JPH08140881A - 合成樹脂製シャワー成形品及びその成形方法 - Google Patents

合成樹脂製シャワー成形品及びその成形方法

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JPH08140881A
JPH08140881A JP6312783A JP31278394A JPH08140881A JP H08140881 A JPH08140881 A JP H08140881A JP 6312783 A JP6312783 A JP 6312783A JP 31278394 A JP31278394 A JP 31278394A JP H08140881 A JPH08140881 A JP H08140881A
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JP
Japan
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shower
synthetic resin
cavity
molded product
resin
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JP6312783A
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Shinji Kiboushi
真治 木坊子
Akimasa Kaneishi
彰雅 兼石
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Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デザインの自由度が高く、生産性が高く、一体
となった安価な合成樹脂製シャワー成形品を提供する。 【構成】合成樹脂製シャワー成形品1は、キャビティが
設けられた金型を備えた射出成形装置を使用して、キャ
ビティ内に溶融した樹脂を射出した後、キャビティ内の
溶融樹脂中に加圧流体を導入することによって、中空部
を有する射出成形品を製造する射出成形法にて作製さ
れ、合成樹脂製シャワー成形品1に形成された中空部1
0は水又は温水の流路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽やシャワー室等で
使用されるシャワーを構成する合成樹脂製シャワー成形
品及びその成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】軽量という利点から、合成樹脂製のシャ
ワーが、一般家庭、銭湯、ホテル等の浴槽やシャワー室
等で広く用いられている。合成樹脂製のシャワーは、シ
ャワーヘッドと呼ばれる合成樹脂製シャワー成形品と、
シャワー成形品の先端部分に取り付けられたシャワーノ
ズル(シャワー放出口とも呼ばれる)、及びシャワー成
形品の後端部分に取り付けられたホースから構成されて
いる。
【0003】一般に、合成樹脂製シャワー成形品の形状
は曲管状である。そして、合成樹脂製のシャワー成形品
の射出成形時に、シャワーの機能として必要とされる水
又は温水の流路を同時に形成する方法は、通常、取られ
ていない。一般には、複数の合成樹脂製のシャワー成形
品部材を射出成形法にて成形した後、これらの複数のシ
ャワー成形品部材を例えば接着することによって、合成
樹脂製シャワー成形品を作製している。あるいは又、水
や温水の流路を形成するために、金型のキャビティ内に
入子を配設した後、キャビティ内に溶融樹脂を射出する
ことによって、入子に相当する部分に流路を形成する合
成樹脂製シャワー成形品の成形方法も考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
合成樹脂製のシャワー成形品部材を組み立てることで合
成樹脂製シャワー成形品を作製する方法では、部品点数
の増加による製造コストの上昇が避けられないし、組み
立て作業が必要とされるという問題を有する。金型のキ
ャビティ内に入子を配設することで流路を形成する方法
においては、合成樹脂製シャワー成形品の成形後、入子
を合成樹脂製シャワー成形品から取り外し、取り外した
入子を次の成形サイクルのために金型のキャビティ内に
