JPH08200264A - 密閉形圧縮機 - Google Patents

密閉形圧縮機

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JPH08200264A
JPH08200264A JP1300495A JP1300495A JPH08200264A JP H08200264 A JPH08200264 A JP H08200264A JP 1300495 A JP1300495 A JP 1300495A JP 1300495 A JP1300495 A JP 1300495A JP H08200264 A JPH08200264 A JP H08200264A
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JP
Japan
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valve
mounting
cylinder
bearing
discharge valve
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Application number
JP1300495A
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English (en)
Inventor
Masataka Kondo
正隆 近藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、吐出弁の軸受具に対する取付けを確
実になし、破損事故の生じることがなく信頼性の向上を
図り、部品数と部品費の削減によるコスト低減に寄与す
る密閉形圧縮機を提供する。 【構成】シリンダ11と主,副軸受具12,13とでシ
リンダ室14を形成し、このシリンダ室内に吸込まれた
被圧縮ガスを圧縮して、主軸受具に設けられる吐出弁1
9を開放させて吐出するものにおいて、主軸受具に凹部
25を設け、この凹部に弁押え20を圧入固定し、この
弁押えと凹部との間に上記吐出弁19を開閉自在に介設
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばロータリ式圧
縮機である密閉形圧縮機において、特にシリンダ室から
高圧ガスを吐出する吐出弁と、この吐出弁を支持する弁
押えの取付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば空気調和機や、冷蔵庫などを構
成する冷凍サイクル装置に用いられるロータリ式圧縮機
は、つぎに説明する圧縮機構部を備えている。電動機部
が連結される回転軸には偏心部が一体に設けられてい
て、ここにローラが嵌合される。ローラは、シリンダと
主,副軸受具とから形成されるシリンダ室内で偏心回転
する。
【0003】上記ローラ周面に、ブレードの先端部が弾
性的に当接してシリンダ室内が区分される。上記シリン
ダには吸込み管が接続され、シリンダ室内に吸込みポー
トが連通する。
【0004】上記主軸受具には吐出ポートが設けられて
いて、シリンダ室内に連通する。そして、吐出ポート上
面に対向する主軸受具には弁押えおよび吐出弁が開閉自
在に設けられている。
【0005】回転軸の回転にともなって、吸込み管から
吸込みポートを介して被圧縮ガスがシリンダ室内に吸込
まれる。シリンダ室内では、回転軸の偏心部とともにロ
ーラが偏心回転し、かつローラ周面にブレード先端部が
摺接してシリンダ室内を区分する。
【0006】シリンダ室内に吸込まれたガスは、区分さ
れたシリンダ室内の容積低減にともなって徐々に圧縮さ
れ、ついには高圧化する。所定圧まで上昇したところ
で、吐出ポートを閉成していた吐出弁が開放する。高圧
ガスは、シリンダ室内から吐出ポートを介して密閉ケー
ス内に導出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにして作用す
るロータリ式圧縮機であるが、上記吐出弁と弁押えの主
軸受具に対する取付け構造に問題があった。すなわち、
従来の取付け構造としては、吐出弁と弁押えのそれぞれ
取付け固定側端部に取付け用孔が設けられ、この取付け
用孔に連通する主軸受具部位に貫通孔が設けられる。
