JPH0858575A - 搬送設備 - Google Patents

搬送設備

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JPH0858575A
JPH0858575A JP6333760A JP33376094A JPH0858575A JP H0858575 A JPH0858575 A JP H0858575A JP 6333760 A JP6333760 A JP 6333760A JP 33376094 A JP33376094 A JP 33376094A JP H0858575 A JPH0858575 A JP H0858575A
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JP
Japan
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trolley
rail
rail track
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guide means
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Pending
Application number
JP6333760A
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English (en)
Inventor
Antonius J H Berkers
ヨハネス ヘンリカス ベーカース アントニウス
Johannes F G Smits
フランシスカス ジェラルダス スミッツ ヨハネス
De Ven Antonius A P Van
アドリアヌス ペトラス バン デ ベン アントニウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BANDAARANDE IND NEDERLAND BV
Vanderlande Industries BV
Original Assignee
BANDAARANDE IND NEDERLAND BV
Vanderlande Industries Nederland BV
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
    • B65G17/002—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface comprising load carriers resting on the traction element
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61—RAILWAYS
    • B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B13/00—Other railway systems
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61—RAILWAYS
    • B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B13/00—Other railway systems
    • B61B13/08—Sliding or levitation systems
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B25/00—Tracks for special kinds of railways

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方のレール軌道から他方のレール軌道への
トロリの信頼性ある進路変更を、単純な手段により実現
する搬送設備を提供する。 【構成】 トロリ４が、レール軌道に沿うトロリ進行方
向に若干の距離を隔てて配設されるとともにレール軌道
長手方向固定の案内手段６と作動中に協働するふたつの
案内手段７−８、９−１０を備え、他方、トロリ４がさ
らに、レール軌道に沿うトロリ進行方向に若干の距離を
隔て、かつこの方向に対して横方向に互いに食い違わせ