再び配設する必要があり、生産性が悪いという問題を有
する。更には、これらの方法においては、複数の合成樹
脂製のシャワー成形品部材を組み立てたり、流路を形成
するために入子が必要とされるが故に、合成樹脂製シャ
ワー成形品のデザインの自由度が低いという大きな問題
がある。
【0005】従って、本発明の目的は、デザインの自由
度が高く、生産性が高く、一体となった安価な合成樹脂
製シャワー成形品及びその成形方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の合成樹脂製シャワー成形品は、キャビティ
が設けられた金型を備えた射出成形装置を使用して、キ
ャビティ内に溶融した樹脂を射出した後、キャビティ内
の溶融樹脂中に加圧流体を導入することによって、中空
部を有する射出成形品を製造する射出成形法にて作製さ
れ、合成樹脂製シャワー成形品に形成された中空部は水
又は温水の流路を構成することを特徴とする。ここで、
中空部は水又は温水の流路を構成するとは、中空部によ
って、水又は温水の流路の全てが形成される場合を意味
するだけでなく、かかる流路の一部分が形成される場合
をも意味する。
【0007】本発明の合成樹脂製シャワー成形品におい
ては、加圧流体導入部が合成樹脂製シャワー成形品に形
成される中空部の略軸線方向に配設され、そして溶融樹
脂注入部が合成樹脂製シャワー成形品に形成される中空
部の軸線と略直角方向に配設された金型を用いることが
好ましい。金型において、加圧流体導入部を合成樹脂製
シャワー成形品に形成される中空部の略軸線方向に配設
することによって、水又は温水の流路を構成する所望の
中空部が合成樹脂製シャワー成形品のほぼ中心部に形成
される。一方、金型において、溶融樹脂注入部を合成樹
脂製シャワー成形品に形成される中空部の軸線と略直角
方向に配設することによって、溶融した樹脂が溶融樹脂
注入部から金型のキャビティ内に射出されたとき、溶融
樹脂の流れがキャビティの金型面に当たるので、キャビ
ティ内における樹脂の流れが乱流となる。その結果、ジ
ェッティングやフローマークの発生を回避することがで
き、合成樹脂製シャワー成形品の外観特性の向上を図る
ことができる。尚、加圧流体導入部及び溶融樹脂注入部
と中空部の軸線方向との関係は、厳密に平行及び直角で
なくともよい。
【0008】この場合、加圧流体導入部の近傍に相当す
る合成樹脂製シャワー成形品の部分に螺旋ネジ部が形成
されていることが更に好ましい。螺旋ネジ部を設けるこ
とによって、合成樹脂製シャワー成形品と接続すべき配
管やホースを容易にネジ止めすることができ、極めて実
用的である。
【0009】上記の目的を達成するための本発明の合成
樹脂製シャワー成形品の成形方法は、キャビティが設け
られた金型を備えた射出成形装置を使用して、キャビテ
ィ内に溶融した樹脂を射出した後、キャビティ内の溶融
樹脂中に加圧流体を導入して、水又は温水の流路を構成
する中空部をキャビティ内の樹脂中に形成することを特
徴とする。本発明の合成樹脂製シャワー成形品の成形方
法は、基本的には、シンプレス成形法(ガスアシスト
法)と呼ばれる射出成形法を応用している。
【0010】本発明の合成樹脂製シャワー成形品の成形
方法においては、加圧流体導入部が合成樹脂製シャワー
成形品に形成される中空部の略軸線方向に配設され、そ
して溶融樹脂注入部が合成樹脂製シャワー成形品に形成
される中空部の軸線と略直角方向に配設された金型を用
いることが好ましい。
【0011】この場合、加圧流体導入部の近傍のキャビ
ティの金型面に螺旋ネジ形成部が設けられている金型を
用いることが更に好ましい。このような金型を用いるこ
とによって、合成樹脂製シャワー成形品と接続すべき配
管やホースをねじ止めすることができる螺旋ネジ部を合
成樹脂製シャワー成形品に容易に且つ一体に形成でき
る。更には、キャビティの金型面に螺旋ネジ形成部を設
けることで、キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を導
入したときに、予めキャビティ内に射出された溶融樹脂
の一部分は螺旋ネジ形成部において確実に止まる。即
ち、螺旋ネジ形成部によって、予めキャビティ内に射出
された溶融樹脂の一部分には所謂アンカー効果が及ぶ。
その結果、加圧流体によって加圧流体導入部近傍の溶融
