JPH08338384A - 横型ロータリ圧縮機 - Google Patents

横型ロータリ圧縮機

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JPH08338384A
JPH08338384A JP14301595A JP14301595A JPH08338384A JP H08338384 A JPH08338384 A JP H08338384A JP 14301595 A JP14301595 A JP 14301595A JP 14301595 A JP14301595 A JP 14301595A JP H08338384 A JPH08338384 A JP H08338384A
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JP
Japan
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oil supply
blade
cylinder
crankshaft
thin plate
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JP14301595A
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English (en)
Inventor
Masumi Hasegawa
益 巳 長谷川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 独自の給油装置が必要な横型ロータリ圧縮機
において、部品点数の増加によるコストの上昇を最小限
に押さえながら、トップクリアランスボリュームの減少
による性能の向上を図る。 【構成】 副ベアリング3とシリンダ4との間に、吐出
ポート10を有する薄板部材7が挟持されている。薄板
部材7には吐出ポート10を開閉する吐出バルブ11が
取付けられている。副ベアリング3は、薄板部材7の吐
出ポート10に対応する吐出孔12を有している。シリ
ンダ4下方のブレード溝部8は、薄板部材7によって塞
がれ、ブレード溝部8とこのブレード溝部8内で往復運
動するブレードは、密閉ケース底部に滞留した潤滑油を
薄板部材7の給油孔15から給油パイプ14を経てクラ
ンク軸側へ圧送するブレードポンプ装置を構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉ケース内の潤滑油
をクランク軸側へ圧送するための給油装置を備えた横型
ロータリ圧縮機に係り、とりわけ、シリンダとベアリン
グとの間に挟まれた薄板部材に吐出ポートを設けて性能
向上を図るとともに、この薄板部材が潤滑油供給装置の
一部を構成する横型ロータリ圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷却装置等に用いられるロータ
リ圧縮機は縦型のものが主流であるが、この縦型ロータ
リ圧縮機において、従来より、トップクリアランスボリ
ューム(すきま容積)の減少による圧縮機の性能向上を
図ったものが知られている。図8および図9に、このよ
うな縦型ロータリ圧縮機の例(実公昭58−15619
4公報より引用)が示されている。図8および図9にお
いて、縦型ロータリ圧縮機は、底部に潤滑油を収納した
密閉ケース30と、この密閉ケース30内に垂直に収納
されたクランク軸31とを備えている。密閉ケース30
内において、クランク軸31の一端側(図8の上方側)
に電動機のロータ51が取付けられ、密閉ケース30に
ロータ51を取囲む電動機のステータ52が取付けられ
ている。
【0003】一方、クランク軸31の他端側には、クラ
ンク軸31が貫通するシリンダ室39を有するシリンダ
34が設けられている。このシリンダ34のシリンダ室
39内には、クランク軸31の回転に伴って偏心回転す
るローラ35が収納され、シリンダ34にはクランク軸
31の回転に伴って往復運動するブレード36が設けら
れている。また、シリンダ34の上下には、それぞれク
ランク軸31を支持する上側ベアリング32と下側ベア
リング33とが配設されている。また、シリンダ34と
上側ベアリング32との間には、薄板状の吐出ポート板
