JPH06149557A - ファームウェア自動リカバリ方式 - Google Patents

ファームウェア自動リカバリ方式

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JPH06149557A
JPH06149557A JP4299475A JP29947592A JPH06149557A JP H06149557 A JPH06149557 A JP H06149557A JP 4299475 A JP4299475 A JP 4299475A JP 29947592 A JP29947592 A JP 29947592A JP H06149557 A JPH06149557 A JP H06149557A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファームウェア自動リカバリ方式
に関し、修正管理テーブルを設けて修正したときに修正
適用フラグをセットし、正常に立ち上がったときに保証
マークをセットし、異常を検出したときに修正管理テー
ブルを参照して復元し、自動リカバリを行うことを目的
とする。 【構成】 電源投入時などに、自動パッチ3が修正管理
テーブル2に設定されている修正データをもとにファー
ムウェアを修正すると共に修正データに対応する修正適
用マークをオンに設定した後、ファームウェアをローデ
ィングして起動し、正常のときに保証マークをオンに設
定および運用を開始し、一方、異常のときに自動リカバ
リ5が修正管理テーブル2を参照して修正適用マークが
オンで保証マークがオフのファームウェアについて保存
しておいた旧のデータで復元し、旧のファームウェアを
ローディングして起動するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファームウェアの修正
データの適用時に自動リカバリするファームウェア自動
リカバリ方式に関するものである。
【0002】通常、顧客システムの電源投入時に自動パ
ッチ処理により、ファームウェアの自動修正が行われ
る。しかし、修正データに不備があった場合、ファーム
ウェアが誤動作し、顧客システムが立ち上がらないこと
があったので、自動リカバリを行うことが望まれてい
る。
【0003】
【従来の技術】従来、顧客システムのファームウェア修
正は、図6に示すように、自動パッチ処理によって自動
的に修正し、システムを立ち上げる仕組みになってい
る。しかし、修正データの誤りでファームウェアが誤動
作し、システムが立ち上がらないことがある。これを前
のレベルに復元するためには、ファームウェアを再イン
ストールするか、あるいは保守端末を接続して保守員に
よって修復作業を行うかしていた。以下図6の構成およ
び動作を簡単に説明する。
【0004】図6は、従来技術の説明図を示す。図6の
(a)は、自動パッチ処理の構成および動作説明図を示
す。図6の(a)において、修正データ21は、保守セ
ンタから回線を介して格納したり、フロッピィから格納
したりした修正データである。
【0005】F1からFnは、ファームウェアである。
次に、動作を説明する。図6の(a)において、S21
は、システム電源投入する。
【0006】S22は、自動パッチ処理を行う。これ
は、磁気ディスク装置内の修正データを取り出し、ファ
ームウェアF1からFnを修正する。S23は、修正し
た後のファームウェアをローディングして順次起動す
る。
【0007】S24は、S23の起動に対応して、シス
テムが正常に動作開始したか判別する。YESの場合に
は、S25でシステム稼働を開始する。一方、NOの場
合には、修正した後のファームウェアをローディングし
て起動したが、正常に動作しなかったので、S26でシ
ステム停止する。
【0008】次に、S26でシステム停止したときの復
元方法について説明する。図6の(b)は、復元方法を
示す。復元方法には、再インストールする方法があ
る。これは、フロッピィから元のファームウェアをF1
からFnにそれぞれインストールすると共に、フロッピ
ィから前回までの修正データを格納し、修正前の元の状
態に復元する。そして、再度、図6の(a)のS21か
らS25によって、ローディングおよび起動し、システ
ム稼働を開始する。
【0009】保守端末により復元する場合には、保
守端末を接続し、異常であったファームウェア(ここで
はファームウェアn)を保守員が修正し、システム稼働
を開始させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述したよう
に、電源投入時に自動パッチ処理で修正データをもとに
