JPH09248924A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH09248924A
JPH09248924A JP5891296A JP5891296A JPH09248924A JP H09248924 A JPH09248924 A JP H09248924A JP 5891296 A JP5891296 A JP 5891296A JP 5891296 A JP5891296 A JP 5891296A JP H09248924 A JPH09248924 A JP H09248924A
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JP
Japan
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main body
body case
lid
width direction
fixing
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JP5891296A
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English (en)
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Michio Suzuki
道雄 鈴木
Shinji Kuramitsu
慎二 倉光
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通紙経路の幅方向の一方の端部側で印字され
る画像の濃度が薄くなるのを防止できるサーマルプリン
タを提供する。 【解決手段】 筐体状の本体ケース1に蓋体9を開閉自
在に取り付け、蓋体9の回転軸10と平行な回転軸を有
するプラテン22とサーマルヘッド21とが蓋体9の開
閉に応じて通紙経路を介して接離するようにプラテン2
2又はサーマルヘッド21を蓋体9に設け、プラテン2
2とサーマルヘッド21とが圧接する状態で本体ケース
1に対して蓋体9を固定する一対の固定機構15を通紙
経路の幅方向両端側に設け、本体ケース1に対する蓋体
9の固定を検知する一対のセンサを通紙経路の幅方向両
端側に設ける。これにより、通紙経路の幅方向の一方の
端部側のみでしか蓋体9が固定されていない場合に通紙
経路の幅方向両端側で蓋体9が固定されていると検知し
てしまう誤検出を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタは、プラテンとサーマ
ルヘッドとを通紙経路を介して圧接させ、通紙経路を搬
送される用紙に画像を印字する。このサーマルプリンタ
には、本体ケースに開閉自在に取り付けられてプラテン
又はサーマルヘッドが配置されたカバーを備え、このカ
バーの開閉に応じてプラテンとサーマルヘッドとが接離
するものがある。
【0003】このようなサーマルプリンタでは、通常カ
バーを固定する固定機構が備えられている。このサーマ
ルプリンタには、通紙経路の幅方向両端側に一対の固定
機構を備えたものがある。
【0004】このサーマルプリンタでは、カバーが開い
ているとプラテンとサーマルヘッドとが離れ、用紙に画
像を印字する印字動作を行なうことができない。
【0005】そこで、このようなサーマルプリンタに
は、本体ケースに対するカバーの固定を検知するセンサ
を備えているものが一般的である。このサーマルプリン
タは、プラテンとサーマルヘッドとが圧接する状態でカ
バーを固定機構で固定すると共に、本体ケースに対する
カバーの固定をセンサで検知し、カバーが閉じていると
認識した場合のみに印字動作を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のサー
マルプリンタでは、カバーを固定するとき、通紙経路の
幅方向の各端部側で個々の固定機構によって固定するた
め、本体ケースに対してカバーが通紙経路の幅方向の一
方の端部側のみで固定機構によって固定され、他方の端
部側で固定されない場合がある。このとき、プラテンと
サーマルヘッドとの間の圧接力は、固定機構によって固
定されている側で強くなり、固定機構によって固定され
ていない側で弱くなる。従って、前述のサーマルプリン
タにおいては、固定機構によって固定されている側で印
字された画像の濃度は通常の印字状態となる。しかし、
固定機構によって固定されていない側で印字された画像
の濃度は薄くなり、印字されないこともある。時に、携
帯型プリンタでは、本体ケースやカバーがプラスチック