37と吐出バルブ板38とが挟持されている。このう
ち、シリンダ34側の吐出ポート板37には吐出ポート
40が形成され、上側ベアリング32側の吐出バルブ板
38には吐出ポート40に対応する吐出バルブ41が刻
設されている。また、上側ベアリング32には吐出ポー
ト40および吐出バルブ41に対応する吐出孔42が形
成されている。
【0004】すなわち、このような従来の縦型ロータリ
圧縮機は、薄板状の吐出ポート板37に吐出ポート40
を設けて、上側ベアリング32に吐出ポートを設ける場
合に比べて吐出ポート部分の容積を小さくし、トップク
リアランスボリューム(すきま容積)を減少させ、体積
効率、圧縮効率を改善することにより圧縮機の性能向上
を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の縦型
ロータリ圧縮機に対して、クランク軸を略水平に配置し
た横型ロータリ圧縮機は、高さが低いため冷凍装置等へ
組込み易く、振動対策も容易であるという利点がある。
しかしながら、横型ロータリ圧縮機においては、密閉ケ
ース底部に滞留した潤滑油をクランク軸側へ圧送するた
めの独自の給油装置を備える必要があり、縦型ロータリ
圧縮機に対して部品点数が多く、コストが高くなりやす
い欠点がある。このような横型ロータリ圧縮機におい
て、上述した従来の縦型ロータリ圧縮機のように、単純
に吐出ポート板等を追加して性能向上を図ろうとすれ
ば、さらなる部品点数の増加とそれによるコストの上昇
を招くことになる。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、密閉ケース内の潤滑油をクランク軸側へ圧
送するための独自の給油装置が必要な横型ロータリ圧縮
機において、部品点数の増加によるコストの上昇を最小
限に押さえながら、トップクリアランスボリュームの減
少による性能の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、底部に潤
滑油を収納した密閉ケースと、この密閉ケース内に略水
平に設けられたクランク軸と、このクランク軸が貫通す
るとともに、下方に一側が開口したブレード溝部を有す
るシリンダと、このシリンダのブレード溝部内に収納さ
れ前記クランク軸の回転に伴って往復運動するブレード
と、前記クランク軸を支持するベアリングと、前記密閉
ケース底部の潤滑油を前記クランク軸側に供給するため
の給油通路と、前記ベアリングと前記シリンダとの間に
挟持され前記シリンダのブレード溝部の開口を塞ぐとと
もに、吐出ポートと前記給油通路に連通する給油孔とを
有する薄板部材とを備え、前記シリンダのブレード溝部
と前記ブレードは、前記ブレードの往復運動により前記
密閉ケース内の潤滑油を前記薄板部材の給油孔から給油
通路を経てクランク軸側へ圧送するブレードポンプ装置
を構成することを特徴とする横型ロータリ圧縮機であ
る。
【0008】第2の手段は、第1の手段において、前記
給油通路は給油パイプであることを特徴とする。
【0009】第3の手段は、第2の手段において、前記
給油パイプの入口端部が前記薄板部材の給油孔内に挿着
されることを特徴とする。
【0010】第4の手段は、第3の手段において、前記
薄板部材は前記給油パイプの入口端部側へ突出する突出
部を有し、この突出部の先端に前記給油孔が形成されて
いることを特徴とする。
【0011】第5の手段は、第2の手段において、前記
薄板部材は、その給油孔の周縁から前記給油パイプの入
口端部側へ延びる管状凸部を有し、この管状凸部が前記
給油パイプの入口端部内に挿着されることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、ベアリングとシリンダとの間
に挟持された薄板部材が吐出ポートを有することによ
り、ベアリングに吐出ポートが設けられている場合に比
べて吐出ポート部分の容積を小さくし、トップクリアラ
ンスボリューム(すきま容積)を減少させて圧縮機の性
能を向上させることができる。また、この薄板部材がシ
リンダのブレード溝部の開口を塞ぐとともに給油通路に
連通する給油孔を有し、シリンダのブレード溝部とブレ
ードが、ブレードの往復運動により密閉ケース内の潤滑
油を薄板部材の給油孔から給油通路を経てクランク軸側
