JPH09106564A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JPH09106564A
JPH09106564A JP7261863A JP26186395A JPH09106564A JP H09106564 A JPH09106564 A JP H09106564A JP 7261863 A JP7261863 A JP 7261863A JP 26186395 A JP26186395 A JP 26186395A JP H09106564 A JPH09106564 A JP H09106564A
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JP
Japan
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aperture
objective lens
pickup device
optical pickup
optical
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JP7261863A
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Inventor
Naoya Eguchi
直哉 江口
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板厚みが0.6mmのディスク状光記録媒
体に最適化された対物レンズを使って、基板厚みが1.
2mmのディスク状光記録媒体に情報信号を記録再生す
るのは困難であった。 【解決手段】 レーザダイオード1は光ディスク5及び
7に再生用のレーザ光を出射する。対物レンズ4は上記
再生用のレーザ光を上記光ディスク5及び7の信号記録
面に集光する。開口可変機構3は、上記基板厚みが0.
6mmの光ディスク5に対しての対物レンズ4の開口数
NAを0.6とし、上記基板厚みが1.2mmの光ディ
スク7に対しての対物レンズ4の開口数NA0を、上記
レーザダイオード1の出射するレーザ光の波長をλ(μ
m)としたとき、(0.45/0.78)×λ以下とす
る。フォトディテクタ6は光ディスク5及び7からの戻
り光を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光を対
物レンズによって信号記録面に集光し、該信号記録面か
らの戻り光を光検出手段によって検出する光学ピックア
ップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや光磁気ディスク等のディス
ク状光記録媒体に光信号や光磁気信号を記録/再生する
際には、記録媒体にレーザ光を照射すると共に該ディス
ク状光記録媒体からの戻り光を検出する光学ピックアッ
プ装置が用いられている。
【0003】この光学ピックアップ装置の一般的な構成
を、例えば光磁気ディスクから光磁気信号を検出する従
来の光学ピックアップ装置として図17に示す。光源で
あるレーザダイオード71からのレーザ光を対物レンズ
73によって光磁気ディスク74の信号記録面に集光
し、該信号記録面からの戻り光を光検出手段であるフォ
トディテクタ75で検出し、サーボ信号とRF信号を得
る光学ピックアップ装置であり、コリメータレンズを省
いた有限倍率のシンプルな構成とされている。特に、こ
の光学ピックアップ装置は、上記対物レンズ73と上記
フォトディテクタ75との間にビームスプリッタ72を
斜めに配設してなる。
【0004】この光学ピックアップ装置は、レーザダイ
オード71から出射されたレーザ光を、対物レンズ73
とフォトディテクタ75との間に斜めに配設されたビー
ムスプリッタ72の表面で一部反射して、対物レンズ7
3に導いている。対物レンズ73は、上記レーザ光を集
光して光磁気ディスク74の信号記録面に照射する。
【0005】また、光磁気ディスク74上の信号記録面
で反射された戻り光は、対物レンズ73を介して再びビ
ームスプリッタ72に達する。ここで、ビームスプリッ
タ72は、上記戻り光の一部を透過させ、フォトディテ
クタ75に入射させる。フォトディテクタ75に入射し
た光は、電気ベクトルの方向が紙面に垂直な常光である
S偏光と、電気ベクトルの方向が紙面に平行な異常光で
あるP偏光という2つの偏光成分に空間分離されてい
る。このP偏光とS偏光の差動信号が光磁気のRF信号
として使われる。ビームスプリッタ72の表面には、P
偏光を例えば70%反射する一方、例えば30%透過さ
せると共に、S偏光を例えば100%透過させるような
偏光膜コーティングが施されている。
【0006】ところで、情報の増大する現在、コンピュ
ータの記憶装置、コンパクトディスク、ビディオディス
ク等の音楽、画像情報のパッケージメディアとしての上
記ディスク状光記録媒体は広範囲に普及すると共に、高
密度化も進んでいる。
【0007】高密度化の1つの方法として、対物レンズ
の開口数(Numerical Aperture、以下NAという。)を
従来の例えばコンパクトディスクプレーヤで使用されて
いる光ピックアップ装置のNAより大きくすることが考
えられる。NAを大きくすると、コンパクトディスク上
に形成されるビームスポットが小となるため、分解能が
良くなり、高密度化が可能となる。しかし、NAを大き
くすると、ディスクの傾きに対して許容範囲が狭くな
る。
【0008】例えば、光ディスク再生装置は、コンパク
トディスクプレーヤに代表されるように、1.2mm程
度の厚みを有する透明基板を介して信号記録面である反
射面に記録されている信号を再生する。したがって、デ
ィスクが対物レンズ光軸に対して傾くと、開口数NAの
約3乗とスキュー量θの約1乗に比例して発生する3次
のコマ収差が支配的となる。発生する波面Wは、
【0009】
【数1】
【0010】となる。
【0011】また、3次のザイデル(Seidel)のコマ収
差係数W31は、θが十分小さいので、
【0012】
【数2】
【0013】となる。単位は波長λで規格化する。
【0014】ここで、tはディスク基板の厚み、nはデ
ィスク基板屈折率、θはディスク・スキュー量、NAは対
物レンズの開口数NAである。
【0015】開口数NAが例えば0.6の様に、従来の
コンパクトディスクプレーヤの光ピックアップ装置に用
いられる対物レンズの開口数NA(=0.45)の1.
