JPH08275941A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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JPH08275941A
JPH08275941A JP7079137A JP7913795A JPH08275941A JP H08275941 A JPH08275941 A JP H08275941A JP 7079137 A JP7079137 A JP 7079137A JP 7913795 A JP7913795 A JP 7913795A JP H08275941 A JPH08275941 A JP H08275941A
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JP
Japan
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ray
bed
rail
rails
along
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Pending
Application number
JP7079137A
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English (en)
Inventor
Toshio Tate
外志雄 舘
Tomoaki Motojima
倫昭 本島
Seiji Kamimura
成自 神村
Mitsuru Onuma
満 大沼
Isamu Takekoshi
勇 竹越
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4283Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by a detector unit being housed in a cassette

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 医者が治療を行いながらX線撮影を行うため
に使用して好適で、ベッドの移動を少なくして、被検者
の負担を低減させることのできるX線撮影装置。 【構成】 被検者を乗せるベッド10のテーブル12
と、ベッドの長手方向であるX方向に対し直角方向であ
るY方向の軸でテーブルを傾斜させるとともにテーブル
を上下させる機能を有するテーブル支持装置60と、ベ
ッドの被検者側上部にテーブル上面から距離を置いて位
置するX線照射装置250と、テーブルの下部に位置す
るX線像撮像装置160とを有する。X線照射装置は、
ベッドのX方向とY方向の両方向に移動可能に釣下げる
ためのX方向、Y方向のそれぞれに伸びた案内部である
レール260、262とこれら案内具に沿って移動させ
るための駆動モータ270、292とにより移動させら
れる。また、テーブル12の下部の両サイドに、X方向
に伸びたX線受像部を移動させる案内部が設けられ、モ
ータの駆動により上記X方向に伸びた案内部に沿ってX
線受像部が移動させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線撮影装置に係り、
特に、ベッドを移動させる必要性を少なくして被検者の
負担を低減させ、装置全体を簡素化して低コスト化を図
ることのできるX線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線撮影装置は病気の早期発見な
どを目的とした撮影に使用されてきた。医学の進歩とと
もに単に診断を行うのみならず、治療中に撮影を行う要
求が強まりこれに答えることが必要となってきた。例え
ば比較的健康な人のX線撮影では被検者が体を動かすこ
とができ、また被検者を乗せたテーブルを移動させても
問題が無い。しかし治療中の状態では他の治療器具があ
り、また被検者も動けない状態が十分考えられる。この
状態では被検者をできるかぎり動かさないで、X線照射
装置やX線像の撮像装置を動かし、しかも迅速に撮影す
ることが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、治療中にX線撮
影を行うという要求に対して、効率的に治療と撮影とを
同時に行うことができる装置は知られていない。
【0004】本発明の目的は、医者が治療を行いながら
X線撮影を行なうに適するようにX線照射装置を簡単に
最適場所に移動できるX線撮影装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一つであるX線
撮影装置では、ベッドのテーブルの長手方向であるX方
向に案内具例えばレールを天井に固定し、このX方向の
案内具に沿ってY方向の案内具例えばレールが移動する
ようにし、またテーブル下部の撮像部をテーブルに設け
られたX方向案内具例えばレールに沿って移動させるよ
うにした。
【0006】
【作用】本発明では、X線照射装置をXとYの方向に簡
単に移動できさらに撮像部をベッドテーブルに沿って簡
