JPH08300752A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH08300752A
JPH08300752A JP7105912A JP10591295A JPH08300752A JP H08300752 A JPH08300752 A JP H08300752A JP 7105912 A JP7105912 A JP 7105912A JP 10591295 A JP10591295 A JP 10591295A JP H08300752 A JPH08300752 A JP H08300752A
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cover
paper
side guide
printer
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Kazuyuki Yoshikoshi
和幸 吉越
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TEC CORP
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/042Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過型用紙センサにより長尺紙のセット性が
損なわれず、かつ、透過型用紙センサの検出機能を損な
わないようにすること。 【構成】 カバー側ガイド31により形成される用紙搬
送経路30の一部を挾んで対向する位置でこのカバー側
ガイド31と本体側ガイド17とに分離配設されて長尺
紙15を検出する発光素子47と受光素子48との対に
よる透過型用紙センサ46を設けるとともに、カバー1
3の閉止操作に伴い発光素子47と受光素子48との光
軸φが一致する位置でこのカバー13を閉止状態にロッ
クさせるロック機構41とを設け、カバー13を開閉す
るだけで長尺紙15を簡単にセットでき、かつ、透過型
用紙センサ46が正常に動作し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺紙を用いて印字す
るラベルプリンタ等のプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のプリンタにおいては、
プリンタ本体に長尺紙をセットするために、プリンタ本
体にはカバーにより開閉される開口面が形成されてい
る。そして、図8に略図的に示すように、プリンタ本体
側には長尺紙1を搬送するためのプラテン2が設けら
れ、カバー側にはこのカバーの閉止操作によりプラテン
2に対向接触して印字部を形成する印字ヘッド3が設け
られている。よって、長尺紙1をセットする場合、ま
ず、カバーを開放して印字ヘッド3がプラテン2から離
反した状態として、プリンタ本体内の収納部にロール状
の長尺紙1をセットし、その先端側をプラテン2側に引
き出した状態でカバーを閉じて印字ヘッド3をプラテン
2に圧接させることにより使用可能状態とする。
【0003】ところで、この種のプリンタにおいては、
印字部に対する長尺紙の位置を制御する等の目的で、用
紙搬送経路における長尺紙の状態を検出するための用紙
センサを備えているものが多い。特に、長尺状の台紙上
に等間隔で貼付されたラベル上に印字するラベルプリン
タにあっては、印字部に対してラベル先端が位置するよ
うに停止制御させる等の搬送制御のために、印字部より
上流側の用紙搬送経路中に透過型用紙センサ4を設け
て、ラベル間の台紙位置を検出するようにしている。こ
こに、透過型用紙センサ4としては、台紙部分の透過性
がよくラベル部分との検出出力に差が出る赤外線方式が
多用されている。この場合、対をなす赤外発光素子5と
赤外受光素子6との光軸が合っていないと正確な測定が
できないため、赤外発光素子5と赤外受光素子6とを1
つのモジュールとして組み込んだセンサとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のプリンタによると、長尺紙1のセットに際して、
この長尺紙1の一側を透過型用紙センサ4間(赤外発光