33倍もあるような系では、従来のコンパクトディスク
と同じディスクスキュー量では波長λで規格化されるた
め3.5倍もコマ収差が発生することになる。
【0016】例えば、安価に大量生産されているポリカ
ーボネイト基板のようなディスク・スキューが±0.5
〜1度もあるようなディスクを用いると、この様な波面
の歪によりディスク上での結像スポットが非対称になり
符号間干渉を著しく増加させ、波形歪が大きく、十分に
信号を抜き取ることが困難となる。
【0017】そこで、ディスク基板厚みtを例えば、
1.2mmから例えば半分の0.6mmにして、上記3
次のコマ収差係数W31を半分にすることが考えられる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスク基
板が上述したように薄い時に最適化された対物レンズで
従来から存在する例えばコンパクトディスク、追記型光
ディスク、相変化型光ディスク、光磁気ディスク等のデ
ィスク状光記録媒体を再生すると、基板厚みが異なるた
め良質なRF信号を再生できなくなる。
【0019】一般的に、収束光束中における平行平板で
発生する波長で規格化された4次の球面収差量は対物レ
ンズの開口数NAの4乗に比例し、波長の逆数に比例す
ることが知られている。基板厚みをtと基板屈折率をn
とすると波面Wは、
【0020】
【数3】
【0021】で表される。
【0022】また、4次のザイデル球面収差係数W
40は、
【0023】
【数4】
【0024】で表される。
【0025】したがって、例えば基板厚みt=0.6m
mのディスクで最適化された開口数0.6の対物レンズ
で、基板厚みt=1.2mmのコンパクトディスクを再
生したとき、発生する球面収差量は4次のザイデル球面
収差係数W40で3.6μmにも達する。これは0.26
8rmsμmである。比較までに、波長λが0.635μ
mでは0.42rmsλ、波長λが0.68μmでは0.
4rmsλである。
【0026】光ディスクでは、一般的に全ての光学系の
収差の2乗平均総和がマルシャルの許容値0.07rms
λ以下であることが求められる。したがって、ディスク
基板だけで0.4rmsλ〜0.42rmsλも発生していて
はシステムが成立しなくなる。
【0027】すなわち、基板厚みが0.6mmのディス
ク状光記録媒体に最適化された対物レンズで、基板厚み
が1.2mmのディスク状光記録媒体に情報信号を記録
再生するのは困難であった。
【0028】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、基板厚みが0.6mmのディスク状光記録媒体
に最適化された対物レンズを使って、基板厚みが1.2
mmのディスク状光記録媒体に対しても情報信号の記録
再生を実現する光学ピックアップ装置の提供を目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光学ピック
アップ装置は、基板厚みが0.6mm及び1.2mmの
ディスク状記録媒体に対物レンズを介して光源から光を
照射して情報信号を記録/再生する際に、上記基板厚み
が0.6mmのディスク状記録媒体に対しての上記対物
レンズの開口数NAを0.6とし、上記基板厚みが1.