へ圧送するブレードポンプ装置を構成するので、別途に
潤滑油をクランク軸側へ圧送するための給油装置を設け
たり、あるいはブレードポンプ装置を構成するための別
個の部材を追加したりする必要がない。
【0013】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図5は本発明の一実施例を示す図
である。
【0014】図1において、横型ロータリ圧縮機は、底
部に潤滑油Oを収納した密閉ケースCと、この密閉ケー
スC内に略水平に設けられたクランク軸1とを備えてい
る。密閉ケースC内において、クランク軸1の一端側
(図1の右側)には電動機のロータ21が取付けられて
おり、このロータ21を取囲む電動機のステータ22が
密閉ケースC内に固定されている。一方、クランク軸1
の他端側には、クランク軸1が貫通するシリンダ室9
(図2参照)を有するシリンダ4が設けられている。ま
た、シリンダ4のロータ21側に配設された主ベアリン
グ2と、シリンダ4の反対側に配設された副ベアリング
3とによってクランク軸1が支持されている。
【0015】また、クランク軸1はシリンダ4に対応す
る偏心部1aを有し、シリンダ4のシリンダ室9内に
は、クランク軸1の偏心部1aに外嵌されるローラ5が
収納されている。図2に示すように、シリンダ4は、シ
リンダ室9の下方にその半径方向に延びるとともに副ベ
アリング3側に開口するブレード溝部8を有している。
図1に示すように、このシリンダ4のブレード溝部8内
には、ローラ5の外周に当接し、ローラ5の偏心回転に
伴ってクランク軸1の半径方向に往復運動するブレード
6が収納されている。
【0016】また、図1および図2に示すように、シリ
ンダ4と副ベアリング3との間には、シリンダ4のブレ
ード溝部8の開口を塞ぐ薄板部材7が挟持されている。
この薄板部材7は、図2に示すように、クランク軸1が
貫通する穴部7aと、吐出ポート10と、シリンダ4の
ブレード溝部8の底部に対応する給油孔15とを有して
いる。また、薄板部材7には、吐出ポート10を開閉す
るための先端部11aを有する板ばね状の吐出バルブ1
1と、開いた吐出バルブ11を受けるためのバルブ受板
13とが重ねて取付けられている。この吐出バルブ11
とバルブ受板13は、薄板部材7に形成されたバルブ取
付孔17の部分に、固定ボルト16aおよびナット16
bによって固定されている(図4参照)。
【0017】図2および図3に示すように、副ベアリン
グ3は、薄板部材7の穴部7aに対応しクランク軸1が
貫通する穴部3aと、薄板部材7の吐出ポート10に対
応する吐出孔12とを有している。また図3に示すよう
に、副ベアリング3の薄板部材7側には、吐出バルブ1
1およびバルブ受板13を受入れるためのバルブ受入溝
部18が形成されている。
【0018】すなわち、本実施例の横型ロータリ圧縮機
は、電動機のステータ22とロータ21の作用でクラン
ク軸1を回転させ、シリンダ4のシリンダ室9内でロー
ラ5を偏心回転させることにより、シリンダ室9内に冷
媒等の流体を吸入し、圧縮するようになっている。ま
た、シリンダ室9内で圧縮された流体は、シリンダ室9
内から薄板部材7の吐出ポート10を通り、吐出バルブ
11の先端部11aを押し上げ、副ベアリング3の吐出
孔12を通って密閉ケースC内に吐出されるようになっ
ている。
【0019】また、図1および図2に示すように、横型
ロータリ圧縮機は密閉ケースC底部の潤滑油Oをクラン
ク軸1側に供給するための給油パイプ(給油通路)14
を備えている。この給油パイプ14は、その入口端部1
4aが薄板部材7の給油孔15に連結され、出口端部1
4bが副ベアリング3の穴部3a内に挿入されている。
そして、上記シリンダ4のブレード溝部8とブレード6
は、ブレード6の往復運動により密閉ケースC内の潤滑
油Oを薄板部材7の給油孔15から給油通路14を経て
クランク軸側へ圧送するブレードポンプ装置を構成して
いる。すなわち、このブレードポンプ装置は、ブレード
6の往復運動に伴うブレード溝部8内のブレード6背面
側の容積変化を利用して、潤滑油Oを吸入孔(図示せ
ず)から吸入し、薄板部材7の給油孔15から吐出する
ようになっている。
【0020】次に、図4および図5により、薄板部材7
