JPH09156579A - 船体外板の自動加熱曲げ加工方法 - Google Patents

船体外板の自動加熱曲げ加工方法

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JPH09156579A
JPH09156579A JP7314547A JP31454795A JPH09156579A JP H09156579 A JPH09156579 A JP H09156579A JP 7314547 A JP7314547 A JP 7314547A JP 31454795 A JP31454795 A JP 31454795A JP H09156579 A JPH09156579 A JP H09156579A
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heated
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heated hull
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信男 北村
Sadaaki Sakai
禎明 境
Hiroshi Murayama
宏 村山
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Ship & Ocean Zaidan
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 船体外板を目標形状に自動的に且つ容易に湾
曲でき、更に、被加熱船体外板の形状を容易に測定でき
る。 【解決手段】 粗曲げ加工された被加熱船体外板2の形
状を測定し、この測定形状データと目標形状データとを
比較し、両データ間に差がなくなるように、加熱トーチ
10による複数の加熱領域を二次元座標上で決定し且つ加
熱パターンを加熱領域毎に決定し、加熱トーチ10を姿勢
制御しながら、加熱パターンにしたがって移動させる。
近傍に設けられたセンサブロック25の作用によって加熱
トーチ10は一定高さを維持し、法線方向を向く。そし
て、被加熱船体外板の中央部の基準フレームライン上に
複数の基準点を設けて、測定形状データを目標形状の座
標系に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、船体外板の自動
加熱曲げ加工方法、特に、熟練や特殊な技能を要するこ
となく、しかも、被加熱船体外板を動かすことなく、被
加熱船体外板を目標形状に自動的に且つ容易に湾曲させ
ることができ、また、被加熱船体外板の湾曲度合いが大
きくなっても装置全体が大型化することがなく、更に、
被加熱船体外板の湾曲の度合いが大きくなっても、被加
熱船体外板の形状を容易に測定することができる、船体
外板の自動加熱曲げ加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、船体外板、特に、三次元的に複雑
に湾曲する船首部分等の船体外板の曲げ加工は、予め鋼
板の加熱位置にマーキングを施し、このマーキングを施
した加熱位置を熟練工がガスバーナーによって線状に加
熱し、この加熱によって船体外板に残留塑性変形を与え
ることにより行っていた。
【0003】しかしながら、このような熟練工による船
体外板の曲げ加工は、手間がかかるばかりか、人材面お
よび加工精度面で問題があった。そこで、複雑に湾曲す
る船体外板を熟練や特殊な技能を要することなく、自動
的に曲げ加工することができる、船体外板の自動加熱曲
げ加工方法の提案が強く望まれていた。
【0004】このような要望に答えるべくなされた、船
体外板の自動加熱曲げ加工装置が特開平6−541号公
報に開示されている。以下、この加工装置を従来技術と
いう。従来技術を図面を参照しながら説明する。図19
は、従来技術を示す正面図である。
【0005】図19に示すように、従来技術は、上面を
定盤面とした走行台車50の少なくとも4か所に、走行
台車50上に載置する被加熱船体外板51の端縁部を把
持するためのクランプ52を、ジャッキ53を介して上
下変位可能に配置し、走行台車50の走行方向と直交す
