JPH01162608A - ダンプトレー仕分け方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は自動倉庫や配送センター等におけるダンプト
レー仕分は方法および仕分は装置、特に衣料品、郵便物
、文具、雑誌等の不定型の物や薄物、柔軟物、軽呈物等
の品物の仕分けに適した、底部を開放して品物を落下仕
分けするダンプトレーによる仕分は方法および仕分は装
置に関するものである。

従来の技術 従来、底部の開閉するダンプトレーをチェンコンベヤに
取付壁、このダンプトレーに品物を載せて駆動装置によ
り移動走行させるものや、車輪付きのダンプトレー同士
が連結されてガイドレール上を７リクシヨンドライブ等
によって移動走行されるもの等が知られている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、この様な従来のダンプトレーによる仕分は装置
においては、いずれも走行中にダンプトレーの底部を開
放して落下仕分けするために品物の受は口のシュートの
幅が速度に比例して必要以上に大きくなり、従って仕分
は区域の場所が必要以上に広くなって無駄となり、しか
も脱荷が不安定不確実となり、走行中のトレーへの品物
の投入が手動または自動であっても柔軟、軽量の品物で
は困難であり、仕分は装置の構造が複雑で重装備となっ
て不適当であり、且つ運転保守が複雑で費用高になり、
更に仕分は装置の配置変更が困難で、設置面積が大きく
なる等の問題点がみられる。

従って、この発明の目的はこの様な従来における問題点
を解決するために、ダンプトレーを連結せずに接触した
状態に整列配置して水平循環路上を移動させ、トレーの
移動停止中に底部を開放して品物を仕分は排出し、仕分
は区域の面積を少なくすると共に仕分は数に対するトレ
ー数および設置面積を少なくし、構造を簡単且つ軽量に
して小さい推進力にて駆動できるダンプトレー仕分は方
法および装置を提供することにある。

問題点を解決するための手段 この発明に従ったダンプトレー仕分は方法は、水平循環
路上に複数個のダンプトレーを連結せずに接触した状態
に整列し、該水平循環路の中間または端部にてダンプト
レーを水平方向に１個分移動して停止し、所要箇所にて
ダンプトレーの底部を開いて品物を落下して仕分けし、
ダンプトレーの移動、停止、開放および閉鎖を制御装置
にて連続的に間欠作動して仕分けすることを特徴として
いる。

また、この発明に従ったダンプトレー仕分は装置は、底
部が中央にて開閉するように本体に枢着され水平循環路
上に配列された複数個のダンプトレー、該水平循環路に
沿ってダンプトレーを１個ずつ移動させる推進装置、水
平循環路上の所要仕分は位置でダンプトレーの底部を開
閉するトリガー装置、ダンプトレーの移動、停止、開放
および閉鎖を連続的に間欠作動する制御装置を備えたこ
とを特徴としている。

作　　　用 この発明に依れば、複数個のダンプトレーは互いに連結
されずにたり接触した状態で水平循環路上に連続して整
列され、推進装置によって１個分宛だけ押圧移動されて
停止時に所要位置にてダンプトレーの底部が開かれて品
物が落下仕分けされ、ダンプトレーの移動、停止、開放
、閉鎖、落下仕分けが制御装置によって連続的に間欠作
動されるようになっており、更に水平循環路が上下複数
段設けられるものにおいては水平循環路の中間または端
部を垂直搬送装置にて連結して各水平循環路毎に夫々仕
分けることができるようになっている。

この発明の他の目的や特長および利点は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかにならう。

実施例 図面の第１図に示される様に、この発明のダンプトレー
による仕分は方法を実施するための仕分は装置は、溝形
鋼や適宜な形鋼等のレール４から成る水平循環路３上に
互いに連結しないで接触した状態に整列配置され且つ底
部１２が開閉自在な複数個のダンプトレー２と、ダンプ
トレー２を水平循環路３のレール４に沿って１個宛押圧
移動する推進装置５と、水平循環路３上の所要仕分は位
置にてダンプトレー２の底部１２を下方向に開放して仕
分は箱６内に品物を落下仕分けするトリガー装置７と、
ダンプトレー２の移動、停止および開放を同調制御する
制御装置とから主に構成されている。