【0008】各取付け用孔と貫通孔にリベットが貫通さ
れ、この両端部が弁押えと主軸受具から突出される。そ
して、この突出端部を圧潰(かしめ)して、主軸受具に
対する吐出弁と弁押えとの取付け一体化がなされる。
【0009】しかるに、このような取付け構造である
と、吐出弁の開閉動作が高速で、頻繁に繰り返されると
ころから、開閉時に発生する応力がリベット取付け部に
集中してしまう。いわゆる金属疲労が生じ易い条件とな
り、破損に至る虞れがある。
【0010】リベットが必要であるところから、部品数
および部品費の低減を阻害化するとともにリベット取付
け工程が必要で、作業性低下の一因をなしている。これ
ら条件は全てコストの低減化を阻害している。
【0011】なお、リベットによる固定方法は信頼性が
低く、かしめ発生の不良があって、管理が困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、吐出弁の軸受具に対する取付け
を確実になし、破損事故の生じることがなく信頼性の向
上を図り、部品数と部品費の削減によるコスト低減に寄
与する密閉形圧縮機を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明の密閉形圧縮機は、請求項1として、シリンダと
軸受具とでシリンダ室を形成し、このシリンダ室内に吸
込まれた被圧縮ガスを圧縮して、上記軸受具に設けられ
る吐出弁を開放させて吐出するものにおいて、上記軸受
具に凹部を設け、この凹部に弁押えを圧入固定し、この
弁押えと上記軸受具凹部との間に上記吐出弁を開閉自在
に介設したことを特徴とする。
【0013】請求項2として、請求項1記載の上記弁押
えの圧入強度を、400N以上としたことを特徴とす
る。請求項3として、請求項1および請求項2のいずれ
かに記載の上記弁押えと吐出弁は取付け用孔を備えてお
り、上記軸受具をシリンダに取付ける取付け具を上記取
付け用孔に緩挿して、軸受具とともに弁押えと吐出弁を
シリンダに取付け固定したことを特徴とする。
【0014】請求項4として、請求項1および請求項2
のいずれかに記載の上記軸受具は、吐出ポートから吐出
された高圧ガスを一旦集溜するバルブカバーが嵌着され
ており、このバルブカバーで上記弁押えと吐出弁を軸受
具に介設固定したことを特徴とする。
【0015】請求項5として、請求項4記載の上記バル
ブカバーと、弁押えおよび吐出弁は取付け用孔を備えて
おり、上記軸受具をシリンダに取付ける取付け具を上記
取付け用孔に緩挿して、軸受具とともにバルブカバーと
弁押えおよび吐出弁をシリンダに取付け固定したことを
特徴とする。
【0016】
【作用】軸受具に設けた凹部に弁押えを圧入固定し、こ
の弁押えと軸受具凹部との間に吐出弁を開閉自在に介設
したから、吐出弁取付け用の専用部品が不要となり、し
かも確実な取付けがなされる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の密閉形圧縮機としての一実施
例を、たとえば冷凍サイクル装置に備えられるロータリ
式圧縮機に適用して、図面にもとづいて説明する。図1
に示す、1は密閉ケースである。これは、上下両端が開
口する円筒状胴部1aの上下両側の開放端に、それぞれ
蓋体1b,1cを嵌合し、かつ溶接によって完全密閉状
に形成される。
【0018】この密閉ケース1内には、電動圧縮機本体
2が収容される。上記電動圧縮機本体2は、垂直方向に
向けられる回転軸3の上部側に電動機部4、下部側に圧
縮機構部5が連設されて構成される。
【0019】密閉ケース1の内底部には潤滑油を収容す
る油溜り部6が形成されていて、上記圧縮機構部5の一
部が浸漬される。上記電動機部4は、密閉ケース1の円
筒状胴部1a内壁に固定する固定子7と、この固定子の
内周面と狭少の間隙を存して配設され、上記回転軸3に
嵌着される回転子8とからなる。
【0020】上記回転軸3の圧縮機構部5部位に偏心部
3aが一体に設けられていて、この偏心部外周にローラ
9が嵌合されている。また、これら偏心部3aとローラ
9は、密閉ケース1に挿嵌されるシリンダ11内に収容
される。上記シリンダ11の上面には主軸受具12が設
けられ、下面には副軸受具13が設けられていて、シリ
ンダの上端開口部が主軸受具12で、かつ下部開口部が
副軸受具13で閉成される。
