JPH0861409A - 摺動型防振ブッシュおよびその製造方法 - Google Patents

摺動型防振ブッシュおよびその製造方法

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JPH0861409A
JPH0861409A JP20192494A JP20192494A JPH0861409A JP H0861409 A JPH0861409 A JP H0861409A JP 20192494 A JP20192494 A JP 20192494A JP 20192494 A JP20192494 A JP 20192494A JP H0861409 A JPH0861409 A JP H0861409A
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JP
Japan
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intermediate sleeve
elastic body
rubber elastic
tubular
sliding
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Application number
JP20192494A
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English (en)
Inventor
Yukio Hayashi
幸男 林
Yosuke Imai
洋介 今井
Hiroyuki Watanabe
博之 渡辺
Yukihiro Hiramatsu
亨洋 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で製作性に優れ、しかも良好なる
摺動性と防振性を安定して得ることのできる摺動型防振
ブッシュを提供すること。 【構成】 内筒部材12と外筒部材14を連結する筒状
ゴム弾性体16を、中間スリーブ22によって、内側筒
状部分38と外側筒状部分40に実質的に二分すると共
に、内側筒状部分38のばね定数を外側筒状部分40よ
りも大きく設定する一方、内側筒状部分38の内周面と
内筒部材12の外周面とによって摺動面を構成し、更に
中間スリーブ22の軸方向両端部を、内筒部材12の環
状突部20,20に対して、筒状ゴム弾性体16の軸方
向端部分42を介して、軸方向に対向位置せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、互いに径方向に所定距離を隔て
て配された内筒部材と外筒部材が、それらの間に介装さ
れた筒状ゴム弾性体によって、弾性的に、且つ相対回転
可能に連結されて、自動車用サスペンションブッシュや
回転軸受け等に用いられる摺動型防振ブッシュと、その
製造方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】このような摺動型防振ブッシュとしては、
一般に、(イ)実開昭60−47611号公報や特開昭
61−127932号公報等に開示されているように、
内筒金具と外筒金具の間に中間スリーブを配設すると共
に、中間スリーブと内筒金具の間に低摩擦樹脂やベアリ
ング等からなる摺動部材を、中間スリーブと外筒金具の
間にゴム弾性体を、それぞれ介装することにより、ゴム
弾性体によって防振性を、摺動部材によって摺動性を、
それぞれ得るようにした構造のものと、(ロ)特開昭6
3−179942号公報や特開平1−255719号公
報等に開示された自己潤滑性を有するゴム弾性体を、内
筒金具と外筒金具の間に介装することにより、該ゴム弾
性体の自己潤滑性に基づいて摺動性を得るようにした構
造のものとが、知られている。
【0003】ところが、前者の(イ)の構造のものにあ
っては、特別な摺動部材を別途形成し、それを中間スリ
ーブと内筒金具の間に組み込まなければならないため
に、構造が複雑で製作性,コスト性が悪いという問題が
あった。また、後者の(ロ)の構造のものにあっては、
内外筒金具間への軸直角方向の荷重入力時にゴム弾性体
の変形によって摺動面間に隙間が発生し易いことから、
かかる隙間に泥水等が侵入して摺動性および耐久性が低
下してしまうおそれがあり、しかも、荷重入力時に生ず
る隙間を小さくしようとすると、ゴム弾性体を硬くした
り、摺動面の面圧を大きくせざるを得ず、そのために防
振性および摺動性が低下してしまうために、特性のチュ
ーニング範囲が著しく制限されてしまうという問題もあ
