JPH08578B2 - ブリスターパックを積み重ねのため横方向に揃え、各列を梯形に並べ、包装のため縦方向に揃える、複数の列をなすブリスターパックの帯体の梯形分離方法とその方法を実施するための包装装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ブリスターパックの多数の列からなる細長
い帯体を梯形に分離し、積み重ねのため横方向に揃え、
それらの積み重ねを梯形に並べ包装のため縦方向に揃え
る方法と、その方法を実施するためのブリスターパック
調製用の包装装置に関する。

従来技術 従来型のブリスターパック包装装置に寸法や能力を変
更することなく操作上の柔軟性を与え、単位時間当たり
の生産率を向上させ、扱うべき製品の色々な寸法に対し
て普遍的に対応できるようにしたものとしては、同じ出
願人の同日の特許出願第3625A/86号の包装装置がある。

この包装装置は二つの部分からなり、内一つは熱可塑
性物質の帯体への型押し加工によりプラスチック製容器
の連続した帯体を形成し、他の一つは前記のブリスター
パックの帯体から個々のブリスターパックを分離し包装
のため積み重ねるが、これらの機械部分の各々、特に型
押し機の型押し部品が個別の同期駆動手段を備え、特
に、連続した帯体からの個々のブリスターパックの分離
を行う下流側の機械部分は主モーターを、プラスチック
の前記連続した帯体への成型を行う上流側の機械部分の
型押し部材は従モーターを備えている。

本来、熱可塑性物質からなる帯体の型押しを行う上流
側の機械部分においては前記熱可塑性物質の帯体は間欠
的に進められ、ブリスターパックの連続した帯体から個
々のブリスターパックを分離しその後箱やケースに包装
するため前記の個々のブリスターパックを積み重ねる下
流側の機械部分では、容器の複数の平行な列を連続して
動かすようになっている。

発明が解決しようとする問題点 本発明の主要な目的は、出願人の前記特許出願におけ
る複数の平行な列を連続して動かす上述した操作の範囲
内で、多数の列をなして移動するブリスターパックを積
み重ねのため横方向に揃え、包装のため前記の積み重ね
を梯形に並べる方法およびその実施のためのブリスター
パック調製用の包装機械を提供することにある。

本発明のより特殊な別の目的としては、上記の目的
と、ブリスターパックの連続した帯体からの破片を出さ
ない個々のブリスターパックの分離に関し、横方向に揃
えられたブリスターパックの複数の平行列からなる前記
の連続したブリスターパックの帯体を生産することがで
きる公知の同出願人のイタリア特許第1,332,245号に従
って、前記の連続した帯体から横方向に梯形に並ぶ前記
の個々のブリスターパックを分離し、またそれらを積み
重ねのため横方向に揃え、積み重ねを梯形に並べ、包装
のためそれらを縦方向に一列に揃える方法および機械を
提供することである。

問題点を解決するための手段 これらの、または次の記述で明らかになる他の目的
は、総て本発明に従って、熱可塑性物質の連続した帯体
を包装機械のラインに沿って運び、最初に型押し加工を
行って包装すべき個々の製品を収容する受け皿またはセ
ル（ブリスター）を形成し、次に前記受け皿に包装すべ
き製品を供給するステーションを通過し、その後前記受
け皿を密閉シールして閉じるステーションを通過する間
に、受け皿の各々が個々の製品を収容している状態で、
前記の連続した熱可塑性物質の帯体の上からその帯体に
結合しうる二番目の連続した帯体を載せ密封シールを施
すことにより密閉し、ブリスターパック調整用の包装機
によってなるブリスターパックの連続した帯体から横方
向に揃えられたブリスターパックが多数の平行な列をな
す個々のブリスターパックを分離するための方法によっ
て達成され、この方法は、前記の平行して延びる列の各
々をそれぞれのステップに対応して梯形に並べることに
より個別のブリスターパックに同時に分離し、積み重ね
工程に向かって進む間にそれらを漸次横方向に揃え、前
記積み重ねを梯形に並べ箱またはケースへの包装のため
縦方向に一列に揃える操作を継続的に行う。

