JPH087028Y2 - 格子ユニット固定装置 - Google Patents

格子ユニット固定装置

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JPH087028Y2
JPH087028Y2 JP1990120640U JP12064090U JPH087028Y2 JP H087028 Y2 JPH087028 Y2 JP H087028Y2 JP 1990120640 U JP1990120640 U JP 1990120640U JP 12064090 U JP12064090 U JP 12064090U JP H087028 Y2 JPH087028 Y2 JP H087028Y2
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lattice unit
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博文 神
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、上げ下げする障子を備えた開き戸および窓
等に格子ユニットを取付け固定する格子ユニット固定装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来の格子ユニット固定装置として例えば実公昭58-2
6309号公報に示すように窓Aの外壁Bに、係合孔を備え
た取付金具Cを取付け、これに格子Dに取付けた係合突
起Eを挿し込み係合して取付けるようにしたもの(第7
図参照)、また、ガラス窓Fの外竪枠Gに、凹凸部から
なる噛合部Hを形成し、これに対して格子Jの内枠K
に、ガラス窓Fに設けた凹凸部からなる噛合部Hと対応
する噛合部Lを設けて、これらの両噛合部H、Lを相互
に噛合せ挿通し、格子Jを下方に移動して取付けるよう
にしたもの(第8、9図参照)が夫々知られていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前記の格子ユニット固定装置は、前者に
おいては加工が簡単であるが外部から外され易く、また
風によって騒音が発する点が問題であり、後者において
は、加工が面倒でありまた外部から外され易く、且つ外
部から見えて外観が悪いという点が問題となっていた。
そこで本考案は、前記の問題点を解消して、加工が簡
単で外部から外されない外観の良い格子ユニット固定装
置を提供することを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記目的を達成するため、上げ下げする障
子(4)の竪枠(5)に、格子ユニット(1)を係脱自
在に固定するようにした格子ユニット固定装置におい
て、格子ユニット(1)の竪框(2)の裏面に、障子
(4)の竪枠(5)に設けた長孔(16)に挿通して下向
きの切込部により係止する係止部(12)を備えた格子係
止具(10)を設けると共に、障子(4)の竪枠(5)の
溝(29)内に設けた障子ストッパー(26)に、該竪枠
(5)に設けた長孔(16)に挿通係止された格子係止具
(10)の係止部(12)を固定、解除するように係止部
(12)の上端と接する位置に移動可能に取付けた阻止部
(22)を備えた格子固定具(20)を設けてユニット固定
装置を構成したものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第4図に示した実施例は、第5図に示すと
ころのガラス障子4を上げ下げできるようにした開き戸
3に室外側より格子ユニット1を係止固定するものであ
るが、ガラス障子を上げ下げするようにした窓において
も同様に適用できるものである。
本考案の格子ユニット固定装置は、格子ユニット1に
取付ける格子係止金具10と、開き戸3に取付ける格子固
定具20から構成されている。
格子係止金具10は、第1図および第3図に示すように
L字形をなし、取付部11と係止部12からなり、格子ユニ
ット1の竪框2の裏面に取付部11をビス13で止めて外部
から見えないように取付けられている。そして裏面側に
突出した係止部12は、その基部14が切込まれて細幅とな
って、先端部の広幅な部分と傾斜面15によって連結され
ている。この係止部12は、これと対応する位置の障子4
の竪枠5に設けた縦長の長孔16に挿通され、格子ユニッ
ト1を下方に下げて挿通した係止部12の細幅な基部14を
長孔16の下端に当接して、前方より抜脱不能に引掛て係
止するようになっている。この時、係止部12の傾斜面15
が、引下げる格子ユニット1の竪框2を徐々に障子4の
竪枠5の方に引寄せて密着させるように働き、格子ユニ
ット1を戸本体6に風によっても騒音が生じないように
密着して係止する。そしてこのような格子係止金具10と
長孔16の組合せを第5図の開き戸3の姿図に示すように
左右夫々2個所に設けて格子ユニット1を戸本体6に係
止するようになっている。なお格子係止金具10と長孔16
の組合せは第6図に示すように左右夫々3個所に設けて
もよい。
また格子固定具20は、第2図および第3図に示すよう
に障子4の竪枠5の外側の下方の溝内に取付けて用いる
上部の障子7の障子ストッパー26に取付けられている。
障子ストッパー26はケース27によって構成され、ビス28
によって障子4の竪枠5の外側の下方の溝29内に、上部
の障子7の下降を所定の位置で停止させるように取付け
られるものである。そして格子固定具20はこのケース27
内に左右に移動可能に取付けられていて、その先端で障
子4の竪枠5の長孔16から竪枠5の溝29内に突出して係
止した係止部12の上端25と接して、係止部12の上方への
移動を阻止して、格子ユニット1を戸本体6から外れな
いように固定するところのものである。格子固定具20は
第3図に示すように形をなし摘子部21と阻止部22から
構成され、後部に設けた摘子部21を指でつまんで、第2
図に示すように障子ストッパー26のケース27から出没さ
せて、摘子部21に連なる阻止部22を操作するようになっ
ている。第3図は格子固定具20によって、格子係止金具
10の係止部12の固定、解除の状態を示したもので、第3
図(a)は、摘子部21を引いて阻止部22の先端を、障子
4の竪枠5の長孔16より挿入係止しているところの格子