で形成されているものがある。このような携帯型プリン
タでは、軽量化のために本体ケースやカバーの厚さを薄
く形成すると、本体ケースに対してカバーが正しく固定
されないことが多い。
【0007】ところが、前述のサーマルプリンタでは、
通紙経路の幅方向の一方の端部側のみにセンサが設けら
れているため、センサが設けられている側の端部のみが
固定された場合に、カバーが閉じられたと認識され、印
字動作が行なわれてしまう。このため、固定されていな
い側で印字される画像の濃度が薄くなるという問題を解
決することができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
筐体状の本体ケースと、この本体ケースに一端を回動中
心の回転軸として開閉自在に取り付けられた蓋体と、こ
の蓋体の回転軸と平行な回転軸を有するプラテンとサー
マルヘッドとが前記本体ケースと前記蓋体とに分けて設
けられ、前記蓋体の開閉に応じて前記プラテンと前記サ
ーマルヘッドとが通紙経路を介して接離する印字機構
と、前記プラテンと前記サーマルヘッドとが圧接した状
態で前記本体ケースに対して前記蓋体を固定する前記通
紙経路の幅方向両端側に設けられた一対の固定機構と、
前記本体ケースに対する前記蓋体の固定を前記通紙経路
の幅方向両端側で検知する一対のセンサとを備える。従
って、蓋体を閉じてプラテンとサーマルヘッドとを圧接
させた状態で本体ケースに対して蓋体を一対の固定機構
によって固定すると共に、本体ケースに対する蓋体の固
定を通紙経路の幅方向両端側で一対のセンサによって検
知することにより、通紙経路の幅方向の一方の端部側の
みで蓋体が固定機構によって固定され、通紙経路の幅方
向の他方の端部側で蓋体が固定されていないことを検知
することができるため、通紙経路の幅方向の一方の端部
側のみで蓋体が固定機構によって固定された場合にも蓋
体が閉じられたと誤認識することがなくなり、通紙経路
の幅方向の一方の端部側で印字される画像の濃度が薄く
なるのが防止される。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のサ
ーマルプリンタにおける固定機構が、スライドすること
によって進退して本体ケースと蓋体とを係脱する固定爪
と、この固定爪に連結された操作部と、この操作部の周
辺に設けられて前記操作部よりも高さが高いリブとより
なる。従って、操作部よりも高さが高いリブを操作部の
周辺に設けることにより、操作部に誤って物が接触する
のを防止でき、本体ケースに対する蓋体の固定が解除さ
れるのを防止できるため、誤って蓋体が開いてしまうの
が防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態のサーマル
プリンタを図面に基づいて説明する。本実施の形態のサ
ーマルプリンタは、使用者の腰のあたりに密着した状態
で使用される携帯型ラベルプリンタである。このラベル
プリンタの筐体状の本体ケース1には、図2に示すよう
に台紙2をロール状に巻いたラベルロール3が収納され
ている。前記台紙2には、所定の間隔でラベル4が貼付
されている。前記本体ケース1には、前記台紙2が搬送
される通紙経路である搬送経路5が形成されている。こ
の搬送経路5には、前記ラベル4に画像を印字する印字
機構6と、画像が印字された前記ラベル4を発行するラ
ベル発行部7とが前記台紙2の搬送方向に沿って順次配
置されている。
【0011】前記本体ケース1には、前面(図1中、上
面)開口の開口部8が形成されており、前記開口部8を
開閉するカバー9が支軸10により回転自在に配置され
ている。前記カバー9は、回転軸である前記支軸10に
よって前記本体ケース1に開閉自在に取り付けられた蓋
体である。
【0012】前記開口部8には、前記ラベルロール3が
回動自在に収納されるホッパ11が形成されている(図
3参照)。このホッパ11の前記ラベルロール3の幅方
向両端側には、図1に示すように一対のスイッチ12が
設けられている。これらのスイッチ12は、ホッパ11
内のラベルロール3の幅方向両端側に形成された凸部1
1a内に配置されている。この凸部11aは、前記ラベ
ルロール3を両端から支持して前記台紙2の搬送時の蛇
行を防ぐために予め前記本体ケース1に形成されてい
る。前記凸部11aの内部に前記スイッチ12を配置し
たので、前記スイッチ12を設けるために前記本体ケー
ス1を大きくする必要がない。
【0013】前記カバー9には、前記ホッパ11内での
前記ラベルロール3の浮きを押える紙押え部13が形成
されている。この紙押え部13の前記ラベルロール3の
