JPH09123985A - 自転車用変速制御装置 - Google Patents
自転車用変速制御装置Info
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- JPH09123985A JPH09123985A JP8272423A JP27242396A JPH09123985A JP H09123985 A JPH09123985 A JP H09123985A JP 8272423 A JP8272423 A JP 8272423A JP 27242396 A JP27242396 A JP 27242396A JP H09123985 A JPH09123985 A JP H09123985A
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- bicycle
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- control device
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M25/00—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
- B62M25/02—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers
- B62M25/04—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers hand actuated
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- Y10T74/15—Intermittent grip type mechanical movement
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- Y10T74/1553—Lever actuator
- Y10T74/1555—Rotary driven element
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- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
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- Y10T74/20043—Transmission controlled by flexible cable
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- Y10T74/20256—Steering and controls assemblies
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- Y10T74/2028—Handle bar type
- Y10T74/20287—Flexible control element
-
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- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20396—Hand operated
- Y10T74/20402—Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
- Y10T74/2042—Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
- Y10T74/20438—Single rotatable lever [e.g., for bicycle brake or derailleur]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変速装置の操作が走行中において容易でかつ
安全であるとくにマウンテンバイク等に装着するのに適
した、自転車用変速制御装置を提供することにある。 【解決手段】 とくに「マウンテンバイク」用の、自転
車変速装置用制御装置は小さい直径の後方スプロケツト
または前方ギア上の自転車のチエーンの低速切り換えお
よびより大きい直径のスプロケツトまたはギア上のチエ
ーンの高速切り換えを制御するための２本の作動レバー
（１０，１１）からなる。制御レバー（１０，１１）
は、ハンドルバー（１）に装置を取り付けた状態におい
て、ハンドルバー下に配置される２つの互いに平行かつ
近接した平面内でハンドルバーと干渉することなく独自
に動き得る。装置はさらに可撓性の制御ケーブルがそれ
に巻回されるロータ（７）用の戻しばね手段（９）を備
えかつ制御ケーブルがそれに接続される後方または前方
変速装置と連係する戻しばねの作用と反対の作用を働か
す。
安全であるとくにマウンテンバイク等に装着するのに適
した、自転車用変速制御装置を提供することにある。 【解決手段】 とくに「マウンテンバイク」用の、自転
車変速装置用制御装置は小さい直径の後方スプロケツト
または前方ギア上の自転車のチエーンの低速切り換えお
よびより大きい直径のスプロケツトまたはギア上のチエ
ーンの高速切り換えを制御するための２本の作動レバー
（１０，１１）からなる。制御レバー（１０，１１）
は、ハンドルバー（１）に装置を取り付けた状態におい
て、ハンドルバー下に配置される２つの互いに平行かつ
近接した平面内でハンドルバーと干渉することなく独自
に動き得る。装置はさらに可撓性の制御ケーブルがそれ
に巻回されるロータ（７）用の戻しばね手段（９）を備
えかつ制御ケーブルがそれに接続される後方または前方
変速装置と連係する戻しばねの作用と反対の作用を働か
す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、マウンテン
バイク等用の自転車用変速制御装置に関するものであ
る。
バイク等用の自転車用変速制御装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】１９９２年１０月７日に公衆の閲覧に供
