JPH08190430A - 位置決めテーブル - Google Patents
位置決めテーブルInfo
- Publication number
- JPH08190430A JPH08190430A JP348095A JP348095A JPH08190430A JP H08190430 A JPH08190430 A JP H08190430A JP 348095 A JP348095 A JP 348095A JP 348095 A JP348095 A JP 348095A JP H08190430 A JPH08190430 A JP H08190430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- positioning
- slide block
- roller
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/56—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/60—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/62—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism with perpendicular axes, e.g. cross-slides
- B23Q1/621—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism with perpendicular axes, e.g. cross-slides a single sliding pair followed perpendicularly by a single sliding pair
- B23Q1/623—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism with perpendicular axes, e.g. cross-slides a single sliding pair followed perpendicularly by a single sliding pair followed perpendicularly by a single rotating pair
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/18—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for positioning only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で小型で高速位置決め可能な位置決めテ
ーブルを提供する。 【構成】 載置平面を有するテーブル1と、テーブル1
をその載置平面と平行な一平面内で移動自在に支持する
手段と、テーブル1の周縁から突出するように配設され
た垂直軸芯回りに回転自在な3個のローラ5a〜5c
と、各ローラ5a〜5cに各々当接配置され、テーブル
1に対して遠近方向に移動自在なスライドブロック6a
〜6cと、各スライドブロック6a〜6cに当接配置さ
れた回転カム7a〜7cとを備え、2つのスライドブロ
ック6a、6bは平行で、これに対して他の1つのスラ
イドブロック6cが垂直となるようにローラ5a〜5
c、スライドブロック6a〜6c及び回転カム7a〜7
cを配設した。
ーブルを提供する。 【構成】 載置平面を有するテーブル1と、テーブル1
をその載置平面と平行な一平面内で移動自在に支持する
手段と、テーブル1の周縁から突出するように配設され
た垂直軸芯回りに回転自在な3個のローラ5a〜5c
と、各ローラ5a〜5cに各々当接配置され、テーブル
1に対して遠近方向に移動自在なスライドブロック6a
〜6cと、各スライドブロック6a〜6cに当接配置さ
れた回転カム7a〜7cとを備え、2つのスライドブロ
ック6a、6bは平行で、これに対して他の1つのスラ
イドブロック6cが垂直となるようにローラ5a〜5
c、スライドブロック6a〜6c及び回転カム7a〜7
cを配設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体製造プロ
セスの露光工程において、パターンマスクにウェハを合
わせるために行なうウェハの位置決めなどに利用される
位置決めテーブルに関するものである。
セスの露光工程において、パターンマスクにウェハを合
わせるために行なうウェハの位置決めなどに利用される
位置決めテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、位置決めテーブルは高精度化とと
もに、小型・軽量化、位置決めの高速化、及び低コスト
化が強く求められている。