2mmのディスク状記録媒体に対しての上記対物レンズ
の開口数NA0を、上記光源の出射する光の波長をλ
(μm)としたとき、(0.45/0.78)×λ以下
とする開口可変手段を備える。
【0030】ここで、上記式の0.45という値は例え
ばコンパクトディスクのように基板厚みが1.2mmの
ディスク状記録媒体の記録/再生に使われる対物レンズ
の一般的な開口数であり、上記0.78という値はその
際に使われる光源からの光の一般的な波長(μm)であ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光学ピックア
ップ装置のいくつかの実施の形態について図面を参照し
ながら説明する。
【0032】先ず、第1の実施の形態について説明す
る。この第1の実施の形態は、図1に示すように、基板
厚みが0.6mm及び1.2mmの光ディスク5及び7
から情報信号を再生する光学ピックアップ装置8であ
り、上記光ディスク5及び7に再生用のレーザ光を出射
するレーザダイオード1と、このレーザダイオード1か
らの上記再生用のレーザ光を上記光ディスク5及び7の
信号記録面に集光する対物レンズ4と、上記基板厚みが
0.6mmの光ディスク5に対しての対物レンズ4の開
口数NAを0.6とし、上記基板厚みが1.2mmの光
ディスク7に対しての対物レンズ4の開口数NA0を、
上記レーザダイオード1の出射するレーザ光の波長をλ
(μm)としたとき、(0.45/0.78)×λ以下
とする開口可変機構3と、光ディスク5及び7からの戻
り光を検出するフォトディテクタ6とを備える。また、
開口可変機構3は、対物レンズ4とレーザダイオード1
との間に配置されている。
【0033】ここで、上記式の0.45という値は例え
ばコンパクトディスクのように基板厚みが1.2mmの
ディスク状記録媒体の記録/再生に使われる対物レンズ
の一般的な開口数であり、上記0.78という値はその
際に使われる光源からの光の一般的な波長(μm)であ
る。
【0034】そして、この光学ピックアップ装置8は、
レーザダイオード1から出射されたレーザ光の一部をビ
ームスプリッタ2によって反射させ、開口可変機構3及
び対物レンズ4を介して光ディスク5及び7の信号記録
面に集光する。光ディスク5及び7の信号記録面からの
戻り光は、対物レンズ4、開口可変機構3を介してビー
ムスプリッタ2に入射する。このビームスプリッタ2
は、上記戻り光の一部を透過し、フォトディテクタ6に
入射させる。フォトディテクタ6は、上記戻り光の光量
を電気信号に変換する。このため、この実施例は、サー
ボ信号とRF信号を得る。なお、この実施の形態の光学
ピックアップ装置8は、コリメータレンズを省いた有限
倍率のシンプルな構成とされている。ビームスプリッタ
2で反射されたレーザダイオード1からの出射レーザ光
は、上述したように、開口可変機構3を通って対物レン
ズ4に入射する。このとき、対物レンズ4とレーザダイ
オード1との間に配設された開口可変機構3は、光ディ
スク5及び7の基板厚みに応じて、その開口の大きさを
変えられる開口可変手段であり、結果的に対物レンズ4
の開口数を変える。
【0035】この光学ピックアップ装置8は、基板厚み
が0.6mm及び1.2mmの光ディスク5及び7の該
基板厚みの違いを図示しない基板厚み検出手段にて判別
することができる。この基板厚み検出手段としては、再
生信号の変調度、大小等を用いて検出するものや、光デ
ィスクがカートリッジに収納されているか否かを機械
的、光学的又は磁気的に検出するものや、光ディスクに
例えばバーコードで記録された基板厚みに関する情報を
レーザダイオード、LED、ランプ等の光源を用いて検
出するものがある。
【0036】開口可変機構3は、上述したように、上記
基板厚みが1.2mmの光ディスク7に対しての対物レ
ンズ4の開口数NA0を、上記レーザダイオードの出射
するレーザ光の波長をλ(μm)としたとき、(0.4
5/0.78)×λ以下とするので、レーザダイオード
1から出射されるレーザ光の波長λが例えば0.635
μmであれば、開口数NA0を0.366以下とする。
【0037】例えば、レーザ光の波長λが0.635μ
mのとき、0.6mmの基板厚みのカバーガラスで最適
化された対物レンズを用いて、1.2mm基板厚のカバ
ーガラスにレーザ光を照射したときの球面収差(rms
λ)と開口数(NA)の関係を図2に示す。この場合、
球面収差は開口数の約4乗に比例して大きくなる。
【0038】例えばコンパクトディスクのような光ディ
スクの再生光学系の一般的な遮断周波数は1153本/
mmである。光源波長0.635μmでこの遮断周波数
を得る開口数は0.366である。この開口数より小さ
い値、例えば0.30、0.33、0.36で、上記光
ディスクを再生した場合をミュレーションすると、
【0039】
【表1】
【0040】のような球面収差が得られた。ここで、各
開口数については、スキューが0゜のとき、タンジェン
シャルスキューが1゜のとき(t1゜と記す。)、ラディ
アルスキューが1゜のとき(r1゜と記す。)の3ケース
の場合を想定している。なお、この表1には、比較のた
め、光源波長が780nmのレーザ光に対する開口数
0.45の対物レンズの上記スキュー3ケースの場合の
各球面収差も示す。また、この表1は、シミュレーショ
ンによって得られたアイダイアグラムを波形等価する前
と後とで、同じ値となる。
【0041】すなわち、この表1から開口数が0.36
6以下であれば、光源波長が780nmのレーザ光に対
する開口数0.45の対物レンズの上記スキュー3ケー
スの場合と同様、各球面収差がマルシャルの許容値0.