された、１９９２年４月７日に出願されたイタリア特許
出願第ＴＯ９２Ａ００３１６号において、本出願人は、
自転車のハンドルバーに固着されるべくなされた支持
体、前記支持体に回転可能に取り付けられかつ変速装置
を制御する可撓性ケーブルを巻回するための手段を備え
たロータ、種々の速度比に対応する前記ロータの複数の
安定位置を定義し、前記ロータに固定された歯車および
前記支持体により支持されかつ前記歯車の歯間で羽根に
係合することができる少なくとも１つの弾性要素からな
る指示手段、それぞれ、２つの回転方向に前記ロータ
（７）を回転させるために、前記ロータと連係しかつ２
つのそれぞれの制御レバーにより制御される１対のラチ
エツト装置からなる、とくにマウンテンバイク等用の、
自転車用変速制御装置を開示した。
された、１９９２年４月７日に出願されたイタリア特許
出願第ＴＯ９２Ａ００３１６号において、本出願人は、
自転車のハンドルバーに固着されるべくなされた支持
体、前記支持体に回転可能に取り付けられかつ変速装置
を制御する可撓性ケーブルを巻回するための手段を備え
たロータ、種々の速度比に対応する前記ロータの複数の
安定位置を定義し、前記ロータに固定された歯車および
前記支持体により支持されかつ前記歯車の歯間で羽根に
係合することができる少なくとも１つの弾性要素からな
る指示手段、それぞれ、２つの回転方向に前記ロータ
（７）を回転させるために、前記ロータと連係しかつ２
つのそれぞれの制御レバーにより制御される１対のラチ
エツト装置からなる、とくにマウンテンバイク等用の、
自転車用変速制御装置を開示した。
【０００３】
【発明が解決すべき課題】上述した公知の解決におい
て、装置の２本の制御レバーはロータの２つの端部にそ
れぞれ隣接して配置され、そしてハンドルバーに取り付
けられた状態において、それらは、それぞれ、ハンドル
バーの上におよび下に配置される。この配置はサイクリ
ストが変速装置を操作するためにハンドルバー上の彼の
手の位置を変するように強制するので走行中の作動の容
易さおよび安全の観点から完全に満足しないことを認め
た。
て、装置の２本の制御レバーはロータの２つの端部にそ
れぞれ隣接して配置され、そしてハンドルバーに取り付
けられた状態において、それらは、それぞれ、ハンドル
バーの上におよび下に配置される。この配置はサイクリ
ストが変速装置を操作するためにハンドルバー上の彼の
手の位置を変するように強制するので走行中の作動の容
易さおよび安全の観点から完全に満足しないことを認め
た。
【０００４】本発明の目的は変速装置の操作が走行中に
おいて容易でかつ安全であるとくにマウンテンバイク等
用の、自転車用変速制御装置を提供することにある。
おいて容易でかつ安全であるとくにマウンテンバイク等
用の、自転車用変速制御装置を提供することにある。
【０００５】上記目的を達成するために、本発明は、前
記制御レバーが、装置が自転車のハンドルバーに取り付
けられるとき、該ハンドルバーとの干渉を回避するよう
に該ハンドルバーの下に両方とも配置される２つの平行
かつ隣接平面内で動き得る操縦端を有することを特徴と
する、上記で示した型の自転車用変速制御装置を提供す
る。かくして、レバーのより長い走行は１つの操作で複
数のスプロケツトにわたつて自転車のチエーンを動かす
結果として生じる可能性により許容される。
記制御レバーが、装置が自転車のハンドルバーに取り付
けられるとき、該ハンドルバーとの干渉を回避するよう
に該ハンドルバーの下に両方とも配置される２つの平行
かつ隣接平面内で動き得る操縦端を有することを特徴と
する、上記で示した型の自転車用変速制御装置を提供す
る。かくして、レバーのより長い走行は１つの操作で複
数のスプロケツトにわたつて自転車のチエーンを動かす
結果として生じる可能性により許容される。
【０００６】それ自体公知の技術によれば、ロータに巻
回された制御ケーブルは後方スプロケツト（後輪変速装
置の場合に）、またはより小さい直径の前方ギア（前輪
変速装置の場合に）上での自転車のチエーンの係合に対
応する１端位置に向かって可動体を偏倚しようとする戻
しばねを備えた可動体を含む通常の変速装置に接続され
る。
回された制御ケーブルは後方スプロケツト（後輪変速装
置の場合に）、またはより小さい直径の前方ギア（前輪
変速装置の場合に）上での自転車のチエーンの係合に対
応する１端位置に向かって可動体を偏倚しようとする戻
しばねを備えた可動体を含む通常の変速装置に接続され
る。
【０００７】本発明のさらに他の重要な特徴によれば、
制御装置は、さらに、前記支持体と前記ロータとの間に
は前記制御ケーブルを介して前記変速装置の前記戻しば
ねによつて働かされる作用と反対の作用を前記ロータに
働かそうとするばね手段が挿入されることを特徴とす
る。この特徴により、ロータが前記指示手段により保持
されないならば、それぞれ、より低い速度比およびより
高い速度比に対応する２つの端位置の中間の位置に達す
る。それゆえ、最も都合の悪い条件において作動するた
めに使用者によつて働かされねばならない最大の努力は
変速装置の戻しばねに打ち勝つために通常の解決におい
て必要である最大の努力より低い。言い換えれば、変速
装置ばねの戻し作用を部分的に釣り合わせる前記ばね手
段を使用することにより、サイクリストによるロータの
作動はより容易でかつより便利である。
制御装置は、さらに、前記支持体と前記ロータとの間に
は前記制御ケーブルを介して前記変速装置の前記戻しば
ねによつて働かされる作用と反対の作用を前記ロータに
働かそうとするばね手段が挿入されることを特徴とす
る。この特徴により、ロータが前記指示手段により保持
されないならば、それぞれ、より低い速度比およびより
高い速度比に対応する２つの端位置の中間の位置に達す
る。それゆえ、最も都合の悪い条件において作動するた
めに使用者によつて働かされねばならない最大の努力は
変速装置の戻しばねに打ち勝つために通常の解決におい
て必要である最大の努力より低い。言い換えれば、変速
装置ばねの戻し作用を部分的に釣り合わせる前記ばね手
段を使用することにより、サイクリストによるロータの
作動はより容易でかつより便利である。
【０００８】さらに、本発明のさらに他の重要な特徴は
前記ロータと選択された速度比を表示するための手段が
