JPH08212799A - テストパタン生成装置およびテストパタン生成方法 - Google Patents

テストパタン生成装置およびテストパタン生成方法

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JPH08212799A
JPH08212799A JP7021458A JP2145895A JPH08212799A JP H08212799 A JPH08212799 A JP H08212799A JP 7021458 A JP7021458 A JP 7021458A JP 2145895 A JP2145895 A JP 2145895A JP H08212799 A JPH08212799 A JP H08212799A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テストパタンの不確定値割当て入力端子数を増
大し、テストパタン系列を小規模化するテスパタン生成
装置およびテストパタン生成方法を提供する。 【構成】本発明のテストパタン生成装置は、回路情報・
故障情報入力手段101と、テストパタン入力発生手段
102と、テストパタン入力割当て手段103と、論理
シミュレーション手段104と、故障定義手段105
と、故障シミュレーション手段106と、故障抽出手段
107と、初期テストパタン抽出手段108と、初期テ
ストパタンに不確定値を割当てるテストパタン変換手段
109と、最終テストパタン抽出手段110と、テスト
パタン生成判定手段111と、全抽出テストパタン併合
手段112と、併合テストパタン出力手段413とを備
えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテストパタン生成装置お
よびテストパタン生成方法に関し、特に論理回路用のテ
ストパタンをパタン圧縮して生成するテストパタン生成
装置およびテストパタン生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの論理回路に対して定義さ
れている故障群を検出するために使用されるテストパタ
ン系列としては、検出対象の論理回路をそのままLSI
試験機に入力せず、当該テストパタン系列における故障
検出率を低下させることなくテストパタン総数を減少さ
せるパタン圧縮という工程を経た後に、LSI試験機に
入力するという形態が一般化しつつある。これは、近年
のLSIの大規模化に伴い、当該LSIに対応するテス
トパタンの規模も大規模化してしているために、パタン
圧縮という工程を経ないと、大規模LSIに対するテス
トパタン系列をLSI試験機に入力することができない
状況になっているからである。
【0003】一般に、従来のテストパタン圧縮の工程と
しては、以下に示す2段階のステップを踏んで行われて
いる。
【0004】1.故障を検出するテストパタンに対し
て、そのテストパタンの故障検出能力を低下させない不
確定値(X値)の割当てを行う。
【0005】2.不確定値が割当てられている複数のテ
ストパタンの併合化を試みる。
【0006】これらのステップを踏むことにより、その
テストパタン系列による故障検出率が低下しないテスト
パタン圧縮が可能となる。このテストパタン圧縮の効果
を示す指標ならびにテストパタン圧縮率を向上させるた
めには、上記1項のステップにおけるテストパタンに対
する不確定値の割当率を高くしなければならない。な
お、このテストパタン圧縮率は下記の式により算出され
る。
【0007】
【0008】従来、この種の論理回路のテストパタン生
成装置においては、故障を検出するテストパタンに対す
る不確定値(X)の割当ては、特開平1−217277
号公報の100頁に記載されているように、故障が検出
された出力端子に対する経路を持たない入力端子を不確
定値とする方法が採られている。以下に、従来のテスト
パタンに対する不確定値の割当てが、どのようにして行
われているかを図面を参照して説明する。
【0009】図4は、従来の一般的なテストパタン生成
装置の機能構成を示すブロック図であり、図5は、特に
当該テストパタン生成装置の機能構成に含まれるテスト
パタン変換手段において行われる、テストパタンに対す
る不確定値の割当て処理手順のみを示す部分的なフロー
チャートである。また、図5は、従来のテストパタン生
成装置およびその方法により、当該テストパタン生成装
置に含まれるテストパタン変換手段において行われる、
論理回路のテストパタンに対する不確定値の割当ての適
用例を示す図である。
【0010】図4に示されるように、本従来例のテスト
パタン生成装置は、論理回路の接続情報および故障定義
情報を含む回路情報を取り込んで入力する回路情報・故
障情報入力手段401と、故障を検出すべきテストパタ
ン用の入力データを発生するテストパタン入力発生手段
402と、所定の論理回路の入力端子に当該テストパタ
ン入力データを割当てるテストパタン入力割当手段40
3と、前記入力端子に割当てられたテストパターン入力
データを基にして、当該入力データの信号値に対して、
前記論理回路の正常回路の各ゲートの論理値をシミュレ
ーションする論理シミュレーション手段404と、前記
故障定義情報に基づいて、検出対象となるテストパタン
の故障内容を定義する故障定義手段405と、当該故障
定義手段405を介して前記テストパタンにおける故障
回路に対して定義された故障を検出することができるか
否かを判定し確認する故障シミュレーション手段406
と、前記故障シミュレーションにより検出された故障を
抽出する故障抽出手段407と、故障が検出され且つ抽
出されたテストパタン入力を基にして、初期テストパタ
ンを抽出する初期テストパタン抽出手段408と、初期
テストパタン抽出手段408により抽出された初期テス
トパタンに、所定の不確定値を割当てるテストパタン変
換手段409と、当該不確定値が割当てられたテストパ
タンを抽出する最終テストパタン抽出手段410と、当
該最終テストパタン抽出手段410による抽出結果を受
けて、テストパタン生成を繰返して行うか否かを判定す
るテストパタン生成判定手段411と、当該テストパタ
ン生成判定手段411より出力されるテストパタン生成
を不要とする情報を受けて、これまでに生成された不確
定値付きのテストパタンの併合化を行う全抽出テストパ
タン併合手段412と、全抽出テストパタン併合手段4
12により併合されたテストパタンを出力する併合テス
トパタン出力手段413とを備えて構成される。なお、
テストパタン生成判定手段411より、テストパタン生
成を必要とする情報が出力された場合には、当該情報は
テストパタン入力発生手段402に送られて、当該テス
トパタン入力発生手段402においては、再度故障を検
出すべきテストパタン用の入力データが発生される。
【0011】次に、本従来例において、テストパタン変
換手段409により実行される、初期テストパタンに対
する不確定値を割当てる処理手順について説明する。本
従来例のテストパタン変換手段409による処理手順
は、図5のフローチャートに示されるとうりである。ま
ず、処理ステップ501においては、変換対象となるテ
