JPH0893001A - 油圧パイロット操作回路 - Google Patents

油圧パイロット操作回路

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JPH0893001A
JPH0893001A JP25749394A JP25749394A JPH0893001A JP H0893001 A JPH0893001 A JP H0893001A JP 25749394 A JP25749394 A JP 25749394A JP 25749394 A JP25749394 A JP 25749394A JP H0893001 A JPH0893001 A JP H0893001A
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pilot
arm
control valve
boom
valve
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JP25749394A
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Masahisa Tsuji
雅久 辻
Koichi Kawamura
公一 川村
Kiyoshi Shirai
清 白井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブームとアームの複合操作における油圧ショ
ベルの整地作業に適したアーム速度にするためにアーム
速度を制御するパイロット操作回路を改善することによ
り整地作業性を大幅に改善する。 【構成】 油圧ポンプ1から第1アクチュエータ3と、
第2アクチュエータ6へ圧油の供給を制御する第1制御
弁2と、第2制御弁5とを設け、該第1制御弁2と、第
2制御弁5とをパイロット弁19a,19bからのパイ
ロット圧により切換えるようにした油圧パイロット操作
回路であって、この第1制御弁2を切換えるパイロット
管路11の分岐管路11aと第2制御弁5のパイロット
管路13に設けた切換弁15に接続すると共に、この第
1制御弁2を切換えるパイロット圧に応じて第2制御弁
5のパイロット管路13に設けた切換弁15を絞り位置
aに切換える構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベルの油圧パイ
ロット操作回路に係り、特に複合操作時の作業に適した
アクチュエータ速度にコントロールする油圧パイロット
操作回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4,図5に示す従来の油圧ショベル3
1の整地作業(ブームを上げ動作し、アームを掘削側に
操作してバケットを地面に食い込ませず地面を均す作業
を言う)時ブーム36を上げ動作しながらアーム38を
掘削動作してバケット40を地面に対して矢印に示すよ
うに水平制御する時に、ブーム上げ速度Vbに対してア
ーム速度Vaが早いと図5に示すようにバケット40が
地面に食い込む(K部)ので整地がしづらいとの問題が
ある。これは後述するブームとアームがパラレル回路と
なっているために負荷圧が異なる2つのアクチュエータ
を同時に操作すると負荷圧の低い方のアクチュエータへ
油圧ポンプからの吐出油が多く流れるため2つのアクチ
ュエータの速度のマッチングが悪くなるためである。
【0003】このような問題を解決するために、例え
ば、特開平1−250531号公報においては、図6に
示すように、パイロット弁50をアーム用アクチュエー
タ55が縮むU方向に操作すると、パイロット配管50
Aにパイロット圧が立ち、この時、パイロット弁51が
ブーム用アクチュエータ56が縮むU方向に操作されて
いると、パイロット配管51Aから切換弁52のパイロ
ットポート52Aにパイロット圧が作用し、切換弁52
はロに位置している。このため、切換弁52と減圧弁5
3とによりパイロット回路が形成され、パイロット配管
50Aに立ったパイロット圧は減圧弁53で所定の圧力
に減圧されてから制御弁57を操作することになり、パ
イロット弁50,パイロット弁51の操作量が等しい場
合、パイロット配管50Aの減圧弁53下流のパイロッ
ト圧はパイロット配管51Aのパイロット圧力より低く
なるから、制御弁57のスプール開口面積が制御弁58