の給油孔15と給油パイプ14の入口端部14aとの連
結構造について説明する。図4および図5に示すよう
に、薄板部材7の給油孔15部分には、給油パイプ14
の入口端部14a側(副ベアリング3側)へ突出し円錐
台状の外形を有する突出部19が形成され、この突出部
19の先端に給油孔15が開口している。そして、図5
に示すように、給油パイプ14の直管状の入口端部14
aが給油孔15内に挿着されるようになっている。
【0021】なお、上記薄板部材7は、例えば炭素量
0.4%以上の熱処理に適した鋼材で製作し、またパー
コ処理や窒化処理等の表面硬化処理を施すことが、強度
や耐磨耗性等の点で好ましい。
【0022】次に、このような構成よりなる本実施例の
作用について説明する。本実施例によれば、副ベアリン
グ3とシリンダ4との間に挟持され吐出ポート10を有
する薄板部材7を備えていることにより、副ベアリング
3または主ベアリング2に吐出ポートが設けられている
場合に比べて、吐出ポート部分の長さを短く容積を小さ
くし、トップクリアランスボリューム(すきま容積)を
減少させることができる。このことにより、圧縮機の体
積効率、圧縮効率を改善し、圧縮機の性能を向上させる
ことができる。また、この薄板部材7がシリンダ4のブ
レード溝部8の開口を塞ぐとともに給油パイプ14に連
通する給油孔15を有し、シリンダ4のブレード溝部8
とブレード6が、ブレード6の往復運動により密閉ケー
スC内の潤滑油Oを薄板部材7の給油孔15から給油パ
イプ14を経てクランク軸1側へ圧送するブレードポン
プ装置を構成するので、別途に潤滑油Oをクランク軸1
側へ圧送するための給油装置を設けたり、あるいはブレ
ードポンプ装置を構成するための別個の部材を追加した
りする必要がない。
【0023】また、薄板部材7の突出部19の先端に給
油孔15が開口し、給油パイプ14の直管状の入口端部
14aが給油孔15内に挿着されるようになっているの
で、給油パイプ14の入口端部14a先端を突出部19
先端の給油孔15に合わせ、給油パイプ14の入口端部
14aを押込むだけで、給油パイプの入口端部14aと
薄板部材7の給油孔15とを極めて容易に連結すること
ができる。
【0024】次に、図6および図7により本発明の他の
実施例について説明する。図6および図7に示す実施例
は、図1乃至図5に示す上記実施例と、薄板部材の給油
孔と給油パイプの入口端部との連結構造において異な
り、その他の構成は図1乃至図5に示す上記実施例と同
様である。すなわち、図6および図7に示すように、本
実施例の薄板部材27は、シリンダ4のブレード溝部8
の底部に対応する給油孔25と、この給油孔25の周縁
から給油パイプ24の入口端部24a側へ延びる管状凸
部29とを有している。一方、図7に示すように、給油
パイプ24の入口端部24aは、管状凸部29の外径に
対応した内径を有する拡管状に形成されており、この給
油パイプ24の入口端部24a内に管状凸部29が挿着
されるようになっている。
【0025】本実施例によれば、給油パイプ24の入口
端部24a開口を管状凸部29の先端に合わせ、給油パ
イプ24の入口端部24aを押込むだけで、給油パイプ
24の入口端部24aと薄板部材27の給油孔25とを
極めて容易に、かつ、ぐらつくことなく確実に連結する
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベアリングとシリンダとの間に挟持された薄板部材が吐
出ポートを有することにより、ベアリングに吐出ポート
が設けられている場合に比べて吐出ポート部分の容積を
小さくし、トップクリアランスボリューム(すきま容
積)を減少させて圧縮機の性能を向上させることができ
る。また、この薄板部材がシリンダのブレード溝部の開
口を塞ぐとともに給油通路に連通する給油孔を有し、シ
リンダのブレード溝部とブレードが、ブレードの往復運
動により密閉ケース内の潤滑油を薄板部材の給油孔から
給油通路を経てクランク軸側へ圧送するブレードポンプ
装置を構成するので、別途に潤滑油をクランク軸側へ圧
送するための給油装置を設けたり、あるいはシリンダの
ブレード溝部の部分にブレードポンプ装置を構成するた
めの別個の部材を追加したりする必要がない。このた
め、密閉ケース内の潤滑油をクランク軸側へ圧送するた
