JPS61127934A - ブツシユ組立体 - Google Patents

ブツシユ組立体

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JPS61127934A
JPS61127934A JP24994484A JP24994484A JPS61127934A JP S61127934 A JPS61127934 A JP S61127934A JP 24994484 A JP24994484 A JP 24994484A JP 24994484 A JP24994484 A JP 24994484A JP S61127934 A JPS61127934 A JP S61127934A
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JP
Japan
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cylindrical
bushing assembly
retainer
rigid sleeve
flange portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP24994484A
Other languages
English (en)
Inventor
Noburu Tanaka
田中 宣
Koji Sawada
沢田 幸次
Sukefumi Tachibana
橘 右文
Koji Shinohara
幸司 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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Priority to US06/802,051 priority patent/US4744677A/en
Priority to EP85308575A priority patent/EP0186315B1/en
Priority to DE8585308575T priority patent/DE3569015D1/de
Publication of JPS61127934A publication Critical patent/JPS61127934A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/371Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by inserts or auxiliary extension or exterior elements, e.g. for rigidification
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/02Attaching arms to sprung part of vehicle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はブツシュ組立体に係り、詳しくは車両のサスペ
ンションの枢支連結部に用いて好適なブツシュ組立体に
関するものである。
(従来技術) 車両のサスペンションの枢支連結部に用いられるブツシ
ュ組立体、例えばコントロールアームと車体側または車
軸側部材との連結部に用いられるコントロールアームブ
ツシュの如きブツシュ組立体は、一般に、同心的に配置
せしめられた内外二つの筒状部材間にゴム材料からなる
筒状の弾性部材が介装された構成とされており、該弾性
部材のバネ特性によりて主にその軸心に直角な方向の振
動を吸収するようにされている。しかし、このようなブ
ツシュ組立体においては、弾性部材の捩りバネ作用によ
り、軸心に直角な方向の剛性を大きくすると軸心まわり
の捩り剛性も大きくなってしまう不都合があった。
このため、上記筒状部材と弾性部材との間に、該弾性部
材による換りバネ作用を低減する摺動部材(減摩手段)
を介在せしめることが、例えば米国特許第333164
2号明細書や実開昭59−153736号公報などにお
いて、提案されている。かかるブツシュ組立体によれば
、摺動部材によって筒状部材と弾性部材との間の摩擦抵