【0021】上記シリンダ11内周面と、主軸受具12
および副軸受具13とで囲撓される空間部をシリンダ室
14と呼ぶ。このシリンダ室14に、上記ローラ9と偏
心部3aが偏心回転自在に収容される。
【0022】上記シリンダ11には、図示しないブレー
ドが弾性的に押圧付勢された状態で取付けられていて、
この先端部は上記ローラ9周面に弾性的に当接される。
したがって、このブレードによってシリンダ室14内が
区分される。
【0023】上記シリンダ11の内周面から外周面に亘
って吸込みポート16が貫通して設けられ、ここに外部
の冷凍サイクル機器である蒸発器に連通する吸込み管1
7が密閉ケース1を貫通して接続される。
【0024】一方、上記主軸受具12には吐出ポート1
8が設けられていて、シリンダ室14内に連通する。そ
して、この吐出ポート18を開閉する吐出弁19が、後
述するようにして主軸受具12に設けられる弁押え20
に取付け固定される。
【0025】一方、上記回転軸3の下端部には給油機構
21が設けられていて、回転軸3の回転にともなって油
溜り部6の潤滑油を吸い上げ、回転軸に設けられる給油
路22を介して上記主軸受具12や副軸受具13および
ローラ9の各摺動部に給油するようになっている。
【0026】さらに、密閉ケース1の上端部に外部の冷
凍サイクル機器である凝縮器に連通する吐出管23が接
続されている。つぎに、上記吐出弁19の取付け構造に
ついて詳述する。
【0027】図1および図2に示すように、主軸受具1
2を構成するフランジ部12aに凹部25が設けられ
る。この凹部25は、上記吐出ポート18の上端開口部
と離間した位置から、この開口部に亘って直線的に設け
られるものである。(なお、図1において、凹部25が
主軸受具12のフランジ部12aから回転軸枢支部12
bまでに亘って設けられるよう図示したが、実際には、
図2(A)に示すように、フランジ部12aのみに設け
られるものである) 上記凹部25内に、極く薄板状の吐出弁19が挿入され
る。この吐出弁19は、両端部が円形に形成され、特に
吐出ポート18の上端開口部を完全に閉成する面積を有
する。
【0028】吐出弁18の幅寸法Saは、凹部25の幅
寸法Sbに対してある程度余裕があり、凹部25に対す
る吐出弁19の平面上の嵌め合いは緩く、したがって吐
出弁19は吐出ポート18を開閉自在に移動変形するこ
とができる。
【0029】このような吐出弁19の上から凹部25内
に弁押え20が圧入され、吐出弁19を凹部25と弁押
え20との間に介在する。弁押え20は、ある程度板厚
の厚い金属材であり、上記吐出ポート18側の端部は斜
め上方に折曲されて、組立て状態では吐出弁19とは接
触していない。
【0030】凹部25に対する上記弁押え20の嵌め合
いは、高精度を保持しなければならない。そのために
は、弁押え20の幅寸法Sb´を凹部25の幅寸法Sb
に精度よく近似させる。
【0031】たとえば、弁押え20の凹部25に対する
圧入しめ代として0.028mm(最大)に設定する。こ
れは、軸と孔の嵌め合いにおけるH7−r6(JIS
B0401)に相当する。
【0032】圧入強度(抜き力)は、400N以上に設
定する。好ましくは、500Nは必要である。したがっ
て、弁押え20は凹部25に対して極めて高精度の圧入
がなされることになり、これら弁押え20と凹部25と
の間に介在される吐出弁19の取付け強度は充分に確保
される。しかも、吐出弁19の取付け専用の部品が不要
で、部品が少なくてすむ。
【0033】このようにして構成されるロータリ式圧縮
機であり、電動機部4に通電することにより回転軸3が
回転駆動され、ここに一体に設けられる偏心部3aおよ
びローラ9がシリンダ室14で偏心回転する。
【0034】この回転にともなって、吸込み管17から
低圧の冷媒ガスが吸込みポート16を介してシリンダ室
14内に吸込まれる。さらにローラ9の偏心回転にとも
なって、ローラ9のシリンダ室14内周面に対する転接
位置が移動し、ガスを吸込んだシリンダ室14容積が減
少して、ガスは徐々に圧縮される。
【0035】回転軸3が継続して回転され、シリンダ室
14の容量がさらに減少して、ここに導かれたガスが圧
縮され、所定圧まで上昇したところで、吐出ポート18
を閉塞していた吐出弁19を押し上げる。
