JPH08133125A - 自動車のサブフレーム取付構造 - Google Patents
自動車のサブフレーム取付構造Info
- Publication number
- JPH08133125A JPH08133125A JP27078494A JP27078494A JPH08133125A JP H08133125 A JPH08133125 A JP H08133125A JP 27078494 A JP27078494 A JP 27078494A JP 27078494 A JP27078494 A JP 27078494A JP H08133125 A JPH08133125 A JP H08133125A
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- JP
- Japan
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- subframe
- central
- vehicle body
- floor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前面衝突時にサブフレームが後退移動した際
に、ダッシュロアパネルの下側部を略平行に後方変形さ
せて乗員足元周りの居住空間を確保できるサブフレーム
取付構造の提供を図る。 【構成】 ダッシュロアパネル４の下方で左右一対のサ
イドメンバ１の下面に跨って結合配置したフロンサスペ
ンション支持用のサブフレーム５の中央部分に中央取付
部５ｃを形成し、該中央取付部５ｃを車体フロア３の中
央部下面に結合してある。
に、ダッシュロアパネルの下側部を略平行に後方変形さ
せて乗員足元周りの居住空間を確保できるサブフレーム
取付構造の提供を図る。 【構成】 ダッシュロアパネル４の下方で左右一対のサ
イドメンバ１の下面に跨って結合配置したフロンサスペ
ンション支持用のサブフレーム５の中央部分に中央取付
部５ｃを形成し、該中央取付部５ｃを車体フロア３の中
央部下面に結合してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントサスペ
ンションを支持するサブフレーム取付構造に関する。
ンションを支持するサブフレーム取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４〜６は従来の自動車のサブフレーム
取付構造を示すもので、１はエンジンルームＥ・Ｒの側
壁を構成するフードレッジパネル２の側面から車体フロ
ア３の下面に亘って車体前後方向に接合配置したサイド
メンバで、フードレッジパネル２とダッシュロアパネル
４とに接合したフロントサイドメンバ１Ａと、このフロ
ントサイドメンバ１Ａに連続して車体フロア３の下面に
接合したエクステンションメンバ１Ｂとから構成されて
いる。
取付構造を示すもので、１はエンジンルームＥ・Ｒの側
壁を構成するフードレッジパネル２の側面から車体フロ
ア３の下面に亘って車体前後方向に接合配置したサイド
メンバで、フードレッジパネル２とダッシュロアパネル
４とに接合したフロントサイドメンバ１Ａと、このフロ
ントサイドメンバ１Ａに連続して車体フロア３の下面に
接合したエクステンションメンバ１Ｂとから構成されて
いる。
【０００３】５はエンジンルームＥ・Ｒと車室Ｒとを隔
成する前記ダッシュロアパネル４の下方で、左右一対の
サイドメンバ１，１の下面に跨って結合配置したフロン
トサスペンション支持用のサブフレームを示す。
成する前記ダッシュロアパネル４の下方で、左右一対の
サイドメンバ１，１の下面に跨って結合配置したフロン
トサスペンション支持用のサブフレームを示す。
【０００４】このサブフレーム５は左右両側部にそれぞ
れ前後一対の取付部５ａ，５ｂを２股状に形成してあっ
て、前側取付部５ａをフロントサイドメンバ１Ａの下面
に、後側取付部５ｂをエクステンションメンバ１Ｂの下
面にそれぞれボルト・ナット６により結合してある。
れ前後一対の取付部５ａ，５ｂを２股状に形成してあっ
て、前側取付部５ａをフロントサイドメンバ１Ａの下面
に、後側取付部５ｂをエクステンションメンバ１Ｂの下
面にそれぞれボルト・ナット６により結合してある。
【０００５】フロントサイドメンバ１Ａのサブフレーム
結合部と、エクステンションメンバ１Ｂのサブフレーム
結合部との間には高低差があるため、フロントサイドメ
ンバ１Ａには下方に突出する取付座１ａを形成し、この
取付座１ａの下面に前述のサブフレーム５の前側取付部
