JPH08145773A - 定量計重方法とその装置 - Google Patents

定量計重方法とその装置

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JPH08145773A
JPH08145773A JP28620894A JP28620894A JPH08145773A JP H08145773 A JPH08145773 A JP H08145773A JP 28620894 A JP28620894 A JP 28620894A JP 28620894 A JP28620894 A JP 28620894A JP H08145773 A JPH08145773 A JP H08145773A
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JP
Japan
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weighing
amount
weighed
mode
unit
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JP28620894A
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Inventor
Akio Yoshikawa
明男 吉川
Katsuzo Kawanishi
勝三 川西
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Yamato Scale Co Ltd
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Yamato Scale Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減算式計重器の特徴を利用し、痛み易い果物
等の被計量物を手でつかむ回数と被計量物同士の接触回
数を減らし、液体・粉体等は容易に取り出して短い計量
時間で品質を確保して定量計重ができる方法とその装置
を提供すること。 【構成】 計量部1と制御・指示部2からなる減算式計
重器において、制御・指示部内にモード切り換えとテン
キー等からなる操作キー部8を設け、モード切り換えに
は定量範囲が設定・表示・記憶できる定量範囲モードキ
ーと、計量部に載置した被計量物20が容器21共計重
しその総重量が表示・記憶できる総量モードキーと、計
量部上の被計量物から取り出された被計量物の重量が制
御・指示部内の演算制御部で総量から減算されて表示部
5に表示できる定量モードキーを設け、記憶された定量
範囲と取り出された被計量物の重量とを比較して軽量・
適量・過量が表示できる定量判別部6を設け、計量部で
取り上げて適否を見ながら容器22が定量となるように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計重器上の容器に入
れられた多数の被計量物を取り出し、別の容器に投入し
てその容器を定量にする定量計重方法とその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば果実のように1個の重量に
バラツキのあるものを手動で定量にする場合、空の容器
を計重器に載せた後風袋量を減じて計重器の指示値を0
とした後、多数入れられた籠等から被計量物を取り出し
て上記の空の容器に入れながら指示値を見て定量にする
が、ここで問題になるのは、定量に合わせるために定量
付近になると最終的な調整は籠等から取り出した被計量
物を計重器上の容器に載せ、定量内か否かを判定した
後、定量範囲外のときはその被計量物を籠等に戻し再度
別の被計量物を籠等から取り出して計重器上の容器に載
せて定量内か否かを判定する。この作業を繰り返して1
回の定量作業を終了するが、定量範囲が狭くなればなる
ほど当然最終調整時の被計量物の載せ降ろし回数が増加
する。
【0003】又、多数の被計量物を入れた容器を計重器
に載せ、そこから被計量物を取り出すことでその取り出
した被計量物の重量が計重器に表示されるいわゆる減算
演算式はかりが特開昭58−198732に開示されて
いる。しかし、ここでは単に取り出した被計量物の重量
又は価格が減算式によって表示・印字されるのみで、取
り出した被計量物で定量にする機能は開示されていな