もに、小型・軽量化、位置決めの高速化、及び低コスト
化が強く求められている。
【0003】従来のこの種位置決めテーブルとしては、
例えば特公平4−81211号公報に開示されているよ
うなものが知られている。以下、その位置決めテーブル
について図3〜図5を参照して説明する。11はベース
板、12は下テーブル、13は上テーブルであり、下テ
ーブル12はベース板11上に固定されている。上テー
ブル13は3群のボール群14a、14b、14cを介
して下テーブル12の上に載置されている。3群のボー
ル群14a、14b、14cはリテーナ15a、15
b、15c、16によりボール同士が適当な間隔を保た
れている。ただしリテーナ15b、15cは図中には示
されていない。下テーブル12と3群のボール群14
a、14b、14cは、上テーブル13を一平面内で移
動自在に支持する手段である。
例えば特公平4−81211号公報に開示されているよ
うなものが知られている。以下、その位置決めテーブル
について図3〜図5を参照して説明する。11はベース
板、12は下テーブル、13は上テーブルであり、下テ
ーブル12はベース板11上に固定されている。上テー
ブル13は3群のボール群14a、14b、14cを介
して下テーブル12の上に載置されている。3群のボー
ル群14a、14b、14cはリテーナ15a、15
b、15c、16によりボール同士が適当な間隔を保た
れている。ただしリテーナ15b、15cは図中には示
されていない。下テーブル12と3群のボール群14
a、14b、14cは、上テーブル13を一平面内で移
動自在に支持する手段である。
【0004】上テーブル13には3カ所にブラケット1
7a、17b、17cとピン18a、18b、18cに
よりローラ19a、19b、19cが取付けられてい
る。ここでローラ19a、19b、19cはピン18
a、18b、18cを軸として回転可能に取付けられて
いる。
7a、17b、17cとピン18a、18b、18cに
よりローラ19a、19b、19cが取付けられてい
る。ここでローラ19a、19b、19cはピン18
a、18b、18cを軸として回転可能に取付けられて
いる。
【0005】一方、ベース板11上にはガイドブロック
20a、20b、20cが固定され、このガイドブロッ
ク20a、20b、20cにスライドガイド21a、2
1b、21c(21cは図中省略)を介してクサビブロ
ック22a、22b、22cが摺動可能に取付けられて
いる。クサビブロック22a、22b、22cを駆動す
る手段23a、23b、23cを構成するボールネジ2
4a、24b、24cとパルスモータ25a、25b、
25cはコネクタ26a、26b、26cで軸同士が固
定されている。ボールネジ24a、24b、24cはベ
アリング27a、27b、27c(27b、27cは図
中省略)とブラケット28a、28b、28cを介して
ガイドブロック20a、20b、20cに取付けられ、
パルスモータ25a、25b、25cもブラケット29
a、29b、29cを介してガイドブロック20a、2
0b、20cに取付けられている。さらにボールネジの
ナット30a、30b、30cはクサビブロック22
a、22b、22cにそれぞれ固定されている。
20a、20b、20cが固定され、このガイドブロッ
ク20a、20b、20cにスライドガイド21a、2
1b、21c(21cは図中省略)を介してクサビブロ
ック22a、22b、22cが摺動可能に取付けられて
いる。クサビブロック22a、22b、22cを駆動す
る手段23a、23b、23cを構成するボールネジ2
4a、24b、24cとパルスモータ25a、25b、
25cはコネクタ26a、26b、26cで軸同士が固
定されている。ボールネジ24a、24b、24cはベ
アリング27a、27b、27c(27b、27cは図
中省略)とブラケット28a、28b、28cを介して
ガイドブロック20a、20b、20cに取付けられ、
パルスモータ25a、25b、25cもブラケット29
a、29b、29cを介してガイドブロック20a、2
0b、20cに取付けられている。さらにボールネジの
ナット30a、30b、30cはクサビブロック22
a、22b、22cにそれぞれ固定されている。
【0006】パルスモータ25a、25b、25cを駆
動するとクサビブロック22a、22b、22cはボー
ルネジ24a、24b、24cの軸方向に移動する。な
お、クサビブロック22a、22b、22cはローラ1
9a、19b、19cと当接する平面である当接面31
a、31b、31cを有している。この当接面31a、
31b、31cはボールネジ24a、24b、24cの
回転軸に対して一定の角度αで傾斜している。
動するとクサビブロック22a、22b、22cはボー
ルネジ24a、24b、24cの軸方向に移動する。な
お、クサビブロック22a、22b、22cはローラ1
9a、19b、19cと当接する平面である当接面31