ストパタンにより故障が検出された出力端子に対する抽
出処理が行われる。この処理ステップ501において抽
出される出力端子は、少なくとも1つ以上存在する。こ
れらの抽出された出力端子と接続関係にある入力端子を
探索するために、当該処理ステップ501に続いて、処
理ステップ502、処理ステップ503および処理ステ
ップ504を含む処理手順が逐次実行される。即ち、入
力端子、出力端子および論理ゲートをノードとして考え
て、以下のような探索処理が実行される。 (1) 処理ステップ502:抽出された1つまたは複数の
出力端子が、探索開始点ノードCi (1≦i≦n:n≧
1)として設定される。ここで、nは抽出された出力端
子数である。 (2) 処理ステップ503:前記ノードCi (1≦i≦
n:n≧1)に対応する入力側ノードPi (1≦j≦
m:m≧1)が存在するか否かがチェックされる。
【0012】このチェックの結果、当該入力側ノードが
1つ以上存在する時には処理ステップ504に進み、ま
た入力側ノードが1つも存在しない時には、ノードCi
(1≦i≦n:n≧1)が全て入力端子であるために、
この時点において当該探索処理は終了し、処理ステップ
505に移行する。 (3) 処理ステップ504:前記ノードCi (1≦i≦
n:n≧1)の入力側ノードPi (1≦j≦m:m≧
1)に探索したことを示すマークMを付けて、これらの
入力側ノードPi (1≦j≦m:m≧1)を、新たなノ
ードCi (1≦i≦n:n=m)として設定する。ここ
で、nは入力側ノード総数mと等しい数値となる。この
処理ステップ504の処理終了後には処理ステップ50
3に戻り、再度上記の処理ステップ503および処理ス
テップ504の処理手順を含む探索処理が繰返して行わ
れる。
【0013】そして、処理ステップ503において、最
終的に前記ノードCi (1≦i≦n:n≧1)の入力側
ノードPi (1≦j≦m:m≧1)が存在しないものと
判定される場合には当該探索処理は終了となり、処理ス
テップ505および処理ステップ506の処理手順が行
われる。処理ステップ505においては、前記探索処理
時において探索されなかった入力端子が抽出される。即
ち、処理ステップ505の処理が行われる時点において
は既に前記探索処理が終了しているために、探索処理時
にマークMが付けられている入力端子が必ず存在してい
る。このマークMの付いている入力端子は、故障が検出
された出力端子に対する接存経路が存在する入力端子で
あり、マークMが付いていない入力端子が存在する場合
には、その入力端子は故障が検出された出力端子に対す
る接続経路を持たない入力端子である。このことを利用
して、処理ステップ505においては、故障が検出され
た出力端子に対する接続経路を持たない入力端子の抽出
処理が行われる。次いで処理ステップ506において
は、処理ステップ505において抽出された入力端子に
相当するテストパタンの値が不確定値(X値)に設定さ
れる。
【0014】以上により、従来のテストパタン変換手段
による、初期テストパタンに対する不確定値の割当て処
理が終了する。
【0015】次に、従来のテストパタン変換手段409
によるテストパタン変換処理動作が、実際の論理回路に
対してどのように行われるかを、図6に示される論理回
路を適用例として説明する。図6に示されるように、当
該論理回路は、入力端子601〜606および出力端子
617〜620に対応して、NANDゲート607およ
び615と、インバータ608および610と、ORゲ
ート609および613と、NORゲート611および
614と、ANDゲート612および616とを備えて
構成されており、ANDゲート612の出力側に故障点
621が存在している場合の1例である。本例において
は、故障点621による故障が出力端子618において
検出されたものとして、図5の処理手順に示される処理
ステップ502、処理ステップ503および処理ステッ
プ504に沿って、テストパタン変換処理の処理動作に
ついて説明する。
【0016】処理ステップ502においては、出力端子
618を、ノード探索開始点ノードCi (i=1:C1
=出力端子618)として設定する。次いで、処理ステ
ップ503において、前記ノードCi (i=1:C1 =
出力端子618)の入力側ノードPj が存在するか否か
がチェックされる。図6の論理回路の場合には、入力側
ノードPj (j=1:P1 =NORゲート)が存在して
いるので、処理ステップ504に移行して、当該入力側
ノードPj (j=1:P1 =NORゲート)に探索した
ことを示すマークMを付け、当該マークMが付けられた
入力側ノードを、新たにノードCi (i=1:C1=NO
Rゲート614)として設定し、処理ステップ503に
戻る。
【0017】処理ステップ503においては、同様に、
処理ステップ504において新たに設定されたノードC
i (i=1:C1=NORゲート614)の入力側ノー
ドPj が存在するか否かがチェックされるが、図6の論
理回路の場合には、入力側ノードPj (1≦j≦2:P
1 =NORゲート611、P2 =ANDゲート612)
が存在しているので、処理ステップ504に移行して、
当該入力側ノードPj(j=1:P1 =NORゲート)
に探索したことを示すマークMを付け、当該マークMが
付けられた入力側ノードを、新たにノードCi (1≦j
≦2:P1 =NORゲート611、P2 =ANDゲート
612)として設定し、処理ステップ503に戻る。
【0018】処理ステップ503においては、同様に、
新たに設定されたノードCi (1≦j≦2:P1 =NO
Rゲート611、P2 =ANDゲート612)の入力側
ノードPj が存在するか否かがチェックされるが、入力
側ノードPj (1≦j≦3:P1 =ANDゲート60
7、P2 =NOTゲート608、P3 =ORゲート60
9)が存在しているので、処理ステップ504に移行し
て、当該入力側ノードに探索したことを示すマークMを
付け、マークMが付けられた入力側ノードを、新たにノ
ードCi (1≦j≦3:P1 =ANDゲート607、P
2 =NOTゲート608、P3 =ORゲート609)と
して設定し、処理ステップ503に戻る。
【0019】処理ステップ503においては、同様に、
新たに設定されたノードCi (1≦j≦3:P1 =AN
Dゲート607、P2 =NOTゲート608、P3 =O
Rゲート609)の入力側ノードPj が存在するか否か
がチェックされる。この場合には、入力側ノードPj
(1≦j≦5:P1 =入力端子601、P2 =入力端子
602、P3 =入力端子603、P4 =入力端子60
4、P5 =入力端子605)が存在しているので、処理
ステップ504に移行して、当該入力側ノードに探索し
たことを示すマークMを付け、マークMが付けられた入
力側ノードを、新たにノードCi (1≦j≦5:P1 =
入力端子601、P2 =入力端子602、P3 =入力端
子603、P4 =入力端子604、P5 =入力端子60
5)として設定し、処理ステップ503に戻る。この場
合においても、処理ステップ503においては、新たな
