して、データを記録または再生する光ディスク
記録再生装置の構成例を表している。スピンドルモータ
31は、ディスク1を所定の角速度で回転するようにな
されている。光ヘッド32は、ディスク1に対してレー
ザ光を照射し、ディスク1に対してデータを記録すると
ともに、その反射光からデータを再生するようになされ
ている。記録再生回路33は、図示せぬ装置から入力さ
れる記録データをメモリ34に一旦記憶させ、メモリ3
4に記録単位としての1クラスタ分のデータ(または1
セクタ分のデータでもよい)が記憶されたとき、この1
クラスタ分のデータを読み出し、所定の方式で変調する
などして、光ヘッド32に出力するようになされてい
る。また、記録再生回路33は、光ヘッド32より入力
されたデータを適宜復調し、図示せぬ装置に出力するよ
うになされている。
【0039】アドレス発生読取回路35は、制御回路3
8からの制御に対応してトラック(プリグルーブ2)内
に記録するデータアドレス(セクタアドレス)(図13
を参照して後述する)を発生し、記録再生回路33に出
力している。記録再生回路33は、このアドレスを図示
せぬ装置から供給される記録データに付加して、光ヘッ
ド32に出力している。また、記録再生回路33は、光
ヘッド32がディスク1のトラックから再生する再生デ
ータ中にアドレスデータが含まれるとき、これを分離
し、アドレス発生読取回路35に出力している。アドレ
ス発生読取回路35は、読み取ったアドレスを制御回路
38に出力する。
【0040】ウォブル/マーク再生回路48は、光ヘッ
ド32が再生出力するRF信号からマーク検出回路36
へ供給する信号と、フレームアドレス検出回路37へ供
給する信号とを再生し、それぞれの回路に出力するよう
になされている。
【0041】マーク検出回路36は、ウォブル/マーク
再生回路48が再生出力するRF信号からクロック同期
マークに対応する成分を検出している。フレームアドレ
ス検出回路37は、ウォブル/マーク再生回路48が出
力するRF信号からウォブリング信号に含まれるアドレ
ス情報(図2のトラック番号やフレーム番号)を読み取
り、クラスタカウンタ46と制御回路38に供給するよ
うになされている。
【0042】マーク周期検出回路40は、マーク検出回
路36がクロック同期マークを検出したとき出力する検
出パルスの周期性を判定する。すなわち、クロック同期
マークは一定の周期で発生するため、マーク検出回路3
6より入力される検出パルスが、この一定の周期で発生
した検出パルスであるか否かを判定し、一定の周期で発
生した検出パルスであれば、その検出パルスに同期した
パルスを発生し、後段のPLL回路41の位相比較器4
2に出力する。また、マーク周期検出回路40は、一定
の周期で検出パルスが入力されてこない場合において
は、後段のPLL回路41が誤った位相にロックしない
ように、所定のタイミングで疑似パルスを発生する。
【0043】PLL回路41は、位相比較器42の他、
ローパスフィルタ(LPF)43、電圧制御発振器(V
CO)44、および分周器45を有している。位相比較
器42は、マーク周期検出回路40からの入力と、分周
器45からの入力との位相を比較し、その位相誤差を出
力する。ローパスフィルタ43は、位相比較器42の出
力する位相誤差信号を平滑し、VCO44に出力する。
VCO44は、ローパスフィルタ43の出力に対応する
位相のクロックを発生し、分周器45に出力する。分周
器45は、VCO44より入力されるクロックを所定の
値(制御回路38で指定する値)で分周し、分周した結
果を位相比較器42に出力している。
【0044】VCO44の出力するクロックは、各回路
に供給されるとともに、クラスタカウンタ46にも供給
される。クラスタカウンタ46は、フレームアドレス検
出回路37より供給されるフレームアドレスを基準とし
て、VCO44の出力するクロックの数を計数し、その
計数値が予め設定された所定の値(1クラスタの長さに
対応する値)に達したとき、クラスタスタートパルスを
発生し、制御回路38に出力している。
【0045】スレッドモータ39は、制御回路38に制
御され、光ヘッド32をディスク1の所定のトラック位
置に移送するようになされている。また、制御回路38
は、スピンドルモータ31を制御し、ディスク1を所定
の角速度(CAV)で回転させるようになされている。
【0046】ROM47には、アドレスフレーム中のト
ラック番号(図2)と、ディスク1のデータ記録領域を
区分したゾーンとの対応関係を規定するテーブルが記憶
されている。
【0047】すなわち、制御回路38は、ディスク1を
