JPH0833055A - インバータのデータ送受信処理装置及びその処理方法 - Google Patents

インバータのデータ送受信処理装置及びその処理方法

Info

Publication number
JPH0833055A
JPH0833055A JP6164016A JP16401694A JPH0833055A JP H0833055 A JPH0833055 A JP H0833055A JP 6164016 A JP6164016 A JP 6164016A JP 16401694 A JP16401694 A JP 16401694A JP H0833055 A JPH0833055 A JP H0833055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
inverter
communication
computer
host computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6164016A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shiraishi
康裕 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6164016A priority Critical patent/JPH0833055A/ja
Publication of JPH0833055A publication Critical patent/JPH0833055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストを削減しつつ応答性を向上しデータエ
ラー直後の正常なデータを犠牲にしないこと。 【構成】 ホスト計算機10とシリアルリンクされる代
表局としてのインバータ300Aの通信回路200A
は、通信ドライバ22A及び通信レシーバ23A、通信
用インタフェース26A,27A、データ送受信部40
Aと、データ処理部44A、ソケット28aA,28b
A、プラグ29にて構成されている。通信制御及びイン
バータ制御が単独のインバータ用計算機310Aで構成
され、ソフトウェアの時間管理が行われることでPWM
波形生成処理を最優先とする高速通信が可能となり、応
答時間が短縮される。更に、データ読込み時に、先頭に
コントロールコードがあれば新たなデータと判定される
ため、異常データが紛込んでも次回の正常なデータから
直ちに交信が再開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト計算機からの制
御指令データによって、誘導電動機等を駆動するインバ
ータのデータ送受信処理装置及びその処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の通信装置を備えたインバー
タのシステム構成について図6を参照して説明する。図
6は、ホスト計算機10とのシリアル通信によって、P
WM波形生成する複数のインバータ30A,30B,
…,30Nが各々に接続された誘導電動機39A,39
B,…,39Nを駆動するためのシステム構成図であ
る。なお、各局の通信装置20A,20B,…,20N
及びインバータ30A,30B,…,30Nは同様の構
成からなるため、以下の説明では、局番を示すA,B,
…,Nの記号を省略して述べる。図6において、ホスト
計算機10は主として、CPU11と通信ドライバ12
及び通信レシーバ13とからなる。通信装置20は主と
して、CPUを有する通信用計算機21と通信ドライバ
22及び通信レシーバ23と通信用インタフェース2
6,27とからなり、この通信用計算機21の内部構成
はデータ送受信部40、データ処理部41及び対インバ
ータ通信部42等からなる。この通信装置20は通信用
インタフェース26,27を介してホスト計算機10と
シリアルリンクされている。インバータ30は主とし
て、CPUを有するインバータ用計算機31からなり、
その内部構成は通信装置20の対インバータ通信部42
とのデータ交信のための対オプション通信部43、デー
タ処理部44、インバータ制御部45及び誘導電動機3
9のインバータ制御のためのPWM波形を生成するPW
M波形生成部46等からなる。
【0003】インバータ30にはホスト計算機10との
リンク運転の際、それぞれホスト計算機10との通信用
オプションである通信装置20が装着され、その通信装
置20とホスト計算機10とは通信装置20の通信用イ
ンタフェース26,27を介してシリアルリンクされ、
必要とされるインバータ30と誘導電動機39とのセッ
トが任意に追加できるように構成されている。つまり、
図6に示すように、インバータ30が複数台の場合に
は、互いに異なった局番A,B,…,Nに設定された通
信装置20が各々のインバータ30に装着され、その通
信装置20のうちの1台とホスト計算機10とが時分割
的に随時接続制御される。通信装置20同士は、通信用
インタフェース27から通信用インタフェース26へと
順次接続され、最後の局番Nの通信装置20には終端抵
抗用端子24に接続片25が取付けられ、終端処理がな
されてシステムが構成されている。