単に移動できるのでベッドを移動させる必要性が少なく
なり、被検者の負担を低減できる。
【0007】また、本発明では、撮像部をベッドテーブ
ルの長手方向のみならずY方向にも移動できるのでさら
にその効果は大きくなる。
【0008】さらに、本発明では、操作卓を天井のX線
照射装置用の案内具を利用して釣下げる。これにより全
体として装置を簡素化でき、値段も安価にできる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である二方向透視撮
影機能を有するX線撮影装置を示す。図2はベッド10
の拡大図である。被検者を乗せるベッド10のテーブル
12は天板14を有し、この天板14はX線を透過する
材質で作られている。天板14から所定の距離を置い
て、天井6から釣下げられたX線照射装置250が配置
されている。一方テーブル12の下側には被検者を通過
したX線を検知するX線検知手段160が設けられ、X
線像を撮影する。上記検知手段160によりX線の透過
状態を示す像が作られ、それがモニター装置400に表
示される。上記テーブル10の高さや回転角すなわち傾
斜角を制御して被検者の位置と方向を望ましい状態に保
つ操作、X線照射装置250の位置制御を行う操作、撮
影のための操作は近接操作卓500により行われる。
【0010】この実施例では、被検者を乗せるベッド1
0が支持機構60により検査室の床2に、検査室の壁4
と5に並行の配置で固定されている。またX線照射装置
250は天井6に移動のためのレール260、262と
支持台車252を介して保持されている。モニタ装置4
00と近接操作卓500は検査室の天井6に設けられた
レール450、452にそれぞれアーム462、562
および共通に使用される支持台車552を介して保持さ
れる。このような構成と配置により、ベッド10の周囲
からX線照射装置250やモニタ装置400、近接操作
卓500を離して配置することが可能になる。これによ
り被検者を治療しながらX線撮影する場合、ベッド10
の周囲が開放的となり、医師の治療のための妨げが少な
くなり、行動しやすく、且つ、被検者に接近し易い効果
がある。また他の治療器具を置くスペースが確保し易い
などの目的・効果が達成できる。更にまた支持機構60
は、ベッドの壁側に配置されているので医師の治療の為
のスペースを有効に確保できる。また支持機構60の高
さを治療中のベッド10の天板14より低くしているの
で、医師の治療中に邪魔になることが無い。
【0011】ベッド10のテーブル12の頭側20は開
放され、一方テーブル12の足側22にはフットレスト
26が設けられている。このベッド10のテーブル12
を回転させ、立てた状態ではフットレスト26は床2の
近くになり、被検者はこれに足を乗せて、テーブル12
の天板14に背を向けて立ち、その後テーブルを横にす
ることにより被検者を希望の位置と方向にする。ベッド
12の両側面にはレール26、28が取り付けられ、こ
のレール27、28には必要に応じ付属品、例えばグリ
ップ30、肩当て34、圧迫筒36が取り付けられる。
これらはレール27、28に沿って被検者に合わせた位
置に移動できる。レール27、28がテーブル12の両
サイドの上面でなくテーブル12の厚みを利用して側面
に固定しているので、テーブル12の両サイドにレール
幅のスペースを設ける必要がなく、ベッド幅を狭くで
き、医師の治療検査などの作業がやりやすい等の目的・
効果がある。また溝を有するレールがテーブル上面から
側面に移動したことにより、テーブル上面のバリューム
や血液そのたの薬品などの汚れの拭き取を極めて容易に
する目的・効果がある。支持機構60はテーブル12の
長手方向の中心38から端の方に片寄って設けられてお
り、ベッド10の周囲での医師の行動と治療に必要な器
具の配置の障害物をできるだけ排除できる目的・効果が
ある。この実施例ではベッド12の頭側20ではなく足
側22に片寄っている。被検者の治療は上半身から頭の
方が可能性が多く、この実施例ではベッド12の中心3
8から頭側を開放できる目的・効果がある。また支持機
構60のカバー即ちケース90のそれぞれの角は丸みを
付け、ベッドと反対側を曲線にすることで中央部91の
テーブルの端からの距離つまり厚みに対しケース90の
両サイド92の厚みを少なくしている。このことで治療
などの障害となるのをできるだけ避け、また医師や看護
婦がぶつかって怪我をするのを防止している。
【0012】図3はテーブル12の上下及び回転すなわ
ち傾斜の制御機構を示す一実施例である。検査室の床2
に床台62が4個のアンカーボルトで固定される。油圧
シリンダー80はこの床台62に固定され、テーブル1
2を支える横支持体68を上下する。この横支持体68
は昇降移動枠64と横支持体固定装置66により昇降用
シリンダー80の上端に固定されている。また上下方向
の移動の絶対高さを検出するエンコーダ45は、テーブ
ル12の天板14の高さを、昇降移動枠64に固定され
たベルトの移動から検出する。さらに上昇下降が安全範
囲を越えて行われることがないように下降のオバーラン
を検知する下降オーバーランスイッチ84と上昇のオー