図11に示すように、複数のゾーン(この実施例の場
合、第0ゾーン乃至第m+1ゾーンのm+2個のゾー
ン)に区分してデータを記録または再生する。いま、第
0ゾーンの1トラック当たりのデータフレーム(このデ
ータフレームは、図2を参照して説明したアドレスフレ
ームとは異なり、データのブロックの単位である)の数
をn個とするとき、次の第1ゾーンにおいては、1トラ
ック当たりのデータフレーム数はn+8とされる。以
下、同様に、より外周側のゾーンは、隣接する内周側の
ゾーンに較べて8個づつデータフレーム数が増加し、最
外周の第m+1ゾーンにおいては、n+8×(m+1)
個のデータフレーム数となる。
【0048】第0ゾーンの最内周線密度と同じ線密度
で、n+8フレームの容量が得られる半径位置から第1
ゾーンに切り替えられる。以下同様に、第mゾーンで
は、第0ゾーンの最内周線密度と同じ線密度で、n+8
×mフレームの容量が得られる半径位置から第mゾーン
とされる。
【0049】例えば、ディスク1の半径が、24mm乃至
58mmの範囲を記録再生エリアとし、トラックピッチを
0.87μm、線密度を0.38μm/bitとする
と、記録再生エリアは、93個のゾーンに区分される。
ディスク半径が24mmの第0ゾーンにおいては、1トラ
ック(1回転)当たり520フレームとなり、ゾーンが
1づつインクリメントするにつれて、1トラック当たり
8フレームが増加される。
【0050】後述するように、この実施例の場合、1セ
クタは24フレーム(データフレーム)により構成され
るので、ゾーン毎にインクリメントされるフレームの数
(=8)は、この1セクタを構成するフレームの数(=
24)より小さい値に設定されていることになる。これ
により、より細かい単位で多くのゾーンを形成すること
が可能となり、ディスク1の容量を大きくすることがで
きる。この方式をゾーンCLD(Constant Linear Denc
ity)と称する。
【0051】なお、この実施例においては、各ゾーンの
トラック数を、記録再生単位を構成するデータフレーム
数(420フレーム)の1倍としたが、整数倍とするこ
とができる。これにより、余剰なデータフレームが発生
することがなくなり、各ゾーンに整数個の記録再生単位
(ブロック)が配置されることになり、ゾーニング効率
を向上させることができる。その結果、ゾーンCAVよ
り大きく、ゾーンCLVよりは小さいが、ゾーンCLV
に近い容量を得ることができる。
【0052】また、このように、CLVに近いゾーニン
グを行うことにより、ゾーンと次のゾーンにおけるクロ
ック周波数の変化が小さくなり、CLV専用の再生装置
により再生した場合においても、クロック周波数が変化
するゾーン間においてもクロックの抽出が可能となり、
ゾーン間を連続して再生することができる。
【0053】次に、図10の実施例の動作について説明
する。ここでは、データ記録モード時の動作について説
明する。光ヘッド32は光ディスク1にレーザ光を照射
し、その反射光から得られるRF信号を出力する。ウォ
ブル/マーク再生回路48は、このRF信号から、フレ
ームアドレス検出用の成分を抽出し、フレームアドレス
検出回路37に出力する。フレームアドレス検出回路3
7は、この成分からウォブリング情報(アドレス情報)
を読み取り、その読み取り結果を制御回路38に出力す
るとともに、クラスタカウンタ46にも供給する。
【0054】また、ウォブル/マーク再生回路48はR
F信号から、マーク検出用の成分を抽出し、マーク検出
回路36に出力する。マーク検出回路36は、この成分
から、クロック同期マーク(図9のファインクロックマ
ーク)を検出し、マーク周期検出回路40に供給する。
【0055】マーク周期検出回路40は、クロック同期
マークの周期性を判定し、それに対応した所定のパルス
を発生し、PLL回路41に出力する。PLL回路41
はこのパルスに同期したクロック(記録クロック)を生
成し、クラスタカウンタ46に供給する。
【0056】制御回路38は、フレームアドレス検出回
路37より供給されるフレームアドレス(フレーム番
号)から、1トラック(1回転)における基準のクロッ
ク同期マークの位置を検出することができる。例えばフ
レーム番号0のフレーム(アドレスフレーム)の最初に
検出されるクロック同期マークを基準として、記録クロ
ックのカウント値より、トラック上の任意の位置(1回
転中の任意の位置)にアクセスすることが可能となる。
【0057】以上のようにして、トラック上の任意の位
置にアクセスした場合、さらにそのアクセス点が、どの
