JPH08207963A - バッグインボックス型収納容器 - Google Patents
バッグインボックス型収納容器Info
- Publication number
- JPH08207963A JPH08207963A JP7039058A JP3905895A JPH08207963A JP H08207963 A JPH08207963 A JP H08207963A JP 7039058 A JP7039058 A JP 7039058A JP 3905895 A JP3905895 A JP 3905895A JP H08207963 A JPH08207963 A JP H08207963A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- box
- inner bag
- storage container
- type storage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内袋を容易に定形の多角形箱型に組み立てる
ことができるのみならず、内袋を外箱に収納する際の取
り扱いも容易なバッグインボックス型収納容器を提供す
る。 【構成】 偏平袋状の内袋Ｃに、起立成形時の胴体部６
において互いに対向する二つの面にそれぞれその高さ方
向に沿って中心線をなすリブ部８、８を形成し、次いで
直方体状の外箱Ｂに対応するように、リブ部８の上下端
部をそれぞれ山折り頂点９ａとして胴体部６の上側又は
下側の二つの角部９ｂ、９ｂを結んだ辺部となる山折り
部９を形成する。そして、偏平袋状の内袋Ｃを各山折り
部９に従って起立させて直方体状に組み立て、これを上
記外箱Ｂ内に収納して貼着してバッグインボックス型収
納容器Ａを製造する。
ことができるのみならず、内袋を外箱に収納する際の取
り扱いも容易なバッグインボックス型収納容器を提供す
る。 【構成】 偏平袋状の内袋Ｃに、起立成形時の胴体部６
において互いに対向する二つの面にそれぞれその高さ方
向に沿って中心線をなすリブ部８、８を形成し、次いで
直方体状の外箱Ｂに対応するように、リブ部８の上下端
部をそれぞれ山折り頂点９ａとして胴体部６の上側又は
下側の二つの角部９ｂ、９ｂを結んだ辺部となる山折り
部９を形成する。そして、偏平袋状の内袋Ｃを各山折り
部９に従って起立させて直方体状に組み立て、これを上
記外箱Ｂ内に収納して貼着してバッグインボックス型収
納容器Ａを製造する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、偏平袋状に折り畳まれ
た状態の内袋を起立させて外箱に収納する際に、内袋を
容易に多角形箱型として外箱に収納することができるバ
ッグインボックス型収納容器に関する。
た状態の内袋を起立させて外箱に収納する際に、内袋を
容易に多角形箱型として外箱に収納することができるバ
ッグインボックス型収納容器に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
多角形箱型のバッグインボックス型収納容器は、通常、
その内袋の胴体部の一つの面にその高さ方向に沿って中
心線となる一本のリブ部が形成されているのみである。
そのため、多角形箱型のバッグインボックス型収納容器
の製造時には、内袋を起立させて外箱の形状に対応する
定形の多角形箱型に組み立てるのが困難であった。ま
た、内袋を多角形箱型に組み立て外箱に収納する際に、
内袋の起立状態が不安定であり、その製造時の取り扱い
も不便であった。
多角形箱型のバッグインボックス型収納容器は、通常、
その内袋の胴体部の一つの面にその高さ方向に沿って中
心線となる一本のリブ部が形成されているのみである。
そのため、多角形箱型のバッグインボックス型収納容器
の製造時には、内袋を起立させて外箱の形状に対応する
定形の多角形箱型に組み立てるのが困難であった。ま
た、内袋を多角形箱型に組み立て外箱に収納する際に、
内袋の起立状態が不安定であり、その製造時の取り扱い
も不便であった。
【０００３】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、内袋を容易に定形の多角形箱型に組み立てることが
できるのみならず、内袋を外箱に収納する際の取り扱い
も容易なバッグインボックス型収納容器を提供すること
を目的とするものである。
で、内袋を容易に定形の多角形箱型に組み立てることが
できるのみならず、内袋を外箱に収納する際の取り扱い
