JPH0137096Y2 - - Google Patents

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JPH0137096Y2
JPH0137096Y2 JP1983190596U JP19059683U JPH0137096Y2 JP H0137096 Y2 JPH0137096 Y2 JP H0137096Y2 JP 1983190596 U JP1983190596 U JP 1983190596U JP 19059683 U JP19059683 U JP 19059683U JP H0137096 Y2 JPH0137096 Y2 JP H0137096Y2
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JP
Japan
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head box
plug
locking
fitting part
tongue piece
Prior art date
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JP1983190596U
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JPS6097997U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はブラインドにおけるヘツドボツクス
の栓体取付部の構造に関するものである。
従来技術 ブラインドのヘツドボツクスは、通常アルミ押
出型材で形成されているので、埃の侵入を防ぐた
め、あるいは室内の美観を損ねないためにも、両
端を栓体で塞ぐ必要がある。そこで、従来から特
開昭58−189486号公報に示されるような栓体が使
用されている。このような栓体は合成樹脂にてヘ
ツドボツクス端部に嵌合可能な形状に形成され、
一旦嵌合された後は容易に抜け出ないように両者
間に係合手段を設けている。この係合手段は、例
えば可撓性を有する舌片の先端に突起を設け、そ
の突起をヘツドボツクス端部に設けた係止孔に係
合するようにしたものである。
ところが、このような栓体はその係合手段によ
りヘツドボツクスからの脱落は防止できるが、そ
の外寸とヘツドボツクスの内寸との寸法精度を高
めるとヘツドボツクスに嵌合し難くなり、寸法精
度が低い場合にはヘツドボツクスとの間にガタつ
きが生ずる欠点があつた。また、ヘツドボツクス
端部にブラインド昇降用テープを垂下させるため
の孔を設けようとしても、栓体嵌合部の底辺が前
記舌片となつているため孔を設けることができな
いという問題があつた。
目 的 この考案の目的はヘツドボツクスに対する栓体
の取り付け及び取り外しが容易で、かつ嵌合部は
その栓体がヘツドボツクスに対しガタつくことな
く確実に係合し、しかもその構造が簡単であり、
さらにヘツドボツクス端部に昇降用テープを垂下
させるための孔を設けることができる栓体取付部
の構造を提供するにある。
考案の構成 この考案の構成は少なくとも端部を溝形に形成
し同端部の開放側縁に係止部を設けるとともに同
端部の底辺に係止孔を設けたヘツドボツクス1に
対し、嵌合部を備えた栓体を合成樹脂にて一体成
形し、前記嵌合部をヘツドボツクス端部に嵌合可
能な溝形に形成するとともに、その嵌合部の側辺
上端から下方に向つて割り溝を設けて側辺先端部
を可撓性を有しかつその上端が前記係止部に密接
係止する舌片とし、嵌合部の底辺下面にヘツドボ
ツクスの係止孔に係合する係止突起を設けたもの
である。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明すると、ヘツドボツクス1は四角筒状
のアルミ押出型材にて形成され、上部は両側から
対向して突出する係止部としての突出片2を除い
て開放されている。このヘツドボツクス1の端部
を塞ぐための栓体3は合成樹脂にて成型され、ヘ
ツドボツクス1の外寸にほぼ等しい四角板状の蓋
部4の一側に嵌合部5が一体に設けられている。
その嵌合部5は上方を開放した溝形をなし、その
幅、及び高さはヘツドボツクス1の内寸とほぼ等
しく、その下面先端部には係止突起6が形成され
ている。
嵌合部5の側辺には上端から上下方向中央部ま
で割り溝7が形成され、その割り溝7より先端側
は可撓性を有する舌片8となつている。また、ヘ
ツドボツクス1の端部底辺には前記係止突起6が
係合する係止孔9が設けられている。
さて、このように形成された栓体3をヘツドボ
ツクス1端部に嵌合するには、まず嵌合部5の先
端部をヘツドボツクス1端部にあてがう。このと
き、嵌合部5の舌片8上端は第2図に示すよう
に、ヘツドボツクス1の突出片2下面に密接す
る。この状態で栓体3がヘツドボツクス1内に挿
入され、係止突起6がヘツドボツクス1底辺に乗
り上げると、舌片8はヘツドボツクス1の底辺と
突出片2との間で上下に圧縮されるので、その可
撓性により内側へ撓む。そして、この状態からさ
らに栓体3をヘツドボツクス1内に押圧して係止
突起6が係止孔9位置に達すると、舌片8の撓み
による付勢力により、第3図に示すように同係止
突起6が係止孔9に係合する。このとき、蓋部4
はヘツドボツクス1端部に当接する。
また、この実施例によれば次のようにしても栓
体3をヘツドボツクス1端部に容易に嵌合させる
ことができる。
まず、第4図に示すように栓体3を傾斜させた
状態でヘツドボツクス1端部に対し、嵌合部5の
基端下部がヘツドボツクス1端部の底辺に当接す
るように挿入する。そしてその状態から第7図に
示すように両舌片8を内側へ撓ませながら前記栓
体3を第4図の矢印方向へ回動させる。すると、
第5図に示すように嵌合部5の両舌片8上部外側
面がヘツドボツクス1の両突出片8の先端面と摺
接しつつ回動し、第6図に示すように嵌合部5の
係止突起6がヘツドボツクス1の係止孔9の位置
