JPH09117446A - 医用x線透視装置 - Google Patents

医用x線透視装置

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JPH09117446A
JPH09117446A JP7277939A JP27793995A JPH09117446A JP H09117446 A JPH09117446 A JP H09117446A JP 7277939 A JP7277939 A JP 7277939A JP 27793995 A JP27793995 A JP 27793995A JP H09117446 A JPH09117446 A JP H09117446A
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medical
projection
ray
sensor
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JP7277939A
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English (en)
Inventor
Takaaki Furubiki
孝明 古曳
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カテーテル挿入治療において、被検者が載る
天板や他の部位を移動しても、投影スクリーン上の透視
画像が消えない医用X線透視装置を提供する。 【解決手段】 医用X線透視装置は、被検者2を寝載す
る天板11を備えたテーブル装置1と、被検者2を挟ん
で対向してC型アーム8の両端に配置されたX線管4及
び映像系6と、X線管4から照射されて被検者2を透過
したX線を電気信号に変換する映像系6からの出力に所
定の演算処理を施して画像化する画像処理部56等を含
む画像処理装置と、画像化された透視画像を投射する投
射装置23とを備えており、この投射装置23から投射
される透視画像は、被検者2の上に設けた投影スクリー
ン24上に表示さ、この投射装置23の位置は、CPU
45、50により、天板11の移動量を検出するセンサ
ー41、43や投射画像を遮る位置に移動する他の物体
を検出するセンサー231a〜231nからの出力に基
づき、投影スクリーン24上から透視画像が消えなよう
に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用X線透視装置
に関し、特に、術者がX線透視しつつ被検者のカテーテ
ル操作等を行なう時の透視画像の表示に好適な医用X線
透視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線透視撮影台や循環器装置で使用され
る、医用X線透視装置は、診断の分野においては欠かせ
ないものとなっているが、最近では、診断のみならず治
療にも使われるようになっている。かかる治療とは、X
線透視下において例えば先端にさまざまな器具を取付け
たカテーテルを被検者に挿入し行うものであり、従来の
外科的な手術による治療に対して、被検者に与える苦痛
を少なくでき、かつ、安価に治療ができるという大きな
メリットを持つため、急速に普及しだしている。このよ
うな治療方法は、一般に、IVR(Interventional Rad
iology)と呼ばれている。
【0003】このようなIVRには、一般には、従来か
ら診断に用いられている透視撮影装置等が使われてお
り、かかる医用X線透視装置の概略図を図11に示す。
この医用X線透視装置は、イメージインテンシファイア
(以下、単に「I.I.」と称す)とテレビカメラ等か
ら成る受像系(以下、XTVと称す)6と、X線管4と
を備えている。かかる構成において、X線管4から照射
されたX線は、テーブル装置1の天板11上に寝載され
た患者である被検者2を透過した後に受像系6のXTV
に入射し、そこで電気信号に変換される。その後、後述
する画像処理装置を経て、被検者2の透視像がディスプ
レイ73上に表示されるようになっている。また、これ
らX線管4と受像系6は、いわゆるC型アームと呼ばれ
る部材8により支持され、さらに、このアーム8は、さ
らに他のアーム9を介して、床85上に固定された支持
駆動装置10に取り付けられている。
【0004】さらに、図12には、上記従来技術になる
医用X線透視装置の画像処理装置のブロック図を示す。
この画像処理系は、A/D変換器55、画像処理部5
6、フレームメモリ54、表示階調処理部57、D/A
変換器58とから構成される。すなわち、被検者2にX
線管4からX線が照射され、被検者2を透過したX線が
受像系6のXTVに入射すると、この透過X線情報は図
示を省略したテレビカメラでアナログ信号に変換され
る。このアナログ信号はA/D変換器55でデジタル信
号に変換され、画像処理部56に送られる。この送られ
てきたデジタル画像信号は、コントラスト、ガンマ特性
変換等の画像処理が行われ、階調処理をする表示階調処
理部57に送られる。階調処埋が済むと、デジタル画像
信号はD/A変換器58によりアナログ信号に変換さ
れ、ディスプレイ73に透視画像として表示される。
【0005】ところで、カテーテル操作を行なう医師
(術者)50は、天板11上の被検者2の側面で治療を
行なう。その際、術者50は、カテーテルを被検者2に
直接挿入して操作するが、カテーテルの位置情報は、デ
ィスプレイ73上に表示される透視画像から得る。ここ
で、例えばカテーテルを被検者2の体軸方向に挿入して
いきながら術者50が透視画像をチェックする場合、デ
ィスプレイ73は被検者2とは反対側の位置にあるた
め、術者50の視線(図中、点線で示す)はカテーテル
操作の手元の視線86からディスプレイへの視線87へ
と大きく動かすことが必要になる。