素子5・赤外受光素子6間)に通すようにしてセットし
なければならず、用紙の紙質などによっては入れにく
く、余分なガイド等を付加する必要がある。特に、透過
型用紙センサ4は外乱光の影響を受けやすく、赤外発光
素子5・赤外受光素子6間の検出距離が短いため、透過
型用紙センサ4間に用紙を入れにくい上に、透過型用紙
センサ4間に紙粉や埃などが入り込んだ場合のメンテナ
ンス性の悪いものとなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、一
面に開口を有する開口面とロール状に巻回された長尺紙
を収納する収納部とが形成されたプリンタ本体と、この
プリンタ本体に回動自在に保持されて前記開口面を開閉
するカバーと、前記開口面に臨ませて前記プリンタ本体
に保持されたプラテンと、前記カバーに保持されてこの
カバーの閉止操作により前記プラテンに対向する印字ヘ
ッドと、前記プリンタ本体に形成されて前記収納部から
引き出される長尺紙を前記プラテン側に向けてガイドす
る本体側ガイドと、前記印字ヘッドより上流側位置で前
記カバー側に形成されてこのカバーの閉止操作により前
記本体側ガイドに接近して用紙搬送経路の一部を形成す
るカバー側ガイドと、このカバー側ガイドにより形成さ
れる用紙搬送経路の一部を挾んで対向する位置でこのカ
バー側ガイドと前記本体側ガイドとに分離配設されて前
記長尺紙を検出する発光素子と受光素子との対による透
過型用紙センサと、前記カバーの閉止操作に伴い前記透
過型用紙センサの発光素子と受光素子との光軸が一致す
る位置でこのカバーを閉止状態にロックさせるロック機
構とを備えている。
【0006】
【作用】カバーを開放し、プリンタ本体の収納部に収納
した長尺紙の先端側をプラテンの表面を覆う位置まで引
き出した状態でカバーを閉止すると、プラテンと印字ヘ
ッドとの間、本体側ガイドとカバー側ガイドとの間、及
び、透過型用紙センサの発光素子と受光素子との間に長
尺紙がセットされる。よって、透過型用紙センサの発光
素子と受光素子との間に長尺紙の一部を差し込むような
セット操作を必要としない。ここに、透過型用紙センサ
は、発光素子と受光素子とが本体側ガイドとカバー側ガ
イドとにより分離した状態で配設されているが、カバー
を閉止操作させてロック機構により閉止状態にロックさ
せた状態では、発光素子と受光素子との光軸が一致する
状態に位置決めされて保持されるので、長尺紙に対する
正常な検出動作が確保される。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図7に基づい
て説明する。本実施例のプリンタは、例えば、宅配便の
集配担当者等の使用に適した携帯用ラベルプリンタに適
用したものである。まず、11はプリンタ本体で、この
プリンタ本体11の前面には開口面12が形成され、こ
の開口面12の一端にはこの開口面12を開閉するカバ
ー13が支点軸14により回動自在に保持されている。
プリンタ本体11にはロール状に巻回された長尺紙15
を転動自在に収納する収納部であるホッパ16が形成さ
れている。本実施例における長尺紙15は、図1
(b)、図2等に示すように、ロール状に巻回された台
紙15aの一面にラベル15bを連続的に配列して貼付
した例であるが、ファンフォールド紙のような長尺紙で
もよい。
【0008】また、前記プリンタ本体11には前記ホッ
パ16の底部から前記開口面12に向けて延出する本体
側ガイド17が形成され、この本体側ガイド17の開口
面12に近い部分には、回転自在なプラテン18と、こ
のプラテン18の長手方向に沿うラベル剥離体19とが
配設されている。さらに、プリンタ本体11にはバッテ
リ20が着脱自在に設けられている。
【0009】一方、前記カバー13の内面に固定された
ヘッド支持体21には、印字ヘッドであるサーマルヘッ
ド22が板ばね23により一方向に付勢されて支軸24
を中心に回動自在に保持されている。また、カバー13
の自由端側の両側には、スプリング25により一方向に
付勢されてピンチローラ26を回転自在に支承する軸受
27が変位自在に設けられている。さらに、カバー13
には、サーマルヘッド22とピンチローラ26との間に
配置されて前記ラベル15bを排出させるラベル発行口