５ａをボルト・ナット６結合するようにしている。
結合部と、エクステンションメンバ１Ｂのサブフレーム
結合部との間には高低差があるため、フロントサイドメ
ンバ１Ａには下方に突出する取付座１ａを形成し、この
取付座１ａの下面に前述のサブフレーム５の前側取付部
５ａをボルト・ナット６結合するようにしている。
【０００６】また、前側取付部５ａおよび後側取付部５
ｂとサイドメンバ１の下面との間には防振ブッシュ７を
介装して、図外のフロントサスペンション３からの振動
入力が車体側へ伝わらないようにしてある。
ｂとサイドメンバ１の下面との間には防振ブッシュ７を
介装して、図外のフロントサスペンション３からの振動
入力が車体側へ伝わらないようにしてある。
【０００７】この類似構造は、例えば実開平１−１１６
７７７号公報、実開平２−３８２２１号公報に示されて
いる。
７７７号公報、実開平２−３８２２１号公報に示されて
いる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにサブフレ
ーム５はダッシュロアパネル４の下方で、両側の前，後
取付部５ａ，５ｂを介して左右一対のサイドメンバ１，
１の下面に跨って結合配置してあるため、車両の全面衝
突の際にエンジン９が後退移動してダッシュロアパネル
４の縦壁部４ａの上側中央部分に干渉すると、該縦壁部
４ａの上側中央部分が図５の鎖線で示すように車室Ｒ側
へエンジン９の後退移動量に相当した変形量で後方へ変
形する一方、該エンジン９を介してサブフレーム５が後
退移動すると、ダッシュロアパネル４の縦壁部４ａに続
く傾斜壁４ｂの両側部分と車体フロア３の両側部分はサ
ブフレーム５の後退移動に伴った後方への変形を生じる
が、前記傾斜壁４ｂの中央部分および車体フロア３の中
央部分はサブフレーム５と非結合の状態にあることと、
車体フロア３の中央部分にはフロアトンネル８が縦走し
てパネル面剛性が高められていることにより後方への変
形量は小さい。
ーム５はダッシュロアパネル４の下方で、両側の前，後
取付部５ａ，５ｂを介して左右一対のサイドメンバ１，
１の下面に跨って結合配置してあるため、車両の全面衝
突の際にエンジン９が後退移動してダッシュロアパネル
４の縦壁部４ａの上側中央部分に干渉すると、該縦壁部
４ａの上側中央部分が図５の鎖線で示すように車室Ｒ側
へエンジン９の後退移動量に相当した変形量で後方へ変
形する一方、該エンジン９を介してサブフレーム５が後
退移動すると、ダッシュロアパネル４の縦壁部４ａに続
く傾斜壁４ｂの両側部分と車体フロア３の両側部分はサ
ブフレーム５の後退移動に伴った後方への変形を生じる
が、前記傾斜壁４ｂの中央部分および車体フロア３の中
央部分はサブフレーム５と非結合の状態にあることと、
車体フロア３の中央部分にはフロアトンネル８が縦走し
てパネル面剛性が高められていることにより後方への変
形量は小さい。
【０００９】このように、座席Ｓに着座した乗員Ｈの足
Ｆを乗せるダッシュロアパネル４の傾斜壁４ｂの両側部
分と中央部分とで後方変形量に差を生じると、車体中央
側の乗員足元周りでは縦壁部４ａの後方変形量が大き
く、傾斜壁４ｂの後方変形量が小さいため該足元周りの
居住空間が狭められてしまうと共に、傾斜壁４ｂの側方
部と中央部とに乗せた左右の足Ｆの後方移動にずれを生
じて乗員に違和感を与えてしまう。
Ｆを乗せるダッシュロアパネル４の傾斜壁４ｂの両側部
分と中央部分とで後方変形量に差を生じると、車体中央
側の乗員足元周りでは縦壁部４ａの後方変形量が大き
く、傾斜壁４ｂの後方変形量が小さいため該足元周りの
居住空間が狭められてしまうと共に、傾斜壁４ｂの側方
部と中央部とに乗せた左右の足Ｆの後方移動にずれを生
じて乗員に違和感を与えてしまう。
【００１０】そこで、本発明は車両の前面衝突時にサブ
フレームが後退移動した際には、ダッシュロアパネルの
下側部を略平行に後方変形させることができて、乗員足
元周りの居住空間を確保することができる自動車のサブ
フレーム取付構造を提供するものである。
フレームが後退移動した際には、ダッシュロアパネルの
下側部を略平行に後方変形させることができて、乗員足
元周りの居住空間を確保することができる自動車のサブ
フレーム取付構造を提供するものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】請求項１にあっては、ダ
ッシュロアパネルの下方で左右一対のサイドメンバの下
面に跨ってフロントサスペンション支持用のサブフレー