抗が低減されるため、軸心に直角な方向の剛性の大きさ
に拘らず、それら筒状部材と弾性部材とがその軸心まわ
り、において比較的容易に相対回動させられることとな
り、従って軸心に直角な方向の剛性を保持しつつ、軸心
まわりの剛性を低くすることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような摺動部材を備えたブツシュ組
立体においては、その摺動部材と筒状部材との間の摺動
部に、土、砂の如き固形粒子や泥水等が侵入すると、そ
れらの摺動面に疵が付いたり、通常金属材料にて形成さ
れている筒状部材の摺動面に錆が発生したりして、それ
ら筒状部材と弾性部材との間の相対回動(摺動)が損な
われ、その結果、摺動部材による捩りバネ作用低減効果
を充分に発揮せしめ得ない虞れがあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題を解決するために為されたものであり
、その要旨とするところは、同心的に位置せしめた内筒
部材と外筒部材との間に所定の弾性部材を介装せしめる
と共に、該弾性部材と前記内筒部材との間に該弾性部材
による捩りバネ作用を低減する摺動部材を介在せしめて
なるブツシュ組立体において、該弾性部材と該摺動部材
との間に更に剛性スリーブ部材を介在せしめると共に、
該剛性スリーブ部材の端部を、半径方向外方に延びる外
フランジ部と核外フランジ部の外周縁から軸方向外側に
延びる筒状延長部にて構成せしめ、且つ該筒状延長部の
内周面にシールゴムを設けて、該シールゴムを、前記内
筒部材の端部に位置せしめられるリテーナ部材の外周面
に当接せしめることにより、少なくとも該リテーナ部材
との間におけるシールが行われるようにしたことにある
(作 用・効 果)、 このようなブツシュ組立体においては、剛性スリーブ部
材の筒状延長部と、内筒部材の端部に位置せしめられる
リテーナ部材の外周面との間が、シールゴムによってシ
ールされ、以てそれらの間から土、砂、泥水等が侵入す
ることが効果的に阻止されているため、それら剛性スリ
ーブ部材と内筒部材との間に介在せしめられている摺動
部材と、該剛性スリーブ部材及び/又は内筒部材との間
の相対的な回動が損なわれることがなく、それ故に摺動
部材による本来の捩りバネ作用低減効果を充分に発揮さ
せることができるのである。
しかも二かかる剛性スリーブ部材の筒状延長部の内周面
に設けられ、リテーナ部材の外周面に当接せしめられる
シールゴムは、内筒金具と外筒金具との間に作用する半
径方向の荷重を受けることがないため、その摩耗を最小
限に止めることができ、これによりシールゴムの寿命を
向上せしめて、そのシール効果を永続化せしめ得るので
あり、また、剛性スリーブ部材とリテーナ部材とが半径
方向へ相対変位することはないため、半径方向に加わる
荷重の変化にも拘らず、常に一定のシール効果が得られ
るのである。
また、上記摺動部材は、比較的剛性の高い剛性スリーブ
部材と内筒部材との間に介在せしめられ、それら剛性ス
リーブ部材や内筒部材によって保護されるようになって
いるため、外部からの振動荷重等に起因する摺動部材の
変形(内径変形)や割れ等が良好に防止され、これによ
り良好な回動抵抗低減作用が確保されるとともに、その
寿命も向上せしめられ得るのである。
(実 施 例) 次に、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図は本発明に係るブツシュ組立体の一例を示
す縦断面図であるが、この図において、10は円筒状の
金属製外筒部材であり、その最内側には所定路離隔てて
同心的に円筒状の金属製内筒部材12が配置されている
。これら外筒部材10と内筒部材12との間には、弾性
部材としての円筒状のゴムブロック14が介装せしめら
れていると共に、そのゴムブロック14と内筒部材12
との間には、剛性スリーブ部材としての比較的剛性の高
い金属製スリーブ16、および摺動部材を構成する一対
の含油ポリアセタール樹脂製円筒体18.18が介在せ
しめられている。そして、内筒部材12の両端部に、略
U字形断面のリテーナ部材20.20がそれぞれ取り付
けられることにより、かかるブツシュ組立体が組み付け
られているとともに、そのリテーナ部材20.20と前
記スリーブ16の端部との間には、円環状のシールゴム
