JPH0844570A - プログラム実行システム及び方法 - Google Patents

プログラム実行システム及び方法

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JPH0844570A
JPH0844570A JP19600594A JP19600594A JPH0844570A JP H0844570 A JPH0844570 A JP H0844570A JP 19600594 A JP19600594 A JP 19600594A JP 19600594 A JP19600594 A JP 19600594A JP H0844570 A JPH0844570 A JP H0844570A
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JP
Japan
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program
load
storage device
load image
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP19600594A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Hakomori
聰 箱守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部記憶装置から主メモリにプログラムをロ
ードする際、外部記憶装置へのアクセスの回数を減ら
し、かつ、アドレス解決処理の手間をなくすことによ
り、プログラムを実行開始するまでの時間やプログラム
の実行時間を短縮する。 【構成】 オペレーティングシステムの提供するプログ
ラム実行制御部11が、事前に外部記録装置3から、プ
ログラムを構成する複数のロードモジュール31を主メ
モリ2内のロードイメージ作成領域21に読み込み、か
つ、それらロードモジュール間で相互に参照する関数及
び変数のアドレス解決処理を行なってその結果をロード
イメージ作成領域21に書込む。次に、こうしてロード
イメージ作成領域21上に作成されたプログラムのロー
ドイメージを、外部記憶装置3のロードイメージ格納領
域32に保存する。以後、プログラムを実行するとき
は、プログラム実行制御部11は、外部記憶装置3に保
存されているロードイメージを主メモリ2に読み込ん
で、プログラムの実行を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のロードモジュー
ルからなるプログラムを実行するためのプログラム実行
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムがプログラムを実行する
場合、実行に先立って、外部記憶装置に格納されている
プログラムモジュールを、プロセッサが直接アクセスで
きる主メモリにロードする必要がある。プログラムは、
1個又は複数個のロードモジュールから構成されてお
り、それらを順次主メモリにロードしなければならな
い。ここで、ロードとは、プログラムを実行するプロセ
スのメモリ領域上へプログラムを読み込むことをいう。
【0003】従来、プログラムが複数個のロードモジュ
ールから構成されている場合には、プログラムの実行を
次のような手順で行っていた。まず、プログラムの中で
最初に起動されるロードモジュールをロードする。この
モジュールは、プログラムが必要とするロードモジュー
ルの情報を保持しており、次に、この情報を用いて残り
のロードモジュールをロードする。必要なロードモジュ
ールを全てロードしたならば、ロードモジュール間で相
互に参照される関数や変数のアドレスを解決する処理を
行う。
【0004】しかしながら、全てのロードモジュールを
外部記憶装置から読み込むと、外部記憶装置に対するア
クセスが多くなるため、ロードに時間がかかる。また、
ロードモジュールをロードした後に関数や変数のアドレ
ス解決処理を行うと、ロードからプログラムの実行まで
に時間がかかる。
【0005】一方、従来より外部記憶装置に対するアク
セス回数を少なくして、高速にロードできるようにした
テキスト共有方式が知られている。このテキスト共有方
式は、複数のプログラムが同じロードモジュールを使用
する場合において、いったん読み込まれたロードモジュ
ールの内容のうち、テキスト部(操作命令部)をプロセ
ス間で共有することにより、テキスト部に対する外部記
憶装置からの読み込み回数を減少させるものである。
【0006】また、従来よりアドレス解決処理を必要最
小限とすることにより、ロードからプログラム実行まで
の時間を短縮する実行時アドレス解決方式がある。この
実行アドレス解決方式は、ロードモジュールをロードし
た後、変数のアドレス解決処理のみを行い、関数のアド
レス解決処理はプログラム実行中に必要に応じて行うこ
とにより、ロードからプログラム実行までにかかる時間
を短縮させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のテキスト共有方
式では、プログラムがテキスト部に対しては更新処理を
行わず、参照のみを行うことを利用してるので、テキス
ト部に対しては外部記憶装置に対するアクセス回数を少
なくすることができる。しかしながら、ロードモジュー
ルの内容のうち、プログラムが更新を行うデータ部、す
なわちプログラムが走行したときに利用する数値や文字