た関係でさらに配設され、ふたつのレール軌道１、１３
間の接続点の付近に配設され転轍装置１６の一部分をな
す案内手段１８、１９と協働し、トロリ４を一方のレー
ル軌道１から他方のレール軌道１３へそらせる案内手段
２４、２５をさらに備えており、この案内手段２４、２
５がふたつのレール軌道６、２６間の接続点の付近に配
設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は、レール手段と、このレール手段
に沿って動けるトロリまたはその類似手段と、これをひ
とつのレール軌道からこのレール軌道に連結されたもう
ひとつのレール軌道に進路変更させることができる転轍
装置とを備えた搬送設備に関する。
【０００２】本発明の目的は、一方のレール軌道から他
方のレール軌道への信頼性ある進路変更を、所望により
単純な手段により実現することができる、上述の種の搬
送設備を得ることにある。
【０００３】本発明によれば、前記トロリまたはその類
似手段が、レール軌道に沿うトロリの所期の運動方向に
見て若干の距離を隔てて配設されレール軌道の長手方向
に延びる固定の案内手段と作動中に協働するふたつの案
内手段を備え、他方、前記トロリまたはその類似手段が
さらに、レール軌道に沿うトロリの所期の運動方向に見
て若干の距離を隔て、かつ所期の運動方向に対して横方
向に互いに食い違わせた関係でさらに配設され、前記ふ
たつのレール軌道間の接続点の付近に配設され前記転轍
装置の一部分をなす案内手段と協働し、前記トロリを一
方のレール軌道から他方のレール軌道へそらせる２つの
案内手段をさらに備えており、この案内手段が前記ふた
つのレール軌道間の接続点の付近に配設されていること
を特徴とする。
【０００４】本発明の他の様相は、レール手段とこのレ
ール手段に沿って動けるトロリまたはその類似手段とを
備えた搬送設備に関する。
【０００５】この種の搬送設備を用いる際、或る速度で
レール手段に沿って動いているトロリまたはその類似手
段を減速および／または停止させることが屡々望まれ
る。
【０００６】このことを達成するために、本発明による
搬送設備は、支持体上に存在する交番極性の複数個の磁
石ブロックの形の減速手段と、アルミニウムの反作用板
の形の減速手段とを包含する減速機構を備え、一方の減
速手段がトロリまたはその類似手段に接続され、他方の
減速手段が前記レール手段に接続され、これにより、こ
れら減速手段の少なくとも一方が可動的に配置されて、
ふたつの減速手段が互いに接近して位置する時、他方の
減速手段の方向に動くことができるようにしたことを特
徴とする。
【０００７】このようにすることにより、レール手段に
沿って動けるトロリまたはその類似手段の減速は、速度
が速い程、質量が大きい程、より大きい制動力が加わる
ようにして、トロリまたはその類似手段の速度および移
動質量に対してそれ自体調節される効果的なものとする
ことができる。
【０００８】本発明はさらに、レール手段と物品を収容
してこのレール手段に沿って動けるトロリーとを備えた
コンベア設備であって、該レール手段にはこのトロリー
から物品を放出させる少なくとも１つの放出ステーショ
ンを通るものにおいて、該トロリーは物品を傾斜位置に
支持する少なくともひとつの支持面に置く手段を備え、
これにより、前記トロリ上に存在する物品が、作動中の
トロリの運動方向に対して横方向に出口開口を介して前
記トロリから滑り落ちることができるようにするととも
に、少なくともひとつの閉止手段を設け、この閉止手段
により前記出口開口を少なくとも前記放出ステーション
において開閉できるようにしたことを特徴とする。
【０００９】この種の構成を用いると、トロリ上に存在
する物品の放出または不放出は、出口開口が開いている
か否かという単純なやり方で制御することができる。
【００１０】以下、本発明を、添付図面を参照して詳細
に説明する。
【００１１】図１に示す搬送設備は、レール手段のひと
つである第１のレール軌道１を包含し、このレール軌道
１は、互いに平行に延びる１対のレール２および３を包
含している。
【００１２】トロリ４はこれらのレール上を動くことが
できる。このトロリ４は、その底部に設けた４つの自己
調節式の走行車輪５（図４）により支持されており、こ
れらの走行車輪５は、レール２および３の上面を転動す
る。
【００１３】トロリ４がレール２および３の長手方向に
動き続けることを確かなものにするために、案内手段６