ファームウェアを修正してローディングした後、起動し
てシステム停止した場合、修正前の状態に再インストー
ルしたり、保守端末を接続してダウン発生のファームウ
ェアを修復していたため、いずれも手作業が必要とな
り、保守員の熟練度が要求されると共に修復に多くの時
間が必要になってしまうという問題があった。
【0011】本発明は、これらの問題を解決するため、
修正管理テーブルを設けて自動パッチが修正したときに
修正適用フラグをセットし、正常に立ち上がったときに
保証マークをセットし、システム監視処理が異常を検出
したときに修正管理テーブルを参照して異常のファーム
ウェアを保存しておいた元のデータで復元し、自動リカ
バリを行うことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、修正管理
テーブル2は、修正データに対応づけて修正適用マーク
および保証マークを設定するものである。
【0013】自動パッチ3は、修正管理テーブル2を参
照してパッチを行うものである。自動リカバリ5は、修
正管理テーブル2を参照してリカバリを行うものであ
る。
【0014】システム監視処理41は、ROM4に格納
して常駐させ、システムの異常を監視するものである。
【0015】
【作用】本発明は、図1に示すように、電源投入時など
に、自動パッチ3が修正管理テーブル2に設定されてい
る修正データをもとにファームウェアを修正および旧デ
ータを保存すると共に当該修正データに対応する修正適
用マークをオンに設定した後、ファームウェアをローデ
ィングして起動し、正常のときに該当する保証マークを
オンに設定し、運用を開始する。一方、異常のときに自
動リカバリ5が修正管理テーブル2を参照して修正適用
マークがオンで保証マークがオフのファームウェアにつ
いて保存しておいた旧のデータで復元し、旧のファーム
ウェアをローディングして起動するようにしている。
【0016】この際、ROM4内にシステムの異常を監
視するシステム監視処理41を常駐させ、当該システム
監視処理41がシステムの異常を検出したときに、自動
リカバリ5を起動し、復元してローディングし、起動す
るようにしている。
【0017】従って、修正管理テーブル2を設けて自動
パッチ3が修正したときに修正適用フラグをセットし、
正常に立ち上がったときに保証マークをセットする。一
方、常駐するシステム監視処理41が異常を検出したと
きに自動リカバリ5を起動し、この自動リカバリ5が修
正管理テーブル2を参照して異常のファームウェアにつ
いて保存しておいた元のデータで復元し、自動リカバリ
を行うことにより、修正データのバグなどによるシステ
ム停止を自動的に回避して修正前の状態でシステムを起
動し、運用することが可能となる。
【0018】
【実施例】次に、図1から図5を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、SVP1は、サービスプロセッサであっ
て、各種サービスを提供するものであり、ここでは、修
正管理テーブル2、自動パッチ3、ROM4、自動リカ
バリ5、およびセンサレジスタ6などから構成されるも
のである。
【0020】修正管理テーブル2は、修正データ、この
修正データに対応づけた修正適用マークおよび保証マー
クを設定するものである。修正データは、ファームウェ
アに修正を施すためのデータであって、回線を介してリ
モートによって格納したり、保守者がフロッピィから格
納したりしたものである。
【0021】修正適用マークは、自動パッチ3が修正デ
ータをもとにファームウェアに修正を施したときにP
(オン)に設定するものである。保証マークは、修正デ
ータをもとにファームウェアを修正してローディング・
起動し、正常に稼働したときにM(オン)と設定するも
のである。
【0022】自動パッチ3は、修正管理テーブル2を参
照し、格納されている修正データを取り出して該当する
ファームウェアに修正を施すと共に修正適用マークをP
に設定して修正を施した旨を記憶するものである。
【0023】ROM4は、ここでは、システム監視処理
41を格納して常駐させるものである。システム監視処
理41は、常駐し、システムの動作状態を監視、特に自
動パッチ3によって修正データをもとにファームウェア
を修正してローディング・起動したときに、システムの
異常が発生、例えば停止状態が5分間続いたときにシス
テム異常が発生と検出するものである。システム異常を
検出した場合、自動リカバリ5を起動する。
【0024】自動リカバリ5は、システム監視処理41
から起動され、修正管理テーブル2を参照し、修正適用
マークがPかつ保証マークが設定されていないファーム