も容易なバッグインボックス型収納容器を提供すること
を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、多角形箱型の外箱と、偏平袋状に折り畳ま
れた状態から多角形の底面部及び頂面部と多角筒形の胴
体部とを備えた多角形箱型の状態に起立成形されて上記
外箱内に収納された内袋とを備えたバッグインボックス
型収納容器であって、上記内袋は、偏平袋状に折り畳ま
れた状態において、該状態から多角形箱型の状態に起立
成形された際に胴体部からその上下に突出する突出片の
各辺部となる部分に山折り部が形成されてなることを特
徴とするバッグインボックス型収納容器を提供する。
成するため、多角形箱型の外箱と、偏平袋状に折り畳ま
れた状態から多角形の底面部及び頂面部と多角筒形の胴
体部とを備えた多角形箱型の状態に起立成形されて上記
外箱内に収納された内袋とを備えたバッグインボックス
型収納容器であって、上記内袋は、偏平袋状に折り畳ま
れた状態において、該状態から多角形箱型の状態に起立
成形された際に胴体部からその上下に突出する突出片の
各辺部となる部分に山折り部が形成されてなることを特
徴とするバッグインボックス型収納容器を提供する。
【０００５】更に、上記のように外箱と内袋を備えたバ
ッグインボックス型収納容器において、上記内袋は、上
記山折り部に代えて、又は山折り部と共にその胴体部の
高さ方向に沿って少なくとも二本のリブ部が形成されて
なることを特徴とするバッグインボックス型収納容器を
提供する。ここで、特に、リブ部が内袋の胴体部の互い
に対向する少なくとも二つの面のそれぞれその中心線を
なすものとすれば、より好適である。
ッグインボックス型収納容器において、上記内袋は、上
記山折り部に代えて、又は山折り部と共にその胴体部の
高さ方向に沿って少なくとも二本のリブ部が形成されて
なることを特徴とするバッグインボックス型収納容器を
提供する。ここで、特に、リブ部が内袋の胴体部の互い
に対向する少なくとも二つの面のそれぞれその中心線を
なすものとすれば、より好適である。
【０００６】
【作用】本発明によれば、多角形箱型のバッグインボッ
クス型収納容器は、折り畳まれた状態の内袋に、その内
袋が起立成形された際に胴体部からその上下に突出する
突出片の各辺部となる部分に山折り部が形成されている
ので、バッグインボックス型収納容器の製造時には、偏
平袋状に折り畳まれた状態の内袋を上記山折り部の部分
を折り線として起立させることにより、該内袋を多角形
箱型の外箱の形状に対応した定形に組み立てることが容
易となり、組み立てられた後の内袋の形状も安定するの
で、外箱に収納する際の取り扱いも容易となる。
クス型収納容器は、折り畳まれた状態の内袋に、その内
袋が起立成形された際に胴体部からその上下に突出する
突出片の各辺部となる部分に山折り部が形成されている
ので、バッグインボックス型収納容器の製造時には、偏
平袋状に折り畳まれた状態の内袋を上記山折り部の部分
を折り線として起立させることにより、該内袋を多角形
箱型の外箱の形状に対応した定形に組み立てることが容
易となり、組み立てられた後の内袋の形状も安定するの
で、外箱に収納する際の取り扱いも容易となる。
【０００７】また、その内袋の胴体部の高さ方向に沿っ
て少なくとも二本のリブ部を形成することによっても、
内袋を外箱に収納する際の内袋の起立状態が安定し、組
み立てられた状態の内袋の取り扱いが容易となる。特
に、これらのリブ部が胴体部の互いに対向する少なくと
も二つの面のそれぞれその高さ方向に沿った中心線をな
すものであれば、内袋の起立状態はより安定する。
て少なくとも二本のリブ部を形成することによっても、
内袋を外箱に収納する際の内袋の起立状態が安定し、組
み立てられた状態の内袋の取り扱いが容易となる。特
に、これらのリブ部が胴体部の互いに対向する少なくと
も二つの面のそれぞれその高さ方向に沿った中心線をな
すものであれば、内袋の起立状態はより安定する。
【０００８】本発明のバッグインボックス型収納容器
は、上記のようにして定形に起立成形された内袋を外箱
内に収納すると共に、これらの一部又は全部を糊材等で
貼着することにより形成されるものである。このような
バッグインボックス型収納容器は、内袋の材質を例えば
ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）等の耐水性の高
分子化合物とし、外箱の材質を例えば板紙等の紙材とす