ムを結合配置した構造において、前記サブフレームの中
央部分に中央取付部を形成し、該中央取付部を車体フロ
アの中央部下面に結合してある。
ッシュロアパネルの下方で左右一対のサイドメンバの下
面に跨ってフロントサスペンション支持用のサブフレー
ムを結合配置した構造において、前記サブフレームの中
央部分に中央取付部を形成し、該中央取付部を車体フロ
アの中央部下面に結合してある。
【００１２】請求項２にあっては、サブフレームの中央
取付部を、車体フロアのフロアトンネルを跨ぐ位置に左
右一対形成し、これら中央取付部を車体フロアのフロア
トンネル成形基部の下面に結合したことを特徴としてい
る。
取付部を、車体フロアのフロアトンネルを跨ぐ位置に左
右一対形成し、これら中央取付部を車体フロアのフロア
トンネル成形基部の下面に結合したことを特徴としてい
る。
【００１３】
【作用】請求項１によれば、車両の全面衝突の際にサブ
フレームが後退移動すると、サブフレームを結合したサ
イドメンバを介して車体フロアの両側部に衝突入力が作
用すると共に、車体フロアの中央部分にもサブフレーム
の中央取付部を介して衝突入力が作用するため、ダッシ
ュロアパネルの下側部が略平行に後方へ変形するように
なる。
フレームが後退移動すると、サブフレームを結合したサ
イドメンバを介して車体フロアの両側部に衝突入力が作
用すると共に、車体フロアの中央部分にもサブフレーム
の中央取付部を介して衝突入力が作用するため、ダッシ
ュロアパネルの下側部が略平行に後方へ変形するように
なる。
【００１４】従って、ダッシュロアパネルの下側部全体
の乗員足元周りの居住空間を確保できると共に、乗員の
左右の足の後退移動にずれを生じることがない。
の乗員足元周りの居住空間を確保できると共に、乗員の
左右の足の後退移動にずれを生じることがない。
【００１５】請求項２によれば、サブフレーム中央部分
の左右一対の中央取付部を車体フロアのフロアトンネル
成形基部の下面に結合してあるから、車両の前面衝突時
にダッシュロアパネルの下側部の略平行な後方変形を行
わせることができることは勿論、サブフレームのサスペ
ンション入力をフロア剛性部のフロアトンネルにも分散
負担させるので、サスペンション支持剛性を高めること
ができる。
の左右一対の中央取付部を車体フロアのフロアトンネル
成形基部の下面に結合してあるから、車両の前面衝突時
にダッシュロアパネルの下側部の略平行な後方変形を行
わせることができることは勿論、サブフレームのサスペ
ンション入力をフロア剛性部のフロアトンネルにも分散
負担させるので、サスペンション支持剛性を高めること
ができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に前記従来
の構成と同一部分に同一分号を付して詳述する。
の構成と同一部分に同一分号を付して詳述する。
【００１７】図１〜３において、フードレッジパネル２
の側面から車体フロア３の下面に亘って車体前後方向に
接合配置した左右一対のサイドメンバ１は、フードレッ
ジパネル２とダッシュロアパネル４とに接合したフロン
トサイドメンバ１Ａと、フロントサイドメンバ１Ａに連
続して車体フロア３の下面に接合したエクステンション
メンバ１Ｂとで構成している。
の側面から車体フロア３の下面に亘って車体前後方向に
接合配置した左右一対のサイドメンバ１は、フードレッ
ジパネル２とダッシュロアパネル４とに接合したフロン
トサイドメンバ１Ａと、フロントサイドメンバ１Ａに連
続して車体フロア３の下面に接合したエクステンション
メンバ１Ｂとで構成している。
【００１８】エンジンルームＥ・Ｒと車室Ｒとを隔成す
る前記ダッシュロアパネル４の下面で、前記左右一対の
サイドメンバ１，１の下面に跨って結合配置したフロン
トサスペンション支持用のサブフレーム５は、左右両側
部にそれぞれ前後一対の取付部５ａ，５ｂを２股状に形
成してあって、前側取付部５ａをフロントサイドメンバ
１Ａの下方に突出した取付座１ａの下面に、後側取付部
５ｂをエクステンションメンバ１Ｂの下面にそれぞれ防
振ブッシュ７を介してボルト・ナット６により結合して
ある。
る前記ダッシュロアパネル４の下面で、前記左右一対の
サイドメンバ１，１の下面に跨って結合配置したフロン
トサスペンション支持用のサブフレーム５は、左右両側
部にそれぞれ前後一対の取付部５ａ，５ｂを２股状に形
成してあって、前側取付部５ａをフロントサイドメンバ
１Ａの下方に突出した取付座１ａの下面に、後側取付部
５ｂをエクステンションメンバ１Ｂの下面にそれぞれ防