った。
【0004】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、構造が簡単で製作性に優れ、しかも良好な
る摺動性と防振性を安定して得ることのできる摺動型防
振ブッシュとその製造方法を提供することにある。
【0005】また、本発明は、軸方向においても優れた
耐荷重性能を有すると共に、軸方向の荷重入力時にも良
好なる摺動性が発揮され得て、軸方向の荷重が内外筒部
材間に及ぼされる場合にも有利に用いられ得る摺動型防
振ブッシュとその製造方法を提供することも、目的とす
る。
【0006】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、内筒部材と外筒部材
の間に筒状ゴム弾性体を介装せしめて、それら内筒部材
と外筒部材を弾性的に連結すると共に、該内筒部材と該
外筒部材の軸心回りの相対的な回転を許容するようにし
た摺動型防振ブッシュにおいて、前記筒状ゴム弾性体の
内部に配されて、前記内筒部材と前記外筒部材の間を軸
方向に延びる中間スリーブにより、該筒状ゴム弾性体を
内側筒状部分と外側筒状部分とに実質的に二分せしめる
と共に、該内側筒状部分の軸直角方向のばね定数を該外
側筒状部分の軸直角方向のばね定数よりも大きく設定す
る一方、該内側筒状部分の内周面と前記内筒部材の外周
面とによって摺動面を構成し、更に該内筒部材の軸方向
両側において軸直角方向外方に突出する環状突部を一体
的に形成すると共に、該環状突部の外径よりも前記中間
スリーブにおける軸方向両端部の内径を小さくして、そ
れら環状突部の軸方向内面と中間スリーブの軸方向外面
とを、前記筒状ゴム弾性体の軸方向端部分を介して、軸
方向に対向位置せしめたことにある。
【0007】なお、本発明の好ましい態様においては、
筒状ゴム弾性体が、基材にシリコーンオイル、ワックス
或いは脂肪酸アミド等の潤滑剤を配合した組成物からな
る自己潤滑性のゴム弾性体(ゴム状プラスチックを含む
エラストマーをいう。)にて構成される。
【0008】また、内側筒状部分および外側筒状部分に
おける軸直角方向のばね定数は、例えば、それら内側筒
状部分および外側筒状部分の径方向寸法と軸方向寸法を
調節することによってチューニングすることが可能であ
り、本発明の好ましい態様においては、該内側筒状部分
よりも外側筒状部分の方が、径方向寸法が大きく且つ軸
方向寸法が小さく設定される。
【0009】更にまた、本発明の好ましい態様において
は、内筒部材の外周面にモリブデンやフッ素等の低摩擦
性材からなる摺動膜が形成される。
【0010】さらに、本発明の好ましい態様において
は、中間スリーブの内径が、その軸方向全長に亘って、
内筒部材に形成された環状突部の外径よりも小さく設定
される。
【0011】また、本発明の好ましい態様においては、
前記中間スリーブが金属スリーブによって構成されると
共に、該金属スリーブの軸方向両端部に対して、径方向
外方に広がるつば部が設けられ、且つ該つば部に対して
径方向に延びるスリットが形成される。
【0012】さらに、本発明の好ましい態様において
は、前記中間スリーブが、軸方向に延びる分割面により
周方向に分割された複数の分割体から構成される。な
お、かかる中間スリーブを構成する複数の分割体は、周
方向に互いに突き合わされて組み付けられる必要はな
く、それらの分割体が、周方向に互いに所定距離を隔て
て配されることにより、全体として中間スリーブが構成
されるようにしても良い。また、かかる複数の分割体を
周方向に互いに突き合わせて組み付けることによって中
間スリーブを構成する場合には、各分割体の周方向突合
せ部位に対して、分割体を相互に仮止めするためのピン
突起と嵌合穴の如き係止機構が設けられる。
【0013】また、本発明の好ましい態様においては、
前記筒状ゴム弾性体の軸方向両端部から軸方向外方に延
び出し、前記内筒部材に設けられた環状突部の外周面に
対して摺動可能に密接される環状のシール部が、かかる
筒状ゴム弾性体に一体的に形成される。
【0014】また、本発明は、上述の如き本発明に従う
構造とされた摺動型防振ブッシュの製造方法であって、
(a)軸方向両側において径方向外方に突出する環状突
部が一体的に形成された前記内筒部材に対して、金属ス
リーブを外挿せしめて、該金属スリーブを絞り加工し、
該金属スリーブの軸方向両端部の内径を該内筒部材にお
ける環状突部の外径よりも小さくすることによって前記
中間スリーブを形成する工程と、(b)該中間スリーブ
を前記内筒部材の径方向外方に所定距離を隔てて位置決