【0006】また、術者50は、ディスプレイ73を常
に術者の手元に配置させたいが、しかしながら、通常、
被検者2の周りには心電計、電気メス、造影剤注入器等
の多くの機材(図示省略)が配置され、さらには、X線
管4や受像系6も動き回り、かつ、ディスプレイ73は
大型であるため、実際には、このディスプレイ73を理
想的な位置(すなわち、術者の手元)には配置できな
い。そこで、かかる問題に対して、本出願の発明者は、
前記画像処理部にて画像化された像を、任意の位置に設
けた投射装置により、被検者2である患者の上に設けた
断面「C」形状に湾曲した投影スクリーン上に表示でき
るようにして解決を図っている(特願平7−17050
3号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように投射装置を利用する場合にも問題がある。すなわ
ち、テーブル装置の天板上に寝載して被検者を挟んで対
向配置されている前記X線管と前記映像系の動作範囲に
は限界があるため、術者の透視したい位置が得られない
場合には、しばしば、被検者が載る天板を動かして透視
できるようにする場合が生じる。この場合、天板を動か
すことにより、被検者上に設けられ、それまで透視画像
が投射されていた位置から、前記投影スクリーンも動く
ことになり、これにより、投射されていた画像が投影ス
クリーン上から見えなくなってしまうこととなる。した
がって、術者はその画像が再び投影スクリーン上にくる
ように、その都度、ボタン操作等により投射装置を移動
させる必要があり、術者の正確なカテーテル操作を阻害
し、治療への専念を妨げる原因ともなる。
【0008】また、上記の従来技術では、術者が、前記
C型アームを動かして被検者の透視したい位置にX線管
4と受像系6を移動する際、しばしば、その受像系6が
前記投射装置から投射された画像を遮る位置にくること
もあり、かかる場合においても、上記と同様に、ボタン
操作等により投射装置を移動させる必要があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述の従来技術
に鑑みて、被検者が載るテーブル装置の天板が移動し、
あるいは、受像系等の医療用X線透視装置を構成する他
の部材が移動しても、投射装置から投射される透視画像
が、常に、被検者の上に設けられた投影スクリーン上に
得られる医療用X線透視装置を堤供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、患者を含む被検者を寝載する天板
を有するテーブル装置と、前記被検者にX線を照射する
X線照射手段と前記被検者を透過したX線を電気信号に
変換する受像手段とを含む透視画像入力手段と、前記透
視画像入力手段の受像手段により変換された電気信号に
対して演算処理を施し、演算された信号を画像化する画
像処理装置と、前記画像処理装置により画像化された像
を投射する投射装置とを備え、前記投射装置から投射さ
れる画像を前記被検者の上に設けた投影スクリーン上に
表示する医用X線透視装置において、前記投射装置の位
置を、前記テーブル装置の天板の位置の移動、あるい
は、前記医用X線透視装置を構成する他の物体の位置の
移動、による投射画像の消失を防止する位置に自動的に
移動する制御手段を設けた医用X線透視装置が提案され
る。
【0011】また、本発明によれば、前記の医用X線透
視装置に加えて、患者を含む被検者を寝載する天板を有
するテーブル装置と、前記被検者にX線を照射するX線
照射手段と前記被検者を透過したX線を電気信号に変換
する受像手段とを含む透視画像入力手段と、前記透視画
像入力手段の受像手段により変換された電気信号に対し
て演算処理を施し、演算された信号を画像化する画像処
理装置と、前記画像処理装置により画像化された像を投
射する投射装置とを備え、前記投射装置から投射される
画像を前記被検者の上に設けた投影スクリーン上に表示
する医用X線透視装置において、前記投射装置の位置
を、前記テーブル装置の天板の位置の移動による投射画
像の消失を防止すると共に、前記医用X線透視装置を構
成する他の物体の位置の移動による投射画像の消失を防
止する位置に移動する制御手段を設けた医用X線透視装
置が提案される。
【0012】さらに、本発明によれば、前記の医用X線
透視装置において、前記テーブル装置には、その天板の
位置を検出するためのセンサーを設け、前記制御手段
は、前記天板位置を検出するためのセンサーからの検出
信号に基づいて前記投射装置の位置を移動するように構
成された医用X線透視装置が提案される。
【0013】また、本発明によれば、前記の医用X線透
視装置において、前記投射装置には、その投射画像を前
記投影スクリーン上に投射する範囲において前記他の物
体の侵入を検出するためのセンサーを設け、前記制御手
段は、前記他の物体の侵入を検出するセンサーからの検
出信号に基づいて前記投射装置の位置を移動するように
構成された医用X線透視装置が提案される。
【0014】すなわち、上記の本発明の医用X線透視装
置によれば、被検者の上に設けた投影スクリーン上に透
視画像を投射して表示する投射装置の位置を、制御手段
により最適な位置に自動的に移動制御することにより、
テーブル装置の天板の位置の移動に伴う投射画像の消
失、及び/または、前記医用X線透視装置を構成する他
の物体の位置の移動による投射画像の消失を解消し、も
って、術者による前記投射装置の位置調整の必要をなく
し、術者の専念を阻害することなく、正碓なカテーテル
操作をスムースに行なうことを可能にする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を、添
付の図面を用いて、詳細に説明する。まず、図2は本発
明の実施の態様における医用X線透視装置の使用状態を
示す概略図を示している。この図において、医用X線透
視装置は、X線照射手段であるX線管4と、例えばI.