のそれよりも小さくされる。この結果、管路54を通っ
て制御弁58に流れる油の流量が増加し、アーム用アク
チュエータ55とブーム用アクチュエータ56の作動油
流量の差が、少なくなる。従って、アクチュエータ収縮
速度が同程度にバランスするので、この2つのアクチュ
エータ55,56は同時に同程度の速度で作動する技術
が記載されている。
【0004】この特開平1−250531号公報に記載
されている技術を図3のアーム用パイロット圧とアーム
用制御弁スプールストロークとの関係を示すグラフに置
き換えて説明する。アーム単独操作時のA線図はパイロ
ット圧P1で制御弁スプールが全ストローク(S1)作
動するが、ブームとアームの複合操作時はB線図となり
パイロット圧はP2に減圧されて制御弁スプールストロ
ークがSまで作動するように制限される。即ち、ブーム
とアームの複合操作時はアーム用制御弁のスプール開口
面積を小さくしてブーム上げとアーム掘削を同程度の速
度で作動させることが可能となっている。
【0005】ここで、油圧ショベルの構造を図4にて説
明する。油圧ショベル31は、下部走行体32の上に旋
回可能な上部旋回体33が設けられ、上部旋回体33に
は作業機やキャブ34およびエンジンルーム35等が設
置されている。作業機はブーム36,アーム38,バケ
ット40,各アクチュエータ37,39,41から成っ
ている。このブーム36は上部旋回体33に固着された
図示しないブラケットに取着されており、ブーム用アク
チュエータ37の駆動により上下揺動自在となってい
る。このブーム36の先端にはアーム38が取着されて
おり、このアーム38はアーム用アクチュエータ39の
駆動により上下揺動自在となっている。また、このアー
ム38の先端にはバケット40が取着されており、バケ
ット用アクチュエータ41の駆動により回動自在となっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
先行技術である特開平1−250531号公報に記載さ
れているパイロット操作回路では、油圧ショベルの整地
作業時にブーム上げ動作とアーム掘削動作を同時に行う
と、ブームとアームを同程度の速度で作動させるので常
時アーム掘削速度が遅くなって作業時間が長くなるとの
問題がある。図4に示すようにバケット40を地面に対
して水平掘削する速度は、アーム38の起動時の速度V
1は遅くしてバケット40の地面への食い込みを防止
し、その後、徐々に速度V2に上げて作業時間の短縮を
する必要がある。ところで、油圧ショベルは整地作業以
外に掘削作業、ダンプトラツクへの積込作業、深掘り作
業等があり、これらの作業はいずれもブーム上げ動作と
アーム掘削動作の複合操作が必要となるので常時アーム
速度を遅くすることは各種のショベル作業性が悪くな
る。
【0007】本発明は上記従来の問題点に着目し、油圧
ショベルの整地作業に適したアーム速度にするためにア
ーム速度を制御するパイロット操作回路を改善をするこ
とによりショベル作業性を大幅に改善することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る油圧パイロット操作回路は、油圧ポン
プから第1アクチュエータへ圧油の供給を制御する第1
制御弁と、この油圧ポンプから第2アクチュエータへ圧
油の供給を制御する第2制御弁とを設け、この第1制御
弁は第1パイロット弁により、又、第2制御弁は第2パ
イロット弁からのパイロット圧を受けて切換わるように
した油圧パイロット操作回路であって、この第2パイロ
ット弁からのパイロット圧を前記第2制御弁の一方の操
作部に供給するパイロット管路に開位置と絞り位置を有
する切換弁を配設し、この切換弁の操作部には第1パイ
ロット弁からのパイロット圧を前記第1制御弁の一方の
操作部に供給するパイロット管路から分岐するパイロッ
ト管路を接続し、かつ、この切換弁は前記第1制御弁を
切換えるパイロット圧により絞り位置に切換えられる構
成としたものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ブーム上げ操作とアーム掘
削操作の複合操作時、アームの制御弁のパイロット圧は
パイロット回路に設けた切換弁の絞りを通ることにな
り、アームの制御弁スプールの開口面積を徐々に大きく
するのでアーム速度は始めは遅いが徐々に早くなるよう