めし、該内筒部材の外方において、該中間スリーブの内
周側および外周側でゴム弾性体を成形することにより、
前記筒状ゴム弾性体を形成する工程とを、含む摺動型防
振ブッシュの製造方法をも、特徴とするものである。
【0015】なお、かかる本発明方法の好ましい態様に
おいては、前記金属スリーブとして、軸方向両端部にお
いて径方向外方に広がるつば部が設けられ、且つ該つば
部に対して径方向に延びるスリットが形成されているも
のが採用される。
【0016】更にまた、本発明は、前述の如き本発明に
従う構造とされた摺動型防振ブッシュの製造方法であっ
て、(c)軸方向両側において径方向外方に突出する環
状突部が一体的に形成された前記内筒部材の周りに、軸
方向に延びる分割面によって周方向に分割された複数の
分割体を配設することによって前記中間スリーブを形成
する工程と、(d)該中間スリーブを前記内筒部材の径
方向外方に所定距離を隔てて位置決めし、該内筒部材の
外方において、該中間スリーブの内周側および外周側で
ゴム弾性体を成形することにより、前記筒状ゴム弾性体
を形成する工程とを、含む摺動型防振ブッシュの製造方
法をも、特徴とするものである。
【0017】
【作用・効果】本発明に従う構造とされた摺動型防振ブ
ッシュにおいては、筒状ゴム弾性体を、その内部に配さ
れた中間スリーブにて、内側筒状部分と外側筒状部分と
に実質的に二分せしめると共に、内側筒状部分の内周面
と内筒部材の外周面とによって摺動面を構成したことに
より、ばね定数の大きい内側筒状部分によって軸心周り
の摺動性が、ばね定数の小さい外側筒状部分によって防
振性が、それぞれ機能分担されることとなる。
【0018】それ故、かかる摺動型防振ブッシュにおい
ては、ばね定数が小さい外側筒状部分の弾性変形作用に
基づいて優れた防振性能が発揮されると共に、摺動面を
構成する内側筒状部分のばね定数が大きくされているこ
とから、軸直角方向の荷重入力時にも摺動面における隙
間の発生が有利に軽減乃至は防止されて安定した摺動性
能が良好なる耐久性をもって発揮され得るのであり、し
かも、それら外側筒状部分および内側筒状部分における
ばね定数は、各部分の形状等を適当に調節することによ
って、別個に設定することができることから、内側筒状
部分による良好なる摺動性能を確保しつつ、外側筒状部
分による防振性能を広い範囲に亘って容易にチューニン
グすることが可能となり、ブッシュ特性の設計自由度も
大きく拡大され得るのである。
【0019】また、かかる摺動型防振ブッシュにおいて
は、特別な摺動部材も不要となることから、構造の簡略
化と製作性およびコスト性の向上も効果的に達成され得
るのである。
【0020】更にまた、かかる摺動型防振ブッシュにお
いては、中間スリーブの軸方向端部が内筒部材の環状突
部に対して軸方向に対向位置されていると共に、それら
の対向面間に筒状ゴム弾性体の軸方向端部分が介在せし
められていることから、軸方向の耐荷重性も有利に確保
され得るのであり、軸方向の荷重入力がある場合にも、
安定した摺動性能が発揮され得る。
【0021】さらに、本発明に係る摺動型防振ブッシュ
において、筒状ゴム弾性体を自己潤滑性を有するゴム弾
性体によって構成し、或いは摺動面を構成する内筒部材
の外周面に低摩擦性材からなる摺動膜を形成すれば、よ
り優れた摺動性能を得ることが可能となる。また、かか
る摺動膜は、例えば、内筒部材の外周面にモリブデンや
フッ素等を塗布することによって、容易に形成すること
ができる。
【0022】また、本発明に係る摺動型防振ブッシュに
おいて、内側筒状部分よりも外側筒状部分の径方向寸法
を大きく且つ軸方向寸法を小さく設定すれば、外側筒状
部分よりも大きなばね定数を有する内側筒状部分を有利
に得ることができる。
【0023】更にまた、本発明に係る摺動型防振ブッシ
ュにおいて、中間スリーブの内径を、その軸方向全長に
亘って、内筒部材に形成された環状突部の外径よりも小
さくすれば、中間スリーブ自体の強度と防振ブッシュに
おける軸方向の耐荷重強度とを、共に有利に得ることが
できる。
【0024】さらに、本発明に係る摺動型防振ブッシュ
において、径方向外方に広がるつば部が軸方向両端部に
設けられ、且つ該つば部に対して径方向に延びるスリッ
トが形成された金属スリーブによって、中間スリーブを
構成すれば、該金属スリーブを内筒部材に外挿せしめた
後に絞り加工で縮径することによって、内筒部材の環状
突部の外径よりも内径の小さい中間スリーブを容易に得
ることができると共に、それら内筒部材の環状突部と中
間スリーブとの軸方向対向面積を、中間スリーブの軸方