I.とテレビカメラ等の受像手段を含んだ映像系6と
を、テーブル装置1の天板11上に横たわっている被検
者2を挟んで対向配置して構成された透視画像入力手段
を含んでる。また、上記の映像系6により得られた透視
画像を表示する表示手段としては、例えばCRT等で構
成されるディスプレイ73と共に、透視画像を投射する
投射装置23と投影スクリーン24とが設けられてい
る。なお、この投影スクリーン24は、断面「C」字状
に湾曲したスクリーンであり、図にも示されるように、
被検者2の上に配置され、その表面に上記投射装置23
から投射された透視画像が投影される。
【0016】すなわち、かかる構成によれば、X線管4
から被検者2に照射されたX線は、被検者2の身体を透
過した後、映像系6が受けて所定の処理を施して透視画
像を得て、この得られた透視画像が、表示手段を構成す
るディスプレイ73上に、あるいは、投射装置23から
被検者2上に配置された投影スクリーン24上に表示さ
れるようになっている。
【0017】ところで、上記のX線管4と映像系6は、
C型アーム8の両端に対向して配置されて支持され、こ
のC型アーム8は、床85上に固定された支持駆動装置
10から伸びたアーム9の一端で摺動自在(矢印A方
向)に支持されている。また、このアーム9の他端は、
上記支持駆動装置10に回転自在(矢印B)に支持され
ている。したがって、X線管4と映像系6は、テーブル
装置1の天板11上に寝載された被検者2の周りを自在
に移動できるようになっている。すなわち、図中の符号
51及び52は、これらC型アーム8やアーム9を、さ
らには、X線の照射を遠隔操作するための手元操作スイ
ッチ及びフットスイッチである。
【0018】一方、テーブル装置1は、被検者2を寝載
するための装置であり、その天板11を移動することに
より、被検者2を、被検者2の体軸方向及びそれに直交
する水平方向(図の矢印C方向及びD方向)への移動も
可能になっている。また、このテーブル装置1の支柱部
3は、前記X線管4あるいは映像系6との衝突を避ける
ため、これらの装置とは離れた位置に設置されている。
【0019】そして、このテーブル装置1には、図1に
示すように、天板11を上記の矢印C方向に移動させる
ためのモータ40と、天板11の位置を検出するための
センサー41が設けられている。また、天板11を矢印
D方向に移動させるためのモータ42と、その位置を検
出するためのセンサー43が設けられている。
【0020】再び図2に戻り、一方、天井側には、天井
60に固定されたレール18上を矢印E方向に移動でき
る支持台16と、矢印E方向と直交する矢印F方向に移
動できる支持台17と、該支持台17に回転自在(矢印
G)に支持された回転枠25とが設けられており、この
回転枠25には、さらに、その先端部に上記投射装置2
3を取り付けた湾曲板26が移動可能に取り付けられて
いる。
【0021】なお、上記の図1にも示すように、支持台
16には、これを矢印E方向に移動させるためのモータ
30とその位置を検出するためのセンサー32が設けら
れ、また、支持台17には矢印F方向に移動させるため
のモータ31とその位置を検出するためのセンサー33
が、それぞれ、設けられている。また、この図中には、
後にその動作を詳細に説明する制御手段としてのCPU
45と、さらには、原点信号をオン・オフするための原
点信号手段50が設けられている。
【0022】図3には、上記の支持台17に回転自在に
支持された回転枠25と、この回転枠25に移動可能に
取り付けられた湾曲板26の詳細構造が示されている。
すなわち、図において、回転枠25は、その上面にプー
リ30が固定され、かつ、軸受28を介して回転自在に
支持されている。一方、支持台17側には、モータ32
が配置され、その出力軸にもプーリ31が取り付けら
れ、これらプーリ30とプーリ31との間をベルト34
が連結している。したがって、モータ31の回転により
回転枠25を回転させることができる(図2の矢印G方
向)。
【0023】また、上記の回転枠25内には、湾曲板2
6がローラ35a、35bとピニオン歯車36とで支持
され、湾曲板26の外側にはピニオン歯車36に噛み合
う歯を設ける。このピニオン歯車36には、モータ37
が直結しており、このモータ37を回転させることによ
りピニオン歯車36を回転し、これにより、湾曲板26
をローラ35a、35bで支持しながら、図の矢印H方
向に自在に摺動できる。なお、この湾曲板26の先端に
は上記の投射装置23が設けられている。
【0024】なお、この投射装置23内には、図4に示
す投射口230に接するように、複数のセンサー231
a、231b…を配置し、投射口230の外側と投影ス
クリーン24上に映る像の外側(外縁)とを結ぶ直線上
(図中では波線で示す)に物体の近接をセンシングでき
るように、例えば超音波センサーあるいはレーザービー