a、31b、31cを有している。この当接面31a、
31b、31cはボールネジ24a、24b、24cの
回転軸に対して一定の角度αで傾斜している。
【0007】一方、上テーブル13にはブラケット3
2、33、34、35とバネカケピン36、37、3
8、39が設けられ、ベース板11にはバネカケピン4
0、41、42、43が固定されている。これらバネカ
ケピン36〜39と40〜43間には引張バネ44〜4
7がそれぞれ張設され、ローラ19aは引張バネ45、
47によりクサビブロック22aの当接面31aに、ロ
ーラ19bは引張バネ44によりクサビブロック22b
の当接面31bに、ローラ19cは引張バネ46により
クサビブロック22cの当接面31cにそれぞれ押圧さ
れている。
2、33、34、35とバネカケピン36、37、3
8、39が設けられ、ベース板11にはバネカケピン4
0、41、42、43が固定されている。これらバネカ
ケピン36〜39と40〜43間には引張バネ44〜4
7がそれぞれ張設され、ローラ19aは引張バネ45、
47によりクサビブロック22aの当接面31aに、ロ
ーラ19bは引張バネ44によりクサビブロック22b
の当接面31bに、ローラ19cは引張バネ46により
クサビブロック22cの当接面31cにそれぞれ押圧さ
れている。
【0008】ここでクサビブロック22a、22b、2
2cの配置は、図3に示すように、クサビブロック22
aの当接面31aと他のクサビブロック22b、22c
の当接面31b、31cは直角に、クサビブロック22
bの当接面31bとクサビブロック22cの当接面31
cとは互いに平行で上テーブル13を挟む位置になるよ
うに設定されている。また、このときローラ19b、1
9cの位置は、ローラ19bの中心を通って当接面31
bに降ろした垂線Dと、ローラ19cの中心を通って当
接面31cに降ろした垂線Eとの間の距離LがL>0と
なるように決められている。
2cの配置は、図3に示すように、クサビブロック22
aの当接面31aと他のクサビブロック22b、22c
の当接面31b、31cは直角に、クサビブロック22
bの当接面31bとクサビブロック22cの当接面31
cとは互いに平行で上テーブル13を挟む位置になるよ
うに設定されている。また、このときローラ19b、1
9cの位置は、ローラ19bの中心を通って当接面31
bに降ろした垂線Dと、ローラ19cの中心を通って当
接面31cに降ろした垂線Eとの間の距離LがL>0と
なるように決められている。
【0009】ここで、当接面31aに平行な方向をx、
垂直な方向をyとし、当接面31aとボールネジ24a
の回転軸との成す角αを、α=sin- (1/20)と
し、ボールネジ24aのリードを2mmとすると、パルス
モータ24aを駆動してボールネジ24aを1/100
0回転だけ回した場合、クサビブロック22aは2μm
移動し、ローラ19aはy方向に0.1μm移動する。
ローラ19b、19cについてもローラ19aと同様で
あり、これらローラ19a、19b、19cの位置決め
により上テーブル13をx、y、θ方向に対して0.1
μmの分解能で位置決めできる。
垂直な方向をyとし、当接面31aとボールネジ24a
の回転軸との成す角αを、α=sin- (1/20)と
し、ボールネジ24aのリードを2mmとすると、パルス
モータ24aを駆動してボールネジ24aを1/100
0回転だけ回した場合、クサビブロック22aは2μm
移動し、ローラ19aはy方向に0.1μm移動する。
ローラ19b、19cについてもローラ19aと同様で
あり、これらローラ19a、19b、19cの位置決め
により上テーブル13をx、y、θ方向に対して0.1
μmの分解能で位置決めできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ボールネジ24a、24b、24cが
高価でコスト高となり、また構成上可動ストロークに比
して装置全体の投影面積が大きくなって装置が大型化
し、またボールネジとテーパカム方式の機械的減速機構
を用いているために所定のストロークの移動時間に長時
間を要する等の問題点を有していた。
ような構成では、ボールネジ24a、24b、24cが
高価でコスト高となり、また構成上可動ストロークに比
して装置全体の投影面積が大きくなって装置が大型化
し、またボールネジとテーパカム方式の機械的減速機構
を用いているために所定のストロークの移動時間に長時
間を要する等の問題点を有していた。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、低コ
スト、小面積、高速位置決め可能な位置決めテーブルを
提供することを目的としている。
スト、小面積、高速位置決め可能な位置決めテーブルを
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の位置決めテーブ
ルは、載置平面を有するテーブルと、テーブルをその載