【0004】次に、その動作概要を、ホスト計算機10
に対して通信装置20、インバータ30及び誘導電動機
39がそれぞれA,B,Nの3台接続された場合につい
て図6を参照して説明する。ホスト計算機10からは、
制御すべき特定のインバータ30に対して、図9(a)
に示すように、データの先頭を意味するコントロールコ
ード70を先頭に、制御すべき特定のインバータ30の
交信したい局番71や指令コード72等の情報を持った
送信データが送信される。通信装置20はインバータ3
0と独立した独自のCPUを有する通信用計算機21を
備えており、そのデータ送受信部40にて、先頭のコン
トロールコード70が受信されると、それに応じたバイ
ト数分のデータを受信し終わるまでデータが取込み続け
られる。このとき、全ての局番A,B,…,Nの通信装
置20は連結されているため、他局へのデータも受取る
ことになるが、受信終了後に通信用計算機21のデータ
処理部41でそのデータが自局に対するデータであるか
どうかが判定され、他局へのデータであればそのデータ
は読捨てられる。そして、自局に対するデータであれ
ば、サムチェックを行い、エラーがなければ、指令コー
ドに応じて通信用計算機21の対インバータ通信部42
からインバータ30側にデータが送られる。
【0005】インバータ30と通信装置20もシリアル
リンクされており、インバータ30側の独自のCPUを
有するインバータ用計算機31によって作られるクロッ
クで、通信用計算機21の対インバータ通信部42とイ
ンバータ用計算機31の対オプション通信部43とがデ
ータ交信される。通常、インバータ30ではそのインバ
ータ用計算機31のインバータ制御部45でインバータ
制御に関わる諸々の処理が行われているが、所定の周期
毎に確実にそのPWM波形生成部46にて出力波形を生
成するという重要な処理をしなければならないため、通
信装置20からの送信データの読込みを通信装置20側
の送信タイミングによる割込みで行うことができない。
即ち、この場合のデータ交信のタイミングの主導権はイ
ンバータ30側に委ねられているのである。このデータ
交信が完了して始めてホスト計算機10から送られたデ
ータに対するインバータ30の受信完了であり、インバ
ータ30は、そのインバータ用計算機31のデータ処理
部44でデータ受信完了を識別すると、そのデータがイ
ンバータ用計算機31のインバータ制御部45に送られ
指令コードに従ったPWM(周波数・電圧)波形生成の
ための処理が開始されると共に、データ処理部44では
指令された局番が正常にデータ受信完了した旨を表す返
信用データを作成する。この作成された返信用データ
は、受信時と逆の手順でインバータ30から通信装置2
0を介してホスト計算機10に送信される。
【0006】次に、インバータ30のインバータ用計算
機31のインバータ制御部45で実行される従来のソフ
トウェアの概要を図7を用い、図6を参照しながら説明
する。ここで、図7では、インバータ制御部45で通
常、実行される一続きの処理ルーチンが、後述のタイマ
割込みによるインターラプト50によって結果的に複数
のメイン51〜メイン54の処理ルーチンに分断されて
いる。図7において、プログラム構成のうちブロック状
に表されているメイン51からメイン54までの処理ル
ーチンに基づいて図6のインバータ30のインバータ用
計算機31のインバータ制御部45における処理が行わ
れる。また、図7のインターラプト50は図6のインバ
ータ用計算機31のPWM波形生成部46の処理ルーチ
ンを示し、タイマ割込みによって起動される。即ち、タ
イマ割込みによるインターラプト50のために、図7に
示すように、一続きの処理ルーチンが不特定の箇所でメ
イン51〜メイン54の処理ルーチンに分断されてい
る。また、図7のデータ送受信処理56は図6のインバ
ータ用計算機31の対オプション通信部43のための処
理ルーチン、図7のデータ処理55は図6のインバータ
用計算機31のデータ処理部44のための処理ルーチン
を示し、このようにデータ送受信処理56及びデータ処
理55はメインルーチンのフローの中に位置している。
【0007】次に、図6に示す通信装置20のデータ送
受信部40における処理手順を図8のフローチャートに
基づいて、図6に示すシステム全体の流れとの関係から
説明する。まず、ステップS1で受信モードであるかが
判定され、受信モードでないと送信処理の図示しないル
ーチンに移行する。受信モードであるとステップS2に
移行し、ホスト計算機10からの受信データが有るかが
判定され、受信データがないときには本ルーチンを終了
する。ここで、受信データが有ると、ステップS3に移
行し、そのデータを読込んだのちステップS4に移行す
る。ステップS4では現在自局がデータ取込みの最中で
あるかが取込み中のフラグにて判定され、データ取込み
中のフラグがセットされていると、ステップS5に移行
し、データが格納され受信データカウンタがインクリメ
ントされる。次にステップS6に移行して、受信データ
カウンタ(データ数)が規定データ数(規定バイト数)
分に達するまで、ステップS1〜ステップS6の処理が
繰返され、無条件にホスト計算機10からの受信データ
が格納し続けられる。そして、ステップS6で受信デー
タカウンタが規定データ数に達すると、ステップS7に