連係し、該手段が支持体の弓形のスロツト内に摺動可能
に取り付けられそして前記ロータ本体に対して摺動可能
に半径方向に案内されるピンに接続される表示基準要素
からなることにある。この方法において、ロータの角度
的揺動は弓形スロツトがロータ軸線から離れて間隔が置
かれた中心を有する曲率を有するとしても前記弓形スロ
ツト内の表示基準要素の対応する摺動運動を生じる。
前記ロータと選択された速度比を表示するための手段が
連係し、該手段が支持体の弓形のスロツト内に摺動可能
に取り付けられそして前記ロータ本体に対して摺動可能
に半径方向に案内されるピンに接続される表示基準要素
からなることにある。この方法において、ロータの角度
的揺動は弓形スロツトがロータ軸線から離れて間隔が置
かれた中心を有する曲率を有するとしても前記弓形スロ
ツト内の表示基準要素の対応する摺動運動を生じる。
【０００９】以下に、本発明を非限定の例としてのみ付
与される添付の図面を参照して説明する。
与される添付の図面を参照して説明する。
【００１０】
【実施例】図面において、点線により、支持体３に接続
されるスリーブ２が、それ自体公知の方法において、そ
れに締め付けられるマウンテンバイクのハンドルバー１
の１部分が示される。図面はスリーブが、自転車の分野
において通常の技術にしたがつて、公知の方法において
作られ得るスリーブ２の細部を示さない。プラスチツク
材料からなる支持体３はその上方端５が支持体３が生計
されるとき該支持体３に埋め込まれる軸４を支持する。
されるスリーブ２が、それ自体公知の方法において、そ
れに締め付けられるマウンテンバイクのハンドルバー１
の１部分が示される。図面はスリーブが、自転車の分野
において通常の技術にしたがつて、公知の方法において
作られ得るスリーブ２の細部を示さない。プラスチツク
材料からなる支持体３はその上方端５が支持体３が生計
されるとき該支持体３に埋め込まれる軸４を支持する。
【００１１】本明細書において、かつ特許請求の範囲に
おいて、用語「上方」および「下方」は自転車に取り付
けられた状態における装置の位置に関連して使用され、
自転車それ自体は作動位置にある。
おいて、用語「上方」および「下方」は自転車に取り付
けられた状態における装置の位置に関連して使用され、
自転車それ自体は作動位置にある。
【００１２】軸４にはブツシユ６によつてその鼻部（３
ａ）において支持体３から突出し（図５）かつその順番
で最小直径のスプロケツトまたはギア上の自転車のチエ
ーンの係合に対応する位置において変速装置の可動体を
保持しようとする通常の戻しばねを備えている、自転車
の通常の前輪または後輪変速装置に接続される可撓性の
金属ケーブル（図示せず）を巻回するための周辺溝８を
有するロータ７が回転可能に取り付けられる。
ａ）において支持体３から突出し（図５）かつその順番
で最小直径のスプロケツトまたはギア上の自転車のチエ
ーンの係合に対応する位置において変速装置の可動体を
保持しようとする通常の戻しばねを備えている、自転車
の通常の前輪または後輪変速装置に接続される可撓性の
金属ケーブル（図示せず）を巻回するための周辺溝８を
有するロータ７が回転可能に取り付けられる。
【００１３】本発明の特徴によれば、ロータ７と支持体
３との間には変速装置の戻しばねによつて働かされる作
用と反対の偏倚作用をロータに働かす螺旋ばね９が挿入
される。すでに上記で示されたように、最も都合の悪い
条件において、ロータの回転を発生するために、サイク
リストに要求される最大の努力の減少が、それにより得
られる。
３との間には変速装置の戻しばねによつて働かされる作
用と反対の偏倚作用をロータに働かす螺旋ばね９が挿入
される。すでに上記で示されたように、最も都合の悪い
条件において、ロータの回転を発生するために、サイク
リストに要求される最大の努力の減少が、それにより得
られる。
【００１４】それぞれ、２つの回転にロータの回転を生
じるために、ロータ７と連係する２つのそれぞれのラチ
エツト装置を制御する２本の制御レバー１０，１１を備
えている。
じるために、ロータ７と連係する２つのそれぞれのラチ
エツト装置を制御する２本の制御レバー１０，１１を備
えている。
【００１５】図１に明瞭に示されるように、前記ラチエ
ツト装置の配置はレバー１０，１１の２つの操縦端が、
ハンドルバーに取り付けられた装置の状態において、互
いに近接してかつ両方ともハンドルバー１の下に位置
し、それによりそれらはハンドルバー上の手の位置を変
更することなくかつそれ自体ハンドルバーと干渉するこ
となくサイクリストにより容易に制御され得る。前記ラ
チエツトの細部は後述される。
ツト装置の配置はレバー１０，１１の２つの操縦端が、
ハンドルバーに取り付けられた装置の状態において、互
いに近接してかつ両方ともハンドルバー１の下に位置
し、それによりそれらはハンドルバー上の手の位置を変
更することなくかつそれ自体ハンドルバーと干渉するこ
となくサイクリストにより容易に制御され得る。前記ラ
チエツトの細部は後述される。
【００１６】種々の速度比の選択に対応するロータ７の
種々の作動位置のスナツプ基準を設けるために、ロータ
７に回転可能に接続された歯車１２（また図３を参照）
からなりかつネジ４６（その１本のみが図１に見ること
ができる）により支持体３に固着される耳片１４ｂを備
えたリング１４の内部の直径的に対向する位置に固着さ
れる２本のピンばね１３と協働する指示手段が設けられ
る。歯車１２はロータ７が２つの平らな対向面７ａを有
するのでロータ７に回転可能に接続されかつ歯車１２は
断面において結果として生じるロータ７の輪郭に対応す
る輪郭を備えた中央開口を有する。各ピンばね１３はリ
ング１４の対応する内方キヤビテイ内に係留される一端
１３ａで終端する固定部分、およびロータ７の種々の作
動位置のスナツプ基準を設けるために歯車１２の羽根１
２ａにそれぞれ係合することができる自由端で終端する
可撓性部分１３ｂを有する。リング１４はさらにその周
辺縁部で、以下ではつきり明瞭にするように、ストツパ
要素として作用する軸方向に下方に延びる部分１４ａ
（図１に示されるない）を有する。
種々の作動位置のスナツプ基準を設けるために、ロータ
７に回転可能に接続された歯車１２（また図３を参照）
からなりかつネジ４６（その１本のみが図１に見ること