をこれらレールの間に設けてある。この案内手段６は、
レールの長手方向に平行に延びる条片状の手段により形
成されている。この条片状の手段すなわち案内手段６
は、矢印 A により示すトロリの進行方向に、若干の間
隔を隔てて配設されたふたつの案内手段と協働する。こ
のふたつの案内手段は、それぞれ１対のローラ７、８お
よびローラ９、１０により形成されるものである。これ
らのローラは、上向きに延びる回転軸を中心に回転する
ことができる。したがって、この構成は、トロリ４がレ
ール２および３に沿って動く時、一方の案内手段のロー
ラ９および１０と他方の案内手段のローラ７および８と
の両方が、細長い条片状の手段６によって形成された案
内手段の両面に位置して、これにより、トロリ４が、レ
ール２および３の長手方向にのみ動くことができるよう
になるという効果を奏している。それ自体公知のリニア
モータ１１を、トロリ４の駆動のために設けてもよい。
【００１４】この種の搬送設備は、例えば空港において
乗客の荷物１２の運搬用に用いられよう。
【００１５】一般に、荷物またはトロリには、電子読み
取り式のコードが付してあり、これによって、トロリを
所定のステーションに輸送することができる。この目的
のため、補助的なレール軌道１３を、一般にいくつかの
地点で主レール軌道１に接続してあり、これらの補助的
なレール軌道１３を介してトロリを、例えば荷物１２を
引き渡す所定のステーションに案内するようにする。こ
のような補助的なレール軌道１３は、前述のレール２お
よび３に対応する、互いに平行に延びる１対のレール１
４および１５を備えている。
【００１６】転轍装置１６は、レール軌道１からレール
軌道１３へトロリを進路変更させるために、レール軌道
１３とレール軌道１との接続点の近くに設けられてい
る。この転轍装置１６は、レール２および３の間に配置
した板状手段１７を包含し、この板状手段１７に、レー
ル２および３の長手方向に平行に延びる案内溝１８およ
び１９が設けてある。板状手段１７にそれぞれ設けられ
案内溝１８および１９に対して角度をなす案内溝２０お
よび２１は、案内溝１８および１９の端部においてこれ
らの案内溝に接続されている。転轍舌片２２は、案内溝
２０と案内溝１８との接続の端部近くに配設されてお
り、この転轍舌片２２は、矢印 A により示すトロリ４
の進行方向の下流端が、適当なセット手段２２’’によ
り、上方に延びる枢動ピン２２’を中心として矢印 B
の方向に往復動できるように枢装されている。
【００１７】図３にさらに略図的に示されているよう
に、転轍舌片２２はさらに、ばねの力に抗して、枢動ピ
ン２２’の上端近くに設けた実質的に水平に延びる枢動
ピン２３を中心としてその正規作動位置から枢動するこ
とができる。この目的については詳細に後述する。
【００１８】案内溝１８ないし２０により形成される案
内手段と協働させるために、トロリには、補助的な案内
手段を備えている。この案内手段は、トロリの底面に取
り付けた案内カム２４および２５により形成される。こ
れらの案内カムはトロリに接続され、垂直に延びる回転
軸を中心として自由に回転可能である。
【００１９】図４ないし図８から明らかなように、案内
カム２５は、矢印 A で示す進行方向において案内カム
２４の前に若干の距離を隔てて配置されており、他方、
案内カム２４および２５は、矢印 A で示す進行方向に
互いに食い違わせて、この方向に対して横方向に配置さ
れている。
【００２０】転轍装置の近くでは、条片状の案内手段６
が中断されており、トロリ４をレール軌道１からレール
軌道１３へ進路変更できるようにされている。
【００２１】トロリ４がレール軌道１３とレール軌道１
との接続点に近くでレール軌道１上に動こうとする時、
転轍舌片２２は、案内溝２０への進入を阻止する位置を
とる。転轍装置１６近くで、案内カム２４および２５
は、トロリをレール軌道１の長手方向に案内する。これ
は、案内手段を形成する案内カム２４および２５が、図
４および図５に示すように、案内手段を形成する案内溝
１８および１９を通って移動するからである。ローラ
７、８および９、１０によりそれぞれ形成された案内手
段が転轍装置通過時に条片状の手段６により形成された
案内手段との接触を失ったという事実にもかかわらず、
案内カム２４および２５により、トロリ４はレール軌道
１に従うようにされる。
【００２２】トロリが、レール軌道１からレール軌道１