移行し、データ取込み中のフラグをリセットし、受信デ
ータカウンタがクリアされ、本ルーチンを終了する。一
方、ステップS4でデータ取込み中のフラグがセットさ
れていなければ、ステップS8に移行し、受信データが
コントロールコードであるかが判定され、コントロール
コードであるとステップS9に移行する。ステップS9
では、その受信データが格納されデータ取込み中のフラ
グがセットされ、受信データカウンタが1とされ、本ル
ーチンを終了する。なお、ステップS8で、ホスト計算
機10からの受信データがコントロールコードでないと
きには、その受信データが読捨てられ、本ルーチンを終
了する。
【0008】このようにして、図6に示すシステム構成
において、通信装置20はホスト計算機10からの受信
データを1バイト毎に割込み処理で拾っていき、規定バ
イト数分の受信データを受信し終えたのちに、インバー
タ30からの合図に基づいてその受信データを通信装置
20からインバータ30に送信される。ここで、通信装
置20がホスト計算機10とデータのやりとりをしてい
る間は、インバータ30はその交信とは無関係に、独自
のソフトウェアを動かしているのである。このように、
通信装置20とインバータ30とのデータ交信のきっか
けはインバータ30に委ねられているのであるから、イ
ンバータ30によるPWM波形生成が通信装置20とホ
スト計算機10とのデータ交信によって妨げられるよう
なことはない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
技術では、インバータとホスト計算機とをシリアル交信
させるためその間に、一旦、インバータ側のインバータ
用計算機と独立の通信用計算機を持った通信装置を介在
させている。その際、通信装置とインバータとの間もシ
リアルリンクされている。このため、インバータはホス
ト計算機との交信に時間がかかり、応答性が悪いという
不具合があった。この不具合を解決する方法としては、
通信装置とインバータとの間を、シリアルリンクではな
くバス結合にすることで、ある程度の時間短縮、即ち、
多少の応答性の改善は見込まれる。しかし、通信装置が
介在されていることによる交信時間の必要不可欠分が存
在しており、なお一層の交信時間の短縮が望まれてい
た。
【0010】この交信時間を短縮するための対策とし
て、1個のCPUを有する計算機でインバータ制御とシ
リアル通信制御との両方を行うことが考えられる。とこ
ろが、インバータ本来の役割であるPWM波形生成の処
理を最優先させながら高速通信に対応させるというの
は、単にCPUを有する計算機の乗せ替えでは不可能で
あった。なぜなら、インバータ制御とシリアル通信制御
とを1個のCPUを有する計算機で処理するには、例え
ば、通信変調速度を38.4Kボー、通信データの1パ
ケットを11ビット/1バイトとした場合、1バイトの
データが送られる時間間隔は286μs〔=(11×1
6 )/(38.4×103 )〕であり、この間にデー
タを取りにいかなければ、次の1バイトデータによって
先のデータが壊されてしまうからである。つまり、この
際、PWM波形生成のためのインターラプトは最優先で
あるという大原則があるため、286μs毎にデータ送
受信処理を割込み処理を用いることなく、確実に受取り
にいかねばならないのである。
【0011】更に、図6に示す通信装置20の通信用計
算機21のデータ送受信部40では、一旦、図9(a)
に示す送信データのコントロールコード70を受信する
と、図8のフローチャートで述べたように、ステップS
1〜ステップS6の処理が繰返され、受信データカウン
タ(データ数)が規定データ数(規定バイト数)分とな
るまで無条件にホスト計算機10からの受信データを取
込もうとする。このため、図9(b)に示す受信データ
における最初のデータαのようにデータが不完全で途中
で尻切れになってしまっているときには、通信用計算機
21のデータ送受信部40の内部判定では図9(b)に
示す次のデータβの先頭から前回不足したデータのバイ
ト数分が前回のデータの一部として読込まれてしまうこ
ととなる。したがって、図9(b)に示す最初のデータ
αと次のデータβの一部とに対応する図9(c)に示す
内部判定の先頭データには、コントロールコード70が
2つあることでサムチェックエラーとなり、図9(b)
の2つ目の本来、正常なデータβは、図9(c)の内部
判定では先頭コマンドなしとみなされて無視され読取ら
れず、図9(b)の3つ目のデータγから交信再開とな
っていた。このように、通信用計算機21のデータ送受
信部40の内部判定では、受信データの段階では正常な
データβまで失われてしまうという不具合があった。
【0012】そこで、本発明は、かかる不具合を解決す
るためになされたもので、インバータとホスト計算機と
のシリアル交信において、その間にオプションとしての
通信装置の介在を不要としてコストを削減しつつデータ
交信時間を短縮することで応答性の向上を図ると共にデ
ータにエラーがあった場合にもその次の正常なデータを
犠牲にすることなく速やかな交信が再開可能なインバー
タのデータ送受信処理装置及びその処理方法の提供を課
題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるインバ
