JPH09159418A - 3次元曲面成形品の形状計測方法及び装置 - Google Patents

3次元曲面成形品の形状計測方法及び装置

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JPH09159418A
JPH09159418A JP32204595A JP32204595A JPH09159418A JP H09159418 A JPH09159418 A JP H09159418A JP 32204595 A JP32204595 A JP 32204595A JP 32204595 A JP32204595 A JP 32204595A JP H09159418 A JPH09159418 A JP H09159418A
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laser
drive system
pair
molded product
laser irradiation
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Akira Fukamachi
章 深町
Hiromi Habuka
浩美 羽深
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SUMIJIYUU TANASHI KIKAI KK
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
SUMIJIYUU TANASHI KIKAI KK
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元曲面を持つ成形品の形状を自動的に高
速かつ高精度で計測することのできる形状計測方法を提
供すること。 【解決手段】 一対のレーザセンサ20a,20bをそ
れらのレーザ照射軸が同一直線上にあるように対向配置
し、測定対象であるプロペラ10を、前記一対のレーザ
センサの間で前記レーザ照射軸を周期的に横切るように
移動させると共に、横切る位置が順次変化するように移
動させることにより、前記一対のレーザセンサの出力か
ら前記成形品の厚さ、輪郭、外径に関する計測値を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3次元曲面を持つ成
形品の形状を計測する方法及び装置に関し、特に船舶用
のプロペラや航空機用のプロペラあるいはタービンブレ
ードのような成形品の肉厚、輪郭、外径等を計測するの
に適した3次元曲面成形品の形状計測方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】3次元曲面成形品の形状計測装置として
は、触針式の計測装置が最も普及している。この計測装
置は、通常、成形品の複数箇所に当てられる計測針を持
ち、計測針の触針位置を検出することで成形品の肉厚を
計測するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の計測装置で
は、精密な計測を行う場合、指定点毎に計測を行うため
ポイントを多数設定して各ポイント毎にその上方数mm
の位置に計測針を移動させてからゆるやかに計測針を下
降させて触針を行う必要がある。因みに、1ポイント計
測のための所要時間は1秒以上を必要とし、触針のため
の計測針の移動速度は数(mm/sec)であるので、
成形品の形状が大きくなるにつれて計測に要する時間は
長くなる。
【0004】また、プロペラの場合、プロペラピッチの
大きい箇所(曲率の大きい箇所)では、計測針の触針位
置の誤差が大きくなるので、高精密な計測を行う場合に
問題となる。加えて、成形品の輪郭を測定するために
は、上記の計測針とは異なる接触針が必要となる。
【0005】以上のような問題点に鑑み、本発明の主た
る課題は、3次元曲面を持つ成形品の形状を自動的に高
速かつ高精度で計測することのできる形状計測方法を提
供することにある。
【0006】本発明はまた、成形品の形状として、肉厚
に加えて、輪郭や外径をも同時に計測することのできる
形状計測方法を提供することにある。
【0007】本発明は更に上記計測方法に適した形状計
測装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、3次元