幅方向の両端側には、前記スイッチ12に対応する位置
に一対の突起14が形成されている。前記カバー9に
は、図4に示すように前記搬送経路5の幅方向両端側で
前記本体ケース1に対して前記カバー9を固定する一対
の固定機構15が配置されている。この固定機構15
は、固定爪16と操作部17とリブ18とにより形成さ
れている。前記固定爪16は、前記前記支軸10と平行
な方向にスライドし、前記本体ケース1へ進退して前記
本体ケース1と前記カバー9とを係脱する。前記操作部
17は、前記固定爪16の前面側に一体に形成されてい
る。前記操作部17には、鋸刃状の滑り止めが形成され
ている。前記リブ18は、前記操作部17の周囲に形成
されている。前記リブ18は、図5に示すように前記操
作部17の高さよりも高く形成されている。
【0014】前記スイッチ12及び前記突起14により
前記本体ケース1に対する前記カバー9の固定を検知す
る一対のセンサ19が形成されている(図2参照)。
【0015】前記搬送経路5は、前記ホッパ11から前
記携帯型ラベルプリンタの前面に向けて形成されてい
る。前記搬送経路5には、前記印字機構6よりも前記台
紙2の搬送方向上流側に透過型光センサ20が配置され
ている。
【0016】前記印字機構6には、前記ラベル4に画像
を印字するサーマルヘッド21と、このサーマルヘッド
21に前記ラベル4を押し付けるプラテンローラ22と
が前記搬送経路5を挾んで配置されている。前記サーマ
ルヘッド21は、前記カバー9に配置されている。前記
プラテンローラ22は、前記支軸10と平行な回転軸を
有するものであり、前記本体ケース1に配置されてい
る。前記プラテンローラ22には、紙送りモータ(図示
せず)が連結されている。前記サーマルヘッド21と前
記プラテンローラ22とは、前記本体ケース1に対して
前記カバー9を前記固定機構15によって固定した状態
で圧接するように配置されている。
【0017】前記ラベル発行部7には、画像が印字され
たラベルが送出されるラベル発行口23が設けられてい
る。このラベル発行口23は、前記カバー9に形成され
ている。前記ラベル発行口23に対向する位置には、前
記台紙2を鋭角的に曲げてその台紙2から前記ラベル4
を剥離するラベル剥離体24が設けられている。このラ
ベル剥離体24は、前記ラベル4の一部が前記台紙2か
ら剥離されたとき、そのラベル4の一部が前記ラベル発
行口23から突出するように形成されている。
【0018】また、前記ラベル発行部7には、前記ラベ
ル4が剥離された前記台紙2が搬送される排紙経路25
が形成されている。この排紙経路25には、前記プラテ
ンローラ22に当接するピンチローラ26が配置されて
いる。このピンチローラ26は、前記ラベル剥離体24
により搬送方向が鋭角的に曲げられた前記台紙2を前記
プラテンローラ22とともに挟持して搬送する。前記ピ
ンチローラ26よりも前記台紙2の搬送方向下流側に
は、反射型光センサ27が配置されている。この反射型
光センサ27よりも前記台紙2の搬送方向下流側には、
その台紙2が送出される台紙排出口28が配置されてい
る。この台紙排出口28は、前記カバー9を閉じた状態
でそのカバー9の一端と前記開口部8とにより形成され
ている(図4参照)。
【0019】さらに、前記本体ケース1の背面には、ゆ
るやかな曲面が形成されており、この携帯型ラベルプリ
ンタを使用者の腰のベルに引っ掛けるベルト掛け部(図
示せず)が設けられている。また、前記本体ケース1に
は、バッテリー29が内蔵されている(図2参照)。さ
らに、前記本体ケース1には、ハンディターミナル(図
示せず)から送信された画像情報を受信する受信部(図
示せず)と、先のラベルに印字された画像を新たなラベ
ルに印字して再発行する再発行動作を行なわせる再発行
キー(図示せず)とが設けられている。
【0020】このような構成において、携帯型ラベルプ
リンタは、画像が印字されたラベル4を台紙2に貼付さ
れたままの状態でラベル発行口23から発行する連続発
行モードと、画像が印字されたラベル4を台紙2から剥
離してラベル発行口23から発行する剥離発行モードと
を選択的に実行する。
【0021】連続発行モードを実行するか、剥離発行モ
ードを実行するかは、台紙2が反射型光センサ27によ
って検知されたか否かによって選択される。台紙2が反
射型光センサ27によって検知されていない場合には連
続発行モードを実行し、台紙2が反射型光センサ27に
よって検知された場合には剥離発行モードを実行する。
【0022】携帯型ラベルプリンタが連続発行モードを
実行する際の動作について説明する。携帯型ラベルプリ