ができる）により支持体３に固着される耳片１４ｂを備
えたリング１４の内部の直径的に対向する位置に固着さ
れる２本のピンばね１３と協働する指示手段が設けられ
る。歯車１２はロータ７が２つの平らな対向面７ａを有
するのでロータ７に回転可能に接続されかつ歯車１２は
断面において結果として生じるロータ７の輪郭に対応す
る輪郭を備えた中央開口を有する。各ピンばね１３はリ
ング１４の対応する内方キヤビテイ内に係留される一端
１３ａで終端する固定部分、およびロータ７の種々の作
動位置のスナツプ基準を設けるために歯車１２の羽根１
２ａにそれぞれ係合することができる自由端で終端する
可撓性部分１３ｂを有する。リング１４はさらにその周
辺縁部で、以下ではつきり明瞭にするように、ストツパ
要素として作用する軸方向に下方に延びる部分１４ａ
（図１に示されるない）を有する。
【００１７】第１制御レバー１０は自転車の後輪と連係
するスプロケツトユニツトにおいてより大きい直径のス
プロケツトからより小さい直径のスプロケツトへの（図
示装置が後方変速装置を制御するのに使用される場合
に）またはペダルアームと連係する冠部のより大きい直
径の歯付き冠部からより小さい直径の歯付き冠部への
（図示装置が前方変速装置を制御するのに使用される場
合に）自転車のチエーンの変速を制御するためのもので
ある。制御レバー１１は代わりにより小さいスプロケツ
トからより大きいスプロケツトへのまたはより小さい冠
部からより大きい冠部へのチエーンの上昇を生ずるため
に役立つ。チエーンの低速への切り換え用の制御レバー
１０は図１の紙面の外に（図２において時計回り回
転）、観察者に向かって制御レバーを引っ張ることによ
り作動されそれに反して制御レバー１１は図１の紙面に
向かって制御レバーを押す（図４に関連して反時計回り
回転）ことにより作動される。以下ではつきり明瞭にな
るように、各作動時、両方のレバー１０およびレバー１
１はそれらの作動位置に戻る。
するスプロケツトユニツトにおいてより大きい直径のス
プロケツトからより小さい直径のスプロケツトへの（図
示装置が後方変速装置を制御するのに使用される場合
に）またはペダルアームと連係する冠部のより大きい直
径の歯付き冠部からより小さい直径の歯付き冠部への
（図示装置が前方変速装置を制御するのに使用される場
合に）自転車のチエーンの変速を制御するためのもので
ある。制御レバー１１は代わりにより小さいスプロケツ
トからより大きいスプロケツトへのまたはより小さい冠
部からより大きい冠部へのチエーンの上昇を生ずるため
に役立つ。チエーンの低速への切り換え用の制御レバー
１０は図１の紙面の外に（図２において時計回り回
転）、観察者に向かって制御レバーを引っ張ることによ
り作動されそれに反して制御レバー１１は図１の紙面に
向かって制御レバーを押す（図４に関連して反時計回り
回転）ことにより作動される。以下ではつきり明瞭にな
るように、各作動時、両方のレバー１０およびレバー１
１はそれらの作動位置に戻る。
【００１８】レバー１０は一体にロータ７のまわりに自
由に回転可能に取り付けられかつレバー１０と直径的に
対向する部分１６を有するプレート１５に接続され、レ
バー１０から、その順番でさらにプレート１５と平行で
かつそれから間隔が置かれたさらに他の壁１８に延び
る、プレート１５と直交する壁１７に延びる。プレート
部分１６および向かい合う壁１８はピン１９を支持する
のに使用され該ピン１９にロータ７に堅固に取り付けら
れかつ爪２０と壁１７との間に挿入されるばね２３によ
つて歯２２に係合する位置に向かって偏倚される歯車２
２の第１歯２１と協働することができる爪２０が自由に
回転可能に取り付けられる。レバー１０が図２に示され
る位置に（以下で示されるばね手段によつて）支持され
るとき、爪２０が、ばね２３の作用に抗して、歯２１か
ら間隔を置いて保持する固定突起１４ａの端部に対して
載置する。
由に回転可能に取り付けられかつレバー１０と直径的に
対向する部分１６を有するプレート１５に接続され、レ
バー１０から、その順番でさらにプレート１５と平行で
かつそれから間隔が置かれたさらに他の壁１８に延び
る、プレート１５と直交する壁１７に延びる。プレート
部分１６および向かい合う壁１８はピン１９を支持する
のに使用され該ピン１９にロータ７に堅固に取り付けら
れかつ爪２０と壁１７との間に挿入されるばね２３によ
つて歯２２に係合する位置に向かって偏倚される歯車２
２の第１歯２１と協働することができる爪２０が自由に
回転可能に取り付けられる。レバー１０が図２に示され
る位置に（以下で示されるばね手段によつて）支持され
るとき、爪２０が、ばね２３の作用に抗して、歯２１か
ら間隔を置いて保持する固定突起１４ａの端部に対して
載置する。
【００１９】既に示されるようにロータ７の軸線のまわ
りに回転可能に取り付けられるレバー１０に、それに沿
って回転する、機構を保護する円形のスカート２４が堅
固に接続される。
りに回転可能に取り付けられるレバー１０に、それに沿
って回転する、機構を保護する円形のスカート２４が堅
固に接続される。
【００２０】レバー１１はその操縦端と反対のその端部
においてそれらの間にピン２７が堅固に接続される２つ
の平行なかつ間隔を置いた壁２５，２６からなるフオー
ク部分を有する。該ピン２７によつて、レバー１１の前
記フオーク端はその順番で軸４に自由に回転可能に取り
付けられるプレート２８に連接される。ばね２９は、歯
車２２に形成された第２の歯３２から間隔が置かれたレ
バー１１の端部に形成された歯３１（図４）を保持しよ
うとするように、プレート２８の１部分を形成しかつこ
のプレートの全体面に対して垂直な壁３０とレバー１１
との間に挿入される。レバー１１が操作されるとき、該
レバー１１は歯３２間の羽根に歯３１を係合させるよう
に、ばね２９の作用に抗して、ピン２７の軸線のまわり
に、図４を参照して反時計回り方向に回転し、その結果
その反時計回り方向のさらに他の回転がレバー１１、プ
レート２８およびロータ７に接続される歯車２２の同時
回転を生じる。
においてそれらの間にピン２７が堅固に接続される２つ
の平行なかつ間隔を置いた壁２５，２６からなるフオー
ク部分を有する。該ピン２７によつて、レバー１１の前
記フオーク端はその順番で軸４に自由に回転可能に取り
付けられるプレート２８に連接される。ばね２９は、歯