曲面を持つ成形品にレーザを照射して距離を測定するレ
ーザセンサを用いて前記成形品の形状を計測する方法で
あって、一対の前記レーザセンサをそれらのレーザ照射
軸が同一直線上にあるように対向配置し、前記成形品
を、前記一対のレーザセンサの間で前記レーザ照射軸を
周期的に横切るように移動させると共に、横切る位置が
順次変化するように移動させることにより、前記一対の
レーザセンサの出力から前記成形品の厚さ、輪郭、外径
に関する計測値を得ることを特徴とする3次元曲面成形
品の形状計測方法が得られる。
【0009】本発明によればまた、3次元曲面を持つ成
形品の形状を、該成形品にレーザを照射して距離を測定
するレーザセンサを用いて測定する形状計測装置であっ
て、一対の前記レーザセンサをそれらのレーザ照射軸が
同一直線上にあるように対向配置し、前記成形品を、前
記一対のレーザセンサの間で前記レーザ照射軸を周期的
に横切るように移動させる第1の駆動系と、前記横切る
位置が順次変化するように前記第1の駆動系及び前記一
対のレーザセンサの一方を移動させる第2の駆動系と、
前記第1及び第2の駆動系を制御すると共に、前記一対
のレーザセンサからの出力信号をサンプリングして前記
成形品の厚さ、輪郭、外径に関する計測値を算出する制
御部とを備えたことを特徴とする3次元曲面成形品の形
状計測装置が得られる。
【0010】なお、前記第1の駆動系は、前記成形品
を、前記レーザ照射軸と平行でかつ該レーザ照射軸から
離れた位置に中心軸を持つ第1の回転駆動系で構成さ
れ、前記第2の駆動系は、前記成形品に対するレーザ照
射の軌跡が部分的な同心円となるように駆動するもので
ある。
【0011】また、前記一対のレーザセンサを、それら
の間隔を一定に維持した状態で前記レーザ照射軸と同じ
方向に移動させる第3の駆動系を備えても良い。
【0012】更に、前記制御部は、あらかじめ設定され
た前記成形品の外形に関するプログラムにもとづいて、
前記一対のレーザセンサを常に前記成形品に対する距離
測定の可能な範囲内におくように前記第3の駆動系を制
御する。
【0013】本発明によれば更に、3次元曲面を持つ成
形品の形状を、該成形品にレーザを照射して距離を測定
するレーザセンサを用いて測定する形状計測装置であっ
て、一対の前記レーザセンサをそれらのレーザ照射軸が
同一直線上にあるように対向配置し、前記成形品を、前
記一対のレーザセンサの間で前記レーザ照射軸を周期的
に横切るように移動させる第1の駆動系と、前記横切る
位置が順次変化するように前記第1の駆動系及び前記一
対のレーザセンサの一方を移動させる第2の駆動系と、
前記成形品を、そのレーザ被照射面が前記レーザ照射軸
に直角になるように回転させる回転駆動系と、前記第1
及び第2の駆動系と前記回転駆動系とを制御すると共
に、前記一対のレーザセンサからの出力信号をサンプリ
ングして前記成形品の厚さ、輪郭、外径に関する計測値
を算出する制御部とを備えたことを特徴とする3次元曲
面成形品の形状計測装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図4を参照して本
発明の第1の実施の形態について説明する。ここでは、
船舶用のプロペラ10を計測対象として説明する。本発
明では、測定対象物にレーザを照射し、その反射光を受
光して照射面までの距離を測定する周知のレーザセンサ
を用いる。そして、一対のレーザセンサ20a,20b
を、それらのレーザ照射軸が同一直線上にあるように上
下に対向配置する点に特徴を有する。プロペラ10は、
レーザ照射軸と平行でかつレーザ照射軸から離れた位置
に設けられた回転軸30に取り付けられて回転可能にさ
れている。回転軸30の延在方向は、以後W軸と呼ばれ
る。回転軸30は、減速機31を介して駆動モータ32
で駆動される。これら回転軸30、減速機31、駆動モ
ータ32はまとめて第1の回転駆動系と呼ばれても良
い。
【0015】この第1の回転駆動系は、図1の左右の水
平方向(以下、X軸方向と呼ぶ)にスライド可能なX軸
テーブル40上に構成されて、X軸方向に移動可能であ
る。X軸テーブル40は、ボックス41内に収容された
ボールネジ機構及びこれを駆動するサーボモータ(いず
れも図示せず)で駆動される。これらのX軸テーブル4
0、ボールネジ機構及びサーボモータは、まとめて第2
の駆動系と呼ばれても良い。
【0016】一対のレーザセンサ20a,20bもま
た、ボックス21内に収容されたボールネジ機構及びこ