い。
【0004】更に、前述のように空の容器を計重器に載
せて計重する方法で、容器に入れた被計量物の重量に単
価を乗算してその価格を表示することや、税額を上記価
格に付加した金額を表示することは、本出願人が先に出
願した特公昭50−11260、特開昭64−3102
2及び特開昭64−57128に開示されている。しか
し、ここでは単に計重器上の価格や税額を含めた金額を
表示・印字するのみで、一定価格を設定してその価格に
相当する定量にしたり、仕入額に対する利益率を加味し
た定量計重等の機能は開示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のように
計重器上の空の容器に被計量物を投入して定量にする方
法では、被計量物の載せ降ろしが多くなり、作業性が悪
くなるばかりでなく痛み易い被計量物の場合は手でつか
む回数と被計量物同士が接触する回数が多くなり傷を生
ずるという問題点があった。そこでこの発明は、前述し
た減算式はかりの特徴を生かして被計量物の載せ降ろし
回数を極力少なくした定量計重方法を実現することを目
的とする。更に定量にすべき被計量物の価格を設定し、
その価格に相当する定量重量を計重する方法を付加機能
として実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、計量部と制御・指示部からなる減算
式計重器において、上記制御・指示部内にモード切り換
えとテンキー等からなる操作キー部を設け、モード切り
換えには定量範囲が設定・表示・記憶できる定量範囲モ
ードキー、多数の被計量物を容器ごと上記計量部に載置
してその総重量が表示・記憶できる総量モードキー、計
量部上の被計量物から取り出された被計量物の重量が上
記制御・指示部内に設けられた演算制御部で総量から減
算されて表示できる定量モードキーとを設け、更に上記
の設定記憶された定量範囲と上記取り出された被計量物
の重量とが演算制御部で比較されて軽量・適量・過量が
表示できる定量判別表示部を制御・指示部内に設け、計
量部上の被計量物を、設定された定量から被計量物の1
個の平均重量値を差し引いた重量値にほぼ近い値になる
までは複数個ずつ取り出し、次に上記定量判別表示部の
適量となるまで被計量物を1個ずつ取り上げ、戻しを繰
り返した後、定量にすべき容器に投入するようにしたこ
とを特徴としている。
【0007】又付加手段として、前記の操作キー部のモ
ード切り換えに仕入単価、仕入額に対する利益率及び1
袋当たり販売価格をそれぞれ設定・表示・記憶できる仕
入単価モードキー、利益率モードキー及び1袋当たり販
売価格モードキーを設け、上記仕入単価、仕入額に対す
る利益率を設定した後、希望する1袋当たり販売価格を
設定することで、その販売価格に対応する1袋の定量基
準値が前記演算制御部で自動的に演算され、定量範囲幅
を定量範囲モードで設定することで定量範囲が設定され
ることを特徴としている。
【0008】更に、前記操作キー部のモード切り換えに
1袋当たり販売価格に対応する定量計重を希望する袋数
を設定・表示・記憶できる袋数モードキーと、販売額に
対する利益額が演算・表示できる利益額モードキーを設
け、販売価格毎の袋数を上記袋数モードキーにより設定
することにより、1袋当たり販売価格に対応した定量計
重袋数が設定値に達すると前記制御・指示部に設けられ
た所定量警報部より警報が発せられ、同時にその袋数に
対応する合計販売額が前記演算制御で演算されて表示さ
れ、上記利益額モードキーを入力することにより、上記
合計販売額に対応する利益額が演算制御部で演算・表示
されることを特徴としている。
【0009】
【作用】この発明によれば、容器に入れた多数の被計量
物を減算式計重器の計量部に載せることで容器を含む総
量が計重記憶される。一方別の容器内に入れたい被計量
物の定量範囲を設定し、上記計重器上の被計量物を取り
出すことで上記記憶された総量から取り出されて残った
容器を含む被計量物の重量が減算されて取り出された被
計量物の重量が表示され、先に設定して記憶された定量
範囲と比較されて定量判別表示部で軽量・適量・過量の
いずれかが表示される。そこで計重器上の被計量物を、
設定された定量から1個の平均重量値を差し引いた重量
値にほぼ近い値になるまで複数個ずつ取り出して上記別
の容器に入れ、次に定量判別表示部の表示を見ながら計
重器上の被計量物のうち1個を取り上げたり戻したりを
