JPH0834381A - スクータの車体構造 - Google Patents

スクータの車体構造

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JPH0834381A
JPH0834381A JP6192930A JP19293094A JPH0834381A JP H0834381 A JPH0834381 A JP H0834381A JP 6192930 A JP6192930 A JP 6192930A JP 19293094 A JP19293094 A JP 19293094A JP H0834381 A JPH0834381 A JP H0834381A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】重量増加を防止しつつ車体フレーム40を高剛
性にする。 【構成】 車体中心方向へ延びるメインフレーム42の
後端部を第1のクロスメンバ50の中間部へ溶接し、第
1のクロスメンバ50の両端部を上方へ屈曲させて左右
のサイドフレーム44へ溶接する。サイドフレーム44
は左右一対をなして拡開しつつ斜め上がり後方へ延びる
とともに、前端部をメインフレーム42の後端部よりも
前方部分へ斜めに接続させる。これにより、側面視にお
いて第1のクロスメンバ50とメインフレーム42及び
サイドフレーム44の間で略三角形のトラス構造を形成
し、さらに、平面視においても、左右のサイドフレーム
44の前部と第1のクロスメンバ50及びメインフレー
ム42の間でもトラス構造を形成する。その結果、重量
増加を抑えつつ車体剛性が著しく大きくなり、メインフ
レーム42、サイドフレーム44及び第1のクロスメン
バ50で囲まれた空間内にバッテリ66を配設して支持
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願はスクータの車体構造に
係り、特に、重量増加を防止しつつ車体フレームを高剛
性にするとともに、スペース効率の良いバッテリの支持
構造を実現したものに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−70271号には、前輪の
繰向軸を支持するヘッドパイプから車体中心に沿って斜
め下がり後方に延び、さらに略水平に後方へ延びるメイ
ンフレームと、このメインフレームの後端へ接続され、
かつ斜め上がり後方へ延びる左右一対のサイドフレーム
とを備え、これら左右のサイドフレーム先端部間をプレ
ス成型された鋼板製の支持板で連結し、この支持板上に
バッテリを乗せて支持した構造が示されている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】ところで、この支
持板は重量物であるバッテリを支持するため、比較的剛
性を高くする必要があるが車体フレームの剛性向上には
あまり寄与できない。一方、鋼板の成型品でありかつ比
較的大きな面積を要する場所に設けなければならないの
で重量増加を招き、かつ、材料費や型費並びに溶接工数
等の増大を招き易くなる。そこで本願はこのような問題
点の解決を目的とする。
【0004】
【上記課題を解決するための手段】上記課題を解決する
ため本願発明は、前輪の繰向軸を支持するヘッドパイプ
から車体中心に沿って斜め下がり後方に延び、さらに略
水平に後方へ延びるメインフレームと、このメインフレ
ームの後部へ接続し、拡開しつつ斜め上がり後方へ延び
る左右一対のサイドフレームと、この左右のサイドフレ
ーム間を連結するクロスメンバとを備えたスクータにお
いて、サイドフレームの先端部をメインフレームに対し
てその後端部よりも前方で斜めに接続し、かつメインフ
レームの後端部とサイドフレームの間を上下方向へ延び
る上下連結部材で接続し、メインフレームの後端部とサ
イドフレームの前端部と上下連結部材により、側面視に
おいて略三角形をなすトラス構造を構成するとともに、
メインフレームの後端部とサイドフレームの前端部と上
下連結部材により囲まれた空間をバッテリの配設スペー
スとしたことを特徴とする。
【0005】このとき、上下連結部材を略U字状をなす
クロスメンバとし、その左右両端部がそれぞれ左右のサ
イドフレームと接続し、かつメインフレームの後端部を
クロスメンバの中央部へ接続させることができる。ま
た、メインフレームの後端部自体を上下連結部材として
上方向へ屈曲させ、この先端部をサイドフレーム間に連
結されたクロスメンバへ接続させることもできる。
【0006】
【作用】次に、本願発明の作用を説明する。メインフレ
ームの後端部が上下連結部材を介して上方へ屈曲し、サ
イドフレームと接続している。また、サイドフレームの
前端部はメインフレームの後端部よりも前方部分へ斜め
に接続している。
【0007】このため、側面視において上下連結部材と
メインフレーム及びサイドフレームの間で略三角形のト
ラス構造が形成される。さらに平面視においても、左右
のサイドフレームの前部とクロスメンバによって、また
左右のサイドフレームの前部とメインフレーム及びクロ