向端部に設けられたつば部によって有利に確保すること
ができ、軸方向の耐荷重性の更なる向上が図られ得るの
であり、しかも、金属スリーブに対する絞り加工時にお
けるつば部の変形が、スリットによって軽減乃至は防止
されることから、性能および品質の安定化も有利に達成
され得るのである。
【0025】また、本発明に係る摺動型防振ブッシュに
おいて、軸方向に延びる分割面により周方向に分割され
た複数の分割体によって中間スリーブを構成すれば、内
筒部材の環状突部の外径よりも内径の小さい中間スリー
ブを、内筒部材に対して容易に組み付けることが出来、
良好なる製作性が発揮され得る。更にまた、複数の分割
体を周方向に互いに突き合わせて組み付けることによっ
て中間スリーブを構成するに際して、各分割体を相互に
仮止めするための係止機構を設ければ、内筒部材の径方
向外方における中間スリーブの組付けおよび位置決め
が、一層容易となる。
【0026】更にまた、本発明に係る摺動型防振ブッシ
ュにおいて、筒状ゴム弾性体の軸方向両端部から延び出
して環状突部の外周面に密接される環状のシール部を設
ければ、摺動面への泥水等の侵入が効果的に防止され得
て、一層優れた耐久性の向上効果が発揮され得る。しか
も、かかるシール部材は、筒状ゴム弾性体の加硫時の収
縮現象によって、環状突部の外周面に対して有効に密接
されることから、極めて優れたシール性能を得ることが
できるのである。
【0027】また、内筒部材に外挿せしめた金属スリー
ブを絞り加工することによって中間スリーブを形成した
後、内筒部材の外方において、該中間スリーブの内周側
および外周側でゴム弾性体を成形することにより筒状ゴ
ム弾性体を形成する、本発明方法によれば、上述の如
き、本発明に従う構造とされた摺動型防振ブッシュを容
易に製造することができるのであり、特に、中間スリー
ブが金属製とされることから、耐荷重強度に優れた摺動
型防振ブッシュを有利に製造することが可能となるので
ある。
【0028】さらに、軸方向に延びる分割面によって周
方向に分割された複数の分割体を内筒部材の周りに配設
せしめて中間スリーブを形成した後、内筒部材の外方に
おいて、該中間スリーブの内周側および外周側でゴム弾
性体を成形することにより筒状ゴム弾性体を形成する、
本発明方法によれば、上述の如き、本発明に従う構造と
された摺動型防振ブッシュを容易に製造することができ
るのであり、特に、中間スリーブを樹脂製とすることが
可能となることから、それによって、摺動型防振ブッシ
ュの軽量化も有利に図られ得るのである。
【0029】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0030】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
例としての自動車用サスペンションブッシュ等に用いら
れる摺動型防振ブッシュ10が示されている。かかる防
振ブッシュ10は、内筒金具12と、その径方向外方に
所定距離を隔てて配された外筒金具14との間に、筒状
ゴム弾性体16が介装されており、この筒状ゴム弾性体
16によって内外筒金具12,14が弾性的に連結され
ていると共に、内筒金具12と筒状ゴム弾性体16の内
周面とが摺動可能とされることによって内外筒金具1
2,14が軸心周りに相対回転可能とされている。そし
て、この防振ブッシュ10は、一方の被連結材が内筒金
具12の内孔18に挿通固定される一方、他方の被連結
材が外筒金具14に外嵌固定されることにより、一対の
被連結材間に介装せしめられ、以て、それらの被連結材
を、ブッシュ軸心周りに相対回転可能に防振連結するよ
うになっている。
【0031】より詳細には、内筒金具12は、厚肉の円
筒形状を有しており、その軸方向両端部には、それぞ
れ、径方向外方に向かって突出するフランジ形状の環状
突部20が、一体的に形成されている。
【0032】また、内筒金具12の径方向外方には、所
定距離を隔てて、円筒形状の中間スリーブ22が配設さ
れている。この中間スリーブ22は、内筒金具12より
も軸方向長さが短くされていると共に、内筒金具12に
形成された環状突部20の外径寸法:φAよりも、小さ
な内径寸法:φBをもって形成されている。それによっ
て、中間スリーブ22の軸方向両端部が、内筒金具12
の環状突部20,20に対して、それぞれ、軸方向に所
定距離を隔てて対向位置せしめられている。
【0033】なお、本実施例では、中間スリーブ22が
金属材料にて形成されていると共に、その軸方向両端部