ゾーンに属するか否かを判定し、そのゾーンに対応する
周波数のクロックをVCO44に発生させる必要があ
る。そこで、制御回路38は、図12のフローチャート
に示すようなクロック切り替え処理をさらに実行する。
【0058】すなわち、最初にステップS1において、
制御回路38は、フレームアドレス検出回路37が出力
したアクセス点のフレームアドレスの中からトラック番
号を読み取る。そして、ステップS2において、ステッ
プS1で読み取ったトラック番号に対応するゾーンを、
ROM47に記憶されているテーブルから読み取る。上
述したように、ROM47のテーブルには、各番号のト
ラックが、例えば第0ゾーン乃至第92ゾーンのいずれ
のゾーンに属するかが、予め記憶されている。
【0059】そこで、ステップS3において、いま読み
取ったトラック番号が、それまでアクセスしていたゾー
ンと異なる新しいゾーンであるか否かを判定する。新し
いゾーンであると判定された場合においては、ステップ
S4に進み、制御回路38は、分周器45を制御し、そ
の新しいゾーンに対応する分周比を設定させる。これに
より、各ゾーン毎に異なる周波数の記録クロックがVC
O44より出力されることになる。
【0060】なお、ステップS3において、現在のゾー
ンが新しいゾーンではないと判定された場合において
は、ステップS4の処理はスキップされる。すなわち、
分周器45の分周比は変更されず、そのままとされる。
【0061】次に、記録データのフォーマットについて
説明する。この実施例においては、上述したように、1
クラスタ(32kバイト)を単位として、データが記録
されるが、このクラスタは次のようにして構成される。
【0062】すなわち、2kバイト(2048バイト)
のデータが、1セクタ分のデータとして抽出され、これ
に図13に示すように、16バイトのオーバーヘッドが
付加される。このオーバーヘッドには、セクタアドレス
(図10のアドレス発生読取回路35で発生され、ある
いは読み取られるアドレス)と、エラー検出のためのエ
ラー検出符号などが含まれている。
【0063】この、合計2064(=2048+16)
バイトのデータが、図14に示すように、12×172
(=2064)バイトのデータとされる。そして、この
1セクタ分のデータが16個集められ、192(=12
×16)×172バイトのデータとされる。この192
×172バイトのデータに対して、10バイトの内符号
(PI)と16バイトの外符号(PO)が、横方向およ
び縦方向の各バイトに対して、パリティとして付加され
る。
【0064】さらに、このようにして208(=192
+16)×182(=172+10)バイトにブロック
化されたデータのうち、16×182バイトの外符号
(PO)は、16個の1×182バイトのデータに区分
され、図15に示すように、12×182バイトの番号
0乃至番号15の16個のセクタデータの下に1個ずつ
付加されて、インタリーブされる。そして、13(=1
2+1)×182バイトのデータが1セクタのデータと
される。
【0065】さらに、図15に示す208×182バイ
トのデータは、図16に示すように、縦方向に2分割さ
れ、1フレームが91バイトのデータとされ、208×
2フレームのデータとされる。そして、この208×2
フレームのデータの先頭に、2×2フレームのリンクデ
ータ(リンクエリアのデータ)が付加される(より正確
には、図17を参照して後述するように、4フレーム分
のデータの一部がクラスタの先頭に記録され、残りはク
ラスタの最後に記録される)。91バイトのフレームデ
ータの先頭には、さらに2バイトのフレーム同期信号
(FS)が付加される。その結果、図16に示すよう
に、1フレームのデータは合計93バイトのデータとな
り、合計210(=208+2)×(93×2)バイト
(420フレーム)のブロックのデータとなる。これ
が、1クラスタ(記録の単位としてのブロック)分のデ
ータとなる。そのオーバヘッド部分を除いた実データ部
の大きさは32kバイト(=2048×16/1024
kバイト)となる。
【0066】すなわち、この実施例の場合、1クラスタ
が16セクタにより構成され、1セクタが24フレーム
により構成される。
【0067】このようなデータが、ディスク1にクラス
タ単位で記録されるので、クラスタとクラスタの間に
は、図17に示すように、リンクエリアが配置される。
【0068】図17に示すように、リンクエリアは、4
つのフレーム(データフレーム)により構成され、デー
タエリア(クラスタ中)の場合と同様に、1フレームの
