JPH087738Y2 - トリガ電流制御回路 - Google Patents

トリガ電流制御回路

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JPH087738Y2
JPH087738Y2 JP12069790U JP12069790U JPH087738Y2 JP H087738 Y2 JPH087738 Y2 JP H087738Y2 JP 12069790 U JP12069790 U JP 12069790U JP 12069790 U JP12069790 U JP 12069790U JP H087738 Y2 JPH087738 Y2 JP H087738Y2
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JP
Japan
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pulse
current control
switching transistor
transformer
current
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JP12069790U
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JPH0476775U (ja
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守男 佐藤
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守男 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレビジョン受像機の直流定電圧電源に関す
るものである。
従来の技術 従来は第4図に示すように、トリガ電流制御トランジ
スタがスイッチングトランジスタのベース回路に組込ま
れていた。
考案が解決しようとする問題点 第4図に示すような従来の方式による絶縁型スイッチ
ング電源の場合、出力電圧を直接検出して制御するため
にはフォトカプラが必要となり、機能の類似する部品を
重複して使うという無駄が生ずる。
本考案は従来の技術が有するこのような問題を鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは回路を簡
素化し、無駄な部品を省きローコストのテレビジョン受
像機用電源を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案におけるパルス電
流制御トランジスタは、実施例図面第1図に示すよう
に、パルストランスの1次巻線に直列に接続され、また
そのベースは出力電圧の誤差増幅器の出力に接続されて
いる。
作用 そして、誤差増幅器は非反転入力に基準電圧が接続さ
れ、反転入力に出力電圧を抵抗分割して得られる電圧が
接続されている。そこで、出力電圧が上昇すると、誤差
増幅器の出力電流が抑えられ、パルス電流制御トランジ
スタのベース電流が小さくなり、逆にコレクタ・エミッ
タ間飽和電圧が大きくなる。そのため、フライバックト
ランスの巻線に発生するパルス電圧の振幅成分の大部分
はパルス電流制御トランジスタのコレクタ・エミック間
にとられ、パルストランスの1次巻線にかかる電圧が小
さくなり、パルストランスの2次巻線からスイッチング
トランジスタのベースに供給される電流も小さくなる。
一方、出力電圧が下がり、誤差増幅器の出力電流が増え
ると、パルス電流制御トランジスタのベース電流も増
え、コレクタ・エミッタ間飽和電圧が小さくなって、パ
ルストランス1次巻線にかかる電圧が大きくなり、パル
ストランスの2次巻線からスイッチングトランジスタの
ベースに供給される電流も大きくなる。
スイッチングトランジスタは、ベース電流によってオ
ン状態になるが、そのオン期間は、ベース領域の飽和の
深さとスイッチングトランジスタが有しているストレー
ジタイムと呼ばれる特性に依存している。そのためベー
ス電流のパルス幅が短くても、振幅が大きいと飽和がよ
り深くなってオン期間が長くなる。
第3図はスイッチングトランジスタのベース電流とオ
ン期間の関係を比較説明するためのグラフである。第3
図において上の波形がベース電流を、また下の波形がコ
レクタ電流を各々示している。スイッチングトランジス
タが一度オン状態になると、ベース電流がゼロになって
もしばらくオン状態を続けるが、その継続時間は第3図
に示すようにベース電流の振幅が大きいほど長くなる。
上の理由により、実施例図面第1図の回路において、
パルストランスの2次巻線からスイッチングトランジス
タのベースに供給される電流が小さくなると、スイッチ
ングトランジスタのオン期間が短くなり、その結果、出
力電圧が下降する。逆にスイッチングトランジスタのベ