【0036】吐出弁19は部分的に変形して弁押え20
に当接し、吐出ポート18は開放状態になる。シリンダ
室14内の高圧ガスは吐出ポート18を介して密閉ケー
ス1内に吐出される。高圧ガスは密閉ケース1内に充満
し、かつケース上部の吐出管23から吐出される。
【0037】シリンダ室14からガスが吐出されると吐
出弁19は吐出ポート18を閉塞し、シリンダ室が所定
圧まで上昇すると開放する作用を繰り変えすのであり、
吐出弁19は極めて高速で開閉作用をなす。
【0038】しかるに、この吐出弁19を凹部25に圧
入した弁押え20で固定支持したから、吐出弁の開閉時
に発生する応力が一部に集中することがなく、応力分散
が図れ、いわゆる金属疲労を抑制する。吐出弁19の破
損を確実に防止できることになり、信頼性の向上を図れ
る。専用の取付け部品が不要で、部品数と、部品費が低
減して、組立て作業性の向上によるコストの低減に寄与
する。
【0039】図3に示すような、吐出弁19の取付け構
造であってもよい。この場合、主軸受具12をシリンダ
11に取付け固定する取付け具である、取付けボルト3
0をそのまま用いる。この取付けボルト30は、主軸受
具12に設けられる取付け用孔31に緩挿され、シリン
ダ11に設けられるねじ孔32に螺挿されるものであ
る。
【0040】先に説明したように、主軸受具12のフラ
ンジ部12aに凹部25を設け、吐出弁19を介在させ
た状態にして弁押え20を圧入することには変わりがな
い。上記弁押え20と吐出弁19端部には取付け用孔3
1が設けられ、これら取付け用孔に取付けボルト30を
緩挿し、シリンダ11のねじ孔32に螺挿する。
【0041】他の取付けボルト30と同様、主軸受具1
2をシリンダ11に取付け固定するとともに、凹部25
に圧入された弁押え20と、この弁押えと凹部との間に
介設される吐出弁19をさらに確実に主軸受具に取付け
固定することになる。
【0042】この取付けボルト30は、主軸受具12の
シリンダ12への取付け固定用部品でありながら、吐出
弁19と弁押え20の取付け固定を兼用するものである
から、部品数の増加には至らない。
【0043】図4に示すような、吐出弁19の取付け構
造であってもよい。この場合、主軸受具12に嵌着され
るバルブカバー35をそのまま用いる。このバルブカバ
ー35は、吐出ポート18を吐出弁19を介して覆う密
閉空間を備えていて、吐出ポートから吐出される高圧ガ
スを一旦集溜する。そして、カバー35内の密閉空間で
整圧するとともに、脈動音の減衰をなし、ここに設けら
れる案内孔36から密閉ケース1内に吐出するようにな
っている。
【0044】先に説明したように、主軸受具12のフラ
ンジ部12aに凹部25を設け、吐出弁19を介在させ
た状態にして弁押え20を圧入することには変わりがな
い。このとき、図のように弁押え面とフランジ部面とを
同一にしてもよく、あるいは凹部を浅めに設けて弁押え
面がわずかに突出するようにしてもよい。
【0045】そして、上記バルブカバー35を主軸受フ
ランジ部12aに嵌着する。凹部25に圧入された弁押
え20と、この弁押えと凹部25との間に介設される吐
出弁19を、バルブカバー35はさらに確実に主軸受具
12に取付け固定することになる。
【0046】このバルブカバー35は、主軸受具12の
シリンダ11への取付け固定用部品でありながら、吐出
弁19と弁押え20の取付け固定を兼用するものである
から、部品数の増加には至らない。
【0047】図5に示すような、吐出弁19の取付け構
造であってもよい。この場合も、主軸受具12に取付け
られるバルブカバー35をそのまま用いる。そして、バ
ルブカバー35と主軸受具12とをシリンダ11に取付
け固定する取付け具である取付けボルト30をそのまま
用いる。この取付けボルト30は、主軸受具12とバル
ブカバー35に設けられる取付け用孔31に緩挿され、
シリンダ11に設けられるねじ孔32に螺挿されるもの
である。
【0048】先に説明したように、主軸受具12のフラ
ンジ部12aに凹部25を設け、吐出弁19を介在させ
た状態にして弁押え20を圧入する。上記弁押え20と
吐出弁19端部には取付け用孔が設けられていて、これ
ら取付け用孔に取付けボルト30を緩挿し、シリンダ1
1のねじ孔32に螺挿する。
【0049】他の取付けボルト30と同様、バルブカバ