れば、内容物が液体であっても内袋により該内容物が漏
洩することがなく、また外箱によって内袋を保形、保護
することもできるので、特に液体用の収納容器として好
適なものである。
は、上記のようにして定形に起立成形された内袋を外箱
内に収納すると共に、これらの一部又は全部を糊材等で
貼着することにより形成されるものである。このような
バッグインボックス型収納容器は、内袋の材質を例えば
ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）等の耐水性の高
分子化合物とし、外箱の材質を例えば板紙等の紙材とす
れば、内容物が液体であっても内袋により該内容物が漏
洩することがなく、また外箱によって内袋を保形、保護
することもできるので、特に液体用の収納容器として好
適なものである。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるもので
はない。
説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるもので
はない。
【００１０】図１は本発明の一実施例に係るバッグイン
ボックス型収納容器を示す。この収納容器Ａは、直方体
状の外箱Ｂと該外箱Ｂ内に収納された内袋Ｃとにより構
成される直方体型のバッグインボックス型の容器であ
り、本実施例の収納容器Ａには注入口部１とその注入口
部１に嵌合するキャップ２とが備えられている。
ボックス型収納容器を示す。この収納容器Ａは、直方体
状の外箱Ｂと該外箱Ｂ内に収納された内袋Ｃとにより構
成される直方体型のバッグインボックス型の容器であ
り、本実施例の収納容器Ａには注入口部１とその注入口
部１に嵌合するキャップ２とが備えられている。
【００１１】本実施例の外箱Ｂは、板紙を直方体状に組
み立てて糊貼りをしたものであり、その長方形の外箱頂
面部３には注入口部１を突出させる注入孔４が開設され
ている。外箱Ｂの材質は特に制限はされず、通常のバッ
グインボックス型収納容器の外箱として使用されている
材料を使用することができるが、このような材料として
例えば白板紙、黄色ボール、チップボール、色ボール等
の板紙；塗工紙、含浸加工紙、積層加工紙等の加工紙な
どを挙げることができる。
み立てて糊貼りをしたものであり、その長方形の外箱頂
面部３には注入口部１を突出させる注入孔４が開設され
ている。外箱Ｂの材質は特に制限はされず、通常のバッ
グインボックス型収納容器の外箱として使用されている
材料を使用することができるが、このような材料として
例えば白板紙、黄色ボール、チップボール、色ボール等
の板紙；塗工紙、含浸加工紙、積層加工紙等の加工紙な
どを挙げることができる。
【００１２】本実施例の内袋Ｃは、図２に示すように、
起立成形されたときに内袋Ｃの頂面部７となる一短辺中
央部に注入口部１が一体に取り付けられていて、該注入
口部１が開口している以外は四周が密閉された偏平の長
方形袋状に折り畳まれた状態から、図３及び図４に示す
ように、長方形の底面部５と四角筒形の胴体部６と長方
形の頂面部７とを備えた直方体状に起立成形されるもの
である。そして、偏平状態の内袋Ｃは、図２においてそ
の幅方向両側辺部にそれぞれリブ部８、８が形成されて
いる。該リブ部８を形成する方法は特に制限されない
が、ヒートシールによる方法が好適である。また、ここ
で形成される上記リブ部８、８は、二本に限られること
なく、例えば偏平状態の内袋Ｃの両面にそれぞれその長
さ（高さ）方向に沿った中心線となるように更に二本の
リブ部８、８をそれぞれ形成しても良い。また、リブ部
８を二本のみとする場合、その形成する位置も偏平状態
の内袋Ｃの幅方向両側辺部に限られることなく、例えば
上記のように偏平状態の内袋Ｃの両面の長さ方向に沿っ
た中心線となるように形成しても良い。但し、いずれの
場合であっても、これらのリブ部８は、内袋Ｃを多角形
箱型（本実施例では直方体状）に組み立てた時に、その
胴体部６の互いに相対面する二つの面においてそれぞれ
その長さ（高さ）方向に沿った中心線を形成するように
対向する少なくとも一組のリブ部８、８として形成する
と、内袋Ｃの起立状態を安定化するのに効果的である。
起立成形されたときに内袋Ｃの頂面部７となる一短辺中
央部に注入口部１が一体に取り付けられていて、該注入
口部１が開口している以外は四周が密閉された偏平の長
方形袋状に折り畳まれた状態から、図３及び図４に示す
ように、長方形の底面部５と四角筒形の胴体部６と長方
形の頂面部７とを備えた直方体状に起立成形されるもの