本件のブリスターパック調製用機械は、本発明の方法
を実施するのに適した、横方向に揃えられた複数の平行
な列からなるブリスターパックの連続した帯体を形成す
るための個別の同期モーターに駆動される二つの機械部
分から成る型のものであり、間欠的に進む熱可塑性物質
の連続した帯体に型押し加工を行って包装すべき製品に
適合する同じ受け皿またはセルを形成し、前記受け皿に
前記製品を連続的に供給しつつ受け皿を連続的に進めて
包装すべき製品を充填し、一番目の熱可塑性物質の連続
した帯体の上に結合しうる二番目の連続した帯体を載せ
ることにより密閉し、それらを積み重ねのため縦方向に
揃えられた複数の平行列をなす前記の個々のブリスター
パックを切り離す切断部材により分離する。またこの機
械は、前記切り離し手段が個々のブリスターパックを同
時にそれぞれ対応する経路によりリズミカルに梯形に並
ぶ前記の平行列に分離するのに適するスライサー型の部
品であり、前記の個々のプラスチック部品が同時に進む
間にそれぞれを漸次横方向に揃える運搬手段と、横方向
に揃えられた列をなして連続して進む個々のブリスター
パックを積み重ねる手段と、対応する方法により前記の
積み重ねを梯形に並べる手段と、そのようにして梯形に
並んだ前記積み重ねを箱およびケースへのパッケージの
ため縦に一列に揃える手段を特徴とする。

実施例 本発明の方法と包装機の別の特徴と利点は添付図面に
関して発明を限定しない単なる例としてここに示された
代表的な実施態様の一例の次の詳細な説明によって明ら
かになるであろう。

本来的には、本発明に関するブリスターパック生産用
機械は、複数の平行列をなすブリスターパックの連続し
た帯体１を形成し、その帯体１より個々のブリスターパ
ックを分離し、最後に個々のブリスターパックを箱また
はケースに包装するために積み重ねて移動する上述の特
許出願による生産路を有する型のものであり、前記のブ
リスターパックの連続した帯体（図１および２を参照）
は機械の水平の操作軌道に沿ってロール３から引き出さ
れた熱可塑性物質の帯体２を動かしながら、前記操作ラ
インに沿った包装機械の種々の操作ステーションに応じ
て、まずステーションＡにおいて型押し部品の動作によ
り縦横に揃った包装すべき個々の製品に適合する平行二
列の受け皿（ブリスター）４を形成し、包装すべき前記
製品が前記ブリスターに供給されるステーションＢを通
って引き出しローラー５、６によって引き出され、最後
に包装すべき製品を一個ずつ収容した前記ブリスター４
を密閉シールによって閉じるステーションＣを通って、
成型され、包装すべき製品が充填された熱可塑性物質の
連続した帯体２の上に通常アルミニウムからなり熱可塑
性物質の帯体２と結合可能な第２の帯体７を載せ、多数
の平行な列をなす前記のブリスターパックの連続した帯
体１を得る一連の操作を施すことによって得られる。

このブリスターパックの連続した帯体１はその後機械
の個々のブリスターパック1aおよび1bへの分離を行うス
テーションＤへ達し、1aおよび1bは平行列の積み重ねを
行うステーションＧ、それから縦一列に揃えるステーシ
ョンＩへ移動し、さらにそこから製品の検査をする部品
の作動するステーションＥを通った後、コンテナへの包
装を行うステーションＦへ移動する。

ここで構成された機械は帯体２をステーションＡを通
って間欠的に進め、即ち型押し手段８によって受け皿４
を型押しし、こうして受け皿を備えた後、この受け皿に
包装すべき製品を供給するステーションＢを通り、その
後一連の動作によって前記製品を前記受け皿にシールし
て密閉し、コントロール装置15によって操作される屈曲
部またはループ14を形成するステーションＣを通り、複
数の同期駆動手段により独立して一連の動作によってブ
リスターパックの連続した帯体を複数の平行した列をな
す個々のブリスターパック1a,1bに分割し、そこから、
上述したステーションを有する出願人の同日の特許出願
第3625A/86号にあるように、積み重ねステーションG,積
み重ねを揃えるステーションI,および上述の包装を行う
ステーションE,Fを通る。

本発明の目的とする方法によれば、前記ブリスターが
例えば２つの平行な列をなし、横方向に揃えられている
場合の前記ブリスターパックの連続した帯体１の分割
は、ブリスターパックの連続した帯体から個々のブリス
ターパックを破片を出すことなく分離し、同時に対応す
るステップ（図４を参照）において平行に進行する各列
で各々が梯形に並ぶ個々のブリスターパック1aおよび1b
（図４を参照）を分離する出願人の上述したイタリア特
許第1,332,245号に従って行われる。