に達する。そして、さらに回動させると第3図に
示すように係止突起6は係止孔9に係合し、この
とき嵌合部5の舌片8上端はヘツドボツクス1の
突出片2下面に密接係止する。
また、上記のように係合された栓体3をヘツド
ボツクス1から取り出すには、ヘツドボツクス1
の下方から係止孔9内の係合突起6をドライバー
等の治具で上方へ押圧する。するとヘツドボツク
ス1の突出片2下面にその上端が密接している舌
片8がその可撓性により内側へ湾曲し撓むため嵌
合部5の先端下面が上方へ浮き上がり前記係止突
起6と係止孔9の係合が解除される。そこで、そ
の状態で栓体3をヘツドボツクス1端部方向へ引
張れば栓体3はヘツドボツクス1端部から容易に
取外される。
従つて、この栓体3は嵌合部5を溝形とし、そ
の側辺先端部を可撓性を有する舌片8としたの
で、嵌合部5の高さをヘツドボツクス1の内寸と
ほぼ等しくしても、舌片8を撓ませながら挿入す
れば、ヘツドボツクス1に嵌合部5を容易に挿入
することができ、その嵌合部5をヘツドボツクス
1内へ押圧しながら挿入すれば、舌片8の可撓性
により係止突起6がヘツドボツクス1の係止孔9
に自動的に係合するので、その取り付けは極めて
容易であり、係合後は舌片8上端がヘツドボツク
ス1の突出片2下面に密接しているのでガタつき
が生ずることはない。また、取り外しは係止突起
6を係止孔9の下方から押圧しつつ栓体3を引張
るだけでよいので容易であり、さらに栓体3の嵌
合部5底辺に舌片を形成していないのでヘツドボ
ツクス1端部に昇降用テープを垂下するための孔
を設けるのにも支障がなく、しかも、栓体自身の
構造も極めて簡単である。
効 果 以上詳述したようにこの考案は、栓体の嵌合部
の側辺先端部を可撓性を有する舌片としたので同
舌片を内側へ撓ませることによりヘツドボツクス
に対する栓体の取り付け及び取り外し容易で、か
つ嵌合後は舌片上端がヘツドボツクスの係止部に
密接係止するので栓体がヘツドボツクスに対しガ
タつくことがなく確実に係合し、しかも構造が簡
単であり、さらに嵌合部の底辺に舌片を形成して
いないのでヘツドボツクス端部に昇降用テープを
垂下するための孔を設けるのにも支障のないヘツ
ドボツクスの栓体取付部の構造を提供することが
できる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した栓体の一実施例
を示す斜視図、第2図及び第3図はヘツドボツク
スに栓体を嵌合した状態を示す断面図、第4図、
第5図及び第6図はヘツドボツクスに栓体を嵌合
する状態を示す断面図、第7図は第4図のA−A
線断面図である。 ヘツドボツクス1、係止部としての突出片2、
栓体3、嵌合部5、係止突起6、割り溝7、舌片
8、係止孔9。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも端部を溝形に形成し同端部の開放側
    縁に係止部2を設けるとともに同端部の底辺に係
    止孔9を設けたヘツドボツクス1に対し、嵌合部
    5を備えた栓体3を合成樹脂にて一体成型し、前
    記嵌合部5をヘツドボツクス1端部に嵌合可能な
    溝形に形成するとともに、その嵌合部5の側辺上
    端から下方に向かつて割り溝7を設けて側辺先端
    部を可撓性を有しかつその上端が前記係止部2に
    密接係止する舌片8とし、嵌合部5の底辺下面に
    ヘツドボツクス1の係止孔9に係合する係止突起
    6を設けたことを特徴とするブラインドにおける
    ヘツドボツクスの栓体取付部の構造。
JP19059683U 1983-12-09 1983-12-09 ブラインドにおけるヘッドボックスの栓体取付部の構造 Granted JPS6097997U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19059683U JPS6097997U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 ブラインドにおけるヘッドボックスの栓体取付部の構造

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JP19059683U JPS6097997U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 ブラインドにおけるヘッドボックスの栓体取付部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097997U JPS6097997U (ja) 1985-07-04
JPH0137096Y2 true JPH0137096Y2 (ja) 1989-11-09

Family

ID=30410633

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JP19059683U Granted JPS6097997U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 ブラインドにおけるヘッドボックスの栓体取付部の構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189486A (ja) * 1982-04-28 1983-11-05 立川ブラインド工業株式会社 ブラインドのヘツドボツクス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189486A (ja) * 1982-04-28 1983-11-05 立川ブラインド工業株式会社 ブラインドのヘツドボツクス

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JPS6097997U (ja) 1985-07-04

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