第３．４図および第５Ａ、Ｂ図に明示される様に、この
発明のダンプトレー仕分は装置においては、各ダンプト
レー２はトレーを形成する本体１１に底部１２が中央に
て開閉するよう両側の縁端にて枢支された２枚の底板１
４から成り、２枚の底板１４は一緒に作動するよう一方
の側にてリンク１６と軸１６′とによって連結されると
共に、開いた底板１４を閉じるために水平循環路３のレ
ール４端部に設けられた閉鎖用案内板３５に係合する閉
鎖棒１７が設けられている。また、底板１４の反対側に
は保持棒１８が取付けられ、トリガー装Ｍ７によって開
閉作動されるようになっている。

すなわち、このトリガー装置７は保持棒１８を支持する
止め金具２１と、本体１１の枠１５上に滑動自在に設け
られた止め金具２１を滑動するレバー２２と、レバー２
２を作動するために各仕分は位置に支持台３２によって
夫々支持されたトリガー３０とから成っており、レバー
２２ははゾ中程で軸２３により本体１１の枠１５の上に
枢支され、一端がピン２４によって止め金具２１に連結
されて他端がソレノイドで伸縮するトリガー３０のトリ
ガー棒３１と係合するようなっていて、トリガー３０の
ソレノイドの収縮時にはトリガー棒３１は進行するダン
プトレー２のレバー２２と接触せず、トリガー棒３１の
伸長時には進行するダンプトレー２のレバー２２と接触
してレバー２２が回転されて止め金具２１を外方に滑動
するようになっている。また、レバー２２は常時はばね
２５によってダンプトレー２の本体１１の方に引張保持
されている。更に、ダンプトレー２の本体１１の両側に
は車輪２０が設けられていて、溝形鋼の様な適宜な部材
から成る水平循環路３のレール４の上に沿って走行移動
できるようになっている。

ダンプトレー２を移動する推進装置５が第１．２図に明
示される様に水平循環路３のレール４の往路端と復路端
とに夫々設けられており、ダンプトレー２の１個分の長
さに相当する長さ押出推進し且つ横方向に移動するもの
で、例えばプッシャーの様な押圧装置８とレール移動式
の水平移載装置９とを組合わせて成り、ダンプトレー２
を１個ずつ間欠的に押出し移動するものである。すなわ
ち、第２図に示される様に、推進装置５の押圧装置８は
、スプロケット４１に掛けられた一対の無端状のチェノ
４２に取付けられた押出板４０から成り、水平循環路３
のレール４の延長上に位置するダンプトレー２を押出板
４０によって押して推進するようになっている。また、
水平移載装置９は、スプロケット４５に掛けられた一対
の無端状のチェノ４６に、水平循環２１１３のレール４
の間隔と同一の間隔をもって取付けられたレール部材４
４から成り、レール部材４４が水平循環路３の往路およ
び復路端のレール４に接続するように配置されている。

従って、水平循環路３の往路終端または復路終端からダ
ンプトレー２が押出されて水平移載装置９のレール部材
４４の上に載せられると、ダンプトレー２はチェノ４６
の作動によって隣接の水平循環路３の復路始端または往
路始端の位置にまで移動されて、そこで押圧装置８によ
って水平循環路３のレール４上にダンプトレー２が押出
され移動されるようになっている。

この様に構成されたこの発明のダンプトレー仕分は装置
に依れば、ダンプトレー２は水平循環路３のレール４の
往路始端側の推進装置５上において底部１２の底板１４
が閉じた状態にあって保持棒１８がトリガー装置７の止
め金具２１の上に支持され、この閉じた状態のダンプト
レー２の上に仕分けるべき品物がシュートやホッパーの
様な供給口から供給されて載せられる。この供給口にお
いて、品物はバーコードの様な適宜な表示手段がバーコ
ードリーグや他の適当な電子読取装置によって予め読取
られて必要な情報が小型コンピュータの様な電子制御装
置に入力され、所定の仕分位置のトリガー３０が所要時
期に作動されるようになつている。

この様にして、供給口にて品物が載せられた各ダンプト
レー２は推進装置５の押圧装置８によって１個宛押出さ
れ、水平循環路３のレール４に沿って移動される。こう
して所定の仕分位置にまで移動されたダンプトレー２は
制御装置からの開放指令によってトリガー装置７のトリ
ガー３０が作動されてトリガー３０のソレノイドが伸長
され、このトリガー３０のソレノイドによってトリガー
棒３１が突出されるので、これによってレバー２２が押
されて軸２３まわりに回動されるので、止め金具２１が
枠、１５の上を外方に滑動されて保持棒１８から外れて
ダンプトレー２の底板１４が第６Ａ、Ｂ図に示される様
に下方に開かれ、ダンプトレー２の上に載せられていた
品物が下方に落下排出されて所定の仕分は箱６或はシュ
ート等に仕分けられる。