に設定されている。このため油圧ショベルの整地作業時
のバケットを地面に対して水平掘削する速度は、アーム
の起動時の速度は遅くしてバケットの地面への食い込み
を防止することが可能となり、その後、徐々に速度を上
げて作業時間の短縮、作業性が向上することができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る油圧パイロット操作回
路の具体的実施例を図1,図2を参照して説明する。
【0011】先ず、図1は、本発明に係る油圧ショベル
の作業機のアクチュエータを駆動するクローズドセンタ
・ロードセンシングシステムにおける制御弁の油圧パイ
ロット操作回路を示す。可変容量油圧ポンプ(以下油圧
ポンプと言う)1の吐出圧を導管1a,1bからレギュ
レータ22に作用させると共に、第1アクチュエータ3
の管路4A,4Bおよび第2アクチュエータ6の管路7
A,7Bに発生する負荷圧を導管1c,1dからレギュ
レータ22に作用させて、これらの油圧ポンプ1の吐出
圧と第1,第2アクチュエータの負荷圧との差圧によっ
てレギュレータ22が作動して油圧ポンプ1の斜板角の
増減を調整して吐出流量が決められるようになってい
る。(例えば、油圧ポンプの可変機構については特開平
4−136509号公報参照) 油圧ポンプ1から第1アクチュエータ3(以下ブーム用
アクチュエータと言う)へ圧油の供給を制御する第1制
御弁2(以下ブーム用制御弁と言う)と、この油圧ポン
プ1から第2アクチュエータ6(以下アーム用アクチュ
エータと言う)へ圧油の供給を制御する第2制御弁5
(以下アーム用制御弁と言う)とを設けている。このブ
ーム用制御弁2は第1パイロット弁19aにより、ま
た、アーム用制御弁5は第2パイロット弁19bからの
パイロット圧を受けて切換わるようになっている。油圧
ポンプ1からの吐出油は、ブーム用制御弁2と接続する
管路4A,4Bからブーム用アクチュエータ3に供給す
る。また油圧ポンプ1からの吐出油は、アーム用制御弁
5と接続する管路7A,7Bからアーム用アクチュエー
タ6に供給する。
【0012】また、操縦レバー8,9の切換えによりパ
イロットポンプ10から吐出されるパイロット圧を第1
パイロット弁19a,および第2パイロット弁19bか
ら各油圧パイロット操作管路11,12,13,14を
介してブーム用制御弁2の操作部2aまたは2bとアー
ム用制御弁5の操作部5aまたは5bに作用させてブー
ム用制御弁2,およびアーム用制御弁5が切換わるよう
になっている。
【0013】上記のブーム上げ用油圧パイロット操作管
路11から分岐する油圧パイロット分岐管路11aと接
続する切換弁15をアーム掘削用油圧パイロット管路1
3に介装している。この油圧パイロット分岐管路11a
にはパイロット圧の絞り17が設けてあり、ブーム上げ
用のパイロット圧が急激に作用しないようになってい
る。この切換弁15は絞り位置aと開位置bの2位置を
有している。前記ブーム上げ用油圧パイロット分岐管路
11aにパイロット圧が作用していない時は、アーム掘
削側油圧パイロット管路13のパイロット圧が油圧パイ
ロット分岐管路13aに作用して、切換弁15を開位置
bに切換えアーム掘削用パイロット圧を絞らずにアーム
用制御弁5の操作部5bに作用するようになっている。
【0014】また、前記ブーム上げ用油圧パイロット分
岐管路11aにパイロット圧が作用している時は、切換
弁15を絞り位置aに切換えアーム掘削用パイロット圧
は絞られてアーム用制御弁5の操作部5bに作用するよ
うになっている。16は切換弁15の戻しばね、21は
タンク、23はパイロットポンプの戻り管路である。
【0015】次に、油圧パイロット操作回路について詳
述する。先ずブーム操縦レバー8を上げ位置に操作する
とパイロットポンプ10からの油圧信号は管路18を介
して第1パイロット弁19aの減圧部20aに導かれ、
この減圧部20aの入力ポートと出力ポート間を常時遮
断状態に付勢するばね力に抗して、前記減圧部20aの
入力ポートと出力ポートとが連通することにより、前記
パイロット圧をこの減圧部20aのパイロット管路11
を介して前記ブーム用制御弁2の上げ側の操作部2aに
作用し、制御弁2は中立位置nからa位置に切換わる。
ブーム操縦レバー8を下げ位置に操作するとパイロット
ポンプ10からのパイロット圧は管路18を介して第1