24.24が設けられている。
ここにおいて、上記外筒部材10は、第2図および第3
図に明らかに示されているように、小径部28および大
径部30から成る段付きの円筒形状を成しており、その
大径部30側の端部には半径方向外方に延びる外フラン
ジ部32が設けられている一方、小径部28側の端部に
はテーパ面34が形成されて、その小径部28側から、
図示しない、サスペンションのコントロールアーム等の
所定の取付孔内に圧入されて固定されるようになってい
る。
また、スリーブ16は、第4図および第5図に明らかに
示されているように、外筒部材10よりも小径で且つ軸
方向の長さが僅かに長い円筒部36と、その円筒部36
の両端からそれぞれ半径方向外方に延びる外フランジ部
38.38と、その外フランジ部38.38の外周縁か
ら軸方向外方に延びる筒状延長部42.42とから構成
されている。
そして、これら外筒部材10とスリーブ16とは同心的
に配置され、これらの間に前記ゴムブロック14が介装
される。かかるゴムブロック14は、例えば第6図に示
されるように、外筒部材10とスリーブ16とを同心的
に配置し、それらの間に形成される環状の空間内におい
て所定のゴム材料を加硫成形することによって形成する
ことが望ましい。このようにすれば、ゴムブロック14
の形成と同時に、そのゴムブロック14が外筒部材10
の内周面とスリーブ16の外周面とに加硫接着せしめら
れ、それら外筒部材10.スリーブ16およびゴムブロ
ック14が一体的な構造とされる。その後、外筒部材1
0には絞り加工が施され、ゴムブロック14に予備圧縮
が加えられるとともに、外筒部材10、ゴムブロック1
4およびスリーブ16が強固に固着せしめられる。なお
、第1図および第6図において、外筒部材10の小径部
28の内径はスリーブ16の筒状延長部42゜42の外
径より小さくなっているが、これは外筒部材10の絞り
加工によるものであり、絞り加工前の状態においては外
筒部材10の円筒内にスリーブ16を挿通させ得る。
ここで、本実施例では、上記ゴムブロック14の加硫成
形時に、前記シールゴム24.24も該ゴムブロック1
4とは別に加硫成形され、筒状延長部42.42の内周
面にそれぞれ固着、形成されるようになっている。また
、シールゴム24゜24の内周面には、それぞれ円周方
向の溝46゜46が複数形成され、そのシール効果が充
分に発揮せしめられるようになっている。なお、このシ
ールゴム24.24は、例えば外フランジ部38゜38
に切欠等を形成することにより、ゴム゛ブロツ゛り14
と一体成形することも可能であり、またこれらを予め別
体に形成し、接着剤等にて筒状延長部42.42の内周
面に固着するようにしても差支えない。
一方、前記円筒体18.18は、何れも第7図および第
8図に示されているように、前記スリーブ16の内径と
略同−寸法の外径を有する円筒形状を成し、その一端に
は半径方向外方に延びる外フランジ部50が設けられて
いるとともに、内周面には軸方向の溝52が円周方向等
角度間隔に4本形成されている。これら円筒体18.1
8は、それぞれ外フランジ部50が設けられていない側
の端部54から前記スリーブ16の円筒内に圧入せしめ
られ、外フランジ部50がスリーブ16の端部に当接す
る状態でそのスリーブ16に固定されるのであるが、こ
のとき百円筒体18.18の端部54.54間には軸方
向に所定長さの間隙が形成されるようになっている。ま
た、かかる円筒体18の外フランジ部50の外径はスリ
ーブ16の筒状延長部42.42の内径より小さく、前
記シールゴム24.24の内周面は外フランジ部50の
外周面にそれぞれ当接し、且つこれら筒状延長部42.
42の内周面と外フランジ部50の外周面との間でシー
ルゴム24.24がそれぞれ圧縮変形せしめられるよう
になっている。これにより、筒状延長部42.42と外
フランジ部50との間の効果的なシールが形成され、ス
リーブ16と円筒体18との間への土、砂、泥水等の侵
入が阻止される。
前記内筒部材12は、第9図および第10図にも明らか
に示されているが、その外径は前記円筒体18の内径と
同−若しくは僅かに小さくされているとともに、軸方向
の長さは前記スリーブ16に圧入された百円筒体18の
両端部までの長さと同−若しくは僅かに大きい寸法とさ
れている。したがって、かかる内筒部材12は、その外