繰り返して適量となった時点で上記別の容器に投入する
ことで、その容器内は定量計重がされた被計量物が入っ
たことになる。
【0010】又付加手段によれば、仕入単価、仕入額に
対する利益率及び1袋当たり販売価格を設定すること
で、希望する1袋当たり販売価格に対応する定量重量が
演算され、定量範囲幅を設定することで1袋の販売価格
に対応した定量範囲が容易に設定される。更に上記の1
袋の販売価格毎に希望する袋数を設定することで、定量
計重された袋数が設定数量に達すると警報が発せられる
のでその定量値の計重作業を停止すればよい。又そのと
きの合計販売額も表示でき、この合計販売額に対応する
利益額も演算・表示される。
【0011】
【実施例】第1の実施例を図1〜図4に示す。図1Aは
計重器の外観と計重状態を表す図で、図1Bは計重過程
における表示を表す図である。図2はこの発明を実現す
る計重器の構成を示すブロック図であり、図3Aは図2
の操作キー部の詳細図である。又図3Bは図3Aのモー
ド切り換え時の表示例である。図4はこの実施例のフロ
ーチャートである。これらの図において、1は被計量物
20を籠等の容器21に入れて計重するために載せる計
重器の計量部、2は上記計量部からの計量信号を処理し
て重量値を指示したり設定値をモードに従って入力・表
示・記憶等を行う制御・指示部である。この制御・指示
部内には下記に記載する要部が内蔵されている。3は計
量部1から出力されたアナログ計量信号をディジタル値
に変換するA/D変換器、4はA/D変換器3から出力
されたディジタル信号を受け入れ、一方設定されたり前
回に計重されている値と比較演算したり、それらの動作
を制御する演算制御部、5は演算制御部4で処理された
重量値や設定値を表示する表示部、6は設定された定量
範囲と計重された被計量物の重量を比較して適量か否か
を判定表示する定量判別表示ランプ、7は電源部、8は
テンキー及びモード切り換え等の操作キー部、9は設定
値及び計重値を記憶する記憶部、10は設定された目標
定量回数が達成されたことを知らせるランプ、ブザー等
の所定量警報部、11は外部との入出力インタンーフェ
ースであり、これらで上記制御・指示部2を構成してい
る。又22は定量にしようとする被計量物を入れる容器
である。
【0012】そこでこれらの図で計重作業を順序を追っ
て説明する。先ず電源7をONして表示部5の表示が0
であることを確認の後、ステップS1で操作キー部8の
モード切り換えを定量範囲とし、ステップS2でテンキ
ー等により例えば3.00〜3.02kgと設定するとス
テップS3で図1Bの1に示すように表示部5が表示さ
れ、同時にステップS4でその設定値が記憶部9に記憶
される。次にステップS5でモード切り換えを総量とし
た後、多数の被計量物20が入った籠等の容器21を計
量部1に載せるとステップS6で容器を含めた多数の被
計量物の総量W0 が計重され、ステップS7で図1Bの
2に示すように例えば24.36kgとなったとする。そ
こで先に設定された定量にしたい容器22を床に載置し
た後、ステップS8でモード切り換えを定量とすること
でステップS9で図1Bの3に示すように表示は0.0
0kgとなり、同時にステップS10で先に計重された総
量W0 が24.36kgとして記憶部9に記憶され減算式
の定量計重が実施できる状態となる。次いでステップS
11で計量部上の容器21内の被計量物20を複数個ず
つ取り出して上記の容器22に投入する。このときステ
ップS12で先に記憶された総量W0 から計量部上の残
った被計量物の重量W1 が減算され、ステップS13で
表示部5に取り出された被計量物の重量W2 が表示され
る。即ち被計量物が取り出される毎に容器21と被計量
物20の合計重量が計重され、例えば21.6kgになっ
たとすれば記憶部9に記憶された計重値24.36kgが
読み出され、その値から現在計量部1に載っている上記
の重量21.6kgが演算制御部4で減算され、図1Bの
4に示すように表示部5には2.76kgが表示される。
同時にステップS14で先に設定された定量範囲3.0
0〜3.02kgが記憶部から読み出され、容器22に投
入された上記重量2.76kgとが演算制御部4で比較さ
れてステップS15で定量判別表示ランプ6に適否が表
示される。この場合は定量範囲より少ないので軽量のラ
ンプが点灯する。この作業は定量付近になるまでは一度