置平面と平行な一平面内で移動自在に支持する手段と、
テーブルの周縁から突出するように配設された垂直軸芯
回りに回転自在な3個のローラと、各ローラに各々当接
配置されかつテーブルに対して遠近方向に移動自在なス
ライドブロックと、各スライドブロックのローラとの当
接端とは反対側端に当接配置された回転カムとを備え、
2つのスライドブロックは平行で、これに対して他の1
つのスライドブロックが垂直となるようにローラ、スラ
イドブロック及び回転カムを配設したことを特徴とす
る。
ルは、載置平面を有するテーブルと、テーブルをその載
置平面と平行な一平面内で移動自在に支持する手段と、
テーブルの周縁から突出するように配設された垂直軸芯
回りに回転自在な3個のローラと、各ローラに各々当接
配置されかつテーブルに対して遠近方向に移動自在なス
ライドブロックと、各スライドブロックのローラとの当
接端とは反対側端に当接配置された回転カムとを備え、
2つのスライドブロックは平行で、これに対して他の1
つのスライドブロックが垂直となるようにローラ、スラ
イドブロック及び回転カムを配設したことを特徴とす
る。
【0013】好適には、支持手段は、テーブルを支持す
るベース板と、テーブル下面にベース板を貫通させて一
体的に取付けられ、その下端にベース板を間に挟んで対
向する規制板を備えた規制手段と、テーブルとベース板
の間及びベース板と規制板の間に介装された鋼球とを備
え、テーブルと規制板にて鋼球を介してベース板を挟持
した構成とされる。また、回転カムの外周カム面が等速
曲線に形成される。
るベース板と、テーブル下面にベース板を貫通させて一
体的に取付けられ、その下端にベース板を間に挟んで対
向する規制板を備えた規制手段と、テーブルとベース板
の間及びベース板と規制板の間に介装された鋼球とを備
え、テーブルと規制板にて鋼球を介してベース板を挟持
した構成とされる。また、回転カムの外周カム面が等速
曲線に形成される。
【0014】
【作用】本発明によれば、回転カムを小径高精度に加工
することによって装置全体の投影面積を小さくできて装
置の小型・軽量化を達成でき、また最大回転カム1回転
で所定の移動量を確保することができて位置決めを高速
化でき、また構成部品が少なく簡単であるため低コスト
化を実現できる。
することによって装置全体の投影面積を小さくできて装
置の小型・軽量化を達成でき、また最大回転カム1回転
で所定の移動量を確保することができて位置決めを高速
化でき、また構成部品が少なく簡単であるため低コスト
化を実現できる。
【0015】また、支持手段を、テーブルと規制板にて
鋼球を介してベース板を挟持した構成とすることによ
り、テーブルがあらゆる方向の引張や曲げに対して高い
剛性を持ち、また回転カムを等速曲線に形成することに
より、回転角と変位量がリニア変化し、制御が容易とな
る。
鋼球を介してベース板を挟持した構成とすることによ
り、テーブルがあらゆる方向の引張や曲げに対して高い
剛性を持ち、また回転カムを等速曲線に形成することに
より、回転角と変位量がリニア変化し、制御が容易とな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例の位置決めテーブル
について、図1、図2を参照して説明する。
について、図1、図2を参照して説明する。
【0017】1はテーブルで、ベース板2上に移動自在
に配設されている。テーブル1の下面にはベース板2を
貫通させて規制手段3が一体的に取付けられている。規
制手段3の下端にベース板2を間に挟んでテーブル1と
対向する規制板3aが設けられるととともに、テーブル
1とベース板2の間、及びベース板2と規制板3aの間
にそれぞれ鋼球4a、4bが介装され、テーブル1と規
制板3aにて鋼球4a、4bを介してベース板2が挟持
されている。これにより、テーブル1はベース板2にて
その載置平面と平行な一平面内で移動自在に支持されて
いる。
に配設されている。テーブル1の下面にはベース板2を
貫通させて規制手段3が一体的に取付けられている。規
制手段3の下端にベース板2を間に挟んでテーブル1と
対向する規制板3aが設けられるととともに、テーブル
1とベース板2の間、及びベース板2と規制板3aの間
にそれぞれ鋼球4a、4bが介装され、テーブル1と規
制板3aにて鋼球4a、4bを介してベース板2が挟持
されている。これにより、テーブル1はベース板2にて
その載置平面と平行な一平面内で移動自在に支持されて
いる。
【0018】テーブル1の外周縁の適当な位置の3箇所
にそれぞれローラ5a、5b、5cが配設されている。
各ローラ5a、5b、5cにそれぞれ当接可能にかつテ
ーブル1の外周縁に対して垂直な遠近方向に摺動自在に
スライドブロック6a、6b、6cが配設され、かつ各
スライドブロック6a、6b、6cのローラ5a、5
b、5cとの当接端とは反対側端に回転カム7a、7
b、7cが当接配置されている。これら回転カム7a、