スメンバの間にもそれぞれトラス構造が形成される。
【0008】その結果、車体剛性が著しく大きくなると
ともに、メインフレーム、サイドフレーム及び上下連結
部材及びクロスメンバで囲まれた比較的大きな空間が形
成され、この空間内にバッテリが収容可能になる。
【0009】したがって、この空間に重量物であるバッ
テリを配設しても、周囲の剛性構造によりバッテリを支
持するに十分な強度が得られ、かつ、バッテリは左右両
側方をサイドフレームで囲まれるため、より確実に保護
され、かつスペース効率よく配設できる。
【0010】しかも、メインフレームが車幅方向中央部
を前後方向へ延び、バッテリの下方を通過しているの
で、バッテリの底部をメインフレームで支持できる。こ
のため従来のように、鋼板の成型品を用いないので、重
量増加を抑制でき、かつ、材料費や型費並びに溶接工数
等の増大を原因とするコストアップを抑制できる。
【0011】
【実施例】図1乃至図10に基づいて1実施例を説明す
る。図1はスクータ全体の外観側面図、図2は要部の全
体側面図、図3はその平面図、図4は背面図、図5は車
体フレームの全体側面図、図6は車体フレームの全体平
面図、図7は車体フレームの前側要部の拡大側面を関連
部品とともに示した図、図8はステップフロア部分の平
面図、図9はバッテリ支持構造を示すための要部拡大側
断面図、図10はその横断面図である。
【0012】まず、図2に示すように、この自動2輪車
の前輪2を支持するフロントフォーク4の上部はフロン
トカバー6、フロントフェンダー8、レッグシールド1
0で覆われている。フロントフェンダー8には左右の側
面にウインカ12が設けられている。これらのさらに上
方にはグリップ部分が見えているハンドル14を覆うハ
ンドルカバー16が設けられ、その前面にヘッドライト
18が設けら得れている。
【0013】フロントフェンダー8とレッグシールド1
0の各後部下方は、それぞれステップフロア20とアン
ダーカバー22に接続している。ステップフロア20と
アンダーカバー22はそれぞれ前後方向へ略水平に延
び、アンダーカバー22の右側後部にロック穴24と2
6が設けられている。
【0014】ステップフロア20の後部はボデイバー2
8に接続している。ボデイバー28の上方にはシート3
0が支持され、かつボデイバー28によりパワーユニッ
ト32上方の車体後部が覆われている。34は後輪、3
6はリヤクッション、37はその上部取付ブラケット、
38はエアクリーナである。
【0015】図2乃至図4にも併せて示すように、車体
フレーム40はメインフレーム42と、その中間部から
左右に分かれて後方へ延びるサイドフレーム44を備
え、メインフレーム42の前端部にヘッドパイプ46が
設けられている。ヘッドパイプ46は繰向軸48を回転
自在に支持するとともに、繰向軸48の下端部はフロン
トフォーク4と連結されている。
【0016】メインフレーム42はヘッドパイプ46か
ら斜め下方かつ後方へ延び、さらにステップフロア20
とアンダーカバー22の内側で車幅方向中央部を車体中
心に沿って略水平に後方へ延び、その後端部は上下連結
部材を兼ねる第1のクロスメンバ50へ接続されてい
る。
【0017】第1のクロスメンバ50は図4に明らかな
ように、車幅方向へ延びる略U字状のパイプ部材であ
り、左右両端はそれぞれ左右のサイドフレーム44の下
面へ接続して溶接されている。また、第1のクロスメン
バ50の中央部にはメインフレーム42の後端部が溶接
されている。
【0018】サイドフレーム44はメインフレーム42
の後端よりも若干前方位置へから左右へ広がりながら斜
め上方かつ後方へ延び、後端部はパワーユニット32上
方で略水平の後方段部52になっている。
【0019】サイドフレーム44の側面には第1のクロ
スメンバ50を挟んで前後にサイドブラケット54とピ
ボットブラケット56が設けられている。ピボットブラ
ケット56には後端部がパワーユニット32の前端部に
連結されたリンクアーム58の前端部がピボット59で
回動自在に支持されている。
【0020】右側の第1のクロスメンバ50からはルー
プ状をなすロックアーム60が側方へ突出し(図4)、
突出先端部はアンダーカバー22に形成された前後のロ
ック穴24、26間に位置し、ループ状をなす公知のU
字状止め金を用いたロック(以下、U字状ロックとい
う)や、ワイヤーもしくはチェーンなどを用いたロック
で駐車場所の不動物へ連結されている。なお、ロックア
ーム60は右側走行仕様の場合、車体右側に(図4実
線)に設けられる。但し、左側走行仕様には左側に設け
られる。
【0021】ステップフロア20の下方にはこれを支持
するためのフロアフレーム62(図6,7)がメインフ
レーム42と平行にその左右へ対をなして前後方向へ延
びている。ステップフロア20の後端部にはバッテリホ
ルダー64が設けられ、ここにバッテリ66が支持され
ている。
【0022】収納ボックス68はボデイバー28の内側
でサイドフレーム44に支持され、上方に向かって開口
し、この開口部はシート30で開閉される。シート30