である。そして、偏平状態の内袋Ｃは、図２においてそ
の幅方向両側辺部にそれぞれリブ部８、８が形成されて
いる。該リブ部８を形成する方法は特に制限されない
が、ヒートシールによる方法が好適である。また、ここ
で形成される上記リブ部８、８は、二本に限られること
なく、例えば偏平状態の内袋Ｃの両面にそれぞれその長
さ（高さ）方向に沿った中心線となるように更に二本の
リブ部８、８をそれぞれ形成しても良い。また、リブ部
８を二本のみとする場合、その形成する位置も偏平状態
の内袋Ｃの幅方向両側辺部に限られることなく、例えば
上記のように偏平状態の内袋Ｃの両面の長さ方向に沿っ
た中心線となるように形成しても良い。但し、いずれの
場合であっても、これらのリブ部８は、内袋Ｃを多角形
箱型（本実施例では直方体状）に組み立てた時に、その
胴体部６の互いに相対面する二つの面においてそれぞれ
その長さ（高さ）方向に沿った中心線を形成するように
対向する少なくとも一組のリブ部８、８として形成する
と、内袋Ｃの起立状態を安定化するのに効果的である。
【００１３】上記偏平状態の内袋Ｃの両面には、その角
部を頂点として各面の中心点に向かう山折り部９が上記
外箱Ｂの形状に対応して四つ形成されており、該山折り
部９は、上記のように偏平状態の内袋Ｃを直方体状に起
立成形した時には、図３に示すように上記リブ部８の上
下端部をそれぞれ山折り頂点９ａとして胴体部６の上側
又は下側の二つの角部９ｂ、９ｂを結んだ辺部を形成
し、三角状に胴体部６の上側と下側に突出して、突出片
９ｃ、９ｃを形成する。山折り部９を形成する方法は、
特に制限されないが、山折り部９を形成しようとする部
分を加圧（必要に応じて加熱プレス）して折り目をつけ
ると好適である。
部を頂点として各面の中心点に向かう山折り部９が上記
外箱Ｂの形状に対応して四つ形成されており、該山折り
部９は、上記のように偏平状態の内袋Ｃを直方体状に起
立成形した時には、図３に示すように上記リブ部８の上
下端部をそれぞれ山折り頂点９ａとして胴体部６の上側
又は下側の二つの角部９ｂ、９ｂを結んだ辺部を形成
し、三角状に胴体部６の上側と下側に突出して、突出片
９ｃ、９ｃを形成する。山折り部９を形成する方法は、
特に制限されないが、山折り部９を形成しようとする部
分を加圧（必要に応じて加熱プレス）して折り目をつけ
ると好適である。
【００１４】また、本実施例の内袋Ｃの材質は、上記外
箱Ｂに接着可能で耐水性に優れるものであれば特に制限
はされず、通常のバッグインボックスの内袋に使用され
ている材料を使用することができるが、このような材料
として例えばセロハン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ＰＥＴ、ポリビニルアルコール、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン酢酸ビニルアルコール共重合体、アイオノマー等の合
成樹脂などを挙げることができる。この中でもＰＥＴが
特に好適に使用される。これらの材料は単独で又は２種
以上をブレンドして用いることもできる。
箱Ｂに接着可能で耐水性に優れるものであれば特に制限
はされず、通常のバッグインボックスの内袋に使用され
ている材料を使用することができるが、このような材料
として例えばセロハン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ＰＥＴ、ポリビニルアルコール、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン酢酸ビニルアルコール共重合体、アイオノマー等の合
成樹脂などを挙げることができる。この中でもＰＥＴが
特に好適に使用される。これらの材料は単独で又は２種
以上をブレンドして用いることもできる。
【００１５】本実施例の収納容器Ａは、上記内袋Ｃを各
山折り部９に従って起立させて三角状突出片９ｃ、９ｃ
を胴体部６の上側と下側に突出させ、次いで折り目９
ｄ、９ｄを胴体部６側に折り返して外箱Ｂに対応する直
方体状に組み立て、その内袋Ｃを予めその内側の数箇所
に接着剤を塗布しておいた上記外箱Ｂ内に内袋Ｃの注入
口部１が注入孔４より突出するように収納することによ
り得られ、例えば酒等の液体を注入口部１から注入した
後にキャップ２を締めて上記液体を収納して、該液体の
保存、運搬等に利用される。
山折り部９に従って起立させて三角状突出片９ｃ、９ｃ
を胴体部６の上側と下側に突出させ、次いで折り目９