07rmsλ以下であることが分かる。
【0042】次に、図3にディスクスキューを0゜とし
た場合における各開口数0.30、0.33、0.36
でのジッタ量の変化を示す。実線が波形等価をする前の
ジッタ量の変化特性であり、破線が波形等価をした後の
ジッタ量の変化特性である。
【0043】また、図4に摂動として寄与率の大きいタ
ンジェンシャルディスクスキュー1゜における、各開口
数0.30、0.33、0.36でのジッタ量の変化を
示す。実線が波形等価をする前のジッタ量の変化特性で
あり、破線が波形等価をした後のジッタ量の変化特性で
ある。
【0044】したがって、上記図3及び図4から開口数
が0.33の場合、波形等価の前後でジッタ量が最小と
なることが分かり、上記表1に示した収差の値も考慮す
ると、1.2mm基板厚の光ディスクの再生には開口数
0.33としたときが最も適していることが分かる。
【0045】このことは、光源波長0.635μmに限
らずどの波長でもいえる。つまり対物レンズの開口数を
NA0以下にすることにより、基板厚み1.2mmの光
ディスクの再生を可能とする。すなわち、上記レーザダ
イオードの出射するレーザ光の波長をλ(μm)とした
とき、NA0≦(0.45/0.78)×λであればよ
い。
【0046】したがって、波長λが0.65μmであれ
ば開口数NA0は0.375以下、波長λが0.68で
あれば開口数NA0は0.392以下であればよい。最
適値を探すには、上述したように、球面収差と、ジッタ
ー量を求めて考慮すればよい。
【0047】光源波長0.635μmのときの、光学ピ
ックアップ装置8の対物レンズ4の光軸上での波面収差
を図5及び図6に示す。図5は基板厚みt1=0.6m
mの光ディスク5に対する対物レンズ4の開口数がNA
=0.6であるときの収差を示す。また、図6は基板厚
みt2=1.2mmの光ディスク7に対する対物レンズ
4の開口数がNA0=0.33であるときの収差を示
す。
【0048】基板厚みt1=0.6mmの光ディスク5
に対しては、対物レンズ4の開口数がNA=0.6のと
き光学系の収差が0.001rmsλとなり、基板厚みt2
=1.2mmの光ディスク7に対しては、対物レンズ4
の開口数がNA0=0.33のとき0.042rmsλとな
った。どちらの場合でも、十分にマルシャルの許容値
0.07rmsλ以下となった。
【0049】このため、この第1の実施の形態となる光
学ピックアップ装置8は、ディスク基板厚みt1=0.
6mm及びt2=1.2mmの異なった2種類の光ディ
スク5及び7から良質な再生を実現できることが分か
る。。
【0050】そして、この光学ピックアップ装置8は、
基板厚みt1が0.6mmの光ディスク5から情報信号
を再生する場合には、図7に示すように、対物レンズ4
の開口数を0.6にするように、開口可変機構3の絞り
を調整し、対物レンズ4の開口直径を4.32mmとし
ている。また、光学ピックアップ装置8は、基板厚みt
2が1.2mmの光ディスク7から情報信号を再生する
場合には、図8に示すように、対物レンズ4の開口数を
0.33にするように、開口可変機構3の絞りを調整
し、対物レンズ4の開口直径を2.38mmとしてい
る。このとき、対物レンズ4は、レーザダイオード1か
らの波長635nmのレーザ光を焦点距離3.6mmで
光ディスクに照射している。
【0051】開口可変機構3は、図9に示すように、複
数の羽根部21a、21b、21c及び21dよりなる
絞り機構の各羽根部を回転させて絞りを可変し、開口部
25の大きさを変えるような機構である。開口部25を
小さくする場合には図9の(A)に示すように回動部2
0上に植立されたピン22a、22b、22c及び22
dが図中矢印R方向に移動するように回動部20を矢印
R方向に回動する。すると、ピン22a、22b、22
c及び22dに長穴23a、23b、23c及び23d
が係合されている羽根部21a、21b、21c及び2
1dは、それぞれ一方の端部が支持部24a、24b、
24c及び24dで支持されているためそれぞれの他方
の端部をこの開口可変機構3の内周側に向かわせる。こ
のため、開口部25が絞られ、小さくなる。
【0052】また、開口部25を大きくする場合には、
図9の(B)に示すように、回動部20を図中矢印L方
向に回動する。すると、羽根部21a、21b、21c
及び21dは、他方の端部を外周に向かわせる。このた
め、開口部25が大きくなる。
【0053】なお、この第1の実施の形態は、開口可変
機構3を、図9に示した構成の他、図10、図11、図
12に示すような構成としてもよい。
【0054】図10に示す開口可変機構3は、液晶シャ
ッター部14を用いて開口の大きさを変える。図10の
(A)は、液晶シャッター部14が閉の状態で、小開口
15を実現している状態である。また、図10の(B)
は、液晶シャッター部14が開の状態で、大開口16を
実現している状態である。
【0055】また、図11に示す開口可変機構3は、予
め小開口17と大開口18を設けた板を矢印L方向に移
動して開口部を切り換えることにより開口の大きさを変
える。
【0056】また、図12に示す開口可変機構3は、予
め小開口17と大開口18を設けた円板を矢印R方向に
回転して開口部を切り換えることで、開口の大きさを変
える。
【0057】また、上記開口可変機構は、対物レンズ4
及び10の表面に設けてもよい。さらに、対物レンズ4
及び10の内部に用いてよい。
【0058】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態も、上記光学ピックアップ装
置8と同様に、図13に示すように基板厚みが0.6m
m及び1.2mmの光ディスク5及び7から情報信号を
再生できる光学ピックアップ装置30である。
【0059】すなわち、この光学ピックアップ装置30
は、光ディスク5及び7に再生用のレーザ光を出射する
レーザダイオード1と、このレーザダイオード1からの
上記再生用のレーザ光を上記光ディスク5及び7の信号
記録面に集光する対物レンズ4と、上記基板厚みが0.