は収納ボックス68の開口縁部前端69へヒンジ結合さ
れている(図2)。
【0023】サイドフレーム44の後方段部52には燃
料タンク70が支持されている。燃料タンク70は側方
へ突出して全周に形成されたフランジ72で前部ブラケ
ット74と後部ブラケット76へ固定されている。
【0024】燃料タンク70の外方は左右に対をなして
前後方向へ延びるインナーステー78で囲まれている。
インナーステー78の前後両端はシートキャッチャー8
0と後部ブラケット76に取付けられている。
【0025】図5及び図6に示すように、車体フレーム
40の前後方向へ第2クロスメンバ82、第3クロスメ
ンバ84、第4クロスメンバ86を備えている。第2ク
ロスメンバ82はフロアフレーム62の前端部を支持す
るため、中間部がメインフレーム42のサイドフレーム
44先端部が連結する部分近傍へ溶接され、左右両端は
側方へ突出し、ここにフロアフレーム62の前端部が支
持されている。
【0026】第3クロスメンバ84はサイドフレーム4
4と第1のクロスメンバ50の連結部近傍に、左右のサ
イドフレーム44間を連結して直線状に設けられたパイ
プ部材であり、第3クロスメンバ84とメインフレーム
42の後端部間に上下方向へ延びる隔壁板94が取付け
られ、その中央部には穴96が形成されている。
【0027】第3クロスメンバ84の上面中間部にはウ
エルドナット98が設けられ、ここに収納ボックス68
の底部前端から下方へ突出しているボス100の取付穴
において 、収納ボックス68の内部から差し込まれた
図示しないネジによって締結されている。
【0028】図7、8に明らかなように、ステップフロ
ア20は取付穴90、92と対応する位置に形成されて
いる取付ボス102、104においてフロアフレーム6
2へ取付けられる。さらに後端部では取付穴106にお
いてボデイカバー28側へ取付られる。
【0029】また、アンダーカバー22と接合するた
め、ステップフロア20の側部前後各端部に取付突部1
08、110がそれぞれ下方へ突出形成され、かつ中間
部には複数の係合爪112が下方へ突出形成されてい
る。
【0030】さらに、ステップフロア20の前端部には
レッグシールド10との接合のための係合爪114が形
成されている。なお、アンダーカバー22の後端下部は
スタンドブラケット116に取付けられたステー118
へ取付けられる。
【0031】バッテリホルダー64部分を拡大した側断
面である図9及びその横断面(車幅方向へ切断した断
面)である図10に明らかなように、バッテリホルダー
64に保持されたバッテリ66は、その上端を収納ボッ
クス68の前部下方から下向きに突出する押さえ突部1
20に取付けられたゴムなどの弾性材料からなる押さえ
部材122で押さえつけられて固定されている。
【0032】バッテリホルダー64は上段124と下段
132を備え、図10に明らかなように、上段124に
は上方へ突出するリブによって形成されたバッテリ保持
部126とリレー保持部128が設けられ、バッテリ保
持部126にはバッテリ66が、リレー保持部128に
はリレー130がそれぞれ収納保持されている。
【0033】下段132には上方にCDI収納部134
が設けられ、この中にCDIユニット136が収納され
ている。CDIユニット136の上部には、軟質ポリウ
レタンフォームなどの適宜発泡材料やゴムなどからなる
弾性部材146が置れ、その上からバッテリ66の底部
によって走行中に振動しないように押さえつけられてい
る。リレー130及びCDIユニット136はバッテリ
66から電源を供給されている。
【0034】CDIユニット136から下方へ突出する
カプラー138はCDI収納部134よりもさらに下方
へ突出形成された配線室140内へ収納されている。こ
の配線室140内にはカプラー138やリレー130な
どの配線が収容される。図10中の符号148はリレー
130からのコードである。
【0035】なお、バッテリホルダー64はステップフ
ロア20の後端部と連続一体に形成され、バッテリホル
ダー64の前端部であるステップフロア20との接続部
にボデイバー28の下端部を嵌合するための嵌合溝14
2が形成され、後端部にはフック144が後方へ突出形
成され、このフック144が、隔壁板94の穴96に係
合している。
【0036】次に、本実施例の作用を説明する。図5及
び図7に明らかなように、メインフレーム42の後端部
が第1のクロスメンバ50を介して上方へ屈曲してサイ
ドフレーム44と接続している。また、サイドフレーム
44の前端部は第1のクロスメンバ50よりも前方部分
へ接続している。
【0037】ゆえに、側面視において第1のクロスメン
バ50とメインフレーム42及びサイドフレーム44の
間でトラス構造が形成される。さらに、図6に明らかな
ように平面視においても、左右のサイドフレーム44の
前部とメインフレーム42及び第1のクロスメンバ50
の間、並びに左右のサイドフレーム44の前部と第3ク
ロスメンバ84の間にもそれぞれトラス構造が形成され
る。