車２２に形成された第２の歯３２から間隔が置かれたレ
バー１１の端部に形成された歯３１（図４）を保持しよ
うとするように、プレート２８の１部分を形成しかつこ
のプレートの全体面に対して垂直な壁３０とレバー１１
との間に挿入される。レバー１１が操作されるとき、該
レバー１１は歯３２間の羽根に歯３１を係合させるよう
に、ばね２９の作用に抗して、ピン２７の軸線のまわり
に、図４を参照して反時計回り方向に回転し、その結果
その反時計回り方向のさらに他の回転がレバー１１、プ
レート２８およびロータ７に接続される歯車２２の同時
回転を生じる。
【００２１】両方のレバー１０およびレバー１１はその
各作動時にばね３０が２本のレバー１０，１１間に作動
的に挿入されるようにピン１９とプレート２５にそれぞ
れ接続された端尾部３３ａおよび３３ｂを有する単一の
螺旋ばね３３により構成されるばね手段によつてそれら
の始動位置に向かって偏倚される。装置の両制御レバー
に作用する単一の戻しばねの使用は、さらに簡単化され
た装置の製造および組み立てをより信頼し得るようにか
つより減少されたコストにする。
各作動時にばね３０が２本のレバー１０，１１間に作動
的に挿入されるようにピン１９とプレート２５にそれぞ
れ接続された端尾部３３ａおよび３３ｂを有する単一の
螺旋ばね３３により構成されるばね手段によつてそれら
の始動位置に向かって偏倚される。装置の両制御レバー
に作用する単一の戻しばねの使用は、さらに簡単化され
た装置の製造および組み立てをより信頼し得るようにか
つより減少されたコストにする。
【００２２】上述した制御装置の作動は以下の通りであ
る。
る。
【００２３】より小さいスプロケツト（後方変速装置制
御の場合において）またはより小さい歯付き冠部（前輪
変速装置制御の場合において）に向かって自転車のチエ
ーンの低速切り換えを引き起こそうとするならば、レバ
ー１０は、図２を参照して、時計回り方向にそれを回転
させて、すなわち図１の紙面からずれて観察者に向かっ
てレバー１０を引っ張ることにより操作される。「マウ
ンテンバイク」のハンドルバーの右端に隣接して取り付
けられた装置を示す図５を参照して、これはサイクリス
トによつて、レバー１０の前方部分に１またはそれ以上
の指を単に置きかつそれを後方に（すなわち図５に関連
して下方に）押すことにより、ハンドルバー上の彼の指
の位置を変更することなくなされ得る。各作動時、レバ
ー１０が、解放されると、その始動位置に戻りかつ再び
作動され得る。レバー１０の各揺動は、レバーにより導
入された揺動の結果として、１またはそれ以上のスプロ
ケツトまたは歯付き冠部にわたつてチエーンの切り換え
を引き起こすことが可能である。図２を参照して、レバ
ー１０の時計回りの回転は爪２０を突起１４ａから離し
て動かさせ、その結果爪２０は、ばね２３により押さ
れ、歯車２２の歯２１と自由に係合する。歯車はかくし
てロータ７の対応する回転を発生することにより無理に
回転させられ、ロータ７の回転は溝８からの制御ケーブ
ルの巻き解きおよび変速装置の可動体の結果として生じ
る運動を発生する。最も都合の悪い条件において、変速
装置を作動するためにサイクリストに要求される最大の
努力は、変速装置と連係するばねの復帰力が螺旋ばね９
の反対作用により少なくとも部分的に補償されるので、
通常の解決において要求される努力より低い。決定され
た速度比の選択に対応するロータの各作動位置は歯車１
２の対応する羽根１２ａ内のばね１３ｂのスナツプ係合
により目立たせられる。各作動時、レバー１０が解放さ
れるとき、該レバー１０は、ばね３３の作用により、爪
２０に対する突起１４ａの係合により定義される、図２
に示したその始動位置に戻る。
御の場合において）またはより小さい歯付き冠部（前輪
変速装置制御の場合において）に向かって自転車のチエ
ーンの低速切り換えを引き起こそうとするならば、レバ
ー１０は、図２を参照して、時計回り方向にそれを回転
させて、すなわち図１の紙面からずれて観察者に向かっ
てレバー１０を引っ張ることにより操作される。「マウ
ンテンバイク」のハンドルバーの右端に隣接して取り付
けられた装置を示す図５を参照して、これはサイクリス
トによつて、レバー１０の前方部分に１またはそれ以上
の指を単に置きかつそれを後方に（すなわち図５に関連
して下方に）押すことにより、ハンドルバー上の彼の指
の位置を変更することなくなされ得る。各作動時、レバ
ー１０が、解放されると、その始動位置に戻りかつ再び
作動され得る。レバー１０の各揺動は、レバーにより導
入された揺動の結果として、１またはそれ以上のスプロ
ケツトまたは歯付き冠部にわたつてチエーンの切り換え
を引き起こすことが可能である。図２を参照して、レバ
ー１０の時計回りの回転は爪２０を突起１４ａから離し
て動かさせ、その結果爪２０は、ばね２３により押さ
れ、歯車２２の歯２１と自由に係合する。歯車はかくし
てロータ７の対応する回転を発生することにより無理に
回転させられ、ロータ７の回転は溝８からの制御ケーブ
ルの巻き解きおよび変速装置の可動体の結果として生じ
る運動を発生する。最も都合の悪い条件において、変速
装置を作動するためにサイクリストに要求される最大の
努力は、変速装置と連係するばねの復帰力が螺旋ばね９
の反対作用により少なくとも部分的に補償されるので、
通常の解決において要求される努力より低い。決定され
た速度比の選択に対応するロータの各作動位置は歯車１
２の対応する羽根１２ａ内のばね１３ｂのスナツプ係合
により目立たせられる。各作動時、レバー１０が解放さ
れるとき、該レバー１０は、ばね３３の作用により、爪
２０に対する突起１４ａの係合により定義される、図２
に示したその始動位置に戻る。
【００２４】同様に、レバー１１が、図１の平面に向か
って、ハンドルバーを保持する端部の親指によりレバー
１１を前方に押すことにより、すなわち、図５を参照し
て、反時計回り方向にレバー１１を回転させることによ
り作動されるとき、該レバー１１はプレート２８に対し
てピン７の軸線のまわりに回転して歯３２と歯３１を係
合させ、その結果レバー１１はプレート２８および歯車
２２とともに回転してロータ７の回転および溝８内の変
速装置の制御ケーブルの結果として生じる巻回を生じ
る。レバー１１が解放されるとき、ばね３３はレバー１
１を図４に示した始動位置に戻し、その位置においてプ