データは93バイトとされる。各フレームの先頭には、
2バイトのフレーム同期信号(FS)(Frame Sync)が
配置されている。
【0069】リンクエリアは、32kバイトのデータブ
ロック(クラスタ)の前に、86バイトと3フレームの
データを付加して記録する。86バイトのデータのう
ち、先頭の20バイトはプリバッファ(Prebuffer)と
ALPC(Automatic Laser Power Control)とされ
る。プリバッファは、ジッタによるクラスタのスタート
位置のずれを吸収するバッファであり、ALPCは、レ
ーザ光の記録時または再生時の出力を所定の値に設定す
るためのデータが記録される記録パワー設定用エリアで
ある。
【0070】次の66バイトには、Slice/PLL
が配置される。Sliceは、再生データを2値化する
ための時定数を設定するためのデータであり、PLL
は、クロックを再生するためのデータである。
【0071】続く2つのフレームには、Slice/P
LLが、それぞれ配置される。最後の1フレームには、
先頭の83バイトに、Slice/PLLが配置され、
次の4バイトに同期信号(Sync)が配置され、最後
の4バイトは、将来の利用のために留保(Reserv
e)とされる。
【0072】また、32kバイト(クラスタ)のデータ
ブロックの後には、2バイトのフレーム同期信号、1バ
イトのポストアンブル(Postamble)および8バイトの
ポストバッファ(Postbuffer)が形成される。ポストア
ンブルは、最後のデータのマーク長を調節し、信号極性
を戻すためのデータが記録される。ポストバッファは、
偏心などによるジッタを吸収するためのバッファエリア
である。ジッタが全く存在しない理想的な状態の場合、
8バイトのポストバッファのうち4バイトがオーバーラ
ップして、次のクラスタのプリバッファおよびALPC
が記録される。
【0073】このリンクエリアをROMディスクにも適
用し、ROMディスクとRAMディスクを共通のフォー
マットにすることも可能である。その場合、ROMディ
スクでは、リンクエリアのポストバッファ、プリバッフ
ァ、およびALPCに情報を記録することが可能であ
る。例えば、アドレスを入れ、アドレスの情報確率を上
げるようにすることも可能である。
【0074】次に、ウォブル/マーク再生回路48のよ
り詳細な構成と動作について説明する。ウォブル/マー
ク再生回路48は、例えば図18に示すように構成され
る。光ヘッド32が有する受光素子61は、トラックの
主に右側の成分と主に左側の成分を検出できるように、
トラックと並行な方向に、受光素子61Aと61Bに、
2分割されている。受光素子61Aの出力は、A/D変
換器62に入力され、アナログ信号からデジタル信号に
変換された後、加算器64と減算器65に出力されるよ
うになされている。また、同様に、他方の受光素子61
Bの出力も、A/D変換器63でアナログ信号からデジ
タル信号に変換された後、加算器64と減算器65に出
力されるようになされている。加算器64は、A/D変
換器62とA/D変換器63より供給された信号を加算
し、割算器66に出力している。減算器65は、A/D
変換器62より出力された信号からA/D変換器63よ
り出力された信号を減算し、割算器66に出力してい
る。
【0075】割算器66は、減算器65より供給された
信号を加算器64より供給された信号で割算するように
なされている。バンドパスフィルタ67は、割算器66
より供給された信号のうち、図9を参照して説明したフ
ァインクロックマーク(クロック同期マーク)に対応し
た周波数成分を抽出し、マーク検出回路36へ出力する
ようになされている。また、バンドパスフィルタ68
は、割算器66の出力信号からウォブル信号成分を含む
周波数帯域(バンドパスフィルタ67で抽出する周波数
帯域より低い周波数帯域)の成分を抽出し、フレームア
ドレス検出回路37へ出力するようになされている。
【0076】次に、図19のタイミングチャートを参照
して、その動作について説明する。いま、図19(A)
に示すように、プリグルーブ2上のクロック同期マーク
(ファインクロックマーク)の近傍に、記録データに対
応するマーク(ピット)を形成するものとする。光ヘッ
ド32がディスク1に対して出射するレーザ光の強度
は、このマークの位置において、マークを形成しない位
置における場合より大きな値に制御される。これによ
り、プリグルーブ2上にはマークが形成される。
【0077】このとき、ディスク1からの反射光を受光
している受光素子61Aと61Bは、それぞれ図19