ー35と主軸受具12をシリンダ11に取付け固定する
とともに、凹部25に圧入された弁押え20と、この弁
押えと凹部との間に介設される吐出弁19をさらに確実
に主軸受具12に取付け固定することになる。
【0050】この取付けボルト30は、バルブカバー3
5と主軸受具12のシリンダ11への取付け固定用部品
であり、吐出弁19と弁押え20の取付け固定を兼用す
るものであるから、部品数の増加には至らない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、軸受具に
凹部を設け、この凹部に弁押えを圧入固定し、この弁押
えと上記軸受具凹部との間に上記吐出弁を開閉自在に介
設したから、吐出弁の軸受具に対する取付けを確実にな
し、破損事故の生じることがなく信頼性の向上を図り、
部品数と部品費の削減によるコスト低減に寄与するなど
の効果を奏する。
【0052】請求項2において、弁押えの圧入強度を4
00N以上としたから、吐出弁の取付け強度を充分に確
保して、信頼性の向上を得る。請求項3において、弁押
えと吐出弁の取付け用孔に、軸受具取付け具を緩挿し
て、軸受具とともに弁押えと吐出弁をシリンダに取付け
固定したから、部品数を増加することなく吐出弁の取付
け強度を増大化できる。
【0053】請求項4において、バルブカバーで弁押え
と吐出弁を軸受具に介設固定したから、バルブカバーを
嵌着するだけで、部品数を増加することなく吐出弁の取
付け強度を増大化できる。
【0054】請求項5において、弁押えと吐出弁の取付
け用孔に、軸受具取付け具を緩挿して、軸受具とともに
バルブカバーと弁押えおよび吐出弁をシリンダに取付け
固定したから、部品数を増加することなく吐出弁の取付
け強度を増大化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、密閉形圧縮機である
ロータリ式圧縮機の縦断面図。
【図2】(A)は、同実施例の、主軸受具の平面図。
(B)は、同図(A)のB−B線に沿う縦断面図。
【図3】他の実施例の、圧縮機構部の縦断面図。
【図4】さらに他の実施例の、圧縮機構部の縦断面図。
【図5】さらに他の実施例の、圧縮機構部の縦断面図。
【符号の説明】
11…シリンダ、12…主軸受具、19…吐出弁、25
…凹部、20…弁押え、31…取付け用孔、30…取付
けボルト、35…バルブカバー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダと軸受具とでシリンダ室を形成
    し、このシリンダ室内に吸込まれた被圧縮ガスを圧縮し
    て、上記軸受具に設けられる吐出弁を開放させて吐出す
    る密閉形圧縮機において、 上記軸受具に凹部を設け、この凹部に弁押えを圧入固定
    し、この弁押えと上記軸受具凹部との間に上記吐出弁を
    開閉自在に介設したことを特徴とする密閉形圧縮機。
  2. 【請求項2】上記弁押えの圧入強度を、400N以上と
    したことを特徴とする請求項1記載の密閉形圧縮機。
  3. 【請求項3】上記弁押えと吐出弁は取付け用孔を備えて
    おり、上記軸受具をシリンダに取付ける取付け具を上記
    取付け用孔に緩挿して、軸受具とともに弁押えと吐出弁
    をシリンダに取付け固定したことを特徴とする請求項1
    および請求項2のいずれかに記載の密閉形圧縮機。
  4. 【請求項4】上記軸受具は、吐出ポートから吐出された
    高圧ガスを一旦集溜するバルブカバーが嵌着されてお
    り、このバルブカバーで上記弁押えと吐出弁を軸受具に
    介設固定したことを特徴とする請求項1および請求項2
    のいずれかに記載の密閉形圧縮機。
  5. 【請求項5】上記バルブカバーと、弁押えおよび吐出弁
    は取付け用孔を備えており、上記軸受具をシリンダに取
    付ける取付け具を上記取付け用孔に緩挿して、軸受具と
    ともにバルブカバーと弁押えおよび吐出弁をシリンダに
    取付け固定したことを特徴とする請求項4記載の密閉形
    圧縮機。
JP1300495A 1995-01-30 1995-01-30 密閉形圧縮機 Pending JPH08200264A (ja)

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