ノードCi (1≦j≦5:P1 =入力端子601、P2
=入力端子602、P3 =入力端子603、P4 =入力
端子604、P5 =入力端子605)の入力側ノードの
存在の有無がチェックされるが、明らかに、この時点に
おいては入力側ノードは1つも存在しない。従って、こ
の時点において探索処理は終了する。
【0020】次いで探索処理の終了後においては、処理
ステップ505において、マークMが付いていない入力
端子が抽出されるが、図6の論理回路の場合には、入力
端子606のみがマークMが付けられていないので、入
力端子606に相当するテストパタンの値に不確定値
(X値)が設定される。
【0021】従来のテストパタン生成装置においては、
上述のようにテストパタン変換手段による不確定値の割
当てが行われるが、図6において破線にて囲まれている
領域は、従来の不確定値割当て方法による探索処理が影
響する範囲、即ち探索範囲622を示している。このよ
うに、従来のテストパタン変換手段409による探索処
理においては、当該変換処理の過程において、故障が検
出された出力端子と接続関係にある全ての入力端子を選
択することが必要とされており、このことは、従来のテ
ストパタン変換手段による探索処理においては、論理回
路の構成に100%依存しているということを示しい
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテスト
パタン生成装置およびテストパタン生成方法において
は、論理回路の故障を検出するために生成される初期の
テストパタンに対して、不確定値を割当てるために行わ
なければならない入力端子の選択処理が、当該論理回路
の構成に100%依存することになるために、対象とす
る論理回路の回路構成の如何によっては、当該テストパ
タンに対する不確定値の割当てが少なくなり、これに起
因してテストパタン圧縮率も低下し、その結果として、
LSI試験機に入力することが不可能となるような大規
模なテストパタン系列が生成されてしまうという欠点が
ある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のテストパタン生
成装置は、論理回路の接続情報および故障定義情報を含
む情報を取込んで入力する回路情報・故障情報入力手段
と、前記論理回路の故障を検出するためのテストパタン
用の入力データを生成して出力するテストパタン入力発
生手段と、前記論理回路に含まれる入力端子に対して、
前記テストパタン入力データを割当てて設定するテスト
パタン入力割当手段と、前記入力端子に割当てられたテ
ストパタン入力データを基にして、前記論理回路の論理
シミュレーション操作を行い、当該論理シミュレーショ
ンにより得られる当該論理回路の各論理ゲートならびに
各入出力端子の論理値を格納保持する論理シミュレーシ
ョン手段と、前記故障定義情報内に含まれる故障情報の
内で、検出の対象とする故障情報を定義する故障定義手
段と、前記故障定義手段において検出対象となっている
全ての故障定義に対する故障シミュレーション操作を行
い、当該故障シミュレーション操作の過程において得ら
れる故障伝播経路上に位置する論理ゲートを示す故障伝
播経路情報、ならびに故障が検出された出力端子として
機能する端子を示す故障検出端子情報を格納保持する故
障シミュレーション手段と、前記故障シミュレーション
手段による故障シミュレーション操作を介して検出され
る故障を抽出するとともに、検出された当該故障を検出
対象の故障から削除する故障検出手段と、故障が検出さ
れたテストパタン入力データを基にして、入力端子とし
て機能する全ての端子から初期テストパタンを抽出する
初期テストパタン抽出手段と、前記初期テストパタン抽
出手段により抽出された初期テストパタンに不確定値を
割当てるテストパタン変換手段と、前記テストパタン変
換手段により不確定値を割当てられた初期テストパタン
を、不確定値付きテストパタンとして抽出して格納保持
する最終テストパタン抽出手段と、検出定義情報内に未
だ検出対象故障が存在しているか否かを確認して、検出
対象故障が存在する場合には、所定のテストパタン生成
指示情報を前記テストパタン入力発生手段に送出すると
ともに、検出対象故障が存在しない場合には、所定の併
合指示情報を出力するテストパタン生成判定手段と、前
記併合指示情報を介して、前記最終テストパタン抽出手
段より読出されて入力される不確定値付きテストパタン
の併合化処理を行い、所定のテストパタン系列を生成す
る全抽出テストパタン併合手段と、前記全抽出テストパ
タン併合手段において併合化されて生成されたテストパ
タン系列を出力する併合テストパタン出力手段と、を備
えて構成されることを特徴としている。
【0024】また、本発明のテストパタン生成方法は、
論理回路のテストパタン生成方法において、故障が検出
されたテストパタン入力データを基にして抽出される初
期テストパタンに不確定値を割当てる処理手順として、
前記故障が検出された出力端子を抽出する第1の処理ス
テップと、前記第1の処理ステップにおいて抽出された
出力端子から、当該出力端子の論理値を固定化するため
に最低限必要となる入力端子を選択するために行う探索
処理の最初のカレントノードCi (1≦i≦n:n≧
1)として、前記出力端子を設定する第2の処理ステッ
プと、前記ノードCi (1≦i≦n:n≧1)の入力側
ノードPj (1≦j≦m:m≧1)が存在するか否かを
チェックする第3の処理ステップと、前記第3の処理ス
テップにおいて、前記ノードCi (1≦i≦n:n≧
1)の入力側ノードPj (1≦j≦m:m≧1)が存在
する場合に、当該ノードCi が故障伝播経路上に存在す
るか否かをチェックする第4の処理ステップと、前記第
4の処理ステップにおいて、前記ノードCi (1≦i≦
n:n≧1)が故障伝播経路上に存在する場合に、当該
ノードCi (1≦i≦n:n≧1)の入力側ノードPj
(1≦j≦m:m≧1)に、探索したことを示すマーク
Mを付けて、当該マークMを付けた入力側ノードPj
(1≦j≦m:m≧1)を、新たなノードCi (a≦i
≦b:a≧1,b=a+m−1)として設定し、i=n
の場合には前記処理ステップ203に戻り、i<nの場
合には前記処理ステップ204に戻る第5の処理ステッ
プと、前記第4の処理ステップにおいて、前記ノードC
i (1≦i≦n:n≧1)が故障伝播経路上に存在しな
い場合に、前記入力側ノードPj (1≦j≦m:m≧
1)の中で、前記ノードCi (1≦i≦n:n≧1)を
論理値Lci(1≦i≦n:n≧1)に固定するために最
低限必要な論理値Lpk(1≦k≦t:t≦m)を持つノ
ードPk (1≦k≦t:t≦m)に前記マークMを付け
て、当該マークMを付けた入力側ノードPk (1≦k≦
t:t≦m)を、新たなノードCi (a≦i≦b:a≧
1,b=a+t−1)として設定し、i=nの場合には
前記処理ステップ203に戻り、i<nの場合には前記
処理ステップ204に戻る第6の処理ステップと、前記
第3の処理ステップにおいて、前記ノードCi (1≦i
≦n:n≧1)の入力側ノードPj (1≦j≦m:m≧
1)が存在しない場合に、探索されることなく、前記マ