ｄ、９ｄを胴体部６側に折り返して外箱Ｂに対応する直
方体状に組み立て、その内袋Ｃを予めその内側の数箇所
に接着剤を塗布しておいた上記外箱Ｂ内に内袋Ｃの注入
口部１が注入孔４より突出するように収納することによ
り得られ、例えば酒等の液体を注入口部１から注入した
後にキャップ２を締めて上記液体を収納して、該液体の
保存、運搬等に利用される。
【００１６】上記の構成からなる本実施例の収納容器Ａ
によれば、偏平袋状の内袋Ｃを外箱Ｂの形状に対応して
形成された山折り部９に従って起立させて直方体状に組
み立てるので、内袋Ｃの組み立て成形が容易である。ま
た、偏平袋状の内袋Ｃの幅方向両側辺部にはそれぞれリ
ブ部８、８が形成されており、これらのリブ部８、８が
芯骨として作用して内袋Ｃの起立状態を安定化するの
で、このような内袋Ｃを外箱Ｂ内に収納する際に、内袋
Ｃの取り扱いが容易となる。そして、収納容器Ａは、そ
の内袋Ｃが耐水性に優れる合成樹脂等を材料として形成
されているので、液体内容物が漏洩することもなく、液
体用の収納容器として特に有用である。
によれば、偏平袋状の内袋Ｃを外箱Ｂの形状に対応して
形成された山折り部９に従って起立させて直方体状に組
み立てるので、内袋Ｃの組み立て成形が容易である。ま
た、偏平袋状の内袋Ｃの幅方向両側辺部にはそれぞれリ
ブ部８、８が形成されており、これらのリブ部８、８が
芯骨として作用して内袋Ｃの起立状態を安定化するの
で、このような内袋Ｃを外箱Ｂ内に収納する際に、内袋
Ｃの取り扱いが容易となる。そして、収納容器Ａは、そ
の内袋Ｃが耐水性に優れる合成樹脂等を材料として形成
されているので、液体内容物が漏洩することもなく、液
体用の収納容器として特に有用である。
【００１７】
【発明の効果】本発明のバッグインボックス型収納容器
は、偏平袋状の内袋に山折り部が形成されており、収納
容器を製造するに当たり、偏平袋状の内袋を多角形箱型
の外箱に対応した定形に組み立てて外箱に収納すること
が容易となるので、バッグインボックス型収納容器の寸
法精度が向上するのみならず、その製造する際の作業効
率を向上させることもできる。
は、偏平袋状の内袋に山折り部が形成されており、収納
容器を製造するに当たり、偏平袋状の内袋を多角形箱型
の外箱に対応した定形に組み立てて外箱に収納すること
が容易となるので、バッグインボックス型収納容器の寸
法精度が向上するのみならず、その製造する際の作業効
率を向上させることもできる。
【００１８】また、偏平袋状の内袋に少なくとも２本の
リブ部が形成されることによっても、バッグインボック
ス型収納容器を製造する際の作業効率を向上させること
ができ、特に内袋の胴体部の互いに対向する少なくとも
二つの面のそれぞれ中心線をなすリブ部を形成すれば、
より効果的である。
リブ部が形成されることによっても、バッグインボック
ス型収納容器を製造する際の作業効率を向上させること
ができ、特に内袋の胴体部の互いに対向する少なくとも
二つの面のそれぞれ中心線をなすリブ部を形成すれば、
より効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例のバッグインボックス型収納容器の斜
視図である。
視図である。
【図２】上記収納容器の内袋の偏平状態における平面図
である。
である。
【図３】上記内袋の起立状態における側面図である。
【図４】上記内袋を組み立てた状態における斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 Ａ バッグインボックス型収納容器 Ｂ 外箱 Ｃ 内袋 ５ 底面部 ６ 胴体部 ７ 頂面部 ８ リブ部 ９ 山折り部
Claims (4)
- 【請求項１】 多角形箱型の外箱と、偏平袋状に折り畳
まれた状態から多角形の底面部及び頂面部と多角筒形の
胴体部とを備えた多角形箱型の状態に起立成形されて上
記外箱内に収納された内袋とを備えたバッグインボック
ス型収納容器であって、上記内袋は、偏平袋状に折り畳
まれた状態において、該状態から多角形箱型の状態に起
立成形された際に胴体部からその上下に突出する突出片
の各辺部となる部分に山折り部が形成されてなることを
特徴とするバッグインボックス型収納容器。 - 【請求項２】 多角形箱型の外箱と、偏平袋状に折り畳
まれた状態から多角形の底面部及び頂面部と多角筒形の
胴体部とを備えた多角形箱型の状態に起立成形されて上
記外箱内に収納された内袋とを備えたバッグインボック
ス型収納容器であって、上記内袋は、その胴体部の高さ
