JPS5915260Y2 - 自励式コンバ−タ装置 - Google Patents

自励式コンバ−タ装置

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JPS5915260Y2
JPS5915260Y2 JP13693879U JP13693879U JPS5915260Y2 JP S5915260 Y2 JPS5915260 Y2 JP S5915260Y2 JP 13693879 U JP13693879 U JP 13693879U JP 13693879 U JP13693879 U JP 13693879U JP S5915260 Y2 JPS5915260 Y2 JP S5915260Y2
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JP
Japan
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transistor
voltage
self
current
zener diode
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JP13693879U
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English (en)
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JPS5654885U (ja
Inventor
新司 幡地
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は出力が安定化された自励式コンバータ装置に関
するもので、簡単な構成で動作の安定性の良い自励式コ
ンバータ装置を提供するものである。
第1図は従来の自励式コンバータ装置を示すものであり
、第2図にその動作説明のための波形図を示す。
1は直流電源、2は1次巻線3.2次巻線4.3次巻線
5を有するコンバータトランス6と、トランジスタ7、
起動用抵抗8、ベース抵抗9とより構成された自励発振
回路である。
10はコンバータトランス6の3次巻線5に接続された
ダイオード11.コンデンサ12より成る整流平滑回路
である。
13は整流平滑回路10の出力と自励発振回路2のトラ
ンジスタ7のベースとの間に接続されたツェナーダイオ
ードである。
14は負荷である。
この構成において直流電源1が印加されると、起動用抵
抗8を介してトランジスタ7は順バイアスされ、導通開
始する。
この導通開始により、コンバータトランス6の1次巻線
3に電圧が発生する。
この電圧により2次巻線4には、トランジスタ7をさら
に順バイアスする極性で電圧が発生し、トランジスタ7
は急速に完全導通となる。
なお第2図イはトランジスタ7のコレクタ・エミッ′夕
電圧V。
Eである。この時(第2図11)コンバータトランス6
の1次巻線3に流れる電流すなわちトランジスタ7のコ
レクタ電流ICは、第2図口に示すように直線的に増加
する。
そしてトランジスタ7のベース電流を■6、電流増幅率
を)lfeとすると、コレクタ電流がI。
ZhfexIbとなった時(第2図t2時)トランジス
タ7に流れる電流は制限され、コンバータトランス6の
1次巻線3.2次巻線4には逆の電圧が発生するため起
動時と逆の現象によりトランジスタ7は急速に遮断状態
となる。
この遮断状態は導通状態にコンバータトランス6に蓄え
られたエネルギが放出されるまで続く。
そして2次巻線4の電圧がふたたびトランジスタ7を順
バイアスする極性となった時(第2図t3時)トランジ
スタ7は前述の起動時と同様の動作により導通状態とな
る。
以上の動作をくり返し自励発振回路2が発振する。
この発振により3次巻線5に発生するパルス電圧を整流
平滑回路10により整流平滑した直流出力を負荷14に
供給する。
この時ツェナーダイオード13は整流平滑回路10の出
力電圧とトランジスタ7のベース電圧との和の電圧が加
わる。
この和の電圧がツェナーダイオード13のツェナー電圧
より高くなると導通し、トランジスタ7のベース電流が
ツェナーダイオード13に流れる。
このためトランジスタ7のベース電流は減少する。
前述の説明で明らがなようにベース電流が変化すれば、
トランジスタ7の導通期間(第2図t1−t2)を変化
させることができる。
すなわち出力電圧が変化する。このためツェナーダイオ
ード13の導通によりトランジスタ7のベース電流が減
少すれば、整流平滑回路10の出力電圧は下がる。
そしてツェナーダイオード13が遮断となってトランジ
スタ7のベース電流が増加すれば、出力電圧は上昇しよ
うとする。
このようにしてツェナーダイオード13の両端電圧はト
ランジスタ7の導通期間において一定となる。
この両端電圧は前述のように整流平滑回路10の出力電
圧とトランジスタ7のベース・エミッタ電圧との和であ
り、ベース・エミッタ電圧はほぼ一定(ふつう0.7
V程度)であるため、整流平滑回路10の出力電圧は一
定となり安定化される。
しかし、トランジスタ7のベース電圧VBは第2図ハに
示すようにトランジスタ7の導通期間の初めと終りで異
なる。
又、第2図二に示す整流平滑回路10の出力リップル■
、も同様に初めと終りで電圧が異なる。
このためツェナーダイオード13の両端に加わる電圧V
2は第2図示に示すようにトランジスタ7の導通期間の
初めが高く終りが低くらる。
このためツェナーダイオード13の動作が遮断状態と能
動状態との境界付近の場合はトランジスタ7の導通期間