ークMが付けられていない入力端子を抽出する第7の処
理ステップと、前記第7の処理ステップにおいて抽出さ
れた入力端子に所定の不確定値を設定することにより、
前記初期テストパタンに対して不確定値を割当てる第8
の処理ステップと、を有することを特徴としている。
【0025】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0026】図1は本発明の1実施例の機能構成を示す
ブロック図であり、図2は、特に本実施例に含まれるテ
ストパタン変換手段により行われる、テストパタンに対
する不確定値の割当て処理手順を示すフローチャートで
ある。また、図3は、本実施例により行われる、論理回
路のテストパタンに対する不確定値割当ての具体的な適
用例を示す図である。
【0027】図1に示されるように、本実施例のテスト
パタン生成装置は、回路情報・故障情報入力手段101
と、テストパタン入力発生手段102と、テストパタン
入力割当て手段103と、論理シミュレーション手段1
04と、故障定義手段105と、故障シミュレーション
手段106と、故障抽出手段107と、初期テストパタ
ン抽出手段108と、テストパタン変換手段109と、
最終テストパタン抽出手段110と、テストパタン生成
判定手段111と、全抽出テストパタン併合手段112
と、併合テストパタン出力手段413とを備えて構成さ
れる。
【0028】図1において、回路情報・故障情報入力手
段101においては、対象とする論理回路の接続情報お
よび故障定義情報を含む回路情報が取り込まれて入力さ
れる。テストパタン入力発生手段102においては、回
路情報・故障情報入力手段101より入力される前記回
路情報を受けて、乱数値を利用したテストパタン入力デ
ータ、または或任意の故障定義に対して自動的に作成さ
れるテストパタン入力データが生成されて出力される。
テストパタン入力割当手段103においては、テストパ
タン入力発生手段102より出力されるテストパタン入
力データを入力して、当該入力データが論理回路の入力
端子に割当てられて設定される。論理シミュレーション
手段104においては、テストパタン入力割当手段10
3において入力端子に割当てられたテストパターン入力
データを基にして、当該入力データの信号値に対応し
て、前記論理回路の正常回路における各ゲートの論理値
が論理シミュレーションされ、当該論理シミュレーショ
ンの実行過程において得られる故障伝播経路上の論理ゲ
ートおよび入出力端子における論理値が格納保持され
る。故障定義手段105においては、後工程において行
われる故障シミュレーション操作用として使用するため
に、前記故障定義情報に基づいて、検出対象となってい
るテストパタンの故障内容が定義される。そして、故障
シミュレーション手段106においては、故障定義手段
105を介して前記テストパタンにおける故障回路に対
して定義された故障が、実際に検出することができるか
否かを故障シミュレーションにより確認されるととも
に、当該故障シミュレーションの過程において得られ
る、故障伝播経路上の論理ゲートの論理値ならびに故障
が検出された出力端子として機能する端子が、故障伝播
経路情報として格納保持される。故障抽出手段107に
おいては、故障シミュレーション手段106による故障
シミュレーションの結果検出された故障が抽出されると
ともに、当該故障は検出対象故障より削除される。初期
テストパタン抽出手段108においては、前記故障シミ
ュレーションにより検出され且つ抽出されたテストパタ
ン入力を基にして、初期テストパタンが抽出されて出力
される。
【0029】テストパタン変換手段109においては、
論理シミュレーション手段104より読み出されて送ら
れてくる前記故障伝播経路上の論理ゲートおよび入出力
端子における論理値と、故障シミュレーション手段10
6より読み出されて送られてくる前記故障伝播経路情報
とを参照して、初期テストパタン抽出手段408により
抽出された初期テストパタンに対して、所定の不確定値
が割当てられる。この不確定値の割当て操作により、検
出された故障を検出するために不必要な入力端子として
機能する端子に対する選択処理が行われ、当該端子に相
当する初期テストパタンの値に当該不確定値が設定され
る。最終テストパタン抽出手段110においては、当該
不確定値が割当てられた初期テストパタンが、不確定値
付きテストパタンとして抽出されて格納保持される。テ
ストパタン生成判定手段111においては、最終テスト
パタン抽出手段110による最終テストパタンの抽出結
果に対応して、故障定義情報の内で未だ検出対象の故障
が存在しているか否かが確認され、再度繰返してテスト
パタン生成を繰返して行うかが判定されて、当該確認結
果により検出対象の故障が未だ存在する場合には、所定
のテストパタン入力指示情報が出力されてテストパタン
入力発生手段102に送られる。テストパタン入力発生
手段102においては、このテストパタン入力指示情報
の入力に対応して、回路情報・故障情報入力手段101
より入力される前記回路情報を受けて、再度テストパタ
ン入力データが生成されて出力される。以下、テストパ
タン入力割当手段103以降の動作は上述したとうりで
ある。全抽出テストパタン併合手段112においては、
テストパタン生成判定手段111より出力されるテスト
パタン生成を不要とする指示情報を受けて、最終テスト
パタン抽出手段110より逐次読出されて送られてく
る、不確定値が割当てられた初期テストパタン(不確定
値付きテストパタン)が、全て併合化処理されて出力さ
れる。この併合化された不確定値付きテストパタンは、
併合済みテストパタン出力手段113を介して出力され
る。
【0030】次に、本発明を最も特徴付けるテストパタ
ン変換手段109による変換処理について、図2の処理
手順を示すフローチャートを参照して説明する。図2
は、初期テストパタン抽出手段108により抽出された
初期テストパタンに対して、テストパタン変換手段10
9において、所定の不確定値を割当てる処理手順を示す
フローチャートである。以下、図2のフローチャートを
参照して、各処理ステップの処理内容を項目区分して説
明する。 (1) 処理ステップ201:変換対象となるテストパタン
により故障が検出された端子(出力端子として機能する
端子)の抽出処理が行われる。 (2) 処理ステップ202:処理ステップ201において
抽出された端子(出力端子として機能する端子)から、
これらの出力端子として機能する端子の論理値(論理シ
ミュレーション手段104において格納保持されている
論理値)を固定するために、最低限必要な端子(入力端
子として機能する端子)を選択するために行われる探索
処理の探索開始点として、これらの抽出された端子(出
力端子として機能する端子)が設定される。即ち、入力
端子、出力端子および論理ゲートを探索処理時に用いる
ノードとして考えて、探索処理の最初のカレントノード
Ci (1≦i≦n:n≧1)として、故障が検出された
端子(出力端子として機能する端子)が設定される。こ
の場合、nの値は抽出された端子(出力端子として機能
する端子)数を意味している。 (3) 処理ステップ203:前記ノードCi (1≦i≦