28と、前記ホッパ16内の長尺紙15の浮きを押える
紙押え29と、この紙押え29と一体で前記サーマルヘ
ッド22よりも上流側の位置にて前記本体側ガイド17
に近接する位置まで突出して用紙搬送経路30の一部を
形成するカバー側ガイド31とが形成されている。さら
に、前記カバー13と一体で突起32が形成され、プリ
ンタ本体11内には前記カバー13を後述する完全な閉
止状態に閉じた時にこの突起32によりオンされるカバ
ーオープン/クローズスイッチ33が設けられている。
【0010】このようなカバー13の長さはプリンタ本
体11の開口面12の長さよりも短いもので、従って、
カバー13を閉じた状態では、図1(b)に示すよう
に、カバー13の自由端と開口面12の端部との間に前
記台紙15aを排出させる台紙排出口34が形成され
る。また、ラベル剥離体19の中心はラベル発行口28
の中心に略一致するように位置設定されている。そし
て、このラベル剥離体19の中心から支軸24の中心ま
での距離は、サーマルヘッド22のラベル発行口28側
の先端から支軸24の中心までの距離よりもやや長く、
且つ、プラテン18とピンチローラ26との接触部から
支軸24の中心までの距離よりもやや短い距離に定めら
れている。
【0011】さらに、これらのプリンタ本体11とカバ
ー13との間には、カバー13を閉止させた場合に閉止
状態にロックさせるためのロック機構41が解除自在に
設けられている。このロック機構41は、プリンタ本体
11の上下の内壁に形成された係止凹部42と、前記カ
バー13の上下縁に上下方向にスライド自在に設けられ
て前記サーマルヘッド22が適度な圧力をもって前記プ
ラテン18に圧接する状態に閉止させた時に前記係止凹
部42に係止し得るロック爪43と、このロック爪43
を前記係止凹部42に係止する外方向に付勢するばね
(図示せず)と、前記ロック爪43に連結された状態で
前記カバー13の表面に設けられてこのロック爪43を
ばねに抗して後退する方向にスライド操作するための操
作摘み44とにより構成されている。前記ロック爪43
の内面側には前記カバー13を閉止する際の動きをよく
するための傾斜面43aが形成されている(図3参
照)。また、前記カバー13の表面にはこのカバー13
を開放させる際の操作摘み44の操作方向(解除方向)
を示す矢印45aが表記されている。さらに、操作摘み
44の操作範囲内において操作摘み44の状態を表すマ
ーカ45bも設けられている。即ち、このマーカ45b
は通常は外部から見える状態にあるが、操作摘み44を
解除位置にスライド操作した時にこの操作摘み44によ
って隠れる位置に設けられている。
【0012】さらに、前記カバー側ガイド31により形
成される用紙搬送経路30の一部に位置させて透過型用
紙センサ46が設けられている。この透過型用紙センサ
46は対をなす赤外発光素子(発光素子)47と赤外受
光素子(受光素子)48とを対向させた赤外線方式のも
のである。ここに、本実施例では、赤外発光素子47が
前記カバー側ガイド31の先端部に取り付けられ、赤外
受光素子48が前記本体側ガイド17の一部に取り付け
られた分離構造の透過型用紙センサ46とされている。
より詳細には、前記カバー13を前記ロック機構41に
よりロックがかかる状態に完全に閉止させた状態で、赤
外発光素子47と赤外受光素子48とが長尺紙15の搬
送に支障ない程度に接近するとともに両者の光軸φが一
致する位置に取り付けられている。
【0013】なお、本実施例の携帯用ラベルプリンタの
プリンタ本体11の後面側には、図1、図2等に示すよ
うに、使用者の腰の辺りに密着される弧面51が形成さ
れ、この弧面51には使用者のベルト等に引っ掛けるた
めのベルト掛け52などが形成されている。また、プリ
ンタ本体11の上面には電源スイッチ53、印字に関係
なく台紙15aをフィードさせるフィードキー54、着
脱自在に装着されるハンディターミナル(図示せず)か
らのデータ(光情報)を受信する光I/F受光部55等
が設けられている。この他、ハンディターミナルからの
データ(無線情報)を受信する無線I/Fも内蔵されて
いる。
【0014】次いで、透過型用紙センサ46に関する電
装制御系の一部の構成例を図7のブロック図を参照して