に複数の被計量物を減算表示された計重値を見ながら取
り出し、定量直前即ち被計量物1個の平均重量が定量範
囲より減算された値になると、計量部1に載置されてい
る容器21から被計量物20を1個取り上げて定量か否
かを確認する。例えば今取り上げた被計量物が280g
とすると容器22に投入済みの重量2.76kgとが加算
され図1Bの5に示すように3.04kgとなり、同時に
定量範囲を越えるので定量判別表示ランプ6は過量のラ
ンプが点灯する。従って今取り上げた被計量物20を容
器21に戻し、別の被計量物を取り上げてみる。このと
き例えばその重量が250gとすると上記投入済の重量
2.76kgにその重量が加算され、図1Bの6に示すよ
うに表示部5の表示は3.01kgとなり定量範囲内とな
るので定量判別表示ランプ6には適量ランプが点灯す
る。この過程はフローチャートではステップS14の結
果YESとなるまでS11〜S14を繰り返すことにな
り、YESとなればステップS16で取り上げた最後の
被計量物1個を容器22に投入して1回の定量計重作業
は終了する。
【0013】上記と同じ定量計重を繰り返すときは、ス
テップS5〜ステップS16を繰り返せばよく、定量範
囲を変更したいときはステップS1からとなる。この計
重作業では計量部上の被計量物を取り出すのは主として
人手で行うが、ロボットで行ってもよい。この場合はス
テップS14でYESとなったときはロボットの取り出
し動作を停止し、定量になった容器22を搬出した信号
で再開すればよい。なお、6の定量判別表示部をランプ
表示としたが、バー表示等のアナログ表示としたり、音
色を変えた音声で表示してもよい。又定量範囲を基準値
と%とで設定してもよい。更に定量範囲、総量及び取り
出した重量の表示部5を一つとしたが各々の表示部に分
けてもよい。図3に示す操作キー部8のモード切り換え
では各設定モードのキーを押すことによりそのキーを点
灯してもよく別ランプで表示してもよい。前述で計量部
上の多数の被計量物から定量にすべきものを取り出し、
最後は1個を取り出して定量としたが、液体、粉体等の
場合は取り上げて過量なら適量になるまで戻せばよい。
【0014】第2の実施例を図3〜図5に示すが図5は
この実施例のフローチャートである。前述の第1の実施
例においてその定量を1袋とするとき、被計量物を仕入
れたときの単価や、仕入額に対する希望利益率及び1袋
当たりの希望販売価格を設定することで、1袋当たりの
重量を演算し、その重量値を定量範囲の基準値として1
回の定量計重作業を行いたい場合がある。この場合は先
ずステップS21で操作キー部8のモード切り換えを仕
入単価とし、ステップS22でテンキー等により例えば
仕入単価aを200円/kgとして設定するとステップS
23で図3Bの1に示すように表示部5が表示され、同
時にステップS24でその設定値が記憶部9に記憶され
る。次にこの仕入額に対する利益率βを例えば20%と
したいときはステップS25でモード切り換えを利益率
とした後ステップS26で上記利益率を設定しS27で
図3Bの2に示すように表示部5がなることを確認す
る。同時にステップS28ではこの設定値が記憶部9に
記憶される。今仮に1袋当たりの販売価格Yを600
円、900円、1500円の3種類とし、先ず1袋60
0円の定量を計重したいときはステップS29でモード
切り換えを1袋当たり販売価格に選択し、ステップS3
0で上記価格600円を入力するとステップS31で図
3Bの3に示す表示となる。同時にステップS32でそ
の値が記憶部9に記憶される。そこでステップS33で
モード切り換えを定量範囲に設定すると、ステップS3
4で1袋当たりの定量基準値WS が上記記憶された仕入
単価a、利益率β及び1袋当たり販売価格Yがそれぞれ
読み出され、演算制御部4によりWS =Y/a×(1+
β)として演算される。この例の場合、WS =600円
/200円×(1+0.2)=600円/240円=
2.5kgとなり、ステップS35で定量範囲幅をテンキ
ー等で+0.02kg、−0を入力することによりステッ
プS36で図3Bの4に示すような表示となる。同時に
ステップS37でその値が記憶部9に記憶される。フロ
ーチャートではその上限がHWSH、下限がLWSLとして
表現している。このようにして1袋当たり販売価格Yに
対応した定量範囲が設定されるので定量計重作業として
は図4のステップS5に進み以後は前述の第1実施例で