n:n≧1)との入力側ノードPj (1≦j≦m:m≧
1)が存在するか否かがチェックされる。このチェック
の結果、入力側ノードが1つ以上存在する場合には、処
理ステップ204に進み、また、入力側ノードが1つも
存在しない場合には、前記ノードCi(1≦i≦n:n
≧1)が全て入力端子であるために、当該探索処理は終
了となり、処理ステップ207に移行する。 (4) 処理ステップ204:前記ノードCi (1≦i≦
n:n≧1)が、故障シミュレーション手段106にお
いて格納保持されている故障伝播経路上のノードである
か否かがチェックされる。このチェックにおいて、ノー
ドCi (1≦i≦n:n≧1)が前記故障伝播経路上の
ノードである場合には、当該ノードに対してのみ処理ス
テップ205に進み、また前記故障伝播経路上のノード
でない場合には、そのノードに対してのみ処理ステップ
206に移行する。 (5) 処理ステップ205:処理ステップ204におい
て、前記ノードCi (1≦i≦n:n≧1)が前記故障
伝播経路上のノードである場合には、当該ノードCi
(1≦i≦n:n≧1)の全ての入力側ノードPj (1
≦j≦m:m≧1)に、探索したことを示すマークMが
付けられて、これらの入力側ノードPj(1≦j≦m:
m≧1)が、新たにノードCi (a≦i≦b:a≧1,
b=a+m+1)として設定される。なお、この処理ス
テップ205においてi=nであれば処理ステップ20
3に戻り、再度処理ステップ203以降の処理手順が繰
返して行われ、また、i<nであれば、処理ステップ2
04に戻り、再度処理ステップ204以降の処理手順が
繰返して行われる。 (6) 処理ステップ206:前記ノードCi (1≦i≦
n:n≧1)の入力側ノードPj (1≦j≦m:m≧
1)の内で、ノードCi (1≦i≦n:n≧1)を、論
理シミュレーション手段104に格納保持されている論
理値Lci(1≦i≦n:n≧1)に固定するために最低
限必要な論理値Lpk(1≦k≦t:t≦m)を持つノー
ドPk (1≦k≦t:t≦m)に探索したこを示すマー
クMを付けられて、それらのノードが、新たなノードC
i(a≦i≦b:a≧1,b=a+t−1)として設定さ
れる。なお、この処理ステップ206においてi=nで
あれ ば処理ステップ203に戻り、再度処理ステップ
203以降の処理手順が繰返して行われ、また、i<n
であれば、処理ステップ204に戻り、再度処理ステッ
プ204以降の処理手順が繰返して行われる。
【0031】そして、前記処理ステップ204、処理ス
テップ205および処理ステップ206を含む処理手順
においては、各ノードCi ごとに処理が行われ、当該ノ
ードCi の個数(n個)の相当する回数だけ繰返して実
行される。然る後に、前記処理ステップ203、処理ス
テップ204、処理ステップ205および処理ステップ
206を含む探索処理において、最終的に処理ステップ
203においてノードCi (1≦i≦n:n≧1)の入
力側ノードPj (1≦j≦m:m≧1)が存在しないと
判定される場合には、処理ステップ207に処理が移行
する。 (7) 処理ステップ207:前記処理ステップ203にお
いて、最終的にノードCi (1≦i≦n:n≧1)の入
力側ノードPj (1≦j≦m:m≧1)が存在しない場
合には、処理ステップ207において、探索処理時にお
いて探索されなかった入力端子が抽出される。なお、探
索処理時にマークMが付けられなかった入力端子とは、
本発明においては、その時のテストパタン入力により検
出された故障に対して、必要でなかった端子(入力端子
として機能する端子)であることを示している。 (8) 処理ステップ208:前記処理ステップ207にお
いて抽出された端子(入力端子として機能する端子)に
対して不確定値を設定することにより、初期テストパタ
ンに対して不確定値(X値)が割当てられ、これにより
テストパタン変換処理を終了する。
【0032】次に、本実施例のテストパタン変換手段1
09によるテストパタン変換処理が、実際の論理回路に
対してどのように行われるかを、図3に示される論理回
路を適用例として説明する。本論理回路の構成は、前述
の従来例における適用例と同一の構成であり、図3に示
されるように、入力端子301〜306および出力端子
317〜320に対応して、NANDゲート307およ
び315と、NOTゲート308および310と、OR
ゲート309および313と、NORゲート311およ
び314と、ANDゲート312および316とを備え
て構成されており、ANDゲート312の出力側に故障
点321が存在している場合の1例である。本論理回路
例においては、故障点321による故障が出力端子31
8において検出されたものとして、図2の処理手順に示
されるステップ201よりステップ208を含むテスト
パタン変換処理手順について説明する。なお、この場合
における図3の論理回路の故障伝播経路上の論理ゲート
は、NORゲート314および出力端子318である。
【0033】処理ステップ201において、まず故障が
検出された出力端子が抽出される。本論理回路例におい
ては、処理ステップ201において抽出される出力端子
とは出力端子318そのものである。次いで処理ス例ッ
プ202においては、処理ステップ201において抽出
された出力端子318が、ノード探索開始点のノードC
i (i=1:C1=出力端子318)として設定され
る。そして、処理ステップ203において、前記ノード
Ci (i=1:C1 =出力端子318)の入力側ノード
Pj が存在するか否かがチェックされる。図3の論理回
路の場合には、入力側ノードPj (j=1:P1 =NO
Rゲート314)が存在しているので、処理ステップ3
04に移行する。処理ステップ204においては、ノー
ドCi (i=1:C1 =出力端子318)が、前記故障
伝播経路上に存在するか否かがチェックされる。この場
合には、当該ノードCi (i=1:C1 =出力端子31
8)が故障伝播経路上に位置しているために、処理ステ
ップ205に進む。処理ステップ205において、Ci
(i=1:C1 =出力端子318)の入力側ノードPj
(j=1:P1 =NORゲート314)に探索したこと
を示すマークMを付け、当該マークMが付けられた入力
側ノードを、新たにノードCi (i=1:C1=NOR
ゲート314)として設定し、現在対象としているノー
ドCが外に存在しないために処理ステップ203に戻
る。
【0034】処理ステップ203においては、同様に、
処理ステップ204において新たに設定されたノードC
i (i=1:C1=NORゲート314)を現在の処理
対象ノードCとし、当該ノードCi (i=1:C1=N
ORゲート314)の入力側ノードPj が存在するか否
かがチェックされる。図3の論理回路の場合には、入力
側ノードPj (1≦j≦2:P1 =NORゲート31
1,P2 =ANDゲート312)が存在しているので、
処理ステップ204に移行する。処理ステップ204に
おいては、ノードCi (i=1:C1 =NORゲート3
14)が、故障伝播経路上に存在するか否かがチェック
される。この場合には、図3より明らかなように、当該