列等を持つ部分に対しては、このようにプロセス間で共
有することはできない。その結果、テキスト共有方式を
用いた場合でも、データ部を読み込むためにはロードモ
ジュール毎に外部記憶装置に対するアクセスが発生す
る。
【0008】また、実行時アドレス解決方式では、ロー
ドからプログラム実行までの時間が短縮されるが、プロ
グラムが実行を解決した後にアドレス解決処理を行うた
め、プログラム実行時間が長くなる。
【0009】このように、従来のプログラム実行方式で
は、ロードモジュールの数に比例した回数だけ外部記憶
装置に対してアクセスが発生するため、ロードに時間が
かかるという問題があった。また、ロードモジュールの
ロード後にアドレス解決処理を行うため、プログラム実
行までの時間やプログラムを実行する時間が長くなると
いう問題があった。
【0010】本発明の目的は、このような従来の課題を
解決し、プログラムロード時の外部記憶装置へのアクセ
ス回数を減少させ、アドレス解決処理をプログラムロー
ド時以前に行うことにより、プログラムを実行するまで
の時間やプログラムの実行時間を短縮することが可能な
プログラム実行システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプログラム実行システムは、プログラムを
構成する複数のロードモジュールのメモリへロードと、
それらロードモジュール間で相互に参照する関数及び変
数のアドレス解決処理とを行なうことにより、プログラ
ムの実行に必要なロードイメージをメモリ上に作成する
ロードイメージ作成手段と、このメモリ上に作成された
ロードイメージを、不揮発性の記憶装置へ保存するロー
ドイメージ保存手段と、プログラムを実行するとき、上
記記憶装置に保存されているロードイメージをメモリ上
へ読み込むロードイメージ読み込み手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】本発明では、複数のロードモジュールのロード
と、ロードモジュール間で相互に参照する関数や変数の
アドレス解決処理を、プログラムを実行する以前にあら
かじめ行い、その結果得られたメモリ上のロードイメー
ジを不揮発性の記憶装置に保存しておく。以後プログラ
ムを実行するにときは、ロードモジュールをロードする
代りに、保存したロードイメージをメモリ上に読み込
む。
【0013】これにより、プログラムを実行するときの
外部記憶装置へのアクセス回数を減少することができ
る。また、プログラムを実行するときやプログラム実行
中のアドレス解決処理は不要となる。これにより、プロ
グラムの実行までの時間やプログラム実行時間を短縮す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例を示す計算算機
システムの全体構成図である。
【0016】図1に示すように、プロセッサ1、プロセ
ッサの主メモリを提供するメモリ3及びプログラムを蓄
積した不揮発性の外部記憶装置3によりシステムが構成
されている。
【0017】プログラム実行時の際に行う動作の概略は
以下の通りである。
【0018】プロセッサ1は、プログラムを実行する以
前に、準備動作として、外部記憶装置3よりそのプログ
ラムのロードモジュールを読み出しメモリ2へロードす
る。全てのロードモジュールをロードしたならば、プロ
セッサ1は、ロードモジュール間で相互に参照する関数
や変数のアドレス解決処理を行なう。次に、プロセッサ
1は、以上の準備動作によってメモリ2上に作成された
情報を外部記憶装置3に保存する。
【0019】以後、プロセッサ1は、そのプログラムを
実行するときは、外部記憶装置3に保存した上記情報を
メモリ2へ読み込むことにより、外部記憶装置3に対す
るアクセス回数を減少し、アドレス解決処理を不要とす
る。
【0020】以下、詳細に説明する。
【0021】図2は、本実施例におけるプログラム実行
を制御する部分の機能ブロック図である。
【0022】図2において、プログラム実行制御部11
は、上に概説した動作を行うもので、プロセッサ1のオ
ペレーティングシステム内に用意された一つの機能であ
る。このプログラム実行制御部11の働きにより、メモ
リ2内には、準備動作においてロードモジュールが読み
込まれるロードイメージ作成領域21や、プログラムの
実行時に使用されるプロセス領域22等が確保される。
外部記憶装置3には、プログラムを構成する複数のロー
ドモジュール31が予め格納されており、また、プログ
ラム実行制御部11の働きにより、ロードイメージが格
納されるロードイメージ格納領域32が確保される。
【0023】図3は、図2のプログラム実行制御部11
が、プログラムの実行に先立ちプログラムのロードイメ
ージを作成する動作の流れを示す。
【0024】プログラム実行制御部11は、まず、ロー
ドモジュール31の中で最初に起動されるロードモジュ
ールを、メモリ2のロードイメージ作成領域21へ読み
込む(S1)。次に、読み込んだロードモジュールか
ら、プログラムに必要な全てのロードモジュールのファ
イル名のリストを取り出す(S2)。そして、このリス
トに従い、残りのロードモジュールをロードイメージ作
成領域21へ読み込む(S4)。
【0025】プログラムの全てのロードモジュールを読
み込んだならば(S3)、次にロードモジュール間で相
互に参照される関数や変数のアドレス解決処理を行い
(S5)、その結果をメモリ2のロードイメージ作成領
域21に書込む。こうして、プログラムの実行に必要な
全ての情報(ロードイメージ)がロードイメージ作成領