説明する。まず、全体の制御を受け持つCPU61が設
けられ、このCPU61にはバスライン62、I/Oポ
ート63を介して前記赤外発光素子47を発光駆動させ
る発光側駆動回路64が接続されている。また、前記I
/Oポート63には前記赤外受光素子48の検出出力を
取り込むための受光側信号入力回路65が接続されてい
る。この受光側信号入力回路65の出力側はレベル変換
回路66及びA/Dコンバータ67を介して前記CPU
61に接続されている。さらに、前記I/Oポート63
には前記カバーオープン/クローズスイッチ33が接続
されている。
【0015】このような構成において、ロール状の長尺
紙15をセットする場合の操作等について説明する。ま
ず、カバー13表面において2個の操作摘み44を矢印
45aに従いスライド操作させてロック爪43を後退さ
せることにより、係止凹部42から外してロック状態を
解除する。このようなロック機構41のロック解除状態
でカバー13の一部を把持して図5に示すようにプリン
タ本体11から開放する。このようなカバー13の開放
状態にあっては、赤外発光素子47や赤外受光素子48
も露出する状態となるので、汚れや埃などによって検出
感度が低下した場合のメンテナンスを容易に行える。そ
こで、ロール状に巻回された長尺紙15をホッパ16に
収納し、さらに、カバー13が開放されている広い空間
において、台紙15aの先端側をプラテン18及びラベ
ル剥離体19を覆う位置まで引き出す。そして、図1
(a)や図3に示す途中経過を経て図1(b)や図2に
示すようにカバー13を閉止する。
【0016】このようなカバー13の閉止過程におい
て、図1(a)に示すような状態では、サーマルヘッド
22がプラテン18に接触し得る位置にあるが、適度な
圧力を持って圧接する状態にはない。そして、ロック爪
43が係止凹部42に係止する位置まで閉止されていな
いので、ロック爪43はプリンタ本体11の内壁面によ
り後退したままの状態にあり、ロックはかからない。こ
の時、操作摘み44側で見れば、この操作摘み44がマ
ーカ45bを覆った状態にあり、マーカ45bが見えな
いので、カバー13がまだロック状態にないことが分か
る。また、この段階では、カバーオープン/クローズス
イッチ33も完全には閉じておらず、かつ、赤外発光素
子47と赤外受光素子48とは接近しているがそれらの
光軸がまだ一致していない状態にある。
【0017】そこで、図1(a)や図3に示すような状
態で、カバー13をさらに閉止方向に押し込むと、図1
(b)や図2に示すように、サーマルヘッド22が板ば
ね23によって適度な圧力をもってプラテン18に圧接
するようにさらに変位するとともに、ロック爪43が係
止凹部42に係止できる位置まで変位するので、ばねに
よる外方向への付勢力を受けて係止凹部42に係止す
る。これにより、カバー13はプリンタ本体11に対し
てロック状態に維持される。このようなロック状態で
は、カバーオープン/クローズスイッチ33がカバー1
3がクローズ状態にあることを示すように突起32によ
って閉じられている。同時に、赤外発光素子47と赤外
受光素子48とが用紙搬送経路30を挾んで接近しつつ
それらの光軸φが一致する状態に維持される。よって、
透過型用紙センサ46が長尺紙15の状態を正常に検出
し得る状態となる。このようにして、CPU61はカバ
ーオープン/クローズスイッチ33がカバー13のロッ
クされた閉止状態を検出している条件下に、透過型用紙
センサ46の動作を許可するように制御する。
【0018】このようにカバー13がロック機構41に
よりロックされた閉止状態にあっては、長尺紙15の台
紙15aの先端側が、サーマルヘッド22とピンチロー
ラ26とによりプラテン18上に圧接され(サーマルヘ
ッド22は板ばね23によって適度な圧力でプラテン1
8に圧接している)、また、ラベル剥離体19により台
紙15aの引き出し経路が鋭角に折曲される状態で用紙
搬送経路30にセットされるので、ホッパ16の底面か
らの長尺紙15の浮きが阻止される。このような作業
は、プリンタ本体11をオペレータの腰に装着した状態
でなされ、しかも、長尺紙15をプラテン18・サーマ
ルヘッド22間、プラテン18・ピンチローラ26間、
及び、赤外発光素子47・赤外受光素子48間の狭い隙
