JPH09211311A - カメラの測距装置 - Google Patents

カメラの測距装置

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JPH09211311A
JPH09211311A JP8035630A JP3563096A JPH09211311A JP H09211311 A JPH09211311 A JP H09211311A JP 8035630 A JP8035630 A JP 8035630A JP 3563096 A JP3563096 A JP 3563096A JP H09211311 A JPH09211311 A JP H09211311A
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JP
Japan
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distance measurement
distance
remote control
impossible
range
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Withdrawn
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JP8035630A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Ikeda
万博 池田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/38Releasing-devices separate from shutter

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン撮影モードにおいて、測距動作を行
って測距不能となった場合であっても、合焦確率の向上
を図り得るカメラの測距装置を提供する。 【解決手段】 リモコン撮影モードで測距不能の場合
(#37でYES、#38でYES)、測距値を記憶す
ることなく、その後のリモコン信号検知時に、再度、測
距を行うようにした(#42)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン撮影機能
及び自動合焦機能を有するカメラの測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモコン撮影モード(カメラのレ
リーズ釦を、直接、手で押下するのではなく、遠隔的に
操作するモード。)において、測距開始スイッチ(S1
スイッチという。)をオンにすれば、被写体までの距離
が測定され、この距離が測距値としてメモリ(AFロッ
クという)され、この測距値はS1スイッチをオフにし
てもメモリ状態で維持される。このとき、リモコン信号
が受信されれば、レンズは、メモリ状態で維持されてい
るこの測距値に基づいて駆動し、リモコン撮影モードに
よる撮影が行われる。
【0003】また、リモコン撮影モード時に、パッシブ
AF方式による測距の場合、被写体にコントラストがな
い、輝度が低過ぎるなどのため測距不能の場合には、被
写体までの実際の距離とは無関係に、別途メモリされて
いる値により、レンズは所定の位置に設定され、シャッ
タが駆動され撮影が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、リモコン撮影モード時に、ひとたびS1スイッ
チがオンにされ測距されると、そのときの測距値がメモ
リされ、S1スイッチをオフにしても該測距値をメモリ
したままであり、その後に、リモコン信号を受信する
と、先にメモリしていた測距値に基づいてレンズ駆動を
行うため、合焦していない状態で撮影が行われることが
あり、その場合、ピントの合っていない写真撮影とな
る。また、リモコン撮影モード時に測距不能である場
合、直ちにレンズを所定位置に設定してしまうため、合
焦した状態での撮影を行える確率が低いものとなってい
た。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、リモコン撮影モードにおいて、測
距動作を行って測距不能となった場合には、測距値をメ
モリすることなくリモコン信号を受信したら、再度、測
距動作を行うようにしたことにより、リモコン撮影モー
ドにおける合焦確率の向上を図ったカメラの測距装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のカメラの測距装置は、リモコン撮影機能を
有するカメラにおいて、ノーマル撮影モードとリモコン
撮影モードとを切り換えるモード変更手段と、リモコン
信号を受信するリモコン信号受信手段と、被写体距離を
測定する測距手段と、測距が不能か否かを検知する測距