述べた手順となる。同様に1袋当たりの販売価格を90
0円としたいときは定量基準値WS は3.75kgとな
り、1500円のときは6.25kgとなる。なお1回の
定量計重したものの販売価格を1袋当たりとしたが、袋
に限定することはない。
【0015】第3の実施例を図3〜図6に示すが図6は
この実施例のフローチャートである。前述の第2の実施
例において販売価格毎に希望袋数だけ計重したい場合が
ある。このときは図5のステップS30で1袋当たり販
売価格を設定した後ステップS41でモード切り換えを
袋数とし、ステップS42で袋数nを入力することでス
テップS43で上記袋数が表示され、同時にステップS
44でその値が記憶部9に記憶される。次に図5に示す
ステップS33〜ステップS35を、図4に示すステッ
プS5〜ステップS16を順次実施すればよい。1回の
定量計重作業が完了する毎に演算制御部4でその回数が
加算され、ステップS45で設定された回数nに計重回
数Nが到達すればステップS46で所定量警報部10に
より目標回数に到達したことを知らされる。なおそのと
き、定量計重した袋の合計販売額やその販売額に対応す
る総利益額を知りたい場合があるので、ステップS47
で上記の回数nと前述の設定された1袋当たりの販売価
格Yにより合計販売額ZはZ=Y×nとして演算制御部
4で演算され、ステップ48でその値が表示部5に表示
される。又ステップS49でモード切り換えを利益額と
することでステップS50で合計販売額に対応する総利
益額AはA=WS ×n×a×βとして演算制御部4で演
算され、ステップS51でその値が表示部5に表示され
る。例えば前述の数値を当てはめ1袋当たり600円の
販売価格のものを100袋分計重したいときは、合計販
売額Zは図3Bの5に示すように600円×100=6
0,000円となる。又そのときの合計販売額に対応す
る総利益額Aは図3の6に示すように2.5kg×100
×200円×0.2=10,000円となる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、計重器上に載った多
数の被計量物から取り出された被計量物の重量が減算に
よって表示され、定量設定値と比較されて適否か判定さ
れるので、計重器に載った容器内の被計量物を持ち上げ
ただけで適否が判定されるので特に傷つき易い被計量物
の場合はさわる回数を減少させ、従って計量時間が短縮
されると共に作業者の負担を軽くして被計量物の品質を
確保することができるという効果がある。又液体・粉体
等の場合は、計重器上で取り上げすぎたときでも適量に
なるまで容易に戻すことができるので一層効果は大き
い。更に付加手段によれば、仕入単価、仕入額に対応す
る希望利益率、1回の定量計重当たりの希望販売額等を
設定することにより、自動的にその販売価格に対応する
定量値を設定でき、希望販売額毎に計重する回数を設定
することでその販売額毎の合計販売価格とそれに対応す
る総利益額が自動的に演算表示でき使用の利便性が大き
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明になる計重器の外観図と計重状態を表
す図A及び計重過程における表示を表す図Bである。
【図2】この発明を実現する計重器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】操作キー部の詳細図A及びモード切り換え時の
表示例Bである。
【図4】この発明の第1実施例のフローチャートであ
る。
【図5】この発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図6】この発明の第3の実施例のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 計重器の計量部 2 計重器の制御・指示部 3 A/D変換器 4 演算制御部 5 表示部 6 定量判別表示ランプ 7 電源部 8 操作キー部 9 記憶部 10 所定量警報部 11入出力インターフェース 20 被計量物 21 容器 22 定量にしようとする容器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の被計量物を入れた容器を減算式計
    重器の計量部に載せ、上記計重器の制御・指示部に設け
    られた操作キー部より定量にすべき容器の定量範囲を設