樹脂が吹き飛ばされることを抑制することができ、確実
に中空部を形成することが可能になる。また、連続して
安定した成形サイクルで合成樹脂製シャワー成形品を製
造することができる。
【0012】本発明の合成樹脂製シャワー成形品の製造
に適用し得る樹脂には特に制限はなく、射出成形が可能
な樹脂、詳しくは、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマ
ー、これらのアロイや、熱硬化性樹脂から適宜選択すれ
ばよいが、特に、合成樹脂製シャワー成形品の用途が浴
槽やシャワー室等の水栓部品であることから薬品(合成
洗剤、合成薬品、整髪料、ヘアーカラー等)に対する耐
性が要求されることからエンジニアリングプラスチック
を用いることが好ましく、例えば、ポリアセタール樹
脂、ナイロン系樹脂、ポリブチレンテレフタレート(P
BT)樹脂等の結晶性樹脂や、ポリカーボネート樹脂、
変性PPE樹脂等の非晶性樹脂、あるいはこれらの樹脂
の耐薬品性向上グレードを挙げることができる。また、
所望に応じて、これらの樹脂に、繊維強化材、フィラ
ー、安定剤等を配合した材料も使用できる。
【0013】本発明の合成樹脂製シャワー成形品の成形
にあたって、射出成形時の溶融樹脂の量、温度、圧力あ
るいは射出速度、導入すべき加圧流体の量、圧力あるい
は速度、金型の冷却時間等、種々の条件は、使用する樹
脂の種類、金型の形状等に依存して、適宜選択、制御す
る必要があり、一義的に定めることはできない。
【0014】導入する加圧流体として、窒素ガス、炭酸
ガス、空気、ヘリウムガス等常温でガス状の物質を使用
することができるが、高圧下で液化したガスも含み得
る。
【0015】溶融樹脂によって金型のキャビティが完全
に充填された後、キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体
を導入してもよいが、合成樹脂製シャワー成形品の軽量
化及び大容積の中空部の形成といった観点からは、金型
のキャビティの容積よりも少ない量の溶融樹脂をキャビ
ティに射出し終わった後、キャビティ内の溶融樹脂中に
加圧流体を導入したり、あるいは又、金型のキャビティ
の容積よりも少ない量の溶融樹脂をキャビティに射出し
つつ、キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を導入する
ことが望ましい。
【0016】
【作用】本発明においては、水又は温水の流路を構成す
る中空部を備えた合成樹脂製シャワー成形品を一体成形
にて成形することが可能であるが故に、合成樹脂製シャ
ワー成形品のデザイン上の制約が無くなる。また、複数
の合成樹脂製のシャワー成形品部材を組み立てる必要が
なく、部品点数の増加や組み立て作業による製造コスト
の上昇を避けることができ、安価な合成樹脂製シャワー
成形品を作製することができる。あるいは又、金型のキ
ャビティ内に入子を配設する必要がない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の合成樹脂製シャワー成形品及
びその成形方法を、図1及び図2を参照して実施例に基
づき、説明する。
【0018】図1は本発明の合成樹脂製シャワー成形品
1の模式的な断面図である。本発明の合成樹脂製シャワ
ー成形品1は、水又は温水の流路を構成する中空部10
を有している。尚、図1に示した合成樹脂製シャワー成
形品1においては、中空部10によって、水又は温水の
流路の一部分が形成される。図1中、矢印「A」は、金
型に配設された加圧流体導入部の位置を示す。また、矢
印「B」は、金型に配設された溶融樹脂注入部の位置を
示す。加圧流体導入部は、合成樹脂製シャワー成形品1
に形成される中空部の略軸線方向に配設されている。一
方、溶融樹脂注入部は、合成樹脂製シャワー成形品1に
形成される中空部の軸線と略直角方向に配設されてい
る。尚、図1において、中空部の軸線を一点鎖線Lで示
した。実施例においては、加圧流体導入部の近傍に相当
する合成樹脂製シャワー成形品1の部分12に螺旋ネジ
部14が形成されている。
【0019】図2に、図1に示した合成樹脂製シャワー
成形品1を成形するための金型20の構造を模式的な断
面図で示す。金型20には、キャビティ22が設けられ
ている。更に、キャビティ22に向けて開口した加圧流