るようにガイドビーム54を配し、ガイドビーム54
に、昇降可能なキャリア55を横行自在に取り付け、キ
ャリア55に、被加熱船体外板51を加熱するための加
熱源56および被加熱船体外板51までの距離を測定す
るための距離センサ57を取り付け、更に、被加熱船体
外板51の曲がり形状と距離センサ57により検出した
被加熱船体外板51の補正データとに基づいて、走行台
車50の走行駆動装置、ジャッキ53、キャリア55の
横行駆動装置および昇降駆動装置を駆動制御するための
制御器を備えたものである。
【0006】上述した従来技術によれば、曲げ加工すべ
き被加熱船体外板51の原形状が距離センサ57によっ
て測定され、この距離データと被加熱船体外板51の曲
がり形状値とに基づいて演算された被加熱船体外板51
の補正データによって、各駆動装置、ジャッキ等が駆動
され、かくして、被加熱船体外板51が所定の姿勢に制
御されながら線状に加熱されて曲げ加工される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、次のような問題を有している。即ち、被
加熱船体外板51の長さは、短いもので3m、長いもの
では10数mにも達する。このような被加熱船体外板5
1の端部を加熱して曲げ加工する場合、被加熱船体外板
51は、その加熱端部が常時、水平になるように走行台
車50に載置され、クランプされる。従って、長さが長
い被加熱船体外板51の場合には、加熱端部とこれと反
対側の端部との高低差が大きくなり、数mにも達するこ
とがある。この結果、加熱曲げ加工装置全体が大型化す
る。しかも、目標形状に湾曲させるまでにジャッキ53
を何回も操作して、被加熱船体外板51の姿勢を変化さ
せる必要があり、その操作に時間と手間がかかる。
【0008】従って、この発明の目的は、熟練や特殊な
技能を要することなく、しかも、被加熱船体外板を動か
すことなく、被加熱船体外板を目標形状に自動的に且つ
容易に湾曲させることができ、また、被加熱船体外板の
湾曲度合いが大きくなっても装置全体が大型化すること
がなく、更に、被加熱船体外板の湾曲の度合いが大きく
なっても、被加熱船体外板の形状を容易に測定すること
ができる、船体外板の自動加熱曲げ加工方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、粗曲げ加工された被加熱船体外板の上方に、前記
被加熱船体外板までの距離を測定するための距離計を水
平方向に移動自在に設置し、前記被加熱船体外板の長手
方向に対応するX軸方向および前記被加熱船体外板の幅
方向に対応するY軸方向に前記距離計を移動させて、前
記被加熱船体外板の複数箇所における、前記被加熱船体
外板の厚さ方向に対応するZ軸方向の距離を測定し、こ
のようにして測定した前記Z軸方向の距離データと各測
定箇所の前記X軸方向および前記Y軸方向における位置
データとに基づいて前記被加熱船体外板の形状を測定
し、このようにして測定した前記被加熱船体外板の測定
形状データと前記被加熱船体外板の目標形状データとを
比較し、この比較結果に基づいて、前記測定形状データ
と前記目標形状データとの間に差がなくなるように、加
熱トーチによる前記被加熱船体外板の複数の加熱領域
を、前記X軸および前記Y軸によって決められる二次元
座標上で決定し且つ加熱パターンを前記加熱領域毎に決
定し、そして、前記各加熱領域において前記加熱トーチ
を、前記加熱トーチの先端と前記被加熱船体外板との間
の距離を一定に維持し、且つ、前記加熱トーチの軸線が
前記被加熱船体外板の法線方向に向くように姿勢制御し
ながら、前記加熱パターンにしたがって移動し、かくし
て、前記被加熱船体外板を目標形状に加熱曲げ加工す
る、船体外板の自動加熱曲げ加工方法であって、前記測
定形状データと前記目標形状データとを比較するに際
し、前記被加熱船体外板の中央部の基準フレームライン
上に基準点P、Q、Rを設けて、下記(1)式によっ
て、方向ベクトルeX を与え、
【数3】 更に、前記被加熱船体外板において、目標形状データを
記述した座標系におけるZの値が前記P点と一致する位
置にS点をとって、下記(2)および(3)式によっ