には、径方向外方に向かって突出するフランジ形状のつ
ば部24が一体的に形成されている。
【0034】ここにおいて、かかる中間スリーブ22を
内筒金具12に組み付けるには、例えば、図3に示され
ているように、先ず、軸方向両端部にフランジ形状のつ
ば部26を有すると共に、内筒金具12の環状突部20
の外径寸法:φAよりも大きな内径寸法:φCを有する
金属スリーブ28を用いて、該金属スリーブ28を内筒
金具12に外挿せしめた後、図4に示されているよう
に、かかる金属スリーブ28に対して八方絞りなどの絞
り加工を施し、内筒金具12の環状突部20の外径寸
法:φAよりも小さな内径寸法:φBを有する中間スリ
ーブ22を形成することによって、有利に為され得る。
【0035】また、そのような組み付けに際して、図5
に示されている如く、金属スリーブ28のつば部26に
対して、径方向に延びる一つ又は複数のスリット30を
形成しておくようにしても良い。このようなスリット3
0を形成しておけば、金属スリーブ28の絞り加工時に
おけるつば部26の変形が有利に軽減乃至は防止され得
て、目的とする形状の中間スリーブ22を安定して得る
ことが可能となるのである。
【0036】さらに、中間スリーブ22の径方向外方に
は、円筒形状を有する外筒金具14が外挿,配置されて
おり、以て、内筒金具12と中間スリーブ22および外
筒金具14が、互いに径方向に所定距離を隔てて、略同
一軸心上に配設されている。そして、内筒金具12と外
筒金具14の間に、全体として略厚肉円筒形状を呈する
筒状ゴム弾性体16が介装せしめられることにより、そ
れら内筒金具12と外筒金具14が弾性的に連結されて
いると共に、かかる筒状ゴム弾性体16の内部に、中間
スリーブ22が、埋設状態下に配設されて組み込まれて
いるのである。
【0037】なお、筒状ゴム弾性体16は、内筒金具1
2と中間スリーブ22および外筒金具14をセットせし
めた成形型の成形キャビティ内にゴム材料を充填し、加
硫成形することによって、形成することができる。ま
た、かかる成形に際しては、中間スリーブ22の表面に
接着処理を施したり、或いは図6に示されているように
中間スリーブ22にゴム渡し穴32を形成しておくこと
等により、中間スリーブ22を筒状ゴム弾性体16に対
して固着せしめるようにすることが望ましい。そこにお
いて、中間スリーブ22の表面に接着処理を施して、筒
状ゴム弾性体16に中間スリーブ22を接着する場合に
は、前記図3及び図4に示されている如き絞り加工によ
る中間スリーブ22の組付方法を採用すると、絞り加工
時に中間スリーブ22の表面に生ずる傷によって接着剤
の剥離等が生じるおそれがあるが、ゴム渡し穴22を設
けることによって、安定した接着強度を確実に得ること
が可能になるといった利点がある。
【0038】また、外筒金具14は、筒状ゴム弾性体1
6の外周面に対して加硫接着されることとなるが、その
他、筒状ゴム弾性体16の形成後に、外筒金具14を筒
状ゴム弾性体16の外周面に圧入することによって組み
付けることも可能である。
【0039】また一方、筒状ゴム弾性体16の成形時に
おいて、必要に応じて内筒金具12の表面34に離型剤
等が塗布されることにより、内筒金具12と筒状ゴム弾
性体16とは、非接着とされている。更に、筒状ゴム弾
性体16の材質は、特に限定されるものでなく、ゴムや
ゴム状プラスチックを含む各種のゴム弾性体が採用され
得るが、好適には、特開昭63−179942号公報や
特開平1−255719号公報等に開示されているよう
に、所定の基材にシリコーンオイルを配合した組成物を
用いて成形された、自己潤滑性を有するゴム弾性体が採
用される。また、そのような自己潤滑性を有するゴム弾
性体の採用に加えて、或いはそれに代えて、内筒金具1
2の表面34にモリブデンやフッ素等の摺動材を塗布し
て摺動層を形成しても良い。
【0040】そして、かくの如く、内筒金具12が筒状
ゴム弾性体16に対して非接着とされ、更に必要に応じ
て適当な摺動性向上処理等が施されることにより、内筒
金具12の表面34と筒状ゴム弾性体16の内周面36
とが相対摺動可能とされており、以て、それら両面3
4,36によって摺動面が構成されている。
【0041】また、筒状ゴム弾性体16には、その径方
向中間部分を軸方向に延びる状態で中間スリーブ22が
配設されていることにより、該中間スリーブ22によっ
て、実質的に径方向両側に二分されており、以て、内筒
金具12と中間スリーブ22との間に位置する内側筒状
部分38と、中間スリーブ22と外筒金具14との間に
位置する外側筒状部分40が、形成されている。