ータのデータ送受信処理装置は、通信ドライバ及び通信
レシーバを有し、制御指令データを出力するホスト計算
機と、前記ホスト計算機とシリアルリンクするための通
信用インタフェース、通信ドライバ及び通信レシーバと
前記ホスト計算機からの自局に対する前記制御指令デー
タを取込み、その制御指令データに基づいてインバータ
制御を行うインバータ用計算機とを有するインバータと
を具備するインバータのデータ送受信処理装置におい
て、前記インバータ用計算機の処理プログラムのメイン
ルーチンにおける連続の処理時間が所定時間内となるよ
うに前記メインルーチンを分割し、その分割ルーチン毎
に前記所定時間内のデータ送受信処理を時間管理するイ
ンターラプト待機ループを設けるものである。
【0014】請求項2にかかるインバータのデータ送受
信処理装置は、請求項1の具備する手段に加えて、前記
所定時間を、通信変調速度及び通信データの1パケット
の大きさに基づいて算出される時間を越えないように設
定するものである。
【0015】請求項3にかかるインバータのデータ送受
信処理装置は、請求項1の具備する手段に加えて、前記
インバータ用計算機が、誘導電動機と接続され、前記制
御指令データに基づいてインバータ制御された周波数及
び電圧を前記誘導電動機に出力するものである。
【0016】請求項4にかかるインバータのデータ送受
信処理方法は、通信ドライバ及び通信レシーバを有し、
制御指令データを出力するホスト計算機と、前記ホスト
計算機とシリアルリンクするための通信用インタフェー
ス、通信ドライバ及び通信レシーバと前記ホスト計算機
からの自局に対する前記制御指令データを取込み、その
制御指令データに基づいてインバータ制御を行うインバ
ータ用計算機とを有するインバータとを具備するものに
おいて、前記制御指令データの1バイトのデータ受信毎
にデータの先頭を示すコントロールコードの有無を判別
する判別工程と、前記判別工程で前記コントロールコー
ドが判別されると、それまでの受信データをクリアする
と共に改めて交信開始するデータ交信工程とからなるも
のである。
【0017】
【作用】請求項1においては、通信ドライバ及び通信レ
シーバを有し、制御指令データを出力するホスト計算機
と通信用インタフェース、通信ドライバ及び通信レシー
バを介してシリアルリンクされ、取込まれた制御指令デ
ータに基づいてインバータ制御されるインバータ用計算
機とを有するインバータとにおけるインバータのデータ
送受信処理装置であって、このインバータのインバータ
用計算機で実行されるプログラムのメインルーチンにお
ける連続の処理時間が所定時間内となるようにそのメイ
ンルーチンが分割され、その分割ルーチン毎に設けられ
たインターラプト待機ループによりデータ送受信処理が
所定時間内となるように時間管理される。
【0018】請求項2のインバータのデータ送受信処理
装置では、請求項1の作用に加えて、所定時間が通信変
調速度及び通信データの1パケットの大きさに基づいて
算出された時間を越えないように設定されることで、先
に取込んだデータが次のデータで壊されることなく通信
制御されると共に、そのデータに基づくインバータ制御
が実行される。
【0019】請求項3のインバータのデータ送受信処理
装置におけるインバータ用計算機では、請求項1の作用
に加えて、接続された誘導電動機に対してホスト計算機
からの制御指令データに基づきインバータ制御された周
波数及び電圧が出力される。
【0020】請求項4においては、通信ドライバ及び通
信レシーバを有し、制御指令データを出力するホスト計
算機と通信用インタフェース、通信ドライバ及び通信レ
シーバを介してシリアルリンクされ、取込まれた制御指
令データに基づいてインバータ制御されるインバータ用
計算機とを有するインバータとにおけるインバータのデ
ータ送受信処理方法であって、判別工程では制御指令デ
ータの1バイトのデータ受信毎にデータの先頭を示すコ
ントロールコードの有無が判別される。そして、このコ
ントロールコードがあると、データ交信工程では新たな
受信データであるとしてそれまでの受信データをクリア
し交信が開始される。
【0021】
【実施例】以下、本発明のインバータのデータ送受信処
理装置及びその処理方法を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例にかかるインバータの
データ送受信処理装置において、局番A,B,…,Nと
する複数のインバータ300A,300B,…,300
Nがホスト計算機10とのシリアル通信によって、各々
に接続された誘導電動機39A,39B,…,39Nを
PWM駆動するための構成図である。なお、各局のイン
バータ300A,300B,…,300Nは同様の構成
からなるため、以下の説明では、局番を示すA,B,
…,Nの記号を省略して述べる。また、前述の従来装置
と同様の構成または相当部分からなるものについては同
一符号及び同一記号を付して示す。図1において、10
はホスト計算機であり、ホスト計算機10は主として、
CPU11と通信ドライバ12及び通信レシーバ13と
からなる。300はインバータであり、インバータ30
0は主として、単独のCPUを有するインバータ用計算
機310と通信ドライバ22及び通信レシーバ23と通