    定し、計重器の指示部表示が上記定量から被計量物の1
    個の平均重量値を差し引いた重量値にほぼ近い値になる
    まで計量部上の被計量物を複数個ずつ取り出して定量に
    すべき容器に投入し、次に計量部上の被計量物を1個毎
    取り上げて計重器の表示部の重量値と判別表示部が適量
    となるまで繰り返した後適量となったその1個を上記定
    量にすべき容器に投入することにより定量計重を行うこ
    とを特徴とする定量計重方法。
  2. 【請求項2】 計量部と制御・指示部からなる減算式計
    重器において、操作キー部のモード切り換えで定量範囲
    モードにより定量範囲が表示され、総量モードにより計
    量部に載置された多数の被計量物の総量が表示され、定
    量モードにより上記総量から取り出された複数の被計量
    物の重量が、減算によって表示される表示部と、テンキ
    ー及び上記各モードが設定できるモード切り換えキー等
    を有する操作キー部と、上記の設定記憶された定量範囲
    と取り出された複数の被計量物の重量とが比較され、軽
    量・適量・過量が表示される定量判別表示部とを備えた
    ことを特徴とする定量計重装置。
  3. 【請求項3】 定量範囲の設定が、計重器の制御・指示
    部に設けられた操作キー部により仕入単価、仕入額に対
    する利益率及び1回の定量当たりの希望販売価格を設定
    することにより、制御・指示部内の演算制御部で自動的
    に演算されることを特徴とする請求項1の定量計重方
    法。
  4. 【請求項4】 操作キー部のモード切り換えキーに仕入
    単価を入力するための仕入単価モードキーと、仕入額に
    対する利益率を入力するための利益率モードキー及び1
    回当たりの希望販売額を入力するための1袋当たり販売
    価格モードキーが備えられ、それらの数値を入力するこ
    とにより販売価格に対応した定量範囲が自動的に設定さ
    れることを特徴とする請求項2の定量計重装置。
  5. 【請求項5】 計重器の制御・指示部に設けられた操作
    キー部により希望販売価格の設定の後、上記希望販売価
    格毎の袋数を設定することにより定量計重した袋数が設
    定値に到達したとき警報を発すると共に設定袋数に対応
    する販売合計額が表示され、更に操作キー部のモード切
    り換えで利益額モードキーを選定することにより上記販
    売合計額に対応する総利益額が表示されることを特徴と
    する請求項3の定量計重方法。
  6. 【請求項6】 操作キー部のモード切り換えキーに販売
    価格毎の袋数を入力するための袋数モードキーと、上記
    袋数の販売合計額に対応する総利益額を表示指令するた
    めの利益額モードキーが備えられ、上記袋数を入力する
    ことによりその設定袋数に定量計重袋数が到達したとき
    警報を発し、モード切り換えキーを利益額に設定するこ
    とにより上記販売合計額に対応する総利益額が表示され
    ることを特徴とする請求項4の定量計重装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237122A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Yamato Scale Co Ltd 計量装置
JP2015017829A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 川西 勝三 商品生産支援方法及び商品生産支援装置
JP2015175624A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 大和製衡株式会社 計量器
JP2019015668A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 大和製衡株式会社 計量装置
JP2020041904A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 誤出荷防止装置、誤出荷防止システム、誤出荷防止方法および誤出荷防止プログラム

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