れを駆動するサーボモータ(いずれも図示せず)により
常に一定間隔を維持した状態でレーザ照射軸方向(以
下、Z軸方向と呼ぶ)に移動可能にされている。これら
のボールネジ機構及びサーボモータは、まとめて第3の
駆動系と呼ばれても良い。
【0017】形状測定に際しては、W軸は第1の回転駆
動系による回転によってプロペラ10の羽根が周期的に
レーザ照射軸を横切る位置に設定される。そして、第2
の駆動系はX軸テーブル40を定時間間隔で一定距離だ
けX軸方向に移動させることにより、プロペラ10の羽
根に対するレーザ照射の軌跡が部分的な同心円となるよ
うにされている。
【0018】第1の回転駆動系、第1,第2の駆動系
は、図示しない制御部で駆動される。制御部はまた、プ
ロペラ10の羽根で反射されたレーザ光を光電変換して
得られるレーザセンサ20a,20bからの電気信号を
受け、これら2つの電気信号に対して同期したサンプリ
ングを行い、サンプリング値から羽根の表面の座標を算
出してそれらの差から羽根の肉厚を計算する。このよう
な計算方法の一例について言えば、レーザセンサ20
a,20b間の距離Lが一定であり、レーザセンサ20
aから羽根の上面までの距離La、レーザセンサ20b
から羽根の下面までの距離Lbをサンプリング値から上
面及び下面のZ軸に関する座標を知ることができるの
で、これらの差の計算を行うことで、サンプリングされ
た測定点の肉厚を算出することができる。勿論、肉厚T
=L−(La+Lb)で計算することもできる。
【0019】図4は、上記のようにして第1の回転駆動
系による回転と第2の駆動系によるX軸方向の移動及び
サンプリング動作により決まる肉厚測定点の一例を示
す。測定点の間隔は数mm〜数十mm程度の値に設定さ
れる。なお、図4に矢印で示すプロペラ10の回転方向
の場合、レーザセンサ20a,20bからの反射光があ
らわれた点及び反射光が無くなった点が図中一点鎖線で
示す羽根の輪郭として検出される。また、羽根の外径は
検出された輪郭から算出される。
【0020】次に、第3の駆動系の機能について説明す
る。レーザセンサ20a,20bは、通常、距離測定範
囲に制限がある。すなわち、レーザセンサから所定範囲
内にある対象物に対して距離測定が可能であり、所定範
囲は通常、数十cmである。これに対し、船舶用のプロ
ペラのように直径が数mにもなるような場合、測定点の
上下方向の差は数十cm以上となり、レーザセンサ20
a,20bの位置を上記所定範囲で固定とすると、レー
ザセンサ20a,20bが回転するプロペラ10に衝突
するおそれがある。
【0021】そこで、プロペラ10の外形、すなわちお
およその曲面形状をあらかじめプログラムで作成して制
御部内のメモリに格納しておく。制御部は、このプログ
ラムにもとづいて第3の駆動系を制御して、プロペラ1
0が回転してもレーザセンサ20a,20bがプロペラ
10に衝突することのないよう、レーザセンサ20a,
20bのZ軸方向の位置を調整する。勿論、この場合の
レーザセンサ20a,20bの変位量は上記肉厚の算出
に考慮される。ここで、プロペラ10のような場合、羽
根の上下両面は同じ曲率で変化、すなわち同じような曲
面を持つので、レーザセンサ20a,20bのZ軸方向
への移動制御は、レーザセンサ20a,20bの間隔を
一定に保持したままで連動させるようにしている。
【0022】しかし、上下両面が同じような曲率で変化
しない曲面形状を持つ成形品の場合、レーザセンサ20
a,20bの間隔を一定に保持したままで、Z軸方向に
移動させるだけでは、一方のレーザセンサが成形品に衝
突することもあり得る。このような場合を考慮して、レ
ーザセンサ20a,20bを個別に移動制御するように
しても良い。この場合でも、レーザセンサ20a,20
bの個別の移動量を知ることができるので、これらの移
動量を考慮した計算を行うことで肉厚を算出することが
できる。
【0023】勿論、このような第3の駆動系は、測定対
象となる成形品における測定点の上下方向の差が小さい
場合、すなわち平坦な形状の場合には不要である。この
場合、レーザセンサ20a,20bはそれらの間の距離
が一定の固定構造にされる。
【0024】図5は制御部とその周辺の付属機器の構成
を示すブロック図である。制御部50は、上記したすべ
てのサーボモータ系からのフィードバック信号及びレー
ザセンサ20a,20bからの出力信号を受け、操作パ
ネル51からはそのキーボードから入力された各種設定