信用インタフェース26,27とからなり、この通信用
計算機310の内部構成はデータ送受信部40、データ
処理部44、インバータ制御部45及び誘導電動機39
のインバータ制御のためのPWM波形を生成するPWM
波形生成部46等からなる。
【0022】インバータ300はホスト計算機10との
リンク運転をするための独自の通信回路200を有し、
その通信回路200を介してインバータ300はホスト
計算機10とシリアルリンクされている。つまり、図1
に示すように、インバータ300が複数台の場合には、
互いに異なった局番A,B,…,Nに設定された通信回
路200のうちの1台とホスト計算機10とが時分割的
に随時接続制御される。通信回路200同士は、通信用
インタフェース27から通信用インタフェース26へと
順次接続され、最後の局番Nの通信回路200にはソケ
ット28a側にプラグ29が取付けられ、終端処理がな
されてシステムが構成されている。
【0023】次に、図1及び図9を参照し、ホスト計算
機10とインバータ300との間の動作概要について説
明する。図1おいて、通信回路200には、ホスト計算
機10の通信ドライバ12及び通信レシーバ13と通信
用インタフェース26を介して通信レシーバ23及び通
信ドライバ22とがそれぞれ接続されている。ホスト計
算機10からはシリアルリンクされたインバータ300
に対して、図9(a)に示すように、データの先頭を意
味するコントロールコード70を先頭に、制御すべき特
定のインバータを指定する局番71や指令コード72等
の情報を持った送信データが送信される。通信回路20
0とインバータ300とは共有のCPUを有するインバ
ータ用計算機310を備えており、そのインバータ用計
算機310のデータ送受信部40にて、送信データの先
頭のコントロールコード70が受信されると、それに応
じたバイト数分のデータを受信し終わるまでデータが取
込み続けられる。全ての局番A,B,…,Nの通信回路
200は連結されているため、ホスト計算機10から他
局への送信データも受取ることになるが、受信終了後に
インバータ用計算機310のデータ処理部44でその送
信データが自局に対する送信データであるかどうかが判
定され、他局への送信データであれば読捨てられる。自
局に対する送信データであれば、サムチェックを行い、
エラーがなければ、指令コードに応じてインバータ用計
算機310のインバータ制御部45に受信データとして
送られ、所定の周期毎にPWM波形生成部46にて出力
波形が生成され、この出力波形に応じて誘導電動機39
が制御されることとなる。
【0024】このデータ交信が完了してはじめてホスト
計算機10から送られたデータに対するインバータ30
0の受信完了となり、インバータ300は、データ処理
部44でデータ受信完了を識別すると、指令コードに従
った処理を開始し、指令された局番が正常にデータ受信
完了した旨を表す返信用のデータを作成する。この作成
された返信用データは、受信時と逆の手順でインバータ
300の通信回路200を介してホスト計算機10に送
信される。このように、インバータ用計算機310に、
シリアル通信機能を保有したものを用いることにより、
通信用のオプションを不要としており、通信回路200
はインバータ300に内蔵され一体化されている。
【0025】次に、本実施例装置におけるインバータ3
00がインバータ用計算機310の単独のCPUのみで
ホスト計算機10とのデータ交信とPWM波形生成とが
誤りなく実行されるかについて説明する。まず、図2及
び図3を用いてインバータ300の内部処理の説明を行
う。図2は図1のインバータ300のインバータ用計算
機310のインバータ制御部45で実行されるソフトウ
ェアの概要を示す概略図である。ここで、図2では、イ
ンバータ制御部45で通常、実行される一続きの処理ル
ーチンが、後述のインターラプト待機ループ66によっ
て複数のメインA61〜メインD64の処理ルーチンに
分割されている。前述したように、通信変調速度38.
4Kボーを実現するためには、インバータ300のイン
バータ用計算機310のインバータ制御部45では1バ
イトデータを286μs毎に読込まなければならない。
そのため、PWM波形生成処理を行うインターラプト6
0の時間t0 を286μs以内(t0 <286μs)と
なるように設計し、更に、インバータ制御のプログラム
のメインルーチン(メインA61〜メインD64)の連
続の処理時間が286μs以内になるように分割する。
図2に示すメインA61〜メインD64は、286μs
以内(t1,t2,t3,t4 <286μs)になるように分
割されたメインルーチンの各ブロックである。
【0026】各々のブロックの最後には、図3のステッ
プS101〜ステップS103に示すような、データ送
受信処理ルーチンを含んだインターラプト60を待つた
めのインターラプト待機処理を行うインターラプト待機
ループ66がおかれている。このように、インターラプ
ト待機ループ66の中と、インターラプト処理を抜出た
ところに、1バイトデータを送受信するデータ送受信処
理サブルーチン(図3のステップS101及びステップ
S103)をおくことで、286μsに少なくとも1度
はサブルーチンコールが実行され、通信変調速度38.