周面が百円筒体18.18の内周面に接触若しくは極く
近接する状態でそれら円筒体18.18内に挿入される
こととなり、内筒部材12と円筒体18゜18との相対
回動(摺動)が許容される。なお、図示はしないが、か
かる内筒部材12には、適当なインナシャフトが挿入せ
しめられ、そして該インナシャフトが適当なブラケット
などの支持部材を介して車体側に取り付けられるように
なっている。
ところで、このように内筒部材12が百円筒体18.1
8内に挿入されると、それらの両端部54.54間には
、内筒部材12とスリーブ16とによって囲まれた円環
状の空間56が形成されるが、この空間56は、そこに
内筒部材12の挿入に先立ってラバーグリス等の潤滑油
が封入されたり、或いは該円筒体18と内筒部材12と
の摺動面に塗布された潤滑油の溜まる場所となるもので
ある。要するに、かかる空間56は、円筒体18と内筒
部材12との間の摺動面を潤滑する潤滑油の油溜めとし
て機能するもので、これにより、かかる潤滑油が内筒部
材12と百円筒体18.18との摺動郡全体に行き渡る
ようになり、それらが円滑に相対回動せしめられるとと
もに、摺動部の摩耗が軽減される。また、前記円筒体1
8の内周面に形成された溝52は、特に軸方向への潤滑
油の移動を容易と為すものであって、これにより上記空
間56から離隔した軸方向の両端部側においても、良好
な潤滑作用が得られることとなる。なお、上記空間56
は、このように潤滑油の油溜めとして機能し得る大きさ
を有するもので、円筒体18の軸方向の長さは、そのよ
うな空間56の大きさに基づいて設定されている。
そして、かかる内筒部材12の両端には、リテーナ部材
20.20が取り付けられるのであるが、これらリテー
ナ部材20.20は何れも第11図および第12図に明
らかに示されているように、内筒部材12の内径と略同
−寸法の丸穴58が形成されたドーナツ形状を成し、そ
の外径は前記円筒体18の外フランジ部50と同一寸法
とされている。したがって、前記筒状延長部42.42
に固着せしめられたシールゴム24.24の内周面は、
これらリテーナ部材20.20の外周面にも当接せしめ
られ、これら筒状延長部42.42とリテーナ部材20
.20との間にも効果的なシー ルが形成されて、スリ
ーブ16と内筒部材12との間への土、砂、泥水等の侵
入が阻止される。なお、筒状延長部42の長さは、この
ように前記外フランジ部50の肉厚とリテーナ部材20
の肉厚とを加えた寸法より大きくされているのであり、
シールゴム24もその内周面が外フランジ部50および
リテーナ部材20の外周面に跨って当接し得る大きさと
されているのである。
また、かかるリテーナ部材20.20は、何れもカラー
60.60によって内筒部材12に取り付けられる。カ
ラー60は第13図および第14図に明らかに示されて
いるように、前記内筒部材12の内径と略同−寸法の外
径を有する円筒部62と、その円筒部62の一端におい
て半径方向外方に延び出す外フランジ部64とから構成
されており、該円筒部62が内筒部材12の両端部内に
圧入されることにより、リテーナ部材20を内筒部材1
2の端部に固定している。このとき、リテーナ部材20
.20は、円筒体18.18の外フランジ部50.50
に対して接触若しくは極く近接する状態で対向させられ
、それらの相対回動が許容されている。
なお、このように組み付けられたブツシュ組立体の内筒
部材12内には、前述の如く、所定の取付軸(インナシ
ャフト)が挿通せしめられ、目的とするサスペンション
のコントロールアーム、例えばAアーム、■アームのフ
ロントブツシュ、ロアブツシュとして車体側に取り付け
られることとなる。
以上のように構成されたブツシュ組立体においては、シ
ールゴム24.24によって筒状延長部42.42と外
フランジ部50.50およびリテーナ部材20.20と
の間がシールされ、スリーブ16と内筒部材12との間
への土、砂、泥水等の侵入が効果的に阻止されるため、
円筒体18゜18によるそれらの間の相対回動がそれら
土、砂、泥水等の侵入に起因して損なわれる虞れはない
のである。特に、かかるシールゴム24は筒状延長部4
2の内周面に設けられ、外フランジ部50およびリテー
ナ部材20の外周面に当接、押圧せしめられるようにな
っているため、両者の相対回動時においても良好なシー