パイロット弁19aの減圧部20bに導かれ、この減圧
部20bの入力ポートと出力ポート間を常時遮断状態に
付勢するばね力に抗して、前記減圧部20bの入力ポー
トと出力ポートとが連通することにより、前記パイロッ
ト圧をこの減圧部20bのパイロット管路12を介して
前記ブーム用制御弁2の下げ側の操作部2bに作用し、
制御弁2は中立位置nからb位置に切換わるようになっ
ている。
【0016】また、前記ブーム用制御弁2は中立位置
n、上げ位置a、下げ位置bを有する3位置制御弁であ
り、a位置に切換わると油圧ポンプ1の吐出油はブーム
用管路4Aを通りブーム用アクチュエータ3のボトム側
に流入するのでブーム用アクチュエータ3は伸長して図
4に示すブーム36は上げ動作となる。b位置に切換わ
ると油圧ポンプ1の吐出油は同じくブーム用管路4Bを
通りブーム用アクチュエータ3のロッド側に入るのでア
クチュエータ3は短縮してブーム36は下げ動作とな
る。
【0017】更に、操縦レバー9の油圧パイロット管路
も上記の操縦レバー8の油圧パイロット管路と同様にな
っており、第2パイロット弁19bの減圧部20d,2
0cからそれぞれのパイロット管路13,14を介して
前記アーム用制御弁7の操作部5b,5aの何れかにパ
イロット圧を送るようになっている。
【0018】次に、アーム用制御弁5は上記のブーム用
制御弁2と同様の3位置制御弁であって、a位置に切換
わると油圧ポンプ1の吐出油はアーム用制御管路7Aを
通ってアーム用アクチュエータ6のボトム側に流入する
のでアーム用アクチュエータ6は伸長して図4に示すア
ーム38は掘削動作となる。b位置に切換わると油圧ポ
ンプ1の吐出油はアーム用制御管路7Bを通ってアーム
用アクチュエータ6のロッド側に流入するのでアーム用
アクチュエータ6は短縮してアームダンプ動作となる。
【0019】ここで操縦レバー8によるブーム上げの単
独操作時、前述のようにパイロット圧はパイロット管路
11を介してブーム用制御弁2の上げ側の操作部2aに
作用するので、ブーム用アクチュエータ3が伸長してブ
ーム36が単独で上げ方向に作動することが可能であ
る。
【0020】また、操縦レバー9によるアーム掘削の単
独操作時、パイロット管路13から分岐するパイロット
分岐管路13aにパイロット圧が立つので切換弁15は
開位置bに切換わり、アーム掘削側のパイロット圧は絞
られずにアーム用制御弁5の掘削側の操作部5bに作用
するのでアーム用アクチュエータ6が伸長してアーム3
8が掘削方向に作動する。
【0021】図2は、本発明に係るアーム用パイロット
圧とアーム用制御弁スプールストロークとの関係を示す
グラフおよびアーム用パイロット圧と時間との関係を示
すグラフである。先ずアーム用パイロット圧とアーム用
制御弁スプールストロークとの関係を示すグラフは、ア
ーム単独操作時のA1線図はパイロット圧に応じて全ス
トローク(S1)作動させる。ブームとアームの複合操
作時のB1線図はアーム用パイロット圧は始めは絞られ
て徐々にパイロット圧を所定の圧力(P1)まで昇圧さ
せるのでアーム用制御弁スプールはそのパイロット圧に
応じて全ストローク(S1)作動させるようになってい
る。更に、アーム用パイロット圧と時間との関係を示す
グラフで説明すると、アーム単独操作時のA1線図はt
1時間でパイロット圧を所定の圧力(P1)まで昇圧さ
せる。ブームとアームの複合操作時のB1線図はアーム
用パイロット圧をt2時間でパイロット圧を所定の圧力
(P1)まで昇圧させるようになっている。即ち、ブー
ムとアームの複合操作時はアーム用制御弁のスプール開
口面積を始めは小さくして徐々に大きくさせるようにス
プール制御を行うようにしたので、ブームとアームの複
合操作時の速度調整が可能となっている。尚、本発明に
係る油圧ショベルの作業機のアクチュエータを駆動する
クローズドセンタ・ロードセンシングシステムにおける
油圧回路によれば、可変容量油圧ポンプの吐出流量は、
制御弁スプールのストロークに応じて一次直線的に作業
機のアクチュエータへ供給されるようになっている。
【0022】上記構成において、油圧ショベルの整地作
業における複合操作について説明する。整地作業(ブー
ムを上げにし、アームを掘削にしてバケットを地面に食
い込ませず地面を均す作業を言う)の場合の複合操作
時、アームは自重により地面に食い込み易くなるが、本