このようにして連続して調製されるブリスターパック
は本発明の目的である方法に従ってそれぞれ同時に進行
しながら以下により明らかになるであろう所定数の積み
重ね工程（図１、２および６を参照）に向かって漸次横
方向に揃えられる（再び図４を参照）。この方法で得ら
れた積み重ね1Aおよび1Bは横方向に揃っており（図４お
よび６を参照）先へ進められて特に図２にあるように梯
形に並べられ、それらを縦一列に揃えるステーション
Ｉ、それから包装すべき製品の状態を制御する部品のあ
るステーションＥ、ケースに詰めるステーションＦを通
る。

本発明にしたがってこのような方法を実施する機械
は、個々のブリスターパック1aおよび1bを分離する（図
４を参照）ステーションＤ（図１および２）において一
般的に16（とくに図３を参照）で示される切断手段を備
え、切断手段16は縦方向に梯形をなし帯体を横断する２
つのセクションを一度に切断するための、ブリスターパ
ックの帯体の進む方向に並んだ２つの切断部材17を有す
る。前記切断部材17の下流側には公知の型の二連の二重
ラック18a,18bが準備されており一般的に20で示される
ロッド−クランク装置の平行四辺形のリンク機構19によ
り軌道上の往復運動を行う。各連の二つのラック18a,18
bの歯は、個々のブリスターパック1a,1bの連続した帯体
の各々が進行する間にそれらを少しずつ滑動させ徐々に
横方向に揃える（特に図４を参照）よう配列され、図３
に22bとして一つのみ示され図６にも概略が示される下
方の対応する受け皿22a,22bの中で交互に垂直運動して
いる対応するプレート21a,21bとそれぞれ組み合わせら
れて、次に明らかになるような望む数の製品の積み重ね
を行う。

このようにして作られた前記受け皿22a,22bの中の積
み重ね1Aおよび1B（図３および６を見よ）は、図５、６
および３に示される対応するプッシャ24a,24bによって
図３の23bとして１つのみ示され、また図６にも概略が
示されている、対応するエレベータ23a,23bの上へ輸送
される。前記プッシャ24a,24bは図５に示されるように
水平ボルト25a,25b上にそれぞれ配設されたプッシャヘ
ッドから構成されており、そのボルトの他方の端部は対
応する水平軸27a,27bにそれぞれ滑動可能に配設された
対応する部材26a,26bに結合している。これら２つの水
平軸27a,27bの下方には、部材29が滑動可能に配設され
た別の２つの水平軸28a,28bが設けられ、部材29には概
Ｘ字状の断面を有し、そのＸ字断面の側面に沿い長手方
向に延びる傾斜した横向きのガイドドラック30A,30Bを
備えた延長部30が結合されている。これら２組の水平軸
27a,27bおよび28a,28bの間には、揺動支持体を介してさ
らに別の水平軸31a,31bが配設され、揺動支持体にはブ
リスターパックまたはその結果対応する列のブリスター
パックの破片が存在する場合に、ここには示されない機
械のコントロール機構の操作レバー33の作用によって往
復運動を行う部材29とプッシャ24a,24bの部材26a,26bと
を連結し操作する、一般的にそれぞれ32a,32bで示され
る、対応する小ブロックが配設されている。

前記小ブロック32a,32bの各々には、一端は対応する
部材26a,26bと取り外し可能に結合し他端では次により
明らかになるようにブリスターパックまたはその破片の
通過を正確にフォローする、前記部材29（図３を参照）
と少なくとも結合可能な板状部材34a,34bが常時固定さ
れている。各ブロック32a,32bはさらに、前記ガイド軌
道30a,30bに連結し、対応するカウンターローラ36を有
する対応する軌道ローラ35a,35bを備えている。板状部
材34a,34bの対応する端部と部材29との結合動作は、対
応する油圧アクチュエータシリンダ37に次のようにして
（図３、４および６を参照）命令を与えることににより
各軸31a,31bを揺動させて行う。

上述のように、ブリスターパック1a,1bは一度に２つ
分割され平行二列をなしてラック18a,18bから積み重ね
の受け皿22a,22bへ進行する。これらのブリスターパッ
ク1a,1bの各列の上には個々のブリスターパックの通過
を積み重ねの受け皿22a,22bの前で検知可能な光電管38
（図６を参照）が設置されている。光電管38の信号によ
り、積み重ねに適当なブリスターパック数を数えるよう
プログラムされたカウンター39のカウントが増加され
る。もし1A,1Bにおけるように積み重ねが完成していれ
ば、前記カウンター39の出力信号は前記油圧アクチュエ
ータシリンダ37を作動させ板状部材34a,34bとプッシャ2
4a,24bを前記部材29に結合させ、この連結により積み重
ねを対応するエレベータ23a、23bへ進める。このプッシ
ャ24a,24bの往復運動は、ブリスターパックの運動より
も短時間に行われる、すなわち次の積み重ねの最初のブ
リスターパックがラック18a,18bから積み重ねの受け皿2
2a、22bに運ばれる前にプッシャ24a,24bが静止位置に戻
る。静止位置に戻ったプッシャ24a,24bはブリスターパ
ックの積み重ねが完成すると共に部品29から離れる。