4Kボーのデータ受信時にもデータを取りこぼすことは
ない。また、図2のように、分割されたインバータ制御
区間の数カ所にデータ処理ルーチン65をおくことで受
信完了後、データ処理までの応答時間を短縮することが
可能となる。
【0027】次に、通信回路200のデータ送受信部4
0におけるデータ送受信処理の手順を、図1に示すシス
テム全体の動作の流れを参照しながら図4のフローチャ
ートに基づいて説明する。まず、ステップS201で受
信モードであるかが判定され、受信モードでないと送信
処理の図示しないルーチンに移行する。受信モードであ
るとステップS202に移行し、ホスト計算機10から
の受信データが有るかが判定され、受信データがないと
きには本ルーチンを終了する。受信データが有ると、ス
テップS203に移行し、そのデータを読込んだのちス
テップS204に移行する。ステップS204では受信
したデータがコントロールコードであるかが判定され、
コントロールコードであるとステップS205に移行す
る。ステップS205ではデータが格納されデータ取込
み中のフラグがセットされ、受信データカウンタが1と
され、本ルーチンを終了する。
【0028】一方、ステップS204で受信したデータ
がコントロールコードでないときには、ステップS20
6に移行し、現在自分がデータ取込みの最中かが取込み
中のフラグにて判定され、データ取込み中のフラグがセ
ットされていると、ステップS207に移行し、データ
が格納され受信データカウンタがインクリメントされ
る。次にステップS208に移行して、受信データカウ
ンタ(データ数)が規定データ数(規定バイト数)分に
達するまで、ステップS201〜ステップS208の処
理が繰返され、無条件にホスト計算機10からの受信デ
ータが格納し続けられる。そして、ステップS208で
受信データカウンタが規定データ数に達すると、ステッ
プS209に移行し、データ取込み中のフラグをリセッ
トし、受信データカウンタがクリアされ、本ルーチンを
終了する。なお、ステップS206でデータ取込み中の
フラグがセットされていなければ、本ルーチンを終了す
る。
【0029】このように、図1に示すシステム構成にお
いて、インバータ300の通信回路200のデータ送受
信部40ではホスト計算機10からの受信データを読込
む毎にデータの先頭であるコントロールコードであるか
が判定され、コントロールコードであると無条件にそれ
を先頭データとして読込み開始となるため、従来装置の
内部判定として図9(c)に示されるように、コントロ
ールコードが前回のデータの途中の一部として読込まれ
ることはない。
【0030】ここで、図1に示す通信回路200Nの終
端処理について、図5を参照して説明する。通信装置間
の接続は従来例と同様であるが、終端抵抗部分はソケッ
ト28a,28bになっている。図5に示すように、プ
ラグ29は内部で短絡されており、ソケット28bはダ
ミー用であり、ソケット28aと28bとは互いに絶縁
されており、プラグ29はどちら側にも装着することが
できる。ここで、プラグ29をソケットの28a側に装
着すれば終端抵抗が短絡され、取外せば開放される仕組
みになっている。なお、終端抵抗が不要な場合にはプラ
グ29を外しておけばよく、そのプラグ29をダミー用
ソケット28bにつけておくことで紛失防止することが
できる。
【0031】このように、本発明の一実施例のインバー
タのデータ送受信処理装置は、通信ドライバ12及び通
信レシーバ13を有し、制御指令データを出力するホス
ト計算機10と、ホスト計算機10とシリアルリンクす
るための通信用インタフェース26,27、通信ドライ
バ22及び通信レシーバ23とホスト計算機10からの
自局に対する前記制御指令データを取込み、その制御指
令データに基づいてインバータ制御を行うインバータ用
計算機310とを有するインバータ300とを具備する
ものであって、インバータ用計算機310のプログラム
のメインルーチンにおける連続の処理時間を286μs
未満とする所定時間内となるように前記メインルーチン
を分割し、その分割された処理ルーチンであるメインA
61,メインB62,メインC63,メインD64等か
らなる分割ルーチン毎に前記所定時間内のデータ送受信
処理を時間管理するインターラプト待機ループ66を設
ける実施例とすることができる。
【0032】したがって、インバータ300ではそのイ
ンバータ用計算機310により通信ドライバ22及び通
信レシーバ23、通信用インタフェース26を介してシ
リアルリンクされたホスト計算機10との高速通信及び
PWM波形生成するインバータ制御のプログラムが実行
される。このとき、インバータ用計算機310では、そ
のプログラムのメインルーチンにおける連続の処理時間
を286μs未満とする所定時間内となるようにプログ
ラムのメインルーチンがメインA61,メインB62,
メインC63,メインD64のように分割され、その分
割ルーチン毎にインターラプト待機ループ66が設けら
れ所定時間内のデータ送受信処理が時間管理される。
【0033】故に、シリアルリンクされたホスト計算機
10からの制御指令データをインバータ300のインバ
ータ用計算機310が所定時間内に直接取込むことで交
信時間が短縮され、その受信データ内容が壊されること
なく正確となる。
【0034】また、上記実施例を、所定時間は通信変調
速度の38.4Kボー及び通信データの1パケットの大
きさの11ビット/1バイトに基づいて算出される時間
である286μsを越えないように設定される実施例と
することができる。
【0035】このため、先に取込んだデータが次のデー
タで壊されることなく通信制御されると共に、そのデー
タに基づくインバータ制御が実行される。
【0036】また、上記実施例を、インバータ用計算機
310が誘導電動機39と接続され、制御指令データに
基づいてインバータ制御された周波数及び電圧をその誘
導電動機39に出力する実施例とすることができる。
【0037】このように、ホスト計算機10とシリアル
リンクされた上述のインバータ300のインバータ用計
算機310とが直接接続されることで、誘導電動機39
のPWM制御が高速で、且つ正確となる。
【0038】更に、上記実施例を、通信ドライバ12及
び通信レシーバ13を有し、制御指令データを出力する
ホスト計算機10と、ホスト計算機10とシリアルリン
クするための通信用インタフェース26,27、通信ド
ライバ22及び通信レシーバ23とホスト計算機10か
らの自局に対する前記制御指令データを取込み、その制
御指令データに基づいてインバータ制御を行うインバー
タ用計算機310とを有するインバータ300とを具備
するインバータのデータ送受信処理方法において、前記
制御指令データの1バイトのデータ受信毎にデータの先
頭を示すコントロールコードの有無を判別する図4のデ
ータ送受信処理のステップS204にて達成される判別
工程と、その判別工程でコントロールコードが判別され