不能検知手段と、測距不能が検知されなかった場合に
は、前記測距手段により測定された被写体距離データを
測距値として記憶する記憶手段と、リモコン撮影モード
で前記測距不能検知手段により測距不能であることが検
知された場合には、前記記憶手段の記憶を禁止する記憶
禁止手段と、リモコン撮影モードで前記測距不能検知手
段により測距不能であることが検知された場合には、所
定の被写体距離データを出力する所定値出力手段と、リ
モコン撮影モードで、リモコン信号を受信した時に前記
記憶手段に測距値が記憶されている場合には、記憶され
た該測距値に基づいてレンズ駆動を行うと共にレリーズ
を行い、一方、リモコン信号を受信した時に前記記憶手
段に測距値が記憶されていない場合には、再び前記測距
手段により測距動作を行い、この測距が可能であれば、
該測距値に準じてレンズ駆動を行うと共にレリーズを行
い、また、該測距が不能であれば、前記所定値出力手段
から出力される被写体距離データに基づいてレンズ駆動
を行うと共にレリーズを行う制御手段とを備えたもので
ある。
【0007】上記構成においては、リモコン撮影モード
において測距不能検知手段により、測距不能であること
が検知された場合には、記憶禁止手段が被写体距離デー
タを記憶手段に記憶させないように動作する。そして、
リモコン撮影モードにおいて、リモコン撮影信号を受信
した時に、測距可能で記憶手段に測距値が記憶されてい
れば、制御手段は実際に測距され記憶された該測距値に
基づいてレンズ駆動を行うと共にレリーズを行う。一
方、リモコン撮影モードにおいて、リモコン信号を受信
した時に、測距不能で記憶手段に測距値が記憶されてい
なければ、制御手段は再び前記測距手段により測距動作
を行い、この測距が可能であれば、該測距値に準じてレ
ンズ駆動を行うと共にレリーズを行う。これにより、合
焦確率は向上する。また、再度の測距動作にもかかわら
ず、測距が不能であれば、前記所定値出力手段から出力
される被写体距離データに基づいてレンズ駆動を行うと
共にレリーズを行う。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1乃至図3により説明する。図1は本実施の
形態によるカメラの測距装置の制御回路ブロック図、図
2はカメラに電源が投入されたときの動作のフローチャ
ート、図3は測距開始スイッチのオン時及びリモコンレ
リーズ動作のフローチャートである。
【0009】図1において、マイクロコンピュータ(以
下、マイコンという。)1はカメラ制御を行うマイクロ
プロセッサで、リモコン撮影モードにおいてリモコン信
号受信時に、測距の可否に応じてレンズ駆動やレリーズ
動作を制御する制御手段であり、測距動作、フイルムの
巻き上げ、レンズやシャッタの駆動などカメラ機能の全
体を制御する。また、このマイコン1は、被写体距離を
記憶する記憶手段、測距が不能か否かを検知する測距不
能検知手段、測距不能の場合に記憶手段を機能させない
ための記憶禁止手段、及び、測距不能時に所定の被写体
距離を出力する所定値出力手段を含む。
【0010】測距開始スイッチSW1は被写体距離の測
距を開始させるスイッチで、レリーズ釦(図示せず)の
半押しでオンする。レリーズ開始スイッチSW2はシャ
ッタを開いて撮影を開始させるスイッチでレリーズ釦を
押し込むとオンする。測距終了表示発光ダイオードLE
D1や測距不能表示発光ダイオードLED2はマイコン
1により発光動作が制御される。測距終了表示発光ダイ
オードLED1は測距が終了した際に発光することによ
りその旨を表示し、また、測距不能表示発光ダイオード
LED2は、被写体にコントラストがないなどのため測
距が不可能の際に発光することによりその旨を表示す
る。
【0011】撮影モード切り換えスイッチSW3はノー
マル撮影モードとリモコン撮影モードとを選択し切り換
えるための撮影モード変更手段で、このスイッチSW3
をオンにすることでリモコン撮影モード、すなわち、レ
リーズ釦を直接押すのではなく離れた位置からレリーズ
釦を操作し得るモードとなり、オフにすることによりノ
ーマル撮影モード、すなわち、レリーズ釦を直接、実際
に押して撮影するモードとなる。
【0012】リモコンレリーズスイッチSW4はリモコ
ン撮影モード時に、レリーズを開始するスイッチであ
る。リモコン送信部2はリモコンレリーズスイッチSW
4のオンにより発光ダイオードを発光させ、レリーズ信
号を送信する。マイコン1と共にリモコン信号受信手段
を構成するリモコン受信部3及びトランジスタQ1は、
リモコン送信部2から送信されたリモコン信号を受け、
その信号をマイコン1へ出力する。トランジスタQ1は
リモコン受信部3に電源供給するトランジスタである。
【0013】オートフォーカス用の集積回路AFIC
(以下、AFICという。)は、スイッチSW1等と共
に測距手段や測距不能検知手段を構成する。このAFI