の初期だけ能動状態となり、トランジスタ7の導通から
遮断となる条件が決定される時点、すなわち遮断する直
前のベース電流を制御しないためトランジスタ7の導通
期間が不規則となり動作周波数が一定せず動作が不安定
となる欠点があった。
本考案は上記欠点を解決するものであり、自励発振回路
のトランジスタのエミッタ側に電流検出素子を設け、定
電圧素子に加わる電圧に前記電流検出素子の電圧を加え
ることにより、自励発振回路のトランジスタの導通期間
の制御を安定に行なえるようにしたものである。
第3図は本考案の一実施例を示すものであり、第1図と
同様の働きをするものは同符号を使用した。
第4図は動作説明のための波形図である。第3図に示す
ように自励発振回路2のトランジスタ7のエミッタと直
流電源1のマイナス側との間に電流検出素子素子として
の抵抗15を設けたものである。
このように構成された装置は第1図に示した装置と同様
にして発振し、整流平滑回路10の出力に直流出力を発
生する。
第4図イはトランジスタ7のコレクタ・エミッタ電圧V
cE、口はトランジスタ7のコレクタ電流IC、ハは抵
抗15の両端電圧vR1二はトランジスタ7のベース・
エミッタ電圧■8、ホは整流平滑回路10の出力電圧の
リップル電圧vL、へはツェナーダイオード13の両端
に加わる電圧V2、トはツェナーダイオード13を流れ
る電流I2をそれぞれ示している。
トランジスタ7が第4図イのように動作すると、第4図
口に示すような電流ICがトランジスタ7に流れる。
この電流は抵抗15を通って流れるため抵抗15の両端
には第4図へに示すようにトランジスタ7のコレクタ電
流に比例した電圧降下VRが発生する。
このためツェナーダイオード13に加わる電圧は、第4
図二に示すトランジスタ7のベース電圧VBと、第4図
へに示す抵抗15の両端電圧■、と、第4図示に示す整
流平滑回路10の出力電圧VLとの和の電圧である第4
図へに示す電圧■2となる。
第4図へに示す波形でわかるように抵抗15の両端電圧
vRによってトランジスタ7の導通期間(第4図t1〜
t2間)の初期より後期の方が電圧が高くなる。
このため、ツェナーダイオード13に流れる電流はIZ
第第4トト示すようにトランジスタ7の遮断状態となる
直前だけ能動状態となる。
このためツェナーダイオード13はトランジスタ7の導
通状態から遮断状態になる時(第4図t2)だけトラン
ジスタ7のベース電流を制御することになり、トランジ
スタ7の導通期間が不規則にならず安定な制御ができる
上記のように本考案は自励発振回路のトランジスタのエ
ミッタ側に電流検出素子を設けることにより、出力電圧
を安定化するための定電圧素子の動作を自励発振回路の
トランジスタの導通から遮断になる時だけ能動状態とし
、自励発振回路のトランジスタの不規則な周期の動作を
防止できる。
又、電流検出素子を付加するだけで良いため構成が簡単
である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自励式コンバータ装置を示す構成図、第
2図はその動作説明のための波形図、第3図は本考案の
一実施例を示す構成図、第4図はその動作説明のための
波形図である。 1・・・・・・直流電源、2・・・・・・自励発振回路
、6・・・・・・コンバータトランス、7・・・・・・
トランジスタ、10・・・・・・整流平滑回路、13・
・・・・・ツェナーダイオード、14・・曲負荷、 15・・・・・・抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンバータトランスとトランジスタ等により構成された
    自励発振回路と、この自励発振回路の出力を整流平滑す
    る整流平滑回路と、前記トランジスタのエミッタ側に接
    続され、流れる電流に比例した電圧を発生する電流検出
    素子と、前記整流平滑回路の出力の前記トランジスタの
    ベース間に接続した定電圧素子とを備えたことを特徴と
    する自励式コンバータ装置。
JP13693879U 1979-10-03 1979-10-03 自励式コンバ−タ装置 Expired JPS5915260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13693879U JPS5915260Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 自励式コンバ−タ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13693879U JPS5915260Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 自励式コンバ−タ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5654885U JPS5654885U (ja) 1981-05-13
JPS5915260Y2 true JPS5915260Y2 (ja) 1984-05-07

Family

ID=29368400

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13693879U Expired JPS5915260Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 自励式コンバ−タ装置

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