ムセンサーが設けられている。
【0025】上記の医用X線透視装置の動作について説
明する。まず、テーブル装置1の天板11上に被検者2
を寝載した上記図2の状態において、カテーテルを操作
する医師である術者50は、被検者の足側の側方に立
つ。そして、術者50は、被検者2の右大腿部等からカ
テーテルを挿入する。この時、術者50は、カテーテル
の位置、血管の方向等を確認するため、X線を照射して
透視画像を確認しながら、カテーテルを目的の部分まで
進めていく。さらに、術者50は、被検者2の透視した
い位置あるいは方向をチェックするために、C型アーム
8あるいはアーム9を、上記の手元操作スイッチ51あ
るいはフットスイッチ52により操作する。この時、術
者50は、常に、カテーテルの挿入部分あるいは被検者
2の状態を確認しながら慎重に操作していくため、術者
50自身の視線をあまり大きく動かさないようにしたい
という要望があり、そのためには、術者50は手元で透
視画像を監視できることが最良の条件となる。
【0026】具体的に説明すると、術者50は、透視し
たいときにX線を照射するためにフットスイッチ52を
用いて照射の信号を出す。この照射信号を受けて、X線
管4よりX線が照射され、被検者2の身体を透過したX
線は映像系6で受像し、上記した従来技術と同様に、受
像した信号は、図5のように、A/D変換器55でデジ
タル信号に変換され、画像処理部56に送られる。すな
わち、この画像処理部56において、送られてきた画像
信号は、コントラスト、ガンマ特性変換等の画像処理が
行われ、さらに、階調処理をする表示階調処理部57に
送られる。そして、この表示階調処理部57において階
調処理が済むと、その出力であるデジタル画像信号は、
D/A変換器58によりアナログ信号に変換され、透視
画像がディスプレイ73上に表示されると同時に、投射
装置23により投射され、被検者2の上に設けられた投
影スクリーン24上にも透視画像が表示される。
【0027】この時、しかしながら、既述のように、天
板11上に寝載して被検者2を挟んで対向配置されてい
るX線管4と映像系6の移動可能な範囲には限界がある
ため、この移動可能な範囲では透視したい位置が得られ
ない場合には、術者50は、さらに、その上に被検者2
を寝載しているテーブル装置1の天板11を動かし、も
って、所望の透視したい位置を透視できるようにするこ
とがある。このような場合、それまで投射されていた位
置から天板11を動かすことにより、被検者2の上に設
けた投影スクリーン24も移動することになり、それま
で投射されていた映像が投影スクリーン24上から消え
てしまうことともなる。そのため、術者50はその映像
を投影スクリーン上に来るように、その都度、図示しな
い操作ボタンを操作する等により、投射装置23の位置
を移動させて調整することが必要となる。
【0028】そこで、本発明では、このように被検者2
を寝載した天板11を移動した場合でも、この天板11
の移動をセンサー41やセンサー43により検出し、こ
の検出した移動量に基づいて自動的に投射装置23の位
置を移動させ、もって、術者50が調整することなく、
投影スクリーン24を移動し、もって、投射映像の消失
を解消するものである。なお、この投射装置23の位置
の移動は、上記図2に示した制御手段であるCPU45
により実行されるが、以下に、このCPU45の動作に
ついて、図6に示すフローチャートを参照しながら説明
する。
【0029】まず、術者50は、最初に、患者である被
検者2を載せたテーブル装置1の天板11の位置を、透
視装置により透視できる位置へ動かし、その際、投射装
置23の位置についても、被検者2上に設けた投射スク
リーン24上に投射できる位置へ動かして調整する。こ
の設定を終えると、原点信号を0Nさせる(ステップ5
8)。これにより、制御手段であるCPU45は、この
状態におけるテープル装置1の天板11の矢印C方向及
び矢印D方向の位置を検出するセンサー41、43の位
置を原点として記憶する(ステップ61、62)。な
お、CPU45は、その時の投射装置23側の支持台1
6、17の位置を検出するセンサー32、33の位置を
も、原点として記憶しておく。
【0030】次に、術者50は、前記したようにカテー
テルの位置、血管の方向等を確認するため、X線を照射
して透視画像を得て確認する。その際、術者50は、C
型アーム8あるいはアーム9を動作させることにより、
X線管4と受像手段を含む映像系6の位置を変化させな
がら、術者50の透視しやすい位置を探す。もしも、C
型アーム8あるいはアーム9の移動だけでは透視しやす
い位置が得られない場合には、術者50は、さらに、患
者2を寝載しているテーブル装置1の天板11を、上記
図1の矢印C方向あるいはD方向へ移動させることにな
る。
【0031】この時、CPU45は、常に、テーブル装