て、方向ベクトルez および方向ベクトルey を与え、
【数4】 そして、前記P点を原点として座標変換を行うことによ
って、前記測定形状データを前記被加熱船体外板の目標
形状の座標系に変換することに特徴を有するものであ
る。
【0010】請求項2に記載された発明は、前記被加熱
船体外板の上方にスリット光源を設け、前記スリット光
源から前記基準フレームラインに向けてスリット光を照
射し、前記スリット光と前記基準フレームラインとが重
なり合うときの前記スリット光源の傾斜角度を求め、前
記傾斜角度から前記方向ベクトルeX を求めることに特
徴を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の、船体外板の自
動加熱曲げ加工方法の一実施態様を、図面を参照しなが
ら説明する。
【0012】図1は、この発明の加工方法によって、被
加熱船体外板の形状を測定する際の計測箇所を示す平面
図、図2は、この発明の加工方法による、被加熱船体外
板の加熱箇所および各種加熱パターンを示す平面図、図
3は、測定形状データと目標形状データとの比較を示す
図、図4は、被加熱船体外板の加熱パターンを示す平面
図、図5は、鍋状に湾曲した被加熱船体外板を示す斜視
図、図6は、被加熱船体外板の別の加熱パターンを示す
平面図、図7は、円錐状に湾曲した被加熱船体外板を示
す斜視図、図8は、この発明による座標変換の説明図、
図9は、図8のA矢視図、図10は、図8のB矢視図、
図11は、この発明の加工方法を実施するための加熱ト
ーチ装置を示す正面図、図12は、同加熱トーチ装置を
示す側面図、図13は、同加熱トーチ装置におけるβ面
傾斜角度調整機構の駆動部を示す断面図、図14は、同
加熱トーチ装置におけるセンサブロックに設けられたス
タイラスの配置を示す説明図、図15は、同加熱トーチ
装置における加熱トーチの姿勢制御方法の制御ブロック
図である。
【0013】先ず、図11から図15を参照しながら、
この発明の加工方法を実施するための加熱トーチ装置に
ついて説明する。図11から図15において、1は、地
面に設置された定盤、2は、定盤1上に載置された被加
熱船体外板、3は、被加熱船体外板2の長手方向に対応
するX軸方向に沿って敷設されたレール、4は、レール
3上を車輪5によって走行するガントリー、6は、車輪
5を駆動するためのX軸駆動モーター、7は、ガントリ
ー4の水平桁4Aに沿って走行するY軸走行台車であ
る。水平桁4Aは、被加熱船体外板2の幅方向に対応す
るY軸方向に沿って設けられ、X軸方向に沿って敷設さ
れたレール3と直交している。8は、Y軸走行台車7を
駆動するためのY軸駆動モーター、9は、加熱トーチ1
0をX軸およびY軸方向に移動させるための2軸移動機
構である。2軸移動機構9は、レール3、ガントリー
4、車輪5、X軸駆動モーター6、Y軸走行台車7およ
びY軸駆動モーター8からなっている。
【0014】11は、被加熱船体外板2の厚さ方向(レ
ール3に対して垂直方向)に対応する方向、即ち、Z軸
方向に加熱トーチ10を移動させるためのZ軸移動機構
である。Z軸移動機構11は、Y軸走行台車7の下部に
取り付けられており、Z軸方向に昇降するZ軸昇降部材
12と、Z軸昇降部材12を駆動するためのZ軸駆動モ
ーター13とからなっている。Z軸昇降部材12は、後
述するα面傾斜角調整機構およびβ面傾斜角調整機構を
Z軸と平行な直線を中心として一体的に回転させる機能
を有している。
【0015】14は、α面内、即ち、レール3と直交す
る垂直面内であってもよい別の所定面内において、加熱
トーチ10を傾斜させるためのα面傾斜角調整機構であ
る。α面傾斜角調整機構14は、Z軸昇降部材12の下
部に固定された取付板15と、取付板15の正面に固定
された、弧状ギヤ孔16Aを有する弧状案内板16と、
弧状ギヤ孔16Aのギヤに歯合して、弧状案内板16に
沿って移動可能なα面回動スライダ17と、α回動スラ
イダ17を駆動するためのα面傾斜駆動モーター18と
からなっている。
【0016】19は、α面と直交するβ面内、即ち、レ
ール3と平行な垂直面内であってもよい別の所定面内に
おいて、加熱トーチ10を傾斜させるためのβ面傾斜角