体導入部24及び溶融樹脂注入部(ゲート部)26が、
金型20に配設されている。加圧流体導入部24の近傍
のキャビティ22の金型面には螺旋ネジ形成部28が設
けられている。
【0020】加圧流体導入部24と接するように、加圧
流体注入ノズル30が設けられている。溶融樹脂が加圧
流体注入ノズル30へ流入することを防止するために、
加圧流体注入ノズル30の先端部には逆止弁32が設け
られている。加圧流体注入ノズル30は、配管を介して
加圧流体源(これらは図示せず)に接続されている。加
圧流体注入ノズル30はノズル駆動用油圧シリンダ(図
示せず)によって前進、後退させられる。加圧流体をキ
ャビティ22内の溶融樹脂中に導入する際には、加圧流
体注入ノズル30は前進位置を占め、加圧流体導入部2
4と接する。一方、キャビティ内で成形された合成樹脂
製シャワー成形品の中空部から加圧流体を放出する際に
は、加圧流体注入ノズル30は後退位置を占め、加圧流
体導入部24から離される。
【0021】溶融樹脂注入部26は、ランナ部、スプル
部を介して射出用シリンダ(これらは図示せず)に連通
している。樹脂として熱可塑性樹脂を使用する場合、射
出用シリンダ内において樹脂は加熱され可塑化されつ
つ、射出用シリンダによってかかる樹脂が、スプル部、
ランナ部及び溶融樹脂注入部26を介して金型20のキ
ャビティ22内に射出される。
【0022】実施例においては、ポリアセタール樹脂
(三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製、商
品名:ユピタールF30自然色)を樹脂として用いた。
そして、射出用シリンダ内で樹脂温度200゜Cにて、
予め溶融・可塑化した。
【0023】金型を型締めした後、加圧流体注入ノズル
30を前進させ、金型20の加圧流体導入部24と接触
させた。そして、溶融樹脂注入部(ゲート部)26を介
して溶融樹脂を金型20のキャビティ22内に射出し
た。所定量の溶融したポリアセタール樹脂を射出した
後、射出動作を停止させた。尚、射出した溶融樹脂の量
は、キャビティ22を完全には充填しない量とした。そ
の後、直ちに圧縮窒素ガスから成る加圧流体を加圧流体
注入ノズル30から加圧流体導入部24を介してキャビ
ティ22内の溶融樹脂中に導入した。次いで、所定時間
の間、キャビティ22内の樹脂を冷却・固化させた後、
加圧流体注入ノズル30を後退させ、加圧流体導入部2
4から離した。これによって、キャビティ22内で成形
された合成樹脂製シャワー成形品の中空部から加圧流体
が加圧流体導入部24を介して大気中に放出された。最
後に、金型の型開きを行い、合成樹脂製シャワー成形品
1を金型から取り出した。
【0024】得られた合成樹脂製シャワー成形品1に
は、図1に示すように、水又は温水の流路を構成する中
空部10が形成されていた。この中空部10は、金型2
0の加圧流体導入部24に対向する合成樹脂製シャワー
成形品の一端部16Aから、合成樹脂製シャワー成形品
の他端部16Bの近傍まで延びていた。合成樹脂製シャ
ワー成形品1の成形後、合成樹脂製シャワー成形品の他
端部16Bから中空部10までの合成樹脂製シャワー成
形品の部分18を切削加工すれば、合成樹脂製シャワー
成形品1の一端部16Aから他端部16Bまで連通した
流路を形成することができる。こうして成形された合成
樹脂製シャワー成形品の他端部16Bにシャワーノズル
(シャワー放出口)を取り付け、また、合成樹脂製シャ
ワー成形品1の螺旋ネジ部14に、かかる螺旋ネジ部1
4と螺合するホースや配管を取り付けることで、合成樹
脂製のシャワーが得られる。
【0025】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。実施例にて説明した合成樹脂製シャワー成形品の形
状や構造は例示であり、適宜変更することができる。ま
た、実施例にて説明した合成樹脂製シャワー成形品の成
形方法における各種条件も例示であり、適宜変更するこ
とができる。合成樹脂製シャワー成形品の構造によって
は、合成樹脂製シャワー成形品の他端部16Bに対向す
る金型の部分にも加圧流体導入部を設けることができ
る。これによって、加圧流体をキャビティ内の溶融樹脂
中に導入すれば、合成樹脂製シャワー成形品の一端部1
6Aから他端部16Bまで連通した流路である中空部を