エレベータ23a,23bは交互に上下に作動し、機械のサ
イクル180゜までに引っ込んで、対応する数の連続動作
する箱輸送同伴アセンブラ40a,40bによる搬送において
各積み重ね1A,1Bを梯形に並べられるようにし、同伴ア
センブラ40a,40bもまた同じく機械サイクルの180゜の範
囲で作動し、対応する数の連続動作する枠輸送機41a,41
b（特に図３および７を参照）が梯形の積み重ねを対応
する箱に導入できるようにする。

チェーンプリー45（図３、７を参照）上で連続して閉
サイクルを動くチェーンアセンブリー44によって運ばれ
るプッシュロッド43を有する、42で一般的に示されるア
センブラ手段は、その間にブロック輸送機41bの積み重
ね1Bを挟んだ輸送ブロックキャリヤ41aの積み重ね1A
を、空箱へ導入するため、上記積み重ね1A,1Bを包装の
ため（図７を参照）縦一列に揃える。このようにして縦
一列に揃えられた積み重ね1A,1Bの各々には、図７にお
いて47で示される通常の装置によって旧来の方法で組み
合わせられその後容器に包装される説明書46（再び図７
を参照）が付属している。この最後の包装操作のため、
ストア51からケース50を取出し、これらを上述の枠輸送
機41a,41bと平行な方向に連続して動くケース輸送機52
によって継続して進む枠に所定の方法で供給するための
ヘッド49を最低限備えた図７において48で一般的に示さ
れる通常の装置が用意されている。閉回路54にそって連
続して動く可動のプッシャ部材53は、個々の積み重ね1
A,1Bとそれに組み合わされた説明書46とを輸送機41Bか
らケース輸送機52の上におかれた前記ケース50へ移動し
て導入する準備をする。

この積み重ね操作と、積み重ねを縦一列に備える操作
とは、ここには示さない他の装置と連合して枠輸送機の
枠の中の積み重ねの在・不在の情報を送る図６に関連す
る上述のコントロール回路によって制御されている。こ
のデータは、移動レジスター55を介して、装置47のスト
ア56からの内容標本の取り出し制御に適宜伝えられる。

説明書が取り出された場合、これらの説明書46は取り
出された後ベルト装置57により、積み重ねを収容する対
応する枠のピンサーへ説明書を移動するためのピンサー
を備えた回転ヘッド58へ輸送される。積み重ねが不在の
場合には対応する枠への説明書の供給が停止される。

説明書の進路に沿って、電子装置と連合して説明書の
光コードを検査可能な光ヘッド59と、シフトレジスター
55のステージ５の枠に対応する説明書および積み重ねと
連動してステージ６の説明書が有効に用意されているこ
とを検定する光電管60とが設けられている。ステージ８
の枠については、近接検知機62が積み重ねが有効かどう
か検査する。

３組のデータ、即ち説明書の存在と、その正しいコー
ド化と、積み重ねの存在とは制御装置に供給され、９個
目の枠に対応するステージまで取り出しに関する上の３
つの条件が満たされた時にのみ制御装置が箱またはケー
ス50を取り出す信号を与える。逆の場合、取り出しヘッ
ド49は作動しない。10個目の枠のステージで、光電管が
箱のケース輸送機への有効な移動をチェックする。前の
３つの条件にこの条件が加わると、包装すべき製品のプ
ッシャ要素53をガイドする機械的偏向手段63の作動が可
能になる。もし、上記の条件、すなわち説明書の存在、
その正しいコード化、積み重ねの存在、箱の存在のうち
ひとつでも確認されない時は、総ての条件を充たした枠
が通過するまで偏向手段63は位置を変え輸送中のプッシ
ャ53は供給機能を行わない。電子的手段と連結した光電
管64により、ステージ21に対応する箱に対して、最終的
な箱のコード化に関する継続的な制御が行われる。適・
不適のデータは、その後の小売配送処理のための包装が
行われるシフトレジスター55の最後のステージへ伝送さ
れ、誤ったコード化の場合は機械的な防止装置が電気的
システムを作動させ不合格品ストアに伝送される。