(B)と(C)に示す信号を出力する。すなわち、受光
素子61Aの出力は、基本的にファインクロックマーク
に対応して、そのレベルが正弦波状に滑らかに変化する
が、マーク(ピット)が形成されている位置において
は、その出力レベルが低下する。
【0078】一方、受光素子61Bの出力のうちファイ
ンクロックマーク成分は、図19(C)に示すように、
図19(B)に示す受光素子61Aの出力とほぼ逆相の
状態の正弦波状の信号となる。しかしながら、マーク
(ピット)に対応する成分は、受光素子61Aにおける
場合と同様に、マークに対応して、その出力レベルが低
下する。すなわちクロック同期マーク成分(ウォブルア
ドレス成分も同様)は、受光素子61Aと受光素子61
Bにおいて逆相の状態となるが、マーク(ピット)成分
は同相の状態となる。
【0079】加算器64で、受光素子61Aの出力と受
光素子61Bの出力を、それぞれA/D変換器62とA
/D変換器63でA/D変換した後、加算すると、図1
9(D)に示すように、逆相成分であるクロック同期マ
ーク情報とウォブルアドレス情報が相殺され、マーク
(ピット)成分が抽出される。
【0080】これに対して減算器65が出力する受光素
子61の出力から受光素子61Bの出力を減算した結果
は、図19(E)に示すように、基本的には同相成分で
あるマーク(ピット)成分が除去され、逆相成分である
クロック同期マーク成分とアドレス情報成分が抽出され
る。
【0081】しかしながら、上述したように、マーク
(ピット)形成位置においては、レーザ光の強度が再生
モード時における場合より大きなレベルに設定されるた
め、マークを形成しない位置における再生レベルと、マ
ークを形成した位置における再生レベルとが不連続とな
り、結果的に、図19(E)に示すように、減算器65
の出力には、マーク成分(同相成分)が十分に抑圧され
ないで残ることになる。
【0082】そこで、割算器66において、減算器65
の出力(図19(E))を加算器64の出力(図19
(D))で割算することで、図19(F)に示すよう
に、マーク成分に対応する変化を十分抑圧した同期マー
ク成分(アドレス成分)を抽出することができる。すな
わち、加算器64の出力は、記録データに対応するレー
ザ光の強度変化成分を含んでいるため、加算器64の出
力で減算器65の出力を割算することで、減算器65の
出力が正規化され、マーク(ピット)成分が抑圧され
る。
【0083】このようにして割算器66が出力する信号
は、マーク成分が十分抑圧された信号となる。そして、
この信号には、同期マーク成分とウォブルアドレス成分
が含まれていることになる。
【0084】そこで、バンドパスフィルタ67により同
期マーク成分に対応する比較的高い周波数帯域の成分を
抽出する。その結果、バンドパスフィルタ67の出力信
号には、より低い周波数帯域のウォブルアドレス信号が
実質的に含まれない信号となるため、マーク検出回路3
6は、バンドパスフィルタ67の出力からファインクロ
ックマークを正確に検出することができる。
【0085】一方、バンドパスフィルタ68は、割算器
66の出力から比較的低い周波数帯域のウォブルアドレ
ス成分の周波数帯域を抽出する。これにより、バンドパ
スフィルタ68の出力には、実質的にファインクロック
マーク成分が含まれないこととなり、フレームアドレス
検出回路37は、ウォブルアドレス成分を正確に検出す
ることが可能となる。
【0086】一方、再生モード時においても、基本的に
上述した場合と同様の動作が行われるが、再生モード時
においては、レーザビームの強度は一定とされるため、
記録モード時における場合より、さらに正確にファイン
クロックマークとウォブルアドレスを再生することがで
きる。
【0087】図20は、ウォブル/マーク再生回路48
の他の実施例を表している。この実施例においては、A
/D変換器62の出力が割算器66Aに供給され、A/
D変換器63の出力が割算器66Bに供給されている。
そして、加算器64の出力が、割算器66Aと66Bに
供給されている。減算器65は、割算器66Aの出力か
ら割算器66Bの出力を減算して、バンドパスフィルタ
67と68に出力するようになされている。その他の構
成は、図18における場合と同様である。
【0088】すなわち、図18の実施例においては、減
算器65の出力を割算器66において、加算器64の出
力で割算することにより、正規化を行うようにしている
が、図20の実施例においては、A/D変換器62の出
力自体を、割算器66Aで加算器64の出力で割算する
ことにより正規化している。また、同様に、A/D変換