バーランを検知する上昇オーバーランスイッチ86が設
けられている。これらの装置全体はベッドの支持機構と
して作用し、ケース90でカバーされている。
【0013】上記油圧シリンダー80は3段テレスコ方
式で、その駆動油圧は制御ボックス70の油圧ユニット
72で作られ、配管74を通してコンピュータ制御され
るバルブユニット76に送られ、このバルブユニット7
6から配管78を介してチェックバルブ79を通り、油
圧シリンダー80に加えられる。油圧シリンダーを使用
しているのでベッドの支持機構全体が小型となり、ベッ
ドの周囲がより開放的となる目的・効果が有る。また油
圧シリンダー80と昇降移動枠64の組合せはテーブル
支持機構の幅を狭くでき、これらを包むケース90を薄
くでき、テーブルの側部に位置しても医師の治療などに
あまり邪魔にならない目的・効果が有る。チェックバル
ブ79は配管78の油圧が何らかの異常で低下した場
合、シリンダー80内の油圧が低下しないようにバルブ
を閉じ配管78とシリンダ80の連通を遮断する機能を
有する。これによりテーブルが上記異常で低下するのを
防止でき安全性が維持できる目的・効果が有る。またテ
ーブルの上昇、下降の操作でミスが有っても、安全な移
動範囲を超える移動をオーバーランスイッチ84、86
で検知し、これらの出力でコンピュータが自動的にバル
ブユニット76を制御し、上昇または下降の移動を停止
するので安全を維持できる効果が有る。
【0014】ベッドの回転すなわち傾斜の制御は起倒用
油圧モータ104により行われる。油圧ユニット72よ
り所定圧の油圧が配管74、バルブユニット76、配管
102を介して起倒用油圧モータ104に送られる。油
圧が送りこまれることによりモータ104は回転する構
造になっている。この回転がウオームギヤ変則機106
に伝えられ、横支持体68に対する角度が変わり、テー
ブル12が上記横支持体68に対して回転する。この回
転方向はバルブユニット76のバルブ切り替えにより行
われる。回転角は起倒用エンコーダ108により検出さ
れ、また回転のオーバーランは起倒用オーバーランスイ
ッチ110により検出される。油圧モータ104により
テーブルの傾きが制御されるので装置全体が小型になる
効果が有る。このモータ104は減速機106を備え、
この変則機106はセルフロック機能を備えているの
で、配管102の油圧が何らかの原因で異常になった場
合、モータ104の回転は減速機106によりロックさ
れ、テーブルの傾きが変化しないように維持される。こ
れにより安全が保持される効果が有る。
【0015】図4はベッドのグリップ30の説明図であ
る。テーブル両サイドのレール27、28にそれぞれ固
定装置32によりグリップ30は取り外し可能に取り付
けられる。グリップ30はグリップ足31を有し、この
グリップ足31は固定装置32を挟む構成をなし、回転
可能に固定装置32の側部に取り付けられている。医者
が両サイドのグリップ30をテーブル12の上面に回転
すると、グリップ足31のテーブル側の面がレール2
7、28の面に当たり固定される。一方被検者を担架か
ら天板に移すときなど、グリップ30が邪魔になる場
合、グリップを外側に開くことによりグリップ足31と
固定装置32の接続部が回転しグリップ30は下に倒れ
る。しかもグリップ30の下辺部底面レールの天板面に
当たるようにしている分だけグリップはテーブル側面で
あるレール面より内側になる状態でテーブルの下に納ま
る。このため邪魔にならない効果が有る。またグリップ
の頭側は斜めに例えば45度程度に傾斜してグリップの
下辺部につながっている。X線写真の撮影で場合により
頭部を下げることが行われるこの斜めの部分は握ること
により力を入れやすく、従来滑って体が落下するのでは
ないかと被検者が感じる不安を低減できる。なおグリッ
プの足側の辺は斜めではなくて従来通り90度に近い形
にしてもよい。
【0016】図5と図6はX線のマスク機能である絞り
機構120の制御を示す。ベッド10のテーブル12は
上板である天板14とその下にマスク機能を有する絞り
機構120を有している。図5に示すごとく、テーブル
12は矢印のごとく回転可能でありまた、絞り機構12
0はXとY方向に移動でき、撮像装置160もまたX、
Y方向に移動可能である。
【0017】絞り機構120は絞り機構枠122に移動
可能に取り付けられた上下分割マスク124、125と
上下分割マスク126、127、さらに上下分割マスク
124、125を移動させる上下マスクモータ130お
よびワイヤーロープ132、さらに左右分割マスク12
6、127を移動させる左右マスクモータ134および
ワイヤーロープ136、さらに上下分割マスク125の
原点を検出する原点検出センサー140とオーバーラン
を検出するオーバーランセンサー142、また左右分割
マスク126の原点を検出する原点検出センサー144
とオーバーランを検出するオーバーランセンサー146
とからなる。
【0018】X線の照射は人体に有害であり、照射場所
は必要部分に限定したい。照射部分の絞り込みはX線照
射装置で行われるが、X線写真も必要な部分のみを撮影
する方が望ましい。このため後述する操作卓500の操