調整機構である。β面傾斜角調整機構19は、α面回動
スライダ17の下部に固定された取付板20と、取付板
20の側面に固定された、弧状ギヤ孔21Aを有する弧
状案内板21と、弧状ギヤ孔21Aのギヤに歯合して、
弧状案内板21に沿って移動可能なβ回動スライダ22
と、β回動スライダ22を駆動するためのβ面傾斜駆動
モーター23とからなっている。加熱トーチ10は、β
回動スライダ22の下部に吊下げ部材24を介して吊り
下げられている。25は、加熱トーチ10と平行に吊下
げ部材24に固定されたセンサブロックである。
【0017】α面傾斜角調整機構14の弧状案内板16
とβ面傾斜角調整機構19の弧状案内板21とは、その
中心が加熱トーチ10からの炎の先端と一致するように
構成されている。従って、α回動スライダ17が弧状案
内板16に沿って移動し、且つ、β回動スライダ22が
弧状案内板21に沿って移動することによって、加熱ト
ーチ10は、炎の先端を中心としてα面およびβ面内に
おいて自在に傾斜する。
【0018】センサブロック25は、第1スタイラス2
6、第2スタイラス27、第3スタイラス28、第1ス
タイラス26の移動量を検出するための第1ポテンショ
メーター29、第2スタイラス27の移動量を検出する
ための第2ポテンショメーター30および第3スタイラ
ス28の移動量を検出するための第3ポテンショメータ
ー31とからなっている。第3スタイラス28は、α面
と平行で且つ第1および第2スタイラス26、27の等
分線と加熱トーチ10とを含む面内に配置されている。
【0019】32は、2軸移動機構9のX軸およびY軸
の移動量と、加熱トーチ10のZ軸方向移動量と、X軸
およびY軸方向の面内の傾斜角を設定するための加熱ト
ーチ移動姿勢設定器、33は、第1、第2および第3ポ
テンショメーター29、30および31の検出値に基づ
いて、加熱トーチ10の傾斜角を演算するための演算手
段、34は、X軸駆動モーター6を駆動制御するための
X軸駆動モーター制御器、35は、Y軸駆動モーター8
を駆動制御するためのY軸駆動モーター制御器、36
は、Z軸駆動モーター8を駆動制御するためのZ軸駆動
モーター制御器、37は、α面傾斜駆動モーター18を
駆動制御するためのα面傾斜駆動モーター制御器、38
は、β面傾斜駆動モーター23を駆動制御するためのβ
面傾斜駆動モーター制御器である。
【0020】39は、Y軸走行台車7に取り付けられた
レーザ変位計であり、被加熱船体外板2との間の距離を
測定する。レーザ変位計39によって測定されたデータ
と、レーザ変位計39のX軸およびY軸方向の位置デー
タとに基づいて、被加熱船体外板2の形状が測定され
る。
【0021】40は、加熱トーチ10の近傍に取り付け
られた冷却用ノズルであり、被加熱船体外板2の加熱時
において、冷却水を被加熱船体外板2に噴射する。これ
によって、被加熱船体外板2の加熱曲げ加工が効率よく
行える。冷却用ノズルは、加熱トーチ10による被加熱
船体外板2の加熱効率を低下させないように、常時、加
熱トーチ10の進行方向上流側にくるように制御され
る。
【0022】以上のように構成されている、この発明
の、船体外板の自動加熱曲げ加工方法によれば、次のよ
うにして、被加熱船体外板2の加熱曲げ加工が行われ
る。即ち、図1に示すように、被加熱船体外板2を定盤
1上の所定位置に載置する。被加熱船体外板2は、予
め、ローラによって粗曲げ加工されている。被加熱船体
外板2を粗曲げ加工するのは、平板の状態から曲げ加工
するのに比べて、曲げ効率がよいからである。次いで、
2軸移動機構9によりレーザ変位計39を所定ピッチで
X軸およびY軸方向に、後述するフレームラインに沿っ
て移動させて、被加熱船体外板2のフレームライン上の
複数箇所の距離データを測定する。そして、これらの距
離データとレーザ変位計39のX軸およびY軸方向の位
置データ(フレームライン上の各測定点におけるXY座
標)とに基づいて、被加熱船体外板2の形状を測定す
る。
【0023】次に、このようにして測定した被加熱船体
外板2の形状データと目標形状データとを比較する。目
標形状データは、例えば、図2に示すように、フレーム
ライン(L1 )、(L2 )、(L3 )上の形状データで