器63の出力自体を割算器66Bにおいて、加算器64
の出力で割算することにより正規化している。
【0089】このように、先に正規化された割算器66
Aの出力と割算器66Bの出力を減算器65に供給し、
割算器66Aの出力から割算器66Bの出力を減算して
いる。このようにしても、図18における場合と同様の
信号を得ることができる。
【0090】図21は、ウォブル/マーク再生回路48
のさらに他の実施例を表している。この実施例は、図2
0の実施例をアナログ的に構成した場合の例を表してい
る。すなわち、図21の実施例においては、受光素子6
1Aの出力と受光素子61Bの出力が、アナログ信号の
まま加算器(加算増幅器)74において加算された後、
割算器76Aと76Bに供給される。割算器76Aは、
受光素子61Aの出力を加算器74の出力でアナログ的
に割算し、得られた結果を減算器(差動増幅器)75の
非反転入力端子に供給する。また、割算器76Bは、受
光素子61Bの出力を加算器74の出力でアナログ的に
割算した後、減算器75の反転入力端子に供給する。
【0091】減算器75は、割算器76Aの出力から、
割算器76Bの出力をアナログ的に減算した後、バンド
パスフィルタ77とバンドパスフィルタ78に供給す
る。バンドパスフィルタ77とバンドパスフィルタ78
は、減算器75より入力された信号から、アナログ的に
所定の周波数帯域の成分を抽出し、それぞれマーク検出
回路36またはフレームアドレス検出回路37に供給す
る。
【0092】このように、図21の実施例は、図20の
実施例においてデジタル的に行われている処理をアナロ
グ的に行っている。
【0093】図22は、ウォブル/マーク再生回路48
のさらに他の実施例を表している。この実施例において
は、受光素子61Aの出力がゲインコントロール回路8
1とエンベロープ検出回路82に供給されている。エン
ベロープ検出回路82は、入力された信号のエンベロー
プを検出し、ゲインコントロール回路81に出力してい
る。同様に、受光素子61Bの出力がゲインコントロー
ル回路83とエンベロープ検出回路84に供給されてい
る。エンベロープ検出回路84は、入力された信号のエ
ンベロープを検出し、ゲインコントロール回路83に出
力している。
【0094】減算器75はゲインコントロール回路81
の出力とゲインコントロール回路83の出力を減算し、
バンドパスフィルタ77と78に出力している。
【0095】次に、図23のタイミングチャートを参照
して、その動作について説明する。エンベロープ検出回
路82は、受光素子61Aの出力(図23(A))のエ
ンベロープを検出する。このエンベロープ検出回路82
で検出するエンベロープの周波数は、図23(A)にお
いて破線で示すような、ディスク1の回転により規定さ
れる周波数より若干高い程度の、比較的低い周波数であ
る。受光素子61Aの出力する信号のエンベロープは、
図23(A)において実線で示すように、ウォブリング
アドレス信号とファインクロックマーク信号に対応して
変化するが、エンベロープ検出回路82は、このような
信号に対応する高い周波数のエンベロープは検出しな
い。
【0096】従って、エンベロープ検出回路82の検出
結果をゲインコントロール回路81に供給して、ゲイン
コントロール回路81において、受光素子61Aの出力
信号のレベルを、エンベロープ検出回路82からの検出
信号に対応して制御すると、図23(C)に示すような
信号が得られる。この信号においては、ディスク1の反
射ムラに起因するレベルの変化は抑圧されているが、ウ
ォブリングアドレス信号成分とファインクロックマーク
成分は残されている。
【0097】同様に、エンベロープ検出回路84は、受
光素子61Bの出力(図23(B))のエンベロープを
検出する。このエンベロープ検出回路84で検出するエ
ンベロープの周波数は、図23(B)において破線で示
すような、ディスク1の回転により規定される周波数よ
り若干高い程度の、比較的低い周波数である。受光素子
61Bの出力する信号のエンベロープは、図23(B)
において実線で示すように、ウォブリングアドレス信号
とファインクロックマーク信号に対応して変化するが、
エンベロープ検出回路84は、このような信号に対応す
る高い周波数のエンベロープは検出しない。
【0098】従って、エンベロープ検出回路84の検出
結果をゲインコントロール回路83に供給して、ゲイン
コントロール回路83において、受光素子61Bの出力
信号のレベルを、エンベロープ検出回路84からの検出
信号に対応して制御すると、図23(D)に示すような