ル効果が得られるのであり、また、ブツシュ組立体が半
径方向に荷重を受けても、それら筒状延長部42.外フ
ランジ部50およびリテーナ部材20が半径方向へ相対
変位させられることはないため、常に一定のシール効果
が得られるとともに、シールゴム24の摩耗を最小限に
止めることができ、これによりその寿命を向上せしめ得
るのである。しかも、シールゴム24ζは、複数の溝4
6が設けられ、且つ外フランジ部50およびリテーナ部
材20に対して面接触の状態で当接、押圧せしめられる
ようになっているため、確実なシール効果が得られる。
また、円筒体18.18はスリーブ16内に圧入されて
いるため、かかるスリーブ16がそれら円筒体18の変
形に対する抵抗体として機能し、これによってそれら円
筒体18.18が外部からの振動荷重等に起因して変形
したり、割れたりすることがなく、常に高い真円度が保
持されて、良好な捩りバネ作用低減効果が確保されると
ともに、熱等に対する耐久性を高める役割をも果たす等
、その寿命を効果的に向上せしめ得るのである。
さらに、本実施例においては、円筒体18,18の端部
54,54間に空間56が形成され、この空間56が摺
動面に対して漸次に供給されるラバーグリスなどの潤滑
油の油溜めとして機能するため、円筒体18.18と内
筒部材12との摺動郡全体に潤滑油が充分に行き渡るよ
うになり、それらの摩耗が効果的に軽減されるとともに
、円筒体18.18による捩りバネ作用低減効果が一層
向上するようになる。しかも、本実施例にあっては、円
筒体18.18の内周面に軸方向の溝52が形成されて
いるところから、空間56から離隔した部分においても
、充分な潤滑作用が得られるのである。
なお、上記実施例では、円筒体18.18の内周面にの
み軸方向の溝52が形成されているが、第15図および
第16図に示されているように、上記溝52に加えて、
外フランジ部50の軸方向外側面であって溝52と対応
する4箇所に、それぞれ凹部66を形成すれば、その外
フランジ部50とリテーナ部材20.20との摺動部を
も良好に潤滑されることとなる。なお、この凹部66は
、必ずしも溝52と対応させて形成する必要はなく、凹
部66のみであっても前記空間56と同様に油溜めとし
て機能し得るのである。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明した
が、本発明はその他の態様においても実施し得る。
例えば、前記実施例では、シールゴム24が外フランジ
部50およびリテーナ部材20の外周面に跨って当接せ
しめられるようになっているが、リテーナ部材20の外
周面のみに当接するように構成しても差支えない。
また、前記実施例では、シールゴム24の内周面に複数
の溝46が形成され、そのシール効果が高められている
が、溝46が設けられなくても一応のシール効果は得ら
れる。
また、前記実施例では円筒体18.18と内筒部材12
とが相対回動せしめられるようになっているが、円筒体
18.18を内筒部材12に固定し、スリーブ16と円
筒体18.18とが相対回動せしめられるようにしたり
、或いは円筒体18゜18を何れにも固定せず、スリー
ブ16および内筒部材12の双方に対して相対回動じ得
るように構成することも可能である。
さらに、前記実施例では、摺動部材が二つの円筒体ts
、taによって構成され、それらの端部54.54間に
所定の潤滑油収容空間56が形成されるようになってい
るが、必ずしも空間56を形成する必要はなく、摺動部
材を一体的な円筒形状の部材にて構成することもできる
さらにまた、前記実施例では、円筒体18,18が含油
ポリアセタール樹脂製とされているが、その他の含油プ
ラスチンク材料製としたり、含油軸受合金等の金属製と
することも勿論可能である。
また、前記実施例では、ブツシュ組立体の両端部にそれ
ぞれシールゴム24.24が設けられているが、ブツシ
ュ組立体の取付位置等によって一方の端部からは泥水等
が侵入し得ないような場合には、他方の端部にのみシー
ルゴム24を設ければ良い。
さらに、前記実施例では、リテーナ部材20がカラー6
0によって内筒部材12に取り付けられるようになって
いるが、ブツシュ組立体を所定の取付軸に取り付ける際
に、ナツト等が螺合せしめられることによってリテーナ