振ブッシュ７を介してボルト・ナット６により結合して
ある。
【００１９】前記サブフレーム５の中央部分の後側には
中央取付部５ｃを突出成形してあって、この中央取付部
５ｃを車体フロア３の下面に、具体的にはダッシュロア
パネル４の傾斜壁４ｂに続く底壁４ｃに前述と同様に防
振ブッシュ７を介してボルト・ナット６により結合して
ある。
中央取付部５ｃを突出成形してあって、この中央取付部
５ｃを車体フロア３の下面に、具体的にはダッシュロア
パネル４の傾斜壁４ｂに続く底壁４ｃに前述と同様に防
振ブッシュ７を介してボルト・ナット６により結合して
ある。
【００２０】本実施例では前述の中央取付部５ｃを、車
体フロア３のフロアトンネル８を跨ぐ位置に左右一対形
成してあり、これら中央取付部５ｃ，５ｃを車体フロア
３のフロアトンネル成形基部８ａの下面に防振ブッシュ
７を介してボルト・ナット６により結合してある。
体フロア３のフロアトンネル８を跨ぐ位置に左右一対形
成してあり、これら中央取付部５ｃ，５ｃを車体フロア
３のフロアトンネル成形基部８ａの下面に防振ブッシュ
７を介してボルト・ナット６により結合してある。
【００２１】以上の実施例構造によれば、車両の前面衝
突時にエンジン９が後退移動してダッシュロアパネル４
の縦壁部４ａの上側中央部分に干渉すると、該縦壁部４
ａの上側中央部分は図２の鎖線で示すように車室Ｒ側へ
エンジン９の後退移動量に相当した変形量で後方へ変形
する。
突時にエンジン９が後退移動してダッシュロアパネル４
の縦壁部４ａの上側中央部分に干渉すると、該縦壁部４
ａの上側中央部分は図２の鎖線で示すように車室Ｒ側へ
エンジン９の後退移動量に相当した変形量で後方へ変形
する。
【００２２】一方、このエンジン９の後退移動により該
エンジン９がサブフレーム５に干渉して該サブフレーム
５が後退移動すると、サブフレームの両側の前，後取付
部５ａ，５ｂをサイドメンバ１の下面に結合してあるた
め、ダッシュロアパネル４の縦壁部４ａに続く傾斜壁４
ｂの両側部分と車体フロア３の両側部分はサブフレーム
５の後退移動に伴って略移動量相当の変形量で後方へ変
形する。
エンジン９がサブフレーム５に干渉して該サブフレーム
５が後退移動すると、サブフレームの両側の前，後取付
部５ａ，５ｂをサイドメンバ１の下面に結合してあるた
め、ダッシュロアパネル４の縦壁部４ａに続く傾斜壁４
ｂの両側部分と車体フロア３の両側部分はサブフレーム
５の後退移動に伴って略移動量相当の変形量で後方へ変
形する。
【００２３】また、サブフレーム５の中央部分の左右一
対の中央取付部５ｃ，５ｃを、車体フロア３の中央部分
のフロアトンネル成形基部８ａの下面に結合してあるた
め、該車体フロア３の中央部分もサブフレーム５の後退
移動に伴って略移動量相当の変形量で後方へ変形し、従
って、ダッシュロアパネル４の傾斜壁４ａはその両側部
分と中央部分とで変形量に差を生じることなく図２の鎖
線で示すように略平行に後方へ変形することになる。
対の中央取付部５ｃ，５ｃを、車体フロア３の中央部分
のフロアトンネル成形基部８ａの下面に結合してあるた
め、該車体フロア３の中央部分もサブフレーム５の後退
移動に伴って略移動量相当の変形量で後方へ変形し、従
って、ダッシュロアパネル４の傾斜壁４ａはその両側部
分と中央部分とで変形量に差を生じることなく図２の鎖
線で示すように略平行に後方へ変形することになる。
【００２４】この結果、ダッシュロアパネル４の縦壁部
４ａの中央部分の後方変形量と、傾斜壁４ｂの中央部分
の後方変形量に大きな差が生じることがなく、ダッシュ
ロアパネル４の下側部全体の乗員足元周りの居住空間を
確保することができる。
４ａの中央部分の後方変形量と、傾斜壁４ｂの中央部分
の後方変形量に大きな差が生じることがなく、ダッシュ
ロアパネル４の下側部全体の乗員足元周りの居住空間を
確保することができる。
【００２５】また、ダッシュロアパネル４の傾斜壁４ｂ
の両側部分と中央部分とで後方変形量に差がなく、該傾
斜壁４の側方部と中央部とに乗せた左右の足Ｆの後方移
動にずれを生じないため、乗員Ｈに違和感を与えること
はない。
の両側部分と中央部分とで後方変形量に差がなく、該傾
斜壁４の側方部と中央部とに乗せた左右の足Ｆの後方移
動にずれを生じないため、乗員Ｈに違和感を与えること
はない。
【００２６】特に本実施例にあっては、サブフレーム５
の中央取付部５ｃを車体ロフア３のフロアトンネル８を
跨ぐ位置に左右一対形成して、これら中央取付部５ｃ，
５ｃをフロアトンネル成形基部８ａの下面に結合してあ