ある。フレームラインとは、船体中心軸線に対して直角
な平面と船体外板との交線であり、正面線図上に描かれ
る。この正面線図から船体外板の形状データを三次元的
に把握することができる。比較の結果、例えば、フレー
ムライン(L1 )に関して、被加熱船体外板2の測定形
状データと目標形状データとの間に、図3に示すような
差がある場合には、測定形状データと目標形状データと
の間に差がなくなるように、加熱トーチ10による被加
熱船体外板2の複数の加熱領域を、図2に示すように、
被加熱船体外板2の長手方向および幅方向によって決め
られる二次元座標上で決定し、且つ、後述する加熱パタ
ーンを加熱領域毎に決定し、そして、各加熱領域におい
て加熱トーチ10を、後述するように姿勢制御しながら
加熱パターンにしたがって移動させる。
【0024】被加熱船体外板2の形状を測定する場合、
目標形状の座標系と測定座標系とを一致させて測定すれ
ば、測定形状データと目標形状データとの比較が容易に
行える。しかしながら、目標形状の座標系と測定座標系
とが一致するように、被加熱船体外板2を定盤1上に置
いた場合には、被加熱船体外板2の寸法によっては、被
加熱船体外板2の湾曲の高低差が数mにも及び現実的で
ない。しかも、このような大型の被加熱船体外板2で
は、基準点を設けても、その基準点を正確に位置決めす
ることは非常に困難である。
【0025】この問題を解決するには、定盤1上にフリ
ーに置かれた被加熱船体外板2の測定形状データを被加
熱船体外板2の目標形状の座標系に変換し、この後、測
定形状データと目標形状データとを比較すればよい。以
下、座標系の変換方法について、図8から図10を参照
しながら説明する。
【0026】先ず、被加熱船体外板2の中央部の基準フ
レームライン上に基準点P、Q、Rを設けて、下記
(1)式によって、方向ベクトルeX を与えると、方向
ベクトルeX は、ベクトルの外積の定義からP、Q、R
点を含む平面の法線、即ち、目標形状の座標のX軸であ
る。
【数5】
【0027】更に、被加熱船体外板2において、目標形
状データを記述した座標系におけるZの値が前記P点と
一致する位置にS点をとって、下記(2)および(3)
式によって、方向ベクトルez および方向ベクトルey
を与える。
【数6】
【0028】そして、前記P点を原点として座標変換を
行えば、被加熱船体外板2の測定形状データを被加熱船
体外板2の目標形状の座標系に変換することができる。
従って、目標形状の座標系と測定座標系とを一致させて
測定することなく、測定形状データと目標形状データと
の比較が容易に行える。これによって、被加熱船体外板
2が大型化して、被加熱船体外板2の湾曲の度合いが大
きくなっても、被加熱船体外板2の形状を容易に測定す
ることができる。
【0029】なお、上述した加熱トーチ装置にスリット
光源を設け、このスリット光源から被加熱船体外板2の
基準フレームライン(図8において、中央部のフレーム
ライン)に向けてスリット光を照射し、このスリット光
と基準フレームラインとが重なり合うときの前記スリッ
ト光源の傾斜角度を、前記スリット光源に取り付けた角
度計によって求めれば、このときの傾斜角度から方向ベ
クトルeX を求めることができる。このようにして、方
向ベクトルeX を求めたら、後は、上述した場合におけ
ると同様にして、方向ベクトルey およびez を求め
る。以下に、スリット光による方向ベクトルeX の求め
方について説明する。
【0030】図16に示すように、ガントリー4にレー
ザー光等のスリット光源58を設置し、スリット光源5
8から定盤1上に載置された被加熱船体外板2にスリッ
ト光を照射する。スリット光源58は、図17に示すよ
うに、Z軸を中心として回転可能な架台59上に取り付
けられている。更に、スリット光源58は、Z軸と直交
するφ軸を中心として回転するように架台59上に取り
付けられている。そして、図18に示すように、Z軸の
回転角およびφ軸の回転角が共に0のとき、即ち、θ=
0、φ=0のとき、スリット光の面の法線ベクトルnが
n(ベクトル)=(1,0,0)となるように取り付け
る。図18から明らかなように、スリット光をZ軸およ
びφ軸を中心として、角度θ、φだけ回転させたときの