6mmの光ディスク5に対しての対物レンズ4の開口数
NAを0.6とし、上記基板厚みが1.2mmの光ディ
スク7に対しての対物レンズ4の開口数NA0を、上記
レーザダイオード1の出射するレーザ光の波長をλ(μ
m)としたとき、(0.45/0.78)×λ以下とす
る開口可変機構3と、光ディスク5及び7からの戻り光
を検出するフォトディテクタ6とを備えてなるが、開口
可変機構3をレーザダイオード1とビームスプリッタ2
との間に配置している。
【0060】この光学ピックアップ装置30は、レーザ
ダイオード1から出射され、開口可変機構3を透過した
レーザ光の一部をビームスプリッタ2によって反射さ
せ、対物レンズ4で光ディスク5及び7の信号記録面に
集光する。光ディスク5及び7の信号記録面からの戻り
光は、対物レンズ4を介してビームスプリッタ2に入射
する。このビームスプリッタ2は、上記戻り光の一部を
透過し、フォトディテクタ6に入射させる。フォトディ
テクタ6は、上記戻り光の光量を電気信号に変換する。
このため、この光学ピックアップ装置30は、サーボ信
号とRF信号を得る。なお、この光学ピックアップ装置
30も、コリメータレンズを省いた有限倍率のシンプル
な構成とされている。
【0061】レーザダイオード1とビームスプリッタ2
との間に配置した開口可変機構3は、上記第1の実施の
形態と同様に、光ディスク5及び7の基板厚みに応じ
て、その開口の大きさを変えられる開口可変手段であ
り、結果的に対物レンズ4の開口数を変える。
【0062】この光学ピックアップ装置30も、上記第
1の実施の形態と同様に、基板厚みが0.6mm及び
1.2mmの光ディスク5及び7の該基板厚みの違いを
図示しない基板厚み検出手段にて判別することができ
る。この基板厚み検出手段の詳細については、説明を省
略する。また、この光学ピックアップ装置の開口可変機
構3の動作原理、詳細な機構についても説明を省略す
る。
【0063】この第2の実施の形態となる光学ピックア
ップ装置30も、ディスク基板厚みt1=0.6mm及
びt2=1.2mmの異なった2種類の光ディスク5及
び7から良質な再生を実現できる。
【0064】次に、第3の実施の形態について説明す
る。この第3の実施の形態も図14に示すように基板厚
みが0.6mm及び1.2mmの光ディスク37及び3
8から情報信号を再生できる光学ピックアップ装置41
であり、上記光ディスク37及び38に再生用のレーザ
光を出射するレーザダイオード31と、このレーザダイ
オード31からの上記再生用のレーザ光を上記光ディス
ク37及び38の信号記録面に集光する対物レンズ36
と、上記基板厚みが0.6mmの光ディスク37に対し
ての対物レンズ36の開口数NAを0.6とし、上記基
板厚みが1.2mmの光ディスク38に対しての対物レ
ンズ36の開口数NA0を、上記レーザダイオード31
の出射するレーザ光の波長をλ(μm)としたとき、
(0.45/0.78)×λ以下とする開口可変機構3
5と、光ディスク37及び38からの戻り光を検出する
フォトディテクタ40とを備えてなり、開口可変機構3
5を対物レンズ36とレーザダイオード31との間に配
置している。
【0065】そして、この光学ピックアップ装置41は
レーザダイオード31から出射されたレーザ光をコリメ
ータレンズ32で平行レーザ光とし、回折格子33で0
次光、±1次光の3つに分離し、ビームスプリッタ3
4、開口可変機構35を介して対物レンズ36に導き、
該対物レンズ36により光ディスク37及び38の信号
記録面に集光している。光ディスク37及び38の信号
記録面からの戻り光は、対物レンズ36、開口可変機構
35を介してビームスプリッタ34に入射する。このビ
ームスプリッタ34は、上記戻り光の一部をマルチレン
ズ39の方向に反射面34Rで反射する。マルチレンズ
39は、上記戻り光をフォトディテクタ40に入射させ
る。フォトディテクタ40は、上記戻り光の光量を電気
信号に変換する。このため、この光学ピックアップ装置
41は、サーボ信号とRF信号を得る。なお、この光学
ピックアップ装置41の対物レンズ36は、無限倍率対
物レンズである。