7b、7cはそれぞれのモータ8a、8b、8c(8c
は図中省略)と直結されている。9は引張バネであり、
各ローラ5a、5b、5cがスライドブロック6a、6
b、6cに当接するようにテーブル1を付勢している。
にそれぞれローラ5a、5b、5cが配設されている。
各ローラ5a、5b、5cにそれぞれ当接可能にかつテ
ーブル1の外周縁に対して垂直な遠近方向に摺動自在に
スライドブロック6a、6b、6cが配設され、かつ各
スライドブロック6a、6b、6cのローラ5a、5
b、5cとの当接端とは反対側端に回転カム7a、7
b、7cが当接配置されている。これら回転カム7a、
7b、7cはそれぞれのモータ8a、8b、8c(8c
は図中省略)と直結されている。9は引張バネであり、
各ローラ5a、5b、5cがスライドブロック6a、6
b、6cに当接するようにテーブル1を付勢している。
【0019】次に、以上の構成の位置決めテーブルの動
作を説明する。テーブル1はローラ5a、5b、5c及
びスライドブロック6a、6b、6cを介して回転カム
7a、7b、7cに押し付けられるように引張バネ9に
て付勢されているので、モータ8a、8b、8cにて各
回転カム7a、7b、7cを任意の回転位置に回転する
ことにより、テーブル1はベース板2に対してx、y方
向及びθ方向の任意の位置に移動して位置決めされる。
作を説明する。テーブル1はローラ5a、5b、5c及
びスライドブロック6a、6b、6cを介して回転カム
7a、7b、7cに押し付けられるように引張バネ9に
て付勢されているので、モータ8a、8b、8cにて各
回転カム7a、7b、7cを任意の回転位置に回転する
ことにより、テーブル1はベース板2に対してx、y方
向及びθ方向の任意の位置に移動して位置決めされる。
【0020】また、回転カム7a、7b、7cの外周カ
ム面を等速曲線(アルキメデス曲線)に形成することに
よって回転カム7a、7b、7cの回転角度とその変位
を直線的に選定することが可能となる。また、テーブル
1とこれに一体的に設けられた規制板3aとの間に鋼球
4a、4bを介してベース板2を挟持しているので、テ
ーブル1の高さ方向を含めて移動方向以外のあらゆる方
向の剛性が高く、かつ移動方向にはころがり摩擦である
ため低摩擦にて変位させることができる。
ム面を等速曲線(アルキメデス曲線)に形成することに
よって回転カム7a、7b、7cの回転角度とその変位
を直線的に選定することが可能となる。また、テーブル
1とこれに一体的に設けられた規制板3aとの間に鋼球
4a、4bを介してベース板2を挟持しているので、テ
ーブル1の高さ方向を含めて移動方向以外のあらゆる方
向の剛性が高く、かつ移動方向にはころがり摩擦である
ため低摩擦にて変位させることができる。
【0021】以上のように、本実施例によれば載置平面
を有するテーブル1の外周縁の3点を、各点に配設した
3つのローラ5a、5b、5cとスライドブロック6
a、6b、6cを介して回転カム7a、7b、7cによ
って駆動することによって、テーブル1の3軸方向の位
置決めを行なうことができ、従来のボールネジ送り機構
とテーパカム機構を用いた構成に比較して所定の移動範
囲の中で高速にて位置決めすることができ、また装置の
全体の設置面積を小面積とすることができる。
を有するテーブル1の外周縁の3点を、各点に配設した
3つのローラ5a、5b、5cとスライドブロック6
a、6b、6cを介して回転カム7a、7b、7cによ
って駆動することによって、テーブル1の3軸方向の位
置決めを行なうことができ、従来のボールネジ送り機構
とテーパカム機構を用いた構成に比較して所定の移動範
囲の中で高速にて位置決めすることができ、また装置の
全体の設置面積を小面積とすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の位置決めテーブルによれば、以
上の説明から明らかなように、載置平面を有するテーブ
ルと、テーブルをその載置平面と平行な一平面内で移動
自在に支持する手段と、テーブルの周縁に配設された3
個のローラと、各ローラに各々当接配置されるとともに
テーブルに対して遠近方向に移動自在なスライドブロッ
クと、各スライドブロックに当接配置された回転カムと
から成るので、回転カムを小径高精度に加工することに
よって装置全体の投影面積を小さくできて装置の小型・
軽量化を達成でき、また回転カム1回転で所定の移動量
を確保することができて高速位置決めを実現でき、また
構成部品が少なく簡単であるため低コスト化を実現でき
る。
上の説明から明らかなように、載置平面を有するテーブ
ルと、テーブルをその載置平面と平行な一平面内で移動
自在に支持する手段と、テーブルの周縁に配設された3
個のローラと、各ローラに各々当接配置されるとともに
テーブルに対して遠近方向に移動自在なスライドブロッ
クと、各スライドブロックに当接配置された回転カムと
から成るので、回転カムを小径高精度に加工することに