間に通すような作業ではないので、長尺紙15のセット
は極めて容易になされる。
【0019】印字に際しては、電源スイッチ53をオン
にすると、ハンディターミナルから送信されるデータに
基づいて印字がなされる。即ち、サーマルヘッド22が
バッテリ20からの供給電圧により印字出力する。そし
て、1ライン印字する度に、バッテリ20を駆動源とす
るパルスモータ(図示せず)によりプラテン18が1ピ
ッチずつ駆動され、台紙15aがラベル15bとともに
搬送される。この場合、台紙15aがラベル剥離体19
により鋭角に折曲された状態で搬送されるため、腰の強
いラベル15bは直進して台紙15aから剥がされラベ
ル発行口28から剥離発行され、台紙15aは台紙排出
口34から排出される。
【0020】なお、ハンディターミナルからの印字デー
タ等のデータの送受信は、通常は、無線I/Fを利用し
て作業性のよい無線通信により実行されるが、ノイズ等
の影響で正常な無線通信を行えない場合にはハンディタ
ーミナルを光I/F受光部55に装着することにより光
I/Fを利用した信頼性の高い光通信により実行され
る。
【0021】このようなラベル剥離発行動作において
は、例えば、ラベル剥離体19により剥離されるラベル
15bが落下してしまわないようにそのラベル15bの
後端が少しラベル剥離体19部分にて台紙15a上に残
るような位置で停止するように長尺紙15の搬送を制御
する必要がある。このような搬送制御のために透過型用
紙センサ46の検出出力が用いられる。即ち、ラベル1
5b付きの台紙15aが赤外発光素子47・赤外受光素
子48間を通過する際、ラベル15b部分では赤外線の
透過率が低く受光側信号入力回路65、レベル変換回路
66及びA/Dコンバータ67を介してCPU61に取
り込まれるデジタルデータ値は低いが、台紙15a部分
では赤外線の透過率が高く受光側信号入力回路65、レ
ベル変換回路66及びA/Dコンバータ67を介してC
PU61に取り込まれるデジタルデータ値は高くなる。
よって、適切な閾値を設定しておくことにより、透過型
用紙センサ46部分を通過する部分が各ラベル15b間
の台紙15a部分であるか否かを確実に検出できる。そ
して、この透過型用紙センサ46とラベル剥離体19や
印字部(サーマルヘッド22)との間の距離に基づき、
長尺紙15の搬送状態が制御される。
【0022】また、ラベル貼付装置(図示せず)によ
り、台紙15aから印刷済みのラベル15bを剥離しな
がら商品等に貼り付ける場合には、図6(a)に示すよ
うに、台紙15aの先端をラベル剥離体19で折曲させ
ることなく真っ直ぐに引き出し、この状態でカバー13
を閉じる。つまり、台紙15a側のセット位置が異な
る。これにより、図6(b)に示すように、印刷済みの
ラベル15bを台紙15aとともにラベル発行口28か
ら排出させることも可能である。この場合には、設定さ
れたラベル発行枚数分のラベル印字を連続的に実行する
ので、先行するラベル15bへの印字が終了すると、次
のラベル15bの先頭がサーマルヘッド22による印字
位置となるように台紙15a(ラベル15b)送りを制
御する必要があり、この制御のために透過型用紙センサ
46の検出出力が用いられる。
【0023】なお、本実施例のラベルプリンタはプリン
タ本体11が人体に装着される携帯用ラベルプリンタへ
の適用例で説明したが、このようなのものに限らず、例
えば、机上等に設置されて使用されるものでもよい。ま
た、本実施例ではカバー側ガイド31に赤外発光素子4
7を設け、本体側ガイド17に赤外受光素子48を設け
たが、発光側と受光側とを入れ替えてもよいことはもち
ろんである。さらに、本実施例では台紙15a部分に対
して高い透過性を示しラベル15b部分と区別しやすい
出力特性を持つ赤外線方式の透過型用紙センサ46を用
いたが、要は、センサ部分を通過する長尺紙15の状態
を検出し得るものであれば赤外線方式に限らず、可視光
線を利用したセンサであってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一面に開口を有する開
口面とロール状に巻回された長尺紙を収納する収納部と
が形成されたプリンタ本体と、このプリンタ本体に回動