【0042】ここにおいて、内側筒状部分38は、内筒
金具12と中間スリーブ22との径方向対向面間の全体
に亘って介在せしめられていると共に、その軸方向端部
分42が、内筒金具12の環状突部20と中間スリーブ
22のつば部24との開口面間に介在せしめられてお
り、該内筒金具12およびその環状突部20の外周面と
の間に摺動面を構成している。また、かかる内側筒状部
分38の軸方向両端部には、それぞれ、軸方向外方に突
出する環状のシール部44が一体的に設けられおり、該
シール部44の内周面が、内筒金具12の環状突部20
の外周面に対して摺動可能に密接されている。
【0043】なお、内側筒状部分38は、中間スリーブ
22に固着されていることから、加硫時の収縮によって
摺動面の面圧が有利に軽減され得、良好なる摺動性能が
安定して得られることとなる。しかも、シール部44
は、内側筒状部分38から軸方向外方に突出形成されて
いることから、中間スリーブ22による拘束を受けるこ
となく、加硫時の収縮によって内筒金具12の環状突部
20の外周面に対して有利に密接されるのであり、それ
によって、優れたシール性が発揮されて、摺動面への泥
水等の侵入が効果的に防止され得る。
【0044】また一方、外側筒状部分40は、中間スリ
ーブ22と外筒金具14との径方向対向面間に介在せし
められており、その実質的な軸方向長さ:L2が、内側
筒状部分38の軸方向長さ:L1よりも短く、且つ径方
向厚さ:t2が、内側筒状部分38の径方向厚さ:t1
よりも厚く設定されている。それによって、外側筒状部
分40は、その径方向のばね定数:k2が、内側筒状部
分38における径方向のばね定数:k1よりも小さく設
定されている。なお、本実施例においては、中間スリー
ブ22と外筒金具14とが軸方向に対向位置せしめられ
ていないことから、外側筒状部分40における軸方向の
ばね定数も、内側筒状部分38における軸方向のばね定
数よりも小さく設定されている。
【0045】すなわち、上述の如き構造とされた摺動型
防振ブッシュ10においては、中間スリーブ22によっ
て、筒状ゴム弾性体16が、内側筒状部分38と外側筒
状部分40とに、実質的に二分されていることから、そ
れら内側筒状部分38と外側筒状部分40とに対して、
各々別個にばね定数の調節を行うことができるのであ
り、そして、摺動面を構成する内側筒状部分38のばね
定数が大きく設定されていることから、軸直角方向の荷
重入力時にも摺動面の変形や摺動面における隙間の発生
等が効果的に防止されて、安定した摺動性能が優れた耐
久性をもって発揮され得ると共に、外側筒状部分40の
ばね定数が小さく設定されていることから、かかる外側
筒状部分40の弾性変形作用に基づいて、摺動面に悪影
響を及ぼすことなく、良好なる防振性能が発揮され得る
のである。
【0046】また、かかる摺動型防振ブッシュ10にお
いては、内側筒状部分38と外側筒状部分40が、一体
成形された筒状ゴム弾性体16によって形成されている
ことから、製造が極めて容易であり、しかも、特別な摺
動部材の組付けも不要であることから、良好なる製作性
およびコスト性が発揮されるのである。
【0047】更にまた、かかる摺動型防振ブッシュ10
においては、中間スリーブ22の軸方向端部が内筒金具
12の環状突部20に対して、内側筒状部分38の軸方
向端部分42を挟んで、軸方向に対向位置せしめられて
いることから、軸方向の耐荷重性も有利に確保され得
て、軸方向の荷重入力がある場合にも安定した摺動性能
が発揮され得るのである。また、特に本実施例では、中
間スリーブ22の軸方向両端部につば部24が形成され
ていることから、軸方向の荷重入力時によって筒状ゴム
弾性体(軸方向端部分42)に及ぼされる応力が有利に
分散されて、軸方向の耐荷重性と軸方向荷重に対する耐
久性が、一層有利に発揮され得ることとなる。
【0048】さらに、本実施例では、中間スリーブ22
が金属製とされていることから、ブッシュの耐荷重強度
を有利に得ることができるといった利点もある。
【0049】以上、本発明の一実施例について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0050】例えば、図7に示されているように、軸方
向に延びる分割面46,46をもって二分割された半円
筒形状の分割体48,48を、内筒金具12の径方向両
側から組み付け、図8に示されているように、それら分
割体48,48の分割面46,46を互いに突き合わせ
ることにより、全体として円筒形状を有する中間スリー
ブ22を構成せしめることも可能である。なお、図7及