ウェアに障害発生とし、保存しておいた元のデータで復
元し、ローディング・起動するものである。
【0025】センサレジスタ6は、システムの異常を検
出するためのものであって、システム起動当初にOFF
に設定しておき、システムが正常に稼働状態になったと
きにONにするものである。このセンサレジスタ6の内
容をシステム監視処理41がチェックし、システム起動
時にOFFに設定されたものが、例えば5分を経過して
もONに設定されないときに、修正データをもとにファ
ームウェアに修正を施して正常にシステムが立ち上がら
なかったとして異常と判断するためのものである。
【0026】次に、図1の動作を説明する。図1におい
て、は、P−ONすると共にのセンサレジスタ6を
OFF(システム停止の信号)にする。これは、システ
ムの電源をONしたときに、合わせてセンサレジスタ6
をOFFに設定する。このセンサレジスタ6をOFFに
するのは、所定時間(例えば5分)経過しても当該セン
サレジスタ6がシステム稼働となってONとされないと
きに、システムが停止したと常駐するシステム監視処理
41が判断して自動リカバリ5を起動するためである。
【0027】は、自動パッチ3が起動され、修正管理
テーブル2を参照し、修正データが格納されて未だ修正
適用マークにPが設定されていない未適用分について、
修正データをもとに該当するファームウェアを修正し、
修正適用マークをPに設定する。
【0028】は、ファームウェアをローディングして
起動する。は、の起動に対応して、システムの立ち
上げに成功したか判別する。YESの場合には、システ
ムが正常に立ち上がり、でシステムが正常に稼働を開
始し、この中で修正管理テーブル2中の保証マークにM
を設定し、正常に立ち上がった旨を設定すると共に、セ
ンサレジスタ6をONに設定してシステムが稼働状態と
しておく。一方、のNOでシステムの立ち上げに成功
しなく、システムが停止状態となってしまった場合、保
証マークが設定されないこととなる。このため、でR
OM4中の常駐しているシステム監視処理41が所定時
間(例えばP−ONから5分間)の間、センサレジスタ
6がOFFに設定されたままのとき、システムの立ち上
げに失敗してシステム停止状態と判定し、で自動リカ
バリ5を起動する。起動された自動リカバリ5が修正管
理テーブル2を参照し、修正適用マークがPと設定さ
れ、かつ保証マークが設定されていない修正データのフ
ァームウェアについて、保存しておいた旧のデータで復
元すると共に修正適用マークの設定をクリアし、でフ
ァームウェアをローディングして起動する。この場合に
は、旧のファームウェアに復元したので、でシステム
の立ち上げに成功し、でシステム稼働し、この中でセ
ンサレジスタ6をONに設定し、運用を開始する。
【0029】以上のように、修正管理テーブル2に格納
された修正データについて、修正適用マークが設定され
ていない修正データをもとにファームウェアを修正して
ローディング・起動し、システムの立ち上げに成功した
ときは、システム稼働の中で修正管理テーブル2の保証
マークをMに設定すると共にセンサレジスタ6をONに
設定し、運用を行う。一方、システムの立ち上げに失敗
した場合には、ROM4中の常駐するシステム監視処理
41がセンサレジスタ6について所定時間(例えば5分
間)経過してもOFFからONに設定されないときにシ
ステム立ち上げに失敗してシステム停止と判断して自動
リカバリ5を起動する。起動された自動リカバリ5が修
正管理テーブル2を参照して修正適用マークがP、かつ
保証マークが設定なしの修正データのファームウェアを
保存しておいた旧のデータで復元して起動し、今回はシ
ステムの立ち上げに成功するので、システム稼働の中で
保証マークをMに設定およびセンサレジスタ6をONに
設定し、運用を開始する。これらにより、修正データの
自動パッチを行うと共にシステムの立ち上げに失敗した
ときに自動的に復元することが可能となり、従来の保守
員によるリカバリ操作が不要となる。
【0030】以下順次詳細に説明する。図2は、本発明
の動作説明フローチャートを示す。図2において、S1
は、保守センタ(回線)またはフロッピィから修正デー
タを格納する。これは、図1の修正管理テーブル2に対
して、保守センタから回線を介して修正データを格納し
たり、あるいはフロッピィから修正データを格納したり
する。
【0031】S2は、P−ONか判別する。これは、図
1のシステムの電源が投入されたか判別する。YESの
場合には、S3に進む。一方、NOの場合には、S4に
進む。
【0032】S3は、S2のYESで電源が投入された
ので、修正データをもとにファームウェアを修正および