Cは、パッシブ方式、すなわち二重像合致式の合焦機構
により測距するためのIC(集積回路)であり、測距が
終了すればその測距値を、また、被写体にコントラスト
がないなどのため測距不能の際にはその旨の信号を、そ
れぞれマイコン1へ出力する。
【0014】レンズモータ4はレンズの繰出し・繰込み
を、シャッタモータ5はシャッタの開閉を、また、給送
モータ6はフィルムの巻き上げを、それぞれ行うモータ
である。モータドライバ7はマイコン1からの制御信号
によって前記の各モータを駆動する。
【0015】上記の構成を有する本実施の形態のカメラ
では、リモコン撮影モードの場合、マイコン1におい
て、測距不能検知手段により測距不能であることが検知
されたときには、記憶禁止手段が被写体距離データを記
憶手段に記憶しないように働く。そして、リモコン撮影
モードにおいて、マイコン1とリモコン受信部3やトラ
ンジスタQ1から成るリモコン信号受信手段がリモコン
撮影信号を受信した時に、測距可能で記憶手段に測距値
が記憶されていれば、制御手段は実際に測距され記憶さ
れた測距値に基づいて、レンズモータ4などによりレン
ズ駆動を行うと共にレリーズを行う。一方、リモコン撮
影モードにおいて、リモコン信号を受信した時に、測距
不能で記憶手段に測距値が記憶されていなければ、制御
手段は再びAFICにより測距動作を行い、この測距が
可能であれば、この測距値に準じてレンズ駆動を行うと
共にレリーズを行う。また、ここで測距が不能であれ
ば、マイコン1に格納されている所定値出力手段から出
力される被写体距離データに基づいてレンズ駆動を行う
と共にレリーズを行う。
【0016】次に、図2により、カメラに電源を投入し
た後の測距からリモコンレリーズに至る動作を説明す
る。カメラに電源が投入されると、先ず、初期設定(ス
テップ#1、以下、ステップ番号のみを示す。)が行わ
れる。すなわち、カメラの過去の測距値、測距終了や測
距不能の旨などを示す測距終了表示発光ダイオードLE
D1や測距不能表示発光ダイオードLED2の表示がク
リアされ、カメラは新たな撮影のための操作指示待ちの
状態となる。なお、撮影モードは前回撮影時のモードが
設定される
【0017】次に、測距開始スイッチSW1がオンか否
かの判定が行われる(#2)。オンの場合は、被写体距
離の測定を行う測距サブルーチン(#3、詳細は図3に
より後述する。)が実行され、その後、撮影モード切り
換えスイッチSW3(モード変更手段)がオフからオン
に変更されたか否かの判定へ進む(#4)。また、ステ
ップ#2において、スイッチSW1がオンでない、すな
わち、測距動作が行われない場合には測距サブルーチン
(#3)が実行されることなく、ステップ#2に続いて
直接、ステップ#4へと進む。
【0018】ステップ#4においては、撮影モード切り
換えスイッチSW3がオフからオンへ変更されたか否
か、すなわち、ノーマル撮影モードがリモコン撮影モー
ドに変えられたか否かが判定される。リモコン撮影モー
ドに変更されたのであれば、リモコン撮影モードが設定
され(#5)、リモコン回路がオンとなり(#6)、ス
テップ#7へ進む。また、このステップ#4において、
撮影モード切り換えスイッチSW3がオフからオンへ変
更されていなければ、直ちにステップ#7へ進む。
【0019】次に、ステップ#7においては、更に、撮
影モード切り換えスイッチSW3がオンからオフへ変更
されたか否か、すなわち、リモコン撮影モードからノー
マル撮影モードに変えられたか否かが判定される。リモ
コン撮影モードからノーマル撮影モードに変えられたの
であれば、設定されていたリモコンモードは解除され
(#8)、リモコン回路はオフとなる(#9)。このス
テップ#7において、撮影モード切り換えスイッチSW
3がオンからオフへ変更されていなければ、直ちにステ
ップ#10へ進む。
【0020】次に、ステップ#10においては、現時点
において設定されている撮影モードがリモコン撮影モー
ドか否かの判定がなされる。ここで、ノーマル撮影モー
ド、すなわち、リモコン撮影モードでないならば、再
度、上記のステップ#2へ戻り、再び上記動作が繰り返
される。また、ステップ#10において、リモコン撮影
モードが設定されているとの判定がなされれば、リモコ
ン受信部3によるリモコン信号検知待ちとなり(#1
1)、リモコン信号が検知されればリモコンレリーズサ
ブルーチン(#12、詳細は図3により後述する。)へ
進む。また、このステップ#11において、リモコン信
号が検知されなければ、撮影は行われず、上記のステッ
プ#2へ戻る。
【0021】次に、図3を参照して、測距開始スイッチ
SW1のオン時及びリモコンレリーズ動作(図2の#3
及び#12)のサブルーチンを説明する。測距サブルー
チンでは、先ず、AFICが動作し被写体までの距離が
測定される(#31)。続いて、この測距が不能であっ
たか否かの判定がなされる(#32)。被写体にコント