３へ進路変更されるべき時、セット手段２２’’は、転
轍舌片２２を、転轍舌片２２が案内溝２０への進入を許
しこの転轍装置を過ぎたところに位置する案内溝１８の
下流部分への進入を阻止する位置へと動かす。転轍装置
１６の通過に当たり、前部の案内カム２５は、或る距離
に沿って案内溝１８を動き、その後転轍舌片２２により
案内溝２０内に実質的にそらされるようになる。前部の
案内カム２５が転轍舌片２２に到達した時点で、前部の
ローラ９および１０は、図６に示すように案内の条片状
の手段６との接触を既に失っている。トロリ４がさらに
動くと、このトロリ４は、案内カム２５とふたつのロー
ラ７および８により案内される。
【００２３】或る時点において、案内カム２４は、まず
最初に案内溝１９の上流部分を通って動き、ついで案内
溝２１内へと案内される。これにより、トロリ４は、ロ
ーラまたは車輪７および８の間の接続線の軸線を中心と
して枢動し、他方、案内ローラ７および８は案内手段６
との接触を失い、これにより、レール軌道１からレール
軌道１３へのトロリの進路変更中の或る時点において、
トロリ４は、図８に示すように案内溝２０および２１を
通って動く案内ローラ２４および２５により案内される
だけである。或る時点において、トロリの案内は、ロー
ラ９および１０により形成される案内手段により再びな
され、次いでローラ７および８によりなされる。これら
のローラは、レール１４および１５に平行にこれらの間
に延びる条片状の手段６に対応する条片状の手段２６と
協働する。
【００２４】端部位置に未だ到達しない結果として高さ
が次第に高くなる転轍舌片の先端に案内カム２５が衝突
すると、この案内カム２５は、転轍舌片の丸くなった上
縁部に当たることができ、この結果転轍舌片はピン２３
を中心として枢動する。或る時点においては、案内カム
２５は、転轍舌片の丸くなった上縁部から落ちることも
あり、その結果として問題のトロリ４の停頓が防止され
る。
【００２５】トロリをレール軌道１３からレール軌道１
に戻すために案内するのに用いられる転轍手段は簡単な
ものでよい。この転轍手段は図１０に断面として略図的
に示されている。この図から明らかなように、転轍手段
２７は、板状の部分２８を包含する。この板状の部分内
には、レール軌道１と一線をなす案内溝２９および３０
が、レール軌道１に沿って動くトロリ４の案内カムを案
内するために設けられている。さらに、曲線案内溝３１
及び３２が設けられている。これらの曲線案内溝は、問
題のトロリがレール軌道１３からレール軌道１へそらさ
れようとする時に、レール軌道１３から来るトロリの案
内カム２４および２５を案内する。
【００２６】レール軌道１３は、たとえば図１１に略図
的に示す放出ステーション３３に導いてもよい。この図
に示した実施例では、レール１４に、上方に曲がったレ
ール部分３４が設けられている。それにより、トロリ４
は、レール軌道１３の上を動いている間に、このトロリ
の荷物支持面３５が傾斜して荷物１２が重力の影響の下
でトロリから滑り落ち、例えばこの荷物の放出のための
コンベヤベルト３６またはその類似装置上に受けられる
ようにする位置へと、動くことができる。
【００２７】この構造はまた、高くなった部分をレール
１５に設け、これにより、荷物が図１１に示す側とは反
対の側であるレール軌道１３の側方に供給するようにす
ることもできよう。さらに、曲がったレール部分３４を
下方に曲がったレール部分としてもよい。
【００２８】トロリ４を放出ステーション３３内で積極
的に駆動することを可能とするために、進行方向に平行
に延びるバー状の手段３７をトロリ４のフレームに取り
付けてある。放出ステーション３３付近でこのバー状の
手段３７は、その上方に延びる、互いに間隔を隔てた複
数の案内ローラ３８またはその類似手段（図１２）によ
って案内される。このバー状の手段３７に平行に延びる
被駆動の無端コンベヤベルト３９はバー状の手段３７の
底面に係合する。この無端コンベヤベルト３９の上部部
分とローラ４０を支持するバー状の手段３７との満足的
な接触を保証するために、支持ローラ４０が、無端コン
ベヤベルト３９の上部部分の下に設けられている。
【００２９】他の実施例では、無端コンベヤベルトまた
はチェーンを用い、これに支持ローラを取り付け、ガイ
ドウェイ上を走行するようにしている。
【００３０】図１３は、図１２の実施例の変形例を示