方向ベクトルnは、(cosθ,sinθ,tanφ)
と平行なベクトルである。従って、方向ベクトルe
X は、
【数7】 となる。
【0031】加熱パターンには、直線形、渦巻形、平行
ウィービング形または先広がりウィービング形等があ
り、各パターンによって被加熱船体外板2の湾曲形状が
異なる。例えば、図4に示すように、加熱トーチ10を
対角線状に直線移動、または、平行ウィービングさせて
被加熱船体外板2を加熱した場合には、図5に示すよう
に、被加熱船体外板2は、鍋状に湾曲し、図6に示すよ
うに、加熱トーチ10を放射状に直線移動、または、先
広がりウィービングさせて被加熱船体外板2を加熱した
場合には、図7に示すように、被加熱船体外板2は、円
錐形状に湾曲する。
【0032】次に、加熱トーチ10の動作について説明
する。先ず、被加熱船体外板2の加熱開始点(例えば、
図2中、A点)に加熱トーチ10がくるように加熱トー
チ移動姿勢設定器32を操作する。なお、A点は、図2
に示すX、Y座標における座標(Xa,Ya)である。
即ち、加熱トーチ移動姿勢設定器32のX軸およびY軸
指令信号に基づいて、X軸およびY軸駆動モータ制御器
34、35は、X軸およびY軸駆動モータ6、8を駆動
して、ガントリー4およびY軸走行台車7を走行させ
る。そして、、加熱トーチ10が被加熱船体外板2の加
熱開始点A(Xa,Ya)にきたところで、X軸および
Y軸駆動モータ6、8の駆動を止めて、ガントリー4お
よびY軸走行台車7の走行を停止させる。
【0033】このようにして、加熱トーチ10が被加熱
船体外板2の加熱開始点上にきたら、加熱トーチ10を
点火し、次いで、加熱トーチ移動姿勢設定器32のX軸
およびY軸指令信号に基づいて、ガントリー4およびY
軸走行台車7を、加熱トーチ10が予め決められた加熱
パターン(この場合には、先広がりウィービング)に倣
って移動するように、走行させる。
【0034】加熱トーチ10が被加熱船体外板2の湾曲
面に至ると、先端が被加熱船体外板2面に接触している
各スタイラス26、27、28は、Z軸方向に移動し、
第1、第2および第3スタイラス26、27、28の位
置に対応する電圧が、それぞれ第1、第2および第3ポ
テンショメータ29、30、31から演算手段33に入
力される。演算手段33は、第1、第2および第3ポテ
ンショメータ29、30、31の検出値の加算平均値を
演算し、更に、第1ポテンショメータ29の検出値と第
2ポテンショメータ30の検出値との差を演算し、更
に、第1および第2ポテンショメータ29、30の検出
値の加算平均値を演算し、その加算平均値と第3ポテン
ショメータ31の検出値との間の差を演算する。
【0035】そして、第1、第2および第3ポテンショ
メータ29、30、31の検出値の加算平均値は、Z軸
駆動モータ制御器35に入力される。Z軸駆動モータ制
御器35は、前記加算平均値と、被加熱船体外板2に対
して当初、加熱トーチ10が垂直に設定されたときの第
1、第2および第3ポテンショメータ29、30、31
の検出値の加算平均値との間の差が零になるようにZ軸
駆動モーター13を駆動する。これによって、加熱トー
チ10のZ軸方向の位置は、当初の設定高さ位置に維持
される。
【0036】更に、第1ポテンショメータ29の検出値
と第2ポテンショメータ30の検出値との間の差は、β
面傾斜駆動モーター制御器38に入力される。β面傾斜
駆動モーター制御器38は、その差が零になるようにβ
面傾斜駆動モーター23を駆動する。更に、第1および
第2ポテンショメータ29、30の検出値の加算平均値
と第3ポテンショメータ31の検出値との間の差は、α
面傾斜駆動モーター制御器37に入力される。α面傾斜
駆動モーター制御器37は、その差が零になるようにα
面傾斜駆動モーター18を駆動する。
【0037】従って、被加熱船体外板2が三次元的に傾
斜している場合であっても、加熱トーチ10は、常時、
当初の設定高さ位置を維持し、しかも、被加熱船体外板
2面の法線方向を向くように姿勢制御されて、所定の加
熱パターンにしたがって被加熱船体外板2を加熱する。
【0038】加熱トーチ10によって被加熱船体外板2
を加熱している際に、冷却用ノズルから冷却水を被加熱