信号が得られる。この信号においては、ディスク1の反
射ムラに起因するレベルの変化は抑圧されているが、ウ
ォブリングアドレス信号成分とファインクロックマーク
成分は残されている。
【0099】すなわち、この実施例においては、エンベ
ロープ検出回路82と84で、受光素子61Aと61B
の出力の大きさを検出し、ゲインコントロール回路81
と83でその正規化を行っていることになる。
【0100】従って、減算器75において、ゲインコン
トロール回路81の出力からゲインコントロール回路8
3の出力を減算すると、図23(E)に示すように、デ
ィスク1の反射ムラ成分が除去され、ウォブリングアド
レス信号成分とファインクロックマーク信号成分を含む
信号が得られるので、バンドパスフィルタ77と78
で、それぞれの信号成分を抽出することができる。
【0101】なお、本発明は、光ディスク以外のディス
クにデータを記録または再生する場合にも適用すること
が可能である。
【0102】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の記録再生
装置および請求項7に記載の記録再生方法によれば、ト
ラックの主に左側の成分と右側の成分の差を、その大き
さに対応して正規化して、アドレス情報または同期情報
を検出するようにしたので、再生モード時はもとより、
記録モード時においても、アドレス情報または同期情報
を正確に再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクがウォブリングされた状態を説明する
図である。
【図2】ウォブリングアドレスフレームの構成例を示す
図である。
【図3】ウォブリング信号発生回路の構成例を示す図で
ある。
【図4】図3のバイフェーズ変調回路13が出力するバ
イフェーズ信号の例を示す図である。
【図5】図3のバイフェーズ変調回路13が出力するバ
イフェーズ信号の他の例を示す図である。
【図6】図3のFM変調回路15が行う周波数変調を説
明する図である。
【図7】図3のFM変調回路15の出力する周波数変調
波を示す図である。
【図8】プリグルーブを有するディスク1を製造するた
めの記録装置の構成例を示す図である。
【図9】図8の合成回路22の動作を説明する図であ
る。
【図10】本発明の記録再生装置を応用した光ディスク
記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図11】ディスクにおけるゾーンを説明する図であ
る。
【図12】図10の実施例におけるクロック切り替え処
理を説明するフローチャートである。
【図13】1セクタ分のデータのフォーマットを説明す
る図である。
【図14】32kバイトのデータの構成を説明する図で
ある。
【図15】図14の外符号をインタリーブした状態を説
明する図である。
【図16】32kバイトのブロックのデータの構成を説
明する図である。
【図17】リンクエリアの構成例を示す図である。
【図18】図10のウォブル/マーク再生回路48の構
成例を示すブロック図である。
【図19】図18の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図20】図10のウォブル/マーク再生回路48の他
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図21】図10のウォブル/マーク再生回路48のさ
らに他の実施例の構成を示すブロック図である。
【図22】図10のウォブル/マーク再生回路48の他
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図23】図22の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク, 2 プリグルーブ, 11 発生回
路, 12,14 割算器, 13 バイフェーズ変調
回路, 15 FM変調回路, 21 ウォブリング信
号発生回路, 22 合成回路, 23 マーク信号発
生回路, 24記録回路, 25 光ヘッド, 26
原盤, 27 スピンドルモータ,31 スピンドルモ
ータ, 32 光ヘッド, 33 記録再生回路, 3
4メモリ, 35 アドレス発生読取回路, 36 マ
ーク検出回路, 37 フレームアドレス検出回路,
38 制御回路, 39 スレッドモータ, 40マー
ク周期検出回路, 41 PLL回路, 42 位相比
較器, 43 LPF, 44 VCO, 45 分周
器, 46 クラスタカウンタ, 47ROM, 48