作により、上下マスクモータ130と左右マスクモータ
134を制御し、上下左右のマスク124、125、1
26、127での包囲範囲を望ましい値と位置に制御す
る。これによりX線散乱防止のみならず画質向上の目的
と効果がある。また制御精度を向上させるため上記モー
タ130、134はおのおの直流モータが使用される。
尚ここで上下方向は図5のX方向、左右方向はY方向を
示す。
【0019】図7はベッド10の下部に位置する撮像機
構160を示す。テーブル12の下部に設けられた支持
枠150の内側両サイドに撮像機構160を保持し、更
に矢印152の示すY方向に移動可能にするレール15
4が設けられている。なお図では一方の側だけ示す。こ
の実施例ではレールと言う言葉は極めて広い意味に使用
する。例えば凸構造でなく凹形状の溝のみが長く伸びて
おりこれに案内されて移動するものもこの長く伸びた溝
を含めてレールと記載する。図でレール154に保持さ
れた撮像機構160は、支持枠150に固定されたモー
タ156とこのモータ156の回転を伝え、レール15
4に沿って撮像機構160を移動させるチェーン158
により位置制御される。この位置の値を示す信号は絶対
値センサ162により検出され、発生させられる。また
撮像機構160のY方向の移動が安全な範囲を超えるの
を防止するため、所定の範囲を超えたことを検出する2
個のオーバーラン検出スイッチ164、165が映像系
移動枠166に設けられている。
【0020】映像系移動枠166には、X線をその強度
に応じた強度の光に変換する受像装置168が取付け枠
170を介して取り付けられている。受像装置168に
よって作られた光は光路172を介してカメラ174に
導かれる。カメラ174で検出されたX線像はモニター
400に表示されるとともに、操作により記録され、撮
影される。図8は受像装置168の拡大図である。図8
に矢印176で示すX方向の撮像装置168の移動制御
は、移動枠166に固定されたモータ178と減速機1
80、取付け枠170に固定されたラック184とこれ
にかみあい減速機180により回転させられるピニオン
182によって行われる。移動枠166全体がモータ1
56とチェーン158によりX方向に移動し、移動枠1
66内でモータ178の回転のよりピニオン182とラ
ック184によりY方向に移動する。Y方向の位置はピ
ニオンの回転をベルト188を介して受ける絶対値セン
サ186により検出される。この機構で撮像装置を移動
するのでX方向Y方向の移動装置が小型にでき、また薄
くできベッドの高さに対する制約を少なくしている。従
って必要なだけテーブル12を下方に下げても検査室の
床に当たることが無い。このため治療しながら撮影する
場合テーブル上の患者の高さを治療しやすい高さに維持
できる。またこれらの装置がベッド下方に位置し、テー
ブルの周囲からはみ出すことが無いので、他の治療器具
のスペースを確保でき、また医師看護婦の移動を妨げな
い。
【0021】図9は医師が治療を行う状態を示す図、あ
るいはX線撮影において被検者の頭部を足部より低くし
た状態を示す図である。テーブル12が低いと医師が治
療などを施す場合膝を曲げる必要が生じ、十分な治療が
できない。また高過ぎても治療がスムーズに行えない。
従って治療する場合、テーブル12の上面である天板1
4の高さL2が800mm以上で、その高さ調整範囲L
1が400mm程度有ることが望ましい。床からの高さ
にはすると800mmから1200mmの範囲で上下す
ることが望ましい。天板14を下げた場合、テーブル1
2の支持機構60の上端が天板14より上になるとまた
治療の邪魔となる。従って支持機構60内のシリンダー
80は3段シリンダーとなっており、縮んだ状態での高
さを低く押さえている。また撮像装置160の高さを低
く押さえているのでテーブル12を下げることが可能に
なった。上記テーブルの上下移動速度は一定ではなく可
変になっている。被検者の健康状態によりゆっくり移動
させるか、それとも早くX線撮影を終わらせるためにテ
ーブル移動を早くするかを選択できるためである。また
予め移動速度を複数個決めておき医師や検査技師が選択
することも可能であり、この方が医師などの負担を低減
し、手術などの治療に集中できる。
【0022】破線はテーブル12を頭を低くする方向に
回転させた場合を示す。この操作は遠隔または近接操作
卓で行われる。この操作の指示がでると、テーブルおよ
び支持機構60は自動的に所定の高さまで高くなりテー
ブルの頭部側が低くなる。この時テーブルの傾き速度よ
りテーブルの上昇速度を早くしている。また上昇速度が
複数速度設定可能の場合、自動的に最低上昇速度より早
い速度でテーブルが上昇する。これはできるだけ速やか
に傾斜の動作を行わせるためである。すなわち胃の状態
をX線撮影する場合頭部を下げる操作が行われることが
有るが、バリュウムの胃の中の状態などから撮影時間を
あまり長くできない。このような状況に対応する目的で
ある。
【0023】テーブル12の頭部側端下面13が約45
度にカットされているのはテーブルが図のように傾斜し
た場合でも床面に当たらないためである。また撮像装置