【0038】その結果、車体剛性が著しく大きくなると
ともに、メインフレーム42、サイドフレーム44、第
1のクロスメンバ50及び第3クロスメンバ84で囲ま
れた比較的大きな空間が形成され、この空間内にバッテ
リホルダー64が収容可能になる。したがって、この空
間に重量物であるバッテリ66を配設しても、周囲の剛
性部材によりバッテリ66を支持するに十分な強度が得
られ、かつスペース効率よく配設できる。
【0039】しかも、メインフレーム42が車幅方向中
央部を前後方向へ延び、バッテリホルダー64の下方を
通過しているので、バッテリホルダー64の底部をメイ
ンフレーム42で支持できる。このため、従来のよう
に、鋼板の成型品を用いないので、重量増加を抑制で
き、かつ、材料費や型費並びに溶接工数等の増大を原因
とするコストアップを抑制できる。
【0040】また、バッテリ66は左右両側方をサイド
フレーム44で囲まれるため、より確実に保護される。
そのうえ、バッテリ66の後方に設けられる隔壁板94
によっても、後輪34により跳ね上げられた泥水などが
バッテリ66のターミナル部等へ付着しにくくなるよう
にガードされる。
【0041】そのうえ、隔壁板94はバッテリホルダー
64の支持部材として役立っているので、バッテリホル
ダー64を有効利用可能になるとともに、穴96にフッ
ク144を係合させるだけでよいので、バッテリホルダ
ー64を支持させる構造及び作業が簡単になり、バッテ
リホルダー64の支持に好都合である。
【0042】なお、本願発明は上記実施例に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上下連結部材はメイン
フレーム42と別体にせず、メインフレーム42の後端
部を側面視において第1のクロスメンバ50と同様に上
方へ屈曲させ、左右のサイドフレーム44間に架け渡さ
れた第3のクロスメンバ84又はこれと略平行する別の
クロスメンバへ接続させることができる。
【0043】このようにすれば溶接工数をさらに削減で
き、かつ第3のクロスメンバ84を利用すれば第1のク
ロスメンバ50を省略できるため部品点数も削減できる
とともに、使用するクロスメンバを直線的に形成でき
る。
【0044】さらに適用対象の車両としては、スクータ
型の自動2輪車及び自動3輪車が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る車体全体の外観側面図
【図2】実施例に係る車体全体の要部側面図
【図3】実施例に係る車体要部の平面図
【図4】実施例に係る車体要部の背面図
【図5】実施例に係る車体フレームの全体側面図
【図6】実施例に係る車体フレームの全体平面図
【図7】実施例に係る車体前側要部の拡大側面図
【図8】実施例に係るステップフロア部分を含む車体前
側要部の平面図
【図9】実施例に係るバッテリ支持部分の要部拡大側断
面図
【図10】実施例に係るバッテリ支持部分の要部拡大横
断面図
【符号の説明】
40:車体フレーム、42:メインフレーム、44:サ
イドフレーム、46:ヘッドパイプ、50:第1のクロ
スメンバ(上下連結部材)、64:バッテリホルダ、6
6:バッテリ、68:収納ボックス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪の繰向軸を支持するヘッドパイプから
    車体中心に沿って斜め下がり後方に延び、さらに略水平
    に後方へ延びるメインフレームと、このメインフレーム
    の後部へ接続し、拡開しつつ斜め上がり後方へ延びる左
    右一対のサイドフレームと、この左右のサイドフレーム
    間を連結するクロスメンバとを備えたスクータにおい
    て、サイドフレームの先端部をメインフレームに対して
    その後端部よりも前方で斜めに接続し、かつメインフレ
    ームの後端部とサイドフレームの間を上下方向へ延びる
    上下連結部材で接続し、メインフレームの後端部とサイ
    ドフレームの前端部と上下連結部材によって側面視にお
    いて略三角形をなすトラス構造を構成するとともに、メ
    インフレームの後端部とサイドフレームの前端部と上下
    連結部材とで囲まれた空間をバッテリの配設スペースに
    したことを特徴とするスクータの車体構造。
  2. 【請求項2】上下連結部材が略U字状をなすクロスメン
    バであり、その左右両端部がそれぞれ左右のサイドフレ
    ームと接続し、かつメインフレームの後端部がクロスメ
    ンバの中央部へ接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載したスクータの車体構造。
  3. 【請求項3】メインフレームの後端部自体を上方向へ屈
    曲させて上下連結部材とし、この先端部をサイドフレー
    ム間に連結されたクロスメンバへ接続したことを特徴と
    する請求項1に記載したスクータの車体構造。
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