置1の天板11の位置を検出するセンサー41、43か
らの位置信号を、前記原点として記憶した位置と比較し
てチェックすることによりテーブル装置1の移動が生じ
たか否かを判断する(ステップ63)。この結果、テー
ブル装置1の移動が生じた、すなわち、テーブル装置1
の天板11の位置に変化があった(YES)と判断する
場合、CPU45は、さらに、センサー41からの位置
信号が変化したか否かを判断する(ステップ64)。
【0032】上記判断の結果、センサー41からの位置
信号が変化した(YES)と判断した場合、このこと
は、テーブル装置1の天板11を図1の矢印C方向に変
化が生じたと判断され、上記原点に対する変化量Gを算
出する(ステップ65)。さらに、CPU45は、この
テーブル装置1の天板11の矢印C方向への移動に伴っ
て、天井60のレール18上を矢印E方向に移動できる
支持台16に設けられたモータ30を動作させるための
駆動信号46を出力する(ステップ66)。このよう
に、モータ30を駆動することにより、支持台16を矢
印E方向へ移動させながら、同時に、その位置を検出す
るセンサー32からの情報47を取り込み、これによ
り、この支持台16の矢印E方向の移動量がテーブル装
置1の天板11の矢印C方向の変化量Gと同じ変化量と
なったか否かを判断し(ステップ67)、一致しない
(NO)場合にはモータ30を駆動するための駆動信号
46を出力し続け、これが一致した(YES)場合、こ
の駆動信号46の出力を停止し(ステップ68)、再
び、上記のステップ63へ戻る。
【0033】一方、上記のステップ64での判断の結
果、センサー41からの位置信号が変化していない(N
O)と判断した場合には、CPU45は、さらに、セン
サー42からの位置信号が変化したか否かを判断する
(ステップ69)。その結果、このセンサー42からの
位置信号が変化した(YES)と判断した場合、このこ
とは、テーブル装置1の天板11を図1の矢印D方向に
変化が生じたと判断され、上記原点に対する変化量Hを
算出する(ステップ70)。さらに、CPU45は、天
井60側を矢印F方向に移動できる支持台17に設けら
れたモータ31を動作させるための駆動信号48を出力
し(ステップ71)、このモータ31の駆動により、支
持台17を矢印F方向へ移動させながら、同時に、その
位置を検出するセンサー33からの情報49を取り込
み、支持台17の矢印E方向の移動量がテーブル装置1
の天板11の矢印D方向の変化量Hと同じ変化量となっ
たか否かを判断し(ステップ72)、一致しない(N
O)場合にはモータ31を駆動するための駆動信号48
を出力し続け、一致した(YES)場合には、この駆動
信号46の出力を停止し(ステップ74)、再び、上記
のステップ63へ戻る。また、上記のステップ69で、
センサー42からの位置信号が変化しない(NO)と判
断した場合にも、フローは上記のステップ63へ戻る。
【0034】このように、上記本発明の医用X線透視装
置によれば、術者50が患者2を寝載しているテーブル
装置1の天板11を図1の矢印C方向あるいはD方向
(水平面上)へ移動させた場合にも、X線を照射して得
られた透視画像を被検者2上に設けた投射スクリーン2
4上に投射する投射装置23も、自動的に、上記テーブ
ル装置1の天板11の移動量に対応して移動することか
ら、投影スクリーン24上に投射されていた透視画像の
位置が外れてが見えなくということがなくなり、従来の
ように、術者50がその都度ボタン操作等により投射装
置を移動させる面倒が解消される。すなわち、テーブル
装置1の天板11の位置を検出する検出手段(センサー
41あるいは43)からの情報により、その変化量を把
握し、投射装置23の位置を最適な位置へ移動させる制
御手段(CPU45)の働きにより、術者50は、投射
装置23の位置を投影スクリーン24上にくるように補
正する動作が必要がなくなり、正確なカテーテル操作を
スムースに行なうことができる。
【0035】なお、上記の実施の態様によれば、テーブ
ル装置1の天板11が水平面上に移動した時の上記投射
装置23を搭載する移動可能な支持台16、17の移動
量を、上記テーブル装置1の天板11の水平面上におけ
る移動量と同じ量だけ移動するものとして説明したが、
しかしながら、本発明は必ずしもこれのみに限定される
ものではなく、上記投射装置23から投射される透視画
像が投影スクリーン24上から外れない程度であればよ
いことは明らかであり、あるいは、上記支持台16、1
7の移動に代え、例えば図3に示した湾曲板26を矢印
H方向に摺動することにより、その先端に設けられた投
射装置23を移動させることも可能であろう。また、上
記テーブル装置1の天板11は、水平面上と共に、上下
方向に移動するとが可能であってもよく、その場合、そ
の天板11の上下方向の移動に伴って、例えば上記投射