ースに供給される電流が大きくなるとオン期間が長くな
りその結果、出力電圧が上昇する。このように、出力電
圧の変化に対してスイッチングトランジスタのベース電
流を変えて出力電圧をもとの値に戻す制御が働く。
実施例 本考案の実施例を第1図に示す。第1図において直流
電源11は通常商用電源の交流電圧を整流平滑して得られ
るリップル成分をもった直流電源である。起動抵抗13に
よってスイッチングトランジスタ2にベース電流が流
れ、続いてコンデンサ14と抵抗15と補助巻線122とから
なる正帰還回路により自励発振を開始し、2次側のダイ
オード16とコンデンサ17によって直流電圧が生まれる。
2次側の電圧がある値に達するまで、テレビジョン受
像機は負荷電流が小さくて済むため、スイッチングトラ
ンジスタのベースを駆動する電流が小さくても電圧が立
ち上がる。2次側電圧がテレビジョン受像機の内部回路
が働きだす電圧まで達すると、負荷電流は急に大きくな
るが、同時にフライバックトランスの巻線1にパルス電
圧が発生し、これがスイッチングトランジスタ2のベー
ス電流を大きくするため、負荷電流が急に大きくなって
も、出力電圧は下がらずに継続して立ち上がることがで
きる。
出力電圧が更に上昇して、抵抗19と抵抗20によって分
割して得られる電圧が基準電圧源6の電圧に達すると、
誤差増幅器の出力電流が制限され始め、パルス電流制御
トランジスタ4によって、フライバックトランスの巻線
1からスイッチングトランジスタ2のベースに供給され
るパルス電流の振幅の制御が行われ定電圧制御が開始さ
れる。
ダイオード18は起動時及び自励発振時において、スイ
ッチングトランジスタ2のベース電流がパルストランス
3の2次巻線によって短絡になるのを防ぐ目的で付けら
れている。
本考案の別の実施例を第2図に示す。第2図において
回路は降圧チョッパーと呼ばれているが自励発振の原理
は第1図の回路と全く同じである。従って、第1図の実
施例において説明した起動と自励発振の開始と定電圧制
御の動作は全く同じである。
考案の効果 本考案によって、テレビジョン受像機の電源の制御回
路が簡素化された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図である。 第2図は本考案の別の実施例を示す回路図である。 第3図はスイッチングトランジスタのベース電流とコレ
クタ電流の関係を示すグラフである。 第4図は従来の方式を示す回路図である。 第1図、第2図及び第3図において付した符号は、1は
フライバックトランスの巻線、2はスイッチングトラン
ジスタ、3はパルストランス、4はパルス電流制御トラ
ンジスタ、6は基準電圧源、7は誤差増幅器、11は直流
電源、12はトランス、13は抵抗、14はコンデンサ、15は
抵抗、16はダイオード、17はコンデンサ、18はダイオー
ド、19及び20は抵抗、121はトランスの1次巻線、122は
トランスの補助巻線、301はパルストランスの1次巻
線、302はパルストランスの2次巻線、Bはリンギング
チョークコンバータ、Aはテレビジョン受像機を各々共
通して示している。 第1図及び第4図において、123はトランスの2次巻線
を示している。 第4図において、21は抵抗、22はフォトカプラー、23は
ダイオードを示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン受像機のフライバックトラン
    スよりフライバックパルスを取り出す巻線と、 前記テレビジョン受像機に電力の供給を行うリンギング
    チョークコンバータのスイッチングトランジスタと、 前記フライバックパルスを取り出す巻線と前記スイッチ
    ングトランジスタとの間に接続されるパルストランス
    と、 前記パルストランスの1次巻線に直列に接続されるパル
    ス電流制御トランジスタと、 基準電圧源と、 前記リンギングチョークコンバータの出力電圧を検出し
    て前記基準電圧源の電圧との差の成分を増幅し、その出
    力を前記パルス電流制御トランジスタのベースに供給す
    る誤差増幅器とからなり、 これによって、前記リンギングチョークコンバータのス
    イッチングを前記テレビジョン受像機のフライバックト
    ランスのスイッチング周期に同期させ、かつ、出力電圧
    を一定に保つことを特徴とするトリガ電流制御回路。
JP12069790U 1990-11-16 1990-11-16 トリガ電流制御回路 Expired - Lifetime JPH087738Y2 (ja)

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JPH0476775U JPH0476775U (ja) 1992-07-03
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