形成することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、形成された中空部が水
又は温水の流路を構成するので、合成樹脂製シャワー成
形品の一体成形が可能であり、合成樹脂製シャワー成形
品のデザインの制約が無くなる。しかも、耐薬品性等に
優れた安価な合成樹脂製シャワー成形品を提供すること
ができる。更には、射出成形法を基本的には適用してい
るので、生産性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂製シャワー成形品の模式的な
断面図である。
【図2】本発明の合成樹脂製シャワー成形品を成形する
ための金型の模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂製シャワー成形品 10 中空部 12 加圧流体導入部の近傍に相当する合成樹脂製シャ
ワー成形品の部分 14 螺旋ネジ部 20 金型 22 キャビティ 24 加圧流体導入部 26 溶融樹脂注入部(ゲート部) 28 螺旋ネジ形成部 30 ランナ部 32 スプル部 30 加圧流体注入ノズル 32 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼石 彰雅 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティが設けられた金型を備えた射出
    成形装置を使用して、キャビティ内に溶融した樹脂を射
    出した後、キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を導入
    することによって、中空部を有する射出成形品を製造す
    る射出成形法にて作製された合成樹脂製シャワー成形品
    であって、 合成樹脂製シャワー成形品に形成された中空部は水又は
    温水の流路を構成することを特徴とする合成樹脂製シャ
    ワー成形品。
  2. 【請求項2】加圧流体導入部が合成樹脂製シャワー成形
    品に形成される中空部の略軸線方向に配設され、そして
    溶融樹脂注入部が合成樹脂製シャワー成形品に形成され
    る中空部の軸線と略直角方向に配設された金型を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製シャワー
    成形品。
  3. 【請求項3】前記加圧流体導入部の近傍に相当する合成
    樹脂製シャワー成形品の部分に螺旋ネジ部が形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の合成樹脂製シャ
    ワー成形品。
  4. 【請求項4】樹脂はポリアセタールから成ることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の合
    成樹脂製シャワー成形品。
  5. 【請求項5】キャビティが設けられた金型を備えた射出
    成形装置を使用して、キャビティ内に溶融した樹脂を射
    出した後、キャビティ内の溶融樹脂中に加圧流体を導入
    して、水又は温水の流路を構成する中空部をキャビティ
    内の樹脂中に形成することを特徴とする合成樹脂製シャ
    ワー成形品の成形方法。
  6. 【請求項6】加圧流体導入部が合成樹脂製シャワー成形
    品に形成される中空部の略軸線方向に配設され、そして
    溶融樹脂注入部が合成樹脂製シャワー成形品に形成され
    る中空部の軸線と略直角方向に配設された金型を用いる
    ことを特徴とする請求項5に記載の合成樹脂製シャワー
    成形品の成形方法。
  7. 【請求項7】前記加圧流体導入部の近傍のキャビティの
    金型面に螺旋ネジ形成部が設けられている金型を用いる
    ことを特徴とする請求項6に記載の合成樹脂製シャワー
    成形品の成形方法。
  8. 【請求項8】樹脂はポリアセタールから成ることを特徴
    とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の合
    成樹脂製シャワー成形品の成形方法。
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