自在に保持されて前記開口面を開閉するカバーと、前記
開口面に臨ませて前記プリンタ本体に保持されたプラテ
ンと、前記カバーに保持されてこのカバーの閉止操作に
より前記プラテンに対向する印字ヘッドと、前記プリン
タ本体に形成されて前記収納部から引き出される長尺紙
を前記プラテン側に向けてガイドする本体側ガイドと、
前記印字ヘッドより上流側位置で前記カバー側に形成さ
れてこのカバーの閉止操作により前記本体側ガイドに接
近して用紙搬送経路の一部を形成するカバー側ガイド
と、このカバー側ガイドにより形成される用紙搬送経路
の一部を挾んで対向する位置でこのカバー側ガイドと前
記本体側ガイドとに分離配設されて前記長尺紙を検出す
る発光素子と受光素子との対による透過型用紙センサ
と、前記カバーの閉止操作に伴い前記透過型用紙センサ
の発光素子と受光素子との光軸が一致する位置でこのカ
バーを閉止状態にロックさせるロック機構とを備えたの
で、長尺紙のセットに際してはカバーの開放に伴い透過
型用紙センサを構成する発光素子と受光素子とがプリン
タ本体側とカバー側とに分離した状態となるので、両素
子間に長尺紙を差し込むようなセット操作を必要とせ
ず、後はカバーをロック機構によりロックされる閉止状
態に閉じるだけで所定位置に簡単にセットすることがで
き、かつ、カバーを閉止操作してロック機構により閉止
状態にロックさせた状態では、発光素子と受光素子との
光軸が一致する状態に位置決めされて保持されるので、
分離構成の透過型用紙センサであっても長尺紙に対する
正常な検出動作を確保することができるとともに汚れ等
に対するメンテナンス性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカバーの閉止過程を一部切
り欠いて示す平面図である。
【図2】ロックされた閉止状態を示す外観斜視図であ
る。
【図3】不完全な閉止状態を示す外観斜視図である。
【図4】使用状態を示す正面図である。
【図5】カバー開放状態を一部切り欠いて示す平面図で
ある。
【図6】異なるモードでの使用時のカバーの閉止過程を
一部切り欠いて示す平面図である。
【図7】透過型用紙センサに関する電装制御系の構成を
示すブロック図である。
【図8】従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
11 プリンタ本体 12 開口面 13 カバー 15 長尺紙 16 収納部 17 本体側ガイド 18 プラテン 22 印字ヘッド 30 用紙搬送経路 31 カバー側ガイド 41 ロック機構 46 透過型用紙センサ 47 発光素子 48 受光素子 φ 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 7/14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口を有する開口面とロール状に
    巻回された長尺紙を収納する収納部とが形成されたプリ
    ンタ本体と、 このプリンタ本体に回動自在に保持されて前記開口面を
    開閉するカバーと、 前記開口面に臨ませて前記プリンタ本体に保持されたプ
    ラテンと、 前記カバーに保持されてこのカバーの閉止操作により前
    記プラテンに対向する印字ヘッドと、 前記プリンタ本体に形成されて前記収納部から引き出さ
    れる長尺紙を前記プラテン側に向けてガイドする本体側
    ガイドと、 前記印字ヘッドより上流側位置で前記カバー側に形成さ
    れてこのカバーの閉止操作により前記本体側ガイドに接
    近して用紙搬送経路の一部を形成するカバー側ガイド
    と、 このカバー側ガイドにより形成される用紙搬送経路の一
    部を挾んで対向する位置でこのカバー側ガイドと前記本
    体側ガイドとに分離配設されて前記長尺紙を検出する発
    光素子と受光素子との対による透過型用紙センサと、 前記カバーの閉止操作に伴い前記透過型用紙センサの発
    光素子と受光素子との光軸が一致する位置でこのカバー
    を閉止状態にロックさせるロック機構と、を備えたこと
    を特徴とするプリンタ。
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