び図8においては、理解を容易とするために、前記実施
例と同様な構造とされた部材および部位に対して、それ
ぞれ、前記実施例と同一の符号を付しておく。
【0051】すなわち、かくの如く、分割体48,48
によって中間スリーブ22を構成するようにすれば、絞
り加工等を必要とすることなく、内筒金具12の環状突
部20の外径寸法よりも小さな内径寸法を有する中間ス
リーブ22を、内筒金具12に組み付けることができる
のである。そして、それ故、かかる中間スリーブ22
を、絞り加工が困難な樹脂材料等によって形成すること
も可能となり、それによって摺動ブッシュの軽量化等が
可能となるのである。
【0052】また、分割体48,48によって中間スリ
ーブ22を構成する場合には、図9に示されているよう
に、互いに突き合わされる各分割体48の分割面46に
対して、係止突起50と係止穴52を設けて、該係止突
起50を係止穴52に差し込むことにより、分割体4
8,48を突合せ状態に仮止めして筒状に保持され得る
ようにすることも有効である。なお、分割体48,48
の仮止めは、例示の如き係止突起50と係合穴52に限
定されるものでなく、突合せた分割体48,48の外周
面に環状の別部材を嵌合させること等によって仮止めす
ること等も可能であり、また、係止突起50の先端部を
大きくして係止穴52から容易に抜けないようにするこ
と等も可能である。そして、このような仮止め機構を採
用すれば、内筒金具12の外側に中間スリーブ22を容
易に位置決め,保持せしめることが可能となり、筒状ゴ
ム弾性体16の成形時における中間スリーブ22の位置
決め作業性の向上等が図られ得る。
【0053】更にまた、中間スリーブ22を複数の分割
体によって構成する場合には、各分割体の分割面を互い
に密接させる必要はなく、例えば、図10に示されてい
るように、中間スリーブ22を構成する分割体54,5
4の分割面56,56を、周方向に所定距離を隔てて対
向位置せしめるようにしても良い。このような構造を採
用すれば、外筒金具14を絞り加工することによって、
内筒金具12の表面34と筒状ゴム弾性体16の内周面
36とによって構成された摺動面に対して所定の面圧を
付与して調節することが可能となり、それによって、摺
動トルクに対する設計自由度が増すといった利点があ
る。
【0054】また、前記実施例では、中間スリーブ22
の内径が、軸方向全長に亘って、内筒金具12の環状突
部20の外径よりも小径とされていたが、かかる中間ス
リーブ22は、少なくとも、環状突部20に対向位置せ
しめられる軸方向端部において、その内径が環状突部2
0の外径よりも小さくされていれば良く、例えば、中間
スリーブ12の軸方向両端部に、径方向内方に突出する
内向きフランジ状の環状突出部を形成し、該環状突出部
の内径を環状突部20の外径よりも小さくして、環状突
部20に対して軸方向に対向位置せしめるようにしても
良い。
【0055】更にまた、中間スリーブ22の軸方向端部
には、つば部24や、上記内向きフランジ状の環状突出
部などを、必ずしも設ける必要はない。
【0056】さらに、中間スリーブ22と外筒金具14
との間にも、外側筒状部分40の軸方向端部分を介して
軸方向に対向位置する部分を形成することが可能であ
り、それによって、軸方向の耐荷重性能の一層の向上が
図られ得る。
【0057】また、外側筒状部分40には、ばね特性の
チューニング等のために、必要に応じて、軸方向に延び
るすぐり部やスリット等を形成したり、拘束板を配設し
たりすることが可能である。
【0058】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての摺動型防振ブッシュ
を示す縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1に示された摺動型防振ブッシュの製造方法
を説明するための一工程図である。
【図4】図1に示された摺動型防振ブッシュの製造方法
を説明するための別の工程図である。
【図5】図1に示された摺動型防振ブッシュにおいて用
いられ得る中間スリーブの別の具体例を示す縦断面図で
ある。
【図6】図1に示された摺動型防振ブッシュにおいて用
いられ得る中間スリーブの更に別の具体例を示す縦断面
図である。
【図7】本発明の別の実施例としての摺動型防振ブッシ
ュの一製造工程を示す説明図である。
【図8】図7に示された摺動型防振ブッシュの完成品を
示す横断面図である。
【図9】図8に示された摺動型防振ブッシュにおいて用
いられる中間スリーブの別の具体例を示す説明図であ