す。この変形例では、図１２に示した部分に対応する部
分には同じ符号を付している。
【００３１】図１３の変形例では、作動中に駆動され得
る多数のローラ４１が、重ねて配置されており、これら
のローラは図１３に明らかなように、バー状の手段３７
の底面に係合している。これによって、ローラ４１は、
単一の駆動源（図示してない）から駆動される。すなわ
ち、ローラ４１は、図１〜３に略図的に示されているよ
うに、チェーンまたはベルト４２によって相互連結され
ているからである。
【００３２】例えばトロリ４の重量、このトロリに積載
した荷物の重量、曲がったレールの角度などの作動条件
に依存して、ばね負荷ローラ３８を用いたり、あるいは
用いなかったりすることができる。
【００３３】図１４ないし図１６は、図１０の実施例の
いくつかの変形例を示すもので、同様な部分には同じ符
号を付して示している。
【００３４】図１１から明らかなように、荷物１２を収
容するトロリ４のスペースは、その両側部で開放されて
おり、このため荷物は、少なくともトロリの荷物支持面
３５が傾斜した時に、重力の影響の下で、トロリから滑
り落ちる。
【００３５】しかしながら、放出ステーションを通過す
る時荷物を停止させて、この荷物が、さらに下流側にあ
る放出ステーションに放出される可能性を与えることが
望ましい。
【００３６】図１４の実施例では、フラップ４３が、こ
の目的のために荷物支持面３５の各端部近くに設けてあ
る。このフラップ４３は、アーム４４とトロリの進行方
向に平行に延びる枢動ピン４５とによりトロリに枢動的
に結合されている。従って、フラップ４３は、荷物支持
面３５の端部近くに位置する開口が閉鎖されている図１
４の頂部に示す上向きに枢動した位置と、コンベヤベル
ト３６の近くに位置するトロリの荷物スペースの開口が
開放されており図１４に示すやり方でトロリ４の荷物ス
ペースから滑り落ちることができる位置との間を、例え
ばレール軌道１３に沿って設けた案内手段（図示してな
い）によってか、またはセット手段（図示しない）によ
って枢動することができる。
【００３７】図１５は、同様な実施例を示すもので、こ
の実施例では、上方及び下方の運動ができる閉止手段ま
たは壁４６がトロリの両側付近に設けてあり、この閉止
手段または壁４６が、案内手段またはセット手段によっ
て上方または下方に動かされる。
【００３８】図１６は、フラップ４６’が荷物支持面の
端部付近に設けてある実施例を示す。このフラップ４
６’は、閉止位置と、フラップ４６’がコンベヤベルト
３６の上に延びる開放位置との間を、低端部付近に配置
した枢動ピンを中心として枢動運動することができる。
【００３９】図１７に示す実施例では、上下運動ができ
るスライドまたは閉止手段４７が、レール軌道１３に接
続するコンベヤベルト３６またはその類似手段の端部付
近に設けられている。このスライドまたは閉止手段４７
は、図１５に明らかなように、各ステーションを通過す
るトロリの開口が開放されて、荷物またはその類似物が
このトロリから滑り落ちることができる第１の位置へ、
及び上方の位置に動いた閉止手段４７が、通過中のトロ
リ４の上にある物が放出されることから妨げられる、図
１７の右側に示す第２の位置へと動かされる。
【００４０】放出ステーション３３は、ひとつまたはそ
れ以上の数の放出コンベヤを包含することができる。
【００４１】作動中においてはさらに、動いているトロ
リ４を減速することが屡々望まれる。図１８及び図１９
に略図的に示される減速機構は、この目的のために用い
られる。
【００４２】この減速機構は、アルミニウムの反作用板
４８の形式とした第１の減速手段を包含する。この反作
用板４８は、トロリ４の一部分をなす鉄の支持板４９の
底面に取り付けられている。
【００４３】本発明による減速機構のさらなる減速手段
は、支持板５０を包含する。この支持板５０の底面に、
ふたつの下方に延びるロッド５１が取り付けてある。ロ
ッド５１の底端部に取り付けた案内片５２は、矢印 A
で示すトロリの進行方向に上向きに傾斜している案内ス
ロット５３内で案内される。
【００４４】支持板５０の頂部には、極性の交番する多
数の磁石ブロック５４が図１９に示すように設けられて
いる。この図は、支持板５０とこれに取り付けた磁石ブ
ロック５４の平面図である。
【００４５】トロリ４が、支持板５０とこれに取り付け
た磁石ブロック５４の上を矢印 Aで示す進行方向に動く