装置23から投射される透視画像のフォーカス位置を自
動的に調節するようにすることも、ここでは、具体的に
は説明しないが、当業者にとっては容易であろう。
【0036】また、上記本発明の医用X線透視装置によ
り、被検者2に挿入したカテーテルの位置をX線を照射
して透視画像を確認する際には、既述のように、術者5
0は、C型アーム8あるいはアーム9の動作により、C
型アーム8の両端の取り付けられ、テーブル装置1の天
板11上の被検者2を挟んで配置されたX線管4と映像
系6の位置を変えて、もって、所望の透視したい位置を
透視できるようにすることがあるが、その場合、しばし
ば、図7に示すように、X線管4と映像系6の位置の変
化により、特に映像系6が、X線の照射により得られた
透視画面を投影スクリーン24上に投射する投射装置2
3の投射範囲内に侵入してしまい、これにより、図8に
も示すように、上記投影スクリーン24上の投射装置2
3からの透視画像246の一部(図中の斜線部分24
5)が遮断されて見えなくしてしまうことがある。
【0037】そこで、本発明の医用X線透視装置では、
かかる場合にも、投射装置23からの透視画像の投射を
妨害する物体(この場合、映像系6)をセンサーにより
認識し、上記図7にも示すように、投射装置23を移動
させ(この場合、図の右側へ移動)、もって、投射装置
23からの投射光が妨害されない位置に、自動的に配置
させるようにする。
【0038】かかる投射装置23の位置の制御をする制
御手段について、図9を参照しながら説明すると、上記
図4に示した投射装置23の投射口230に接するよう
に配置した複数(ここではn個)のセンサー231a、
231b…231nからの出力がCPU80に接続さ
れ、このCPU80は、モータ制御回路81、82を介
して、上記図3に示した天井側に取り付けられた支持台
17と、これに回転自在に支持された回転枠25とに、
それぞれ設けられたモータ32とモータ37を制御す
る。なお、この例では、上記CPU80を、図1に示し
た制御手段であるCPU45とは個別に設けているが、
しかしながら、これを上記CPU45により実行するこ
とも可能である。
【0039】続いて、上記の投射装置23の位置制御を
行う制御手段の動作について、図10のフローチャート
を参照しながら説明する。まず、複数のセンサー231
a、231b…231nからの情報、すなわち、投射口
230の外周から投射画像の外周縁に向かう直線上にセ
ンシングすることにより、投射装置23からの投射光の
光路中に侵入することにより、透視画像の投射を妨害す
る物体(例えば、映像系6)の接近を検出する出力は、
常に、CPU50に集められる(ステップ90)。この
CPU50は、例えば数マイクロ秒の速さで、常に、上
記のセンサー情報を入力し、これにより、その情報を分
析し(ステップ91)、投射装置23からの投射画像の
障害となる物体が存在するかどうかを判定する(ステッ
プ92)。
【0040】上記の判定の結果、もしも障害となる物体
を検出した(YES)場合には、かかる障害となる物体
から退避できる方向やそのための移動量を、上記複数の
センサー231a、231b…231nからの情報を元
にして決定する(ステッブ93)。他方、障害となる物
体を検出しない(NO)場合には、再び、上記のステッ
プ90へ戻る。
【0041】退避方向とその移動量を決定した後、回転
枠25を回転させる必要があるか否かを判定し(ステッ
プ94)、その結果、必要(YES)ならば、その動作
量を出力し(ステップ95)、支持台17側に設けた回
転枠25を回転させるためのモータ32を制御するモー
タ制御回路81に制御信号を出力する。その後、あるい
は、上記ステップ94で回転枠25の回転は必要ないと
判定された(NO)場合にも、さらに、上記回転枠25
の湾曲板26を摺動させる必要があるかどうかを判定す
る(ステップ96)。その結果、必要と判定された(Y
ES)ならば、さらに、その動作量である摺動量を回転
枠25側に設けたモータ37を制御するモータ制御回路
82に出力し(ステップ97)、再び、上記のステップ
90へ戻る。また、上記ステップ96で、湾曲板26の
摺動が不要(NO)と判定された場合も同様である。
【0042】このように、上記本発明の医用X線透視装
置によれば、投射装置23からの投影スクリーン24上
での画像が、例えば受像系6などの障害となる物体によ
り妨害されようとしても、制御装置が、自動的に、投射
装置23を物体による妨害を受けることのない最適な位
置に移動させることにより、術者50は投影スクリーン
24上の画像が障害となる物体により妨害されることを
自覚することなく、カテーテル操作に専念することが可
能になる。
【0043】なお、上記の例では、投射装置23の位置
を移動する手段として、支持台17側に設けた回転枠2