旧データを保存する。この際、修正管理テーブル2内の
修正適用マークにPを設定する。
【0033】S4は、ファームウェアをローディングし
て起動する。S5は、システムが正常に立ち上がったか
判別する。YESの場合には、S6でシステム稼働し、
修正管理テーブル2内の保証マークをMに設定およびセ
ンサレジスタ6にONを設定する。一方、NOの場合に
は、S7で自動リカバリ処理(後述する図3の処理)に
よって、システムの立ち上げに失敗した修正データのフ
ァームウェアを保存しておいた旧のデータで復元し、S
4に戻る。
【0034】以上によって、修正データを修正管理テー
ブル2に格納しておき、電源投入時に修正管理テーブル
2を参照して修正データをもとにファームウェアを修正
すると共に修正適用マークをPに設定し、ファームウェ
アをローディング・起動し、正常に立ち上がったときは
保証マークをMに設定およびセンサレジスタ6をONに
設定し、運用を開始する。一方、システムが正常に立ち
上がらなく、センサレジスタ6が所定時間(例えば5分
間)経過してもONに設定されないときにシステム監視
処理41がこの旨を検出して自動リカバリ5を起動し、
後述する図3のフローチャートに従って保存しておいた
旧のデータで復元し、ローディング・起動し、正常に立
ち上がったときに保証マークをMに設定およびセンサレ
ジスタ6をONに設定し、運用を開始する。
【0035】図3は、本発明の動作説明フローチャート
を示す。これは、自動リカバリ5による処理である。図
3において、S11は、センサレジスタ6がOFFか判
別する。これは、図1のセンサレジスタ6が電源の投入
時にOFFに設定されたままか判別する。YESの場合
には、S12でシステム監視処理41が監視を開始し、
例えば5分間経過したときにファームウェアをローディ
ングして起動し、正常に立ち上がらないと判定し、シス
テム停止と判断し、S13で自動リカバリ5を起動す
る。
【0036】S14は、修正管理テーブル2内でPが有
り、Mが無しがあるか判別する。YESの場合には、修
正データをもとにファームウェアを修正し、未だ稼働状
態になっていないファームウェアが存在すると判明した
ので、S15で旧データを取り出し、復元および修正適
用マークのPを削除する。そして、S14に戻り繰り返
す。一方、S14でNOの場合には、S17でファーム
ウェアをローディングして起動する。そして、図2のS
5以降の処理を行う。
【0037】以上によって、システムが正常に立ち上が
らなく、5分間経過してもセンサレジスタ6がOFFの
ままの場合、システム停止とシステム監視処理41が判
断し、自動リカバリ5を起動し、この自動リカバリ5が
修正管理テーブル2を参照して修正適用マークにPが有
り、保証マークにMがない修正データのファームウェア
について保存しておいた旧のデータを取り出して復元
し、ローディング・起動し、システムを正常に立ち上げ
る。これにより、修正データにたとえバグなどが有って
正常に立ち上がらないときでも、自動リカバリ5が自動
的に旧のデータで復元し、自動的にシステムを立ち上げ
ることが可能となる。
【0038】図4は、本発明の修正管理テーブル2の遷
移例を示す。(1)は、自動パッチの適用前を示す。こ
れは、修正データC、Dを修正管理テーブル2に格納し
た状態であって、図示の下記のように設定されている。
【0039】 修正データ→ A B C D 修正適用マーク→ P P − − 保証マーク→ M M − − この状態では、修正データA、Bが修正済であって、修
正データC、Dが未修正である。
【0040】(2)は、自動パッチ適用した状態を示
す。これは、修正データC、Dをもとに、図1の自動パ
ッチ3がファームウェアを修正した状態であって、図示
の下記のように設定されている。
【0041】 修正データ→ A B C D 修正適用マーク→ P P P P 保証マーク→ M M − − この状態では、修正データC、Dをもとにファームウェ
アを修正してローディング・起動した状態である。
【0042】(3)は、システム稼働した状態を示す。
これは、修正データC、Dをもとに、図1の自動パッチ
3がファームウェアを修正し、ローディング・起動し、
正常に立ち上がり、システムが稼働し、保証マークにM
を設定した状態であって、図示の下記のように設定され
ている。
【0043】 修正データ→ A B C D 修正適用マーク→ P P P P 保証マーク→ M M M M この状態では、修正データC、Dの修正が完了し、シス
テムが稼働状態となっている。
【0044】図5は、本発明のリカバリ処理説明図を示
す。図5において、S21は、修正管理テーブル2を検