【0066】ビームスプリッタ34を透過したレーザダ
イオード31からのレーザ光は、上述したように、開口
可変機構35を通って対物レンズに入射する。
【0067】このとき、対物レンズ36とレーザダイオ
ード31との間に配設された開口可変機構35は、光デ
ィスク37及び38の基板厚みに応じて、その開口の大
きさを変えられる開口可変手段であり、結果的に対物レ
ンズ36の開口数を変える。
【0068】この光学ピックアップ装置41も、上記第
1、第2の実施の形態と同様に、基板厚みが0.6mm
及び1.2mmの光ディスク37及び38の該基板厚み
の違いを図示しない基板厚み検出手段にて判別すること
ができる。この基板厚み検出手段の詳細については説明
を省略する。また、この光学ピックアップ装置41の開
口可変機構35の動作原理、詳細な機構については、上
述した通りであるのでここでは省略する。
【0069】そして、この第3の実施の形態となる光学
ピックアップ装置41も、ディスク基板厚みt1=0.
6mm及びt2=1.2mmの異なった2種類の光ディ
スク37及び38から良質な再生を実現できる。
【0070】次に、第4の実施の形態について説明す
る。この第4の実施の形態も図15に示すように基板厚
みが0.6mm及び1.2mmの光ディスク37及び3
8から情報信号を再生できる光学ピックアップ装置42
であり、上記光ディスクに再生用のレーザ光を出射する
レーザダイオード31と、このレーザダイオード31か
らの上記再生用のレーザ光を上記光ディスク37及び3
8の信号記録面に集光する対物レンズ36と、上記基板
厚みが0.6mmの光ディスク37に対しての対物レン
ズ36の開口数NAを0.6とし、上記基板厚みが1.
2mmの光ディスク38に対しての対物レンズ36の開
口数NA0を、上記レーザダイオード31の出射するレ
ーザ光の波長をλ(μm)としたとき、(0.45/
0.78)×λ以下とする開口可変機構35と、光ディ
スク31からの戻り光を検出するフォトディテクタ40
とを備えてなり、開口可変機構35を対物レンズ36と
レーザダイオード31との間に配置している。
【0071】そして、この光学ピックアップ装置42は
レーザダイオード31から出射されたレーザ光をコリメ
ータレンズ32で平行レーザ光とし、回折格子33で0
次光、±1次光の3つに分離し、開口可変機構35、ビ
ームスプリッタ34を介して対物レンズ36に導き、該
対物レンズ36により光ディスク37及び38の信号記
録面に集光している。光ディスク37及び38の信号記
録面からの戻り光は、対物レンズ36を介してビームス
プリッタ34に入射する。このビームスプリッタ34
は、上記戻り光の一部をマルチレンズ39の方向に反射
面34Rで反射する。マルチレンズ39は、上記戻り光
をフォトディテクタ40に入射させる。フォトディテク
タ40は、上記戻り光の光量を電気信号に変換する。こ
のため、この光学ピックアップ装置42は、サーボ信号
とRF信号を得る。なお、この光学ピックアップ装置4
2の対物レンズ36は、無限倍率対物レンズである。
【0072】レーザダイオード31からのレーザ光は、
上述したように、コリメータレンズ32、回折格子33
を通過したのち、開口可変機構35を通り、ビームスプ
リッタ34を介して対物レンズ36に入射する。
【0073】このとき、回折格子33とビームスプリッ
タ34との間に配設されたこの開口可変機構35は、光
ディスク37及び38の基板厚みに応じて、その開口の
大きさを変えられる開口可変手段であり、結果的に対物
レンズ36の開口数を変える。
【0074】この光学ピックアップ装置42も、上記第
1、第2及び第3の実施の形態と同様に、基板厚みが
0.6mm及び1.2mmの光ディスクの該基板厚みの
違いを図示しない基板厚み検出手段にて判別することが
できる。この基板厚み検出手段の詳細については説明を
省略する。また、この光学ピックアップ装置42の開口
可変機構の動作原理、詳細な機構についても上述してあ
るので省略する。
【0075】そして、この第4の実施の形態となる光学
ピックアップ装置42も、ディスク基板厚みt1=0.