ると、それまでの受信データをクリアすると共に改めて
交信開始する図4のデータ送受信処理のステップS20
5にて達成されるデータ交信工程とからなる実施例とす
ることができる。
【0039】したがって、受信データの先頭にコントロ
ールコードがあるものが読込まれると、その都度、それ
までのデータ内容はクリアされ、新たな受信データとし
て交信開始されることとなる。
【0040】故に、コントロールコードが先頭にあるデ
ータが前回のデータの一部として読込まれることがなく
なり、不完全なデータが受信された直後の正常な受信デ
ータから速やかに交信開始されるため高速通信が可能と
なる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインバ
ータのデータ送受信処理装置によれば、ホスト計算機と
データリンクされ、通信制御及びインバータ制御のプロ
グラムがインバータ用計算機にて実行される。このと
き、インバータ用計算機によるプログラムのメインルー
チンにおける連続の処理時間が通信変調速度に見合った
所定時間内となるようにそのメインルーチンが分割さ
れ、その分割ルーチン毎に設けられたインターラプト待
機ループによりデータ送受信処理が所定時間内となるよ
うに時間管理される。したがって、単独のCPUを有す
るインバータ用計算機で制御指令データが所定時間内に
確実に取込まれると共に、次のデータで先のデータが壊
されることのないように通信制御され、その取込まれた
制御指令データに基づいてインバータ制御が実行され
る。これにより、ホスト計算機とインバータとの間に従
来介在していた制御指令データを送受信制御するための
通信装置が不要となりコストの削減が図られると共に、
通信経路の短縮及び単純化によりデータのやりとりに余
分な時間がかからないため通信の応答性を大幅に改善す
ることができる。また、ホスト計算機からの正常な制御
指令データが無視されることなく確実に所定のインバー
タ用計算機に取込まれるため、データ交信時間を高速な
ものとすることができる。
【0042】請求項2のインバータのデータ送受信処理
装置によれば、請求項1の効果に加えて、所定時間が通
信変調速度及び通信データの1パケットの大きさに基づ
いて算出された時間を越えないように設定されること
で、ホスト計算機からインバータへの制御指令データ内
容を高速に確実に伝達することができる。
【0043】請求項3のインバータのデータ送受信処理
装置によれば、請求項1の効果で述べたように、ホスト
計算機からの制御指令データがインバータ用計算機に高
速に伝達されることにより、そのインバータ用計算機に
接続された誘導電動機へのインバータ制御された周波数
及び電圧の出力を高速なものとすることができる。
【0044】請求項4のインバータのデータ送受信処理
方法によれば、判別工程でホスト計算機とのデータリン
クに際し、制御指令データの1バイトのデータ受信毎に
データの先頭を示すコントロールコードの有無が判別さ
れる。そして、データ交信工程でコントロールコードが
あると、新たな受信データであるとしてそれまでの受信
データをクリアし交信が開始される。これにより、通信
異常等で不完全なデータが受信された後の、受信データ
がコントロールコードであるかを判定することにより速
やかに正常な交信を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかるインバータ
のデータ送受信処理装置を示す構成図である。
【図2】 図2は本発明の一実施例にかかるインバータ
のデータ送受信処理装置のインバータ用計算機における
プログラム構成図である。
【図3】 図3は本発明の一実施例にかかるインバータ
のデータ送受信処理装置のインバータ用計算機で使用さ
れているインターラプト待機処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】 図4は本発明の一実施例にかかるインバータ
のデータ送受信処理装置のインバータ用計算機で使用さ
れているデータ送受信処理の手順を示すフローチャート
である。
【図5】 図5は本発明の第一実施例にかかるインバー
タのデータ送受信処理装置におけるインバータの終端抵
抗用プラグを示す図である。
【図6】 図6は従来の通信装置を備えたインバータと
ホスト計算機とのシリアルリンク状態を示すブロック図
である。
【図7】 図7は従来の通信装置を備えたインバータの
プログラム構成図である。
【図8】 図8は従来の通信装置を備えたインバータで
使用されているデータ送受信処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】 図9は従来の通信装置内部での尻切れの不完
全なデータに対するデータ解析の様子を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 ホスト計算機、11 (ホスト計算機の)CP
U、12 通信ドライバ、13 通信レシーバ、22
A,22B,22N 通信ドライバ、23A,23B,
23N 通信レシーバ、26A,26B,26N,27
A,27B,27N通信用インタフェース、28aA,
28bA,28aB,28bB,28aN,28bN
ソケット、29 プラグ、39A,39B,39N 誘
導電動機、200A,200B,200N 通信回路、
300A,300B,300N インバータ、310
A,310B,310N インバータ用計算機、40
A,40B,40N データ送受信部、44A,44
B,44N データ処理部、45A,45B,45N
インバータ制御部、46A,46B,46N PWM波
形生成部、60 インターラプト、61 メインA、6
2 メインB、63 メインC、64 メインD、66
インターラプト待機ループ、70 コントロールコー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/02 // H02M 7/48 J 9181−5H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ドライバ及び通信レシーバを有し、
    制御指令データを出力するホスト計算機と、前記ホスト
    計算機とシリアルリンクするための通信用インタフェー
    ス、通信ドライバ及び通信レシーバと前記ホスト計算機
    からの自局に対する前記制御指令データを取込み、その
    制御指令データに基づいてインバータ制御を行うインバ
    ータ用計算機とを有するインバータとを具備するインバ
    ータのデータ送受信処理装置において、 前記インバータ用計算機のプログラムのメインルーチン
    における連続の処理時間が所定時間内となるように前記
    メインルーチンを分割し、その分割ルーチン毎に前記所
    定時間内のデータ送受信処理を時間管理するインターラ
    プト待機ループを設けることを特徴とするインバータの