索し、 ・修正適用マーク=P ・保証マーク=無し の修正データが存在するか判別する。これは、図3のS
14の判定であって、自動パッチ3が修正データをもと
にファームウェアの修正を行ったときに修正適用マーク
をMに設定し、システムが停止状態にあるか判別するも
のである。YESの場合には、S22のリカバリ処理を
行う。
【0045】S22は、S21でシステム停止と図1の
システム監視処理41によって判別されたので、自動リ
カバリ5を起動し、リカバリ処理を行う。即ち図4の
(2)に示すように修正管理テーブル2がなっていたと
きに、図示の下記のように、修正データC、Dの修正適
用マークのMを削除すると共に、保存しておいた旧のデ
ータで復元したファームウェアをローディング・起動
し、システムを稼働状態にする。
【0046】 修正データ→ A B C D 修正適用マーク→ P P − − 保証マーク→ M M − −
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
修正管理テーブル2を設けて自動パッチ3が修正したと
きに修正適用フラグをPにセットし、正常に立ち上がっ
たときに保証マークをMにセットし、一方、常駐するシ
ステム監視処理41が異常を検出したときに自動リカバ
リ5を起動し、この自動リカバリ5が修正管理テーブル
2を参照して異常のファームウェアを保存しておいた旧
のデータで復元し、自動リカバリを行う構成を採用して
いるため、修正データのバグなどによるシステム停止を
自動的に回避して修正前の状態でシステムを起動し、運
用することができる。これらにより、システム立ち上げ
時のトラブルを回避し、システムの安定稼働を実現でき
ると共に、保守員が復元作業を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の修正管理テーブルの遷移例である。
【図5】本発明のリカバリ処理説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:SVP 2:修正管理テーブル 3:自動パッチ 4:ROM 41:システム監視処理 5:自動リカバリ 6:センサレジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファームウェアの修正データの適用時に自
    動リカバリするファームウェア自動リカバリ方式におい
    て、 修正データに対応づけて修正適用マークおよび保証マー
    クを設定する修正管理テーブル(2)と、 この修正管理テーブル(2)を参照して自動的にパッチ
    を行う自動パッチ(3)と、 修正管理テーブル(2)を参照してリカバリを自動的に
    行う自動リカバリ(5)とを備え、 電源投入時などに、上記自動パッチ(3)が上記管理修
    正テーブル(2)に設定されている修正データをもとに
    ファームウェアを修正および旧データを保存すると共に
    当該修正データに対応する修正適用マークをオンに設定
    した後、ファームウェアをローディングして起動し、正
    常のときに該当する保証マークをオンに設定および運用
    を開始し、一方、異常のときに上記自動リカバリ(5)
    が修正管理テーブル(2)を参照して修正適用マークが
    オンで保証マークがオフのファームウェアについて保存
    しておいた旧のデータで復元し、旧のファームウェアを
    ローディングして起動するように構成したことを特徴と
    するファームウェア自動リカバリ方式。
  2. 【請求項2】ROM(4)内にシステムの異常を監視す
    るシステム監視処理(41)を常駐させ、当該システム
    監視処理(41)が上記異常を検出したときに、上記自
    動リカバリ(5)を起動するように構成したことを特徴
    とするファームウェア自動リカバリ方式。
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JPH09138769A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Mitsubishi Electric Corp ソフトウェア配布システム及びソフトウェア配布方法
JP2010026835A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Information Systems Ltd ブログラム配布処理システムと方法およびプログラム

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