ンタにおいて、ラベルロール3から引き出された台紙2
の先端がラベル発行口23に挿入されてカバー9が閉じ
られた後、ハンディターミナルから送信された画像情報
を受信するか、再発行キーが押されるかすると、反射型
光センサ27によって台紙2が検知されないので連続発
行モードが選択される。そして、紙送りモータが駆動さ
れ、プラテンローラ22が回転して台紙2が搬送される
と共に、搬送経路5を搬送されるラベル4の位置に合わ
せてサーマルヘッド21が駆動され、サーマルヘッド2
1によりラベル4が加熱されてラベル4に画像が印字さ
れる。その後、所定の枚数のラベル4に画像が印字され
ると印字動作が終了する。
【0023】次に、携帯型ラベルプリンタが剥離発行モ
ードを実行する際の動作について説明する。携帯型ラベ
ルプリンタにおいて、ラベルロール3から引き出された
台紙2でプラテンローラ22、ラベル剥離体24及び反
射型光センサ27を覆うようにしてカバー9が閉じられ
た後、ハンディターミナルから送信された画像情報を受
信するか、再発行キーが押されるかすると、反射型光セ
ンサ27によって台紙2が検知されるので剥離発行モー
ドが選択される。そして、紙送りモータが駆動され、プ
ラテンローラ22が回転して台紙2が搬送されると共
に、搬送経路5を搬送されるラベル4の位置に合わせて
サーマルヘッド21が駆動され、サーマルヘッド21に
よりラベル4が加熱されてラベル4に画像が印字され
る。その後、紙送りモータの回転数に基づき、ラベル4
の一部がラベル剥離体24により台紙2から剥離されて
ラベル発行口23から突出した状態で紙送りモータが一
旦停止する。そして、ラベル発行口23から突出したラ
ベル4が使用者により台紙2から完全に剥離されると、
再び印字動作が開始される。このように、一枚ずつラベ
ルに画像を印字する動作が行なわれ、所定の枚数のラベ
ルに画像が印字されると印字動作が終了する。
【0024】また、本実施の形態の携帯型ラベルプリン
タにおいては、カバー9が閉じられた場合に本体ケース
1に対するカバー9の固定が一対のセンサ19によって
検知される。そして、本体ケース1に対してカバー9が
搬送経路5の幅方向両端側で固定機構15によって固定
されたとき、前述の連続発行モード又は剥離発行モード
が実行され、印字動作が行なわれる。
【0025】従って、カバー9が閉じられ、本体ケース
1に対してカバー9が搬送経路5の幅方向両端側で一対
の固定機構15によって固定された場合には、搬送経路
5の幅方向両端側でスイッチ12が突起14によって押
される。これにより、本体ケース1に対してカバー9が
搬送経路5の幅方向両端側で固定されていることが一対
のセンサ19によって検知される。このように搬送経路
5の幅方向両端側で固定されたことが検知されると、前
述の連続発行モード又は剥離発行モードが実行され、印
字動作が行なわれる状態となる。
【0026】また、カバー9が閉じられ、本体ケース1
に対してカバー9が搬送経路5の幅方向の一方の端部側
のみで一方の固定機構15によって固定された場合に
は、一方のスイッチ12のみが突起14によって押さ
れ、他方のスイッチ12が十分に押されない。これによ
り、本体ケース1に対してカバー9が搬送経路5の幅方
向の一方の端部側のみで固定され、搬送経路5の幅方向
の他方の端部側で固定されていないことが一対のセンサ
19によって検知される。このとき、前述の連続発行モ
ード及び剥離発行モードは実行されず、印字動作は行な
われない。
【0027】さらに、本体ケース1に対してカバー9が
搬送経路5の幅方向両端部側でどちらも固定されていな
い場合には、一対のスイッチ12のどちらも突起14に
よって押されない。これにより、本体ケース1に対して
カバー9が固定されていないことが一対のセンサ19に
よって検知される。このとき、前述の連続発行モード及
び剥離発行モードは実行されず、印字動作は行なわれな
い。
【0028】このように、カバー9を閉じてプラテンロ
ーラ22とサーマルヘッド21とを圧接させた状態で本
体ケース1に対してカバー9を一対の固定機構15によ
って固定すると共に、本体ケース1に対するカバー9の
固定を一対のセンサ19によって検知することにより、
搬送経路5の幅方向の一方の端部側のみでカバー9が固
定機構15によって固定され、搬送経路5の幅方向の他
方の端部側でカバー9が固定されていないことをセンサ
19によって検知することができるため、搬送経路5の
幅方向の一方の端部側のみでカバー9が固定機構15に
よって固定された場合に、カバー9が閉じられたと誤認
識することがなくなり、搬送経路5の幅方向の一方の端