ノードCi (i=1:C1 =NORゲート314)が故
障伝播経路上に位置しているために、処理ステップ20
5に移行する。処理ステップ205においては、Ci
(i=1:C1 =NORゲート314)の入力側ノード
Pj (1≦j≦2:P1 =NORゲート311,P2 =
ANDゲート312)に探索したことを示すマークMを
付け、当該マークMが付けられた入力側ノードを、新た
にノードCi (1≦i≦2:C1=NORゲート31
1,C2 =ANDゲート312)として設定し、現在対
象としているノードCが外に存在しないために再度処理
ステップ203に戻る。
【0035】処理ステップ203においては、上記の場
合と同様に、処理ステップ205において新たに設定さ
れたノードCi (1≦i≦2:C1 =NORゲート31
1,C2 =ANDゲート312)を現在の処理対象ノー
ドCとし、当該ノードCi (1≦i≦2:C1 =NOR
ゲート311,C2 =ANDゲート312)の何れかに
1つでも入力側ノードPj が存在するか否かがチェック
される。図3の論理回路の場合には、入力側ノードPj
(1≦j≦3:P1 =NANDゲート307,P2 =N
OTゲート308,P3 =ORゲート309)が存在し
ているので、処理ステップ204に移行する。なお、こ
の論理回路の場合には、この現在時点において対象とす
るノードCとしては、C1 :NORゲート311および
C2 :ANDゲート312を含む2つのノードCが存在
しているので、これらの2つのノードCに対応して、処
理ステップ204、処理ステップ205および処理ステ
ップ206の処理手順が2回繰返して行われる。
【0036】まず、ノードC1 :NORゲート311に
対する処理ステップ204、処理ステップ205および
処理ステップ206を含む処理手順が実行される。処理
ステップ204においては、ノードC1 :NORゲート
311が故障伝播経路上に存在するか否かがチェックさ
れるが、この場合には、図3より明らかなように、当該
ノードC1 :NORゲート311が故障伝播経路上に位
置していないために、処理ステップ206に移行する。
処理ステップ206においては以下のように処理が実行
される。本論理回路例の場合、図3に示されるように、
入力端子301、302、303、304、305およ
び306の各入力レベルに対応して、NORゲート31
1の出力側の論理値は“0”である。従って、当該NO
Rゲート311の入力側ノードの内で、論理値Lpk(1
≦k≦2)が“1”である入力側ノードが1つだけ選択
されればよい。そうすることにより、ノードC1 :NO
Rゲート311の論理値Lc1を“0”に固定するとがで
きる。従って、この例においては、論理値Lpkが“1”
である入力側ノードPk はNANDゲート307とな
る。即ち、選択すべき入力側ノードは、Pk (k=1:
P1 =NANDゲート307)ということになる。故
に、この入力側ノードPk (k=1:P1 =NANDゲ
ート307)に探索したことを示すマークMを付けて、
この入力側ノードPk が、新たなノードCi (i=1:
C1 =NANDゲート307)として設定される。そし
て、現在対象としているノードCとしては、前記C2 :
ANDゲート312が存在しているために、処理ステッ
プ204に戻る。
【0037】処理ステップ204においては、現在対象
としているもう1つのノードC2 :ANDゲート312
に対する処理が行われる。即ち、当該ノードC2 :AN
Dゲート312が故障伝播経路上に存在するか否かがチ
ェックされる。この場合には、図3より、当該ノードC
2 :ANDゲート312が故障伝播経路上に位置してい
ないために、処理ステップ206に移行する。処理ステ
ップ206においては以下のように処理が実行される。
この例においては、ノードC2 :ANDゲート312の
論理値Lc2は“0”である。従って、当該ANDゲート
312の論理値が“0”であるためには、ANDゲート
312の入力側ノードの内で、論理値Lpk(1≦k≦
2)が“0”である入力側ノードが1つだけ選択されれ
ばよい。そうすることにより、ノードC2 :ANDゲー
ト312の論理値Lc2を“0”に固定するとができる。
しかしながら、この例においては、論理値Lpkが“0”
となる入力側ノードPk としては、NOTゲート308
とORゲート309の2つのノードが存在している。こ
こにおいて、これらの2つのノードの内の何れを選択す
るかという問題が発生する。この選択を行う際の尺度と
しては、これらの入力側ノードの論理値を固定化するた
めに必要な入力ノード数、およびこれらの入力側ノード
から入力端子に至るまでの段数等が参照される。この結
果において、この論理回路例において選択される入力側
ノードは、Pk (k=1:P1 =NOTゲート308)
となる。従って、この入力側ノードPk (k=1:P1
=NOTゲート308)に、探索したことを示すマーク
Mを付けて、新たなノードCi (i=2:C2 =NOT
ゲート308)が設定される。そして、現在対象として
いるノードCが他に存在していないために、処理ステッ
プ203に戻る。
【0038】処理ステップ203においては、先に新た
に設定されたノードCi (1≦i≦2:C1 =NAND
ゲート307,C2 =NOTゲート308)を現在時点
における処理対象とし、これらのノードCの何れか1つ
でも入力側ノードが存在するか否かがチェックされる。
この場合においては、入力側ノードPj (1≦j≦3:
P1 =入力端子301,P2 =入力端子302、P3 =
ORゲート309)が存在するので、処理ステップ20
4に移行する。この論理回路の場合には、この現在時点
において対象とするノードCとしては、C1 :NAND
ゲート307およびC2 :NOTゲート308を含む2
つのノードCが存在しているので、これらの2つのノー
ドCに対応して、処理ステップ204、処理ステップ2
05および処理ステップ206の処理手順が2回繰返し
て行われる。
【0039】まず、ノードCi (i=2:C1 =NAN
Dゲート307)に対する処理ステップ204、処理ス
テップ205および処理ステップ206を含む処理手順
が実行される。処理ステップ204においては、ノード
C1 :NANDゲート307が故障伝播経路上に存在す
るか否かがチェックされるが、この場合には、図3より
明らかなように、当該ノードC1 :NANDゲート30
7が故障伝播経路上に位置していないために、処理ステ
ップ206に移行する。処理ステップ206においては
以下のように処理が実行される。本論理回路例の場合、
図3に示されるように、入力端子301、302、30
3、304、305および306の各入力レベルに対応
して、ノードC1 :NANDゲート307の出力側の論
理値Lc1は“1”である。従って、当該NANDゲート
307の論理値が“1”であるためには、NANDゲー
ト307の入力側ノードの内で、論理値Lpk(1≦k≦
2)が“0”である入力側ノードが1つだけ選択されれ
ばよい。そうすることにより、ノードC1 :NANDゲ
ート307の論理値Lc1を“1”に固定するとができ