6mm及びt2=1.2mmの異なった2種類の光ディ
スク37及び38から良質な再生を実現できる。
【0076】次に、第5の実施の形態について説明す
る。この第5の実施の形態も図16に示すように基板厚
みが0.6mm及び1.2mmの光ディスク37及び3
8から情報信号を再生できる光学ピックアップ装置44
であり、上記光ディスク37及び38に再生用のレーザ
光を出射するレーザダイオード31と、このレーザダイ
オード31からの上記再生用のレーザ光を上記光ディス
クの信号記録面に集光する対物レンズ36と、上記基板
厚みが0.6mmの光ディスク37に対しての対物レン
ズ36の開口数NAを0.6とし、上記基板厚みが1.
2mmの光ディスク38に対しての対物レンズ36の開
口数NA0を、上記レーザダイオード31の出射するレ
ーザ光の波長をλ(μm)としたとき、(0.45/
0.78)×λ以下とする開口可変機構43と、光ディ
スク37及び38からの戻り光を検出するフォトディテ
クタ40とを備えてなる。
【0077】特に、この第5の実施の形態では開口可変
機構43を、対物レンズ36とレーザダイオード31と
の間、具体的にはコリメータレンズ32と回折格子33
との間に配設し、かつコリメータレンズ32の開口部に
出し入れできる機構としている。
【0078】そして、この光学ピックアップ装置44は
レーザダイオード31から出射されたレーザ光をコリメ
ータレンズ32で平行レーザ光としてから、出し入れで
きる開口可変機構43を通した後、回折格子33で0次
光、±1次光の3つに分離し、ビームスプリッタ34を
介して対物レンズ36に導き、該対物レンズ36により
光ディスク37及び38の信号記録面に集光している。
光ディスク37及び38の信号記録面からの戻り光は、
対物レンズ36を介してビームスプリッタ34に入射す
る。このビームスプリッタ34は、上記戻り光の一部を
マルチレンズ39の方向に反射面34Rで反射する。マ
ルチレンズ39は、上記戻り光をフォトディテクタ40
に入射させる。フォトディテクタ40は、上記戻り光の
光量を電気信号に変換する。このため、この光学ピック
アップ装置44は、サーボ信号とRF信号を得る。な
お、この光学ピックアップ装置44の対物レンズ36
は、無限倍率対物レンズである。
【0079】レーザダイオード31からのレーザ光は、
上述したように、コリメータレンズ32を通過した後、
出し入れできる開口可変機構43を介し、回折格子33
を通過した後、ビームスプリッタ34を介して対物レン
ズ36に入射する。
【0080】このとき、コリメータレンズ32と回折格
子33との間に出し入れ可能に配設されたこの開口可変
機構3は、光ディスク5の基板厚みに応じて、その開口
の大きさを変えられる開口可変手段であり、結果的に対
物レンズ5の開口数を変える。
【0081】この光学ピックアップ装置44も、上記第
1、第2及び第3の実施の形態と同様に、基板厚みが
0.6mm及び1.2mmの光ディスクの該基板厚みの
違いを図示しない基板厚み検出手段にて判別することが
できる。この基板厚み検出手段の詳細については、説明
を省略する。
【0082】そして、この第5の実施の形態となる光学
ピックアップ装置44も、ディスク基板厚みt1=0.