こうして品物は所定の仕分指示に従って仕分位置におい
て仕分けられ、第７図に示される如く水平循環路３のレ
ール４の往路終端において開いたま一移動されて来たダ
ンプトレー２は底板１４の末端の閉鎖用案内棒１７が閉
鎖用案内板３５に係合して案内されて上昇され（第８図
）、ダンプトレー２の底板１４が閉鎖される。この時に
他方の底板１４もリンク１６および軸１６′を介して一
緒に閉鎖され、ダンプトレー２の底部１２が完全に閉じ
られる（第９図）。

水平循環路３のレール４の往路終端に到達したダンプト
レー２はレール４の延長上に位置された推進装置５の水
平移載装置９のレール部材４４上に載っており、こ−に
おいて先ず水平移載装置９のチェ２４６の作動によって
ダンプトレー２は横方向に移動され、次いで水平循環路
３のレール４の復路始端に位置されたダンプトレー２は
推進装置５の押圧装置８の押出板４０によってダンプト
レー２の１個分宛押出されて水平循環路３の復路に沿っ
て間欠的に移動される（第２図）。こうして水平循環路
３５の復路のレール４に沿って移動されるダンプトレー
２が水平循環路３の復路のレール４の終端の推進装置５
に到達したときに、ダンプトレー２は先と同様に第２図
に示される推進装置５の水平移載装置９によって横方向
に移動され、水平循環路３のレール４の往路始端に移載
されて先に説明した様に再び品物がダンプトレー２の上
に載せられ、水平循環路３の往路のレール４に沿って押
出移動されて所定位置にて再び仕分けられる。

また、図面の第１０図にはこの発明のダンブト仕分は方
法を実施するためのダンプトレー仕分は装置の変形例が
示されており、このダンプトレー仕分は装置は多段循環
路形で、第１図に示される一段形の水平循環路３が上下
２段に設けられると共に、水平循環路３の一端に昇降装
置として垂直搬送装置１０が設けられていて、上下の水
平循環Ｆｌ！Ｉ３の往路の始端側が降下装置しての垂直
搬送装置１０により連結され、復路の終端側が上昇装置
としての垂直搬送装置１０によって連結されていること
だけが先の実施例と異なっているだけで、他は同じであ
り、上下２段の水平循環路３において夫々推進装置５に
よって１個宛のダンプトレー２が間欠的に移動されるよ
うになっている。また、上下の水平循環路３の各点にお
けるダンプトレー２の移動は、適宜な制御装置によって
同調制御される推進装置５および垂直搬送装置１０によ
り正確に間欠作動されるようになっており、上下の水平
循環路３を十分に利用して効率良く仕分は作動できる。

すなわち、第１１．１２図に示される様に、昇降装置の
下降装置および上昇装置としての垂直搬送装置１０は同
一構造のものが使用でき、スプロケット５５に掛けられ
た一対のチェ２５７にレール部材６１が取付けられると
共に、スプロケット５６に掛けられた一対のチェンジ８
にレール部材６２が取付けられて成り、レール部材６１
．６２が水平循環路３のレール４の延長上に位置してチ
ェ２５７．５９の作動によって第１１図に示される如く
レール部材６１．６２の上に載置されたダンプトレー２
が下降および上昇されるようになっている。

発明の効果 この様に、この発明のダンプトレー仕分は方法および仕
分は装置に依れば、間欠的に移動されるダンプトレーの
移動停止時に所定の仕分は位置にて底板を開放して品物
を落下排出するので、仕分は区域の面積が従来の約半分
程と少なくて済み、水平循環路の直線部の末端から戻っ
て循環路の転換部を形成するときに、カーブを用いずに
直角、直角と通路を形成するために往路と復路の間隔が
従来の約半分程と少ないので、仕分は数に対するダンプ
トレー数および設置面積が少なくて良く、スペースの節
約となり、特に上下複数段にすることによって少ない設
置面積にて同時に複数個仕分は作動でき、スペースの一
層の節約ができる。また、ダンプトレーは単純な構造に
できるために軽量になり、推進力も小さく、省資源およ
び省エネルギーとなり、更に推進装置やトリガー装置お
よび昇降装置等も含めて簡単な構成に出来てモジュール
化が可能なために、これらの組合せを行うことによって
柔軟で融通性のある配置構成が容易に出来、軽量で不定
形な品物および小物等の仕分けに好適に使用できる廉価
な設備を得ることが出来る等の効果が達成される。