値を受ける。制御部50はまた、ハードディスクドライ
バやフロッピーディスクドライバ等の記憶装置を有し、
フロッピーディスクドライバを通して上記したプログラ
ム等のデータを受ける。これらの出力信号及びデータ
は、内蔵のメモリに格納される。制御部50は、メモリ
に格納されている各種設定値及びプログラムと各サーボ
モータ系からのフィードバック信号にもとづいて第1の
回転駆動系、第2,第3の駆動系を制御すると共に、レ
ーザセンサ20a,20bからの出力信号にもとづいて
プロペラ10の羽根の肉厚、輪郭、外径を算出する。そ
して、これらの算出結果をプリンタ52でプリントアウ
トしたり、プロット53で図4に示すような測定点とそ
この肉厚をプロットしたり、ディスプレイ54で算出結
果を表示したりする。
【0025】図6,図7を参照して、測定対象となる成
形品が比較的長尺のタービンブレード60のような場合
に適用される第2の実施の形態について説明する。この
ような長尺物の場合、タービンブレード60は回転駆動
可能な駆動支持機構61a,61bにより水平方向に支
持される。そして、その回転中心軸がW軸となる。この
駆動支持機構61a,61bは、図示しないサーボモー
タ駆動系により水平方向かつW軸に直角な方向(以下、
これをY軸方向と呼ぶ)に移動可能なテーブル62に搭
載される。そして、一対のレーザセンサ20a,20b
は、測定点の上下方向の間隔が一定の状態で支柱63に
沿ってレーザ照射軸方向(Z軸方向)に移動可能にされ
ている。支柱63は、図示しないサーボモータ駆動系に
より水平方向かつY軸に直角なX軸方向に移動される。
【0026】ここで、テーブル62をY軸方向に駆動す
るサーボモータ駆動系は第1の駆動系、支柱63をX軸
方向に駆動するサーボモータ駆動系は第2の駆動系、駆
動支持機構61a,61bは回転駆動系、レーザセンサ
20a,20bをZ軸方向に駆動する駆動機構は第3の
駆動系と呼ばれても良い。いずれにしても、第1,第
2、及び第3の駆動系によるタービンブレード60に対
するレーザ照射の軌跡は、図8に一点鎖線で示すように
なる。なお、回転駆動系は、レーザ照射をタービンブレ
ード60の面に対して垂直にするためのものである。そ
れ故、回転駆動系の制御は、第1の駆動系によるタービ
ンブレード60に対するレーザ照射点、すなわち測定点
の位置制御に同期して行われる。勿論、測定対象物とな
る成形品が比較的小さな曲率の曲面を持つような場合に
は第3の駆動系及び回転駆動系は不要である。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
形状計測方法及び装置は、一対のレーザセンサをそのレ
ーザ照射軸が同一直線上にあるように対向配置して計測
を行うようにしたことにより、次のような効果が得られ
る。
【0028】a.レーザの測定応答時間は1万分の1秒
の単位であり、仮りに100mm/secで移動しなが
ら計測しても1mmあたり100点の計測点について計
測を行うことができる。
【0029】b.プロペラのように大きな曲率の曲面を
持つ成形品に対しても一対のレーザセンサをあらかじめ
設定したプログラムにより位置制御することで、レーザ
センサの作動有効範囲の制約を受けることなく計測を行
うことができる。
【0030】c.一対のレーザセンサだけで成形品の厚
さ、輪郭、外径の計測を同時に行うことができる。
【0031】d.非接触式であるので、剛性の低い成形
品に対しても適用可能である。
【0032】e.以上の点から触針式のものに比べて高
速、かつ高精度の計測を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による形状計測装置の第1の実施の形態
の主要部の構成を示す正面図である。
【図2】図1に示された形状計測装置の主要部の平面図
である。
【図3】図1に示された形状計測装置の主要部の側面図
である。
【図4】図1の形状計測装置により測定対象物であるプ
ロペラに対して設定される計測点の分布の一例を示した
図である。
【図5】図1に示された形状計測装置の制御系及びそれ
に付随する各種入出力機器の構成を示したブロック図で
ある。
【図6】本発明による形状計測装置の第2の実施の形態
の主要部の構成を示す正面図である。
【図7】図6に示された形状計測装置の主要部の平面図
である。
【図8】図6に示された形状計測装置により測定対象物
であるタービンブレードに対して行われるレーザ照射の