6mm及びt2=1.2mmの異なった2種類の光ディ
スク37及び38から良質な再生を実現できる。
【0083】なお、本発明に係る光学ピックアップ装置
は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、光
学ディスクに情報信号を記録する光学ピックアップ装置
に適用してもよい。
【0084】
【発明の効果】本発明に係る光学ピックアップ装置は、
基板厚みに応じて、開口可変手段が開口の大きさを変
え、最良の光学性能を持つことができるので、例えば基
板厚みが0.6mmの薄型基板で設計された対物レンズ
を用いたシステムでも従来から存在する基板厚み1.2
mmのディスク状記録媒体を記録再生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ピックアップ装置の第1の実
施の形態についての概略構成図である。
【図2】レーザ光の波長λが0.635μmのとき、
0.6mmの基板厚みのカバーガラスで最適化された対
物レンズを用いて、1.2mm基板厚のカバーガラスに
レーザ光を照射したときの球面収差(rmsλ)と開口数
(NA)の関係を示す特性図である。
【図3】ディスクスキューを0゜とした場合における各
開口数0.30、0.33、0.36でのジッタ量の変
化を示す特性図である。
【図4】タンジェンシャルディスクスキュー1゜におけ
る各開口数0.30、0.33、0.36でのジッタ量
の変化を示す特性図である。
【図5】基板厚みt1=0.6mmの光ディスク5に対
する開口数がNA=0.6の対物レンズの収差を示す特
性図である。
【図6】基板厚みt2=1.2mmの光ディスク7に対
する開口数がNA0=0.33の対物レンズの収差を示
す特性図である。
【図7】対物レンズ4の開口数を0.6にする場合の開
口可変機構3の絞り調整を示す模式図である。
【図8】対物レンズ4の開口数を0.33にする場合の
開口可変機構3の絞り調整を示す模式図である。
【図9】複数の羽根部を回転させて開口の大きさを変え
る開口可変機構3の構成図である。
【図10】液晶シャッターを用いて開口の大きさを変え
る開口可変機構3の構成図である。
【図11】予め二つの開口を設けた板を移動させて開口
の大きさを変える可変開口機構の構成図である。
【図12】予め二つの開口を設けた板を回転させて開口
の大きさを変える可変開口機構の構成図である。
【図13】本発明に係る光学ピックアップ装置の第2の
実施の形態の概略構成図である。
【図14】本発明に係る光学ピックアップ装置の第3の
実施の形態の概略構成図である。
【図15】本発明に係る光学ピックアップ装置の第4の
実施の形態の概略構成図である。
【図16】本発明に係る光学ピックアップ装置の第5の
実施の形態の概略構成図である。
【図17】従来の光学ピックアップ装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】 1 レーザダイオード 3 開口可変機構 4 対物レンズ 5 基板厚み0.6mmの光ディスク 6 フォトディテクタ 7 基板厚み1.2mmの光ディスク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板厚みが0.6mm及び1.2mmの
    ディスク状記録媒体に応じた記録/再生を行う光学ピッ
    クアップ装置において、 上記ディスク状記録媒体に記録/再生用の光を出射する
    光源と、 上記光源からの記録/再生用の光を上記ディスク状記録
    媒体に集光する対物レンズと、 上記基板厚みが0.6mmのディスク状記録媒体に対し
    ての上記対物レンズの開口数NAを0.6とし、上記基
    板厚みが1.2mmのディスク状記録媒体に対しての上
    記対物レンズの開口数NA0を、上記光源の出射する光
    の波長をλ(μm)としたとき、 NA0≦(0.45/0.78)×λ とする開口可変手段と、 上記ディスク状記録媒体からの戻り光を検出する光検出
    手段とを備えることを特徴とする光学ピックアップ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記開口可変手段を上記対物レンズと上
    記光源との間に配置してなることを特徴とする請求項1
    記載の光学ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 上記開口可変手段を上記対物レンズと上
    記ディスク状記録媒体との間に配置してなることを特徴
    とする請求項1記載の光学ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 上記開口可変手段を上記対物レンズの表
    面に配置してなることを特徴とする請求項1記載の光学
    ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 上記開口可変手段を上記対物レンズの内
    部に配置してなることを特徴とする請求項1記載の光学
    ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 上記開口可変手段は、上記ディスク状記
    録媒体の基板厚みの違いに応じて上記対物レンズの開口
    を変化させることを特徴とする請求項1記載の光学ピッ
    クアップ装置。
  7. 【請求項7】 上記開口可変手段は、複数の羽根部によ
    り成る絞り機構の各羽根部を回転して、開口の大きさを
    変えることを特徴とする請求項1記載の光学ピックアッ
    プ装置。
  8. 【請求項8】 上記開口可変手段は、液晶シャッターを
    用いて開口の大きさを変えることを特徴とする請求項1
    記載の光学ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 上記開口可変手段は、予め二つの開口部
    を設けた板を移動して開口部を切り換えることにより開
    口の大きさを変えることを特徴とする請求項1記載の光
    学ピックアップ装置。
  10. 【請求項10】 上記開口可変手段は、予め二つの開口
    部を設けた板を回転して開口部を切り換えることにより
    開口の大きさを変えることを特徴とする請求項9記載の
    光学ピックアップ装置。
  11. 【請求項11】 上記ディスク状記録媒体がカートリッ
    ジに収納されているか否かを機械的、光学的又は磁気的
    に検出した結果に応じて、上記開口可変手段は、上記対
    物レンズの開口を変化させることを特徴とする請求項1
    記載の光学ピックアップ装置。
  12. 【請求項12】 上記ディスク状記録媒体に記録された
    基板厚みに関する情報に応じて、上記開口可変手段は、
    上記対物レンズの開口を変化させることを特徴とする請
    求項1記載の光学ピックアップ装置。
JP7261863A 1995-10-09 1995-10-09 光学ピックアップ装置 Withdrawn JPH09106564A (ja)

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