また、制御装置には一般に使用される小形コンピュータ
の様な適宜な電子制御装置が使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第９図はこの発明のダンプトレー仕分は方法
を実施するダンプトレー仕分は装置の一実施例を示すも
ので、第１図はダンプトレー仕分は装置の概要図、第２
図は推進装置の概要図、第３図は閉鎖状態のダンプトレ
ーの１つを一方の側から示す斜視図、第４図は開放状態
のダンプトレーの１つを反対側から示す斜視図、第５Ａ
図および第５Ｂ図は閉鎖状態のダンプトレーの平面図お
よび側面図、第６Ａ図および第６Ｂ図は開放状態のダン
プトレーの平面図および側面図、第７図、第８図および
第９図は開放状態のダンプトレーを閉鎖する状況を示す
側面図、第１０図は別の実施例である多段循環路形のダ
ンプトレー仕分は装置を示す概要図、第１１図および第
１２図は昇降装置の降下装置または上昇装置の端面図お
よび斜視図である。図中、２：ダンプトレー、３：水平
循環路、４：レール、５：推進装置、６：仕分は箱、７
：トリガー装置、８：押出装置、９：水平移載装置、１
０：垂直搬送装置、１１：本体、１２：底部、１４：底
板、１５：枠、１６：リンク、１６°：軸、１７：案内
棒、１８；保持棒、２０：車輪、２１：止め金具、２２
ニレバー、２３：軸、２４：ビン、２５：ばね、３０ニ
ドリガー、３１ニドリガー棒、３５：案内板、４０：押
出板、４１．４５．５５．５６：スプロケット、４６．
５７．５８：チェノ、４４．６１．６２：レール部材。 特許出願人　　佐川物流サービス株式会社同　　　　　
上　　　鈴　　　　　木　　　　　　　　　震第４図 第５Ａ図 第６Ａ図 ｊ；−一 ／ 第９図 第１１図 第１２図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平循環路上に複数個のダンプトレーを連結せず
   に接触した状態に整列し、該水平循環路の中間または端
   部にてダンプトレーを水平方向に１個分移動して停止し
   、所要箇所にてダンプトレーの底部を開いて品物を落下
   して仕分けし、ダンプトレーの移動、停止、開放および
   閉鎖を制御装置にて連続的に間欠作動して仕分けするこ
   とを特徴とするダンプトレー仕分け方法。
2. （２）水平循環路を上下複数段設けて各水平循環路上に
   複数個のダンプトレーを連結せずに接触した状態に整列
   し、該複数段の水平循環路の中間または端部を垂直搬送
   装置にて連結すると共に該中間または端部にてダンプト
   レーを水平方向に１個分移動して停止し、所要箇所にて
   ダンプトレーの底部を開いて品物を落下して仕分けし、
   ダンプトレーの移動、停止、開放、閉鎖および昇降を制
   御装置にて連続的に間欠作動して仕分けすることを特徴
   とするダンプトレー仕分け方法。
3. （３）底部が中央にて開閉するように本体に枢着され水
   平循環路上に配列された複数個のダンプトレー、該水平
   循環路に沿ってダンプトレーを１個ずつ移動させる推進
   装置、水平循環路上の所要仕分け位置でダンプトレーの
   底部を開閉するトリガー装置、ダンプトレーの移動、停
   止、開放および閉鎖を連続的に間欠作動する制御装置を
   備えたことを特徴とするダンプトレー仕分け装置。
4. （４）底部が中央にて開閉するように本体に枢着され上
   下複数段の水平循環路上に配列された複数個のダンプト
   レー、該水平循環路の中間または端部を連結する垂直搬
   送装置、上下複数段の各水平循環路に沿ってダンプトレ
   ーを１個ずつ移動させる推進装置、水平循環路上の所要
   仕分け位置でダンプトレーの底部を開閉するトリガー装
   置、ダンプトレーの移動、停止、開放、閉鎖および昇降
   を連続的に間欠作動する制御装置を備えたことを特徴と
   するダンプトレー仕分け装置。