発明では操縦レバー8のブーム上げ操作によりブーム用
制御弁2はa位置に切換えられ、ブーム用アクチュエー
タ3は伸長してブーム36を上げ方向に作動する。この
操縦レバー8のブーム上げ操作によるパイロット圧は、
パイロット管路11から分岐した管路11aを介して切
換弁15に作用し、この切換弁15は図示のように絞り
a位置となる。操縦レバー9のアーム掘削操作によるパ
イロット圧は、パイロット管路13から切換弁15の絞
りa位置を通ってアーム用制御弁5の掘削側の操作部5
bに作用して、アーム用制御弁5のスプールは中立位置
nから掘削位置aまでの全ストロークを徐々に動作して
スプールの開口面積が徐々に大きくなる。このためアー
ム用アクチュエータ6の掘削速度は始めは遅いが徐々に
早くなるようになっている。したがってバケットが地面
への食い込みが抑えられ整地作業がし易くなる。しかも
アーム掘削の単独操作時は切換弁15は開位置bにある
からアーム38速度は従来と変わらないようになってい
る。
【0023】本発明の第1アクチュエータをブーム用ア
クチュエータで説明したが、これを走行用または旋回用
アクチュエータに置き換えることは可能であり、ブーム
とアームの複合操作、走行とアームの複合操作、旋回と
アームの複合操作に適したアーム速度に制御することが
可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る油圧
パイロット操作回路によれば、ブーム上げ操作とアーム
掘削操作の複合操作時、ブーム上げ操作パイロット圧に
よってアーム掘削パイロット回路中の切換弁を絞り側に
切換えるのでアーム用制御弁の掘削側のパイロット圧は
切換弁の絞りを通ることになり、アームの制御弁スプー
ルの掘削側の作動を遅らせて開口面積を徐々に大きし
て、それに伴ってアーム速度は徐々に早くなるように設
定したのでブーム上げ操作とアーム掘削操作の複合操作
性が向上する。また、アーム掘削時の単独速度は影響さ
れずに所定の速度で作動するのでアーム単独での掘削も
容易であり、油圧ショベルの作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧パイロット操作回路図であ
る。
【図2】本発明のアーム用パイロット圧とアーム用制御
弁スプールストロークの関係を示すグラフおよびアーム
用パイロット圧と時間の関係を示すグラフである。
【図3】従来のアーム用パイロット圧とアーム用制御弁
スプールストロークの関係を示すグラフである。
【図4】油圧ショベルの側面図である。
【図5】油圧ショベルの整地作業時の不具合説明図であ
る。
【図6】従来技術の油圧パイロット操作回路図である。
【符号の説明】
1…油圧ポンプ、2…ブーム用制御弁、2a,2b,5
a,5b…操作部、3…ブーム用アクチュエータ、4
A,4B…ブーム用管路、5…アーム用制御弁、6…ア
ーム用アクチュエータ、7A,7B…アーム用管路、
8,9…操縦レバー、10…パイロットポンプ、11〜
14…パイロット管路、11a…パイロット分岐管路、
15…切換弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプ1から第1アクチュエータ3
    へ圧油の供給を制御する第1制御弁2と、この油圧ポン
    プ1から第2アクチュエータ6へ圧油の供給を制御する
    第2制御弁5とを設け、この第1制御弁2は第1パイロ
    ット弁19aにより、又、第2制御弁5は第2パイロッ
    ト弁19bからのパイロット圧を受けて切換わるように
    した油圧パイロット操作回路において、この第2パイロ
    ット弁19bからのパイロット圧を前記第2制御弁5の
    一方の操作部5bに供給するパイロット管路13に開位
    置と絞り位置を有する切換弁15を配設し、この切換弁
    15の操作部には第1パイロット弁19aからのパイロ
    ット圧を前記第1制御弁2の一方の操作部2aに供給す
    るパイロット管路11から分岐するパイロット管路11
    aを接続し、かつ、当該切換弁15は前記第1制御弁2
    を切換えるパイロット圧により絞り位置に切換えられる
    ことを特徴とする油圧パイロット操作回路。
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