レート２８は爪２０のストツパ要素として使用される端
部と反対の突起１４ａの端部に対して当接する。またこ
の場合に、レバーの作動の間中、ロータの種々の作動位
置は歯車１２の羽根へのピンばね１３ｂのスナツプ係合
により目立たせられる。
って、ハンドルバーを保持する端部の親指によりレバー
１１を前方に押すことにより、すなわち、図５を参照し
て、反時計回り方向にレバー１１を回転させることによ
り作動されるとき、該レバー１１はプレート２８に対し
てピン７の軸線のまわりに回転して歯３２と歯３１を係
合させ、その結果レバー１１はプレート２８および歯車
２２とともに回転してロータ７の回転および溝８内の変
速装置の制御ケーブルの結果として生じる巻回を生じ
る。レバー１１が解放されるとき、ばね３３はレバー１
１を図４に示した始動位置に戻し、その位置においてプ
レート２８は爪２０のストツパ要素として使用される端
部と反対の突起１４ａの端部に対して当接する。またこ
の場合に、レバーの作動の間中、ロータの種々の作動位
置は歯車１２の羽根へのピンばね１３ｂのスナツプ係合
により目立たせられる。
【００２５】図示のごとく、両レバー１０，１１は、ハ
ンドルバーとの干渉から抜け出して、互いに近接してか
つ両方ともハンドルバー１１の下に配置される平行平面
内で揺動する操縦端を有し、その結果これらのレバーは
サイクリストによつてハンドルバー上の彼の手の位置を
変更することなく容易に作動され得る。この方法におい
て、複数の連続的なスナツプ係合とのレバーのより長い
走行は複数のスプロケツトにわたる単一操作によりチエ
ーンを切り換える結果として生じる可能性により許容さ
れる。
ンドルバーとの干渉から抜け出して、互いに近接してか
つ両方ともハンドルバー１１の下に配置される平行平面
内で揺動する操縦端を有し、その結果これらのレバーは
サイクリストによつてハンドルバー上の彼の手の位置を
変更することなく容易に作動され得る。この方法におい
て、複数の連続的なスナツプ係合とのレバーのより長い
走行は複数のスプロケツトにわたる単一操作によりチエ
ーンを切り換える結果として生じる可能性により許容さ
れる。
【００２６】また図１を参照して、装置は軸４の下方端
に固定された、底壁３４によりその下方部分で保護され
る。
に固定された、底壁３４によりその下方部分で保護され
る。
【００２７】さらに本発明によれば、サイクリストに装
置の作動位置の表示を備えるために、支持体３はその上
方部分において上方の透明な壁３６により閉止され、か
つ増加する数により識別される多数の窓３８と協働し得
る表示基準要素３７（図示せず）を案内するのに役立つ
弓形のスロツト３５を有する。１つの窓３８の下の表示
基準要素３７の存在はサイクリストにそれぞれの窓と関
連付けられる数に対応する速度比の選択を指示する。弓
形のスロツト３５はロータ７の軸線から間隔が置かれた
中心を持つ曲率を有するので、表示基準要素３７はその
下方部分においてロータ７のＣ形状の突起内で半径方向
に摺動可能に案内される筒状ピン３９を備える。
置の作動位置の表示を備えるために、支持体３はその上
方部分において上方の透明な壁３６により閉止され、か
つ増加する数により識別される多数の窓３８と協働し得
る表示基準要素３７（図示せず）を案内するのに役立つ
弓形のスロツト３５を有する。１つの窓３８の下の表示
基準要素３７の存在はサイクリストにそれぞれの窓と関
連付けられる数に対応する速度比の選択を指示する。弓
形のスロツト３５はロータ７の軸線から間隔が置かれた
中心を持つ曲率を有するので、表示基準要素３７はその
下方部分においてロータ７のＣ形状の突起内で半径方向
に摺動可能に案内される筒状ピン３９を備える。
【００２８】前記説明から明瞭に理解されるように、本
発明による装置はサイクリストがハンドルバー上の彼の
手の位置を変更することなく容易に制御レバーを作動す
ることができかつそれゆえ走行中のより大きい安全性を
保証する。同時に、変速装置と連係するばねの復帰作用
に抗するばね手段の使用は装置を作動するのに要求され
る最大の努力を減少させることができる。装置の構造は
またとくに簡単でかつ安価でそして減少された数の部品
により構成される。最後に、選択された速度比を表示す
るための手段はとくに簡単でかつ有効である。
発明による装置はサイクリストがハンドルバー上の彼の
手の位置を変更することなく容易に制御レバーを作動す
ることができかつそれゆえ走行中のより大きい安全性を
保証する。同時に、変速装置と連係するばねの復帰作用
に抗するばね手段の使用は装置を作動するのに要求され
る最大の努力を減少させることができる。装置の構造は
またとくに簡単でかつ安価でそして減少された数の部品
により構成される。最後に、選択された速度比を表示す
るための手段はとくに簡単でかつ有効である。
【００２９】本発明による装置のさらに他の特徴は、図
１および図５に示されるように、装置の支持体３が、ハ
ンドルバー１に近接してかつそれに対してより高いレベ
ルに配置された、ロータ７の上方端に隣接した、その上
方面を有し、その結果表示窓３６は、公知の解決（例え
ばヨーロツパ特許ＥＰ−Ａ−０６２９５４５参照）にお
いて、ハンドルバーにおいて低くされたレベルで配置さ
れたその上方端を有する、制御ロータへ表示基準要素を
接続するために、公知の解決において代わりに必要であ
る伝動装置を使用する必要なしに、サイクリストによる
容易な観察を可能にするのに申し分ない位置に配置され
る。本発明による配置は表示窓がハンドルバーの下に配
置されかつそれゆえサイクリストが見るのに困難である
他の公知の解決（例えばヨーロツパ特許ＥＰ−Ａ−０６
１５８９６参照）に関連しても同様に好ましい。
１および図５に示されるように、装置の支持体３が、ハ
ンドルバー１に近接してかつそれに対してより高いレベ
ルに配置された、ロータ７の上方端に隣接した、その上
方面を有し、その結果表示窓３６は、公知の解決（例え
ばヨーロツパ特許ＥＰ−Ａ−０６２９５４５参照）にお
いて、ハンドルバーにおいて低くされたレベルで配置さ
れたその上方端を有する、制御ロータへ表示基準要素を
接続するために、公知の解決において代わりに必要であ
る伝動装置を使用する必要なしに、サイクリストによる
容易な観察を可能にするのに申し分ない位置に配置され