るため、中央取付部５ｃ，５ｃの形成スパンで車体フロ
ア３の中央部分に衝突入力を作用させることができるた
め、該車体フロア３の中央部分の後方変形をスムーズに
行わせることができて、傾斜壁４ｂをより一層平行に後
方変形させることができる。
の中央取付部５ｃを車体ロフア３のフロアトンネル８を
跨ぐ位置に左右一対形成して、これら中央取付部５ｃ，
５ｃをフロアトンネル成形基部８ａの下面に結合してあ
るため、中央取付部５ｃ，５ｃの形成スパンで車体フロ
ア３の中央部分に衝突入力を作用させることができるた
め、該車体フロア３の中央部分の後方変形をスムーズに
行わせることができて、傾斜壁４ｂをより一層平行に後
方変形させることができる。
【００２７】また、このように中央取付部５ｃ，５ｃを
フロアトンネル成形基部８ａの下面に結合することによ
り、サブフレーム５のサスペンション入力をフロア剛性
部のフロアトンネル８にも分散負担させるので、サスペ
ンション支持剛性を高めることもできる。
フロアトンネル成形基部８ａの下面に結合することによ
り、サブフレーム５のサスペンション入力をフロア剛性
部のフロアトンネル８にも分散負担させるので、サスペ
ンション支持剛性を高めることもできる。
【００２８】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に列挙する効果
を奏せられる。
を奏せられる。
【００２９】（１）サブフレームの中央部分には中央取
付部を形成してあって、この中央取付部を車体フロアの
中央部下面に結合してあるため、車両の前面衝突時にサ
ブフレームを結合したサイドメンバを介して車体フロア
の両側部に衝突入力が作用すると共に、車体フロアの中
央部分にも中央取付部を介して衝突入力が作用して、ダ
ッシュロアパネルの下側部を略平行に後方へ変形させる
ことができ、ダッシュロアパネルの下側部全体の乗員足
元周りの居住空間を確保できて安全性を高めることがで
きる。
付部を形成してあって、この中央取付部を車体フロアの
中央部下面に結合してあるため、車両の前面衝突時にサ
ブフレームを結合したサイドメンバを介して車体フロア
の両側部に衝突入力が作用すると共に、車体フロアの中
央部分にも中央取付部を介して衝突入力が作用して、ダ
ッシュロアパネルの下側部を略平行に後方へ変形させる
ことができ、ダッシュロアパネルの下側部全体の乗員足
元周りの居住空間を確保できて安全性を高めることがで
きる。
【００３０】（２）また、ダッシュロアパネル下側部を
略平行に後方へ変形させることができるので、ダッシュ
ロアパネルの下側部の側方部と中央部とに乗せた乗員の
左右の足の後退移動にずれを生じないため、乗員に違和
感を与えることがなく品質感および信頼性を高めること
ができる。
略平行に後方へ変形させることができるので、ダッシュ
ロアパネルの下側部の側方部と中央部とに乗せた乗員の
左右の足の後退移動にずれを生じないため、乗員に違和
感を与えることがなく品質感および信頼性を高めること
ができる。
【００３１】（３）サブフレームの中央取付部を車体フ
ロアのフロアトンネルを跨ぐ位置に左右一対形成して、
これら中央取付部を車体フロアのフロアトンネル成形基
部の下面に結合することにより、中央部分取付部の形成
スパンで車体フロアの中央部分に衝突入力を作用させる
ことができて、該車体フロア３の中央部分の後方変形を
スムーズに行わせ、ダッシュロアパネル下側部をより一
層平行に後方変形させることができる。
ロアのフロアトンネルを跨ぐ位置に左右一対形成して、
これら中央取付部を車体フロアのフロアトンネル成形基
部の下面に結合することにより、中央部分取付部の形成
スパンで車体フロアの中央部分に衝突入力を作用させる
ことができて、該車体フロア３の中央部分の後方変形を
スムーズに行わせ、ダッシュロアパネル下側部をより一
層平行に後方変形させることができる。
【００３２】（４）また、サブフレームのサスペンショ
ン入力をフロア剛性部のフロアトンネルにも分散負担さ
せることができるので、サスペンション支持剛性を高め
ることができる。
ン入力をフロア剛性部のフロアトンネルにも分散負担さ
せることができるので、サスペンション支持剛性を高め
ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す略示的平面図。
【図２】同実施例の略示的断面説明図。
【図３】同実施例のサブフレーム配設状態を示す斜視
図。
図。
【図４】従来の構造を示す略示的平面図。
【図５】同従来構造の略示的断面説明図。