と、電流がアルミニウムの反作用板４８内に誘起され
る。従って磁界が、鉄の板４９によって生成される。
【００４６】電流が流れる結果、電磁場が生成され、こ
の電磁場が、アルミニウムの反作用板にプラス極とマイ
ナス極とを形成させる。これらの極は、支持手段５０の
上に存在する極に引きつけの力を呈する。その結果トロ
リ４に減速の力を及ぼすのである。
【００４７】このように発生した制動力の影響の下で、
磁石ブロックを取り付けた支持手段５０は、図１８に点
線により示した位置へと上向きに動くようになる。この
結果、アルミニウムの反作用板４８と磁石ブロック５４
の上面との間の空気間隙は小さくなり、この結果増大し
た制動力がトロリ４に加えられる。
【００４８】制動力は、このようにしてトロリ４の速度
及び／またはトロリ４の動いている質量に依存して、そ
れ自体で調節される。トロリ４の荷重が大きければ大き
いほど、その速い速度をより長く維持する傾向があり、
このため、より強い磁場が発生し、支持板５０がさらに
上向きに動き、この結果、より大きい制動力が発生す
る。
【００４９】ばね機構５５を、可動の支持板５０と本装
置の固定フレームとの間に設けてもよい。このばね機構
により、支持板５０の動きが影響される。
【００５０】一般に、可動の減速機構である支持板５０
を固定の位置に配設することが望ましい。このようにす
れば、それぞれのトロリには、スチールの支持板上にア
ルミニウムの板４８を取り付けるだけでよくなる。しか
しながら、所望により、この可動の減速機構はまた、ト
ロリ上にも備えることができ、薄いアルミニウムの板と
鉄の支持板との組み合わせがこのトロリ４の通り道に沿
って固定の位置に配設されよう。
【００５１】また、可動の減速手段の上下の動きを他の
やり方でなしてもよいことは、もちろんである。
【００５２】図２０に示す実施例では、支持板５０は平
行関係で上方に傾斜している１対の板ばね５６によって
支持されている。この板ばねは、図２０に明らかなよう
に、その変形によって支持板５０の上下の動きを許容し
ている。
【００５３】図２１は、ふたつの結合ロッド５７が支持
板５０の底面に枢動的に結合されている実施例を示す。
支持板５０から遠い結合ロッド５７の端部は、固定的に
配設された枢動ピン５８に枢動的に結合されている。図
２１から、支持板５０がロッド５７の枢動によって上下
に動かされ得ることが明らかであろう。従って、支持板
５０の最下方位置は、ロッド５７のひとつと協働するス
トップ５９によって決定される。また、この実施例にお
いて、ばね機構６０が、支持板５０の上下の動きに影響
を及ぼすように設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による搬送装置の略図的斜視図である。
【図２】図１の円IIで示す転轍部分の拡大斜視図であ
る。
【図３】転轍装置の転轍舌片部分の拡大斜視図である。
【図４】転轍装置によってひとつのレール軌道からもう
ひとつのレール軌道へ進路変更されることなくトロリが
転轍装置を通過する状態で、トロリの底面を転轍装置と
ともに示す略図的な底面図である。
【図５】転轍装置によってひとつのレール軌道からもう
ひとつのレール軌道へ進路変更されることなくトロリが
転轍装置を通過する状態で、トロリの底面を転轍装置と
ともに示す略図的な底面図である。
【図６】トロリがひとつのレール軌道からもうひとつの
レール軌道へ進路変更する間の一段階を示す、図４と同
様な略図的な底面図である。
【図７】トロリがひとつのレール軌道からもうひとつの
レール軌道へ進路変更する間の一段階を示す、図４と同
様な略図的な底面図である。
【図８】トロリがひとつのレール軌道からもうひとつの
レール軌道へ進路変更する間の一段階を示す、図４と同
様な略図的な底面図である。
【図９】ふたつのレール軌道が会する点における搬送装
置の一部分の略図的な斜視図である。
【図１０】図９の円 X の拡大斜視図である。
【図１１】積載物をトロリから放出する放出ステーショ
ンの略図的な斜視図である。
【図１２】放出ステーション付近でトロリを駆動する機
構を示す側面図である。
【図１３】放出ステーション付近でトロリを駆動する別
の機構を示す側面図である。
【図１４】図１１に示した放出ステーションの変形例を
示す略図的な斜視図である。
【図１５】図１１に示した放出ステーションの変形例を
示す略図的な斜視図である。