方向に沿って少なくとも二本のリブ部が形成されてなる
ことを特徴とするバッグインボックス型収納容器。 - 【請求項３】 上記内袋は、更にその胴体部の高さ方向
に沿って少なくとも二本のリブ部が形成されてなること
を特徴とする請求項１記載のバッグインボックス型収納
容器。 - 【請求項４】 上記リブ部は、上記内袋の胴体部の互い
に対向する少なくとも二つの面のそれぞれその中心線を
なすことを特徴とする請求項２又は３記載のバッグイン
ボックス型収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7039058A JPH08207963A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | バッグインボックス型収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7039058A JPH08207963A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | バッグインボックス型収納容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08207963A true JPH08207963A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12542541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7039058A Pending JPH08207963A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | バッグインボックス型収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08207963A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53137782A (en) * | 1977-01-26 | 1978-12-01 | Christensson O W | Internally lined container* method of and device for producing same |
| JPS5811668A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-22 | 本州製紙株式会社 | バツグインボツクス |
| JPS63152566A (ja) * | 1985-11-19 | 1988-06-25 | クアル・エドエルマン・フエルプアクウングストエクンイク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 飲料濃縮物等の運搬又は貯蔵容器 |
| JPH0625143U (ja) * | 1991-07-03 | 1994-04-05 | 住友ベークライト株式会社 | 包装袋 |
| JPH06219454A (ja) * | 1993-01-14 | 1994-08-09 | Taiyo Shokai Kk | 自立性に富む角底袋 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7039058A patent/JPH08207963A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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| JPS63152566A (ja) * | 1985-11-19 | 1988-06-25 | クアル・エドエルマン・フエルプアクウングストエクンイク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 飲料濃縮物等の運搬又は貯蔵容器 |
| JPH0625143U (ja) * | 1991-07-03 | 1994-04-05 | 住友ベークライト株式会社 | 包装袋 |
| JPH06219454A (ja) * | 1993-01-14 | 1994-08-09 | Taiyo Shokai Kk | 自立性に富む角底袋 |
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