部側で印字される画像の濃度が薄くなるのが防止され
る。また、操作部17の高さよりも高いリブ18をその
操作部17の周囲に形成することにより、携帯型ラベル
プリンタを使用者が腰に密着させた状態で荷物を運ぶ際
に、使用者が誤って荷物を操作部17に接触させるのを
防止でき、本体ケース1に対するカバー9の固定が解除
されるのを防止できるため、誤ってカバー9が開いてし
まうのが防止される。
【0029】なお、本実施の形態においては、携帯型ラ
ベルプリンタについて説明したが、サーマルプリンタが
携帯型ラベルプリンタに限定される訳ではない。
【0030】また、本実施の形態においては、固定爪1
6と操作部17とが一体に形成された固定機構15につ
いて説明したが、固定機構15は、固定爪16と操作部
17とを一体に形成されたものに限定される訳ではな
く、固定爪16と操作部17とをそれぞれ別体で形成
し、操作部17を操作することによって固定爪16を進
退させ、本体ケース1に対してカバー9を固定する固定
機構でも良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、蓋体を閉
じてプラテンとサーマルヘッドとを圧接させた状態で本
体ケースに対して蓋体を一対の固定機構によって固定す
ると共に、本体ケースに対する蓋体の固定を通紙経路の
幅方向両端側で一対のセンサによって検知することによ
り、通紙経路の幅方向の一方の端部側のみで蓋体が固定
機構によって固定され、通紙経路の幅方向の他方の端部
側で蓋体が固定されていないことを検知することができ
るため、通紙経路の幅方向の一方の端部側のみで蓋体が
固定機構によって固定された場合にも蓋体が閉じられた
と誤認識することがなくなり、正常な印字が確実に行な
われる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、操作部より
も高さが高いリブを操作部の周囲に設けることにより、
リブによって操作部に誤って物が接触するのを防止で
き、本体ケースに対する蓋体の固定が解除されるのを防
止できるため、誤って蓋体が開いてしまうのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のサーマルプリンタの蓋
体を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】サーマルプリンタの横断平面図である。
【図3】サーマルプリンタと本体ケースに収納される用
紙とを示す分解斜視図である。
【図4】サーマルプリンタを示す斜視部である。
【図5】操作部とリブとを拡大して示す縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体ケース 5 通紙経路 9 蓋体 15 固定機構 16 固定爪 17 操作部 18 リブ 19 センサ 21 サーマルヘッド 22 プラテン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体状の本体ケースと、 この本体ケースに一端を回動中心の回転軸として開閉自
    在に取り付けられた蓋体と、 この蓋体の回転軸と平行な回転軸を有するプラテンとサ
    ーマルヘッドとが前記本体ケースと前記蓋体とに分けて
    設けられ、前記蓋体の開閉に応じて前記プラテンと前記
    サーマルヘッドとが通紙経路を介して接離する印字機構
    と、 前記プラテンと前記サーマルヘッドとが圧接した状態で
    前記本体ケースに対して前記蓋体を固定する前記通紙経
    路の幅方向両端側に設けられた一対の固定機構と、 前記本体ケースに対する前記蓋体の固定を前記通紙経路
    の幅方向両端側で検知する一対のセンサと、 を備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 固定機構は、スライドすることによって
    進退して本体ケースと蓋体とを係脱する固定爪と、この
    固定爪に連結された操作部と、この操作部の周辺に設け
    られて前記操作部よりも高さが高いリブとよりなること
    を特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
JP5891296A 1996-03-15 1996-03-15 サーマルプリンタ Pending JPH09248924A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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