【図６】同従来構造のサブフレーム配設状態を示す斜視
図。
図。
１ サイドメンバ ３ 車体フロア ４ ダッシュロアパネル ５ サブフレーム ５ｃ 中央取付部
Claims (2)
- 【請求項１】 ダッシュロアパネルの下方で左右一対の
サイドメンバの下面に跨ってフロントサスペンション支
持用のサブフレームを結合配置した構造において、前記
サブフレームの中央部分に中央取付部を形成し、該中央
取付部を車体フロアの中央部下面に結合したことを特徴
とする自動車のサブフレーム取付構造。 - 【請求項２】 中央取付部を車体ロフアのフロアトンネ
ルを跨ぐ位置に左右一対形成し、これら中央取付部を車
体フロアのフロアトンネル成形基部の下面に結合したこ
とを特徴とする請求項１記載の自動車のサブフレーム取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27078494A JPH08133125A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 自動車のサブフレーム取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27078494A JPH08133125A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 自動車のサブフレーム取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133125A true JPH08133125A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17490955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27078494A Pending JPH08133125A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 自動車のサブフレーム取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08133125A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2845345A1 (fr) * | 2002-10-08 | 2004-04-09 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Berceau moteur pour vehicule automobile |
| DE112008003307T5 (de) | 2007-12-07 | 2011-01-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Bodengruppenaufbau einer Autokarosserie |
| WO2013108353A1 (ja) | 2012-01-16 | 2013-07-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車体前部構造 |
| WO2013111475A1 (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-01 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体前部構造 |
| JP2013151225A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Honda Motor Co Ltd | 自動車の車体前部構造 |
| US9596449B2 (en) | 2012-02-16 | 2017-03-14 | Sony Corporation | Transmitting apparatus, transmitting method, and receiving apparatus |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27078494A patent/JPH08133125A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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