添付の図に関連した本発明の方法およびそれを実行す
る方法の記述は明らかに例示の方法によってのみ得ら
れ、また明らかに、実用および運転、操作、使用による
これらの修正や変形は前記特許請求の範囲に属する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に編入され包括された同出願人の同日の
特許出願で請求された特徴を有する包装機の前面の透視
図である。 第２図は本発明による機械のラインの前面の線図的な透
視図である。 第３図は本発明の機械の同一部分の前面の拡大した透視
図を示す。 第４図、第５図、第６図および第７図はさらに拡大され
た第３図の細部と配線図を示す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 ブリスターパックを積み重ねのため横方向に揃え、各列を梯形に並べ、包装のため縦方向に揃え る、複数の列をなすブリスターパックの帯体の梯形分離方法とその方法を実施するための包装装 置

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】機械の生産ラインに沿って熱可塑性物質の
   連続した帯体を進め、前記帯体にまず型押し操作を行っ
   て検査すべき個々の製品を収容する受け皿もしくはセル
   （ブリスター）を形成し、それから前記受け皿に検査す
   べき前記製品を供給するステーションを通し、そこから
   各々対応する製品を収容する前記受け皿を、前記熱可塑
   性物質の連続した帯体にそれと結合可能な二番目の帯体
   を載せて密封シールにより密閉するステーションを通す
   ことによる、ブリスターパック調整用装置で作られ横方
   向に揃えられた複数の平行な列をなすブリスターパック
   の連続した帯体から個々のブリスターパックを分離する
   方法において、対応するステップでそれぞれ梯形に並べ
   られた平行な列をなす個々のブリスターパックを同時に
   分離するステップと、それらが各々対応する積み重ねへ
   同時に進行する間に漸次横方向に揃え、前記積み重ねを
   梯形に並べ箱またはケースへのパッケージのため縦方向
   に一列に揃えるための手段が用意されていることを特徴
   とする梯形分離方法。
2. 【請求項２】多数の列をなし横方向に揃ったブリスター
   パックの連続的な帯体を形成するための個別の同期駆動
   手段を備えた２つの機械部分を有し、熱可塑性物質の連
   続した帯体を間欠的に動かしながら型押し操作を施し
   て、帯体の中に包装すべき個々の製品を収容するための
   受け皿又はセル（ブリスター）を形成し、連続的に動か
   しながらこれらのセルを包装すべき製品で充填し、この
   ように包装すべき製品で充たされた前記セルを熱可塑性
   物質の帯体の上に結合可能な二番目の連続した帯体を載
   せることにより密閉し、複数の列をなして並び各々積み
   重ねのため横方向に揃えられた個々のブリスターパック
   を切断手段により分離させる形式を有し、前記切断手段
   が前期の各平行列において個々のブリスターパックを同
   時にかつリズミカルに分離し、対応する経路によって各
   々梯形に並べるスライサー型切断手段であり、前記ブリ
   スターパックを同時進行の間に漸次横方向に揃える輸送
   手段と、それぞれ横方向に揃って継続して進む個々のブ
   リスターパックを積み重ねる手段と、対応するステップ
   により前記積み重ねを梯形に並べる手段と、こうして梯
   形に並んだ前記積み重ねを箱やケースへのパッケージの
   ため縦一列に揃える手段が用意されていることを特徴と
   する、梯形分離方法を実施するためのブリスターパック
   包装装置。
3. 【請求項３】個々のブリスターパックを、漸次揃える前
   記輸送手段が偏心手段により連続した軌道を動く二重ラ
   ックを有する装置によって構成され、前記二重ラック
   は、縦方向に異った位置に配列され、前記横方向に揃え
   られた継続して進む個々のブリスターパックの各列を積
   み重ねる前記手段が、対応する積み重ねを構成する個々
   のブリスターパックを所定数に制御する手段に従うカプ
   リング手段を有し、対応するステップにより前記積み重
   ねを梯形に並べる前記手段が、Ｃでサイクル軸の360゜
   回転に対応する機械のサイクル、ｎでエレベータ手段の
   数を表すとき、C/nずつサイクル状に継続して作動する
   エレベータ手段を有し、前記積み重ねを縦一列に揃え、
   前記積み重ねを箱またはケースに包装する前記手段が閉
   回路を連続して動くプッシャロッドを有する各々の装置
   を揃えていることを特徴とする特許請求の範囲第２項記
   載の包装装置。