ラストがない、被写体の輝度が低過ぎるなどのため測距
が不能であったのであれば、測距値はマイコン1(所定
値出力手段)により所定値(本実施の形態では3m)に
設定され(#33)、発光ダイオードにより測距不能の
旨表示される(#34)。また、ステップ#32で測距
が可能であったとの判定であれば、測距値が所定値に設
定されることなく、発光ダイオードにより測距終了の旨
の表示がなされる(#34)。
【0022】上記発光ダイオードによる表示において
は、測距が終了した旨が、測距終了表示発光ダイオード
LED1の点灯により表示される。また、測距不能の旨
判定された場合にはその旨が、測距不能表示発光ダイオ
ードLED2の点灯により表示される。ここに、ユーザ
は、これら表示された情報により、撮影を実行する、被
写体を移動させて被写体距離を人為的に変更する等々、
適宜の動作を実行することができる。例えば、測距終了
表示を受け、目下、半押し(測距開始)の状態にあるレ
リーズ釦を更に押し込み、シャッタを開いて撮影を実行
する。あるいは、測距不能表示を受け、測距開始スイッ
チSW1をオフ、すなわち、測距ひいては撮影を断念す
る、あるいは、被写体を移動させ、改めて同スイッチS
W1をオンとして新たな撮影の機会を求める、などの選
択を行うこととなる。
【0023】次に、カメラは、ユーザによる上記の選択
に対処すべく、改めて、測距開始スイッチSW1がオフ
か否か、つまり、測距の指示が維持されているか否かを
判定する(#35)。測距開始スイッチSW1がオフで
ない場合、つまり、測距の指示が維持されているのであ
れば、続いて、レリーズ開始スイッチSW2がオンか否
か、つまり、撮影を実行するか否かの判定を行い(#3
6)、レリーズ開始スイッチSW2がオフであれば、ス
テップ#35へ戻り、測距の指示が維持されているか否
かの判定を行う。
【0024】このステップ#35の判定がNOで、ステ
ップ#36の判定がNOであれば、すなわち、測距の指
示が維持されているにもかかわらず撮影が実行されない
状態にある限り、処理は、#35、#36のループを繰
り返す。
【0025】次に、ステップ#35の判定において、測
距の指示が解除された場合には、ステップ#37に進
み、撮影モードがリモコン撮影モードであるか否かの判
定がなされる。これは、当該時点においては一旦、測距
開始スイッチSW1がオンされ、測距された後に、撮影
が実行されることなく、同スイッチSW1がオフとされ
たのであり、現在の撮影モードがリモコン撮影モードで
あり、直近の測距情報が有効であったのであれば、これ
を記憶しておき、直後に実行されるであろうリモコン撮
影モードによる撮影に活用することにより、より迅速に
リモコン撮影動作が実行されるようにするためである。
すなわち、ステップ#37において、リモコン撮影モー
ドであるとの判定がなされれば、測距が不能であったか
否かの判定を行い(#38)、この判定がNO、すなわ
ち、測距が可能であったのであれば、その測距値が記憶
され(#39)、その後のリモコン撮影に測距情報とし
て供される。一方、判定がYES、すなわち、測距が不
能であったのであれば、測距値が得られていない(測距
値の信頼性が低い場合を含む)のであるから、測距値は
記憶されることなく、発光ダイオードによるそれぞれの
表示、つまり、測距終了表示発光ダイオードLED1及
び測距不能表示発光ダイオードLED2が表示している
情報は役目を終え、これらは消灯され表示が解除され
(#40)、処理はリターンし、ステップ#4へ移る。
なお、上記ステップ#38の判定において、該判定がY
ESであったとき、ステップ#39の処理を通らないよ
うにした手順が記憶禁止手段に相当する。
【0026】また、先のステップ#37において、撮影
モードがリモコン撮影モードでない場合には、直ちに、
上記ステップ#40に進み、処理はリターンする。
【0027】次に、上記のステップ#36において、レ
リーズ開始スイッチSW2がオンであれば、カメラはレ
ンズを繰出し(#47)、シャッタを開閉し(#4
8)、撮影が実行され、その後、レンズは通常の位置へ
リセットされ(#49)、撮影に供されたフィルムは巻
き上げられ(#50)、処理はリターンする。
【0028】次に、リモコンレリーズサブルーチンにつ
いて説明する。ここでは先ず、リモコンレリーズに至る
間の測距値が記憶されているか否かの判定が行われる
(#41)。測距値が記憶されている場合には、ここで
再び測距動作を行うことなく、直ちに当該測距値を用い
てカメラはレンズを繰り出し(#47)、上述したステ
ップ#48以降の撮影動作を実行する。
【0029】一方、上記ステップ#41において、測距
値が記憶されていない場合には、改めて測距動作が行わ
れ(#42)、測距の可否が判定される(#43)。こ
の測距が不能であれば(ステップ#43でYES)、測
距値はマイコン1(所定値出力手段)により所定値(本
実施の形態では3m)に設定され、これに基づいてカメ