よって装置全体の投影面積を小さくできて装置の小型・
軽量化を達成でき、また回転カム1回転で所定の移動量
を確保することができて高速位置決めを実現でき、また
構成部品が少なく簡単であるため低コスト化を実現でき
る。
【0023】また、支持手段を、テーブルと規制板にて
鋼球を介してベース板を挟持した構成とすることにより
あらゆる方向に対して高い剛性を持たせることができ、
また回転カムを等速曲線に形成することにより、回転角
と変位量がリニアに変化し、制御が容易となる。
鋼球を介してベース板を挟持した構成とすることにより
あらゆる方向に対して高い剛性を持たせることができ、
また回転カムを等速曲線に形成することにより、回転角
と変位量がリニアに変化し、制御が容易となる。
【図1】本発明の一実施例の位置決めテーブルの平面図
である。
である。
【図2】同実施例の縦断面図である。
【図3】従来例の位置決めテーブルの斜視図である。
【図4】同従来例の平面図である。
【図5】同従来例の縦断面図である。
1 テーブル 2 ベース板 3 規制手段 3a 規制板 4a、4b 鋼球 5a〜5c ローラ 6a〜6c スライドブロック 7a〜7c 回転カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 K
Claims (3)
- 【請求項1】 載置平面を有するテーブルと、テーブル
をその載置平面と平行な一平面内で移動自在に支持する
支持手段と、テーブルの周縁から突出するように配設さ
れた垂直軸芯回りに回転自在な3個のローラと、各ロー
ラに各々当接配置されかつテーブルに対して遠近方向に
移動自在なスライドブロックと、各スライドブロックの
ローラとの当接端とは反対側端に当接配置された回転カ
ムとを備え、2つのスライドブロックは平行で、これに
対して他の1つのスライドブロックが垂直となるように
ローラ、スライドブロック及び回転カムを配設したこと
を特徴とする位置決めテーブル。 - 【請求項2】 支持手段は、テーブルを支持するベース
板と、テーブル下面にベース板を貫通させて一体的に取
付けられ、その下端にベース板を間に挟んで対向する規
制板を備えた規制手段と、テーブルとベース板の間及び
ベース板と規制板の間に介装された鋼球とを備え、テー
ブルと規制板にて鋼球を介してベース板を挟持して成る
ことを特徴とする請求項1記載の位置決めテーブル。 - 【請求項3】 回転カムの外周カム面が等速曲線に形成
されていることを特徴とする請求項1記載の位置決めテ
ーブル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP348095A JPH08190430A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 位置決めテーブル |
US08/582,314 US5836080A (en) | 1995-01-12 | 1996-01-03 | Positioning table |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP348095A JPH08190430A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 位置決めテーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08190430A true JPH08190430A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11558510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP348095A Pending JPH08190430A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 位置決めテーブル |
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US (1) | US5836080A (ja) |
JP (1) | JPH08190430A (ja) |
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- 1995-01-12 JP JP348095A patent/JPH08190430A/ja active Pending
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- 1996-01-03 US US08/582,314 patent/US5836080A/en not_active Expired - Fee Related
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