めの独自の給油装置が必要な横型ロータリ圧縮機におい
て、部品点数の増加によるコストの上昇を最小限に押さ
えながら性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による横型ロータリ圧縮機の一実施例を
示す縦断面図。
【図2】図1に示す横型ロータリ圧縮機の要部組立構造
を示す斜視図。
【図3】図2に示す副ベアリングの裏面を示す斜視図。
【図4】図2に示す薄板部材の正面図。
【図5】図4に示す薄板部材のV−V線方向断面におけ
る給油パイプの接続構造を示す図。
【図6】本発明による横型ロータリ圧縮機の他の実施例
の薄板部材を示す正面図。
【図7】図6に示す薄板部材のVII-VII 線方向断面にお
ける給油パイプの接続構造を示す図。
【図8】従来の縦型ロータリ圧縮機の例を示す縦断面
図。
【図9】図8に示す従来例の要部組立構造を示す斜視
図。
【符号の説明】
C 密閉ケース O 潤滑油 1 クランク軸 2 主ベアリング 3 副ベアリング 4 シリンダ 5 ローラ 6 ブレード 7,27 薄板部材 8 ブレード溝部 10 吐出ポート 14,24 給油パイプ(給油通路) 14a,24a 給油パイプ(給油通路)の入口端部 15,25 給油孔 19 突出部 29 管状凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に潤滑油を収納した密閉ケースと、 この密閉ケース内に略水平に設けられたクランク軸と、 このクランク軸が貫通するとともに、下方に一側が開口
    したブレード溝部を有するシリンダと、 このシリンダのブレード溝部内に収納され前記クランク
    軸の回転に伴って往復運動するブレードと、 前記クランク軸を支持するベアリングと、 前記密閉ケース底部の潤滑油を前記クランク軸側に供給
    するための給油通路と、 前記ベアリングと前記シリンダとの間に挟持され前記シ
    リンダのブレード溝部の開口を塞ぐとともに、吐出ポー
    トと前記給油通路に連通する給油孔とを有する薄板部材
    と、を備え、 前記シリンダのブレード溝部と前記ブレードは、前記ブ
    レードの往復運動により前記密閉ケース内の潤滑油を前
    記薄板部材の給油孔から給油通路を経てクランク軸側へ
    圧送するブレードポンプ装置を構成することを特徴とす
    る横型ロータリ圧縮機。
  2. 【請求項2】前記給油通路は給油パイプであることを特
    徴とする請求項1記載の横型ロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】前記給油パイプの入口端部が前記薄板部材
    の給油孔内に挿着されることを特徴とする請求項2記載
    の横型ロータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】前記薄板部材は前記給油パイプの入口端部
    側へ突出する突出部を有し、この突出部の先端に前記給
    油孔が形成されていることを特徴とする請求項3記載の
    横型ロータリ圧縮機。
  5. 【請求項5】前記薄板部材は、その給油孔の周縁から前
    記給油パイプの入口端部側へ延びる管状凸部を有し、こ
    の管状凸部が前記給油パイプの入口端部内に挿着される
    ことを特徴とする請求項2記載の横型ロータリ圧縮機。
JP14301595A 1995-06-09 1995-06-09 横型ロータリ圧縮機 Pending JPH08338384A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011023374A (ja) * 2010-11-05 2011-02-03 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
CN104047860A (zh) * 2013-03-16 2014-09-17 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 一种双级压缩机的气缸和具有其的双级压缩机

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