船体外板2に向けて噴射して、被加熱船体外板2を冷却
すれば、加熱による被加熱船体外板2の加熱湾曲効率の
向上を図ることができる。このように被加熱船体外板2
に冷却水を噴射する場合には、冷却効率の低下を招かな
いように、冷却用ノズルが、常時、加熱トーチ10の進
行方向上流側にくるように制御する。これは、Z軸昇降
部材12によってα面傾斜角調整機構14およびβ面傾
斜角調整機構19を、Z軸と平行な直線を中心として一
体的に回転させることによって行われる。
【0039】また、センサブロック25は、常時、加熱
トーチ10の進行方向下流側にくるように制御される
が、被加熱船体外板2の端部を加熱する場合には、セン
サブロック25が被加熱船体外板2から外れてしまうこ
とがある。この場合にも、Z軸昇降部材12によってα
面傾斜角調整機構14およびβ面傾斜角調整機構19
を、Z軸と平行な直線を中心として一体的に回転させ
て、加熱トーチ10とセンサブロック25との位置を入
れ換える。加熱トーチ10を斜めに移動させる場合にお
いても同様である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、熟練や特殊な技能を要することなく、しかも、被加
熱船体外板を動かすことなく、被加熱船体外板を目標形
状に自動的に且つ容易に湾曲させることができ、また、
被加熱船体外板の湾曲度合いが大きくなっても装置全体
が大型化することがなく、更に、被加熱船体外板の湾曲
の度合いが大きくなっても、被加熱船体外板の形状を容
易に測定することができるといった工業上有用な効果が
もたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加工方法によって、被加熱船体外板
の形状を測定する際の計測箇所を示す平面図である。
【図2】この発明の加工方法による、被加熱船体外板の
加熱箇所および各種加熱パターンを示す平面図である。
【図3】測定形状データと目標形状データとの比較を示
す図である。
【図4】被加熱船体外板の加熱パターンを示す平面図で
ある。
【図5】鍋状に湾曲した被加熱船体外板を示す斜視図で
ある。
【図6】被加熱船体外板の別の加熱パターンを示す平面
図である。
【図7】円錐状に湾曲した被加熱船体外板を示す斜視図
である。
【図8】この発明による座標変換の説明図である。
【図9】図8のA矢視図である。
【図10】図8のB矢視図である。
【図11】この発明の加工方法を実施するための加熱ト
ーチ装置を示す正面図である。
【図12】同加熱トーチ装置を示す側面図である。
【図13】同加熱トーチ装置におけるβ面傾斜角度調整
機構の駆動部を示す断面図である。
【図14】同加熱トーチ装置におけるセンサブロックに
設けられたスタイラスの配置を示す説明図である。
【図15】同加熱トーチ装置における加熱トーチの姿勢
制御方法の制御ブロック図である。
【図16】被加熱船体外板に照射されるスリット光の説
明図である。
【図17】スリット光の照射装置を示す概略斜視図であ
る。
【図18】方向ベクトルeX の求め方を示すベクトル図
である。
【図19】従来技術を示す正面図である。
【符号の説明】
1:定盤 2:被加熱船体外板 3:レール 4:ガントリー 4A:水平桁 5:車輪 6:X軸駆動モーター 7:Y軸走行台車 8:Y軸駆動モーター 9:2軸移動機構 10:加熱トーチ 11:Z軸移動機構 12:Z軸昇降部材 13:Z軸駆動モーター 14:α面傾斜角調整機構 15:取付板 16:弧状案内板 16A:弧状ギヤ孔 17:α面回動スライダー 18:α面傾斜駆動モーター 19:β面傾斜角調整機構 20:取付板 21:弧状案内板 21A:弧状ギヤ孔 22:β面回動スライダー 23:β面傾斜駆動モーター 24:吊下げ部材 25:センサブロック 26:第1スタイラス 27:第2スタイラス 28:第3スタイラス 29:第1ポテンショメーター 30:第2ポテンショメーター 31:第3ポテンショメーター 32:加熱トーチ移動姿勢設定器 33:演算手段 34:X軸駆動モーター制御器 35:Y軸駆動モーター制御器 36:Z軸駆動モーター制御器 37:α面傾斜駆動モーター制御器 38:β面傾斜駆動モーター制御器 39:レーザ変位計 40:冷却用ノズル 50:走行台車 51:被加熱船体外板 52:クランプ 53:ジャッキ 54:ガイドビーム 55:キャリア 56:加熱源 57:距離センサ 58:スリット光源 59:架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 宏 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗曲げ加工された被加熱船体外板の上方