5の回転と、湾曲板26の摺動について述べたが、本発
明は、これらの方式にのみ限定されるものではなく、例
えば、天井60に固定されたレール18上に移動できる
支持台16や、これに直交する方向に移動できる支持台
17を移動することによっても可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明の医用X線透視装置によれば、その上に被検
者を寝載したテーブル装置の天板の位置を移動し、ある
いは、映像系を含む透視装置の他の機材を移動すること
によっても、被検者の上に設けられた投影スクリーン上
に透視画像を投射する投射装置の位置は、これら天板の
移動や他の機材の移動により投射が妨げられない位置に
自動的に調整されることから、当該医用X線透視装置を
用いてカテーテル操作等を行う術者は、従来のように投
射装置の位置の調整を行う必要から解放され、カテーテ
ル操作への専念が可能となり、正確なカテーテル操作を
スムースに行なうことができるという、極めて優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の一例になる医用X線透視
装置の制御手段における回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記本発明の実施の態様の一例になる医用X線
透視装置の全体概略構成を示す図である。
【図3】上記医用X線透視装置における投射装置の動作
機構の説明図である。
【図4】上記医用X線透視装置におけるセンサーの動作
説明図である。
【図5】上記医用X線透視装置における画像処理装置の
ブロック図である。
【図6】上記医用X線透視装置における投射装置の位置
の移動制御の内容を示すフローチャートである。
【図7】上記医用X線透視装置における投射装置の動作
を説明する説明図である。
【図8】上記医用X線透視装置における投射装置の投射
画像を説明する図である。
【図9】上記医用X線透視装置における投射装置の位置
移動制御のための他の制御手段の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】上記他の制御手段における制御内容を示すフ
ローチャートである。
【図11】従来の医用X線透視装置における装置の概略
図及び表示制御ブロック図である。
【図12】従来の医用X線透視装置における画像処理装
置のブロック図である。
【符号の説明】
4 X線管 6 映像系 23 投射装置 24 投影スクリーン 32、33、4l、43 センサー 23 投射装置 30、31 モータ 231a〜231n センサー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者を含む被検者を寝載する天板を有す
    るテーブル装置と、前記被検者にX線を照射するX線照
    射手段と前記被検者を透過したX線を電気信号に変換す
    る受像手段とを含む透視画像入力手段と、前記透視画像
    入力手段の受像手段により変換された電気信号に対して
    演算処理を施し、演算された信号を画像化する画像処理
    装置と、前記画像処理装置により画像化された像を投射
    する投射装置とを備え、前記投射装置から投射される画
    像を前記被検者の上に設けた投影スクリーン上に表示す
    る医用X線透視装置において、前記投射装置の位置を、
    前記テーブル装置の天板の位置の移動、あるいは、前記
    医用X線透視装置を構成する他の物体の位置の移動、に
    よる投射画像の消失を防止する位置に自動的に移動する
    制御手段を設けたことを特徴とする医用X線透視装置。
  2. 【請求項2】 患者を含む被検者を寝載する天板を有す
    るテーブル装置と、前記被検者にX線を照射するX線照
    射手段と前記被検者を透過したX線を電気信号に変換す
    る受像手段とを含む透視画像入力手段と、前記透視画像
    入力手段の受像手段により変換された電気信号に対して
    演算処理を施し、演算された信号を画像化する画像処理
    装置と、前記画像処理装置により画像化された像を投射
    する投射装置とを備え、前記投射装置から投射される画
    像を前記被検者の上に設けた投影スクリーン上に表示す
    る医用X線透視装置において、前記投射装置の位置を、
    前記テーブル装置の天板の位置の移動による投射画像の
    消失を防止すると共に、前記医用X線透視装置を構成す
    る他の物体の位置の移動による投射画像の消失を防止す
    る位置に移動する制御手段を設けたことを特徴とする医
    用X線透視装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または前記請求項2に記載
    の医用X線透視装置において、前記テーブル装置には、