160の頭部側端下面173が同様にカットされている
のも床面に当たるのを防止するためである。この図で分
かるようにテーブル12の支持装置60はテーブルの長
手方向の中心より足側に設けられている。頭部から腹部
に書けての治療に関し医師の行動の妨げにならない目
的、および治療器具の設置場所をできるだけ確保するた
めである。
【0024】図10はカセット190と呼ばれるフィル
ムの挿入を説明する。このフィルムはX線に感光するフ
ィルムであり、X線の強度に応じ色黒の濃淡ができる。
このフィルムがケースに納められカセットと呼ばれる。
このカセット190はテーブル12の天板14および絞
り機構120の下に挿入口192から挿入され、テーブ
ル12の下部を構成する支持枠内150に挿入される。
テーブル12は比較的固い天板14と両サイドに付属品
を取り付けるレール27、28が設けられて形作られそ
れらで構成された内側には上記カセット190が挿入さ
れたり、絞り機構120が有ったり、撮像装置の受像装
置168が釣下げられていたりする。これらの装置は他
の装置とぶつかると破損するが、上記テーブル12の天
板14やテーブル12のレール27、28が取り付けら
れている側部で保護されている。
【0025】図11は撮像装置160の代りにX線に感
光するフィルムを自動的に入れ替えて数枚のX線像を撮
影するフィルムチェンジャー198を使用する図であ
る。近接操作卓500による操作により撮像装置160
はテ−ブル12の足側に移動する。この移動はテーブル
下部の支持枠150のレール154に沿って移動用モー
タ156により行われる。フィルムチェンジャー198
は移動用の車が下についており、支持枠150の両サイ
ドのレール154の内側に挿入され、連続撮影が行われ
る。このような構成のためフィルムチェンジャー198
の挿入を簡単にしかも短時間に行える効果が有る。
【0026】図1でX線照射装置250は、天井6に固
定されたX方向レール260、262とこのレールに保
持されたY方向レール264、266により移動可能に
釣下げられている。X方向レール260、262はベッ
ド10の長手方向であるX方向にその上部の天井に固定
されており、X方向レール260、262に沿って移動
することにより、X線照射装置250はベッド10の長
手方向であるX方向に移動する。またこれに移動可能に
支持されたY方向レール264、266はベッド10の
短い辺の方向Y方向と並行になっている。従ってY方向
レール264、266に沿って移動することによりX線
照射装置250をベッド10のY方向に沿って移動でき
る。
【0027】この明細書ではレールは極めて広い意味で
使用しており、凸形状の長く伸びたものだけでなく、凹
形状に長く伸びこれに案内されて移動する場合この凹形
状に長く伸びた案内を含めてレールと表現する。
【0028】X方向とY方向の移動機構を図12と図1
3に示す。X方向モータ270はY方向レール264に
固定され、X方向レール260、262にそれぞれ設け
られたラック276に噛み合っているピニオン274に
ハーモニック減速機272を介してX方向モータ270
の回転駆動力が伝えられる。X方向モータ270の回転
方向と速度を制御することによりY方向レール264、
266の移動方向と移動速度が制御できる。X方向レー
ル260、262にはそれぞれガイドレール280、2
82が設けられており、Y方向レール264、266に
それぞれ設けられたガイド車286がこのガイドレール
280、282に沿って動くことにより、X方向モータ
270によりY方向レール264、266が移動する。
両レール264、266のガイド車286はLMガイド
284により覆われている。
【0029】図13はY方向レール264、266に対
するボックス290の移動を説明する図である。Y方向
レール264にラック296が設けられ、ボックス29
0に固定されたモータ292から減速歯車を介して回転
が伝わるピニオン294は上記ラック296に噛む合い
モータ292の回転方向と速度に応じボックス290が
移動する。尚X方向レール264、266の内側にそれ
ぞれガイドレール300、302が設けられ、ボックス
に設けられたガイド車306がこれに沿って移動する。
このボックス290にはX線照射装置が釣下げられてい
る。
【0030】ここで図12と13には図示されていない
がYレールやボックス292にはマイクロスイッチが設
けられており、安全領域から外れることを検知し、図示
しないコンピュータに信号をお繰り、警報すると共に自
動的に停止する。図1の走行台車252は図12と図1
3のモータ及び減速機270、272、292及びボッ
クス290などを内蔵している。以上の構成によりX線
照射部のX方向Y方向の移動を簡単にし、ベッドを移動
しなくてもX線照射部や撮像部をスムーズに所定の関係
に移動できるので必要な撮影が可能である。またベッド
をX、Y方向に移動しないため治療器具を装着でき、患
者への負担も低減できる。制御モータは直流もー値を使
用しており、決め細かい速度制御や方向の制御が可能で
ある。
【0031】次に近接操作卓500につき説明する。後
述するが操作盤は、医師やX線技師をX線の被爆から守