る。
【図10】本発明の更に別の実施例としての摺動型防振
ブッシュを示す、図8に対応する横断面図である。
【符号の説明】 10 摺動型防振ブッシュ 12 内筒金具 14 外筒金具 16 筒状ゴム弾性体 20 環状突部 22 中間スリーブ 28 金属スリーブ 38 内側筒状部分 40 外側筒状部分 42 軸方向端部分 44 シール部 48,54 分割体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平松 亨洋 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒部材と外筒部材の間に筒状ゴム弾性
    体を介装せしめて、それら内筒部材と外筒部材を弾性的
    に連結すると共に、該内筒部材と該外筒部材の軸心回り
    の相対的な回転を許容するようにした摺動型防振ブッシ
    ュにおいて、 前記筒状ゴム弾性体の内部に配されて、前記内筒部材と
    前記外筒部材の間を軸方向に延びる中間スリーブによ
    り、該筒状ゴム弾性体を内側筒状部分と外側筒状部分と
    に実質的に二分せしめると共に、該内側筒状部分の軸直
    角方向のばね定数を該外側筒状部分の軸直角方向のばね
    定数よりも大きく設定する一方、該内側筒状部分の内周
    面と前記内筒部材の外周面とによって摺動面を構成し、
    更に該内筒部材の軸方向両側において軸直角方向外方に
    突出する環状突部を一体的に形成すると共に、該環状突
    部の外径よりも前記中間スリーブにおける軸方向両端部
    の内径を小さくして、それら環状突部の軸方向内面と中
    間スリーブの軸方向外面とを、前記筒状ゴム弾性体の軸
    方向端部分を介して、軸方向に対向位置せしめたことを
    特徴とする摺動型防振ブッシュ。
  2. 【請求項2】 前記中間スリーブが金属スリーブによっ
    て構成されていると共に、該金属スリーブの軸方向両端
    部に対して、径方向外方に広がるつば部が設けられ、且
    つ該つば部に対して径方向に延びるスリットが形成され
    ている請求項1に記載の摺動型防振ブッシュ。
  3. 【請求項3】 前記中間スリーブが、軸方向に延びる分
    割面により周方向に分割された複数の分割体から構成さ
    れている請求項1又は2に記載の摺動型防振ブッシュ。
  4. 【請求項4】 前記筒状ゴム弾性体の軸方向両端部から
    軸方向外方に延び出し、前記内筒部材に設けられた環状
    突部の外周面に対して摺動可能に密接される環状のシー
    ル部が、かかる筒状ゴム弾性体に一体的に形成されてい
    る請求項1乃至3の何れかに記載の摺動型防振ブッシ
    ュ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の摺動型防振ブッシュの
    製造方法であって、 軸方向両側において径方向外方に突出する環状突部が一
    体的に形成された前記内筒部材に対して、金属スリーブ
    を外挿せしめて、該金属スリーブを絞り加工し、該金属
    スリーブの軸方向両端部の内径を該内筒部材における環
    状突部の外径よりも小さくすることによって前記中間ス
    リーブを形成する工程と、 該中間スリーブを前記内筒部材の径方向外方に所定距離
    を隔てて位置決めし、該内筒部材の外方において、該中
    間スリーブの内周側および外周側でゴム弾性体を成形す
    ることにより、前記筒状ゴム弾性体を形成する工程と
    を、 有することを特徴とする摺動型防振ブッシュの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の摺動型防振ブッシュの
    製造方法であって、 軸方向両側において径方向外方に突出する環状突部が一
    体的に形成された前記内筒部材の周りに、軸方向に延び
    る分割面によって周方向に分割された複数の分割体を配
    設することによって前記中間スリーブを形成する工程
    と、 該中間スリーブを前記内筒部材の径方向外方に所定距離
    を隔てて位置決めし、該内筒部材の外方において、該中
    間スリーブの内周側および外周側でゴム弾性体を成形す
    ることにより、前記筒状ゴム弾性体を形成する工程と
    を、有することを特徴とする摺動型防振ブッシュの製造
    方法。
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