る。従って、この例においては、論理値Lpkが“0”で
ある入力側ノードPkは、Pk (k=1:P1 =入力端
子302)となる。即ち、選択すべき入力側ノードはP
k (k=1:P1 =入力端子302)ということにな
る。故に、この入力側ノードPk (k=1:P1 =入力
端子302)に探索したことを示すマークMを付けて、
新たなノードCi (i=1:C1 =入力端子302)が
設定される。そして、現在対象としているノードCとし
ては、前記C2 :NOTゲート308が未だ存在してい
るために、再度処理ステップ204に戻る。
【0040】処理ステップ204においては、現在対象
としているもう1つのノードCi (i=2:C2 =NO
Tゲート308)に対する処理ステップ204、処理ス
テップ205および処理ステップ206を含む処理手順
が実行される。即ち、当該ノードC2 :NOTゲート3
08が故障伝播経路上に存在するか否かがチェックされ
るが、この場合には、図3より、当該ノードC2 :NO
Tゲート308が故障伝播経路上に位置していないため
に、処理ステップ206に移行する。処理ステップ20
6においては以下のように処理が実行される。この論理
回路例においては、ノードC2 はNOTゲート308で
あり、当該NOTゲート308は1入力1出力ゲートで
あるために、必然的にその入力側ノードPk としては入
力端子303が選択される。即ち、選択すべき入力側ノ
ードはPk (k=1:P1 =入力端子303)となる。
故に、この入力側ノードPk に探索したことを示すマー
クMを付けて、新たにノードCi (i=2:C2 =入力
端子303)が設定される。そして、現在対象としてい
るノードCが他に存在していないために、処理ステップ
203に戻る。
【0041】処理ステップ203においては、先に新た
に設定されたノードCi (1≦i≦2:C1 =入力端子
302,C2 =入力端子303)を現在時点における処
理対象とし、これらのノードCの何れかに1つでも入力
側ノードが存在するか否かがチェックされる。この場合
においては、何れのノードCi にも入力側ノードが存在
していないために、この時点において探索処理は終了と
なり、処理ステップ207に移行する。上記の探索処理
の結果においては、探索したことを示すマークMが付い
ている入力端子と、当該マークMが付いていない入力端
子とが存在しているが、処理ステップ207において
は、この内のマークMが付いていない入力端子が抽出さ
れる。即ち、本論理回路例の場合には、入力端子30
1、入力端子304、入力端子305および入力端子3
06が抽出される。そして、処理ステップ208におい
ては、処理ステップ207において抽出されたマークM
の付いていない入力端子(入力端子301、入力端子3
04、入力端子305および入力端子306)に相当す
るテストパタンの値として、不確定値(X値)が設定さ
れて、本発明に含まれるテストパタン変換手段による変
換処理が終了する。
【0042】なお、図3において破線により示される探
索範囲322は、初期テストパタンに対する不確定値割
当てのための探索処理範囲である。
【0043】また、最後に、図2のフローチャートにお
いて、処理ステップ206の処理手順において行われる
ノードCi (1≦i≦n:n≧1)を論理値Lc1(1≦
i≦n:n≧)に固定するために、最低限必要な論理値
Lpk(1≦k≦t:t≦m)を持つ入力側ノードPk
(1≦k≦t:t≦m)を選択する時の基本的な動作
を、数種類の論理素子について論理値ならびにその種類
ごとに説明すると、以下のようになる。
【0044】AND :Lci=0:Lpk=0である入力
側ノードPk を1つ選択する。
【0045】AND :Lci=1:全ての入力側ノード
Pを選択する。
【0046】NAND:Lci=0:全ての入力側ノード
Pを選択する。
【0047】NAND:Lci=1:Lpk=0である入力
側ノードPk を選択する。
【0048】OR :Lci=0:全ての入力側ノード
Pを選択する。
【0049】OR :Lci=1:Lpk=1である入力
側ノードPk を1つ選択する。
【0050】NOR :Lci=0:Lpk=1である入力
側ノードPk を1つ選択する。
【0051】NOR :Lci=1:全ての入力側ノード
Pを選択する。
【0052】NOT :Lci=0:全ての入力側ノード
Pを選択する。
【0053】NOT :Lci=1:全ての入力側ノード
Pを選択する。
【0054】特に、論理値が“0”である時のANDゲ
ートおよびNORゲート、論理値が“0”である時のN
ANDゲートおよびORゲートの場合には、その論理素
子の入力側ノードを1つだけ選択すれば、当該論理素子
の論理値を固定化することができるので、図2のフロー
チャートにおける探索処理の縮小化に役立たせることが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテストパ
タン生成装置およびテストパタン生成方法は、論理回路
に適用する際に、初期に生成されたテストパタンに対す
る不確定値の割当て処理時において、当該論理回路に対
して行われる論理シミュレーションおよび故障シミュレ
ーションの結果と、数種類の論理素子の論理値とを唯一
の入力値のみにより固定化することができるという性質
を当該処理手順に折込むことにより、不確定値を割当て
る際に行われる選択処理を、当該論理回路の構成に10
0%依存することなく実行することが可能となり、これ
により、故障が検出された出力端子の論理値を固定化さ
せるために必要な入力端子を探索する範囲を大幅に縮小
することができ、不確定値を割当てる入力端子の数を大
幅に増加させることができるという効果がある。即ち、
論理回路の構成の如何によっては、テストパタンに対す
る不確定値の割当てが縮小化されるという従来の問題点
を排除することができるという効果がある。
【0056】また、上記の効果に伴ない、テストパタン
の併合を行う際には、より多くのテストパタンを併合す
ることが可能となり、これにより、論理回路のテストを
行う際に必要となるテストパタン系列をより一層小規模
化することができるという効果があり、更に、このこと
により、所定のLSI試験機によりテストすることので
きる論理回路の規模を、より大きくすることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の機能構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の1実施例において、テストパタンに不
確定値を割当てる処理手順のフローチャートを示す図で
ある。
【図3】本発明の1実施例による、論理回路のテストパ
タンに対する不確定値割当て適用例を示す図である。
【図4】従来例の機能構成を示すブロック図である。
【図5】従来例において、テストパタンに不確定値を割
当てる処理手順のフローチャートを示す図である。
【図6】従来例による、論理回路のテストパタンに対す
る不確定値割当て適用例を示す図である。
【符号の説明】