るために別の部屋に設けられており、窓越しにまたマイ
クなどの機器を使用して被検者と会話しながら操作する
のが普通である。しかし、医学の進歩により手術をしな
がら、あるいは血管内に治療器具を挿入するなどの治療
を施しながら、被検者の体内の状態や体内の器具の挿入
の状態、位置などをX線で確認するなどが必要になって
きた。このため別室の本来の操作盤の他に上記治療や手
術などを行いながら、すぐその場所で操作できる近接操
作卓が不可欠になってきた。
【0032】この近接操作卓を図14、図15、図1
6、を使用して説明する。近接操作卓500は手前が狭
く、一方向う側で有る奥側が広い形状をなし、前後関係
が一目で分かる形状としている。これは医師や看護婦が
治療などの他の仕事に集中できるためである。このよう
な形状をしたケ−ス510は発泡ウレタン等のやわらか
い材料で表面を覆っている。それは他の仕事に集中しな
がら操作卓に触れたり、ぶつかったりしても怪我をしな
いためである。またケ−ス510の4角、514、51
5、516、517は角を落しており、5mm以上望ま
しくは20mm以上の丸みを付けることが上記目的・効
果から必要となる。この実施例では角514、517が
30mm、角515、516が50mmの丸みである。
手前にグリップ512が有り、操作卓を引き寄せるのに
使用できる。またグリップ512の奥は幅30mm〜5
0mmで横長の穴520を設けている。グリップ512
を握らなくても上記横長穴520に手を入れるのみで操
作卓を前後左右、上下に移動できる。長手穴奥の角52
2はやはり丸みを設けており、15mmである。しかし
凸角でなく凹角なので小さくてよく血液や薬品などの汚
れがふき取りやすくなる効果が有る。ケ−ス510の内
側に多数の操作スイッチやジョイスティック、表示装置
が有る。
【0033】図15は側面図、図16は断面図である。
ケ−ス510の中央にはスイッチやジョイスティックが
有り、一方裏面には裏蓋524が有り、この裏蓋524
は天井から釣り下がったアームや、後述する車輪を有す
る台により保持される。ケ−ス510に比べ裏蓋524
は小さく、ケ−スの周囲は曲面となっており握り易い。
この実施例では周囲526は円に近い曲面である。手の
ひっかかりを作るため、裏側に凹み溝527が有る。厚
み528は、近接操作卓の移動のしやすさから20mm
から60mmが望ましい。ジョイスティックは裏蓋52
4の投影面内に配置され、ジョイスティックの検出部の
寸法関係の問題は裏蓋524の厚みで解決している。
【0034】図14で奥の方540の中央部に撮影条件
や状態を表示する撮影状態表示部546がある。その隣
にインターロックの解除状態を示すインタ−ロック解除
表示部544が有る。表示部を外側つまり奥に持ってき
たことで表示が邪魔されずに見易い。左端に全体ロック
スイッチ542が有る。このスイッチ542は操作卓上
のスイッチやジョィスティックを誤って触れたり物がぶ
つかったりしてもこれによる誤動作が生じないようのす
るものであり、医師や看護婦の治療への集中を高める効
果が有る。緊急スイッチ548が右端に設けてある。こ
れは赤色に表示され、このスイッチを押すと全ての動作
が停止する。このスイッチ548が右端奥に有り良く目
に付く位置であり、正確で迅速な操作に効果が有る。
【0035】スイッチ群552はX線照射部の位置制御
の機能を持ち、X方向レールやY方向レールに沿った移
動、アームの制御、高さ設定ができる。スイッチ554
はX線照射部の高さ設定スイッチで2つの既設定高さが
準備されており、このスイッチの1つで選択することに
より既設定高さを選択して自動的に位置決めでき、迅速
で正確な操作が可能になる。スイッチ群556はX線撮
影条件の設定機能を持ち、スイッチ群558でX線撮影
部の大きさ、例えば16インチ、12インチ等を選択的
に決める。スイッチ群560は撮影された像の配置を決
める選択スイッチで例えば4つの像を1枚に配置するか
2つの像を1枚に配置するかなどを決める。尚モニター
表示の1つはこの条件に従い他の一つは拡大を表示す
る。スイッチ群562は画面の配置反転や上下反転スイ
ッチであり、X線像の表示が操作できまた撮影画面もこ
れに従う。スイッチ群564は自動撮影の制御機能、設
定機能を持つ。スイッチ群590は絞り制御機能をもち
スイッチ591はX方向やY方向のマスクの並行移動制
御、スイッチ群592はここのマスクをそれぞれ単独で
移動させる機能を持ち、移動量と方向はジョイスティッ
ク594で行われる。
【0036】スイッチ群610はフィルタと呼ばれるX
線照射範囲を決める機能を持ち、スイッチ612で照射
範囲を広くするか狭くするか選択的に決められる。この
フィルタはX線照射部に設けられており、例えば4個の
絞り板で行われ、これらそれぞれの絞り板の移動はジョ
イスティック614でそれぞれについて位置決めでき
る。スイッチ群570はX線照射部とベッドの関係を制
御する機能を持ち、スイッチ576はテーブル10の上
げ下げを制御する機能を持ち、スイッチ574はテーブ
ル12の傾きをそのまま維持しX線の照射角のみを傾け
る機能を持ち、スイッチ572は被検者の乗り降りのた