ウォブル/マーク再生回路, 61A,61B 受光
素子,64 加算器, 65 減算器, 66 割算
器, 67,68 バンドパスフィルタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するトラックが、プリグル
    ーブとして予め形成されているとともに、前記プリグル
    ーブが、アドレス情報と同期情報に対応して変調されて
    いる記録媒体に対して、データを記録しつつ、前記アド
    レス情報または同期情報を再生する記録媒体記録再生装
    置において、 前記トラックの主に左側の成分と主に右側の成分をそれ
    ぞれ検出する第1の検出手段と、 前記左側の成分と右側の成分の差を演算する第1の演算
    手段と、 前記検出手段により検出された成分の大きさを演算する
    第2の演算手段と、 前記左側の成分と右側の成分の差を正規化する演算を行
    う第3の演算手段と、 前記第3の演算手段により正規化された後の前記左側の
    成分と右側の成分の差を利用して、前記アドレス情報ま
    たは同期情報を検出する第2の検出手段とを備えること
    を特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の演算手段は、前記検出手段に
    より検出された左側の成分と右側の成分を加算して前記
    成分の大きさを演算し、 前記第3の演算手段は、前記第1の演算手段の出力を前
    記第2の演算手段の出力で割り算することにより正規化
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の演算手段は、前記検出手段に
    より検出された左側の成分と右側の成分を加算して前記
    成分の大きさを演算し、 前記第3の演算手段は、前記第1の検出手段の出力する
    前記左側の成分と右側の成分を前記第2の演算手段の出
    力で割り算することにより正規化を行い、 前記第1の演算手段は、前記第3の演算手段により正規
    化された後の前記左側の成分と右側の成分の差を演算す
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の演算手段は、前記検出手段に
    より検出された左側の成分と右側の成分のエンベロープ
    から前記成分の大きさを演算し、 前記第3の演算手段は、前記第1の検出手段の出力する
    前記左側の成分と右側の成分の大きさを、前記第2の演
    算手段の出力で制御することにより正規化を行い、 前記第1の演算手段は、前記第3の演算手段により正規
    化された後の前記左側の成分と右側の成分の差を演算す
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の演算手段の出力のうち、第1
    の周波数帯域の成分を抽出して、前記第2の検出手段に
    出力する第1の抽出手段と、 前記第3の演算手段の出力のうち、前記第1の周波数帯
    域より高い第2の周波数帯域の成分を抽出して、前記第
    2の検出手段に出力する第2の抽出手段とをさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の検出手段の出力をデジタル信
    号に変換して前記第1および第2の演算手段に供給する
    変換手段を さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の記録再
    生装置。
  7. 【請求項7】 データを記録するトラックが、プリグル
    ーブとして予め形成されているとともに、前記プリグル
    ーブが、アドレス情報と同期情報に対応して変調されて
    いる記録媒体に対して、データを記録しつつ、前記アド
    レス情報または同期情報を再生する記録再生方法におい
    て、 前記トラックの主に左側の成分と主に右側の成分をそれ
    ぞれ検出する第1のステップと、 前記左側の成分と右側の成分の差を演算する第2のステ
    ップと、 検出された成分の大きさを演算する第3のステップと、 前記左側の成分と右側の成分の差を正規化する演算を行
    う第4のステップと、 正規化された後の前記左側の成分と右側の成分の差を利
    用して、前記アドレス情報または同期情報を検出する第
    5のステップとを備えることを特徴とする記録再生方
    法。
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