ラはレンズを繰り出し(#47)、上述と同様の撮影動
作に入る。
【0030】また、上記ステップ#43において、測距
可能との判定の場合には(ステップ#43でNO)、ス
テップ#45へ進み、上記ステップ#42で測距された
測距値が4m以内か否かの判定がなされる(#45)。
この測距値が4m以内であれば、この測距値は信頼性が
高いものと見做して、当該測距値によりカメラはレンズ
を繰り出し(#47)、上述と同様に撮影動作に入る。
測距値が4m以内でない場合には、その測距値は信頼性
が低いと見做して、通常のリモコン撮影であれば測距値
を例えば4mに設定して差支えないので、測距値は4m
に設定され(#46)、それに基づきカメラはレンズを
繰り出し(#47)、撮影を実行する。
【0031】なお、上記の実施の形態においては、測距
不能の場合に、測距値は所定値の3mとして設定されて
いる。これは、測距不能の場合においても撮影を実現さ
せるために、経験上、通常の撮影において比較的出現頻
度が高い3mを採用しているにすぎず、3mに限るもの
ではない。また、測距可能の場合で、測距値が4m以内
でないときは、測距値を4mに設定している。このよう
にしても、通常のリモコン撮影においては支障がないか
らであり、この値も適宜に変更可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラの測距装
置によれば、リモコン撮影モードにおいて、測距不能の
場合、測距値を記憶することなく、その後のリモコン信
号を受信した時に再度、測距動作を行うようにしている
ので、リモコン撮影モードにおい、より高い確率で合焦
した状態での撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるカメラの測距装置の制御回
路ブロック図である。
【図2】カメラに電源が投入されたときの動作のフロー
チャートである。
【図3】測距開始スイッチのオン時及びリモコンレリー
ズ動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイコン(制御手段、記憶手段、記憶禁止手
段、所定値出力手段) 2 リモコン送信部 3 リモコン受信部 AFIC オートフォーカス用集積回路(測距手段、測
距不能検知手段) SW1 測距開始スイッチ SW2 レリーズ開始スイッチ SW3 撮影モード切り換えスイッチ(モード変更手
段) SW4 リモコンレリーズスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン撮影機能を有するカメラにおい
    て、 ノーマル撮影モードとリモコン撮影モードとを切り換え
    るモード変更手段と、 リモコン信号を受信するリモコン信号受信手段と、 被写体距離を測定する測距手段と、 測距が不能か否かを検知する測距不能検知手段と、 測距不能が検知されなかった場合には、前記測距手段に
    より測定された被写体距離データを測距値として記憶す
    る記憶手段と、 リモコン撮影モードで前記測距不能検知手段により測距
    不能であることが検知された場合には、前記記憶手段の
    記憶を禁止する記憶禁止手段と、 リモコン撮影モードで前記測距不能検知手段により測距
    不能であることが検知された場合には、所定の被写体距
    離データを出力する所定値出力手段と、 リモコン撮影モードで、リモコン信号を受信した時に前
    記記憶手段に測距値が記憶されている場合には、記憶さ
    れた該測距値に基づいてレンズ駆動を行うと共にレリー
    ズを行い、一方、リモコン信号を受信した時に前記記憶
    手段に測距値が記憶されていない場合には、再び前記測
    距手段により測距動作を行い、この測距が可能であれ
    ば、該測距値に準じてレンズ駆動を行うと共にレリーズ
    を行い、また、該測距が不能であれば、前記所定値出力
    手段から出力される被写体距離データに基づいてレンズ
    駆動を行うと共にレリーズを行う制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするカメラの測距装置。
JP8035630A 1996-01-29 1996-01-29 カメラの測距装置 Withdrawn JPH09211311A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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US08/786,344 US5721970A (en) 1996-01-29 1997-01-23 Distance measuring device for a camera

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