めにテーブルを立てる機能を持つ。またスイッチ578
はテーブルの頭側を下げる機能を持つ。テーブルの回転
つまり傾斜はジョイスティクで自在に制御できる。テー
ブル傾斜は誤動作を防止するためスイッチ578とジョ
イスティック580の両方の操作で動作するようになっ
ており、物があ取ったことによる誤動作を防止でき安全
性が向上している。スイッチ群566は圧迫管の操作機
能を持ち、ジョイスティック568は圧迫筒を自在に操
作できる機能を持つ。スイッチ群620はX線撮影機能
を持ち、スイッチ622は撮影前の像確認のためのX線
量を弱める機能を持つ。スイッチ624、626は撮影
タイミングの調整や所定時間後のX線照射の停止機能を
持つ。ジョイスティック628は受光部の位置制御機能
を持ちその上部に撮影指示スイッチを備える。ジョイス
ティック628が同時に撮影指示スイッチを備えている
ので最適のタイミングを捕らえて撮影でき、精度の向上
とスピードアップにつながる。
【0037】以上の配置ではジョイスティックを手前に
その次に操作スイッチを配置しているので、最も頻繁に
しかも神経を使う最終的な位置合わせや微調整ジョイス
ティックを手前にしているので使用しやすい。初期設定
のスイッチ群556は奥になっているが使用頻度が低く
また検査開始始めなので他に神経を使うことも少なく、
近接操作卓全体をコンパクトにしかも使いやすくしてい
る。
【0038】図17は他の実施例である床置きの近接操
作卓800を示す。4個の車634を有する台630に
支柱640が取り付けられこれに近接操作卓500が固
定されている。4個の車634はそれぞれ矢印のごとく
360度回転可能に取り付けられている。また台630
にはフットスイッチ632が有り、撮影の位置を決める
ために微弱なX線を照射する機能を持つ。なお、近接操
作卓500の上面は床2から、医師や技師が立って使用
するのに適した高さである800mmから1000mm
の高さを有している。
【0039】この床置きの近接操作卓800を有する操
作装置は、上述のアーム式固定の近接操作卓500で説
明したと同様の効果が有るが、更に以下に述べる効果が
有る。高さが所定のため床置きの近接操作卓800を横
に移動させることで、所望の位置に速やかに移動するこ
とができる。
【0040】図18は部屋の上から見た図で、撮影室7
01と操作室700とは壁で隔てられており、窓越しに
操作が行われる。ベッドは壁に並行に置かれ、ベッドの
長手方向であるX方向に合わせX方向レール260、2
62が天井に固定されている。この実施例ではモニター
400と近接操作卓500は同じX方向レール260、
262に支持されている。点線706は信号線を示す。
同じX方向レール260、262を使用するので全体と
して簡単であり安価である。またモニター400と近接
操作卓500の台車552はX線照射部の台車252の
移動範囲外に設けられた範囲を移動するように設定され
ているので安全であり、これらの移動範囲を超えること
が内容にそれぞれのオーバーラン検出のスイッチが設け
られているので誤動作にも対応でき安全である。
【0041】図19は他の実施例で同じ符号は同じ作
用、効果、目的を示す。X線照射装置用の移動レールと
並行にモニターあるいは近接操作卓線用のレール72
0、722を設けている。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線照射装置をX方向、Y方向に簡単に移動させることが
でき、さらに、撮像部をベッドテーブルに沿って簡単に
移動させることができるので、ベッドを移動させる必要
性が少なくなり、被検者の負担を低減させることができ
る。また、本発明によれば、撮像部をベッドテーブルの
長手方向のみならずY方向にも移動させることができる
のでさらにその効果は大きくなる。
【0043】さらに、本発明によれば、操作卓を天井の
X線照射装置用の案内具を利用して釣下げているので、
これにより全体として装置を簡素化することができ、値
段も安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による二方向透視撮影機能を
有するX線撮影装置の構成を示す図である。
【図2】ベッドの構成を説明する拡大図である。
【図3】ベッドの姿勢を制御する制御機構の構成を示す
図である。
【図4】ベッドのグリップの構成を示す図である。
【図5】X線のマスク機能を果たす絞り機構の制御を制
御する図である。
【図6】X線のマスク機能を果たす絞り機構の制御を制
御する図である。
【図7】X線検知手段である撮像機構の構成を示す図で
ある。
【図8】撮像機構の受像装置の構成を示す拡大図であ
る。
【図9】医師が患者の治療を行う状態を説明する図であ
る。
【図10】フィルムが装填されたカセットの挿入を説明
する図である。
【図11】カセットに代るフィルムチェンジャーの挿入
を説明する図である。
【図12】X線照射装置の移動機構の構成を説明する図
である。
【図13】X線照射装置の移動機構の構成を説明する図
である。
【図14】近接操作卓の構成を示す正面図である。
【図15】近接操作卓の構成を示す側面図である。