軌跡の一例を示した図である。
【符号の説明】
10 プロペラ 20a,20b レーザセンサ 30 回転軸 31 減速機 32 駆動モータ 40 X軸テーブル 60 タービンブレード 61a,61b 駆動支持機構 62 テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元曲面を持つ成形品にレーザを照射
    して距離を測定するレーザセンサを用いて前記成形品の
    形状を計測する方法であって、一対の前記レーザセンサ
    をそれらのレーザ照射軸が同一直線上にあるように対向
    配置し、前記成形品を、前記一対のレーザセンサの間で
    前記レーザ照射軸を周期的に横切るように移動させると
    共に、横切る位置が順次変化するように移動させること
    により、前記一対のレーザセンサの出力から前記成形品
    の厚さ、輪郭、外径に関する計測値を得ることを特徴と
    する3次元曲面成形品の形状計測方法。
  2. 【請求項2】 3次元曲面を持つ成形品の形状を、該成
    形品にレーザを照射して距離を測定するレーザセンサを
    用いて測定する形状計測装置であって、 一対の前記レーザセンサをそれらのレーザ照射軸が同一
    直線上にあるように対向配置し、 前記成形品を、前記一対のレーザセンサの間で前記レー
    ザ照射軸を周期的に横切るように移動させる第1の駆動
    系と、 前記横切る位置が順次変化するように前記第1の駆動系
    及び前記一対のレーザセンサの一方を移動させる第2の
    駆動系と、 前記第1及び第2の駆動系を制御すると共に、前記一対
    のレーザセンサからの出力信号をサンプリングして前記
    成形品の厚さ、輪郭、外径に関する計測値を算出する制
    御部とを備えたことを特徴とする3次元曲面成形品の形
    状計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の形状計測装置において、
    前記第1の駆動系は、前記成形品を、前記レーザ照射軸
    と平行でかつ該レーザ照射軸から離れた位置に中心軸を
    持つ第1の回転駆動系で構成され、前記第2の駆動系
    は、前記成形品に対するレーザ照射の軌跡が部分的な同
    心円となるように駆動するものであることを特徴とする
    3次元曲面成形品の形状計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項2あるいは3記載の形状計測装置
    において、前記一対のレーザセンサを、それらの間隔を
    一定に維持した状態で前記レーザ照射軸と同じ方向に移
    動させる第3の駆動系を備えたことを特徴とする3次元
    成形品の形状計測装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の形状計測装置において、
    前記制御部は、あらかじめ設定された前記成形品の外形
    に関するプログラムにもとづいて、前記一対のレーザセ
    ンサを常に前記成形品に対する距離測定の可能な範囲内
    におくように前記第3の駆動系を制御することを特徴と
    する3次元曲面成形品の形状計測装置。
  6. 【請求項6】 3次元曲面を持つ成形品の形状を、該成
    形品にレーザを照射して距離を測定するレーザセンサを
    用いて測定する形状計測装置であって、 一対の前記レーザセンサをそれらのレーザ照射軸が同一
    直線上にあるように対向配置し、 前記成形品を、前記一対のレーザセンサの間で前記レー
    ザ照射軸を周期的に横切るように移動させる第1の駆動
    系と、 前記横切る位置が順次変化するように前記第1の駆動系
    及び前記一対のレーザセンサの一方を移動させる第2の
    駆動系と、 前記成形品を、そのレーザ被照射面が前記レーザ照射軸
    に直角になるように回転させる回転駆動系と、 前記第1及び第2の駆動系と前記回転駆動系とを制御す
    ると共に、前記一対のレーザセンサからの出力信号をサ
    ンプリングして前記成形品の厚さ、輪郭、外径に関する
    計測値を算出する制御部とを備えたことを特徴とする3
    次元曲面成形品の形状計測装置。
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