部材20を内筒部材12に締付は固定するようにしても
差支えない。
その他−々例示はしないが、本発明はその精神を逸脱す
ることなく当業者の知識に基づいて種々の変更、改良等
を加えた態様にて実施し得ること言うまでもないところ
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施一例であるブツシュ組立体の軸
方向(縦)断面図である。第2図は第1図のブツシュ組
立体の外筒部材を示す軸方向断面図であり、第3図は第
2図における右方からの挽回である。第4図は第1図の
ブツシュ組立体の剛性スリーブ部材を示す軸方向断面図
であり、第5図は第4図における右方からの挽回である
。第6図は、第1図のブツシュ組立体において、外筒部
材と剛性スリーブ部材との間に弾性部材が加硫成形され
た状態を示す軸方向断面図である。第7図は第1図のブ
ツシュ組立体における摺動部材としての円筒体を示す軸
方向断面図であり、第8図は第7図における右方からの
挽回である。第9図は第1図のブツシュ組立体の内筒部
材を示す軸方向断面図であり、第10図は第9図におけ
る右方からの挽回である。第11図は第1図のブツシュ
組立体のリテーナ部材を示す正面断面図であり、第12
図はその平面図である。第13図は第1図のブツシュ組
立体のカラーを示す軸方向断面図であり、第14図は第
13図における右方からの挽回である。第15図は本発
明の他の実施例の要部を説明する図で、摺動部材として
の円筒体を外フランジ部側から示す正面図であり、第1
6図は第15図におけるXVI−XVI断面拡大図であ
る。 10:外筒部材   12:内筒部材 14;ゴムブロック(弾性部材) 16:スリーブ(剛性スリーブ部材) 18:円筒体(摺動部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同心的に位置せしめた内筒部材と外筒部材との間
    に所定の弾性部材を介装せしめると共に、該弾性部材と
    前記内筒部材との間に該弾性部材による捩りバネ作用を
    低減する摺動部材を介在せしめてなるブッシュ組立体に
    して、 該弾性部材と該摺動部材との間に更に剛性スリーブ部材
    を介在せしめると共に、該剛性スリーブ部材の端部を、
    半径方向外方に延びる外フランジ部と該外フランジ部の
    外周縁から軸方向外側に延びる筒状延長部にて構成せし
    め、且つ該筒状延長部の内周面にシールゴムを設けて、
    該シールゴムを、前記内筒部材の端部に位置せしめられ
    るリテーナ部材の外周面に当接せしめることにより、少
    なくとも該リテーナ部材との間におけるシールが行われ
    るようにしたことを特徴とするブッシュ組立体。
  2. (2)前記摺動部材が一端に半径方向外方に延びる外フ
    ランジ部を有する二つの円筒体にて構成され、且つ該二
    つの円筒体を、その外フランジ部がブッシュ組立体の端
    部側に位置するように前記内筒部材と前記剛性スリーブ
    部材との間に配置せしめたときに、該二つの円筒体の外
    フランジ部が設けられていない端部間に所定の空間が形
    成されるようにした特許請求の範囲第1項に記載のブッ
    シュ組立体。
  3. (3)前記弾性部材が、前記外筒部材の内周面及び前記
    剛性スリーブ部材の外周面に対してそれぞれ加硫接着さ
    れて、一体的な構造とされている特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載のブッシュ組立体。
  4. (4)前記摺動部材が含油プラスチック材料にて形成さ
    れている特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記
    載のブッシュ組立体。
  5. (5)前記シールゴムによる前記剛性スリーブ部材の端
    部と前記リテーナ部材との間のシール機構が、ブッシュ
    組立体の軸方向の両端部にそれぞれ設けられている特許
    請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載のブッシュ
    組立体。
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