101、401 回路情報・故障情報入力手段 102、402 テストパタン入力発生手段 103、403 テストパタン入力割当手段 104、404 論理シミュレーション手段 105、405 故障定義手段 106、406 故障シミュレーション手段 107、407 故障検出手段 108、408 初期テストパタン抽出手段 109、409 テストパタン変換手段 110、410 最終テストパタン抽出手段 111、411 テストパタン生成判定手段 112、412 全抽出テストパタン併合手段 113、413 併合テストパタン出力手段 201〜208、501〜506 処理ステップ 301〜306、601〜606 入力端子 307、315、607、615 NANDゲート 308、310、608、610 NOTゲート 309、313、609、613 ORゲート 311、314、611、614 NORゲート 312、316、612、616 ANDゲート 317〜320、617〜620 出力端子 322、622 探索範囲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回路の接続情報および故障定義情報
    を含む情報を取込んで入力する回路情報・故障情報入力
    手段と、 前記論理回路の故障を検出するためのテストパタン用の
    入力データを生成して出力するテストパタン入力発生手
    段と、 前記論理回路に含まれる入力端子に対して、前記テスト
    パタン入力データを割当てて設定するテストパタン入力
    割当手段と、 前記入力端子に割当てられたテストパタン入力データを
    基にして、前記論理回路の論理シミュレーション操作を
    行い、当該論理シミュレーションにより得られる当該論
    理回路の各論理ゲートならびに各入出力端子の論理値を
    格納保持する論理シミュレーション手段と、 前記故障定義情報内に含まれる故障情報の内で、検出の
    対象とする故障情報を定義する故障定義手段と、 前記故障定義手段において検出対象となっている全ての
    故障定義に対する故障シミュレーション操作を行い、当
    該故障シミュレーション操作の過程において得られる故
    障伝播経路上に位置する論理ゲートを示す故障伝播経路
    情報、ならびに故障が検出された出力端子として機能す
    る端子を示す故障検出端子情報を格納保持する故障シミ
    ュレーション手段と、 前記故障シミュレーション手段による故障シミュレーシ
    ョン操作を介して検出される故障を抽出するとともに、
    検出された当該故障を検出対象の故障から削除する故障
    検出手段と、 故障が検出されたテストパタン入力データを基にして、
    入力端子として機能する全ての端子から初期テストパタ
    ンを抽出する初期テストパタン抽出手段と、 前記初期テストパタン抽出手段により抽出された初期テ
    ストパタンに不確定値を割当てるテストパタン変換手段
    と、 前記テストパタン変換手段により不確定値を割当てられ
    た初期テストパタンを、不確定値付きテストパタンとし
    て抽出して格納保持する最終テストパタン抽出手段と、 検出定義情報内に未だ検出対象故障が存在しているか否
    かを確認して、検出対象故障が存在する場合には、所定
    のテストパタン生成指示情報を前記テストパタン入力発
    生手段に送出するとともに、検出対象故障が存在しない
    場合には、所定の併合指示情報を出力するテストパタン
    生成判定手段と、 前記併合指示情報を介して、前記最終テストパタン抽出
    手段より読出されて入力される不確定値付きテストパタ
    ンの併合化処理を行い、所定のテストパタン系列を生成
    する全抽出テストパタン併合手段と、 前記全抽出テストパタン併合手段において併合化されて
    生成されたテストパタン系列を出力する併合テストパタ
    ン出力手段と、 を備えて構成されることを特徴とするテストパタン生成
    装置。
  2. 【請求項2】 論理回路のテストパタン生成方法におい
    て、故障が検出されたテストパタン入力データを基にし
    て抽出される初期テストパタンに不確定値を割当てる処
    理手順として、 前記故障が検出された出力端子を抽出する第1の処理ス
    テップと、 前記第1の処理ステップにおいて抽出された出力端子か
    ら、当該出力端子の論理値を固定化するために最低限必
    要となる入力端子を選択するために行う探索処理の最初
    のカレントノードCi (1≦i≦n:n≧1)として、
    前記出力端子を設定する第2の処理ステップと、 前記ノードCi (1≦i≦n:n≧1)の入力側ノード
    Pj (1≦j≦m:m≧1)が存在するか否かをチェッ
    クする第3の処理ステップと、 前記第3の処理ステップにおいて、前記ノードCi (1
    ≦i≦n:n≧1)の入力側ノードPj (1≦j≦m:
    m≧1) が存在する場合に、当該ノードCiが故障伝播
    経路上に存在するか否かをチェックする第4の処理ステ
    ップと、 前記第4の処理ステップにおいて、前記ノードCi (1
    ≦i≦n:n≧1)が故障伝播経路上に存在する場合
    に、当該ノードCi (1≦i≦n:n≧1)の入力側ノ
    ードPj (1≦j≦m:m≧1)に、探索したことを示
    すマークMを付けて、当該マークMを付けた入力側ノー
    ドPj (1≦j≦m:m≧1)を、新たなノードCi
    (a≦i≦b:a≧1,b=a+m−1)として設定
    し、i=nの場合には前記処理ステップ203に戻り、
    i<nの場合には前記処理ステップ204に戻る第5の
    処理ステップと、 前記第4の処理ステップにおいて、前記ノードCi (1
    ≦i≦n:n≧1)が故障伝播経路上に存在しない場合
    に、前記入力側ノードPj (1≦j≦m:m≧1)の中
    で、前記ノードCi (1≦i≦n:n≧1)を論理値L
    ci(1≦i≦n:n≧1)に固定するために最低限必要
    な論理値Lpk(1≦k≦t:t≦m)を持つノードPk
    (1≦k≦t:t≦m)に前記マークMを付けて、当該
    マークMを付けた入力側ノードPk (1≦k≦t:t≦
    m)を、新たなノードCi (a≦i≦b:a≧1,b=
    a+t−1)として設定し、i=nの場合には前記処理
    ステップ203に戻り、i<nの場合には前記処理ステ
    ップ204に戻る第6の処理ステップと、 前記第3の処理ステップにおいて、前記ノードCi (1
    ≦i≦n:n≧1)の入力側ノードPj (1≦j≦m:
    m≧1)が存在しない場合に、探索されることなく、前
    記マークMが付けられていない入力端子を抽出する第7
    の処理ステップと、 前記第7の処理ステップにおいて抽出された入力端子に
    所定の不確定値を設定することにより、前記初期テスト
    パタンに対して不確定値を割当てる第8の処理ステップ
    と、 を有することを特徴とするテストパタン生成方法。
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