【図１６】図１１に示した放出ステーションの変形例を
示す略図的な斜視図である。
【図１７】図１１に示した放出ステーションの変形例を
示す略図的な斜視図である。
【図１８】トロリを減速する構成を示す略図的な側面図
である。
【図１９】図１８の一部分の平面図である。
【図２０】図１８の構成の変形例の略図的な側面図であ
る。
【図２１】図１８の構成の変形例の略図的な側面図であ
る。
【符号の説明】
１ レール軌道 ２ レール ３ レール ４ トロリまたはその類似手段 ５ 走行車輪 ６ 条片状の手段または案内手段 ７ ローラ ８ ローラ ９ ローラ １０ ローラ １１ リニアモータ １２ 荷物 １３ 補助的なレール軌道 １４ レール １５ レール １６ 転轍装置 １７ 板状手段 １８ 案内溝 １９ 案内溝 ２０ 案内溝 ２１ 案内溝 ２２ 転轍舌片 ２２’ 枢動ピン ２２’’ セット手段 ２３ 枢動ピン ２４ 案内カム ２５ 案内カム ２６ 条片状の手段 ２７ 転轍手段 ２８ 板状の部分 ２９ 案内溝 ３０ 案内溝 ３１ 曲線案内溝 ３２ 曲線案内溝 ３３ 放出ステーション ３４ 上方に曲がったレール部分 ３５ 荷物支持面 ３６ コンベヤベルト ３７ バー状の手段 ３８ 案内ローラ ３９ 無端コンベヤベルト ４０ ローラ ４１ ローラ ４２ チェーンまたはベルト ４３ フラップ ４４ アーム ４５ 枢動ピン ４６ 閉止手段または壁 ４６’ フラップ ４７ スライドまたは閉止手段 ４８ アルミニウムの反作用板 ４９ 鉄の支持板 ５０ 支持板または可動の減速機構 ５１ 下方に延びるロッド ５２ 案内片 ５３ 案内スロット ５４ 磁石ブロック ５５ ばね機構 ５６ 板ばね ５７ 結合ロッド ５８ 枢動ピン ５９ ストップ ６０ ばね機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス フランシスカス ジェラルダス スミッツ オランダ国、5704 エルシー エルモン ド、マースラーン 123 (72)発明者 アントニウス アドリアヌス ペトラス バン デ ベン オランダ国、5612 エイチエックス アイ ンドーベン、ボンドストラット １

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 レール手段と、このレール手段に沿って
    動けるトロリまたはその類似手段と、これをひとつのレ
    ール軌道からこのレール軌道に連結されたもうひとつの
    レール軌道に進路変更させることができる転轍装置とを
    備えた搬送設備において、前記トロリまたはその類似手
    段が、レール軌道に沿うトロリの所期の運動方向に見て
    若干の距離を隔てて配設されレール軌道の長手方向に延
    びる固定の案内手段と作動中に協働するふたつの案内手
    段を備え、他方、前記トロリまたはその類似手段がさら
    に、レール軌道に沿うトロリの所期の運動方向に見て若
    干の距離を隔て、かつ所期の運動方向に対して横方向に
    互いに食い違わせた関係でさらに配設され、前記ふたつ
    のレール軌道間の接続点の付近に配設され前記転轍装置
    の一部分をなす案内手段と協働し、前記トロリを一方の
    レール軌道から他方のレール軌道へそらせる案内手段を
    さらに備えており、この案内手段が前記ふたつのレール
    軌道間の接続点の付近に配設されていることを特徴とす
    る搬送設備。
  2. 【請求項２】 請求項１記載の搬送設備において、レー
    ル軌道の長手方向に延びる案内手段が、条片状の手段に
    より形成され、これと協働するふたつの案内手段が、そ
    れぞれ１対のローラを包含し、これらのローラが前記条
    片状の手段の側面に係合することを特徴とする搬送設
    備。
  3. 【請求項３】 請求項１または２に記載の搬送設備にお
    いて、前記転轍装置が案内手段を備え、該案内手段はこ
    れと協働する前記トロリに接続された案内手段を前記一
    方のレール軌道の長手方向に案内でき、さらに前記転轍
    装置が、更なる案内手段を備え、この案内手段が前記案
    内手段と角度をなし、この案内手段により前記トロリに
    接続された案内手段がそらされて、それぞれのトロリを
    もうひとつのレール軌道の方向にそらせるようにするこ
    とを特徴とする搬送設備。