る。本発明による配置は表示窓がハンドルバーの下に配
置されかつそれゆえサイクリストが見るのに困難である
他の公知の解決（例えばヨーロツパ特許ＥＰ−Ａ−０６
１５８９６参照）に関連しても同様に好ましい。
【００３０】もちろん、本発明の原理は同一のままで、
構成の細部および実施例は、本発明の範囲から逸脱する
ことなしに、例としてのみ説示されたそれらに関連して
幅広く変化することができる。
構成の細部および実施例は、本発明の範囲から逸脱する
ことなしに、例としてのみ説示されたそれらに関連して
幅広く変化することができる。
【００３１】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、自転車のハン
ドルバーに固着されるべくなされた支持体、前記支持体
に回転可能に取り付けられかつ速度変化を制御するため
の可撓性ケーブルを巻回するための手段を備えたロー
タ、種々の速度比に対応する前記ロータの複数の安定位
置を定義し、前記ロータに固定された歯車および前記支
持体により支持されかつ前記歯車の歯間で羽根に係合す
ることができる少なくとも１つの弾性要素からなる指示
手段、それぞれ、２つの回転方向に前記ロータの回転を
発生するために、前記ロータと連係しかつ２つのそれぞ
れの制御レバーにより制御される１対のラチエツト装置
から成る自転車用変速制御装置において、前記制御レバ
ーが、装置が自転車のハンドルバーに取り付けられると
き、該ハンドルバーとの干渉なしに該ハンドルバーの下
に両方とも配置される２つの平行かつ隣接平面内で動き
得る操縦端を有する構成としたので、サイクリストがハ
ンドルバー上の彼の手の位置を変更することなしに容易
に制御レバーを作動することが可能であると言った効果
が得られる。
ドルバーに固着されるべくなされた支持体、前記支持体
に回転可能に取り付けられかつ速度変化を制御するため
の可撓性ケーブルを巻回するための手段を備えたロー
タ、種々の速度比に対応する前記ロータの複数の安定位
置を定義し、前記ロータに固定された歯車および前記支
持体により支持されかつ前記歯車の歯間で羽根に係合す
ることができる少なくとも１つの弾性要素からなる指示
手段、それぞれ、２つの回転方向に前記ロータの回転を
発生するために、前記ロータと連係しかつ２つのそれぞ
れの制御レバーにより制御される１対のラチエツト装置
から成る自転車用変速制御装置において、前記制御レバ
ーが、装置が自転車のハンドルバーに取り付けられると
き、該ハンドルバーとの干渉なしに該ハンドルバーの下
に両方とも配置される２つの平行かつ隣接平面内で動き
得る操縦端を有する構成としたので、サイクリストがハ
ンドルバー上の彼の手の位置を変更することなしに容易
に制御レバーを作動することが可能であると言った効果
が得られる。
【図１】本発明による制御装置を示す正面図である。
【図２】図１の線ＩＩ−ＩＩに沿う断面図である。
【図３】図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿う断面図である。
【図４】図１の線ＩＶ−ＩＶに沿う断面図である。
【図５】図１の装置の平面図である。
１ ハンドルバー ３ 支持体 ４ 軸 ５ 軸の頭部 ７ ロータ ８ 可撓性ケーブル巻回手段 ９ ばね手段 １０ 制御レバー １１ 制御レバー １２ 歯車 １２ａ 羽根 １３ 指示手段 １４ａ ストツパ要素 １５ プレート ２０ ばね手段 ２２ 第１ラチエツト輪（歯車） ２３ ばね手段 ２７ 軸 ２８ 補助プレート ３１ ラチエツト歯 ３２ 第２ラチエツト歯 ３５ 弓形のスロツト（表示スロツト） ３７ 表示基準要素
Claims (11)
- 【請求項１】 自転車のハンドルバー（１）に固着され
るべくなされた支持体（３）、 前記支持体（３）に回転可能に取り付けられかつ速度変
化を制御するための可撓性ケーブル（１５）を巻回する
ための手段（８）を備えたロータ（７）、 種々の速度比に対応する前記ロータ（７）の複数の安定
位置を定義し、前記ロータに固定された歯車（１２）お
よび前記支持体（３）により支持されかつ前記歯車（１
２）の歯間で羽根（１２ａ）に係合することができる少
なくとも１つの弾性要素（１３）からなる指示手段（１
２，１３）、 それぞれ、２つの回転方向に前記ロータ（７）の回転を
発生するために、前記ロータ（７）と連係しかつ２つの
それぞれの制御レバー（１０，１１）により制御される
１対のラチエツト装置かららなる自転車用変速制御装置
において、 前記制御レバー（１０，１１）が、装置が自転車のハン
ドルバー（１）に取り付けられるとき、該ハンドルバー
との干渉なしに該ハンドルバーの下に両方とも配置され
る２つの平行かつ隣接平面内で動き得る操縦端を有する
ことを特徴とする自転車用変速制御装置。 - 【請求項２】 前記ロータ（７）に巻回される制御ケー
ブルが戻しばねを備えた可動部を包含する変速装置に接
続され、前記戻しばねがより小さい直径の歯車またはス
プロケツトとのチエーンの係合に対応する１つの端位置
に向かって前記可動部を偏倚しようとするもので、前記
支持体（３）と前記ロータ（７）との間には前記制御ケ
ーブルを介して前記変速装置の前記戻しばねによつて働
かされる作用と反対の作用を前記ロータ（７）に働かそ
うとするばね手段（９）が挿入されることを特徴とする
請求項１に記載の自転車用変速制御装置。 - 【請求項３】 前記ばね手段（９）が前記ロータの軸線
に対して垂直な平面内に配置されかつ前記支持体（３）
および前記ロータ（７）にそれぞれ係留される端尾部を
有する螺旋ばねにより構成されることを特徴とする請求
項２に記載の自転車用変速制御装置。 - 【請求項４】 前記支持体（３）がプラスチツク材料か
ら作られかつ前記ロータ（７）がプラスチツク材料から
なる支持体（３）内に埋め込まれた頭部（５）を有する
金属軸（４）に自由に回転可能に取り付けられることを
特徴とする請求項１に記載の自転車用変速制御装置。 - 【請求項５】 より小さい直径のスプロケツトまたは歯
車上の自転車のチエーンの低速ギアへの切り換えを制御
する第１制御レバー（１０）が、前記ハンドルバー
（１）に取り付けられた装置の条件において、前記第２
制御レバー（１１）の揺動平面の上方に配置された平面
内で揺動するように取り付けられ、前記第２制御レバー
（１１）がより大きい直径のスプロケツトまたは歯車上