    データ送受信処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定時間は、通信変調速度及び通信
    データの1パケットの大きさに基づいて算出される時間
    を越えないように設定することを特徴とする請求項1記
    載のインバータのデータ送受信処理装置。
  3. 【請求項3】 前記インバータ用計算機は、誘導電動機
    と接続され、前記制御指令データに基づいてインバータ
    制御された周波数及び電圧を前記誘導電動機に出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のインバータのデータ送
    受信処理装置。
  4. 【請求項4】 通信ドライバ及び通信レシーバを有し、
    制御指令データを出力するホスト計算機と、前記ホスト
    計算機とシリアルリンクするための通信用インタフェー
    ス、通信ドライバ及び通信レシーバと前記ホスト計算機
    からの自局に対する前記制御指令データを取込み、その
    制御指令データに基づいてインバータ制御を行うインバ
    ータ用計算機とを有するインバータとを具備するインバ
    ータのデータ送受信処理方法において、 前記制御指令データの1バイトのデータ受信毎にデータ
    の先頭を示すコントロールコードの有無を判別する判別
    工程と、 前記判別工程で前記コントロールコードが判別される
    と、それまでの受信データをクリアすると共に改めて交
    信開始するデータ交信工程とからなることを特徴とする
    インバータのデータ送受信処理方法。
JP6164016A 1994-07-15 1994-07-15 インバータのデータ送受信処理装置及びその処理方法 Pending JPH0833055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6164016A JPH0833055A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 インバータのデータ送受信処理装置及びその処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6164016A JPH0833055A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 インバータのデータ送受信処理装置及びその処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0833055A true JPH0833055A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15785190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6164016A Pending JPH0833055A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 インバータのデータ送受信処理装置及びその処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0833055A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014018665A1 (de) * 2014-12-13 2016-06-16 Baumüller Nürnberg GmbH Umrichter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014018665A1 (de) * 2014-12-13 2016-06-16 Baumüller Nürnberg GmbH Umrichter
US9762172B2 (en) 2014-12-13 2017-09-12 Baumueller Nuernberg Gmbh Converter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0622712A2 (en) Communication network with time coordinated station activity
US20060098682A1 (en) High level message priority assignment by a plurality of message-sending nodes sharing a signal bus
US5640602A (en) Transferring digital data in units of 2 bytes to increase utilization of a 2-byte-wide bus
JPS58184668A (ja) メモリの書込み制御方式
CN112003954B (zh) 数据通信方法、数据通信***及计算机可读存储介质
US6122280A (en) Packet output device and packet output method
JPH0612905B2 (ja) 通信インターフェイス
JPS6239580B2 (ja)
EP1145132A2 (en) Improved inter-device serial bus protocol
JPH0833055A (ja) インバータのデータ送受信処理装置及びその処理方法
JPH08316973A (ja) 通信処理手段
US20040221148A1 (en) Hardware initialization with or without processor intervention
JPH07264263A (ja) シリアル通信インターフェース装置
JP2852095B2 (ja) シリアルバスインターフェース電源制御方式
JPH1145227A (ja) データ転送方式およびデータ転送装置
CN114296799A (zh) 代码生成方法、访问存储器芯片的方法、总线接口和存储介质
JPH05346810A (ja) プログラマブルコントローラの出力異常処理方式
JP3146864B2 (ja) 単方向ループ型伝送回路
JP2699782B2 (ja) 送受信システム
JPH1049109A (ja) 液晶表示装置
CN118264556A (en) Communication system and address configuration method thereof
KR20050107159A (ko) 시스템의 직렬 인터페이스 버스를 위한 버스 컨트롤러
JP2773637B2 (ja) 回線試験パルス発生回路
JP3615306B2 (ja) 記憶装置アクセスシステム
CN111654422A (zh) 数据通信方法、装置、设备及存储介质