係止金具10の係止部12の上端より離間させて解除した状
態を示したもので、この状態では係止部12は固定されて
いないので係止部12は上方への移動が可能で、格子ユニ
ット1を少し上方に上げて引掛けを外し手前に引いて係
止部12を長孔16より抜いて戸本体6から取外すことがで
きる。第3図(b)は係止部12を固定して、格子ユニッ
ト1を戸本体6に取付けて取外し不能にした状態を示し
たもので、阻止部22は摘子部21を押すことによって右方
に移動されて、その先端が長孔16より挿入係止している
係止部12の上端を被冠する位置に配置され、係止部12の
上方への移動を阻止して係止状態を固定するものであ
る。したがって格子係止金具10の係止部12は、その細幅
の基部14を長孔16の下端に当接した引掛けた状態で固定
されるため、係止部12は長孔16より外れず、格子ユニッ
ト1は戸本体6の障子4の竪枠5に取付けられた状態で
固定されることになる。そして格子ユニット1を取外す
場合には摘子部21を左方に引いて第3図(a)の状態に
して阻止部22と係止部12との係合を解除すれば簡単に取
外すことができる。ところで格子固定具20は、障子スト
ッパー26のケース27内で、固定位置、解除位置をその位
置でセットできるように、第4図に示すように阻止部22
の側端部23に、ケース27内に、設けた突起30と噛合する
ところの凹部24が2個所に設けられている。阻止部22の
側端部23は、第4図に示すように弾性変形ができるよう
に薄壁で構成されていて、ケース27内の突起30からの脱
出時および非噛合時には内方に弾性変形し、第4図
(a)に示す固定解除位置および第4図(b)に示す固
定位置において夫々元の状態に復帰してスナップ式に突
起30と凹部24が噛合するようになっていて、これにより
格子固定具20が障子ストッパー26より抜け出したり、過
度に押込まれて破損することがないようになっている。
なお格子固定具20は、第6図に示すように障子の左右の
竪枠5,5の上部障子7の溝29内の下方の空所に取付けた
左右の障子ストッパー26,26に取付けて用いるようにな
っているが、障子ストッパーに代えて別途設けたケース
に取付けて単独で用いてもよい。そして格子固定具20
は、格子ユニット1に取付けた全ての格子係止金具10を
固定する必要はなく、左右各1個の格子係止金具10,10
を固定すれば格子ユニット1は、外部より外されず、ま
た風が吹いても騒音を発することなくしっかり戸本体6
に取付け固定することができる。
(考案の効果) 本考案は以上詳述したような構成であって、特に格子
ユニットの竪框の裏面に取付けた格子係止具の係止部
を、障子の竪枠に設けた長孔に挿通して係止部の下向き
の切込部により長孔に係止し、その挿通係止した格子係
止具の係止部を障子の竪枠の溝内の障子ストッパーに設
けた格子固定具の阻止部により係脱自在に固定するよう
にしたため、特別なネジを用意する必要もなく、簡単な
構成によって格子ユニットを確実かつ簡単に取付け、取
外しをすることができ、また格子固定具を障子ストッパ
ーに設けたため取付けが容易であって、障子ストッパー
と同時に取付けることができるので取付作業性がよく、
しかも装置が外部から見えず外観が良好であって、かつ
外部から外すことができず盗難防止となる等多くの優れ
た効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の格子係止具の取付状態を示した傾斜
図、第2図(a)(b)は夫々格子固定具の取付状態を
示したもので、(a)は固定解除時、(b)は固定時の
各斜視図、第3図は(a)(b)は夫々格子ユニットの
取付時の格子係止具と格子固定具の状態を示したもの
で、(a)は固定解除時、(b)は固定時の各断面図、
第4図(a)(b)は夫々格子固定具の障子ストッパー
内における状態を示したもので、(a)は固定解除時、
(b)は固定時の各断面図、第5図は開き戸と格子ユニ
ットの姿図、第6図は格子ユニットを取付けた開き戸の
縦断面図、第7図は公知の格子ユニット固定装置を示す
格子ユニットと窓の斜視図、第8図および第9図は他の
公知例であって第8図はその断面図、第9図はその斜視
図である。 図の主要部分の説明 1……格子ユニット 2……竪框 3……開き戸 5……竪枠 10……格子係止金具 12……係止部 16……長孔 20……格子固定具 22……阻止部 26……障子ストッパー 27……ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上げ下げする障子(4)の竪枠(5)に、
    格子ユニット(1)を係脱自在に固定するようにした格
    子ユニット固定装置において、格子ユニット(1)の竪
    框(2)の裏面に、障子(4)の竪枠(5)に設けた長
    孔(16)に挿通して下向きの切込部により係止する係止
    部(12)を備えた格子係止具(10)を設けると共に、障
    子(4)の竪枠(5)の溝(29)内に設けた障子ストッ
    パー(26)に、該竪枠(5)に設けた長孔(16)に挿通
    係止された格子係止具(10)の係止部(12)を固定、解
    除するように係止部(12)の上端と接する位置に移動可
    能に取付けた阻止部(22)を備えた格子固定具(20)を
    設けたことを特徴とする格子ユニット固定装置。
JP1990120640U 1990-11-17 1990-11-17 格子ユニット固定装置 Expired - Fee Related JPH087028Y2 (ja)

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JPH0476893U JPH0476893U (ja) 1992-07-06
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JPH0326863Y2 (ja) * 1985-11-19 1991-06-11
JPH0475087U (ja) * 1990-11-14 1992-06-30

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JPH0476893U (ja) 1992-07-06

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