域21上に作成されると、次に、このロードイメージ作
成領域21上のロードイメージを外部記憶装置3内のロ
ードイメージ格納領域32へ格納する(S6)。
【0026】プログラムが複数ある場合、外部記憶装置
3の容量が許せば、それらプログラムの全てについて、
前もって上記のようにロードイメージを作成して外部記
憶装置3のロードイメージ作成領域32に格納しておく
ことが望ましい。
【0027】図4は、プログラム実行制御部11が、プ
ログラムを実行するときの動作の流れを示す。
【0028】プログラム実行制御部11は、プログラム
の実行要求を受けると、そのプログラムに対応するロー
ドイメージを外部記憶装置3内のロードイメージ格納領
域32から検索し(S11)、それをプロセス領域22
へ読み込む(S12)。
【0029】このように、本実施例では、複数のロード
モジュールのロードと、ロードモジュール間で相互に参
照する関数や変数のアドレス解決処理を、プログラムを
実行する以前に予め行い、その結果得られたメモリ上の
情報を外部記憶装置へ保存する。そして、プログラムを
実行するときには、ロードモジュールをロードするので
はなく、保存した情報をメモリ上に読み込むことによ
り、プログラムを実行するときの外部記憶装置へのアク
セス回数を減少し、プログラムを実行するときやプログ
ラム実行中のアドレス解決処理を不要とする。これによ
り、プログラムの実行までの時間やプログラム実行時間
を短縮することができる。
【0030】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変更可
能であることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プログラムを実行するときの外部記憶装置へのアクセス
回数を減少することができると共に、プログラムを実行
するときやプログラムの実行中のアドレス解決処理は不
要となり、プログラムの実行までの時間やプログラム実
行時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラム実行方法を適用する計算機
システムの構成図。
【図2】本発明の一実施例を示すプログラム実行制御部
の機能ブロック図。
【図3】本発明のプログラム実行制御部がプログラム実
行以前に行う動作フローチャート。
【図4】本発明のプログラム実行制御部がプログラム実
行時に行う動作フローチャート。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 メモリ 3 外部記憶装置 11 プログラム実行制御部 21 ロードイメージ作成領域 22 プロセス領域 31 ロードモジュール 32 ロードイメージ格納領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のロードモジュールからなるプログ
    ラムを実行するプログラム実行システムにおいて、 前記プログラムを構成するロードモジュールのメモリへ
    ロードと、それらロードモジュール間で相互に参照する
    関数及び変数のアドレス解決処理とを行なうことによ
    り、前記プログラムの実行に必要なロードイメージを前
    記メモリ上に作成するロードイメージ作成手段と、 前記ロードイメージ作成手段によって前記メモリ上に作
    成されたロードイメージを、不揮発性の記憶装置へ保存
    するロードイメージ保存手段と、 前記プログラムを実行するとき、前記記憶装置内のロー
    ドイメージを前記メモリ上へ読み込むロードイメージ読
    み込み手段と、を備えたことを特徴とするプログラム実
    行システム。
  2. 【請求項2】 複数のロードモジュールからなるプログ
    ラムを実行するプログラム実行方法において、 前記プログラムを構成するロードモジュールのメモリへ
    ロードと、それらロードモジュール間で相互に参照する
    関数及び変数のアドレス解決処理とを行なうことによ
    り、前記プログラムの実行に必要なロードイメージを前
    記メモリ上に作成するロードイメージ作成過程と、 前記ロードイメージ作成過程によって前記メモリ上に作
    成されたロードイメージを、不揮発性の記憶装置へ保存
    するロードイメージ保存過程と、 前記プログラムを実行するとき、前記記憶装置内のロー
    ドイメージを前記メモリ上へ読み込むロードイメージ読
    み込み手段と、を備えたことを特徴とするプログラム実
    行システム。
JP19600594A 1994-07-28 1994-07-28 プログラム実行システム及び方法 Pending JPH0844570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305398A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Intel Corp 後処理カーネルのダイナミックリンキングおよびダイナミックローディング

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JP2008305398A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Intel Corp 後処理カーネルのダイナミックリンキングおよびダイナミックローディング

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