  4. 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか１項に記載
    の搬送設備において、転轍装置の一部分をなす案内手段
    が溝を包含すること、及びこれらの溝と協働するように
    前記トロリに接続した案内手段がカム、ピンまたは車輪
    を包含することを特徴とする搬送設備。
  5. 【請求項５】 請求項４記載の搬送設備において、転轍
    舌片を前記溝の少なくともひとつに配設して、前記トロ
    リをそらせたり、そらせないようにしたりするようにし
    たことを特徴とする搬送設備。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載の搬送設備において、前
    記転轍舌片が、その上面付近に位置しその横方向に延び
    る軸線を中心として枢動運動ができることを特徴とする
    搬送設備。
  7. 【請求項７】 レール手段と、このレール手段に沿って
    動くことができるトロリまたはその類似手段とを備えた
    搬送設備において、支持体上に存在する交番極性の複数
    個の磁石ブロックの形の減速手段と、アルミニウムの反
    作用板の形の減速手段とを包含する減速機構を備え、一
    方の減速手段がトロリまたはその類似手段に接続され、
    他方の減速手段が前記レール手段に接続され、これによ
    り、これら減速手段の少なくとも一方が可動的に配置さ
    れて、ふたつの減速手段が互いに接近して位置する時、
    他方の減速手段の方向に動くことができるようにしたこ
    とを特徴とする搬送設備。
  8. 【請求項８】 請求項７記載の搬送設備において、前記
    アルミニウムの反作用板を、鉄の支持板に取り付けたこ
    とを特徴とする搬送設備。
  9. 【請求項９】 請求項１ないし８のいずれか１項に記載
    の搬送設備において、前記交番極性の磁石ブロックが、
    レール手段に沿う所定の地点に配設され垂直方向に動く
    ことができる支持体上に設けられ、他方、前記アルミニ
    ウムの板はトロリに取付られていることを特徴とする搬
    送設備。
  10. 【請求項１０】 請求項１ないし９のいずれか１項に記
    載の搬送設備において、前記可動的に配設された減速手
    段と前記減速手段を支持する手段との間に、ばね機構を
    配設したことを特徴とする搬送設備。
  11. 【請求項１１】 レール手段と、このレール手段に沿っ
    て動くことができる物品収容用のトロリとを備え、前記
    レール手段が、前記トロリから物品を放出するための少
    なくともひとつの放出ステーションにおいて、前記物品
    を支持する少なくともひとつの支持面を傾斜位置に置く
    手段を備え、これにより、前記トロリ上に存在する物品
    が、作動中のトロリの運動方向に対して横方向に出口開
    口を介して前記トロリから滑り落ちることができるよう
    にするとともに、少なくともひとつの閉止手段を設け、
    この閉止手段により前記出口開口を少なくとも前記放出
    ステーションにおいて開閉できるようにしたことを特徴
    とする搬送設備。
  12. 【請求項１２】 請求項１１記載の搬送設備において、
    前記閉止手段が前記トロリに接続されていることを特徴
    とする搬送設備。
  13. 【請求項１３】 請求項１１または１２に記載の搬送設
    備において、前記閉止手段が垂直方向に調節可能に前記
    トロリに接続されていることを特徴とする搬送設備。
  14. 【請求項１４】 請求項１１または１２に記載の搬送設
    備において、前記閉止手段が前記トロリに枢動的に結合
    されていることを特徴とする搬送設備。
  15. 【請求項１５】 請求項１１記載の搬送設備において、
    前記閉止手段が前記放出ステーションに配設されている
    ことを特徴とする搬送設備。
  16. 【請求項１６】 請求項１１ないし１５のいずれか１項
    に記載の搬送設備において、レール手段は放出ステーシ
    ョンにおいて水平に対して角度をつけて配設されている
    ことを特徴とする搬送設備。
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