のチエーンの高速ギアへの切り換えを生ずるためのもの
であることを特徴とする請求項４に記載の自転車用変速
制御装置。 - 【請求項６】 前記第１制御レバー（１０）が前記ロー
タ（７）の軸線のまわりに自由に回転可能に取り付けら
れかつ前記装置の内方機構の保護用の筒状スカートに堅
固に接続されることを特徴とする請求項５に記載の自転
車用変速制御装置。 - 【請求項７】 前記第１制御レバーは前記ロータ（７）
の軸線のまわりに自由に回転可能に取り付けられかつそ
の順番に爪（２０）を前記第１制御レバー（１０）と直
径的に対向する区域において枢動可能に支持するプレー
ト（１５）に接続され、前記制御爪が第１ラチエツト輪
（２２）と係合してばね手段（２３）によつて通常押さ
れかつ前記第１制御レバー（１０）が中立位置にあると
き、ストツパ要素（１４ａ）によつて、前記ばね手段
（２３）の作用に抗して、前記第１ラチエツト輪（２
２）から係合解除されて保持されることを特徴とする請
求項６に記載の自転車用変速制御装置。 - 【請求項８】 前記制御レバー（１０，１１）が非作動
中立位置に向かってばね手段により各々偏倚されるもの
で、前記２本の制御レバー（１０，１１）が該制御レバ
ー（１０，１１）間に挿入された単一のばねにより構成
されることを特徴とする請求項１に記載の自転車用変速
制御装置。 - 【請求項９】 前記第２制御レバー（１１）は、前記ロ
ータ（７）の軸線から間隔が置かれた軸（２７）のまわ
りの、その順番で前記ロータ（７）の軸線のまわりに自
由に回転可能に取り付けられる補助プレート（２８）に
枢動可能に取り付けられ、前記第２制御レバー（１１）
は該第２制御レバー（１１）と前記補助プレート（２
８）との間に挿入されたばね手段（２０）によつて、前
記第２制御レバー（１１）と連係するラチエツト歯（３
１）が第２ラチエツト歯（３２）から間隔が置かれる非
作動位置に偏倚されることを特徴とする請求項５に記載
の自転車用変速制御装置。 - 【請求項１０】 前記ロータ（７）と選択された速度比
を表示するための手段（３７）が連係し、該手段は前記
支持体（３）の弓形のスロツト（３５）内に摺動可能に
取り付けられそして前記ロータ（７）の本体に対して摺
動可能にかつ半径方向に案内されるピン（３９）に接続
される表示基準要素（３７）からなることを特徴とする
請求項１に記載の自転車用変速制御装置。 - 【請求項１１】 前記支持体（３）が、サイクリストに
よつて容易に見られるように、前記ハンドルバー（１）
への装置の取り付けられた状態において前記ハンドルバ
ー（１）より高いレベルに配置された前記表示スロツト
（３５）を備えたその上方端を有し、前記ロータ（７）
が前記スロツト（３５）に直ぐに隣接するその上方端を
有することを特徴とする請求項１０に記載の自転車用変
速制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT95-A-000845 | 1995-10-19 | ||
| IT95TO000845A IT1281313B1 (it) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | Dispositivo di comando del cambio per una bicicletta del tipo "mountain-bike" o simile. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09123985A true JPH09123985A (ja) | 1997-05-13 |
| JP3592855B2 JP3592855B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=11413900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27242396A Expired - Fee Related JP3592855B2 (ja) | 1995-10-19 | 1996-10-15 | 自転車用変速制御装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5791195A (ja) |
| JP (1) | JP3592855B2 (ja) |
| DE (1) | DE19642907B4 (ja) |
| IT (1) | IT1281313B1 (ja) |
| TW (1) | TW472756U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005219736A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Campagnolo Spa | 自転車の変速機の制御ケーブルのための操作装置 |
| JP2006069533A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Campagnolo Spa | 自転車のシフトレバー用制御ケーブルの操作装置 |
| JP2007039028A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Campagnolo Spa | 自転車用ギヤシフト制御ケーブルの作動方法および装置 |
| KR100914651B1 (ko) * | 2009-06-08 | 2009-09-04 | 주식회사 삼현 | 하이브리드 자전거 |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19915336A1 (de) * | 1999-04-03 | 2000-10-05 | Sram De Gmbh | Schalter für ein Fahrradgetriebe |
| US6244207B1 (en) * | 1999-06-02 | 2001-06-12 | Chieh-Yuan Chen | Bicycle gear shift indicating device |
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