【図16】近接操作卓の構成を示す断面図である。
【図17】近接操作卓の他の構成例である床置きの操作
卓を示す正面図である。
【図18】本発明の一実施例によるX線撮影装置の配置
状況を説明する部屋の上から見た配置図である。
【図19】本発明の一実施例によるX線撮影装置の配置
状況の他の例を説明する部屋の上から見た配置図であ
る。
【記号の説明】
4、5 検査室の壁 6 天井 10 ベッド 12 テーブル 14 天板 26 フットレスト 30 グリップ 34 肩当て 36 圧迫管 60 支持機構 70 制御ボックス 72 油圧ユニット 80 油圧シリンダー 160 X線検知手段 168 受像装置 190 カセット 198 フィルムチェンジャー 250 X線照射装置 400 モニター装置 500 近接操作卓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沼 満 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 竹越 勇 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者を乗せるベッドのテーブルと、上
    記ベッドの長手方向であるX方向に対し直角方向である
    Y方向の軸でテーブルを傾斜させるとともにテーブルを
    上下させる機能を有するテーブル支持装置と、ベッドの
    被検者側上部にテーブル上面から距離を置いて位置する
    X線照射装置と、テーブルの下部に位置するX線像撮像
    装置とを有し、上記X線照射装置は、ベッドのX方向と
    Y方向の両方向に移動可能に釣下げるためのX方向とY
    方向のそれぞれに伸びた案内部とこれら案内具に沿って
    移動させるための駆動モータを有し、また上記テーブル
    の下部の両サイドに、X方向に伸びた上記X線像撮像装
    置のX線受像部を移動させる案内部を設け、モータの駆
    動により上記X方向に伸びた案内部に沿ってX線受像部
    を移動させるようにしたX線撮影装置。
  2. 【請求項2】 操作室に操作盤を設け、撮影室に、X線
    照射部と被検者を乗せるベッドとX線像撮像装置を設
    け、上記操作室と撮影室との間に窓を配置し、上記ベッ
    ドの長手方向であるX方向を上記窓と並行になるように
    上記ベッドを配置し、上記X方向に並行に天井にX方向
    レールを配置し、上記X方向レールに沿って移動するY
    方向レールを配置し、上記Y方向レールに沿って移動す
    る支持台車を設け、該支持台車に上記X線照射部を取り
    付けたX線撮影装置。
  3. 【請求項3】 X線照射部と被検者を乗せるベッドとX
    線像撮像装置を設け、上記ベッドの長手方向であるX方
    向に並行に天井にX方向レールを配置し、上記X方向レ
    ールに沿って移動するY方向レールを配置し、上記Y方
    向レールに沿って移動する支持台車を設け、上記Y方向
    レールにガイドレールを設け、該ガイドレールと勘合す
    る勘合部を該支持台車に設け、支持台車の該勘合部が該
    ガイドレールと勘合しながら上記Yレールに沿って移動
    するようにし、上記X線照射部を上記支持台車に取り付
    けたX線撮影装置。
  4. 【請求項4】 請求項3においてY方向レールにラック
    が設けられ、支持台車にモータとこのモータにより回転
    するピニオンが設けられ、上記ラックとピニオンが勘合
    する構成としたX線撮影装置。
  5. 【請求項5】 X線照射部と被検者を乗せるベッドとX
    線像撮像装置を設け、上記ベッドの長手方向であるX方
    向に並行に天井にX方向レールを配置し、上記X方向レ
    ールに沿って移動するY方向レールを配置し、上記Y方
    向レールに沿って移動する支持台車を設け、上記X線照
    射部を上記支持台車に取り付け、さらに近接操作卓を上
    記X方向レールの上記Y方向レールの移動範囲外に配置
    したX線撮影装置。
  6. 【請求項6】 請求項5においてYレールは安全領域の
    範囲を検知するリミッタスイッチを有し、上記近接操作
    卓を上記安全領域外に取り付けたX線撮影装置。
  7. 【請求項7】 X線照射部と被検者を乗せるベッドとX
    線像撮像装置を設け、上記ベッドの長手方向であるX方
    向に並行に天井にX方向レールを配置し、上記X方向レ
    ールに沿って移動するY方向レールを配置し、上記Y方
    向レールに沿って移動する支持台車を設け、上記X線照
    射部を上記支持台車に取り付け、さらに近接操作卓用の
    レールを上記X方向レール並行に設け、上記近接操作卓
    用のレールに近接操作卓用の台車を配置し、この近接操
    作卓用台車に近接操作卓取り付けたX線撮影装置。
JP7079137A 1995-04-04 1995-04-04 X線撮影装置 Pending JPH08275941A (ja)

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