    に、前記被加熱船体外板までの距離を測定するための距
    離計を水平方向に移動自在に設置し、前記被加熱船体外
    板の長手方向に対応するX軸方向および前記被加熱船体
    外板の幅方向に対応するY軸方向に前記距離計を移動さ
    せて、前記被加熱船体外板の複数箇所における、前記被
    加熱船体外板の厚さ方向に対応するZ軸方向の距離を測
    定し、このようにして測定した前記Z軸方向の距離デー
    タと各測定箇所の前記X軸方向および前記Y軸方向にお
    ける位置データとに基づいて前記被加熱船体外板の形状
    を測定し、このようにして測定した前記被加熱船体外板
    の測定形状データと前記被加熱船体外板の目標形状デー
    タとを比較し、この比較結果に基づいて、前記測定形状
    データと前記目標形状データとの間に差がなくなるよう
    に、加熱トーチによる前記被加熱船体外板の複数の加熱
    領域を、前記X軸および前記Y軸によって決められる二
    次元座標上で決定し且つ加熱パターンを前記加熱領域毎
    に決定し、そして、前記各加熱領域において前記加熱ト
    ーチを、前記加熱トーチの先端と前記被加熱船体外板と
    の間の距離を一定に維持し、且つ、前記加熱トーチの軸
    線が前記被加熱船体外板の法線方向に向くように姿勢制
    御しながら、前記加熱パターンにしたがって移動し、か
    くして、前記被加熱船体外板を目標形状に加熱曲げ加工
    する、船体外板の自動加熱曲げ加工方法であって、 前記測定形状データと前記目標形状データとを比較する
    に際し、前記被加熱船体外板の中央部の基準フレームラ
    イン上に基準点P、Q、Rを設けて、下記(1)式によ
    って、方向ベクトルeX を与え、 【数1】 更に、前記被加熱船体外板において、目標形状データを
    記述した座標系におけるZの値が前記P点と一致する位
    置にS点をとって、下記(2)および(3)式によっ
    て、方向ベクトルez および方向ベクトルey を与え、 【数2】 そして、前記P点を原点として座標変換を行うことによ
    って、前記測定形状データを前記被加熱船体外板の目標
    形状の座標系に変換することを特徴とする、船体外板の
    自動加熱曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 前記被加熱船体外板の上方にスリット光
    源を設け、前記スリット光源から前記基準フレームライ
    ンに向けてスリット光を照射し、前記スリット光と前記
    基準フレームラインとが重なり合うときの前記スリット
    光源の傾斜角度を求め、前記傾斜角度から前記方向ベク
    トルeX を求めることを特徴とする、請求項1記載の、
    船体外板の自動加熱曲げ加工方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010060556A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Samsung Heavy Industries Co Ltd 曲面部材計測システム及び方法
JP2010091549A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Samsung Heavy Industries Co Ltd レーザービジョンモジュール及びこれを用いた非接触計測装置
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