    その天板の位置を検出するためのセンサーを設け、前記
    制御手段は、前記天板位置を検出するためのセンサーか
    らの検出信号に基づいて前記投射装置の位置を移動する
    ように構成されたことを特徴とする医用X線透視装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載の医用X線透視装置
    において、前記制御手段は、前記天板位置を検出するた
    めのセンサーからの検出信号に基づいて前記天板の移動
    量を算出し、当該算出した前記天板の移動量に対応する
    移動量だけ前記投射装置の位置を移動するように構成さ
    れたことを特徴とする医用X線透視装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項3に記載の医用X線透視装置
    において、前記テーブル装置の天板は、少なくとも水平
    面上に移動可能であり、前記天板位置を検出するための
    センサーは、前記天板の移動可能な水平面上で互いに直
    交する少なくとも2つの方向の変位を検出するためのセ
    ンサーを備えていることを特徴とする医用X線透視装
    置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1または前記請求項2に記載
    の医用X線透視装置において、前記投射装置には、その
    投射画像を前記投影スクリーン上に投射する範囲におい
    て前記他の物体の侵入を検出するためのセンサーを設
    け、前記制御手段は、前記他の物体の侵入を検出するセ
    ンサーからの検出信号に基づいて前記投射装置の位置を
    移動するように構成されたことを特徴とする医用X線透
    視装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の医用X線透視装置
    において、前記他の物体の侵入を検出するセンサーは、
    前記投射装置の投射口に接して配置され、前記投射口の
    外縁と、前記投影スクリーン上に投影される画像の外縁
    とを結ぶ直線上にセンシングすることを特徴とする医用
    X線透視装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項6に記載の医用X線透視装置
    において、前記他の物体の侵入を検出するセンサーは、
    超音波センサーにより構成されていることを特徴とする
    医用X線透視装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項6に記載の医用X線透視装置
    において、前記他の物体の侵入を検出するセンサーは、
    レーザービームセンサーにより構成されていることを特
    徴とする医用X線透視装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項6に記載の医用X線透視装
    置において、前記制御手段は、前記他の物体の侵入を検
    出するセンサーからの検出出力に基づいて、投射画像の
    消失を防止するために前記投射装置を退避すべき方向と
    移動量を算出し、当該算出した方向と移動量に基づいて
    前記投射装置を移動させるように構成されたことを特徴
    とするる医用X線透視装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100280198B1 (ko) * 1997-11-24 2001-02-01 이민화 Ct촬영이가능한x선촬영장치및방법
JP2002112993A (ja) * 2000-07-25 2002-04-16 Siemens Ag 医学的像を再現する画像システムの表示装置
US8167435B2 (en) 2007-02-23 2012-05-01 Nikon Corporation Projection system and projector
JP2017051410A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 株式会社島津製作所 放射線透視撮影装置
US11122250B2 (en) 2016-09-28 2021-09-14 Fujifilm Corporation Three-dimensional image projection apparatus, three-dimensional image projection method, and three-dimensional image projection control program

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